11日の紙面から

●琴丘能代道路、あす全線開通
 自動車専用道路・琴丘能代道路(秋田自動車道)能代東―二ツ井白神インターチェンジ(IC)間10キロが、12日に開通する。同区間には同道路最長の姥懐橋(340メートル)があり、環境省鳥類レッドリストで準絶滅危惧(きぐ)種に指定されているオオタカに配慮した工事、同道路初の排水性舗装の採用、これで同道路が着工以来24年ぶりに全線開通など、何かと話題も多い。


地上高50メートルで琴丘能代道路で最長の姥懐橋。奥の橋脚は竹割工法で建設(能代市姥懐で)

●来年は三尺玉打ち上げ/能代の花火
 能代港まつり花火大会実行委員会の反省会は10日、能代商工会館で開かれた。先月21日に行われた同大会の反省点を出したほか、協賛企業の増加や有料席販売の好調ぶりから、「大会の知名度が急上昇してきている」ととらえ、来年は全国有数の花火大会となることを期して、東北・北海道では初めてとなる三尺玉の打ち上げを目指すとした。

●お盆の花、出荷ピーク/能代
 能代市では、お盆向けのトルコギキョウや新テッポウユリの出荷のピークを迎えている。お供え用として人気を集めており、花き栽培農家はつぼみの具合を見ながら、収穫・出荷作業に汗を流している。同市田床内の笠井ます子さん(52)はビニールハウス7棟で花きを栽培。お盆用に出荷するトルコギキョウは約20年前から取り組んでおり、約110坪に植えている。また、新テッポウユリは60坪で栽培している。


お盆の需要期を迎え、農家はトルコギキョウの収穫作業に大忙し(能代市田床内で)

●公開討論会に市長出席を/イオン問題
 仮称イオン新能代ショッピングセンター出店に関して能代市との公開討論会開催を計画している能代まちづくり市民会議のメンバーが10日、市役所を訪ね、斉藤市長に公開討論会への出席を要請した。公開討論会は20日から31日までの間に開催したい意向で、出席要請に対して市長は「後日回答したい」と述べるにとどめた。


公開討論会への出席を斉藤市長に要請する市民会議の佐藤代表幹事(能代市役所で)

●富根小で閉校記念写真展
 今年度で132年の歴史に幕を下ろす能代市の富根小学校(杉渕好子校長)で、閉校記念写真展が開かれており、卒業生らが写真を囲んで思い出話に花を咲かせ、昔を懐かしんでいる。写真展は20日までで、時間は午前10時から午後3時。土日曜日は休み。また、切石小でも13日から4日間、学校を開放する。時間は午前8時10分から午後4時55分までで、自由に校内を見学できる。


閉校記念写真展が開かれており、来校者が思い出話に花を咲かせている(富根小で)

●18日、能代でバスケ壮行試合/わか杉国体
 秋田わか杉国体に出場するバスケットボール本県男女4チームの壮行試合が18日、能代市総合体育館で開かれる。午後3時から成年女子―少年女子、午後4時30分から成年男子―少年男子を行う。先の全国総体で優勝した能代工高単独で構成する少年男子と、能代工OBで主力を固める成年男子の試合は注目の一戦。本戦前の激励会とも位置付けられる。当日は午後1時30分に開場、午後2時20分から選手紹介などのセレモニーを行う。試合は同3時から成年女子―少年女子、同4時30分から成年男子―少年男子を行う。入場無料。 

●「コドモのコドモ」のエキストラを募集
 能代をロケ地にした映画「コドモのコドモ」の企画製作会社ピクニック(東京都中央区)は、25日の撮影開始に向け、エキストラを募集している。年齢、性別を問わず、小学校での撮影場面が全編の3分の1を占める作品とあって特に小学校高学年児童役への参加を歓迎している。ピクニックでは、すでに能代市畠町に能代スタッフルームを設置し、撮影準備を進めている。エキストラの問い合わせ、申し込みは先はエキストラ募集専用電話(080・6682・6775、FAX74・8151)まで。

●公判12回の日程合意/藤里事件
 藤里町連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄の罪に問われた同町粕毛字家の後の無職、畠山鈴香被告(34)の第11回公判前整理手続きは10日、秋田地裁で開かれ、9月12日の初公判から12月21日の第12回公判までの日程に合意した。地裁は、論告求刑、最終弁論を来年1月に行い、判決は同年春ごろとの見通しを改めて示した。

12日の紙面から

●わか杉国体炬火リレー説明会/能代市
 秋田わか杉国体・秋田わか杉大会能代市実行委員会は11日、同大会旗・炬火(きょか)リレーの走者に対する説明会を市総合体育館で開き、参加者は区間ごとの炬火やリレー走者の引き継ぎ方、リレーの際の注意事項などを確認した。同市では秋田わか杉国体のバスケットボール競技が9月30日から10月4日、高校野球軟式が同5日から8日、全国障害者スポーツ大会の秋田わか杉大会が10月13、14日に開催される。同市の大会旗・炬火リレーは本大会開幕1カ月前の今月30日に12区間で行われ、このうち自動車区間を除く8区間を113人のリレー隊がつなぐ。


炬火やリレー走者の引き継ぎ方などを確認したリレー走者説明会(能代市総合体育館で)

●一般開放午後2時から/琴丘能代道路
 琴丘能代道路・能代東―二ツ井白神インターチェンジ(IC)間10キロが、12日に開通する。開通式は、アトラクションに続いて午前10時30分から二ツ井白神IC付近で行われる。一般開放は午後2時から。同道路はこれで事業着手以来24年ぶりに全線(33.8キロ)が開通する。八竜―二ツ井白神IC間20.8キロは無料。

 

●農業体験多彩に楽しむ/JAやまもとで
 JA全農あきた主催の農業体験ツアーは11日、JA秋田やまもと管内で行われ、秋田市から参加した22組の親子が夏野菜の収穫やジュンサイの摘み取りを体験した。この日は同市のJAビルに集合後、バスで八峰町に移動。同町ではトマトやナスの収穫体験を行い、みずみずしい夏の味覚を味わったほか、午後は三種町志戸橋にある阿部農園の観光ジュンサイ沼でジュンサイの摘み取りにチャレンジした。


沼に小舟を浮かべてジュンサイの摘み取りを体験する参加者(三種町志戸橋の阿部農園で)

●汚染土壌、試験荷揚げ終了/能代港
 能代港で11日、汚染土壌の荷揚げ作業が行われた。DOWAエコシステム(本社・東京都千代田区)による試験的荷揚げの3回目で、1007.34トンの汚染土壌が荷揚げされ、この日のうちに大館市内の処理施設に陸送された。予定した3回のトライアルが終了、市は今後、協定締結に向けた協議に入りたい考え。


試験的荷揚げの最終回、1007トンの汚染土壌が荷揚げされた(能代港で)

●松浦参院議員の所属政党、合意に至らず
 参院選秋田選挙区で初当選を飾った松浦大悟氏の民主党会派入り、入党について、民主、社民両党県連、連合秋田、鈴木陽悦参院議員が10日、秋田市内のホテルで4者協議を行った。無所属での議員活動を求める社民に対し、民主は最終的には本人の意向を尊重する構えで、合意形成には至らず、今後も会合を重ねることを確認した。

●帰省ラッシュピーク/能代山本
 お盆をふるさとで過ごそうという人々の帰省ラッシュが11日、ピークに突入した。能代山本に到着する交通機関は帰省客で混雑し、駅などでは家族との再会を笑顔で喜び合う光景が広がった。秋田新幹線「こまち」は、帰省ラッシュに対応して下りで10本ほど増発しているが、11〜13日はほとんどが満席となっている。このほか、秋北バスの高速バスも東京発は10〜12日、仙台発は12日が満席となっている。各交通機関のUターンラッシュは15、16日前後にピークを迎える。


大きな荷物を持ち、改札に向かう帰省客(JR東能代駅で)

●ペルセウス座流星群、12〜14日に観測を
 「三大流星群」の一つとして有名なペルセウス座流星群は、12〜14日にかけて活動が活発になり、大勢の天文ファンを喜ばせそうだ。「天文年鑑2007年版」によると、同流星群は7月20日から8月20日まで出現しており、活動が最も活発化するのは13日午前8時。12〜14日が新月のため、月明かりの影響を受けず、観測の条件が良い。北東の夜空を中心によく見える。能代市子ども館指導員の寺内征夫さん(66)は「同流星群は全天で観測できるが、流れ星の飛び出す放射点がカシオペア座と同じ方角のため、それを目印にすると流星群を探しやすい」と話している。

●二ツ井の男性が交通事故死
 10日午後7時35分ごろ、能代市二ツ井町種字宮ノ下の県道小滝二ツ井線で、歩いていた無職、田中一弘さん(59)=同市二ツ井町種字熊ノ堂前=が、会社員、茂呂正人さん(55)=同=運転の軽トラックにはねられた。田中さんは全身を強く打ち、同市内の病院に救急搬送されたが、約8時間15分後に外傷性ショックなどで死亡した。

14日の紙面から

●最後の東―二ツ井間開通/琴丘能代道路
 琴丘能代道路の能代東―二ツ井白神インターチェンジ(IC)間の開通式が12日、能代市二ツ井町駒形の二ツ井白神IC付近で行われた。延長10キロの開通により、同道路は事業着手以来24年を掛けて全線が開通。出席者は産業、観光振興など地域活性化への効果を期待する一方、県北の高速ネットワーク化で唯一未着手の二ツ井―あきた北空港間(約7キロ)の早期実現を誓い合った。


地域活性化に期待を込めて琴丘能代道路能代東―二ツ井白神ICが開通

●猛暑の中、峨瓏の滝が人気/藤里町
 厳しい暑さが続く中、藤里町滝の沢の「峨瓏(がろう)の滝」には、涼を求める人が訪れ、自然がもたらす涼感を堪能している。峨瓏の滝は白神山地世界遺産センター藤里館から北へ約1キロの県道西目屋二ツ井線沿いにある。峨瓏峡から流れる水が落差約12メートルの滝となり、近くの藤琴川に注ぐ。江戸後期の紀行家、菅江真澄も訪れ、歌を詠んだ同町の景勝地の一つ。


涼感をたっぷりの峨瓏の滝には家族連れなどが訪れている(藤里町で)

●終日香煙たなびく/能代山本の墓地
 盆入りの13日、能代山本の寺院と墓地には大勢の人が訪れ、香煙がたなびく中、静かに手を合わせ先祖の霊を供養した。能代市萩の台の墓地でも、午前中から車で続々と人が訪れ周辺の道路は大混雑。墓参者は墓を丁寧に洗い清めた後、菊やオミナエシなどの花や故人の好物などを供え、僧侶にお経を上げてもらいながら先祖の霊を慰めていた。また、ふるさとの知人と久しぶりの再会を喜ぶ光景もあちこちで広がった。


静かに手を合わせ先祖の霊を供養する家族連れ(能代市萩の台で)

●郷土芸能各地でにぎやかに/能代山本
 お盆の13日、能代山本の各地区では各保存会がささらや番楽などの郷土芸能を披露、先祖の霊を慰めるとともに、多くの地域住民を楽しませた。能代市鶴形の海蔵寺では、鶴形ささら保存会(小林大会長)が本堂前で勇壮なささらを披露し、住民と帰省客を喜ばせた。また、 能代市切石地区では13、14両日、地区内の要所で県指定無形民俗文化財「切石ささら踊り」が行われている。先陣を切って、13日午後1時すぎから子どもたちによるささら踊りが地区内7カ所で行われ、14日は6カ所で披露される。


勇壮な獅子舞が観衆を引き付けた鶴形ささら(能代市鶴形の海蔵寺で)

●18、19日に能代宇宙イベント
 能代宇宙イベント協議会(会長・土岐仁秋田大教授)主催の「能代宇宙イベント2007」は、18、19の両日、能代市の浅内鉱さい堆積場で開かれる。全国各地から宇宙開発技術・宇宙科学を学ぶ大学生らが集い、モデルロケットやハイブリッドロケットなどの打ち上げなどを行うほか、秋田大が開講している「ロケットガール養成講座」に参加する女子高校生がハイブリッドロケットを打ち上げる。また、手作り水ロケット競技会などの子ども向けの催しも充実し、ものづくりや宇宙への関心を育む趣向となっている。

●ロケットガールが直前合宿/能代
 秋田大が進める「ロケットガール養成講座」を受講する女子高校生らが13日、能代市柳町の空き店舗を利用して製作合宿を開始した。19日の能代宇宙イベントでの打ち上げも“秒読み段階”となり、女子高校生らは真剣な表情で作業を進めている。


ロケットガールが能代入り。柳町の空き店舗で製作合宿を行っている

●能代山本、3日連続真夏日に
 能代山本地方は13日、高気圧に覆われて強い日差しが降り注ぎ、朝から気温が上昇した。最高気温は33.4度で、3日連続の真夏日となった。能代消防署によると、能代市の最高気温は33.4度(正午)、最低気温は23.9度(午前5時)で、平年よりそれぞれ4.4度、3.1度高かった。秋田地方気象台は、14日も高気圧に覆われるため、晴れて気温はかなり高めになり、それ以降も数日は、気温が高い日が続くと予報している。

●「熱中症」搬送相次ぐ/能代山本
 能代山本地方は、連日最高気温が30度を超える厳しい暑さが続いており、熱中症で病院に運び込まれる人も出ている。ここ数日は気温が高い日が続くとみられており、こまめな水分補給や体調管理に十分な注意が必要だ。能代山本広域消防本部救急課のまとめによると、8月に入って3人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。

15日の紙面から

●能代市、八峰町で成人式
 能代市と八峰町で14日、成人式が行われた。真夏の太陽の下、続々と新成人が各会場に足を運び、2市町合わせて619人が大人としての第一歩を踏み出した。能代市では、合併後初の合同開催。スーツやドレスなど華やかな衣装を身にまとった新成人たちが旧市町の垣根を越えて友人たちとの再会に歓声を響かせ、あちこちで笑顔がはじけた。15日は藤里町、三種町で成人式が行われる。


合併後、初の合同開催となった成人式には536人が出席。恩師の登場に盛り上がる新成人たち(能代市文化会館大ホールで)

●お盆帰省Uターン始まる
 お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュが14日から始まった。能代山本の鉄道や県内の空港は土産物など大きな荷物を持った人たちで混雑し、別れを惜しむ姿も見られた。各交通機関によると、ラッシュは15日にピークを迎えるとみられる。


家族や親類の見送りを受けながら、上り列車に乗り込む帰省客(JR東能代駅で)

●本番さながらに試射/能代宇宙イベント
 秋田大、筑波大、関東の学生で組織する「CORE」の学生たちが14日、能代市の浅内鉱さい堆積場で、ロケットの試射を行った。18、19日に控えた能代宇宙イベントに向けたもので、学生たちは本番での成功を目指し、真剣なまなざしで取り組んでいた。


イベント本番を前にハイブリッドロケットの試射へ準備する学生たち

●二ツ井小と能代二中、タイムカプセル開封
 今年度末で閉校する能代市二ツ井小で12日、6年度に同校を巣立った卒業生が閉校を記念し、約13年前に校地内に埋めたタイムカプセルを掘り出した。腐敗して確認できないものもあったが、野球ボールや人形など思い出の品々が取り出され、卒業生はよみがえる記憶とともに当時を懐かしんだ。また、能代市の能代二中に10年前在学していた生徒が12日、創立50周年を記念して埋めたタイムカプセルを開封、手紙やバスケットボールなど10年前の思い出と再会した。

●森小ミラクル16強/全日本Jr綱引き
 「2007全日本ジュニア綱引き選手権大会」がこのほど、神奈川県の川崎市とどろきアリーナで開かれ、県代表で出場した三種町森岳小(遠藤康子校長)の男子チーム・森小ミラクルボーイが男子ジュニア3クラスでベスト16に入った。

●直売所、帰省客で大にぎわい
 能代山本の農産物直売所や大型店の土産コーナーが、お盆の帰省客でにぎわっている。ふるさとの土産にと買い求めており、メロンや地酒などが人気を集めている。三種町のドラゴンフレッシュセンターでは、特産メロンが一番人気。3〜5個を箱詰めにして発送する人が多く、箱のすき間に、ミョウガや枝豆などの野菜を入れる人が目立つという。メロンは1個700〜1千円で、昨年とほぼ同じ。同センターでは「15、16日あたりまで帰省客でにぎわうのでは」と話している。


じっくりと品定めをする来店者たち(ドラゴンフレッシュセンターで)

●豪州の夫婦、ヨットで能代寄港
 ヨットで世界旅行をしているヤンソンさん夫妻(オーストラリア・メルボルン)が11日、能代港に入港し、日本の文化に触れるとともに、国際交流を深めた。ヤンソンさん夫妻は14日早朝に出発。韓国の釜山を目指し、その後、再び日本を経由し、アラスカへと向かうという。


ヨットで世界を旅するヤンソンさん夫妻(能代港で)

●鷹巣の中学生がおぼれ重体/八峰町
 14日午前11時50分ごろ、八峰町八森字チゴキのチゴキ崎灯台付近の海岸で泳いでいた北秋田市坊沢字深関沢の会社員成田有希さん(43)の長男、鷹巣中3年、有成君(15)がおぼれ、能代市内の病院に救急搬送されたが、意識不明の重体となっている。


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