11日の紙面から

●藤里町 特産リンドウ収穫期
 藤里町が「あきた白神りんどう」のネーミングで特産化を進めているリンドウの収穫が始まった。鮮やかな紫色の花がセールスポイントで、お盆向けの需要が増える今月20日ごろから8月上旬に最盛期を迎える。同町では冷涼な気候を利用した作物としてリンドウに着目し、21年に3農家でスタート、現在は6農家が取り組んでいる。

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「あきた白神りんどう」の収穫がスタート(藤里町粕毛の萱沢地区で)

●能代の花火「ドローン」使用禁止
 能代の花火実行委員会(委員長・広幡信悦能代商工会議所会頭)は10日、能代商工会館で開かれ、18日に能代港下浜ふ頭を会場に開かれる「2015港まつり能代の花火」の準備状況やプログラムを確認した。観覧席は例年以上に売れ行きが好調で、マス席、カップル席などは完売、残っているのはイス席のみと報告された。このほか、トラブル防止のため会場と周辺での小型無人飛行機「ドローン」の使用を禁止し、会場での対応方法を話し合った。

●三種町「こころの体温計」運用
 三種町は、携帯電話やパソコンで心のストレスを簡単にチェックするシステム「こころの体温計」を、6月から町ホームページ(HP)で運用している。町内で10代や30代が自殺するケースがある中、特に若い世代に体験してもらい、自分の心の状況を把握しながら適切な相談機関につなげることが狙い。6月は町民から延べ4738件のアクセスがあり、町は「今後も啓発していきたい」としている。また、能代市も今月2日からHPで運用を開始した。

●水害想定し福祉施設が合同訓練
 19年豪雨災害を教訓に、能代市の二ツ井地区高齢者福祉施設防災連絡会(会長・松岡修蔵特別養護老人ホームよねしろ施設長)は10日、同市二ツ井町の8施設の利用者、職員、高校生合わせて約210人が参加した合同避難訓練を行った。福祉避難所に指定されている二ツ井高体育館には各施設の利用者らが次々と避難し、食料や介護器具などが運び込まれ、同校生徒が物資の搬入や救護スペースのテント設置、利用者の誘導などに取り組んだ。

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高齢者施設の避難所に指定されている二ツ井高に到着した利用者を誘導する生徒たち

●能代火力の部品展示
 能代市大森山の東北電力能代火力発電所で使用されていた蒸気タービンなどの部品が、能代エナジアムパークで展示されている。昨年春に実施した発電所2号機の定期点検で古くなって交換した部品で、3号機着工を前に同じ構造の既存施設をPRしている。展示は11月ごろまで。

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能代火力発電所で使われていた部品展示(能代エナジアムパークで)

●能代山本、梅雨入り後も晴天多く
 能代山本地方は、6月以降雨が少ない状況が続いている。能代市の同月の降水量は計46・5㍉と平年の49%にとどまり、梅雨入り発表後も晴れの日が多い。水分不足で野菜の生育に遅れが出ており、農家からは今後の影響を心配する声が聞かれる。米代川など河川の水量も減少傾向。国交省能代河川国道事務所によると、現段階で利水への影響は出ていないが、「状況を注視し、さらに少雨が続いた場合は、対策に向けて自治体などからの情報収集を強化する」としている。

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少雨で水量が少なくなっている米代川(能代市二ツ井町の二ツ井大橋付近で)

●BB秋田がサッカースクール能代校
 日本プロサッカーリーグJ3所属のブラウブリッツ秋田(BB秋田)が運営する小学生対象のサッカースクール能代校で、トップチームで活躍するディフェンダーの江﨑一仁選手(28)が指導している。子どもたちは、プロのプレーを間近で見たり、上達のコツを熱心に聞いたりと、サッカーを楽しみながら技術に磨きをかけている。

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子どもたちに楽しいサッカーを伝えるJ3秋田BBの江﨑選手(能代市民体育館で)

●手作り愛好者4人、展示即売会
 能代市花園町の日下部輝子さんら手作り愛好者4人の作品を一堂に集めた展示即売会「夏に花咲く小物達」が10日、同市上町の夢工房咲く・咲くで始まり、華やかな和布を使った日傘や洋服、ステンドグラス雑貨などが来場者の関心を集めている。12日まで。

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市内の手作り愛好者4人の作品が並ぶ「夏に花咲く小物達」(能代市上町で)

 

12日の紙面から

●向能代優勝、全国へ/県学童野球
 第35回高円宮賜杯全日本学童軟式野球県大会は最終日の11日、潟上市の長沼球場で八森ブルーウェーブ(山本郡代表)と向能代ファイターズスポーツ少年団(能代市代表)の決勝を行った。初の決勝となる向能代が堅守からリズムをつかんで9─2で八森を下して優勝、全国大会(8月7〜12日・東京都の神宮球場など)の出場を決めた。

▽決勝(長沼球場)
 八 森0010001 2
 向能代030024X 9

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初の全国行きを決め、喜びを爆発させる向能代ナイン

●海自YDT2号、能代港に初入港
 海上自衛隊の300㌧型水中処分母船「YDT2号」が能代市での広報活動のため11日午前8時ごろ、能代港中島5千㌧岸壁に入港した。YDT2号は12日午前10時から同岸壁で開かれる「のしろみなと祭り2015」で一般公開される。

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能代初入港の水中処分母船「YDT2号」を歓迎(能代港中島5千㌧岸壁で)

●ベスト16が出そろう/400歳野球
 第75回400歳野球大会(北羽新報社主催)は11日、能代市の市民、赤沼両球場で2回戦残り8試合を行った。市民球場では、前回王者の山本OBが圧勝、虎が常盤クラブとの接戦を制したほか、21クラブ、二ツ井BCも順当にベスト16入りを果たした。赤沼球場ではMクラブがゴールドベアーズに競り勝ったほか、ことおかOBと能代フェニックスBCとの一戦はジャンケン勝負の末にことおかOBに軍配。能代市役所OB、ジョーダンズも3回戦に駒を進めた。

●洋剣で成田がV/県中学総体
 第64回全県中学校総体は11日、秋田市内で体操、水泳、フェンシンング(オープン競技)の3競技が先行開催された。能代山本勢はフェンシングの男子個人フルーレで成田航也(東雲3年)が優勝した。

●米代川水系、渇水対策支部を設置
 国土交通省能代河川国道事務所は10日午後9時、米代川水系渇水対策支部を設置した。米代川流域では5月以降雨が少ない状態が続いており、好転するまで降雨や流量など河川状況の監視を強化、関係機関との情報共有に努める。支部の設置は平成元年8月以来、26年ぶり。

●夢舞台懸け高校野球秋田大会開幕
 第97回全国高校野球選手権秋田大会は11日、秋田市のこまちスタジアムで開会式を行い、甲子園出場を懸けた熱戦が開幕した。能代勢5校を含む参加50校49チームの選手たちははつらつとした声を響かせながら元気よく行進し、決戦に向けて気持ちを高ぶらせた。初日はこまちスタジアムで1回戦1試合を行った。能代勢は12日に能代、14日に能代西と二ツ井、15日に能代工と能代松陽が登場する。

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高校野球100年の節目の年。能代勢5校も力強く入場行進(秋田市のこまちスタジアムで)

●ジュンサイ沼でドジョウすくい販売
 三種町外岡にある無農薬のジュンサイ沼でドジョウを捕って販売している人がいる。能代市九郎左エ門笹台の比内地鶏生産者、若狭一裕さん(63)。地鶏の餌にしていたドジョウを団塊世代の友人に分けたところ「懐かしい味」と評判が広がり、3年前から魚市場に出荷するようになった。水路の整備などで生息環境が変化し希少になったが、「ウナギに負けないスタミナ食」とアピールしている。

z08p02ジュンサイ沼でドジョウすくい3

無農薬のジュンサイ沼に金網を設置する若狭さん(三種町外岡で)

●強制連行犠牲者悼み慰霊式/旧発盛
 戦時中に八峰町の旧発盛製錬所で強制労働に従事させられた朝鮮人の墓とされる墓石約70基がある同町八森字泊台地内で11日、県朝鮮人強制連行真相調査団による朝鮮人犠牲者慰霊式が行われた。約30人の参列者が黙とうや花を供えて犠牲者の霊を慰めるとともに、平和への誓いを新たにした。

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朝鮮人犠牲者の冥福を祈った慰霊式(八峰町八森字泊台で)

 

14日の紙面から

●のしろみなと祭り、催し多彩に
 のしろみなと祭り2015は12日、能代市の能代港中島5千㌧岸壁で開かれ、初寄港した海上自衛隊水中処分母船「YDT2号」、海上保安庁の巡視船「しんざん」の一般公開のほか、国交省港湾業務艇「あきかぜ」に乗船できる体験航海など海に親しむイベントをはじめ、フリーマーケット、ダンスやバンド演奏、屋台村といった多彩な催しが繰り広げられた。

海上自衛隊水中処分母船「YDT2号」、海上保安庁の巡視船「しんざん」が一般公開され、大勢の人でにぎわったみなと祭り

●藤里町「駒わりくん」定時運行へ
 藤里町地域公共交通活性化協議会(会長・成田陽悦副町長)は、22日スタートする米田・粕毛エリアと町中心部の藤琴地区を結ぶ西コースを皮切りに、3コースでデマンド交通実証実験を実施する。路線バスの既存バス停を活用して予約型乗り合いタクシー「駒わりくん」を定時運行し、路線バスの空白区域や空白時間帯を埋め、高齢者ら生活弱者の外出を支援する。町はエリア別のガイドを作成、15、30、31日に各地区で説明会を開く。

●体操女子 能代二中が全県3連覇
 県中学校総合体育大会の体操競技と水泳競技は11日から秋田市で先行開催された。体操では、能代二が女子団体で3年連続17回目の優勝を飾り、同個人総合では佐藤杏奈(能代二3年)が準優勝、男子個人総合は成田研(能代一同)が頂点に立ち、芳賀研心(同1年)が準優勝だった。女子団体の能代二と個人総合4位の佐々木愛果(能代東1年)、男子個人の成田、芳賀が東北大会(8月7〜9日・能代市総合体育館)の出場権を獲得した。水泳女子100㍍と200㍍の平泳ぎで大塚梨世(能代南1年)はいずれも4位と健闘した。

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女子団体で3連覇を果たした能代二の選手たち(左から石川月菜、佐藤、石川日菜、登藤)

●能代 初戦で由利下す/高校野球
 第97回全国高校野球選手権秋田大会は12、13の両日、能代市の能代球場など県内4会場で1回戦16試合を行った。能代勢は、能代が由利を6─2で下し能代勢はきょう14日、能代、能代西、二ツ井の3校が2回戦に臨む。
 ▽1回戦(能代球場)
能 代 021110100 6
由 利 000001010 2

●来月公演の能代オペラ、稽古に熱
 能代市民ら有志でつくる能代オペラ音楽祭第4弾「フォーレ レクイエムとオペラガラコンサート」の公演(8月29日・市文化会館)に向け、市東部公民館で12日、同音楽祭合唱団(関口美奈子代表)の練習が行われた。公演まで残り1カ月余となり、同合唱団と児童合唱団の初の合同練習や、指揮者の城谷正博さん(新国立劇場音楽チーフ)による指導など、より本番に近い状態で熱のこもった稽古に取り組んだ。

●医師ら「バスケの街」で交流試合
 能代市のNPO法人ミライ10(大塚満彦理事長)が主催する「ドクターズバスケットボールフェスティバルat能代2015」は11、12日の2日間、同市落合のアリナスで行われ、全国各地の医師が「バスケの街」に訪れて能代山本ナイトリーグ(NNL)の選手や地元高校のバスケットボール部などと交流試合を楽しんだ。

●納豆まつり7・10㍍の長巻き作る
 桧山地域まちづくり協議会(小杉山久義会長)主催の「歴史の里檜山納豆まつり」は12日、能代市桧山の桧山崇徳館で開かれた。市内外から大勢の家族連れらが訪れ、檜山納豆を使った7・10㍍の長巻きや、桧山城築城520年にちなんだ5・20㍍の長巻きを作るなど納豆を使ったさまざまな催しを楽しみ、民謡の秋田音頭にも歌われる同市の特産を身近に感じた。

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檜山納豆の長巻き作りを楽しむ子どもたち(桧山崇徳館で)

●能代市で35・4度「猛暑日」
 能代山本地方は13日、高気圧に覆われた影響で午前中から気温が上昇。能代市能代地域と八峰町八森地域で今季一番の暑さを記録した。能代地域は最高気温が35度を上回り、今年初の「猛暑日」となった。気象庁によると、高気圧に覆われた影響で、能代市能代地域の最高気温は平年より9・8度高い35・4度(午後3時16分)、八峰町八森地域でも平年より8・8度高い33・5度(同2時52分)を観測。ともに今夏一番の暑さだった。

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今季一番の暑さとなった13日は、日傘を差して歩く住民の姿が目立った(能代市寿域長根で)

15日の紙面から

●特別砂像制作に着手/三種町
 サンドクラフト2015inみたねが開かれる三種町の釜谷浜海水浴場で14日、特別砂像の制作が始まった。毎年メーン砂像を手掛けている能代市出身の彫刻家、保坂俊彦さん(41)=東京都=と台湾の彫刻家3人が、それぞれのテーマで制作に着手。小雨混じりの天気の中、細やかに作業を進め、サンドクラフトムードを高めている。今年のサンドクラフトは「砂に込めた想い~新たなる歴史への序章~」をテーマに、25、26日にメーンイベントを開催。各種砂像の展示をはじめ、ジェットスキーでのバナナボート、流しジュンサイ、音楽ライブ、海上花火ショー、水着コンテストなどの企画を行う。

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彫刻家4人の特別砂像作りがスタート(三種町の釜谷浜で)

●能代市の50年後、人口1万8千人も
 第2回能代市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議(委員長・山内繁県立大木材高度加工研究所教授)は14日、同市総合体育館で開かれ、総合戦略の土台となる「能代市人口ビジョン」の策定状況が報告された。コンサルタント会社によると、約50年後の平成72(2060)年の市の人口は現状のままで推移すれば約1万8千人、出生率を高め社会人口減少にも積極的対策を講じた場合は約3万4千人となり、取り組む施策によって約1万6千人の差が出るとの試算が示された。

●桧山城跡の環境整備で計画策定へ
 能代市の「史跡檜山安東氏城館跡環境整備計画策定委員会」の初会合が13日、同市桧山の桧山崇徳館で開かれた。史跡の永続的保全と次世代への歴史の伝達を目的に桧山城跡の本格的な環境整備に向けた計画づくりを担う組織。委員長に斉藤利男さん(弘前大名誉教授)を選出するとともに、計画策定と整備の方向性について意見を出し合った。

●能代市と県LPガス協会が災害協定
 能代市と県LPガス協会(木村繁会長)は14日、「災害時における液化石油ガス(LPガス)及び応急対策用資機材の調達に関する協定」を締結した。市役所で斉藤市長と木村会長が協定書に署名。災害発生時、避難所での非常食の調理や暖房などに使用するガスボンベやコンロといった機材供給に市内業者が協力する。

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協定書に署名する斉藤市長(左)と県LPガス協会の木村会長(能代市役所で)

●能代、能代西16強/高校野球
 第97回全国高校野球選手権秋田大会は4日目の14日、能代市の能代球場など県内4会場で2回戦8試合を行った。能代勢は、能代が第4シードの角館に4─3の逆転勝ち、能代西が6─3で横手城南を退けて3回戦進出を決めた。二ツ井は明桜に0─10で6回コールド負けを喫した。

 ▽2回戦(能代球場)
角館300000000│3
能代10030000X│4

 ▽2回戦(グリーンスタジアムよこて)
横手城南011100000│3
能 代 西10200003X│6

 ▽2回戦(八橋球場)
二ツ井000000│0
明 桜200323x│10
   (6回コールド)

●米代川水系、雨不足の影響いかに
 米代川水系渇水情報連絡会(会長・遠藤平国交省能代河川国道事務所長)は14日、能代市鰄渕の同事務所で開かれた。県内は梅雨入り後、平年より非常に少ない雨量にとどまっており、米代川水系も現在、過去5カ年平均の半分以下の水量。このまま雨が少ない状態が続けば下流域の能代市などでは節水を呼び掛ける必要に迫られることが予想されるとした。

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少雨による水量減少などへの対応を協議した米代川水系渇水情報連絡会(国交省能代河川国道事務所で)

●「恵みの雨」もぱらり
 能代山本地方は14日、朝夕を中心に小雨が降り、気温も平年以上で蒸し暑く感じられた。今月に入って好天が続いていたが、久しぶりに梅雨らしい天気となった。しかし、農家には「恵みの雨」も、お湿り程度だった。アメダスのデータによると、14日午後6時までの降水量は能代で計0・5㍉、藤里で計17・0㍉、八森で計1・5㍉。藤里は今月2日(計0・5㍉)、能代と八森は同1日(能代計1・5㍉、八森計4・0㍉)以来の観測となった。

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久しぶりの雨に傘を差して下校する小学生(能代市内で)

●能代市内の女性宅に不審電話
 13日午後3時30分から同4時ごろにかけ、能代市内の70代女性宅にオリンピックを応援する会社をかたる男から不審電話があった。能代署は特殊詐欺の手口とみて住民に注意を呼び掛けている。同署によると、女性宅の固定電話にオリンピックを応援する会社を名乗る男から「あなたの口座から当社に250万円が振り込まれている」と連絡があり、女性が分からないと答えると男は「名前が悪用されているかもしれない。あなたが被害に遭わないよう当社の弁護士を紹介する」などと告げて電話を切ったという。その後、弁護士を名乗る男から「あなたの通帳や口座に被害が及ばないようにする」と電話があり、不審に思った女性が同署に届け出た。

 

 


 

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