26日の紙面から

●伝統食を後世へ、料理教室始まる
 三種町森岳の農産物直売施設・じゅんさいの館で、今年も恒例の体験料理教室が始まった。地域の伝統食を後世に残そうと、菓子作りやそば打ちなどを行う教室で、ジュンサイ収穫期の夏を除き、土曜日に開催している。23日は米粉で作る菓子の「かまぶく」のうち、祝い事の際に食べられてきた「たばね」という絵柄に挑戦。同館を運営する山本地域産物利用促進組合の組合員が講師を務め、参加者が熱心に作り方を教わった。

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和気あいあいとかまぶくを作る参加者

 

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完成したかまぶくの絵柄「たばね」

●交付金は道、川の駅プロジェクトへ
 能代市は、一時活用を断念していた「県市町村未来づくり協働プログラム」に基づく交付金について、再び活用を目指すためのプロジェクト案をまとめた。「(仮称)道の駅と川の駅を核とした地域活性化プロジェクト」として、新しい「道の駅ふたつい」を起点に、市の歴史、自然、文化などの地域資源を活用しながら交流人口の増加を図る内容。近く県に案を提示し、プロジェクトチーム立ち上げの協議を開始。交付金活用の期限となっている年度内のプロジェクト成案策定を目指す。 

●総合戦略案、発展イメージ湧かない
 能代市議会全員協議会は25日、市二ツ井町庁舎で開かれ、能代版総合戦略「市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(計画期間・27~31年度)および「市人口ビジョン」の素案について市当局の説明を受けた。議員からは内容についてさまざまな注文が出されたほか、総合計画の延長線的な中身から「能代が発展していくイメージが湧かない」との厳しい指摘もあった。

●能代支援学校高等部は1.63倍
 県教育委員会は25日、28年度特別支援学校の志願状況を公表した。今春、能代養護学校から名称を変更する能代支援学校高等部普通科は定員8人に対し13人が志願、志願倍率は1・63倍だった。最も倍率が高かったのは、天王みどり学園普通科と栗田支援環境・福祉科いずれも1・88倍。次いで能代支援普通科だった。

●三種議会、再審査を忘れ陳情廃案に
 三種町議会で昨年の9月定例議会で継続審査とした陳情が、次の12月定例議会で審査することを所管常任委員会や議会事務局もうっかり忘れてしまっていたことが25日、明らかになった。町議会事務局によると、同陳情は審議未了で事実上の廃案になるという。この事態に金子芳継議長は「議会みんなの責任」と受け止め、議会事務局は「初歩的なミスをしてしまった」と話している。

●東京ドームの熱気伝える写真展
 能代市元町の能代商工会館ロビーで、「能代七夕『天空の不夜城』」が出演した「ふるさと祭り東京」を写真で紹介する展示会が開かれている。「天空の不夜城」の城郭灯籠組み立て作業の様子から、祭りに参加した全国各地の祭りなども紹介し、大勢の観客を楽しませたイベントの熱気を伝えている。

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天空の不夜城が出演したふるさと祭り東京の雰囲気を伝えている写真展示

●伝統の和友教室、一針一針せっせと
 藤里町公民館主催の和友教室の教養講座コースは25日、町総合開発センターで開かれた。初回のこの日はパッチワーク教室で、花を持った女の子の刺しゅう入りのパッチワークキルトを縫い上げた。各自が縫ったキルトをつなげて大きな1枚の作品にし、町三世代交流館に展示する予定。

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見本を見ながらちくちく。刺しゅうやパッチワークを楽しんだ和友教室の教養講座

●どぶろく使い「恋文ムース」完成
 能代市二ツ井町地域が売り込む「恋文のまち」にちなんだ新作デザート「恋文ムース」が誕生した。同地域の若者が地元の素材にこだわって製造している濁酒「吟醸仕込み美桜どぶろく きみまちの詩」の豊かな香りや味わいが生きる濃厚な〝大人のスイーツ〟で、同町切石の「レストラン山の上」オーナーシェフ・石山啓次さん(59)が考案。新道の駅ふたついでの提供を思い描きながら、二ツ井ならではの付加価値のある「食」を探っている。

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こだわりの濁酒「きみまちの詩」を生かしたスイーツ「恋文ムース」が完成

 

27日の紙面から

●文化財防火デー、各地で訓練
 能代山本の各消防署は「文化財防火デー」の26日、国や県などの文化財指定を受けた歴史資料を保管する寺院や施設など3市町4カ所で火災を想定した消火訓練を行った。署員や関係者らは迅速な訓練を展開し、地域の貴重な財産を守るため、有事の際の対応を確認した。能代消防署は、昭和47年に市有形民俗文化財に指定された「檜山焼」の皿や壺(つぼ)など23点を展示している桧山崇徳館で実施。同消防署や市、市火災予防組合、市消防団第9分団、地域住民ら53人が参加した。

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「文化財防火デー」に合わせて行われた能代消防署の消火訓練(能代市の桧山崇徳館で)

●陳情審査問題受け全国表彰辞退
 三種町議会が12月定例議会で継続審査の陳情1件の審査を忘れて事実上の廃案になった問題で、町議会は26日、町役場で会合を開いて対応を協議した。金子芳継議長と議会事務局がこの問題について陳謝、再発防止を徹底することを決めた。町議会は全国町村議会議長会の表彰を受ける予定だったが、この問題を受けて辞退することにした。

●ふじさと元気塾が買い物代行
 藤里町のNPO法人ふじさと元気塾(藤原弘章理事長)は25日同町内で買い物代行宅配サービスを開始した。県から受託している地域支援システムモデル事業の一環で、秋田、青森両県でスーパーマーケットを展開する伊徳(本社・大館市)と連携し、店舗が遠かったり、家事や育児などで外出しにくいといった買い物に関する「困りごと」の解消を図る狙い。3月25日までの2カ月間、試験的に実施しニーズの洗い出しも行う。

●地域の医療と福祉の在り方探る
 八峰町主催の「地域医療・包括ケアの未来を拓く多職種連携in八峰」は23日、同町峰浜田中の峰栄館で開かれ、在宅医療に携わる医療従事者や介護職員、町、町社会福祉協議会職員らが参加し、それぞれの視点で、地域の医療や包括ケアの課題、今後の在り方について意見交換した。

●昨年の入山2万5200人/白神山地
 本県と青森両県にまたがる世界自然遺産・白神山地とその周辺地域への27年の入山者は延べ2万5200人で、調査を開始した16年以降で最少だった26年から5466人増加した。環境省東北地方環境事務所は、入山者数が最も増える夏場にアクセス道が自然災害の影響を受けずに利用できたことが増加に転じた要因とみている。本県側の二ツ森は2860人、岳岱自然観察教育林は1978人だった。 

●フルート三重奏で東北大会へ
 全日本アンサンブルコンテスト第38回県大会は23、24の両日、秋田市の県民会館で開かれた。能代山本からは、金賞で東北大会(2月14日・同会館)の出場権を得た能代二中のフルート三重奏を含め、小中高の3部門で13団体が入賞した。能代二のフルート三重奏は松岡響子さん(2年)、豊田彩音さん(1年)、白石聖来さん(同)で編成同校の東北大会出場は10年ぶり。3人は「全国出場を目指す」と練習に力が入っている。

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東北大会に向けて練習に励む能代二中フルート三重奏のメンバー(左から松岡さん、豊田さん、白石さん)

●スリップ事故が急増
 遅い冬将軍の到来となった今冬の能代山本では、凍結路面のスリップ事故が相次いでおり、ドライバーに安全運転が一層求められている。能代署によると、1月のスリップ事故の発生状況(24日現在)は、人身2件、物損41件。昨年に比べて暖冬傾向にもかかわらず、事故件数は昨年に迫る勢いで増えている。同署などは、スリップ事故を防ぐために▽速度を抑えた運転▽急ハンドルや急ブレーキなど「急」の付く運転を避ける▽十分な車間距離を取る──の3点をドライバーに呼び掛けている。                 

●大型トラック向け洗浄装置開発
 航空機の洗浄器を開発している能代市扇田の「アキモク鉄工」(花下智之社長)は、同所の「丸伸運送」(工藤伸一社長)などと共同で、融雪剤の影響で車体がさびる「塩害」に悩む大型トラック用の洗浄装置の開発を進めている。水に空気を混ぜて発生させる超微細な気泡「ファインバブル」を放射し、イオン結合で車体に付着した塩類を除去する。同時に土や粉じんなどの汚れも取り除く高圧洗浄効果を検証しており、今春の製品化を目指す。

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「ファインバブル」装置でトラックの下回りを洗浄する丸伸運送の社員(能代市扇田で)

28日の紙面から

●能代一中で防災フロンティア授業
 能代市の能代一中(藤田良博校長)で27日、気象庁による「防災フロンティア授業」が2年生を対象に開かれた。NPO法人気象キャスターネットワーク(東京都)所属の気象予報士・鈴木智恵さんと秋田地方気象台の予報官・阿部真治さんが講師を務め、大雨に見舞われた際の避難方法や情報整理、心構えなどを学んだ。

大雨が降った際の避難方法などをまとめる生徒たち

●新焼却施設 37年度稼働で具体化
 能代山本広域市町村圏組合(代表理事・斉藤能代市長)は、能代山本地区の今後のごみ処理体制の考え方を示す「一般廃棄物処理施設整備基本構想」の中間報告をまとめ、27日開かれた同組合議会全員協議会で説明した。組合が運営する南部清掃工場(三種町鵜川)は36年度で耐用年数が切れるため、37年度の稼働開始を目標に新たな可燃ごみ焼却施設を整備すると明記した。建設候補地や具体的な処理方法は、来年度立ち上げる検討委員会での協議を経て決定する。

●重点道の駅に「ふたつい」選定
 能代市二ツ井にある道の駅「ふたつい」が、国土交通省の重点道の駅に選定された。移転を機に防災拠点機能や冬場でも地域交流を創出する場とするほか、世界遺産・白神山地の玄関口として、多言語に対応したインバウンド(海外からの訪日客)観光案内所やスタッフ・ガイドを配置するなどとしている点が評価された。

●総合就職面接会、ニーズすり合わせ
 ハローワーク(職安)能代と能代市が主催する総合就職面接会inのしろは27日、同市柳町のプラザ都で開かれ、職を求めて来場した人と各事業所の人材採用担当者が話し合いを重ねた。管内の労働市場での有効求人倍率は1倍を超えているが、依然として業種によって状況にばらつきもあり、求人側、求職者側が互いの条件を突き合わせてニーズのマッチングを図った。

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求職者側、事業所側が面談を重ねた総合就職面接会(能代市柳町のプラザ都で)

●三種で当初予算案の町長査定始まる
 三種町の28年度当初予算編成に向け、25日から町長査定が始まった。各課に通知された編成方針によると、33年度に6億円余の収支不足が見込まれるとし、「既存事業の見直しによる選択と集中」が必要と指摘。その上で、人口減少対策への対応を含め、雇用対策推進事業の継続などの重点事業に積極的に取り組む方針を掲げている。

●高校入試、あす一斉に前期選抜
 28年度県公立高校入試前期選抜は、29日に県内の各高校で一斉に行われる。能代市内の全日制5校では、募集枠156人に対して138人が出願、平均倍率は0・88倍で前年度に続いて1倍を割った。学科別で最も倍率が高かったのは能代の普通・理数で、35人の募集定員に対し45人が志願して1・29倍。次いで能代松陽情報ビジネスが21人に対して26人で1・24倍、同校の普通・国際コミュニケーションが21人に対して22人で1・05倍、能代工建設が11人に対して11人で1・0倍となった。

●駅前に事務所、白神の情報拠点に
 白神山地や周辺地域で環境保全や観光振興に取り組む一般社団法人・秋田白神コミュニケーションセンター(後藤千春代表理事)が27日、能代市元町のJR能代駅前ロータリーの一角に事務所を開設した。空き店舗の利用を促し商店街の活性化を図る同市の事業を活用したもので、事務所は白神山地の情報発信をはじめ、写真を展示するギャラリー、地場産にこだわった軽食・喫茶を提供する機能も兼ねており、後藤代表は「秋田県側の白神エリアの情報ステーションとしての役割を担っていきたい」としている。

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秋田白神コミュニケーションセンターがJR能代駅前ロータリーに事務所を開設(能代市元町で)

●能代西高3年生が課題研究を発表
 能代西高(佐藤信英校長)の課題研究発表会は26日、同校で開かれ、総合学科各系列の3年生が体の柔軟性を高めるトレーニングや、絹糸の生産、商品販売といった独自のテーマで取り組んだ研究成果を披露した。総合学科は総合進学、生物資源、ビジネス、生活福祉、情報科学の5系列があり、毎年3年生が進路や関心に応じて研究テーマを設定している。今年は103人が31テーマに分かれて約半年間にわたって課題研究に取り組み、この日は代表に選ばれた7テーマの生徒が成果を発表、1、2年生や保護者らが参観した。

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3年生が課題研究の成果を披露した発表会

(能代西高で)

29日の紙面から

●定住自立圏共生ビジョン素案を了承
 第1回能代山本定住自立圏共生ビジョン懇談会は28日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。事務局は、能代市が藤里、三種、八峰の3町とそれぞれ定住自立圏形成協定を締結したことを報告。また協定に基づいて4市町が推進する具体的な取り組み内容を示す「共生ビジョン」の素案を提示し、了承を得た。来月1日から素案に対するパブリックコメント(意見募集)を実施し、年度内に成案を策定する。

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定住自立圏共生ビジョンの素案が提示された懇談会(能代山本広域交流センターで)

●NEDO、能代港の洋上風力を採択
 大手総合商社の丸紅(本社東京)などが能代港と秋田港で事業化調査を進めている洋上風力発電事業が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業」に採択された。風車建設に伴う調査・設計費を助成し、洋上風力発電の早期実現を後押しする。NEDOは「事業化の確度が高い」として採択を決めた。

●きみまち阪フォトコン表彰式
 能代市二ツ井町の景勝地・きみまち阪公園の魅力を市内外に発信しようと、市が主催したきみまち阪フォトコンテストの入選作品が決まり、応募41点の中から相馬功輝さん(44)=同市元町、会社員=の「風情を感じて」が最優秀賞に選ばれた。表彰式は28日、市二ツ井町庁舎で行われ、斉藤市長から入賞者に賞状と副賞が贈られた。入賞作はきみまち阪桜まつりに合わせ、同公園内のきみまち恋文ギャラリーに展示する予定。

 

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最優秀賞に選ばれた相馬さんの「風情を感じて」

●八峰町の当初予算編成、新規は抑え
 八峰町の28年度当初予算編成は、町長査定を終えて大詰めに入っている。普通交付税の段階的縮減が始まることから、新規事業を極力抑制しながら事務事業の見直しを徹底する一方、総合戦略に基づく産業振興や移住・定住対策、少子化対策などに重点的に予算配分する方針。当初予算案は3月定例議会に提案される。

●全国中学スキーへ能代山本勢意欲
 第53回全国中学スキー大会は、2月2日から5日間、北海道富良野市と名寄市で開かれる。能代山本からはアルペンの男子回転に工藤琉希也(二ツ井2年)、女子大回転と回転に竹嶋莉央(能代東3年)、距離の男子5㌔クラシカルに小森克樹(藤里2年)が出場し、全国のライバルを相手に熱戦を繰り広げる。

●元世界王者に空手の極意学ぶ
 能代松陽高(長岡光夫校長)で26日、東京五輪空手道競技のアンバサダー(大使)で選手としても活躍する植草歩さん(23)と、元世界チャンピオンの相馬昂翔さん(24)を講師に空手道教室が開かれ、市内外から参加した高校生たちが技術向上に向けて練習に取り組んだ。

形の指導は相馬さんが担当し、生徒が真剣に練習

(能代松陽高で)

●雪道の転倒に注意を、重傷ケースも
 冬本番の冷え込みが続く能代山本地方で、凍結した路面での転倒事故が増え、腕や足の骨折など、大けがを負うケースも相次いでいる。通勤通学や帰宅時間の朝夕は気温が下がって特に路面が凍りやすく、転倒の危険が高まる。高齢者は、けがの重症化も懸念される。事故防止の啓発に当たる専門家は「雪道に慣れていると油断せず、転びにくい歩き方を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

●二ツ井小アルミ缶で特養に車椅子
 能代市二ツ井小(佐々木彰子校長)は28日、特別養護老人ホームよねしろに車椅子3台を贈った。児童たちが地域の協力も得ながら4年間かけて集めたアルミ缶を換金して購入。同日、同校体育館で贈呈式を行った。同校は、地域のためにできることをしようと環境委員会が中心となって22年8月から1㌧を目標にアルミ缶集めに取り組んだ。

二ツ井小児童が特別養護老人ホームよねしろに車椅子を寄贈

30日の紙面から

●能代市でどぶろくサミット開幕
 県どぶろく研究交流大会「どぶろくサミットin能代」が29日、能代市落合の湯らくの宿のしろで開幕した。県内外から集まった参加者は、国の認定を受けて県内で醸造された濁酒と地場産の食材を生かした料理を味わいながら、どぶろく談議に花を咲かせ、農山漁村の可能性を探った。どぶろくサミットは昨年の北秋田市会場に続き2回目。県内でどぶろくの製造に取り組む7業者で組織する県どぶろく研究協議会、能代商工会議所や能代観光協会などによる実行委員会の主催。県内や東京、宮城、岩手などから約80人が参加した。30日は意見交換会が開かれる。

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どぶろくサミットが開幕。県内業者が仕上げたどぶろくを飲み比べる参加者

(能代市落合の湯らくの宿のしろで)

●県と能代市が東北電を誘致企業に
 県と能代市は29日、同市大森山の能代火力発電所3号機(出力60万㌔㍗)を着工する東北電力(本店・仙台市)を誘致企業に認定した。東北電の原田宏哉社長は「安全確保と環境保全に配慮し、しっかりと建設工事を進めていく」と述べ、地域振興や経済の活性化にも努めていきたいとした。誘致決定通知書の交付式は県庁で行われ、佐竹知事と斉藤市長が原田社長にそれぞれ誘致決定通知書を手渡した。

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誘致決定通知書を手にする(左から)斉藤市長、原田社長、佐竹知事(県庁で)

●有効求人倍率1・02倍/能代職安
 ハローワーク(職安)能代が29日発表した昨年12月の管内労働市場動向によると、管内は有効求職者数よりも有効求人数の減少幅が大きいことなどから、有効求人倍率は前月から0・06㌽下がり1・02倍になった。全県平均の求人倍率は前月比0・02㌽減の1・08倍だった。

●三種が結婚支援員任命へ推薦依頼
 三種町は、結婚支援員の任命に向け、町内の全自治会長宛で、支援員として活動できる人の推薦依頼を行った。少子化や人口減少が進行する中、結婚支援はその風向きを変える第一歩。支援員は日頃の生活の中で独身者に出会いに関する情報を提供したり、あきた結婚支援センターへの登録を勧めたりする。推薦期限は2月4日で、順調に行けば同月中に任命と研修を行いたい考え。

●八峰の第2次総合計画案まとまる
 第2次八峰町総合振興計画審議会(森田新一郎会長)は29日、同町八森のファガスで開かれ、昨年7月から検討を重ねてきた同計画案を完成させた。28年度から10年間の町政運営の指針となる最上位計画との位置付けで、町の将来像「白神の自然と人とで創るやすらぎのまち」実現に向けて取り組む具体的な施策や成果目標を盛り込んだ。2月に森田会長名で加藤町長に計画案を答申し、町は基本構想部分のみ3月定例議会に提案する予定。

●公立高前期選抜、一足早い春へ
 28年度県公立高校入試の前期選抜は29日、県内の高校で一斉に行われた。能代市内の全日制5校では138人が一足早い春を目指して学力検査や面接に臨んだ。合格発表は、来月5日午後4時から各校で行われる。県内の全ての公立高校では25年度から後期選抜が廃止となり、前期と一般の2回の選抜を行う。市内の全日制5校では、募集枠156人に対して138人の出願にとどまり、平均倍率は前年度に続いて1倍を割った。

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前期選抜試験に臨む受験生たち(能代松陽高で)

●節分商戦盛ん、落花生がずらり
 2月3日の節分を目前に控え、能代山本の大型店やスーパーは節分商戦を展開している。落花生や豆菓子などを店頭に並べたり、鬼のお面を掲げるなどして売り込みを図っており、今年も家族で豆まきを楽しんで穏やかな1年を願う光景が見られそうだ。近年では縁起の良い方角を向いて太巻きにかぶりつく「恵方巻き」も広がりを見せており、各店の予約も好調だ

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節分に向けて落花生などがずらりと並ぶ特設コーナー(能代市柳町の大型店で)

●マダラ不漁、しけで船を出せず
 八峰町の八森、岩館両漁港で、例年なら盛期を迎えているマダラの水揚げ量が極端に少なく推移している。しけ続きで1月の出漁が数日にとどまっており、漁業者は「漁に出られなければどうしようもない」とため息をつくばかり。マダラは消費者の人気も高いだけに、漁業者や市場関係者は今後の巻き返しに期待を寄せるが、品薄で価格は高騰、はちもり観光市は昨年に続いて「タラ祭り」の開催を見送る方針だ。

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しけで出漁できない日が続く中、ようやくマダラの水揚げが本格化

(岩館漁港で)

31日の紙面から

●咲羊祭りにぎやかに
 藤里町で30日、町が特産化に力を入れている綿羊にちなんだ「ふじさと咲羊(しょうよう)祭り」が開かれた。雪で建立した咲羊神社に参拝、神事で家内安全など幸多き1年になるよう祈願したほか、初企画の雪中3本綱引き大会のほか、羊長鳴き、餅まきなどの催しがにぎやかに行われ、地域住民同士の交流を深めた。

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雪中綱引きなど多彩なプログラムを用意した咲羊祭り(藤里町藤琴で)

●銚子の滝ライトアップ
 藤里町藤琴の湯の沢温泉郷奥にある「銚子の滝」が30日夜、ライトアップされた。暖冬とはいえ、この季節ならではの氷と雪がつくり出す幽玄さにしばし見入る人の姿が見られた。31日も午後5時30分~9時に点灯。

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銚子の滝がライトアップされ、幻想的な光景

●白神ガイドのレベル向上を
 世界自然遺産・白神山地で活動するガイドの技術向上や担い手確保を目的にした白神ガイドレベルアップ講習会の最終回が30日、藤里町の水無沼などを会場に開かれた。講習会は県の白神山地総合ガイド育成事業として、能代市の秋田白神コミュニケーションセンターが実施。参加した既存ガイドや新たにガイドを目指す人たち16人はスノーシューを装着して雪上を歩き、冬ならではの魅力の伝え方や安全管理を学んだ。

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白神ガイドレベルアップ講習会で冬季の安全管理などを学ぶ参加者(藤里町の水無沼周辺で)

●キイチゴ栽培普及へ共同研究
 能代市と県立大は今年度、キイチゴ(ラズベリー・ブラックベリー)の栽培に関する共同研究事業を進めている。稲作主体となっている地域農業の新たな複合品目としてキイチゴの導入を図り、栽培の普及、農家の所得拡大などにつなげるのが狙い。28日には向能代の市農業技術センターで、生産に意欲を持つ農家が市内菓子店が試作したキイチゴのお菓子を味わい、キイチゴの今後の可能性を確認、産地形成を誓い合った。

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研究会の農家らがキイチゴを使った菓子を試食し、本格生産への意欲を高めた(市農業技術センターで)

●厄ばらいや還暦の年祝い
 能代山本で30日、厄年の修祓(しゅうばつ)式や還暦の年祝いが始まった。能代市の能代一、能代二、東雲の3中学校の還暦合同歳祝祭は、同市柳町のプラザ都で開かれ、数え61歳の出席者らが人生の節目を祝い合い、今後の無病息災などを祈った。式後は同期会も開かれ、久々の再会を喜び合った。厄年ばらいや還暦祝いは、2月1日にピークを迎える。

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人生の節目を祝い、無病息災などを願った還暦合同歳祝祭(能代市柳町のプラザ都で)

●県飲酒運転追放等競争、八峰町4位
 県は、27年県飲酒運転追放等競争の結果を公表した。能代山本は八峰町が前年25位から4位に大きくランクアップした一方、前年1位の藤里町が22位に転落した。能代市は7位から14位に後退、三種町は前年と同様に24位と低迷した。飲酒運転の違反、事故件数はいずれも減少し、飲酒運転による死亡事故件数は昭和54年の競争開始以来、初めてゼロとなった。

●能代でイースタン楽天─日ハム戦
 日本プロ野球の「イースタン・リーグ」は28日、2016年の公式戦の日程を発表し、東北楽天ゴールデンイーグルス─北海道日本ハムファイターズ戦が、7月24日正午から能代市の能代球場で初開催されることが決まった。

●「雪見らんち」が好評/金勇
 能代市柳町の国登録有形文化財・旧料亭金勇で、庭園の雪景色を見ながら仕出し弁当を味わう「雪見らんち弁当」、県内の地酒とともにきりたんぽ鍋を囲む「秋田の地酒で乾杯フェア」といった冬ならではのメニューを提供し、利用者に好評だ。金勇を運営する柳町商店街振興組合は「金勇の雰囲気に触れながら、食事を満喫してほしい」と利用を呼び掛けている。問い合わせは金勇(☎0185・55・3355)へ。

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旧料亭金勇の庭園の雪景色とともに昼食を楽しむ「雪見らんち弁当」

 


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