21日の紙面から

●132年の校史に幕 米田小で閉校式
 藤里町の米田小(五十嵐馨校長、児童23人)の閉校式が20日、同校体育館で行われ、参加者は同校の132年の歩みを振り返るとともに、統合する藤里小で新たな歴史を築いていくことを誓った。米田は地域と学校が一体となった教育が特徴だっただけに、住民たちは今後も地域の子どもたちを支援していくことを確認していた。


閉校を惜しむ地域住民が見守る中、児童が踊りなどで歴史を表現(藤里町の米田小で)

●有志松原ガイドの観光案内組織発足
 能代市民有志らによる「風の松原ガイドの会」の設立総会は19日、同市萩の台のサンウッド能代で開かれ、市内外から環境学習や観光などで風の松原を訪れる人たちへ松原の大切さ、先人の遺産の素晴らしさを伝えていくことを確認した。市は、修学旅行や団体ツアーなど観光で風の松原を訪れる人が増加傾向にあることから、案内役を育てようと18年度からガイド養成講座を開講。18年度修了生26人のうち22人が19年度も引き続き受講し、2年間で合計25回の現地研修や講義を重ね、このうち能代市、三種町の18人がガイド団体の設立に賛同した。

●料理の道 精進誓う 四條公祭
 能代調理師清庖会・日本料理研究会能代支部(藤田昭三会長)の第62回四條公祭は20日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、職業調理師としての技術向上、料理の道での精進を誓った。四條公祭は、日本料理の租・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)と、料理の諸儀式・作法を室町時代に整えた四條流の創始者・四條中納言藤原政朝卿を祭る行事で、調理技術の向上、食文化発展を祈願した。

●渓流釣り、きょう解禁 県内河川
 イワナ・ヤマメの渓流釣りがきょう21日、県内の各河川で解禁される。今年は雪解けも早く水量も豊富で、水温、濁度ともにまずまずのコンディションだ。県内の渓流釣りは、県内水面漁業調整規則で21日から9月20日までの半年間と定められている。能代山本では八峰町の真瀬川、藤里町の藤琴川、粕毛川、能代市の常盤川などに好ポイントが点在。

●香る手工芸が完成 エナパアロマクラフト講座
 能代市大森山の能代エナジアムパークで20日、アロマクラフト講座が開かれ、参加者がシナモンやヤシャブシなど自然の恵みを生かした壁飾りを完成させた。講師は、日本フラワー作家協会フラワークリエーター本科認定の石川京子さん(秋田市)が務め、市内の主婦ら20人が「香る手工芸」と呼ばれるアロマクラフトに挑戦した。

●大数珠回し、先祖供養 百万偏
 春彼岸中日の20日、大数珠を回して先祖を供養し、無病息災などを願う「百万遍」が、能代山本各地で行われた。百万遍念仏ともいわれ、念仏を「百万回」唱えて祖先の供養などを祈る民間信仰の一つで、能代山本でも地区ごとに継承されている。このうち、能代市黒岡地区では、地区の女性たちによって伝承され、毎年彼岸入り、中日、送り彼岸の3日間実施。確かなことは分からないが、明治時代にはやり病を鎮めるために始まった。


大数珠を回し無病息災などを願う女性たち(能代市黒岡地区で)

●大惨事の教訓胸に 第2次能代大火
 「第2次能代大火の日」の20日、能代山本広域消防本部は、能代市日吉町で住宅火災を想定した訓練を行い、住宅密集地での火災防御の在り方を再確認した。第2次能代大火は昭和31年3月20日に発生。現在の畠町から出火し、東町、住吉町など市街地の1475棟を焼失、6087人がり被災した。死者はなかったが23人がけがを負う大惨事だった。教訓を風化させまいと行った訓練には、消防士32人が参加。能代、二ツ井、三種、八峰の4消防署からタンク車など計7台が出動した。

●煙る墓地に家族ら続々 彼岸の中日
 春分の日の20日、能代山本地方は曇りがちながら春の陽気を感じさせる暖かい1日となった。彼岸の中日に当たり各地の墓地では墓参りをする家族連れの姿が見られた。高気圧に覆われた影響で、同地方は曇り空ながら時折陽光が差す穏やかな天気となった。能代消防署によると、能代市の最高気温は13・4度(午後2時)と平年より5・7度高かった。


先祖様に花を手向ける墓参りの人たち(能代市萩の台で)

22日の紙面から

●藤里町議選、あす投・開票
 任期満了に伴う藤里町議選は、23日に投票が行われ、即日開票される。定数12を14人で争う少数激戦が繰り広げられており、各候補者は当選ラインを目指して懸命に支持を求めている。22日は各陣営とも「最後のお願い」を訴えながら、5日間の選挙戦を締めくくる。投票は23日午前7時から午後7時まで町内7カ所で行われ、同8時から町総合開発センターで開票される。大勢が判明するのは午後9時ごろの見込み。17日現在の有権者数は3619人(男1709人、女1910人)。


選挙戦も終盤を迎え、有権者に握手を求めて支持を訴える(藤里町藤琴で)

●東北経産局、補助金の返還命令/商議所不正受給
 東北経済産業局は21日、能代商議所の土産品開発事業に絡む不正受給問題で補助事業者である能代市に14、15年度補助金交付決定の取り消しと補助金全額(450万円)の返還を命令した。同市は同日付で同商議所に同様の命令通知書を送り、31日までに市の補助金を加えた525万円の返還を求めた。同商議所は、25日に常議員会を開いて対応を協議するが「真摯(しんし)に対応したい」と従う姿勢を示している。

●春奈さんふるさとで熱唱/能代
 能代市真壁地出身の演歌歌手、春奈輝昭さん(70)=静岡市在住=のチャリティー歌謡コンサートは21日、能代市文化会館大ホールで開かれた。市出身者でつくる関東能代会(高田政勝会長)の主催で、春奈さんが「秋田雪蛍」などのヒット曲を披露したほか、市民の歌コンテストや講演も行われ、訪れた聴衆約170人を楽しませた。


演歌歌手・春奈輝昭さんのチャリティー歌謡コンサート(能代市文化会館で)

●万灯火の炎、春告げる/二ツ井
 能代市二ツ井町麻生地区の春彼岸行事「万灯火」が20日、同地区の焼山桜公園で行われた。斜面一帯にともされた幻想的な炎が、先祖の霊を慰めるとともに、山間の集落に春の訪れを告げた。辺りが夕闇に包まれた午後6時半すぎに点火されると、山の中腹に炎でかたどられた「万灯火」「中日」の文字がぽっかりと浮かび上がり、近くを流れる米代川の水面にも映え、幻想的な情景が一層美しく広がった。


幻想的な炎で先祖の霊を慰めた二ツ井町麻生の万灯火

●能代で新入社員合同入社式
 能代山本雇用開発協会と能代商工会議所の20年新入社員合同入社式・研修講座が21日、能代市元町の平安閣で開かれ、地元各界の代表者が新社会人の門出を祝福した。晴れて地元に就職が決まった32人のフレッシュマンとレディーは、幾分緊張しながらも社会人としての自覚を胸に刻み新た人生の第一歩を踏み出した。


合同入社式で、幾分緊張しながら激励の言葉に聞き入る新入社員(能代市の平安閣で)

●米山さん心境語る/藤里連続児童殺害
 藤里町連続児童殺害事件で畠山鈴香被告(35)に殺害された米山豪憲君(当時7)の父親、勝弘さん(41)は21日、北羽新報社の取材に応じ、畠山被告に下された無期懲役の判決に対する心境を明らかにした。「2人の子どもの命の重さが考慮されているとは思えない。理解できないというのが率直な気持ちだ」と語り、遺族の悲痛な心情をにじませた。

●県内河川で渓流釣り解禁
 県内の各河川で21日、渓流釣りが解禁となった。この日は平日ということもあり、釣り人の姿は例年に比べて少なかったが、それぞれのポイントに陣取り、半年ぶりの魚信を求めてさおを握った。解禁初日は平日ということもあり、太公望たちの姿はまばら。それでも、半年ぶりの対面に心躍らせる釣りファンが早朝から繰り出した。


渓流釣りが解禁。さおを振るう釣り人(能代市常盤の常盤川で)

●能代山本の小中高校で修了式
 能代山本の小中学校、高校で21日、修了式が行われ、児童生徒は1年間の頑張りを振り返り、新学期に向けて気持ちを新たにした。このうち、浅内小(牧野三千雄校長)では、午前中に体育館で修了式が行われた。学年ごとに起立し、代表児童が牧野校長から修了証を受け取った。牧野校長は児童の1年間の活動を振り返り「春休みは友達と元気に遊んで、お手伝いをたくさんして、家庭学習も忘れずに計画的に取り組んでほしい。夢いっぱいの春休みになるように」とあいさつした。藤里町米田小は16日に修了式を済ませている。このほかの小中学校、高校、養護学校は22日から約2週間の春休み。新学期は小中学校が4日、高校が7日に始まる。


担任教諭から修了証を受け取る児童(浅内小で)

23日の紙面から

●枝垂れ桜17本を植栽/関東能代会
 関東地方在住の能代市出身者らでつくる親ぼく団体「関東能代会」(高田政勝会長)は22日、同市桧山の崇徳小学校前の県道沿いなど5カ所に紅枝垂れ桜17本を植栽、濃いピンク色の花々で彩られる春爛漫の光景を思い描いていた。


関東能代会会員と地元住民らが協力し、歴史の里に紅枝垂れ桜を植栽

●藤里町議選きょう投票 当落判明は9時ごろ
 任期満了に伴う藤里町議選は、23日に投票が行われ、即日開票される。定数12に14人が立候補する少数激戦となり、選挙戦最終日の22日は各陣営が「最後のお願い」を連呼しながら懸命に遊説を行った。5日間の選挙戦を終えた各候補者は有権者の審判を待つ。当落の判明は23日午後9時ごろの見込み。

●2号機、定期点検始まる/能代火力
 東北電力能代火力発電所の20年度メンテナンス主要工事計画がまとまった。23日から発電設備2号機の定期点検が始まるほか、これに併せて関連工事なども行う。また、昨年度から工事を行っている石炭灰船積設備設置工事を7月末までに完成させる。2号機の発電設備定期点検は延べ約7万5千人の作業員数が見込まれており、地元経済界ではその波及効果に期待している。

●製品競り 久々の活況/県銘木センター
 県銘木センター(袴田誠治理事長)の「期末謝恩特市」は21日、能代市河戸川の同センターで開かれた。原木の端境期で製品数はかなり絞り込まれたが、このところの低迷を吹き飛ばす活気のある競り合いとなり、目標の4千万円を1千万円上回った。関係者は好感触を確かめながら今後に期待している。


久々の活況を見せた期末謝恩特市(能代市河戸川の県銘木センターで)

●能代商4年ぶり出場 全国高校空手道
 第27回全国高校空手道選抜大会は25日から3日間、長野市の真島アリーナホワイトホールで開かれる。能代勢は東北地区4強の能代商・女子団体組手が4年ぶりに出場するほか、女子個人形では秋元毬菜(能代商1年)がインターハイ、国体に続き全国の強豪に挑む。

●福寿草 春告げる
 能代山本地方は22日、高気圧に覆われてさわやかな青空が広がった。日当たりの良い山の斜面や道路脇では、福寿草が黄色のかれんな花を咲かせ、本格的な春の訪れを告げている。


福寿草が本格的な春の訪れを感じさせている(能代市桧山で)

●都市ガス料金値上げ 月910円
 東北経済産業局は21日、能代市万町ののしろエネルギーサービス(羽田秀幸代表取締役)が申請していた都市ガスの料金改定(一般ガス供給約款変更)を認可した。主に家庭用が対象となる供給約款平均単価で25.40%の値上げになる。4月1日から実施される。

●ホッケ釣り 本格化/八峰町
 八峰町の地磯が、ホッケを狙う釣り人でにぎわっている。休日ともなれば、朝早くから大勢の太公望が訪れ、じっと当たりを待っていた。同町から深浦町にかけて広がる地磯は、クロダイやホッケなど磯釣りの好ポイントが多く、県内外から多くの釣りファンが足を運び、にぎわいを見せる。寒クロ(クロダイ)の季節が終わり、今月中旬からはホッケ釣りが本格化している。


ホッケ狙いの太公望でにぎわう地磯(チゴキ崎で)

24日の紙面から

●新人1、2位元職返り咲き 藤里町議選
 任期満了に伴う藤里町議選は23日投票、即日開票され、12人の新議員の顔ぶれが決まった。定数12を現職11人、元職1人、新人2人で争う少数激戦となり、トップ当選と2位当選を飾ったのは新人で、対照的に前回の改選でトップと2位だった現職が涙をのんだ。投票率は89.53%で、前回より0.82ポイント下がった。


ダルマに墨を入れ、喜びを爆発させるトップ当選の小森さん(藤里町春日野の自宅で)

●耐震補強工完了へ 三種町の川尻橋
 国土交通省能代河川国道事務所が昨年3月から行ってきた三種町川尻の川尻橋(国道7号)の耐震補強工事が今月末で完了する。新たな耐震基準に対応したもので、橋脚部分の補強には能代山本管内で初めて鉄筋の代わりに高強度のアラミド繊維を使用した。昭和55年以前に建設された国道7号の橋を優先して17年度から3カ年計画で進めてきた第1期の耐震補強はこれで終了する。新年度から第2期工事に移り、昭和55年〜平成8年に建てられた橋を対象に耐震補強工事を行う。

●ドイツ遠征に参加 能代北高の山崎詩歩
 秋田わか杉国体のライフル射撃競技に本県代表として出場した能代北高2年の山崎詩歩(17)が、25日から始まる「2008第14回ドイツ射撃学校遠征団」のドイツ合宿に参加する。山崎は「不安もあるが、期待の方が大きい」と話し、射撃競技の本場で技術向上とメンタル面の強化に励む。遠征は日本ライフル射撃協会が希望者を募って2年に1度開催。ヘッセン州ヴィスバーデン郊外にある射撃学校を会場に、今回は25日から4月4日までの日程で実施する。高校生から一般まで15人が参加し、本県からの参加は山崎のみ。

●きょう合格発表 県公立高校後期選抜
 20年度県公立高校入試後期選抜の合格発表は、きょう24日に各校で行われる。後期選抜は、能代地区では能代を除く全日制5校と定時制の能代工で実施された。全日制では、募集枠71人に対して51人が志願し、平均倍率は0.72倍。定時制では3人が志願し、0.08倍だった。試験日の19日、全日制では二ツ井普通科で1人が辞退し、計50人が受験。実質平均倍率は0.70倍だった。定時制は全員が受験した。

●クラシックの名曲次々 春のコンサート
 能代市芸術文化協会会長の田村昭夫さん(72)=市鰄渕=がプロデュースし、自ら指揮者を務めた「TAMURA&NOSUI春のコンサート」は23日、能代市文化会館大ホールで開かれ、能代吹奏楽団のメンバーら計53人が奏でるクラシックの演奏が、詰め掛けた聴衆約600人の感動を誘った。


計53人の大編成でクラシックの名曲を披露した「TAMURA&NOSUI春のコンサート」(市文化会館大ホールで)

●4月下旬並みの陽気に 能代山本地方
 能代山本地方は23日、高気圧に覆われて青空が広がり、最高気温は17度を超えて4月下旬並みの陽気となった。各地の公園などでは、穏やかな日差しを浴びてのんびりと過ごす親子連れが目立った。能代消防署によると、この日の能代市の最高気温は17.5度(午後0時10分)と平年より9.7度も高く、今年一番の暖かさとなった。最低気温は0.2度でほぼ平年並みだった。


さわやかな青空の下、自転車の練習をする親子(能代市の風の松原で)

●農作願い水田耕起 農作業、本格スタート
 能代山本の水田で早くも耕起作業が始まり、圃場を往復するトラクターのエンジン音が本格的な春の訪れを感じさせている。
 種もみの塩水選や圃場への施肥作業で始まる稲作作業。能代山本の耕起作業は例年、4月中旬から本格化するが、最高気温が17度を超える暖かさとなった23日、三種町鹿渡や鵜川地内の圃場には早くもトラクターがお目見えし、黒々とした土をかき起こす光景が見られた。

●絵本のお菓子に大挑戦 WB料理教室
 図書館ボランティア・ホワイトブックスの料理教室は22日、能代市働く婦人の家で開かれ、児童は絵本に出てくる菓子作りに挑戦した。ホワイトブックスは毎月1回、能代市立図書館で子どもたちに読み聞かせをしている。絵本に出てくる菓子の調理を通して本に親しんでもらおうと、毎年春休みに料理教室を開催している。

25日の紙面から

●名将加藤氏教壇去る 能代工高バスケ
 日本高校バスケットボール界の名門・能代工の監督を19年間務め、25回の全国優勝を遂げたほか、数々の名選手を育てた加藤三彦監督(45)が今年度限りで退職、来シーズンからJBL(日本バスケットボールリーグ)に昇格する栃木ブレックスのヘッドコーチに就任する見込みであることが、24日明らかになった。加藤監督の後任には同部OBでJBL・パナソニックトライアンズでプレーする佐藤信長氏(37)が就くとみられる。


能代工高バスケットボール部監督を19年間務め、今年度末で教員を退職する加藤三彦監督

●メタボ対策を重点 制度改革4月施行
 法改正により、4月から健康診査が大きく変わる。各医療保険者が実施の義務を負う「特定健康診査」と「特定保健指導」が始まり、能代山本の4市町も国民健康保険の保険者として被保険者対象に実施する。生活習慣病予防・改善を図るため、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)の解消・予防に着目した制度だが、いかに実効性を上げていくか手探り状態。また、同じ地域住民でも受診券の有無によっては被用者保険の被扶養者の受診を断らなければならない事態も予測され、各市町は頭を悩ませている。 

●商業地の下落止まらず 地価公示
 国土交通省は24日、1月1日現在の地価公示価格を公表した。能代市は住宅地、商業地の全対象8地点で下落し、地価水準の落ち込みが依然続いている。全用途は1平方メートル当たり2万8600円で下落率は5.3%となった。最高価格の「柳町325(まつや)」(住居表示・柳町13の5)は二ケタの下げを続けて6万円を割り込み、商業地では下落率が全県で5番目だった。

●秋田農政事務所能代庁舎 歴史に幕
 能代市中川原にある秋田農政事務所北秋田統計・情報センター能代庁舎は、3月末で60年余の歴史に幕を下ろし、北秋田センター(北秋田市花園町)に移転・統合される。統計・情報センターは、農林水産行政を効果的に推進するため各種農林水産統計調査を行う機関。能代庁舎は昭和22年10月に「能代出張所」として同市上町の市役所の一室に開所し、数回の移転と二ツ井、沢目、鹿渡の各出張所の吸収、改称を経て、54年1月から現在の庁舎で業務を行っている。

●51人が喜びの春 高校入試後期選抜
 20年度県公立高校入試後期選抜の合格発表は24日午後、各校で行われ、能代地区では全日制5校と定時制合わせて51人が喜びの春を手に入れた。能代を除く全日制5校では、71人の募集枠に51人が志願し、平均倍率は0.72倍。定時制の能代工は3人が志願し、0.08倍だった。19日には二ツ井普通科で1人の辞退があり、計53人が面接や作文に挑んだ。合格発表は二ツ井の正午を皮切りに、能代北と能代西が午後1時、能代商が同2時、能代工が同4時と各校で行われた。

●仮装の女性大数珠回す 市内で彼岸行事
 春彼岸に能代山本各地で行われる民間信仰行事の百万遍。能代市東部の機織地区では24日、ドレスや着物を着込み仮装した女性たちが地区内を練り歩き、各所で大数珠を操りながら念仏を唱え、御幣を立てて先祖の供養や地区の安全を祈願した。百万遍は念仏を「百万回」唱えて地域住民の無病息災などを願う民間信仰行事。機織地区では彼岸入り、中日、彼岸明け、彼岸明けの翌日の4日間、女性たちが地区会館で大数珠を回し、最終日には仮装して地区内を歩く。仮装するようになった理由など確かなことは分からないが、80代の女性によると「嫁に来たときからやっているので60年以上にはなる」という。


仮装した女性たちが地区の要所で大数珠を回し無病息災を祈願(能代市機織地区で)

●咲き誇る姿を思い、せん定に汗 小友沼堤防
 能代市腹鞁ノ沢の小友沼周辺の環境保全に取り組む市民有志が23日、同沼堤防沿いにある桜並木のせん定を行った。テングス病に侵された枝を切り落として病巣の拡大を防ぐための作業で、参加者は満開の並木を思い浮かべながら作業に当たった。小友堤の桜を守る会(武田金兵衛会長)が4年前から毎年行っており、今年は会員を中心に約30人が参加した。

●春の息吹き華やか いけばな子ども教室
 能代市上町のふれあいプラザ・サンピノで22日、いけばなこども教室の最終教室が開かれた。子どもたちが1年間の集大成として春をテーマに創作に励み、完成した作品を同施設エントランスホールでお披露目した。華道元池坊能代華秋会大山怜子社中の主催。16年度に文化庁委嘱事業として同教室を開講、18年度からは自宅を開放し、独自に月1回教室を開いている。今年度は、幼稚園児から小学6年生までの男女20人が受講した。


「春」をテーマに作品づくりに取り組む子どもたち

 

 


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