21日の紙面から

●女性ら大数珠回し平穏願う
 春彼岸中日の20日、能代山本の各地で「百万遍(ひゃくまんべん)念仏」が行われた。集まった住民が大きな数珠を手に取って回し、先祖の供養と地域の平穏を願った。能代市黒岡地区では、公民館に50代から80代の女性約20人が集まって行われた。車座になり、数百個の玉を通した大数珠を手に取って右回りに隣へと送り、太鼓と鐘の音に合わせて念仏を唱えた。午前、午後に各1時間ずつ続けられた。30年以上参加している小川昭子さん(86)によると、彼岸入りの17日にも行ったほか、送り彼岸の23日には大数珠を持って地区内を回る。

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大数珠を回して先祖を供養した「百万遍念仏」(能代市の黒岡公民館で)

●藤里町議選、あす告示
 任期満了(30日)に伴う藤里町議選は、あす22日に告示される。10議席を現職、新人、元職合わせて12人が争う少数激戦となることが確定的で、人口減少や少子・高齢化など山積する課題の改善や地方創生、「持続可能なまち」実現に向け、町民の声を届け地域をリードする「代表」の選択へ、有権者にとって最も身近な選挙となる。投票は27日に行われ、即日開票される。有権者数は2日現在で3130人(男1486人、女1644人)。

●春彼岸中日で墓参り
 20日の「春分の日」は彼岸の中日。朝から青空が広がる春の陽気の中、能代山本の寺院や墓地には先祖供養のため住民らが三々五々訪れ、墓前に献花して静かに手を合わせていた。秋田市の会社員男性(34)は妻や子どもたちと5人で里帰りしての墓参。「彼岸とお盆は必ず来るようにしている」と話し、墓石に水を掛け清めた後、花や線香を手向け、家族そろって静かに手を合わせた。

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穏やかな天気に恵まれた彼岸の中日、墓参りをする家族連れの姿が目立った(能代市萩の台で)

●八峰町でお試し移住ツアー
 八峰町の「お試し移住ツアー」の参加者が20日、町内の空き家物件を見て回った。ツアーは町が人口減少対策として力を入れる移住促進を目的に初めて企画し、主に関東在住の9人(7組)が参加。同町八森の空き家ではリフォームの作業にも挑戦し、参加者は町での暮らしに対するイメージを固めていた。

●関東能代会が今年も故郷に桜
 首都圏在住の能代市出身者でつくる関東能代会(野呂田秀夫会長)は19、20の両日、能代公園などで桜の植樹を行った。故郷での植樹は16年目を数える活動で、市内に植えた桜は今回で200本を超えた。この日、植樹した桜の中にはすでに花を咲かせているものもあり、地域に一足早く春の便りを届けた。

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関東能代会が桜の植樹を実施。これまでに植えた桜は200本を超えた(能代公園で)

●洋剣の伊藤選手が後輩を指導
 フェンシング男子エペで国内外の大会に出場し活躍している能代市二ツ井町出身の伊藤心選手(26)=ネクサス=が19日、二ツ井町の荷上場体育館を訪れ、東北大会を目前に控える二ツ井ジュニアフェンシングチームの選手らの指導に当たった。東京都に拠点を置く伊藤選手による指導は、これまでも盆や年末年始の帰省時期に合わせて行われてきた。この日は、小学3年生〜中学3年生の同チームの選手と、OGの高校生ら11人が参加。1週間後に二ツ井町総合体育館で開かれる東北少年フェンシング大会に7人が出場することもあり、実戦形式の練習が行われた。

s19p02伊藤二ツ井ジュニア指導

伊藤選手が小学生から高校生までの選手を指導

●長野チーム、ロケット打ち上げ成功
 国の地方創生交付金を活用した事業「SUWA小型ロケットプロジェクト」に取り組む長野県の諏訪地域6市町村や信州大などは20日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場で小型ハイブリッドロケット1号機の打ち上げを行った。トラブルで時刻は延長したものの、初の打ち上げは無事成功して機体も回収。プロジェクトのメンバーたちは歓声を上げながら喜んでいた。

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轟音を響かせて飛び立つハイブリッドロケット

 

打ち上げの成功を喜ぶプロジェクトのメンバーたち(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)

●昭和31年大火の日に実設訓練
 能代消防署は「昭和31年大火の日」の20日夜、能代市住吉町の共同住宅で実設訓練を行った。住宅での訓練は初めてで、夜間に共同住宅から出火したと想定し、住民の避難誘導や初期消火、情報共有拠点の設置運営などに取り組み、防災意識を新たにした。大火は昭和31年3月20日午後10時55分ごろ、能代市畠町から出火。強風で柳町、住吉町にも燃え広がり、21日午前7時30分ごろに鎮火した。死者はなかったが、23人が重軽傷を負い、建物1475棟が焼失。損害額は20億1638万円で、現在の物価に換算すると、約118億9940万円に上った。

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夜間の火災を想定して行われた訓練(能代市住吉町で)

 

22日の紙面から

●合併10周年 発展を誓う/能代市
 能代市の市制施行10周年記念式典は21日、市文化会館大ホールで行われた。市民、来賓、関係者ら約750人が出席し、「平成の合併」で新市が誕生し10年の節目を祝いながら、能代のさらなる発展、市民が幸せを感じられるより良いまちづくりにまい進していくことを誓い合った。

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市民ら約750人が出席し新市誕生10周年の節目を祝った記念式典(能代市文化会館大ホールで)

●女性宇宙飛行士の山崎さん講演
 日本人女性として2人目の宇宙飛行士、山崎直子さん(45)の講演会が21日、能代市文化会館大ホールで開かれた。市制10周年記念事業で、市内の小中高生を含め約1千人が聴講。宇宙飛行士になるための11年間に及ぶ訓練を振り返りながら、志を持つこと、実現に向けて地道に努力を続けることの大切さに触れ「能代から宇宙に飛び立つ人が出てきてくれるよう願っている」と語った。

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子どもたちに「未来をつくってほしい」と呼び掛けた山崎さん(能代市文化会館で)

●藤里町議選、少数激戦きょう告示
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は、きょう22日告示される。現職、新人、元職合わせて12人による少数激戦が確定的で、5日間の舌戦がスタートする。投票は27日で、即日開票される。出馬を表明しているのは現職9人、新人1人、元職2人。党派別では無所属11人、共産党1人。前回(24年)と同じく定数を2人オーバーする少数激戦が確定的だ。

●白神森組が高性能機械を3台導入
 白神森林組合は秋田杉を伐採し、造材や搬出に使う「高性能林業機械」の導入をハイペースで進めている。チェーンソーより作業効率が良く、搬出コストを削減できるメリットがあり、高額ながらこの2年間で3台そろえた。導入は5森組統合で白神森組が誕生した平成6年以来初めて。伐採期を迎えた森林の循環に必要な間伐と皆伐を推進するのが目的。林地残材を用いたバイオマス需要もにらみ、採算に合わず林内に放置された間伐材の搬出割合を高めて販売できる木材を増やそうとしている。

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重機のアームの先端に取り付けた高性能林業機械「ハーベスタ」(能代市久喜沢の白神森組木材流通センターで)

●八峰産アワビ惜しげなく料理
 八峰町商工観光連携会議主催のあわび料理教室は21日、同町峰浜田中の峰栄館で開かれ、参加した親子連れなどが「白神あわび」を使った中華丼や生春巻きなど3品の調理に挑戦した。同会議は白神八峰商工会や町観光協会などで組織し、日本白神水産が町内で陸上養殖を手掛けているアワビの消費拡大に力を入れている。料理教室は、地域住民にも地元の食材として親しみを持ってもらおうと初めて企画し、主婦や親子連れ、飲食店関係者ら15人が参加した。

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「白神あわび」の料理教室が開かれた(峰栄館で)

●リンクカフェで「がん」と向き合う
 がん患者と家族が語り合う「リンクカフェ」が20日夜、能代市中央公民館で初開催され、市内外から約30人が集った。「同じ不安を抱えている人たちの本音が聞きたい」「がんと向き合うことで、『自分の人生の役割』を再認識した」などと参加者それぞれが切実な胸の内を語った。県がん患者団体連絡協議会によると、同市で当事者の主導による語り合いの場が設けられるのは初めて。今後、2カ月に1度ほどのペースで継続を目指す。

●女性たちに広がるヘアドネーション
 病気やけがの影響で脱毛などに悩む子どもたちの医療用ウィッグ(かつら)に役立ててもらおうと髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。協力を呼び掛けているNPO法人ジャパンヘアドネーション&チャリティー(JHDAC、大阪市)の賛同美容室に、能代山本では唯一、能代市二ツ井町の美容室「ako二ツ井本店」が登録している。「子どもたちのためなら」と寄贈する人たちも静かな広がりを見せている。

●渓流釣り解禁で太公望が魚信満喫
 イワナ・ヤマメの渓流釣りは21日、能代山本の河川で解禁された。好ポイントとして知られる八峰町八森の真瀬川では、時折小雪が舞う中、解禁を待ちわびていた太公望たちが釣果に期待しながら半年ぶりの魚信を楽しんだ。県内の渓流釣りは、県内水面漁業調整規則に従い各地の内水面漁業協同組合が設定。今年はサクラマス釣りの解禁日(4月1日)に合わせ、遊漁期間を4月1日~9月20日とする内水面漁協が多いが、能代山本の真瀬川漁協(八峰町)と粕毛漁協(藤里町)は、従来通り3月21日~9月20日としている。

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半年ぶりの渓流釣りを楽しむ愛好者(八峰町八森の真瀬川で)

23日の紙面から

声の広報に能代松陽高生徒が協力
 能代市内に住む目の不自由な人へ市の広報紙を音声データにして届けている「声の広報」の制作作業を、先月から能代松陽高(長岡光夫校長)の放送部員が手伝っている。長年にわたり作業を担当しているボランティアグループ「広報のしろ音訳の会」(成田孝子会長)は高齢化などで会員が減少、技能がある人材が不足している中、学校側が協力要請に応じた。22日に同市上町の市社会福祉協議会内で行われた音訳作業には3人の部員が参加し、丁寧な発声で記事を朗読した。

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「声の広報」の制作作業を手伝う能代松陽高放送部の生徒たち(能代市社会福祉協議会で)

●能代山本に世界有数規模の洋上風力
 ゼネコン大手の大林組(東京)が、能代市浅内沖、三種町八竜沖、男鹿市若美沖の海域約59平方㌔で洋上風力発電所の建設を検討していることが明らかになった。最大で出力5千㌔㍗の大型風車を91基設置し、合計出力は45万5千㌔㍗。実現すれば世界有数の規模となる。今月にも環境影響評価(アセスメント)に着手し、32年度の着工、35年度の運転開始を目指す。同社から各種調査の協力要請を受けた県が22日に公表した。 

●藤里町議選、10議席争い12人出馬
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は22日告示され、予想された現職、新人、元職合わせ12人が立候補を届け出、定数を2人上回る少数激戦の構図が確定した。5日間の舌戦の火ぶたが切られ、町内の各所で選挙カーが交錯、各立候補者は町の課題に対する考えや議員活動に臨む姿勢を訴え、地縁・血縁を足掛かりに支持の拡大を図っている。27日に投票が行われ、即日開票される。

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町議選が告示され、少数激戦の「春の陣」がスタート。町内各所で選挙カーが交錯し、連呼が響く(藤里町藤琴で)

●地価の下落止まらず/能代市
 国土交通省は22日、1月1日現在の地価公示価格を発表した。能代市の平均価格は1平方㍍当たり1万6200円で前年より900円下落した。平均変動率は前年比マイナス4・6%で、下落幅は0・4㌽縮小した。調査地点8地点のうち、市街地4地点は下落率が縮小したが、二ツ井地区など3地点で拡大。全県で地価の上昇地点はなく、平均価格は2万5600円と11年連続で全国最低だった。

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1平方㍍当たり3万円を切った能代市柳町の商業地

●天空の不夜城、市内飲食店に募金箱
 能代七夕「天空の不夜城」協議会財政委員会(清水靖委員長)は、4月から「天空の不夜城『募金グランプリ』」に取り組む。募金に協力した店舗を表彰し、イベントへの関心を喚起する。昨年までも市内の協力事業所が募金箱を設置しているが、「募金グランプリ」は市内の飲食店が主な対象。店内に募金箱を設置し、最も多く募金を集めた店舗を「グランプリ獲得店」とする。店舗は従業員数でライト級(従業員数1~3人)、無差別級(同4人以上)にクラス分けし、各クラスで表彰する。

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「天空の不夜城募金グランプリ」募金箱

●傾聴ボラ、バーンアウト対策学ぶ
 地域の自殺予防に取り組んでいる能代市こころの傾聴ボランティア連絡会は19日、市中央公民館でスキルアップ研修会を開いた。「バーンアウト(燃え尽き症候群)しない話の聴き方」をテーマに、秋田大大学院の臨床心理士・北島正人さんの講演を通し、傾聴に取り組む上でのリスク対策を学んだ。

●花粉症の悩み解消へグッズずらり
 日に日に春らしさが増していく能代山本地方。しかし、花粉症に悩む人たちにとってはつらい季節の到来だ。本県のスギ花粉は今月上旬から飛散し始め、マスクを着用した人たちが出歩く光景が広がっている。薬局やドラッグストアでは予防グッズや治療薬などの商品を豊富にそろえ、商戦を展開している。

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予防グッズや治療薬が並ぶドラッグ店内

(能代市大瀬侭下)

●トイレットペーパーからコウモリ
 トイレットペーパーからコウモリ──。能代市轟の農業、佐々木正美さん(79)方のトイレで21日朝、コウモリが見つかり、夫婦を驚かせた。妻初江さん(74)がトイレットペーパーを引っ張ると、3㌢ほどの黒い塊がぽろっと落ちてきた。その後、佐々木さんが捕まえようとすると、「キー」と鳴き声を上げたことから、コウモリだと分かった。トイレットペーパーは今月上旬に購入。初江さんは「トイレットペーパーを替えたときは膨らみなど異変は全然なかった」とする。コウモリは体長約3㌢で、羽を広げたときの全長は約10㌢。夫婦は「笑うしかない出来事」と困惑気味だが、天気の良い日に自然に放すという。

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トイレットペーパーから出てきたコウモリ

24日の紙面から

●合同入社式、決意を胸に第一歩
 能代山本の事業所の新入社員を対象にした新規就職者合同入社式は23日、能代市柳町のプラザ都で行われた。新たに社会人の仲間入りをしたフレッシュマンたちは激励の言葉を胸に第一歩を踏み出した。能代山本雇用開発協会(会長・相原文人秋木製鋼社長)の主催。高校、大学などを卒業したり再就職などでこの春から能代山本で働くことになった27事業所の63人が、高校の進路指導教員、各事業所の代表、人事担当者、行政関係者らに見守られ、式に臨んだ。

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能代山本の事業所で働く63人の新入社員が社会人としての決意を新たにした合同入社式(能代市柳町のプラザ都で)

●能代松陽高校長に千葉氏/教職員異動
 県教育委員会は23日、28年度定期人事異動を発表した。能代市内の高校長では、能代松陽に角館教頭の千葉慎作氏、能代西に秋田北副校長の石井潔氏がそれぞれ昇任する。能代山本の小中学校の異動規模は186人で、小中学校長の異動は13人。渟西小に県総合教育センター主幹の近藤正実氏、能代一中に北教育事務所山本出張所長の畠修氏が、新設校の八峰中には、八森中校長の皆川雅仁氏が就く。能代養護学校から名称を改める能代支援学校長には、県教委から糸屋賢氏が起用。発令は4月1日。

●モニュメントでバスケの街PR
 バスケの街・能代をPRしようと、能代市河戸川の会社経営、大塚満彦さん(61)と同市明治町の毛利石材工業社長、毛利淳一さん(62)が、バスケをイメージしたモニュメントを製作した。老若男女になじみのあるサイコロを石で作り、目をバスケットボールにしたアイデアが光る。設置場所の柳町ポケットパークで23日、お披露目された。

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バスケの街を盛り上げようと大塚さん(右)らが製作したモニュメント(能代市柳町で)

●ふるさと祭り「不夜城」出演に感謝
 1月の「ふるさと祭り東京2016」を主催した東京ドーム(東京・文京区)の関係者が23日、同イベントへの能代七夕「天空の不夜城」出演御礼のため能代市役所を訪れた。同イベントの実行委員会事務局長で東京ドーム興行企画部の岩村直道副部長、同部コンベンショングループの岡崎慎グループ長、望月秀吉係長の3人が、斉藤市長、鈴木一真副市長らと面会し、イベントの成功を報告しながら、不夜城出演への支援・協力に感謝を述べた。 

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東京ドーム関係者が来能し、「ふるさと祭り東京」への天空の不夜城出演に感謝(能代市役所で)

●選挙ポスター破られる/藤里町議選
 藤里町大沢地内で23日、町議選のポスター掲示場に張られていた複数の立候補者のポスターが剝がされたり、破られているのを町民が発見、能代署藤里駐在所に通報した。能代署は故意に破損したものとみて公職選挙法違反の疑いで捜査している。通報した町内の男性(66)によると、午前11時50分ごろ通り掛かった際に、ポスターがなくなったり破られたりしているのに気付いた。12枚のうち、4枚が剝がされた状態で、2枚は半分ほど引き裂かれたように一部が掲示場に残っていた。

●八峰町が「教育大綱」を策定
 八峰町総合教育会議は23日、町役場で開かれ、町が目指す教育の基本目標や方針を定めた教育大綱を策定した。町が今年度策定した第2次総合振興計画の教育分野を抜粋した内容で、重点施策には子育て支援の充実やふるさと教育、国際交流の推進などを掲げた。

●杉林で雄のニホンジカ目撃/能代市
 能代市桧山地区で23日、雄のニホンジカ1頭が目撃され、市内の男性がデジタルカメラで撮影した。桧山地区では昨年10月にも目撃情報があり、食害を引き起こすニホンジカの生息が懸念される。環境省東北地方環境事務所によると、今年度は本県側45頭(36件)、青森県側100頭(77件)の目撃情報がある。このうち、白神山地周辺の自治体での目撃は本県側(藤里町、八峰町、能代市)が11頭(8件)、青森県側(鯵ケ沢町、西目屋村、深浦町)が20頭(19件)で、いずれも前年度を上回っている。

●能代市鶴形で伝統行事「地蔵焼き」
 彼岸明けの23日、能代市鶴形の河川敷で2年ぶりの「地蔵焼き」が行われた。稲わらを積み上げて地蔵に見立て、彼岸花などと一緒に焼いて送り火とするもので、地域住民らが燃え盛る炎に向かって手を合わせ、祖先の霊を見送りながら無病息災を願った。地蔵焼きは故人の霊を慰めるとともに、地域の安全を祈願するために行う春彼岸行事の一つで、起源は江戸時代か、それ以前とされる。同地区では過去、中止した年に火災が発生したことがあり、住民の間では「ジンジョ(地蔵)やらねば火事起きる」という言い伝えが残っている。

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わらを燃やし、先祖の霊を供養した地蔵焼き(能代市鶴形で)

25日の紙面から

●仮装の女性ら地区内回り「百万遍」
 能代市機織地区で24日、女性たちが仮装をして地区を練り歩く春彼岸行事の百万遍(ひゃくまんべん)が行われ、参加者は着物やはんてん、法被姿でお面を着けるなど思い思いに仮装し、太鼓と鐘の音を響かせながら地区内を歩き、各所で大数珠を回しながら念仏を唱え、先祖の供養や住民の無病息災を願った。

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送り彼岸で仮装をした女性たちが地区の要所で念仏を唱えた百万遍

●三種社福協が権利擁護センター設置
 三種町社会福祉協議会は、県社福協のモデル事業の指定を受け、「権利擁護センター」の設置に向けた準備を進めている。同センターを立ち上げることで社福協が成年後見人になったり、日常生活自立支援事業のサービスを橋渡しし、判断能力が弱まった高齢者などが安心して生活できるよう総合的に支援する。町社福協は「今年10月をめどに設置を目指している。地域全体で理解を広げていきたい」と話している。

●参院選秋田、統一候補擁立目指す
 今夏の参院選秋田選挙区(改選数1)で選挙協力を模索する民主、社民、共産3党と県内の市民団体と個人で構成する「安保法制廃止・立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)による「4者協議」の初会合が24日、秋田市で開かれ、4者で統一候補の擁立を目指すことを確認した。候補者選定など具体的な内容は次回以降協議し、4月中にも結論を出す方針だ。

●能代市3月議会、47議案可決し閉会
 能代市の3月定例議会は24日、本会議を再開、追加提案された監査委員の選任など人事案5件を含む当局提出議案47件を可決、同意し閉会した。28年度一般会計当初予算案では、能代河畔公園整備事業の施設整備実施設計業務委託料1347万9千円を削除し予備費に回す修正動議が提出されたが、反対多数で否決した。28年度一般会計当初予算の総額は285億8700万円で、前年度当初比8億900万円(2・8%)の減。主な歳出は庁舎整備事業費18億5523万3千円、公営住宅等長寿命化事業費3億4510万2千円、能代河畔公園整備事業費2億1525万9千円、道の駅ふたつい整備事業費1億4752万2千円。

●インフルエンザ注意報再び
 県感染症情報センターが24日発表した県感染症発生情報(14~20日)によると、能代保健所管内の1定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は15人となり、6・人だった前週より2倍以上増加。再び注意報が発令された。県全体でも23・04人と前週より増加している。

●工藤が大回転3位/全国小学スキー
 第10回全国小学生アルペンスキー大会は24日、岩手県八幡平市の安比高原スキー場で5年男子と6年男女の大回転競技を行った。6年女子に工藤あのん(二ツ井)と竹嶋菜央(第五)が臨み、工藤はゴールした29人中3位、竹嶋は7位だった。

●秋田大、HVロケット打ち上げ
 秋田大の学生が24日、能代市浅内の鉱さい堆積場で自作ハイブリッドロケットの打ち上げに再挑戦した。午前は想定の半分以下の高度とはいえ、1、2段目の切り離しには成功、学生たちは安堵(あんど)の表情を見せた。ロケットの製作は、研究者の育成を図る学生宇宙プロジェクトの一環。今回は31号機で、理工学部の2年生を中心に10人余が作った。全長1・6㍍のハイブリッドで、宇宙に打ち上げられるロケットのように、初めてエンジンを搭載した1段目の切り離しに挑戦した。

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発射台にロケットを取り付ける学生

●タイヤ交換ピーク/能代山本
 春本番が近づく能代山本地方。タイヤ専門店やガソリンスタンドなどでは、冬用からのタイヤ交換作業がピークを迎えている。道行く自動車は〝春の装い〟となりつつある。能代市河戸川のタイヤ専門店では、先週初めから依頼が急増。担当者は「今年は暖冬の影響で早めに交換が始まると思ったが、たまに雪が降る日があり、例年並みの動き」と話す。従業員はタイヤの減り具合や空気圧、ホイールの状態などを細かくチェックし、プロならではの技術で手際良く作業を進めていた。

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タイヤ交換作業に取り組む従業員

(能代市河戸川で)

 


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