11日の紙面から

●「桧山納豆」作りへ種まき/崇徳小
 能代市崇徳小(近藤国義校長)の大豆の種まきは10日、同校裏の畑で行われ、全校児童22人が納豆作りに活用する大豆の種を丁寧にまいて土をかぶせ、おいしく育つよう願った。同校では、地域の名産である桧山納豆に親しむことを狙いに、毎年納豆作りを実施。昨年からは、自分たちの育てた大豆を納豆作りに活用しようと、桧山地区の農業団体・アグリ桧山(山崎和博代表)から畑を借りて大豆の種まきも体験している。

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大豆の種まきを体験する児童たち

(能代市桧山で)

●住生活計画を改定へ/能代市
 能代市は今年度、市の住宅政策の基本的方針を定めた「住生活基本計画」の改定作業に取り組む。31年度を期限とする同計画を、人口減少や高齢化、空き家の増加など、策定時からの社会経済情勢の変化に対応する形で見直しを掛ける。併せて、市営住宅の今後の維持管理や更新・修繕の方針を示す「公営住宅等長寿命化計画」の見直しも実施。市都市整備課によると、来月中にもコンサルタントと業務委託契約を締結。有識者らでつくる策定委員会での検討を経て、年度内に見直し計画を完成させる予定だ。

●学校再編で意向調査/三種町
 三種町の6月定例議会は10日開会、会期を12日までの3日間と決めた後、三浦町長が行政報告と議案説明を行ったほか、6氏が一般質問し散会した。一般質問で今後の学校再編の考え方を問われた鎌田義人教育長は今年度中にアンケートを行い、必要に応じて検討委員会を設置する考えを示した。また、山本公民館は新たに建て替える方針で、三浦町長は「子どもの遊び場や小ホールなどを複合的に組み合わせたものにしたい」と述べた。

●経済団体に地元採用拡大要請
 県山本地域振興局とハローワーク能代(職安)は10日、来春卒業予定の新規高卒者の地元就職促進のため、能代商工会議所に採用枠の拡大と求人の早期提出を要請した。毎年、高校卒業予定者の求人受け付けが始まる前に県と秋田労働局が県商工会議所連合会などが要請活動を行っており、能代山本管内では高卒者の地元就職を促進するため同振興局と同職安が連携して地元の経済団体に要望活動を展開している。

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能代商工会議所に早期求人を要請する菊子山本振興局長(中)と川口能代職安所長(右)

●「天空の不夜城」食メニューを
 でらっとのしろ観光キャンペーン実行委員会は、能代七夕「天空の不夜城」を題材にした飲食メニューを募集している。今夏の運行で3年目を迎える天空の不夜城と「食」を結び付けることで波及効果を生み出そうと初めて企画。市内の飲食店を対象に高さや彩りなど天空の不夜城を連想させるメニューの応募を呼び掛けている。30日まで能代観光協会で受け付けている。

●13日からラベンダーまつり
 八峰町観光協会(太田治彦会長)のラベンダーまつりは、13日に同町峰浜沼田のポンポコ山公園で開幕する。28日までラベンダーの刈り取り体験を行うほか、20、21、27日のイベントデーには宝探しや「はたらく車大集合」など盛りだくさんの企画を用意している。

●藤里町でニホンジカ2頭
 環境省東北地方環境事務所は10日、世界自然遺産・白神山地周辺の藤里町粕毛字長場内(おさばない)地区でニホンジカ2頭の姿を確認したと発表した。目撃場所は素波里湖に至る森林基幹道・米代線沿いの民有林で、同町内の男性が今月4日に撮影。ニホンジカは植物を食い荒らして生態系に悪影響を及ぼすと指摘されている。今回の目撃場所は世界遺産地域外だが、長場内地区では25年9月にも姿が見られており、ニホンジカが白神山地周辺に生息し、繁殖している可能性も高まった。

●米代西部署が森林保護員4人採用
 米代西部森林管理署(相澤肇署長)は10日、白神山地など入り込みが多い山林で巡視や入山マナーの啓発を行う4人の森林保護員(グリーン・サポート・スタッフ)に雇用通知書を交付した。森林保護員は週3回程度、能代山本の国有林で活動を展開する。相澤署長は「入山マナーの啓発、外来種の進入にも注意を払いながら、けがのないようにパトロールをしてほしい」と激励していた。

12日の紙面から

●仙台フィルが藤里中へ
 藤里町藤里中で11日、仙台フィルハーモニー管弦楽団(仙台市)による公演が行われ、生徒らは、演奏者の息遣いや表情も感じ取りながら、体育館に響き渡るオーケストラ演奏の生ならではの迫力を堪能したほか、指揮者体験や合唱での共演を通して普段接する機会が少ないプロ奏者と交流した。文化庁の文化芸術による子どもの育成事業・巡回公演の一環。演奏者70人やスタッフが来校、同校の全校生徒や藤里小5、6年生、地域住民ら約180人が「客席」に着いた。

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生のオーケストラ演奏を鑑賞、指揮者体験や合唱との共演も(藤里町藤里中で)

●能代市議会、観光拠点施設に慎重論
 能代市の6月定例議会は11日、総務企画、文教民生、産業建設の各常任委員会で付託された議案15件、陳情1件の審査が行われ、いずれも可決、採択と決した。産業建設委では、市観光拠点施設整備基本計画検討委員会から提出された「中間報告」に絡み、「中間報告の時点ですでに両論併記。これから論議を重ねたとして、果たして結論を出せるのか」「大型七夕が『市民権』を得ないまま事業を進めては、後々大変なことになる」など、観光拠点施設をめぐる一連の手続きに対し、慎重さを求める意見が相次いだ。

●八峰町と東京生薬協会などが協定
 八峰町は11日、東京生薬協会(東京都)、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府)との3者で薬用植物の栽培に関する連携協定を結んだ。町役場で加藤町長らが出席して協定書の調印式が行われ、出席者は今年度から農家の圃場(ほじょう)での栽培が本格化した生薬の産地化や町の農業振興に弾みが付くものと期待を寄せた。期間は30年3月末まで。

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薬用植物栽培に関する連携協定書に調印する加藤町長(右)ら

●藤里開発公社が株主総会
 藤里町の藤里開発公社(代表取締役・佐々木町長)の株主総会は9日、同町藤琴のホテルゆとりあ藤里で開かれ、26年度事業報告・決算書類報告、剰余金処分案など、報告と議案計4件を承認した。ホテルや水生産販売など4事業部門の売上高は計2億4822万9千円で前年度より12・2%減少。本部を含めた公社全体の決算は黒字だが、町の交付金で「穴埋め」し、赤字転化を食い止めた格好だ。総会には株主で経営者の町関係者、監査役、専務・部門担当者ら合わせ10人が出席した。

●景況判断が大幅改善/秋田財務調査
 財務省秋田財務事務所は11日、法人企業景気予測調査(4─6月期)の結果を発表した。県内企業の景況判断BSIは、全産業で21・1㌽改善のマイナス2・1となり、「下降」超幅が縮小した。先行きは「上昇」超に転じる見通し。

●能代郵便局、STOP振り込め詐欺
 能代山本で多発する「振り込め詐欺」を水際で防ごうと、能代市上町の能代郵便局(白取隆局長)は、受付窓口やATM(現金自動預払機)の近くに「STOP振り込め詐欺」と書かれたトイレットペーパーを置き、住民らに注意を促している。同郵便局は、能代山本で増加している振り込め詐欺を食い止めるため、昨年8月には「振り込め詐欺防止タウンメール」を配達するなど積極的な啓発活動を展開している。トイレットペーパーの設置もその一環。

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窓口で「振り込め詐欺」へ注意喚起するトイレットペーパー

●県立大が三種町でジュンサイ研究
 三種町内で、良質なジュンサイ栽培と販路拡大に向けた県立大の研究プロジェクトが行われている。同大の教員や学生が9日、同町を訪れ、栽培・販売上の課題や戦略について関係者と意見を交換した。

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ジュンサイ沼を訪れた県立大の教員や学生(三種町森岳で)

●ハマナス初夏告げる/能代市
 能代山本地方は11日、朝から好天に恵まれ、過ごしやすい天気となった。能代市大森山のはまなす展望台周辺ではハマナスが色鮮やかな花を付け、訪れる住民らに夏らしさを感じさせていた。この日は季節の移り変わりの目安となる雑節の一つ「入梅」。気象庁によると、北陸や東北も間もなく梅雨入りする可能性がある。本県を含む東北北部の梅雨入りは平年6月14日ごろで、昨年は同月6日ごろだった。

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青空の下、鮮やかな花を付けるハマナス(能代市大森山のはまなす展望台周辺で)

 

13日の紙面から

●八郎太郎の大型紙芝居が完成
 三種町の八竜図書ボランティアグループ・はみんぐ(関登美子代表)は、地域に伝わる八郎太郎の民話を題材に、大型紙芝居を製作した。温かみのある仕上がりとなり、14日午前10時から八竜農村環境改善センターで開く「はみんぐ読書まつり」で初披露するほか、地元の小学校でも読む予定がある。同会は「地域の民話を絶やさずに伝えていきたい」などと話している。

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民話の大型紙芝居を作ったはみんぐのメンバー

●小規模校の在り方でアンケ
 能代市教育委員会は、「小規模小学校の今後の在り方に係る世帯アンケート」を行う。複式学級のある朴瀬、竹生、崇徳、鶴形、常盤の5小学区の全世帯が対象。児童数の減少を踏まえ、現状での存続や将来的な統合の必要性を検討する上で、保護者や地域住民の意向を反映させることが狙い。25日ごろから用紙を配布する。秋までにまとめた結果を基に、早ければ年度内にも学区ごとの懇談会を開く方針。市教委は、5校の将来的な在り方について「保護者、地域住民の思いを尊重し、慎重に検討を進める」としている。

●中小企業家同友会地区会設立へ
 県中小企業家同友会能代山本地区会の設立準備会総会が11日、能代市西通町のシャトー赤坂で開かれ、代表世話人に藤田徹平さん(シャディハッピー)を選出した。同会は現在16社が加盟しているが、地区会に移行するための基準となる30社以上の加入を最優先事項に挙げて会員獲得に努めるとともに、有識者による講演会や同友会員の実践報告を行うなど活動方針を決めた。

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来年度の地区会設立に向けて発足した設立準備会

(能代市西通町のシャトー赤坂で)

●藤里町でニホンジカ目撃相次ぐ
 環境省東北地方環境事務所は12日、世界自然遺産・白神山地周辺の藤里町粕毛字真土地内で10日にニホンジカ2頭の姿を確認したと発表した。1頭は角があり、雄と判断された。目撃場所は緩衝地域から南東に約10㌔の地点で、近くでは昨年12月にも1頭を確認している。町内では今月4日にも2頭のニホンジカが目撃されている。今回の2頭と同じ個体かは不明だが、相次ぐ目撃情報により、生態系に悪影響を及ぼすニホンジカが白神山地周辺で増えつつある実態が明らかになってきた。

●二ツ井の温泉施設は「ゆっちゃん」
 能代市が今夏オープンを目指して同市二ツ井町下野家後に整備を進めている高齢者ふれあい交流施設の愛称は、「ゆっちゃん」に決まった。応募304点の中から選ばれ、市は〝名付け親〟となった二ツ井小4年の園部妃晏さん、同市二ツ井町の田口クニさん、秋田市寺内の佐藤美子さんに記念品を贈る。同交流施設は、梅内地区の冷泉を引き込む温泉施設で、昨年3月閉園した高丘子ども園の跡地に整備。建物はすでに完成、現在は夏の供用開始を目指し外構工事が行われている。

●能代松陽が珠算競技で全国切符
 県高校商業教育研究会主催の第62回全国高校珠算・電卓競技大会県予選会は6日、秋田市の秋田商高で開かれ、珠算競技で能代松陽が団体優勝を飾った。7月29日に東京都江東区の第三商高で開催される全国大会への出場を決めた。メンバーの清水結花さん(情報ビジネス科2年)、中田麻由佳さん(同)、鈴木瑠恵さん(普通科2年)の3人は「目標としていた団体優勝を果たせてうれしい」と喜ぶ。

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県予選会で団体優勝した能代松陽の中田さん、清水さん、鈴木さん(左から)

●能代市緑町で火災、焼け跡から遺体
 12日午前0時40分ごろ、能代市緑町の無職、濱屋裕治さん(65)方から出火、木造一部2階建て住家約132平方㍍と南隣の藤田加代子さん(70)方の木造平屋建て住家約99平方㍍の合わせて2棟を全焼したほか、北隣の今野映子さん(39)方の木造一部2階建て住家の外壁など約47平方㍍を焼いた。濱屋さん方の焼け跡から1人の遺体が見つかった。濱屋さんと連絡が取れなくなっており、能代署が身元の確認を急いでいる。

●能代工高大運動会、園児と交流も
 能代工高(山田浩充校長)の大運動会は12日、能代市風の松原陸上競技場で開かれた。幼稚園児が参加して行う種目もあり、交流を深め合いながら爽やかな汗を流した。同校では、交流を目的に保護者や地域住民に参観を呼び掛け「みんなの登校日」として大運動会を開催。毎年幼稚園児も招いており、この日は渟城幼稚園の年長児と能代カトリックこども園の年中、年長児合わせて63人が訪れ、生徒の一生懸命な姿に声援を送ったり、一緒に種目に参加したりした。

手をつないで笑顔で走る生徒と園児

(能代市風の松原陸上競技場で)

 

14日の紙面から

●東能代駅で今年も流しジュンサイ
 三種町と町観光協会のジュンサイPRイベントが13日、能代市のJR東能代駅で始まった。五能線を走るリゾートしらかみの乗客に流しジュンサイを行う企画で、9月まで月1回実施。県内外の観光客らが体験し、ぷるぷるのおいしさと流しの楽しさに笑顔を弾けさせた。ジュンサイや町をアピールし、町に遊びに来たり、普段から町産ジュンサイを購入するようになってくれればと毎年計画している。

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流しジュンサイを楽しむリゾートしらかみの乗客(JR東能代駅で)

●〝プレミアム〟に列成す/能代市
 能代市は13日、「市プレミアム付商品券」の販売を開始した。プレミアム率50%の「特別分」が購入できる子育て世帯と市民税非課税世帯を対象にした5日間の先行販売。初日、会場の一つになった市文化会館は購入を希望する市民で一時ごった返した。ほとんどが上限いっぱいの5セット(1万5千円分)を購入。1歳と5歳の2児を子育て中の母親(36)=新山前=は「子どもの物に結構お金が掛かるのでありがたい。次の一般分も買う」と話していた。

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プレミアム商品券を購入しようとする市民で一時、行列も(13日、能代市文化会館で)

●「はやぶさの日」自作ロケット発射
 「はやぶさの日」の13日、能代市子ども館でペットボトルロケットの製作・打ち上げが行われ、親子がロケット作りを通して宇宙への興味を深めた。23年6月13日に小惑星イトカワから微粒子を採取し地球に帰った小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡をたどったパネルも展示され、市民らにはやぶさをアピールした。同市第四小の近藤友也君(1年)は「自分のロケットを作ることができ、うまく飛ばすことができたので楽しかった」と笑顔を見せた。

ロケット完成後は屋外で打ち上げを実施(能代市子ども館で)

●東北高校軟式野球、能代初戦突破
 第9回春季東北地区高校軟式野球大会は13日、秋田市のこまちスタジアムと八橋球場で開幕し、1回戦4試合を行った。本県第1代表の能代は、平工(福島県)に8─1の7回コールドで快勝し、準決勝へと駒を進めた。14日は同スタジアムで準決勝が行われ、午後0時30分からの第2試合で能代は専大北上(岩手県)と対戦する。

 ▽1回戦
平工1000000│1
能代002105X│8
(7回コールド)

●二ツ井高で伝統の強歩大会
 二ツ井高(伊藤雅和校長)の第48回強歩大会は13日、能代市二ツ井町五千苅の同校を発着点とする16㌔のコースで行われた。大会は、限界に挑戦し心身を鍛える機会として昭和39年から開催している伝統行事。昨年は50周年記念事業の関係で休止しており、2年ぶり。126人が参加し、男女とも同校を発着点に、三ノ倉トンネルを通り、藤里町藤里小で折り返すコースに挑んだ。

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威勢よくスタートを切る生徒たち

●ぶなっこ教室、400年の巨木に感嘆
 藤里町の旧坊中小校舎を再利用した宿泊体験型施設・ぶなっこ教室(佐尾和子代表)主催の「初夏の学校」は13日、2泊3日の日程で始まり、全国各地から参加した17人は雨に煙る岳岱自然観察教育林の散策を楽しんだ。「400年ブナ」を前にすると感嘆の声が上がった。

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雨にぬれた緑に囲まれ、岳岱自然観察教育林を散策する参加者

●ポンポコ山でラベンダーまつり
 八峰町観光協会(太田治彦会長)のラベンダーまつりは13日、同町峰浜沼田のポンポコ山公園で開幕した。小雨が降るあいにくの天気だったが、早咲きの品種が咲き始め、訪れた人の目を楽しませた。28日まで刈り取り体験を行うほか、20、21、27日には宝探しや「はたらく車大集合」といったイベントを予定している。

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ラベンダーの早咲き品種が咲き始めている(八峰町のポンポコ山公園で)

●能代さつき研究会、自信作30鉢
 能代さつき研究会(佐藤進会長)の「さつき花展」は13日、能代市大森山の能代エナジアムパークで始まり、色鮮やかな花が来場者の関心を集めている。同会には同市と三種町の10人が所属。毎年、同パークで春は「花展」、秋は「盆栽展」を開催、今回は30鉢を展示した。14日まで。

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色鮮やかなサツキの花が並ぶ展示会(能代市大森山の能代エナジアムパークで)

 


 

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