11日の紙面から

●二ツ井高、実践投票で流れ体験
 公職選挙法が改正され、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことを受け、二ツ井高(伊藤雅和校長)は10日、生徒会役員選挙に合わせ、実際の投票に近い形式を体験する「実践投票」を行った。選挙制度に理解を深めることが狙いで、能代市選挙管理委員会が協力し、実際に使われている投票箱や記載台を設置した。1票を投じた生徒からは「流れが分かったことで、緊張せずに投票所に行けそう」といった声が聞かれた。

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実際の選挙で使われている投票箱に1票を投じる生徒(二ツ井高で)

●能代工業団地、エネシステム構築へ
 能代市扇田の能代工業団地は、風力発電を導入したりして最適なエネルギー使用が可能になるシステム構築を計画している。今年度は事業化の可能性を探る調査を行っている。事業化されれば▽安価なエネルギーの供給▽非常時の電源確保▽二酸化炭素(CO2)削減──が実現し、コスト削減による企業競争力強化や企業誘致促進、雇用創出が期待される。団地の企業や風力事業者、市で団地内10社の電力使用状況を調べており、調査結果は来年2月に公表する。

●大森建設が日本酒造りに参入
 能代市河戸川の大森建設(大森三四郎社長)は異業種の日本酒造りに乗り出す。秋田の無農薬酒米と酒酵母、白神山地の湧水を使い、現在の酒蔵では珍しいスギ桶で清酒を造る。酒の仕込みは八峰町八森の酒蔵「山本合名会社」に外注し、白神のふもとの同町に設置した雪室で熟成させて付加価値を高める。「オール秋田」製品であることを前面に出し、秋田ブランドを国内外にPRするのが狙い。来年3月に新酒を蔵出しし、来年夏に試作品が完成する予定だ。

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純米大吟醸「福八」を仕込む秋田杉桶と大森社長(大森建設本店で)

●日曜検診利用増える/能代市
 能代市の「日曜がん検診」は8日、市保健センターで始まり、昨年比1.8倍の30人が受診した。肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんの5種類で、仕事や育児などで平日の受診が難しい市民が対象。15日と29日にも市内の2医療機関で予定している。

●ふるさと納税実績好調/八峰町
 八峰町の今年度のふるさと納税実績(10月末現在)は195件・296万4千円で、すでに昨年度の合計額を超えたほか、件数は2倍以上に達している。町はインターネットのポータルサイトを使って情報発信を強化しており、町からの返礼品が目当ての寄付者が増えていることが要因とみられている。

●遊歩道やベンチ整備、銀杏山神社
 能代市が恋文のまちづくり事業の一環で、同市二ツ井町仁鮒地内で進めていた銀杏(いちょう)木周辺整備が終了し、銀杏山神社境内にある県指定天然記念物・イチョウを巡る遊歩道やベンチが整備された。ちょうど枝に茂る葉が黄色に色づき、はらはらと舞い落ちる秋ならではの光景が見られており、昔からたくさんの願い事を受け止めてきた老木を足元を気にせず、ゆっくり観賞できそうだ。

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遊歩道はウッドチップ系舗装を施し、縁石には階段だった石を再利用

●仙台市から能代にモニターツアー
 仙台市在住者を対象にし、木工品製作体験や観光を組み込んだモニターツアーが11日までの3日間の日程で能代市内で行われている。能代観光協会が同市木の学校から委託を受けて実施。「木都・能代」を前面に打ち出して東北最大都市の仙台から誘客を図る狙いがある。10日はツアー参加者が木の学校で衣類などを収納するチェストの製作に取り組んだ。

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「木都・能代」を発信するモニターツアーで木工品製作体験に取り組む仙台市からの参加者

●落語と大神楽を堪能、松陽高
 能代松陽高(長岡光夫校長)の芸術鑑賞会は6日、能代市文化会館大ホールで開かれ、全校生徒が落語や大神楽曲芸を鑑賞し、春風亭小朝さんらの巧みな話芸で表現される物語や迫力のある曲芸を堪能した。

生徒たちも落語を体験した芸術鑑賞会

 

12日の紙面から

●能代山本各地で干し柿作り
 能代山本地方で、干し柿作りが盛んに行われている。民家の軒下などにずらりとつるされ、冷たい風を浴びながら色づく柿のカーテンが付近住民に晩秋を告げている。

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能代山本の民家で柿を干す光景が見られている(能代市朴瀬で)

●特栽米農家に不安と憤り
 秋田市の肥料メーカー・太平物産が有機原料の配合割合などの表示を偽装していた問題は、能代山本の農家やJAに動揺を与えている。同社の肥料を使って生産した農産物が特別栽培や有機農産物として認証が取り消される可能性もあり、生産現場からは「偽装が悪いのであって、生産現場が悪いわけでない」「風評被害が怖い」といった戸惑いの声が聞かれる。消費者や出荷先との信頼関係が揺らぎかねないと不安を抱えている生産者も多い。

●棚橋さんが地域文化功労者に
 27年度地域文化功労者表彰に、能代市でバレエスクールを主宰する棚橋鮎子さん(78)=同市西通町=が選ばれた。18日に東京都千代田区の文部科学省で、文部科学大臣から表彰を受ける。

●松陽高美術部、STOP!特殊詐欺
 能代松陽高の美術部員らが「特殊詐欺防止」をテーマに描いたイラストを展示する「『STOP!特殊詐欺』はがき展」は、能代市上町の能代郵便局で開かれている。ユニークなセンスが際立つ作品の数々が来局者の関心を集めている。20日まで。

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特殊詐欺防止を呼び掛けるイラストが並ぶ作品展

(能代郵便局で)

●伊藤さんが意欲、ものづくりコン
 第15回高校生ものづくりコンテスト全国大会の木材加工部門(14、15日・宮崎市の宮崎工高)に、東北ブロック代表として能代工の伊藤愛美さん(建築・木材科3年)が出場する。大会に向けて連日練習に打ち込んでおり、「高校最後の大会なので全力を尽くしたい」と意気込んでいる。

●めんchocoプレゼントに木製品
 能代市は、市で生まれた赤ちゃんを対象とした「めんchoco誕生事業」のプレゼントメニューに秋田杉製のミニラックや絵合わせができるカードなど、4種類の木製品を加えた。市子育て支援課は「木の温もりや香りを通じ、ふるさと能代への思いを育んでもらえたら」としている。

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「めんchoco誕生事業」のプレゼントメニューに加わった木製品(能代市役所で)

●緊急消防援助隊、合同訓練へ出発式
 能代山本広域市町村圏組合消防本部は、13、14両日に千葉県で行われる第5回緊急消防援助隊全国合同訓練に参加する。18年の広域統合以来初めての参加で、同本部は「来年は能代山本で北海道・東北ブロック合同訓練が行われる。今回の参加を日々の業務、さらには来年の訓練に生かせるよう一生懸命学んできたい」としている。

●麺の日、うどんにカレーおいしく
 麺類飲食生活衛生同業組合能代支部(藤田広治支部長)は11日、能代市落合の指定障害福祉サービス事業所・ねむの木苑(工藤靖子施設長)と同市宮ノ前の同苑東分場を訪問し、うどんやカレーライス、オムレツなどの昼食を利用者たちに振る舞った。

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麺の日に合わせて振る舞われた食事を味わう利用者たち

 

13日の紙面から

●火力3号機、環境保全で質疑
 東北電力(本店仙台市)は11日夜、能代火力発電所3号機(能代市大森山)建設に伴う環境保全対策に関する説明会を市文化会館で開いた。参加者からは石炭灰の処分場や発電所から排出される石こう、二酸化炭素など3号機稼働による環境変化についての質問が出された。

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住民ら約60人が参加した能代火力3号機の環境保全対策の説明会

●通知カードいつ届くの
 県内で先月から各世帯への通知カードの配達が始まったマイナンバー制度で、12日までに通知カードが郵便局に到着した自治体は、能代市を含む7市町村と全県の3分の1以下にとどまっている。県内で配達が始まって3週間近くたったが、山本郡3町の郵便局には届いておらず、配達状況に地域差が生じている。町役場には「いつごろ届くのか」と問い合わせが寄せられているが、担当者からは「国などから情報が少なく、具体的な時期を伝えるのが難しい」という声が聞かれた。

●東京ドームで「天空の不夜城」
 ふるさと祭り東京2016「天空の不夜城」出演実行委員会(実行委員長・斉藤能代市長)は、来年1月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2016」に参加する能代の夏祭り・能代七夕「天空の不夜城」の運行ボランティアを募集している。運行はリハーサルを含む1月7〜12日の6日間で、1日当たり笛、太鼓、引き手を計110人募集。移動・宿泊費は実行委が負担する。申し込みは30日まで。

●白神八峰、総合戦略案へ意見
 白神八峰商工会(大森三四郎会長)は11日、八峰町八森の同商工会本所で「人口減少対策事業による地域活性化を語る会」を開いた。町が取り組む地方創生事業に商工業者の意見を反映させることが狙いで、役員15人が出席。国内外に売り出せる産業創出や子育て・教育環境の充実による定住人口の確保の必要性などを改めて指摘した。

●認知症カフェ和やか/三種町
 三種町と県による認知症カフェが12日、同町鹿渡の琴丘地域拠点センター・じょもんで開かれ、物忘れに悩む人や、認知症の家族の介護をする人、高齢者福祉施設の利用者、一般の地域住民らが参加し、人形劇を鑑賞したり、歌を歌ったりして和やかな雰囲気で交流した。

●「レジェンド」が漫画に
 能代市落合中大野の作家、神無月紅さん(36)=本名・佐々木浩=のファンタジー小説「レジェンド」が漫画化され、KADOKAWA(旧富士見書房)の月刊コミック誌「ドラゴンエイジ」で10月号から連載されている。有名サイトの閲覧数(PV)が2億6千回を超す超人気小説。神無月さんは、漫画化で読者層が一気に広がることを喜んでおり「小説を読まない人にも異世界を楽しんでほしい」としている。

●古里でアニメ原画制作
 能代市落合字中大野台のアニメーター吉田尚人さん(35)は、首都圏のアニメ制作会社と取り引きし、自宅でテレビアニメの原画を描いている。東京や大阪で腕を磨き、地元・能代に帰郷して6年が経過。「自分の制作現場があれば、仕事はできる」と、地方で暮らしながらも、〝原画マン〟として需要に的確に応える仕事を実践している。

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〝原画マン〟としてアニメ業界で活動する吉田さん

●北羽美術展、習字部門審査
 第48回北羽美術展(北羽新報社主催)の習字部門審査会は12日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれ、児童生徒の作品691点の中から入賞作品を決めた。同部門には、能代山本の22小学校から585点(半紙453点、条幅132点)、13中学校から106点(半紙80点、条幅26点)の合わせて691点の応募があった。昨年に比べ、半紙は87点、条幅は14点それぞれ減った。

691点の力作の中から入賞作品を決めた審査会

14日の紙面から

●青空に雪の白神望む
 能代山本地方は13日、高気圧に覆われ青空が広がった。しかし、朝方は地表の熱が上空に奪われる放射冷却現象で、厳しい冷え込みとなった。能代市内からは白神山地に降った雪を望むことができた。

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空が澄み、雪化粧した白神山地が見られた(13日午前9時10分ごろ、北羽新報社屋上から)

●新庁舎、建物の姿が徐々に
 3月に着工した能代市の新庁舎建設は、基礎工事を終え、床、柱、梁(はり)、壁などを造る躯体(くたい)工事に入った。地表から鉄筋、コンクリートを流し込む型枠が組み上がり、建物としての姿を徐々に見せ始めている。耐震構造の「北棟」、免震構造の「南棟」ともに、年内には2階部分の建設まで進む見通しだが、市都市整備課によると当初の予定より進捗(しんちょく)に3〜4週間程度の遅れがあるとし、「今後工程を見直しつつ、引き続き推進していきたい」としている。

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能代市の新庁舎建設は床、柱などの躯体工事に入り、建物の姿を少しずつ見せ始めた

●暮らし支え合う仕組みづくりを
 能代市社会福祉大会は13日、市文化会館中ホールで開かれ、社会福祉活動に貢献した個人・団体を表彰し、社会福祉関係者や住民、行政、関係機関・団体が協働し、福祉的観点から地域住民の暮らしを支えていく仕組みづくりを進めることを確認した。

●台湾にジュンサイ売り込み
 三種町森岳じゅんさいの里活性化協議会(会長・三浦町長)は、秋田の食をテーマに台湾で18日に開かれる県の商談会に参加する。能代山本では唯一で、海外の商談会への参加は今回が初めて。JA秋田やまもとの阿部隆一組合長や町の担当職員4人が訪台、現地の百貨店や日本食レストランなどのバイヤーにジュンサイの魅力をアピールし販売促進を図る。

●八竜中で子ども人権デーの集い
 県人権啓発活動ネットワーク協議会が主催する「子ども人権デーの集いin八竜中」は9日、三種町の同校を会場に開かれ、27年度県小学生人権標語コンテストと、第35回全国中学生人権作文コンテスト県大会の入賞者の発表や表彰などが行われ、生徒らが思いやりの心を持つことの大切さを再確認した。能代山本関係は作文で東雲中2年の鎌田裕亮君が最優秀賞に選ばれ、中央大会に出品される。

●桜田さんが特賞/県高校美術展
 第48回県高校総合美術展の美術部門で、能代松陽美術部の桜田真夢さん(1年)の絵画「故郷」が最高賞の特賞に選ばれるなど、能代勢34人が入賞した。特賞作品は、来夏に広島県で開かれる全国高校総合文化祭に出品されることが決まり、桜田さんは「今まで続けてきた成果が評価されうれしい」と喜んでいる。

県高校総合美術展で桜田さんの絵画「故郷」が特賞に選出

●岩館神明社の新装を祝う
 八峰町八森字岩館の岩館鎮守神明社(神垣睦廣宮司)の拝殿の改築や本殿の改修工事が完了し、13日に同神明社で竣工(しゅんこう)奉告祭が行われた。住民や工事関係者ら約50人が参列し、生まれ変わった地域のシンボルに親しみながら、さらなる地域発展を誓い合った。

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記念碑の前で神事に臨む地元住民ら

(八峰町八森岩館で)

●除雪作業の安全祈願
 県山本地域振興局の除雪安全祈願祭が13日、能代市御指南町の同振興局重機車庫前で行われ、本格的な降雪期を前に管内で除排雪作業を行う業者や県の職員が作業の無事故や道路の安全を祈願した。

 

15日の紙面から

●七五三、おめかしして参拝
 きょう15日は「七五三」。前日の14日、能代山本の神社には家族連れが訪れ、晴れ着で着飾った子どもたちが保護者に手を引かれて参拝した。保護者が健やかな成長に願いを込め、子どもたちは千歳あめなどをもらって笑顔を見せ、華やかな雰囲気に包まれた。

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健やかな成長を願い、親子で七五三詣で(能代市御指南町の日吉神社で)

●11年越しの林道整備事業完了
 能代市二ツ井町梅内地区で、林道西ノ沢小滝線の完成を記念した現地見学会が13日に行われ、地元住民らが地域の先輩たちが植栽・育林し、伐期を迎えている杉を見上げながら、11年間をかけて市が整備した林道を歩き見学した。梅内聚落(しゅうらく)会館で祝賀会も開かれ、〝大事業〟の完成を祝い、整備された路網を活用し山の手入れを促進することを誓い合った。

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完成した林道西ノ沢小滝線を徒歩で見学する地域住民ら

●木都能代の可能性探る、建築士大会
 「木都能代の可能性」を主テーマにした第40回県建築士会能代山本大会が14日、能代市落合の湯らくの宿のしろで始まり、県内の建築士ら約100人が同市の県立大木材高度加工研究所教授らの講演を聴き、木材の利用拡大や木を使ったまちづくりの可能性に理解を深めた。

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県内から約100人が参加した県建築士会能代山本大会(湯らくの宿のしろで)

●工業団地、地産地消型エネ供給へ
 能代市扇田にある能代工業団地の企業や行政、有識者らでつくる「地産地消型エネルギー供給システム事業化推進委員会」の初会合は13日、能代商工会館で開かれ、各企業の電力を一括配電するなどして「低エネルギーコスト工業団地」を目指す事業化の実現性や課題を話し合った。

●ドルフィンズV報告、女子ソフト
 第9回春季全日本小学生女子ソフトボール大会県予選会で優勝を飾った能代ドルフィンズのメンバーが13日、能代市役所を訪れ、斉藤市長と須藤幸紀教育長に優勝の喜びと来春の全国大会に向けた抱負を語った。

●能代でサッカー指導、BB秋田
 日本プロサッカーリーグJ3所属のブラウブリッツ秋田(BB秋田)の選手らによるサッカー教室「サッカークリニックin能代」は14日、能代市の風の松原陸上競技場で開かれ、市内外の子どもたちがプロ選手との交流を楽しみながら技術の向上に励んだ。

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BB秋田の選手と一緒にサッカーを楽しむ子どもたち(能代市の風の松原陸上競技場で)

●八峰町で自殺予防フォーラム
 八峰町自殺予防フォーラムは14日、同町八森のファガスで開かれた。町出身で、アスリートのメディカルトレーナーとして幅広く活躍している松岡優さん(秋田市)が講演し、心身の不調を解消する効果があるとされるつぼの指圧法などを紹介。八森、峰浜両中学校の吹奏楽部員は、合同ではつらつとした演奏を披露し、訪れた町民を楽しませた。

●能代西高吹奏楽部が演奏会
 能代西高吹奏楽部の第3回定期演奏会は14日、能代市文化会館大ホールで開かれ、部員たちがクラシックやアニメソングなどで息の合った演奏を披露し、聴衆を楽しませた。一昨年から定期演奏会を企画。この日は部員23人がステージに立った。

多彩な楽曲が聴衆を楽しませた定期演奏会(能代市文化会館大ホールで)

 


 

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