26日の紙面から

●「地元力」で風車を修理/能代市
 能代市の鉄工・機械部品製造業など37社でつくる能代機械工業会(庄司豊会長)は、同市浅内に並ぶ風車24基のうち1基を修理した。風力発電事業を展開する日立パワーソリューションズ(茨城県日立市)の注文を受け、羽根(ブレード)が付いたハブを回すための軸受け(ベアリング)を1カ月弱の短期間で部品交換した。ドイツ・エネルコン社製の部品を地元企業が修理する国内初の取り組みで、受注を開始した25年度から4基目となった。

z25p03能代機会工業会が風車受注2

風車のベアリングを修理する技術者

(安藤鉄工建設で)

●三種町が寄付獲得へ特典充実
 三種町は、ふるさと納税の取り組みを強化している。寄付した人への返礼用商品を提供する事業者を募り、ジュンサイやメロン、温泉施設宿泊券など15社の55品をそろえ、26年度までの5品程度から大幅に増やした。また、6月からはインターネット上のふるさと納税のポータルサイトに情報を掲載し、9月からはクレジットカードでの寄付を開始する計画。町は「町の歳入確保と、地場産業への波及効果の両方を図りたい」としている。

●看護フェア、測定や相談で健康指導
 県看護協会能代山本地区支部(近藤昌子地区支部長)は23日、能代市寺向のいとく能代ショッピングセンターで「看護フェア」を開き、骨密度、血圧測定コーナーや健康相談、ちびっ子ナース体験などのイベントを通して市民らに健康づくりや看護への理解を呼び掛けた。フローレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日の「看護の日」にちなんで、看護の仕事を広く市民に知ってもらおうと毎年5月に開催。市内の病院などに勤める看護師や助産師、保健師の支部員13人がスタッフとして参加した。

s23p03

ちびっ子ナース体験や健康相談コーナーを設けた「看護フェア」(能代市で)

●秋田の農民運動史一冊に
 能代市松美町の児玉金友さん(77)は、「秋田県の自由民権運動と小作争議・農民運動」を出版した。明治から戦前の県内で起きた農民争議が社会運動や労働運動に与えた影響と関連性をまとめた。児玉さんは「これからの時代の中心となる若い農家や労働組合活動などに取り組む人たちに読んでもらいたい」と話している。A5判、101㌻。

●県高校陸上、大谷が三段跳びV
 第61回県高校総体は24日、秋田市雄和の県営陸上競技場で先行開催の陸上競技を行い、最終日のこの日は男女13種目で決勝を実施した。能代山本勢は男子三段跳びで大谷周平(能代3年)が14㍍11で優勝を飾った。

●クリスタルは準決勝で惜敗/野球
 全日本軟式野球連盟主催の第37回東日本軟式野球大会(2部)は最終日の25日、能代球場と三種町ことおかスカルパ野球場の2会場で決勝と準決勝を行った。地元勢で唯一勝ち上がっていたクリスタルベースボールクラブ(能代市)は準決勝で飯能信用金庫(埼玉)に5─6で敗れた。決勝は飯能信用金庫がAKIRA(千葉)を2─0で下し、優勝を飾った。

●藤里中、オケ奏者に楽器学ぶ
 藤里町の藤里中(板倉和也校長)で22日、仙台フィルハーモニー管弦楽団(仙台市)の奏者を招いたワークショップが開かれた。同校では、来月11日に同楽団の演奏会が開かれることになっており、全校生徒と藤里小5、6年生がオーケストラを構成する楽器の種類や音が出る仕組みなどを学んだほか、楽器を持って“演奏”にも挑戦、本公演への関心を高めていた。

f22p02

体験を交え、オーケストラに理解を深めたワークショップ(藤里町藤里中で)

●四條公祭、料理の精進誓う
 能代調理師清庖会・日本料理研究会能代支部(藤田広治会長)の第69回四條公祭は24日、能代市柳町の八幡神社で開かれ、職業調理師としての技術向上や料理の道での精進を誓い合った。四條公祭は、日本料理の祖・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)と、料理の諸儀式・作法を室町時代に整えた四條流の創始者・四條中納言藤原政朝卿を祭る行事で、調理技術の向上、食文化発展を祈願する。約40人が出席した。

27日の紙面から

中部地震教訓に防災訓練/能代山本
 「県民防災の日」の26日、能代市と三種町で多くの住民が参加して防災訓練が行われた。昭和58年5月26日に発生した日本海中部地震を教訓に、住民や関係機関は災害時の対応を確認しながら、共助の重要性を再認識し、防災意識の高揚を図った。

m26p01

建物火災を想定し、ホースを手に消火活動に取り組む中学生(能代市向能代で)

●能代木産連、木材需要の拡大へ
 能代木材産業連合会(木産連)の総会は26日、能代市河戸川の能代木材工業総合展示館で開かれ、市の指定管理を受けて運営する市技術センター・木の学校の今年度事業計画を決めた。役員改選では工藤隆夫会長(東北木材社長)が新任した。32人が出席。工藤会長は新任に当たり「能代市では新庁舎や道の駅ふたついの建設という大事業が控える。木の復権を掲げて民間の活力やノウハウを施設の管理運営に生かし、木材需要拡大につなげたい」と抱負を述べた。

●高さ120㍍の巨大風車が姿現す
 能代市扇田の発電事業会社「能代パワー発電」(佐藤肇治社長)が、同市扇田と比八田金ケ台に1基ずつ建設する出力1990㌔㍗の風車の据え付け工事が始まった。扇田の工業団地付近には高さ120㍍の大型風車が登場し、市民の目を引いている。2基とも10月1日の供用開始を目指す。

 

z26p01能代パワーの風車建設2

ドライバーらの目を引く高さ120㍍の巨大風車(能代工業団地で)

●能代高が個人総合を独占/体操
 第66回県民体育大会体操競技・新体操競技選手権大会は22日から24日までの3日間、秋田市の県立体育館で行われ、少年男子で渡辺晴喜(能代高2年)、少年女子で永塚さくら(同1年)がそれぞれ総合優勝を飾った。

●中部地震33回忌、めい福祈る
 津波に飲み込まれるなどして能代山本で57人の人命が失われた日本海中部地震の発生から32年。26日は、犠牲になった人たちの33回忌だった。津波犠牲者の慰霊碑が建つ能代港大森山緑地にはこの日、献花などで訪れる遺族や犠牲者の知人らが後を絶たず、「早いものだ」「区切りを付けなければならないが、難しい」と語りながら、いまだ完全には癒えない悲しみに改めて向き合った。

v26p0233p2

津波犠牲者を悼んで慰霊碑に黙とうをささげる参列者(能代市大森山で)

 

v26p0233p3

はまなす展望台前では本県日蓮宗寺院による33回忌追善法要も行われた

●能代西高が晴天下で全校田植え
 能代西高(佐藤信英校長)の全校生徒305人が26日、恒例の「全校田植え」を行い、青空の下で昔ながらの手植えに挑戦し、泥の感触に歓声を上げながら作業を楽しんだ。生物資源系列の加藤ゆかりさん(3年)は「農家の方々が頑張っておいしいコメを作ってくれていることが実感できた。周りと協力しながら田植えし、稲が植えられた水田を見ると充実感でいっぱい」と話した。10月上旬に収穫し、実習圃で収穫したコメでだまこ鍋を作る予定。

e26p02

田植えに挑戦する能代西高の生徒たち

(能代市真壁地で)

●吹奏楽23団体 聴衆を魅了
 能代山本地区吹奏楽連盟(大高英典会長)の第40回合同演奏会が23日、能代市文化会館大ホールで開かれ、小学生から一般までの出演団体が息の合った演奏を披露し、聴衆を楽しませた。合同演奏会は、学校の吹奏楽部に新入生が加わって間もない時期に開催される演奏会として定着している。今年は能代山本の4小学校、13中学校、5高校と一般の能代吹奏楽団の計23団体が出演し、それぞれ1、2曲ずつをステージで演奏した。

m23p01

能代山本で吹奏楽に取り組む23団体が出演した合同演奏会(能代市文化会館で)

●風の松原でニセアカシアを除去
 風の松原に守られる人々の会(安井昭彦会長)は26日、能代市の風の松原でクロマツの生育を妨げるとされるニセアカシアを除去した。刈り払いは年2回違う場所で行っており、初回のこの日は約20人が参加。能代一中に近い景林神社付近で実施した。2時間ほど汗を流した安井会長は「刈り払った翌年には何本にも増えて成長するが、これを5年ほど続けると減退する」と効果を語った。

z26p04松原でニセアカシア刈り

ニセアカシアの刈り取りに汗を流す参加者

(風の松原で)

 

28日の紙面から

●チャレンジデー爽快な汗/能代山本
 住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」が27日、全国一斉に行われた。能代山本4市町は2年続けてのフル参戦。子どもからお年寄りまでが楽しく体を動かし、参加率アップに協力した。チャレンジデーは、毎年5月の最終水曜日に開催。午前0時から午後9時までに15分以上続けて運動した住民の参加率を人口が同規模の自治体同士で競い、敗れれば相手の旗を庁舎のメーンポールに1週間掲げるのがルール。今年は本県の全25市町村を含む全国130の自治体、人口約525万人を対象に行われた。

v27p01チャレンジデー能代p2

柳町女性会のラジオ体操会には近くの幼稚園から約50人の園児も参加(能代市柳町で)

●松くい虫被害、風の松原で増加傾向
 米代西部森林管理署が能代市の「風の松原」で26年度に伐採駆除した松くい虫の被害木は767立方㍍で前年度より182立方㍍(31・1%)増えた。21年度の257立方㍍から年々増えており、同署は「気温の上昇が要因の可能性がある」とする。27年度も薬剤散布で被害拡大の防止を図る。

●イカフライの卵とじ丼発売へ
 今年1月に開催した県などが主催する「高校生おいしく減塩・野菜もとれるレシピコンクール」で、優秀賞に選ばれた銭谷美咲さん(能代2年)が考案したレシピが「イカフライの卵とじ丼」として商品化され、県内スーパーマーケット3社で期間限定で販売される。27日には試食会が県庁で開かれ、佐竹知事らがアイデア満載のレシピに舌鼓を打った。

a27p02高校生減塩レシピp 減塩れしぴp2

       自らが考案したレシピの   28日から県内のスーパーで発売される
        商品を手にする銭谷さん   「イカフライの卵とじ丼」

●みたね大学が開講、学生たち意欲
 三種町教育委員会のみたね大学の開講式は27日、山本ふるさと文化館で行われ、学生たちが今年度も意欲的に学習することを誓った。同大は高齢者の仲間づくりや生きがいづくりを目的に、おおむね60歳以上を対象に毎年開講。今年度は琴丘地域75人、山本地域150人、八竜地域96人の計321人が入学、生涯学習の輪が広がり、前年度より60人ほど増えた。

d27p01

生涯学習への意欲を高めた開講式(三種町で)

●プレミア商品券、事業所登録を
 能代商工会議所と二ツ井町商工会は、「能代市プレミアム付き商品券」の取り扱い事業所登録の受け付けを行っている。プレミアム率は一般世帯で20%、子育て・非課税世帯で50%と従来のプレミアム商品券よりさらに便利になることから消費者の関心が高いことが予想される。商品券の使用には取り扱い事業所の登録が必要で、6月3日までに手続きを済ませると「取扱事業所一覧」に掲載されるため、同商議所は早めの事業所登録を呼び掛けている。

●洋上風力関連産業フォーラム設立
 産学官が連携して洋上風力発電関連産業の振興を図る「あきた洋上風力発電関連産業フォーラム」の設立総会が27日、秋田市内で開かれた。能代、秋田両港で発電事業を計画している丸紅(本社・東京都)の担当者が事業概要について講演し、30年度着工、33年度から順次発電開始を目指す計画概要を示した。

●31日に日吉神社「嫁見まつり
 能代市御指南町の日吉神社の中の申(さる)祭宵祭「嫁見まつり」は、31日に同神社で行われる。今年は地元・能代市や三種町、県外から12人の「花嫁」があでやかな婚礼衣装で参道を歩く。境内では当日、合唱が企画されたり、飲食の屋台が並んだりと、訪れた人を出迎える。柳町商店街での花嫁道中は午後7時30分から行われる。

●JR秋田支社が五能線で避難訓練
 JR秋田支社は「県民防災の日」の26日夜、大地震による津波の発生を想定し、八峰町八森の五能線八森駅─東八森駅間で緊急停車した列車からの避難訓練を実施した。津波を想定した夜間の避難訓練は今回が初めてで、JR職員が乗客に扮(ふん)し、踏切前で停車した列車から運転手と車掌が乗客を誘導して高台に避難、有事の際の対応を学んだ。

JR秋田支社が津波を想定した夜間避難訓練を初めて実施(八峰町八森で)

29日の紙面から

●チャレンジデーで能代山本は全勝
 27日に全国一斉に行われた住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」は、同日午後9時で終了し、能代山本4市町の運動参加率は能代43・1%(前年比9・3㌽増)、三種45・6%(同7・1㌽増)、八峰65・9%(同6・1㌽増)、藤里84・4%(同3・7㌽増)だった。いずれも対戦相手の自治体を約2〜8㌽差で上回り、フル参戦2年目の今年は「4戦全勝」の好成績を収めた。

v28p01チャレンジデー全勝p3

チャレンジデーで下した大分県宇佐市役所にはためく能代市旗(28日、能代市提供)

●天空の不夜城、今夏運行へ状況確認
 能代七夕「天空の不夜城」協議会(会長・広幡信悦能代商工会議所会頭)の総会は28日、能代商工会館で開かれた。26年度事業報告を承認したほか、この夏に運行される天空の不夜城の予算案などを承認した。会場は今年もイオン能代店近くの国道101号。8月2日にこども七夕と合同運行を行った後、続く3、4日にも不夜城を運行する。運行に向け太鼓、笛、引き手などの運行スタッフを募集していることなど準備状況が報告された。

●能代市が県へ5項目を要望
 能代市は28日、県庁で国・県に対する要望活動を行った。今年度は新たに、国道101号の竹生天神前の急カーブ解消や主要地方道・常盤峰浜線の防雪柵設置など、県管理道路の整備促進を求めた。県当局は「早期に対応できるよう検討していく」との前向きな姿勢を示した。要望活動は、来年度予算編成や今後の施策展開への導入をにらみ毎年行っている。

●能代商議所7会計とも黒字決算
 能代商工会議所(広幡信悦会頭)の通常議員総会は28日、能代商工会館で開かれ、26年度事業報告・収支決算など6議案を原案通り承認した。決算は一般会計を含む7会計でいずれも黒字となり、総額4517万円余を次年度に繰り越した。

●白神森組は7年連続の黒字決算
 白神森林組合(金野忠徳組合長)の通常総代会は28日、能代市元町の能代キャッスルホテルで開かれ、728万6千円の当期剰余金を計上した26年度決算を承認した。最大部門の森林整備事業で計画を18%上回るなどし、7年連続の黒字。今年度は補助事業採択の前提となる森林経営計画の作成や森林境界の明確化事業を行い、放置林の施業促進を図る。総代190人中184人が出席した。

z28p03

放置林の施業促進を重点項目に掲げた総代会

(能代市で)

●八竜中、「いじめゼロ」を宣言
 三種町八竜中(伊藤博忠校長)で28日、「いじめゼロ考動(こうどう)集会」が初めて開かれた。同校生徒会執行部が企画したもので、161人の全校生徒1人ひとりが「いじめゼロ」に向けた考動宣言を書いていじめのない学校を目指すことを誓った。同校は今年で創立40周年を迎え、同執行部で記念になる集会を開こうと考えたところ、いじめに対する生徒の関心が高いことから同集会を企画した。

集会後は生徒1人ひとりが「いじめゼロ考動宣言」を記入(三種町八竜中で)

●誘致企業関係者が能代の魅力体感
 能代市の誘致企業関係者に自然体験を提供する「のしろの魅力体感塾・こめっこ隊」は24日、同市常盤字小館地内で行われた。5社の従業員と家族ら約20人が参加、青空の下で田植えやヤマメのつかみ取りに挑戦し、里山でのゆったりとした時間を楽しんだ。9月下旬に予定する稲刈り体験では、手で刈り取って天日干しする。「収穫祭」でだまこ鍋などにして味わう。収穫したコメは、参加企業に贈ることも検討しており、能代産米のおいしさをアピールしたい考え。

i24p01

泥の感触を確かめながら田植えする参加者(能代市常盤字小館地内で)

●60代女性、100万円特殊詐欺被害
 能代署は28日、能代市内の60代女性が息子をかたる特殊詐欺の被害に遭い、現金100万円をだまし取られたと発表した。同署管内での特殊詐欺被害は今年6件。既婚女性を妊娠させたという手口の被害が相次いでいる。同署管内では同日、警察官を名乗る男から市内の高齢の女性宅に「住宅会社関係の詐欺事件でお宅の名前が使われている」と新手の不審電話があり、同署は金融機関に警戒と注意を呼び掛けている。

 

30日の紙面から

●ジュンサイ摘み手育成に12人挑む
 三種町が今年度から行っている「じゅんさい摘み手研修事業」の研修が始まった。摘み手の高齢化が進む中、町が研修希望者と農家を仲介し、奨励金を支給しながら摘み手の確保を図る取り組み。町内外の12人が研修を希望し、沼で摘み取りを日々実践しており、その苦労とやりがいを肌で感じ取っている。

d28p03ジュンサイ研修開始

ジュンサイの摘み取り方を学ぶ研修生

(三種町志戸橋で)

●能代市のごみ処理量3年ぶり減少
 能代市は、26年度のごみ処理実績をまとめた。生活系と事業系を合わせた処理量は2万1498・65㌧で前年度を281・92㌧(1・29%)下回り、3年ぶりに減少した。消費増税(26年4月)前の駆け込み需要と不用品処分などで増加した前年度からの反動減が一因とみられる。ごみ処理量は減少基調で、市町合併した18年度比では4245・70㌧(16・5%)減。市環境衛生課は、排出抑制意識の高まりに加え、人口減少の影響が大きいと分析している。

●ニホンジカの捕獲を検討へ
 白神山地世界遺産地域巡視員会議は29日、八峰町文化交流センター・ファガスで開かれた。森林生態に悪影響を及ぼすことから白神山地への生息が危惧されているニホンジカ対策として、関係機関が捕獲の方針を検討することが報告された。また、青森県側の白神山地周辺で昨年、外来種のハクビシンとアライグマの姿が確認されたため、巡視員らが注視していくことを確認した。

m29p01

外来種の監視強化などを確認した白神山地世界遺産地域巡視員会議(八峰町八森のファガスで)

●能代の教育に学ぼうと視察
 全国学力テストでトップクラスの成績を誇る本県で、良好な学力を維持する能代市の小中学校に他県の教育関係者が視察に訪れている。29日には今年度初めての学校視察があり、同市渟西小(工藤文雄校長)に、山形県鶴岡市の長沼小から笠原正三校長と教諭5人が訪れ、授業を参観した。能代市は東京都豊島区と教育連携協定を結んでいるのをはじめ、年間を通して県外の教育機関から市内の小中学校に視察研修に訪れている。市教委によると、昨年度は小中学校や教育委員会などから年間で24件の視察があり、今年度も6月に3件の視察依頼があるという。

e29p03

学力向上を目指して来能し、授業を参観する山形県鶴岡市の教諭ら(能代市渟西小で)

●能代市内で通学路の安全を点検
 能代市教育委員会や市、県山本地域振興局、能代署、学校関係者による通学路合同点検は27、29の2日間にわたって市内22カ所の通学路で行われ、各関係機関の立ち会いの下、児童生徒の安全を守るための現地確認をした。7月に関係機関による連絡協議会を開き、今後の対策などを意見交換する。

通学路の危険箇所をチェックした合同点検

(能代市向能代で)

●能代山本地方、今年一番の暑さ
 能代山本地方は29日、今年一番の暑さとなった。出歩く住民らは軽装で、気持ち良さそうに水遊びする子どもたちの姿も見られた。秋田地方気象台によると、この日の能代市能代の最高気温は平年を8・7度上回る29・2度で、8月中旬並み。八峰町八森は25・4度で7月中旬並みだった。

●渟南小児童が雅楽の魅力に触れる
 文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」が29日、能代市渟南小(石戸世津子校長)で開かれた。東京都を拠点に国内外で活動する雅楽の演奏団体・伶楽舎(れいがくしゃ、芝祐靖音楽監督)のメンバーを講師に迎えてワークショップ(WS)を実施、6年生が楽器演奏に理解を深め、日本に古くから伝わる伝統音楽の魅力に触れた。6月23日には同校で本公演が行われる。一流の文化芸術団体や芸術家を派遣する文化庁の事業の一環。伶楽舎のメンバー30人のうち5人が来校し、6年生48人が楽器の演奏方法や唱歌などを学んだ。

r29p03

日本の伝統音楽「雅楽」のWSで龍笛を演奏する児童ら(能代市渟南小で)

●息子かたる不審電話に注意を
 28日午後11時10分ごろ、能代市内の60代女性宅に息子をかたる不審電話があった。能代署は特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けている。同署によると、男の声で「きょうは朝から具合が悪いんだ。朝から熱もあり下痢もしている。また電話する」などと話したという。市役所職員や社会保険事務所職員などをかたる手口にも気を付けるよう注意喚起している。

 

31日の紙面から

●白神山地の二ツ森で山開き登山
 白神山地の二ツ森(標高1086㍍)で30日、山開き登山が行われた。八峰町の登山口から約1時間の行程で新緑のブナとかれんな草花を楽しみ、残雪を踏みしめて到着した山頂では、周囲の山々の眺望を満喫した。宮城、新潟など県内外から24人が参加した。

i30p01

残雪を踏みしめて山頂を目指す登山者(二ツ森で)

●藤里町の返礼品充実/ふるさと納税
 藤里町は今年度、ふるさと納税の「お礼の品」を寄付者が選べるよう、町内事業者の「逸品」をメニュー化した。きりたんぽやだまこもち、餅、羊肉といった「食」や宿泊施設のクーポン券合わせて12種類で、寄付者の「ふるさと」に寄せる思いを大切にしながら来町のきっかけづくり、事業者との直接取引につなげていきたい考え。9事業者・12種類でスタートし、事業者へ働き掛けながら追加していく方針。

●能代港湾振興会が総会
 能代港湾振興会(会長・斉藤能代市長)の総会は29日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、27年度事業計画を決定したほか、役員改選で斉藤会長を再任した。会員、来賓ら約30人が出席。斉藤会長は能代火力3号機の着工決定や港湾内での洋上風力の動きに触れながら、「港があるおかげで地域に光明が見えてきた。県北が少しでも元気になるような事業を振興会でも進めていきたい」とあいさつした。

●東北六魂祭、祭り華やかに競演
 東日本大震災の復興を願い、東北6県を代表する祭りが一堂に集う「東北六魂祭2015秋田」が30日、秋田市で始まった。23年の仙台市から毎年行われ、盛岡市、福島市、山形市に続く5回目。晴天の下、航空自衛隊のブルーインパルスがフォーメーション飛行を披露した後、メーンとなる祭りのパレードがスタート。盛岡さんさ踊りを皮切りに、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり、青森ねぶた祭りと続き、色鮮やかな衣装を身にまとった踊り子など、総勢1千人を超える出演者たちが約1・2㌔のコースを練り歩いた。県内25市町村による観光PRブースが設置されたほか、県内19の伝統芸能ステージが繰り広げられ、初日は能代山本関係では石川駒踊り(八峰町)が熱演を披露した。31日まで。

a30p012

東北6県の祭りが集まったパレード。沿道は観客で埋まった(秋田市の県庁付近で)

●能代サヨナラ勝ち/高校軟式野球
 第60回県高校軟式野球春季大会は30日開幕し、能代球場で1回戦2試合が行われた。能代は秋田工と対戦し、1─0でサヨナラ勝ちした。きょう31日は準決勝が行われ、午前10時から同球場で能代工─能代の地元勢対決が行われる。
 ▽1回戦
秋田工 000000000  0
能 代 000000001x 1

●札幌から能代へ修学旅行生
 札幌市の西陵中3年生142人が30日、修学旅行で初めて能代市を訪れ、市子ども館と能代エナジアムパークを見学し、旧料亭金勇で昼食を取った。市子ども館と金勇で修学旅行生を受け入れるのは初めてで、誘致を試みる市や関係者は口コミの広がりなどに期待している。

z30p01

ロケットの歴史について説明を受ける札幌市西陵中の3年生(能代市子ども館で)

●東能代地区で100人出席し敬老式
 能代市東能代地区の敬老会が30日、同市のおとも苑で開かれ、数え70歳以上の住民を祝福するとともに、今後の健康と長寿を願った。東能代地区の敬老会は、東能代地域まちづくり協議会(大塚和行会長)の主催。同地区では20年以上敬老会が開かれず、住民から「この地域でも長寿を祝う会を」という声が高まったことから、「長寿の集い」と銘打ち、昨年度初めて開催した。能代地域の敬老会は6月7日に桧山地区、同14日に常盤地区、同21日に鶴形地区で開催される。

●崇徳小児童22人、田植え体験
 能代市崇徳小(近藤国義校長)の全校田植え体験は27日、同市桧山の同校近くの田んぼで行われ、児童たちは素足で田んぼに入ってあきたこまちの苗を植え、農業への関心を深めた。同校では、地域住民との交流やふるさと教育の一環として、毎年田植え体験を実施。この日は全校児童22人が、桧山地区の農業団体・アグリ桧山(山﨑和博代表)と桧山地域まちづくり協議会(小杉山久義会長)の指導を受けながら取り組んだ。

n27p01

素足で田んぼに入り、田植えを楽しむ児童たち(能代市桧山で)

 


 

5月インデックスに戻る