2013年1月

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1日の紙面から

●白神山地 世界自然遺産登録20周年
 秋田、青森両県にまたがる白神山地が、ユネスコの世界自然遺産に登録されてから今年で20周年を迎える。本県側の玄関口となる能代山本では登録後、官民連携の下、貴重な自然環境を維持するための保全活動に取り組む一方、世界遺産のネームバリューを生かした地域振興を模索し続けてきた。遺産登録から20年という節目は、「白神の森」の価値や恩恵を改めて内外にアピールするとともに、森も社会も豊かになるような共生モデルを探り、この地域から発信できるようにしたい。

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ユネスコの世界自然遺産登録から今年20周年を迎える白神山地。貴重な自然環境の保全とともに、森と地域社会が共に豊かになる方策が求められる(藤里町の岳岱自然観察教育林で)

●春に知事 夏に参院/今年の選挙
 能代山本の今年の選挙は、市町レベルはないのもの、春には知事選、夏には参院選が行われ、県政そして国政の行方を方向付ける1票を行使する機会になる。任期満了に伴う知事選は3月21日告示、4月7日投開票の日程で行われる。現職の佐竹敬久氏(65)は昨年9月の県議会で再選出馬を表明した。夏の参院選は、昨年末の衆院選で自民党が政権に返り咲いた後の国政選挙。秋田選挙区(改選数1)では民主党現職の松浦大悟氏(43)が再選を目指し、自民党は県議の中泉松司氏(33)を擁立。

●藤里町、町制施行50周年の節目
 藤里町は今年、「町制施行50周年」、「白神山地世界遺産登録20周年」の節目を迎える。昭和30年に藤琴村と粕毛村が合併して「藤里村」となり、その3年後の33年に町制を施行し歴史を刻んできた。「平成の大合併」では能代山本で唯一、「単独立町」を選択、今日に至る。町誕生半世紀を祝う記念事業は、公募の委員で構成する記念事業実行委員会(佐藤貴徳委員長)が着々と準備を進めている。

●三種町琴丘地域拠点センター建設へ
 三種町の琴丘地域拠点センターは、3月にも同町鹿渡の建設地で本格的な工事が始まる。琴丘総合支所と琴丘公民館の両方の機能をコンパクトにまとめた地域づくり、地域行政の拠点。建築にあたっては町道を挟んだ敷地東側のJR用地を購入し駐車スペースとして確保する。工事が順調に進めば8月中には完成、9月には利用が開始される見通しだ。

●八峰白神ブランド3商品発売へ
 「八峰白神ブランド(仮称)」の確立を目指して商品開発を進めている八峰町は、「ハタハタのオイル漬け」「酒粕のケーキ」「そば粉のサブレ」の3品目を具体化して全国に売り出す方針だ。消費者の購買意欲を喚起するため、将来的にはセット販売も視野に入れ、新年度以降も町内の企業・団体とスクラムを組んで商品開発を摸索していく。

●学童野球選抜、栄光を胸に解散式
 スポ少を退団した小学6年生で結成した学童野球の能代山本選抜チーム「能山(のうざん)オールスターズ」の第2期生解散式が12月29日夜、能代市柳町のプラザ都で行われ、選手たちはチームの絆を確かめるとともに、中学生になっても野球に打ち込む決意を新たにした。県小学生選抜チーム野球能代大会(能代カップ)、同チームは県選抜野球大会(竹半カップ)と2度の優勝を果たす活躍を見せた。

●「能代春慶塗」復活へ動く
 300年以上の歴史を持つ能代市の伝統工芸品「能代春慶塗」。後継者が途絶え、平成22年を境に製造されていないが、能代春慶塗の技法を再現し、魅力を発信していきたいと、能代にゆかりのある木工関係の若者たちが準備を進めている。製造元を訪れ、口伝や写真などから春慶製造の手がかりを探り、漆塗り専用の作業場の確保をしながら、「能代春慶塗」復活を具体化する考えだ。

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塗り場での作業風景が写っている写真を見詰め、伝統工芸品の成り立ちに思いをはせる若者たち(昨年12月、能代市万町の石岡家で)

●国際色、カレンダー展/大館能代空港
 北秋田市脇神の大館能代空港ターミナルビルで、世界のエアラインカレンダー展が開かれており、国内外の航空35社のカレンダー50種類が、利用者の注目を集めている。同空港ターミナルビル主催。7日まで。

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国内外の航空会社のカレンダーを展示(大館能代空港で)

3日の紙面から

●荒天の中2013年幕開け
 2013年が幕を開けた1日、能代山本地域の各神社や寺院は吹雪の中、大勢の初詣客でにぎわいを見せた。未曽有の大震災から少しずつ前に進んだ昨年。政権交代という大きな変化もあり、参拝者は「今年こそ飛躍を」「家族みんな元気で幸せに暮らしたい」などと願いを込め、家族や友人と一緒に手を合わせていた。

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明るい新年に期待を込めながら初詣(能代市柳町の八幡神社で)

●大型七夕8月に運行/能代市
 能代市の伝統行事「役七夕」で江戸後期から明治時代にかけて運行された大型城郭灯籠。これを「天空の不夜城」と名付け、現代の世によみがえらせるイベントが8月、同市で開催される。26年度以降さらに3基の大型灯籠の製作・運行を計画し、将来的には通年観光のための灯籠常設館設置という壮大な構想もある中で、今回はその実現性を探る第一歩となる。全国からの集客を託される不夜城が、閉塞(へいそく)感漂う地域の現状を打破する切り札となるか。市民の注目も高まっている。

●初売り、「福袋」を求めて混雑
 新年を迎え、能代山本の大型店やスーパー、衣料品店などは元旦から初売りを行い、福袋や抽選会で顧客獲得に力を入れている。各店では、お買い得商品を目当てに訪れた家族連れなどでにぎわい、2日から営業を始めた家電量販店や商店街の各店舗も特価商品を豊富にそろえ、1年のスタートを切った。

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各店舗で初売りが始まり、家族連れなどでにぎわった福袋売り場(能代市柳町の大型店で)

●ナゴメハギが家々回る/能代市浅内
 能代市浅内地区に伝わる「ナゴメハギ」が12月31日夜に行われ、地元の青年らでつくる浅内ナゴメハギ保存会(武田晃明会長)の会員13人が3組に分かれて地域の約170世帯の家々を回り、住民の1年の厄を払った。ナゴメハギは男鹿のナマハゲと同じく大みそかに行われる来訪神の行事。「怠け者をなくす」「元寇(げんこう)の恐ろしさを伝える」などの由来があるとされており、昭和56年には当時の文部省から記録選択無形民俗文化財の指定を受けている。

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地域の家々を回り1年の厄を払ったナゴメハギ(能代市浅内地区で)

●勇壮な太鼓の音で“景気付け”
 能代べらぼう太鼓(田中久子会長)の「新年奉納太鼓初響」は1日、能代市御指南町の日吉神社で行われた。境内に勇壮な音色を響かせて参拝客に景気の良い音を届け、新年の弾みをつけた。

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威勢の良い初響きを披露した能代べらぼう太鼓(能代市御指南町の日吉神社で)

●懐かしの校舎見学/能代商高
 能代市緑町の能代商高(松永正典校長)で2日、今春の能代北高との統合を前に、卒業生ら約60人が現在の校舎の見学に訪れた。懐かしい学び舎(や)に足を運んだ卒業生らは友人との再会を喜び、思い出話に花を咲かせながら、青春時代を過ごした母校を記憶に残した。

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母校の思い出を懐かしむ卒業生たち(能代商高で)

●ラガーマンが新年の奮闘誓う
 能代市ラグビー協会の新年のボール始めを兼ねた山田杯争奪ラグビー大会は1日、同市昇平岱の能代工高第2グラウンドで開かれ、ラガーマンたちが冬の寒さを吹き飛ばすプレーで1年の奮闘を誓い合った。山田杯はかつてのオールジャパン選手で国体に4回出場した故山田博義さん(旧八森町出身)が同協会を設立したことを機に設けたもので、昭和47年以降会員らによって毎年続けられている。

●獅子舞、招福願って「がぶり」
 三種町の浜田獅子舞愛好会(牧野勝精会長)は1日、新春恒例の巡業を行い、獅子舞を披露しながら地域住民の家内安全や無病息災を祈った。 この日は会員約25人が3つのグループに分かれて約300世帯や介護施設を1日がかりで巡回。通りに笛と太鼓の軽快な囃子(はやし)の音を響かせた。

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地域の安全、住民の幸せを願いながら獅子舞を披露(三種町浜田で)

4日の紙面から

●正月帰省客のUターンラッシュ
 年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。能代山本周辺の駅やバスステーション、空港は、午前中から大きな荷物を抱えた人たちで混雑。見送りの家族や友人と別れを惜しみながら古里を後にする姿が広がった。ラッシュは5日ごろまで続く見込み。

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悪天候の中、列車に乗り込む帰省客ら(JR東能代駅で)

●能代松陽高 今春開校へ
 能代北高と能代商高が統合し、今年4月に能代松陽高が開校する。能代山本で本格的な高校統合は、今回が初めて。市立能代商を県立に移管した上で、新設校としてスタートする。校名には、風の松原にちなんで常緑の松をイメージさせるはつらつとした若者の姿と、明るく活気あふれる校風への期待が込められている。能代市緑町の能代商高敷地内で行われている新校舎建設工事は、教室棟や管理・特別教室棟などが2月に完成予定、4月の開校に向けて着々と準備が進んでいる。

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今春開校に向けて能代松陽高の校舎建設が急ピッチ(能代市緑町の能代商高敷地内で)

●能工、能西統合も構想
 県教育委員会の高校総合整備計画には、能代市内6高校の再編に向けた構想が明記されている。第5次計画後期計画(18〜22年度)では能代地区の5校について、▽進学を目指す▽多様な進路実現と人材育成を目指す▽ものづくりを担う人材を育成する――を基準に考案し、「能代」「能代北と能代商」「能代工と能代西」の3校とする再編案を提示。そのまま第6次計画(23〜27年度)に引き継がれている。

●正月の空に凧高々と/二ツ井町羽立
 能代市二ツ井町飛根の羽立凧揚げ同好会(工藤保雄会長)の凧揚げ大会が3日、地区の羽立会館付近の農地で行われた。あいにくの吹雪の中、風雪が落ち着くのを見計らいながら住民や会員が凧を揚げ、新春の空を彩った。凧揚げ大会は、能代凧保存会(角谷敏明会長)の凧作り教室が羽立会館で開かれたのを機に、昔ながらに正月に凧で遊びながら、地域住民の交流を深めようと毎年開かれている。

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悪天候の中、凧揚げを楽しむ住民ら(能代市二ツ井町の羽立地区で)

●八峰白神の塩をJーVER商品に
 八峰町は二酸化炭素(CO2)削減に貢献できるオフセット・クレジット(J―VER)付き商品として、八峰白神自然食品(鈴木勇代表取締役)が製造する「八峰白神の塩」を首都圏で計1千個販売する。1袋100㌘の塩を使用することで、5㌔㌘のCO2をオフセット(相殺)できるという。

●能工バスケ部、王座目指しボール始め
 能代工高バスケットボール部の新年ボール始めは3日、同校体育館で行われ、現役選手の1、2年生が同部OBの大学生や社会人の胸を借りて交流試合に臨み、王座奪還に向けて真剣勝負で挑み、気持ちを引き締めた。ボール始めは同部OB会の主催で毎年1月3日に実施。今年も大学生や社会人のOBら20人余が駆け付け、1・2年生の新チーム対OBの試合を展開した。

●正月休み思い思いに/能代山本
 能代山本地方は3日、強い冬型の気圧配置のため吹雪模様の1日となった。能代市能代地域では最高気温が氷点下1・9度(午前0時3分)にとどまり、今冬4回目の真冬日を観測した。外遊びには不向きな天気となったが、仕事始め前の最後の休日という人も多く、家族や友人同士で冬の思い出を作ろうとスキー場では初滑りを楽しむ姿が見られた。

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正月休暇にウインタースポーツを楽しむ愛好者(藤里町で)

●「人形」たき上げ厄払い/藤里町藤琴
 藤里町藤琴地区の厄年払いが3日、同町藤琴の浅間神社(広沢洋宮司)で行われた。出席者は厄を払い、節目の年に気持ちを新たにした。同町では毎年、数え42歳と62歳の男性、33歳の女性を「本厄」として、正月休みに各地区で厄年払いを行っている。この日は藤琴地区の住民、出身者で厄年に当たる男女21人と関係者らを含めて約30人が出席した。

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人形をたき上げ無病息災を祈願する出席者(藤里町の浅間神社で)

5日の紙面から

●雪景色の中を分列行進/消防出初め式
 新春恒例の消防出初め式が4日、三種町と藤里町で行われた。雪景色の中で威風堂々と分列行進や観閲に臨んだ消防団員たちは無火災達成はもちろん、地域の防災力に努めていくことを誓った。きょう5日は能代市と八峰町で出初め式が行われる。三種町消防団の出初め式は同町琴丘総合体育館で行われ、団員約360人が地域の無火災、住民の安全確保に向け決意を新たにした。

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雪の舞う中、三浦町長らの観閲を受ける団員たち(三種町琴丘総合体育館前で)

●国道101号須田バイパス工事進む
 県が能代市須田地区で進めている国道101号須田バイパス建設事業は、22年度から着手していたルート上の軟弱地盤対策処理工事が昨年12月下旬で終了した。今月からは9・5㍍の幅で道路を走らせるための盛り土工事を実施。新年度は舗装、交通標識整備、防雪柵設置工事などを発注する予定で、県山本地域振興局建設部は「25年度中の完成を目指したい」としている。

●新年、行政機関が始動
 能代、八峰、藤里の能代山本3市町と県、国の出先機関は4日、25年の仕事始めを迎えた。3市町では首長が職員に訓示し、住民サービスの向上や行政課題の解決などに尽くすよう求めた。三種町は7日が仕事始めで、これで全ての市町、機関が通常の業務体制となる。能代市では午前8時40分から第1庁舎第1・2会議室に約100人の職員が集まり、仕事始め式が行われた。斉藤市長は「能代市、市民、職員にとって素晴らしい1年であることを祈念する」としながら、「職員の責務と使命は市民の豊かさの追求」と強調。「心の豊かさ」「体の豊かさ」「経済的な豊かさ」の三つのポイントを挙げた。

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職員を前に年頭のあいさつを行う斉藤市長(市役所で)

●能代山本、きょう「小寒」、冬の厳しさ本番へ
 能代山本地方は4日、冬型の気圧配置で冷え込みが厳しく、能代市で最高気温が氷点下3・0度(午後0時5分)と、2日連続で真冬日となった。5日は「小寒」。寒の入りで、冬の厳しさはピークに達する。秋田地方気象台によると、同市の最高気温は平年より6度余低く、最低気温は氷点下6・4度(午前0時26分)で平年を4度ほど下回った。また、前日夜から雪が断続的に降り、県建設部によると、3日午後10時に22㌢だった同市の積雪深は、4日午前8時には30㌢まで増加した。

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厳しい冷え込みで、米代川河口部付近が結氷(能代市中川原で)

●市長「津波対策、早急に詰めて」
 能代市の斉藤市長は4日、市役所で年頭の会見を行った。その中で、先月28日に県が発表した津波関連データについて、「非常に厳しい想定」との感想を述べるとともに、「落合地区の安全・安心をどう担保するのか、これから早急に詰めていかなければならない」とする見解を示した。また、昨年の市政運営を「75点」と自己評価し、「今年は『心の豊かさ』『体の豊かさ』『経済的な豊かさ』の三つをテーマに取り組んでいきたい」と意欲を見せた。

●ブルーインズ初戦敗退/県ミニバス
 第41回県ミニバスケットボール交歓大会は4日、秋田市立体育館で開幕した。能代山本勢は、初日は男子1回戦に能代ブルーインズが登場し、日新(秋田市)と対戦し18―28で敗退した。5日は女子の1回戦が行われ、藤里、下岩川、八森が初戦突破を狙う。

 ▽男子1回戦
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     6―2
     0―2
    10―7
    12―7

●企画展、田臥選手にスポット
 能代市畠町の能代バスケミュージアムで4日、「田臥勇太の軌跡」展が始まり、能代工高バスケットボール部で史上初の3年連続3冠を達成した当時のチームの主力、田臥勇太選手(32)=JBL・リンク栃木=のサイン色紙や在校時の能代カップのポスター、パネル写真などが展示され、訪れたバスケファンたちを楽しませている。10日まで。

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田臥勇太選手にスポットを当てた企画展(能代バスケミュージアムで)

●題材の花木選んで写生
 能代市大森山の能代エナジアムパークで4日、第20回記念熱帯植物園写生コンクールが始まり、参加した小学生は鮮やかな色合いの植物に囲まれながら、木や草花をじっくりと観察し、画用紙に丁寧に描き込んでいた。同コンクールは14日まで行われ、随時参加者を募集。7日は臨時開館日とし、期間中の写生時間は午前9時30分〜午後4時(最終日は午後3時30分まで)。

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植物をじっくりと観察し思い思いに写生に取り組む児童(能代エナジアムパークで)

 


 

 

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