6日の紙面から

●のしろ飲み歩きフェスに315人
 第2回のしろ飲み歩きフェスは4日夜、能代市柳町周辺の繁華街で開かれた。居酒屋やバーなど参加30店舗のうち5店舗を巡る企画で、チケットは完売し、市内外の男女315人が参集。初めて入る店の雰囲気や料理に関心を寄せるとともに、他の参加者とも交流しながら能代の夜の街を楽しく飲み歩いた。

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人や店との出会いを楽しみにしながら繁華街を歩く参加者(能代市西通町で)

●能代港の洋上風力事業者に丸紅
 県は5日、能代港と秋田港の両港湾区域内で洋上風力発電を行う事業者として、総合商社の丸紅(本社・東京都)を選定したと発表した。今後、県内の金融機関や大手ゼネコンなどと特別目的会社(SPC)を設立する見込みで、4月にも各種事前調査に関する準備作業に着手する。能代港では、出力5千㌔㍗級風車計16基(合計出力8万㌔㍗)の設置を予定。33、34年ごろの発電開始を計画している。

●観光拠点施設で意見交換/能代市
 能代市観光拠点施設整備基本計画検討委員会は5日、市中央公民館で開かれ、市が先月示した同計画のたたき台について意見を交わした。計画する8階建て相当の施設を建設する際の事業費について市当局は未算定とした上で、「レストランを設けるか設けないかでだいぶ変わってくる」と説明。委員側はレストランの有無による事業費の違いは計画を承認するかの判断材料になるとした。

●ウイルス研究の権威、日沼さん死去
 人間の病原ウイルス研究の権威で文化勲章を受章した八峰町出身の京都大名誉教授、日沼賴夫(ひぬま・よりお)さんが4日午後4時14分、肝細胞がんのため入院先の京都市内の病院で死去した。90歳。人間の病原ウイルスを研究分野とし、中でも成人T細胞白血病ウイルス研究では、成人T細胞白血病の成因が新しいレトロウイルスであることを突き止め、人間のがんがウイルスでも引き起こされることを初めて解明。国際的に高く評価された。

●県北6市町が汚泥の広域処理へ
 能代市と八峰、藤里両町を含む県北の生活排水汚泥を広域処理する施設建設に向け、関係自治体による協定締結式が5日、大館市役所で行われた。同市内に建設予定で、3市3町1組合の汚泥処理を集約し、県と市町の機能合体による効率化を図る。27年度に基本設計に着手、32年度の供用開始を目指す。

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県北地区広域汚泥処理施設の建設に向け、3市3町1組合と県が協定を締結(大館市役所で)

●障害者の雇用拡大に向け要請
 県山本地域振興局とハローワーク能代(職安)は5日、能代商工会議所(広幡信悦会頭)に対し、障害者の雇用拡大に向けた協力を要請した。本県の「障害者雇用状況」によると、今年度の障害者実雇用率は1・77%で2年連続で過去最高値となったものの、都道府県別順位で全国39位と依然と低迷している。

●窮状に犬、猫の里親が続々
 能代市仙遊長根のペットショップで店主が1月下旬に病に倒れ、店の大家や市内外のトリマーらがボランティアで犬や猫の世話をみている。今後の経営の見通しが立たないため、閉店の手続に入っているという。インターネット上で情報が広まり、県内外から残された犬や猫の里親を希望する人が訪れ新しい〝家族〟を迎えていた。

●雪山で能代山本広域消防が合同訓練
 能代山本広域市町村圏組合消防本部の特別救助隊合同訓練は5日、能代市常盤の旧山谷スキー場で行われ、隊員らが雪山での雪崩による埋没者の捜索救助訓練を通して迅速かつ正確な救助の在り方を確認した。冬期間の救助活動を円滑に進められるよう知識と技術の習得を目的に、毎年管内の消防署が合同で行っている。雪山での訓練は昨年に続き2回目。

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要救護者の捜索救助に取り組んだ特別救助隊の合同訓練(能代市常盤の旧山谷スキー場で)

 

 

日の紙面から

●鹿角で冬季インターハイが開幕
 「夢の舞台 白銀の鹿角で 燃え上がれ」をスローガンにした第64回全国高校スキー大会は6日、鹿角市記念スポーツセンターで開会式を行い、熱戦の幕を開けた。大会には、43都道府県の384校から938人が出場。県勢は、藤里中出身の加藤豪(秋田北鷹3年)と二ツ井中出身の吉岡柊斗(花輪1年)を含む59人が挑む。

精鋭が集い、全国高校スキー大会が開幕

(鹿角市記念スポーツセンターで)

●天空の不夜城、こども七夕に加勢
 能代七夕「天空の不夜城」協議会(会長・広幡信悦能代商工会議所会頭)の役員会は6日、能代商工会館で開かれ、今年の開催方法について協議した。大型七夕の運行は従来の日程の8月3、4日に加え、2日に開かれる「こども七夕」(NPO青年クラブのしろ主催)でも2基の大型七夕を運行させる方向で準備を進めていく方針を決定。また、七夕の囃子(はやし)に合わせて手踊りする踊り子や、大型七夕と一緒に練り歩く一般参加七夕の募集など新たな要素の組み入れも目指すことにした。

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今年の開催方法などを協議した役員会

(能代商工会館で)

●能代市農業再生協が転作率を決定
 能代市農業再生協議会(会長・小林一彦市環境産業部長)の総会は6日、同市扇田の能代工業団地交流会館で開かれ、27年産米の生産数量目標配分を承認した。作付配分率は56・82%、転作率は43・17%と設定した。今月中に各農家へ配分される。

●高速バス「能代・仙台線」廃止へ
 大館市の秋北バス(太田吉信社長)は、能代市と仙台市をつなぐ高速バス「能代・仙台線」を3月31日で廃止すると発表した。利用者が伸びず、採算ラインを下回る状況が続いていたためで、同社は「廃止せざるを得ない」としている。同社によると、能代・仙台線は、能代バスステーションと仙台駅東口を結ぶ高速バスとして19年3月から運行を開始。1日1往復している。

●共産が擁立断念/県議選能代山本
 4月3日告示、同12日投開票の日程で行われる県議選で、共産党山本地区委員会(伊藤千作委員長)は6日、今春の県議選能代市山本郡選挙区での立候補者擁立を見送ることを決めた。前回と同様、自主投票で臨むことにした。同地区委員会は19年の県議選で三浦深雪氏を擁立したが、前回(23年)も擁立まで至らなかった。

●旧藤里町温泉保養所にカフェを
 藤里町藤琴字下湯の沢の旧町温泉保養所を活用し、秋田市の女性がカフェを計画、来春のオープンを目指している。家族連れや若い女性をターゲットに木のぬくもりを生かした店舗づくりを構想、温泉は入浴だけでなくハーブ栽培にも利用する計画。

●全国俳句大会で塙川小児童が大賞
 26年度NHK全国俳句大会の入賞者が発表され、ジュニアの部で八峰町塙川小1年の武田芭瑠君の作品「よくきたと たきがみんなに みずかける」が最高賞の大会大賞に輝いた。また、同校の清水南々星さん(4年)も昨年度に続き特選を受賞した。

●藤里町にマレーシアから一行
 藤里町に5日、マレーシアペラ州の公共政策シンクタンク「INSTITUT DARUL RIDZUAN」(IDR)の最高経営責任者(CEO)、マザラン・カミス氏ら一行が訪れ、白神山地世界遺産センター藤里館などを見学した。世界自然遺産に登録された豊かな自然や、雪に覆われた山里の冬景色に触れて好印象を抱いたようで、今後の人的交流の広がりに期待を寄せていた。

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白神山地の概要説明を聞くカミス氏

(中央、世界遺産センター藤里館で)

 

日の紙面から

●三種町勝平で伝統の「鳥追い」
 三種町上岩川勝平地区に伝わる伝統行事、「鳥追い」が7日夜、勝平農村公園などを中心に行われた。参加者は巨大なかがり火の周りを回った後、昔から伝わる鳥追い唄を歌いながら集落を練り歩いた。鳥追いは江戸時代初期が起源とされる小正月の伝統行事。農家が丹精込めて育てた稲などの農作物を食い荒らす害鳥を追い払い、五穀豊穣と無病息災を願うもので、現在は勝平自治会と自治会文化部が毎年この時期に行っている。

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鳥追い唄を響かせながらかがり火の回りを歩く参加者(三種町勝平農村公園で)

●〝春の陣〟まで2カ月切る/県議選
 県議選(4月3日告示、同12日投開票)は、告示まで2カ月を切った。能代市山本郡選挙区は定数4に対しこれまでに現職の能登祐一氏(自民党)、中田潤氏(無所属)、新人の薄井司氏(同)、佐藤信喜氏(自民党)、高橋武浩氏(同)、吉方清彦氏(無所属)の計6人が立候補を表明、戦いの構図がほぼ固まった。同選挙区では、強固な支持基盤を誇った武田英文氏(自民党)、宮腰誠氏(社民党)の2人が今期限りで勇退することから、票の流れも大きく変化するとみられる。

●確定申告のポイントを確認
 青色申告(営業)のための確定申告説明会が6日、能代市元町の能代商工会館で始まり、16日から受け付けが始まる26年分所得税の確定申告に備え、参加者が申告書作成のポイントを確認した。能代商工会議所(広幡信悦会頭)と能代青色申告会(佐藤浩嗣会長)が毎年開いている。商店主や会社の事務担当者ら12人が参加した。9日も開かれる。

●「峨瓏の滝」幻想的にライトアップ
 藤里町藤琴大落の「峨瓏(がろう)の滝」で7日夜、ライトアップが始まった。落差12㍍の滝は青い光に照らされ、周辺は神秘的な雰囲気に包まれている。峨瓏の滝は、白神山地世界遺産センター(藤里館)から約1・5㌔北側の県道西目屋二ツ井線沿いにあり、江戸時代の紀行家、菅江真澄が訪れて歌を詠んだことでも知られている。

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幻想的な光が周囲を包み込んだ峨瓏の滝のライトアップ(藤里町藤琴大落で)

●酒蔵開放に「左党」90人/能代市
 能代市万町の喜久水酒造(平沢喜三郎代表社員)で7日、酒蔵開放イベントが行われ、市内外から90人の「左党」が、芳醇(ほうじゅん)な香りに包まれた酒蔵内を見学し、日本酒造りの奥深さに触れた。酒蔵開放は、消費者に醸造施設や仕込み作業の現場を見てもらうことで、県産酒の消費拡大につなげようという県酒造協同組合によるキャンペーンの一環。今年は20社が参加、今月から4月までの期間で企画している。

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市内外の日本酒ファンが酒蔵内を見学(能代市万町の喜久水酒造で)

●高校入試 10日から願書受け付け
 27年度県公立高校入試一般選抜の願書受け付けは、10日から各校で一斉に行われる。能代市内の募集人員は全日制5校合わせて655人、定時制の能代工普通科33人の計688人。出願期間は13日正午まで。全日制の募集人員の内訳は二ツ井普通科66人、能代普通・理数科213人、能代西総合学科91人、能代松陽は普通・国際コミュニケーション科132人、情報ビジネス科49人、能代工は機械科と建設科各24人、電気科26人、理数工学科30人。定時制は能代工普通科が33人となっている。

●藤里中生徒が雪かきボラに汗
 藤里町藤里中(淡路敦夫校長)の全校生徒60人が6日、町内のひとり暮らしの高齢者宅や福祉施設など16カ所で雪かきボランティアの活動を行い、奉仕の汗を流した。 同校の社会貢献活動として毎年2月に実施。生徒たちは3、4人のグループに分かれ、町社会福祉協議会の仲介で町内のひとり暮らしの高齢者宅15世帯と同町の障害者支援施設・虹のいえを訪れ、雪かきに取り組んだ。

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ひとり暮らしの高齢者宅で雪かきに取り組む生徒たち(藤里町藤琴で)

●白神NW倶楽部が初例会
 能代市の白神ノルディックウオーキング倶楽部(佐々木昇会長)の初の例会は7日、市街地の融雪歩道をコースに行われた。競技の普及と冬場の運動不足解消を目的に、毎週土曜日に実施しようと企画され、参加者が好天の下で心地よい汗を流した。例会は8月を除き11月21日まで毎週土曜日、コースを変更しながら行う予定。初回は会員や一般など合わせて約10人が参加した。

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融雪歩道でのノルディックウオーキングを楽しむ参加者たち(能代市豊祥岱で)

10日の紙面から

●はっぽううまし推進協が発足
 八峰町の「はっぽううましブランド推進協議会」の設立総会は9日、町役場で開かれた。町内の菓子や水産加工品、地酒などを題材にした共通ブランド「はっぽううまし」の商品開発や販売促進に取り組む組織で、10団体・事業所が加盟。視察研修会や商談会スキルアップセミナーなどを盛り込んだ26年度事業計画案を承認したほか、会長に鈴木勇さん(鈴木水産)を選出した。

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町の優れた産品を売り込もうと、はっぽううまし協議会が設立(八峰町役場で)

●27年産米の転作率決定/三種町
 三種町農業再生協議会(会長・三浦町長)臨時総会は9日、同町役場で開かれ、27年産米の生産数量目標と水稲作付面積目標の配分方針などを決めた。生産数量目標は1万9184㌧で、転作率は前年より2・2㌽増の42・5%とし、全農家に一律配分する。同協議会臨時総会では27年産米の生産数量目標と水稲作付面積配分方針案、とも補償拠出金目安額、転作作物等の助成単価などを協議した。

●秋田市で地方創生フォーラム
 地域活性化や人口対策を考える政府主催の「地方創生フォーラム」が8日、秋田市内で開かれた。地域の人材や資源を生かして活性化に取り組む東北各県の企業や団体の代表者がパネルディスカッションを行い、地方創生の在り方を考えた。

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地域活性化に向けた先進事例に理解を深めた地方創生フォーラム(秋田市内で)

●2月県議会が開会、3月12日まで
 県の2月議会は9日開会し、会期を3月12日までの32日間と決めた後、佐竹知事が知事説明を行った。知事は政府の掲げる「地方創生」に呼応した「秋田版総合戦略」の策定に向け、「自らの地域は自らで新しく創るという気概を持って、県民と知恵を出し合いながら、秋田の創生に向けて全力で取り組んでいく」と意気込みを示した。

●中村さん「カズ節」で熱く
 プロバスケットボールbjリーグの秋田ノーザンハピネッツの前ヘッドコーチ中村和雄さん(74)=秋田市=の特別講演会は7日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、最近の能代工高の善戦ぶりや指導者としての姿勢などを熱く語った。講演会は能代法人会が主催し会員ら約120人が参加。中村さんの座右の銘である「心をこめて」を演題に掲げた。

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「心をこめて」と題して講演した中村さん(能代市のプラザ都で)

●加藤(藤里)リレー3位に貢献
 第52回全国中学校スキー大会のアルペン・クロスカントリー競技は最終日の8日、青森県大鰐町の大鰐温泉スキー場で、男女の距離リレーと女子の大回転が行われた。能代山本勢は、加藤萌(藤里3年)が第3走者として出場した本県チームが3位入賞を果たした。また、女子大回転に出場した竹嶋莉央(能代東2年)は、ゴールした134人中23位だった。

●八峰町沖のマダラ不漁
 八峰町沖で、マダラ漁が昨年に続いて極端な不漁となっている。八森、岩館両漁港を合わせた1月の水揚げは9・2㌧で、25年の冬に比べてわずか7分の1にとどまる。一方で価格は上向かず、漁業者の経営に大きな打撃を与えている。また、はちもり観光市では昨年に続いてタラ祭りの開催を見送った。

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マダラ漁が不漁となっている(八峰町の八森漁港で)

●能代市で今季1番の冷え込み
 能代山本地方は9日、強い冬型の気圧配置となり、能代市で最低気温が氷点下6・2度の今季最低を記録する冷え込みの厳しい一日となった。日中は断続的にふぶき、ライトを点灯して徐行する車や防寒着に身を包み道を急ぐ住民の姿が見られた。

 


 

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