11日の紙面から

●新酒仕込み、蔵に芳醇な香り漂う
 能代山本の酒蔵で新酒の仕込みが盛んに行われている。蒸米から立ち上がる湯気や芳醇な香りが蔵に漂う中、蔵人たちが経験と勘を発揮しながら作業に精を出している。能代市万町の喜久水酒造(平沢喜三郎代表社員)では、杜氏の平沢喜一郎さんをはじめ、地元の農家など6人が蔵に入り、4日に作業を開始。麹作りや酒母の仕込みなどに追われている。

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湯気が立ちこめる中、作業に精を出す蔵人たち(喜久水酒造で)

●八森ハタハタ求め観光市盛況
 季節(沿岸)ハタハタ漁の水揚げが続く能代山本地方。鮮魚店やスーパーでは、特設売り場を設けてアピールしている。土・日曜日に開店する八峰町八森の「はちもり観光市」は10日、ハタハタを買い求める人のにぎわいがピークを迎えた。雌は1箱(3・5~4㌔)3500~5千円ほど、「雄雌混ざり」は1箱2800~3500円ほどで販売している業者が多く見られた。購入した人たちからは「正月に向けてハタハタ寿司(ずし)を漬けたい」「関東に住む親類に送る」という声が聞かれた。

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旬の季節ハタハタを買い求める人でにぎわいを見せた「はちもり観光市」

(八峰町八森)

●雇用や就業機会へパソコン講習
 県シルバー人材センター連合会主催の初級者向けのパソコン実務講習が9日まで5日間、能代市東町の能代文化学院で開かれ、参加者たちが基本操作や文書の作成といった知識の習得に励んだ。同講習は、高齢者の雇用や就業機会の確保を目的としたシニアワークプログラム地域事業の一環で毎年開催。能代山本や北秋田市から55~69歳の男女13人が受講した。

●関東能代会 旧交を温めて歓談
 首都圏在住の能代市出身者で組織する関東能代会(野呂田秀夫会長)の総会・懇親会は10日、東京都港区の明治記念館で開かれ、会員や来賓など約140人が出席し、1年ぶりの再会を喜び合いながら旧交を温めた。

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再会を喜び懇親を深める会員ら(東京都港区で)

●第7期介護計画へニーズ調査
 能代市は、高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画(30~32年度)の策定を来年度に控え、65歳以上の市民全員を対象に「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」を実施する。心身の状態、普段の生活や食事の状況、地域活動への参加など社会性の度合いなどを把握するのが目的。12日に調査票を発送し、27日までの回答を求める。問い合わせは同課(☎018589・2157)へ。

●子ども館の空調設備を一新
 能代市子ども館(木藤久照館長)の空調設備更新工事は、先月末までに完了した。老朽化していた空調機や冷温水ポンプ、パネルヒーターなどを一新した。総事業費は6459万4800円。木藤館長は「快適に利用してもらえるよう、本格的な冬に入る前に整備されて良かった」と話した。

●県内特別支援学校バスケで交流
 能代支援学校(糸屋賢校長)主催の第2回冬季特別支援学校バスケットボール大会「能代ウインターカップ」は10日、能代市総合体育館で開かれ、県内の特別支援学校から8チームが参加して熱戦を繰り広げた。能代は男女とも準優勝だった。また、能代工高バスケ部との混合チームによるドリームマッチなども行われた。

優勝を目指して熱戦を展開する選手たち(能代市総合体育館で)

●生徒を保護者へ、引き渡し訓練
 八峰町の八森中と峰浜中が統合し、今年度開校した八峰中(皆川雅仁校長)で10日、災害を想定した生徒の保護者引き渡し訓練が初めて行われた。地震発生によって通学路の安全が確保、確認できていないとして、緊急メールを受けた保護者が学校や周辺施設の駐車場に車で迎えに訪れ、生徒の確実な引き渡しを行い、有事に備えて全員で防災意識を高めた。

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災害時の生徒引き渡し訓練を初めて実施

(峰浜野球場駐車場で)

 

13日の紙面から

●新春の空へ、思いはせ能代凧作り
 新春の大空に舞い上がる光景に思いをはせて──。能代凧(だこ)の製作教室が11日、能代市柳町のイオン能代店で開かれ、参加者がべらぼうや武者絵など伝統の絵柄を色鮮やかに描き、凧を仕上げた。同市柳町商店街振興組合が毎年行い、今年で24回。子どもからお年寄りまで26人が参加した。この日製作した凧は、21日まで同組合加盟店の店内に展示され、師走の街を彩る。

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伝統の能代凧作りに取り組む子ども

(能代市柳町のイオン能代店で)

●能代市12月議会一般質問始まる
 能代市の12月定例議会は12日、本会議を再開し一般質問を行った。斉藤市長は仮称・イオン新能代ショッピングセンターの出店に関し、市議会が19、20年の各議会で判断してきたイオン出店に対する議決は現在も「有効である」との認識を示した。20年2月の臨時議会では出店の賛否を問う住民投票条例制定案を否決、市議会は事実上イオン出店を認めているが、「以前の決定がそうでない、考えが変わったとなれば、議会として意思表示する場をつくってもらえればいい」と述べた。   

●暮らし体験希望募る/藤里町
 藤里町主催の「藤里おためし暮らしツアー」は、来月7日から2泊3日の日程で行われる。「職体験版」と「子育て環境体験版」の2パターンあり、冬期農業や綿羊の飼育、雪かき、雪遊び、餅つきなど、藤里の冬を体験できる内容で、都市部から地方へ移住を検討している人たちに、移住定住候補地としてアピールする。参加申し込み締め切りは、職体験版が今月16日、子育て環境体験版は20日。問い合わせ先は、職体験版がふじさと元気塾ねまるベース(☎080・1800・7011)、子育て環境体験版は白神ぶなっこ教室東京連絡所(海洋工学研究所内、☎03・3207・7727)。

●能代市人口52カ月連続で減少
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた11月末の人口は5万5362人で、前年同月に比べ867人減った。前月からは66人の減、52カ月連続の減少。世帯数は2万4619で、前年同月比48、前月比17の各減となった。

●愛季が存在感、ゆずライブ写真展
 先月東京ドームで行われたフォークデュオ「ゆず」のライブに出演した能代七夕「天空の不夜城」の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」を撮影した写真展が能代市元町の能代商工会館で開かれている。スモークがたかれ、割れたスクリーンの間から高さが8階建てビルに相当する愛季が登場、灯籠に乗り込んでゆずの2人が歌うなど、観客を興奮させた熱気を伝えている。写真は当分の間、平日展示する。

z09p04ゆずの不夜城の写真展1

ゆずのライブに出演した天空の不夜城の写真展

(能代商工会館で)

●物産販売も加えて「東京のたまり場」
 三種町のNPO法人・一里塚(清水昭徳理事長)主催のイベント「東京のたまり場in北千住」が11日、東京都足立区の北千住駅東口近くにある飲食店「できる食堂 プエドバル」で開かれた。先月13日に続き2回目。今回は店舗入り口に物産販売コーナーを設け、ジュンサイやジャガイモ、サツマイモ、漬物などを販売、町職員がパンフレットを渡しながら三種をPRした。 

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三種町をアピールした「東京のたまり場」

(東京・北千住で)

●バスケWリーグ迫力のプレー展開
 日本女子バスケットボールトップリーグのWリーグ三種大会は11日、三種町琴丘総合体育館で開かれた。シャンソン化粧品シャンソンVマジックと三菱電機コアラーズが対戦。会場には約1千人のバスケファンが詰め掛け、今夏のリオ五輪にも出場した選手を擁する両チームのプレーに熱い視線を向けながら、白熱したゲームの行方を見守った。

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迫力あふれるプレーでファンを沸かせたWリーグ三種大会(三種琴丘総合体育館で)

●番楽大競演会、伝統の舞いたっぷり
 能代市番楽大競演会は11日、同市柳町の旧料亭金勇で開かれた。国登録有形文化財の建物の大広間の舞台で市内の富根報徳番楽と鰄渕番楽の両保存会が伝統の舞を披露し、訪れた人たちを楽しませた。

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2団体が伝統の舞を披露した番楽大競演会

14日の紙面から

●干支の酉を題材に絵手紙年賀状
 能代山本の絵手紙愛好者たちが、来年の干支(えと)「酉(とり)」を題材にした年賀状作りに励んでいる。ニワトリの絵や新年をイメージさせる言葉などを墨や絵の具で愛嬌(あいきょう)たっぷりに描いている。

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干支を題材にした絵手紙の描き方を学んだ絵手紙教室(能代郵便局で)

●不夜城の収納庫は白紙から検討
 能代市の12月定例議会は13日、本会議を再開し一般質問を続行、4氏が登壇した。能代七夕「天空の不夜城」の収納庫整備について問われた斉藤市長は「今すぐ造ることにはならないのでは」との見解を示した上で、「白紙の状態から時間をかけてしっかり素案を検討し、議会の同意を得ながら話を進めていく」と述べた。また仮称・新能代イオンショッピングセンター(SC)の出店に関して、イオン側から当初の2階建てではなく平屋の建物になるとの説明を受けていることを明らかにした。

●オール秋田で杉材売り込む
秋田杉材を大消費地に売り込もうと、能代市の製材会社7社を含む県内18社・団体が7日、千葉県成田市の大栄浜市場に銘木製品や一般製材を出品した。県と県木材産業協同組合連合会(県木連)が一体となり「オール秋田」でPRする取り組みで昨年に続き2年目。県と県木連が連携して市場で製品を販売するのは平成4年以来23年ぶり。

●津波を見据え県に道路整備要望
 八峰町の加藤町長は13日、県山本地域振興局と県庁を訪問し、主要地方道常盤峰浜線と町道八森山麓線を結ぶ道路の整備を要望した。国道101号が不通になった場合の代替ルートが必要と訴えたのに対し、同振興局の倉部明彦局長は「どういった方法、事業で対応できるか検討する必要がある。ルートの必要性は十分に認識している」と述べた。

●ふるさとCMで三種町が最優秀賞
 第14回あきたふるさと手作りCM大賞で、三種町の作品「じゅんさいと共に」が最優秀賞に輝いた。同町のジュンサイ沼で今春から摘み取りを始めた若者の姿にスポットを当てながら、「ジュンサイと生きる姿」や沼の美しい風景を表現した。能代市の「バスケの街の主役はおれたちだ。」は審査員特別賞を受賞した。

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最高賞に輝いた三種町の作品「じゅんさいと共に」の場面

●能代市芸術文化章に小林さんら3人
 NPO法人能代市芸術文化協会(棚橋晴生会長)は、第17回市芸術文化章の受章者を決めた。能代盆栽会会長の小林定雄さん(83)、大正琴あきた代表の庄司絋八さん(75)、絵画愛好団体・渟美会会員の大高孝雄さん(72)の3人が選ばれ、来月7日に同市柳町のプラザ都で授章式と祝賀会を行う。

●町有財産 ネットで売却/八峰町
 八峰町は、インターネットのオークションシステムを利用して町有財産を売却している。自主財源確保策の一環として25年度から取り組んでおり、27年度は7件の物品を売り払って180万2千円余が町の収入となった。不要になった物品に思わぬ高値が付くこともあり、今後も積極的に出品して財政運営の一助にする方針。今月行われたオークションには、学校統合により使わなくなったグランドピアノなど13件を出品し落札された。

●冬はやっぱり鍋料理、商戦熱く
 寒さが厳しくなってきた能代山本地方。温かい鍋料理が恋しい季節となり、大型店やスーパーでは特設コーナーを設置し、鍋用の具材やセットなどを多彩に並べて熱々の商戦を展開している。担当者によると、冷え込みが一段と増した今月に入り客足が伸び始めたといい、身も心も温まろうという住民の姿が見られている。

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鍋料理のシーズンが到来し、各店では商戦を熱く展開(能代市寺向の大型店で)

15日の紙面から

●感謝込め、お歳暮商戦が本格化
 能代山本の大型店やスーパー、ギフト店では、お歳暮のコーナーが設置されている。官公庁や民間の冬のボーナス支給もあり、お世話になった人や遠方の親類へ感謝の気持ちを届ける人たちでにぎわっている。能代市寺向のいとく能代ショッピングセンターでは、11月上旬からコーナーを設置。缶詰やインスタントコーヒー、菓子の詰め合わせといった定番品など約200種類の商品を扱っている。

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地元の名産品から定番の詰め合わせまで多彩な商品が並ぶお歳暮コーナー

(能代市寺向で)

●小型CLT製造を実証/相澤銘木
 能代市河戸川の集成材メーカー「相澤銘木」(網幸太社長)は、板を直角に重ねて強度を高めた新建材「直交集成材(CLT)」を製造する実証を行っている。製造に用いる大型プレス機を導入するには15億円以上の設備投資が必要だが、県内に製造工場はない。同社は既存のプレス機を改造し、投資額を6千万円に抑えて、サイズが小さい「秋田型CLT」の製造を試みている。安定供給の指針となるJAS(日本農林規格)の年度内の認定取得も目指す。

z14p01相澤銘木でCLT実証

既存のプレス機を改修して製造した「秋田型CLT」(能代市河戸川の相澤銘木で)

●歳末売り出しスタート
 能代市の能代ポイントカード事業協同組合(関戸實理事長)は14日、「ダンクカード歳末お客様感謝祭」を開始した。参加店で1千円以上の買い物をした人に抽選券をプレゼント。29日に「宝くじ」形式の抽選会を予定しており、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)のペア旅行券を最高賞に、加盟店で使える買い物券を景品として用意している。感謝祭は24日まで。

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歳末商戦を盛り上げようと、買い物客に「宝くじ抽選券」をプレゼント(能代市柳町の松雲堂で)

●子ども園を幼保連携型認定へ移行
 八峰町の12月定例議会は14日開会、会期を16日までの3日間と決めた後、加藤町長が行政報告を行い、今年度一般会計補正予算案、八森子ども園を来年度から幼保連携型認定こども園に移行させるための条例制定案など議案21件と、意見書案6件を可決して散会した。16日に本会議を再開し、7氏が一般質問を行う。

●三種町浜田に豚舎建設計画
 三種町の12月定例議会は14日開会、会期を16日までの3日間と決めた後、三浦町長が行政報告を行い、通告6氏のうち4氏が一般質問した。行政報告で三浦町長は、能代市の養豚業者が同町浜田で計画している豚舎の建設について、今月8、9日に住民説明会を開いたと説明。町によると、悪臭への懸念や不安が多く出されたといい、三浦町長は「関係者と協議を重ね、町民の意見に対応していきたい」と述べた。

●県内企業、業況は改善傾向
 日銀秋田支店は14日、12月の県内企業短期経済観測調査(短観)を発表した。全産業の業況判断DIはマイナス1で、前回9月の同4から改善傾向にあるものの、先行きについては同5と再び悪化に転じる見通し。短観は3カ月ごとに実施。対象企業は155社(製造業55社、非製造業100社)で、全社から回答を得た。回答期間は11月14日~12月13日。

●小学生が育てた大豆で豆腐作り
 三種町湖北小(斎藤猛満校長)の3年生24人は13日、JA秋田やまもとの伝統食名人・グランママシスターズとともに、自分たちが育てた大豆を使って豆腐作りに挑戦した。「食」の持つ多様な役割の大切さを伝える同JAの「食農」の取り組みとして実施。この日はグランママシスターズの佐藤テル子さん(鵜川)と及位由美子さん(川尻)、同JAの職員らが同校を訪れた。

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JAやまもとのグランママとともに豆腐作りに挑戦する児童(湖北小で)

●放送大秋田が「さまざま展示会」
 放送大学秋田学習センター(秋田市)の「さまざま展示会in能代」は、能代市立図書館で開かれている。歴史や染織り物を研究する学生サークルの活動成果がずらりと並び、来館者の関心を集めている。能代での開催は県内3カ所目で、「歴史・民俗・文化を学ぶ会」「染と織のサークル」の2サークルが学習の成果を出展した。17日まで。

b13p05さまざま展示会

放送大学秋田学習センターの学生サークルが研究成果を出展


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