2016年1月

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

※見たい日付をクリックしてください。

1日の紙面から

●「平成の合併」から10年
 平成28年は、能代山本地方の「平成の合併」から10年の節目に当たる。8市町村から4市町に再編され、塗り変わったふるさとの地図に住民もようやく慣れてきたところだ。それぞれの自治体は、合併でより広がりを持った地域資源を活用し豊かなふるさとづくりに向け前進を続ける。一方で人口減少、若者の流出、産業振興、地域の均衡発展といった課題は、10年経った今もなお変わらず、それどころか深刻の度合いを増している。それらの解決・対処にどう当たり、地域として生き残っていくか。10年の歩みを経て、今こそ合併のメリットを発揮すべき時だ。

つどいの広場写真1

合併から10年。将来を担う子どもたちのためにも、今こそ合併メリットの発揮が必要だ

●夏に参院選、春に藤里町議選
 今年は夏に参院選が行われる。秋田選挙区(改選数1)は再選を狙う自民党現職に対し、民主、共産、幸福実現の3党がそれぞれ候補を擁立する方針。昨年6月の公職選挙法改正により「18歳選挙権」が適用される初めての選挙となる。能代山本では、3月に任期満了に伴う藤里町議選もあり、定数10をめぐる今後の動向が注視される。参院選秋田選挙区は、自民党現職の石井浩郎氏(51)に対し、民主党は元職の松浦大悟氏(46)、共産党は新人の藤本友里氏(36)、幸福実現党は新人の西野晃氏(38)の擁立を決めた。社民、民主両県連と共産党県委員会は共闘に向けた「3者協議」を進めることにした。

●官民で移住・定住推進/三種町
 人口減少が進む中、移住・定住の推進に力を注いでいる三種町。空き家の片付けを支援する補助事業など、行政が移住・定住を後押しするような各種施策を用意すれば、地元のNPO法人・一里塚(清水昭徳理事長)は行政では難しいきめ細やかなサポートに当たり、官民が車の両輪となって移住者を支援している。

●ジオ、教育と観光に貢献/八峰町
 八峰町の八峰白神ジオパークが今秋、日本ジオパーク委員会による4年に1度の再認定審査に臨む。海岸沿いに貴重な地形や地質の観察ポイントを持つ自然公園として環境教育や観光面での活用が進められ、町の認知度向上に一役買ってきた。町は、総合振興計画の中でジオパークを活用した観光振興を重点施策の一つに掲げており、これまでの取り組みの成果を検証し、次の4年間に向かう年となる。

●生涯現役システム構築へ/藤里町
 藤里町で、「根っこビジネス」の試行に向けた模索が始まっている。見向きもされなかったワラビやクズの根から粉を採り、特産品化を狙うもので、町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)が構築を進めている「町民全てが生涯現役を目指せるシステム」で、生涯現役をかなえる「仕事」候補に浮上。身近にある「山の恵み」を生かし、手間ひまがかかることを逆手にとった仕事づくりに、人づくり、若者支援を組み合わせ、追い求める藤里版トータルケアの具現化へ、また一歩踏み出す。

●堀部さんが高校生研修で比国へ
 県教育委員会が主催する英語力の向上を狙いとした高校生海外企業研修が、4日から4泊5日の日程でフィリピンの首都マニラで行われ、能代工の堀部桃子さん(理数工学科2年)が参加する。現地の工場での職場体験を予定し、堀部さんは「研修を通して英語の実力を伸ばし、現地の人たちとも交流を深められるよう頑張りたい」と話している。

●JR五能線、全線開通80周年
 JR五能線(東能代駅─青森県田舎館村・川部駅、全長147・2㌔)は、今年7月で昭和11年の全線開通から80周年を迎える。1日平均で約600人が利用し、沿線住民の「生活の足」となっているほか、観光列車「リゾートしらかみ」は年間10万人の乗客があり、全国的にも人気の高いローカル線として知られる。7月30日には能代駅で記念イベントを行って80周年の節目を祝うほか、五能線観光の誘客を図る方針だ。

m25p0280

八峰町の第二小入川橋梁を走るリゾートしらかみ。乗客は日本海を眺める

(岩館駅─あきた白神駅間)

●畠町の空き家をギャラリーに
 能代市緑町のグラフィックデザイナー、藤田喜彦さん(44)が、同市畠町にギャラリーを開設した。3階建ての空き家をリフォームして再生。1階は能代市内の手作り作家やイラストレーターらの作品を常設で展示販売しているほか、2、3階はレンタルスペースとして現在は各種癒やしのセラピーや講座に使われている。藤田さんは「展示する作品や活用する人を増やし、能代のアートの発信場所になれれば」と話している。

d28p02畠町にギャラリー

畠町にギャラリーをオープンさせた藤田さん

3日の紙面から

●招福を祈願し初詣
 2016年が幕開けした1日、能代山本地方は例年より雪が少なく穏やかな天候の中での年越しとなり、各神社や寺院には大勢の住民が参拝に訪れ、にぎわいを見せた。参拝者たちは飛躍の年となるよう願いを込め、家族や友人らと一緒に手を合わせていた。

新年への希望を込めながら参拝する初詣客

(能代市御指南町の日吉神社で)

●能代火力3号機2月着工
 東北電力(本店仙台市)は、能代市大森山の能代火力発電所3号機(出力60万㌔㍗)の工事を2月に開始し、32年6月の運転開始を目指す。石炭火力で電力の安定供給を図るため、事実上凍結していた計画を12年以上前倒しして増設に踏み切る。地域待望の大型事業で、事業費は約1千億円とみられる。雇用拡大、税収増、定期点検の受注増、工事関係者が長期滞在する宿泊施設や飲食店への好影響など、1、2号機建設で見られた「火力景気」の再現が期待される。

●元日から初売りにぎわう
 新年を迎え、能代山本の大型店などでは元日から初売りを行い、福袋の販売や抽選会を行ってにぎわいを見せた。2日から営業を開始した家電量販店や商店街の各店舗もお買い得な商品を用意し、1年のスタートを切った。元旦から営業を始めた能代市柳町の大型店では、「迎春」「初売り」と書かれたポスターや垂れ幕で店内を飾り付けた。午前8時の開店前から店舗入り口には初売りを待ち望む住民たちが列を成し、開店と同時に店内に流れ込んだ。

家族連れなどでにぎわいを見せた初売り(能代市柳町の大型店で)

●62人が七座山元旦登山
 能代市二ツ井町の七座山(287・4㍍)で1日、恒例の元旦登山が行われた。帰省客を含め市内外から参加した人たちは山頂に設けられた特設の祭壇に玉串をささげ、それぞれの新年の願いや誓いを胸にかしわ手を打ち、手を合わせた。「一年の計は元旦にあり」と二ツ井山の会(藤田昭会長)が主催し、今年で48回目。今回もJR二ツ井駅に集合した人は同町仁鮒の杉ホールひびきまで徒歩で移動、同ホールで待っていた参加者と合流し、総勢62人で猿田沢登山口から山頂を目指した。

f01p011

七座山山頂に到着、それぞれの「1年の計」を胸に参拝

●ナゴメハギ家々回る/能代市浅内
 能代市浅内地区の伝統行事「ナゴメハギ」が大みそかの31日に行われ、地元の若者有志でつくる浅内ナゴメハギ保存会(保坂智之会長)の会員らが地域の約170世帯の家々を回り、災いを振り払った。ナゴメハギは、男鹿のナマハゲと同じく大みそかに行われる来訪神の行事。「怠け者をなくす」「元寇の恐ろしさを伝える」など由来は諸説あり、昭和56年には当時の文部省から記録選択無形民俗文化財の指定を受けている。

r01p01なごめはぎ2

地区の家々を回り厄を払ったナゴメハギ

(能代市浅内で)

 

●獅子舞が地区内練る/三種町浜田
 三種町浜田地区で1日、同地区の青年らによる新春恒例の獅子舞が施設や各家々を回り、1年間の家内安全や無病息災などを願い囃子に乗せて威勢の良い舞を披露した。今年は会員23人のほか、地元の小学生や高校生5人が参加して午前9時ごろから地区内に繰り出し、約250世帯・施設を回った。

無病息災などを願い、獅子が頭をがぶり(三種町浜田のヘルスケアタウンやまぼうしで)

●べらぼう太鼓で新年景気づけ
 能代べらぼう太鼓(本多直哉会長)の新年奉納太鼓初響は1日、能代市御指南町の日吉神社で行われ、会員たちが境内に威勢の良い太鼓の音を響かせ、参拝客を元気づけた。今年は4歳から60代まで25人が出演、豪快なばちさばきを披露した。

威勢の良い演奏を響かせた能代べらぼう太鼓の初響(能代市御指南町の日吉神社で)

●年賀はがき配達出発式
 年賀はがきの配達が1日、一斉に開始し、能代山本でも全国各地から寄せられた新年の便りを詰め込んだ配達員たちがバイクや自転車に乗り、各家庭へ届けた。能代市上町の能代郵便局(白取隆局長)では、午前7時から朝礼が行われ、白取局長が「焦らずに安全第一でお願いしたい。新しい年、自信と誇りを持ち、良い仕事をやり切り、良い年にしましょう」と呼び掛けた。

4日の紙面から

●帰省客のUターンピークに
 年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。能代山本の駅などでは、午前中から大きな荷物を抱えた帰省客で混雑し、見送りの家族や友人らと別れを惜しみながら古里を後にする光景が広がった。ピークは4日も続く。能代市のJR東能代駅ではこの日、秋田新幹線「こまち」に接続する上り列車が1番線ホームに到着するたびに、帰省客が大きな荷物や土産を持って次々に乗り込んだ。

r03p01

大きな荷物を抱えた帰省客で混雑するJR東能代駅

(3日午前11時45分ごろ)

●県北エリアの整備着々/日沿道
 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)は、県北エリアで事業が着実に進んでいる。能代市の二ツ井白神インターチェンジ(IC)─二井田真中IC(大館市)の未開通区間(31・9㌔)のうち、二ツ井白神─あきた北空港IC(仮称、北秋田市)間の現道活用区間(18・0㌔)では「線形改良」や「別線整備」に着手するなど事業が前進。また、北空港─二井田真中間(13・9㌔)は、29年度までの供用開始に向けつち音が響いている。

●歩こう会、年始めは神社巡り
 能代歩こう会(戸松春雄会長)の新年恒例行事「初詣・初歩こう会」が3日、能代市内で行われ、会員たちが同市御指南町の日吉神社と柳町の八幡神社を参拝して1年の健康などを願い、新春の街を歩いた。この日は会員13人が参加。同市富町の市民体育館前に集合して新年のあいさつを交わした後、文部省唱歌の「きたえる足」と「一月一日」を合唱し、街に繰り出した。

n03p01

会員たちが初歩きを楽しんだ「初詣・初歩こう会」(能代市富町で)

●洋剣全国大会に2選手
 第23回JOCジュニアオリンピックカップフェンシング大会は7日から4日間、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園体育館で開かれ、能代市の二ツ井ジュニアフェンシングの成田航也(東雲中3年)と千葉圭(能代二中2年)が出場する。また、成田は日本フェンシング協会の海外選手派遣で21日から1週間、シンガポールに派遣され国際大会に参加する。

●能代工バスケ部がボール始め
 能代工高バスケットボール部のボール始めは3日、同校体育館で行われた。昨年末のウインターカップで8年ぶりに3位になった能代工。新チームの1、2年生がOBたちの胸を借りて交流試合に臨み、全国王座奪還へ意気込みを新たに真剣勝負を繰り広げた。

e03p01能代工ボール始め

1、2年生の新チームと3年生やOBが真剣勝負を展開したボール始め(能代工高体育館で)

●学童野球選抜チームが解散式
 学童野球の選抜チーム「能山オールスターズ」の第5期生解散式が先月30日夜、能代市柳町のプラザ都で行われ、選手たちは仲間との絆を確かめるとともに、中学校に進んでも野球に打ち込む決意を新たにした。選抜チームは夏の大会でスポ少の活動を終えた能代山本の小学6年生を対象に、野球に親しむ機会を提供し中学校での活動につなげようと23年から毎年結成。今期は実技形式のセレクションを突破した20人でチームを立ち上げ、五小フェニックスの松橋孝監督や、そのほかのスポ少の監督が指導に当たった。

b30p022

選手1人ひとりに修了証が手渡された解散式

(能代市柳町のプラザ都で)

●正月の空に凧高々と二ツ井町
 能代市二ツ井町飛根の羽立凧(たこ)揚げ同好会(工藤保雄世話人代表)の新春恒例行事・凧揚げ大会は3日、羽立会館周辺で行われ、雪が少なく穏やかな天候の中、大人から子どもまでが持ち寄った凧が新春の空を色とりどりに彩った。この日の能代山本地方は、最低気温が4月中旬から下旬並みと、落ちついた正月三が日となった。

s03p01羽立凧揚げ大会2

穏やかな天候に恵まれ、凧揚げを楽しむ子どもたち(能代市二ツ井町羽立地区で)

●「人形」燃やし厄払い/藤里町藤琴
 藤里町藤琴地区の厄払い式は3日、同地区の浅間神社(広沢洋宮司)で行われた。節目の年を迎えた参列者は神事で厄を落とし、今年1年も健康で過ごせることを祈願した。厄払い式には男性の数え42歳が3人、62歳が2人、女性の33歳が9人の合わせて14人が出席。神事を終えると境内に設けられたたき上げ所に移動し、人形(ひとがた)を自分の体の不調を感じる部位に当てて厄を移して燃やした。

p03p03

お払いを受けた後、厄を移した人型を燃やした参列者(藤里町の浅間神社で)

 

5日の紙面から

●熱帯植物園で小学生が写生
 能代市大森山の能代エナジアムパークで4日、恒例の熱帯植物園写生コンクールが始まり、参加した子どもたちが、お気に入りの植物や構図を決めて草木をじっくり観察し、思い思いに作品を描いていた。同コンクールは、小学生に植物を楽しく観察してスケッチする場を提供し、植物への興味・関心を深めてもらおうと実施。能代山本の小学生を対象に毎年行われており、今回で23回目。コンクールは11日まで開かれ、随時参加者を募集。

s04p02

お気に入りの植物を自由に描く児童たち(能代エナジアムパークで)

●本因坊戦、6月に能代開催
 囲碁の七大タイトルの一つ「本因坊戦」(第71期)が、再び能代市で開催される。会場は2年前の第69期と同じ同市柳町の旧料亭金勇・大広間で、6月2、3の2日間、7番勝負の第3局が行われる。4日の記者会見で斉藤市長が開催決定を発表した。市長は「前回の開催が高い評価を受けた。旧料亭金勇の価値をさらに高め、能代市を全国にPRする機会と捉え、情報を発信していきたい」と述べた。

●斉藤市長が年頭会見
 能代市の斉藤市長は4日、市役所で年頭の記者会見を行った。今年について「1月の『ふるさと祭り東京2016』への天空の不夜城出演、春には能代火力3号機の建設が始まるなど、能代市にとって大きなチャンスをいただく年だと思っている」と述べ、活力あるふるさとづくりへ改めて決意を示した。また、3月21日の市制施行記念日に合わせて、合併10周年記念式典と記念講演会を市文化会館で開催することを発表。講演会の講師には、宇宙飛行士の山崎直子さん(女子美術大客員教授)を招へいする。

●ラスパイレス指数、能代は95.2
 総務省が27年地方公務員給与実態調査結果を公表したことを受け、県は県内市町村の職員給与水準(ラスパイレス指数、国家公務員=100)を発表した。27年4月1日現在の市町村平均は前年同期と同様の95・4。能代山本では能代市の95・2が最高で、25市町村中8番目だった。藤里町は94.1、八峰町は92.9、三種町は91.8。

●官公庁で仕事始め
 能代、三種、八峰、藤里の能代山本4市町と県、国の出先機関は4日、2016年の仕事始めを迎えた。能代市では午前8時40分から第1庁舎第1・2会議室に約150人の職員が集まり、仕事始め式を行った。斉藤市長は「能代市の今年を漢字1字で表すと『始』。今まで額に汗して市政推進に重ねてきた努力が芽を出し、小さな花を咲かせ始めた。愛してやまないふるさと能代が発展の一歩を踏み出す年、始まりの年だ」と強調。8日に東京ドームで開幕するふるさと祭り東京2016への能代七夕「天空の不夜城」出演、能代火力発電所3号機着工に対する期待感や、「9月には新庁舎に引っ越しする。能代の発展に決意を新たにしたい」などと述べた。

v04p01p

斉藤市長が職員を前に年頭のあいさつ(市役所で)

●日本語学習会が冬休み講座
 外国出身者や外国人の親を持つ子どもたちが、日本語の理解を深めながら勉強に取り組むのしろ日本語学習会(北川裕子代表)の冬休み講座が4日、市中央公民館で始まり、小中学生が冬休みの宿題や授業の予習復習に励んでいる。講座は日曜の10日を除き13日まで。

●能代女子が2回戦へ/県ミニバス
 第44回県ミニバスケットボール交歓大会兼第38回県スポーツ少年団大会は4日、秋田市の市立体育館と県立体育館で開幕、初日は男女の1回戦を行った。能代山本勢は女子の能代ブルーインズが2回戦に進出、男子の能代ブルーインズと女子の藤里は惜しくも1回戦で敗れた。

 関係分の結果は次の通り。
 ▽男子1回戦
旭 川32 10─4 30能代ブ
     4─11
     4─5
     14─10

 ▽女子1回戦
尾 崎24 6─8 19藤 里
     6─3
     10─0
     2─8

能代ブ43 7─12 38湯沢西
     16─4
     9─7
     11─15

●消防人の心意気示す/出初め式
 新春恒例の消防出初め式が4日、三種町と藤里町で行われた。寒空の下、消防車両パレードや分列行進を披露し、引き締まった表情で町長らの観閲を受けた団員たちは、今後の無火災を願うとともに、地域の防災力向上に努めることを誓い合った。きょう5日は能代市の能代、二ツ井両地域と八峰町で出初め式が行われる。

f04p011

小雪舞う中、きびきびと分列行進を披露する団員(藤里町で)

 

 

 


1月のインデックスに戻る