26日の紙面から

●子どもたち、囲碁への関心高まる
 囲碁七大タイトルの一つ「本因坊戦」が今年6月、2年ぶりに行われる能代市で、教育現場に囲碁を取り入れる動きが広がっている。日本棋院能代山本支部(金谷晴隆支部長)が市内の小中学校や幼稚園などで実施する出前講座は今年度、80回近くを数え、2年前の本因坊戦を契機に講座の要請が増えた。同支部は「うれしい悲鳴」と喜び、6月の本因坊戦でさらなる関心の高まりに期待を寄せる。「ゲーム世代の子どもたちに、人と人が向き合う囲碁を広げたい」と講座の指導体制を充実させる考えだ。

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26年の本因坊戦開催以降、地域で囲碁講座が活発に行われている

(今年2月、能代市柳町の旧料亭金勇で)

●激戦展開、あす投票/藤里町議選
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は、あす27日に投票が行われ、即日開票される。現職、新人、元職合わせて12人が10議席をめぐる激しい選挙戦を繰り広げ、支持拡大へ懸命。運動最終日の26日は各候補者とも地盤とする地域や大票田の藤琴地区、町内全域へと選挙カーを走らせ、「最後のお願い」を響かせる。投票は27日午前7時から町内7カ所の投票所で行われ、1時間繰り上げ午後7時で終了する。開票は27日午後8時から町総合開発センターで行われる。21日現在の有権者は3121人(男1483人、女1638人)。

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選挙戦は最終盤。各候補者が支持集めに奔走

●能代山本の人口8万2043人
 県調査統計課が発表した3月1日現在の人口と世帯数によると、能代山本の人口は8万2043人で前月より101人減少したが、唯一、藤里町で4人増加した。前月比減は130カ月連続。世帯数は3万2982で15の減だった。

●市民福祉部長に長岡氏
 能代市は25日、28年度定期人事異動を発表した。異動規模は165人で、課長級以上は30人。部長級は、定年退職で空く市民福祉部長に長岡真紀子同部次長を起用する。女性職員が部長に就任するのは、27年度の石出好子会計管理者兼会計課長に次いで2人目。佐藤喜美議会事務局長は二ツ井地域局長となり、後任の議会事務局長には佐藤金弥総務部次長、環境産業部主幹には秋林俊明企画部次長がそれぞれ昇格する。発令は4月1日。

●八峰町、あすで合併10周年
 八峰町は、27日に合併10周年を迎える。18年に旧八森町と旧峰浜村による新設合併で誕生して以来、豊かな自然資源を生かした「小さくとも持続可能なまち」の土台づくりは着々で、住民の一体感の醸成も進んだ。27日は同町八森のファガスで記念式典を行い、町民が節目を祝い合うとともに、〝次の10年〟へと決意を新たにする。

●能代商議所が議員総会
 能代商工会議所(広幡信悦会頭)の通常議員総会は25日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、28年度事業計画・予算案などを承認した。事業計画では「中小企業対策として企業の経営安定のため、きめ細かな経営指導体制による支援拡充を行い、会員ニーズに応えた活動を展開する」ことなどを活動方針に、地域産業振興策の推進、活力ある企業活動へのサポートなどに取り組むとした。

●道の駅核に活性化/能代市
 県の「あきた未来づくり本部会議」(本部長・佐竹知事)は25日、秋田市の県市町村会館で開かれ、能代市が計画する「道の駅を核とした地域活性化プロジェクト」の策定を承認した。30年度に予定している「道の駅ふたつい」の移転に伴い、施設整備と情報発信拠点としての機能強化を図る。実施期間は28~31年度、総事業費は約4億6千万円。

●国道7号沿いを花いっぱいに
 国道7号沿いで花壇作りなどの環境美化活動を行う能代山本地区国道7号ふれあいロード連絡会(岩城あや子会長)は、今年も会員に配布する花の育苗作業を始めた。25日に国交省能代河川国道事務所能代国道維持出張所敷地内にあるハウスで会員らが集まって種まきを行い、沿道を彩る花を思い描きながら作業に取り組ん

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今年も花苗作りを開始した国道7号ふれあいロード連絡会

27日の紙面から

●「新生活」へ準備大詰め/能代山本
 新年度を前に、就職や転勤、進学に伴う新生活の準備が大詰めを迎えた。能代山本の寝具店や家具店などでは「新生活商戦」を展開し、この時期ならではのセット商品などを豊富にそろえて売り込みを図る。また、引っ越しも活発化し、民家やアパートの前には配送業者のトラックが止まり、搬入・搬出作業に追われる姿が広がっている。

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引っ越しシーズンがピークを迎え、作業に追われる業者(能代市落合で)

●藤里町議選きょう投開票
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は、きょう27日に投票が行われ、即日開票される。選挙戦最終日の26日は12人の立候補者が「最後のお願い」に声をからし、あとは有権者の審判を待つだけとなった。開票は午後8時から町総合開発センターで行われ、午後9時前後には当落が判明する見通しだ。

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12人が10議席を争う町議選はきょう投開票。町内7カ所で投票所を設営する町職員たち

●障害児の放課後等デイ開園へ
 障害児の日常生活を支援する「放課後等デイサービス」事業所・尚生(しょうき)こども園(能代市通町)は、4月1日に開園する。放課後や学校の長期休み中などに子どもたちを預かる施設で、能代山本では3カ所目。管理者の藤田貴子さん(50)=同市鳳凰岱=に事業立ち上げを決意させたのは、26年3月にがんのため14歳で亡くなった次男尚樹君の存在。「懸命に生きた尚樹に負けないよう、自分にできることに力を尽くしたい」と語る。27日に内覧会を開く。

●ハタハタ漁9年ぶり「枠」を上回る
 県内4漁協と県などで組織するハタハタ資源対策協議会の今年度最終会合が26日、秋田市内で開かれた。27年漁期(27年9月〜28年6月)の漁獲量は沖合・沿岸合わせて1116㌧と昨季より109㌧の減だったが、漁獲枠800㌧を39・5%上回った。漁獲枠を上回るのは18年以来9年ぶり。今漁期は資源量の減少傾向を踏まえ、漁獲枠を昨季の半分以下に制限。資源維持に向け、来漁期も継続した取り組みが必要としている。

●宇宙イベント日程案協議
 宇宙について学ぶ全国の学生が能代市に集い、自作ロケットなどの打ち上げを行う「第12回能代宇宙イベント」の実行委員会は26日、市中央公民館で開かれた。今年は8月18日から9日間(予備日含む)の日程案が示され、具体的な内容については今後詰めていくとした。また、実行委に先立って開かれた理事会で、一般財団法人あきた宇宙コンソーシアム会長に畠貞一郎さん、実行委員長に堤明正さん(秋田大)を選任した。

●しらかみ看護、国家試験全員合格
 第105回看護師国家試験の合格発表が25日行われ、能代市落合の秋田しらかみ看護学院(丹波望学院長)を卒業した16期生35人が全員合格を果たした。昨年に続き4回目で、2年連続は創設以来初の快挙。同学院は学生の頑張りと教員のきめ細やかなサポートが実を結んだとし、全員で勝ち取った合格率100%を喜んだ。卒業生のうち19人は春から能代山本の医療現場に立つ。

●高遠さん講演、イラクの現状理解を
 イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さん(46)の講演会が26日、能代市清助町の真宗大谷派奥羽教務所(篠岡誓法所長)で開かれた。高遠さんは、テロや紛争が多発するイラクの現状や過激派組織「イスラム国」の成り立ちなどを説明し、聴講した約50人が平和実現のために必要なことについて考察を深めた。

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イラク支援ボランティアの高遠さんが講演(能代市清助町で)

●若者の投票率向上へカードゲーム
 八峰町峰浜高野々の町職員、川村忠寛さん(32)が、選挙を題材にしたカードゲーム「トーヒョー!」の開発を進めている。選挙権年齢が18歳に引き下げられる中、若者に楽しみながら投票の大切さを感じてもらうことが目的。候補者の公約を見て投票し、自分が望むまちの実現を目指していくゲームで、5月上旬の完成を目指してイベントなどでのテストプレーを重ねている。

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選挙のカードゲームの開発を進める川

28日の紙面から

●誕生10周年 持続へ努力/八峰町
 八峰町誕生10周年記念式典は27日、同町八森のファガスで行われた。約120人が出席し、新町の基盤づくりと住民の一体感醸成が進んだ10年の歩みを振り返るとともに、最大の課題である人口減少に歯止めを掛けるため、山と海の豊かな自然資源を生かしたまちづくりに今後も力を合わせることを誓い合った。

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町村合併で八峰町が誕生し丸10年。町勢発展に貢献した住民を表彰し節目を祝い合った

(ファガスで)

●新議員10人決まる/藤里町議選
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は27日投票が行われ、即日開票の結果、新議員10人の顔触れが決まった。現職、新人、元職12人による激戦は、元職の小山初美氏(65)がトップで返り咲きを果たした。共産党議席が復活、最下位当選と次点は新人と現職が同票で抽選となる接戦で、現職2氏が涙をのんだ。投票率は85・34%で前回(24年)を2・4㌽下回り、町選管に記録が残る昭和47年以降の町議選(補欠選除く)で過去最低を更新した。

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●ドジョウの養殖普及へ
 三種町担い手確保・農地集積検討会はこのほど、町農政庁舎で開かれ、町が上岩川、下岩川地区でのドジョウ養殖を農家に提案した。農家の所得向上や遊休農地の活用につなげる取り組みで、28年度に農家を確保して実証圃(ほ)を設置し、養殖技術や収益を探ると説明した。高齢者でも生産でき、手間が少ないことがメリットとし、「中山間地域にマッチする。複合経営の一つとして検討してほしい」と呼び掛けた。

●ウエート、信太が全国3位
 第31回全国高校ウエートリフティング選抜大会は競技2日目の27日、金沢市総合体育館で男女6階級が行われ、女子63㌔級に出場した能代工の信太咲菜(2年)は、スナッチ4位、ジャーク3位で、総合3位入賞を飾った。大会は26日から3日間の日程で、男女計16階級に全国から標準記録を突破した選抜選手が出場。女子63㌔級には10人が出場した。

●ドルフィンズ8強入りならず
 第9回春季全日本小学生女子ソフトボール大会は27日、熊本県菊池市の菊池公園多目的グラウンドで3回戦と準々決勝が行われた。能代ドルフィンズは3回戦で横須賀女子(神奈川県)に5─14で敗れ、準々決勝進出はならなかった。

●能代春慶、新たなブランドで
 能代の伝統工芸品「能代春慶」の技法再現や後継者の発掘を目指す能代春慶再現活動報告会が27日、能代市柳町の旧料亭金勇で開かれた。再現に取り組む同市出身の木工家具作家らがこれまでの活動の成果を発表。能代春慶の職人が途絶えてしまった中での再現は困難との認識を示す一方、「(新たな)オリジナルの能代春慶は目指せる」とし、その可能性には自信を見せた。

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湊さんらが能代春慶の再現活動を報告

(能代市柳町の旧料亭金勇で)

●ヒスイカズラ見頃に
 能代市大森山の能代エナジアムパーク熱帯植物園で今年もヒスイカズラが見頃を迎え、色鮮やかな花が訪れる人たちの目を楽しませている。ヒスイカズラはフィリピン諸島など限られた地域に自生するマメ科のツル植物で、その名の通り宝石の翡翠(ひすい)のような青緑色の花を咲かせるのが特徴。県内では同パークと大潟村の県生態系公園でしか観賞することができないという。

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来園者の目を楽しませているヒスイカズラ(能代エナジアムパーク熱帯植物園で)

●「原発ゼロ」訴え能代ウオーク
 「3・27原発ゼロ能代ウオーク」が27日、能代市内で行われ、約30人の市民らが横断幕を手に「原発ゼロで子どもを守ろう」などとシュプレヒコールを上げ、市中心街を行進した。市民有志でつくる実行委員会(呼び掛け人代表・北川智彦能代・山本地域労連議長)が実施。26日に東京・代々木公園周辺で行われた「さようなら原発1000万人アクション」や「首都圏反原発連合」ら4団体主催の統一行動に呼応した。

s27p02原発ゼロウオーク

原発ゼロ、再稼働反対の声を上げ行進

(能代市内で)

 

29日の紙面から

●能代球場改修が完了
 能代市落合の能代球場改修事業が完了した。築後約30年が経過して老朽化が進んでいたため、市が総事業費4億7千万円で進めていたもので、発光ダイオード(LED)を使用した全面フルカラーの電光表示板を設置したほか、内野グラウンドの土の入れ替え、ラバーフェンスの交換、傷みが見られるスタンドベンチの改修などを行った。市は「設備の充実化が図られた。引き続き県内有数の球場として使用してもらいたい」としている。

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改修事業で土が入れ替えられ、LEDの全面フルカラー電光表示板が設置された能代球場

●八峰町峰浜で1日からワゴン車送迎
 八峰町社会福祉協議会(森田新一郎会長)は、4月から公共交通の空白地となっている峰浜の大信田、塙、仲村、横内の4地区住民を対象に有償運送事業に取り組む。予約を受け、ワゴン車で町内あるいは能代市の指定場所(3カ所限定)までの間を送迎する。22日に対象地区の自治会長らを対象に事業を説明したほか、来月上旬にかけて各地区での住民説明会も計画している。

●三種川中上流域改修へ
 三種川床上浸水対策特別緊急事業の安全祈願祭と起工式典は28日、三種川を望む三種町森岳の山本中グラウンドで行われた。国の補助事業で、山本中付近から長面橋までの区間で床上浸水被害を解消するため、県が通常の河川改修事業に並行して今年度から5カ年計画で行う。祈願祭と式典では、関係者が工事の着手を祝い合いながら安全を祈った。

●マグロ解体ショーに感嘆の声
 能代市中川原のサービス付き高齢者向け住宅・あかつきの芽(小玉隼施設長)で28日、本マグロの解体ショーが行われ、大胆な包丁さばきに感嘆の声が上がった。赤身や大トロなどに切り分けられ、入居者の夕食で振る舞われた。本マグロは長崎産で体長約1・5㍍、重さ約34㌔。

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迫力満点のマグロ解体ショーを披露(能代市のあかつきの芽で)

●二ツ井河川防災ステーションを承認
 国交省は28日、能代市二ツ井町小繋地内の「米代川二ツ井地区河川防災ステーション」の計画を承認したと発表した。災害時の水防活動の拠点となる施設で、米代川では初めて、県内3カ所目。能代河川国道事務所によると、移転整備される「道の駅ふたつい」に隣接し総面積は約3万4千平方㍍。資材備蓄場所以外は、平常時は緑地や多目的スペース、駐車場などとして道の駅と一体的に利用することを想定。28年度着手し、道の駅が目指す30年度中の供用開始に合わせ整備を進める方針だ。

●桧山地区の観光資源をマップに
 県内の大学生約120人でつくる地域貢献団体「ARC(アーク)グループ」(吉本裕希代表)が、能代市の桧山新屋敷・母体両地区にまたがる観光資源ガイドマップを製作した。歴史や伝統行事などの情報を外部へ発信し、交流人口拡大につなげる狙い。27日に地元住民らに配布され、「よく出来ている」「素晴らしい」などと絶賛の声が多く上がった。

b27p02学生が母体マップ作り2

大学生が製作した桧山・母体の観光資源ガイドマップ

●能代オペラ、成田芸術監督迎え稽古
 能代オペラ音楽祭5周年記念公演オペラ「カルメン」は、8月28日午後2時から能代市文化会館大ホールで開かれる。同音楽祭合唱団(関口美奈子代表)は27日、市東部公民館で芸術監督とソリストを務める成田博之さん(二期会)を講師に迎え、合唱の指導を受けた。メンバーは表現力のある歌い方を実践し、真剣な表情で稽古に励んでいた。

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成田さん(左)から指導を受ける能代オペラ音楽祭合唱団

●三種の男性41万円だまし取られる
 能代署は28日、三種町の60代男性がインターネットサイトの架空請求の被害に遭い、41万2千円をだまし取られたと発表した。同署はワンクリック詐欺とみており、「サイトにアクセスしただけや、十分な契約についての説明と明確な意思表示なしに契約が成立することはない」とし、同じような電話があった場合はすぐに警察へ相談するよう呼び掛けている。

30日の紙面から

●来月からみたねーしょんTV
 三種町の若者を中心につくる情報発信グループ「みたねーしょん」が、秋田ケーブルテレビで15分間の番組を制作する。同町のイベントや特産品などをふんだんに盛り込んだバラエティー番組で、4月1日に放送を開始する。メンバーは「激しいリアクションで体を張りたい」「秋田市周辺に三種町を発信するチャンスにしたい」と意気込んでいる。

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ケーブルテレビに〝進出〟するメンバー(左から佐藤拓さん、嶋田さん、袴田さん、佐藤晃さん)

●宿泊特需に動き活発化/火力3号機
 東北電力能代火力発電所3号機(能代市大森山)の建設関係者の出入りが増えてきたのに合わせ、地元では長期滞在する宿泊客を取り込む動きが出てきた。定期点検の請負業者が賄い付きの宿泊施設を新設し、福祉事業者が民宿への新規参入を計画している。対照的にホテルやアパートの関係者は工事期間が長期にわたった1、2号機建設時に比べ、恩恵は限定的とみており、改装や増設には慎重だ。

●藤里町で防災無線4月運用開始
 藤里町は、4月1日に同報系防災行政無線の運用を開始する。26、27年度の2カ年で整備を進めてきたもので、28カ所の屋外拡声子局(スピーカー)や、各世帯等に取り付けた戸別受信機を通じて、災害発生時には緊急情報を町民へ一斉に知らせることが可能な態勢が整う。

●カヌーの里づくりイベント日程決定
 「カヌーの里づくり」に取り組むNPO法人二ツ井町観光協会(安井英章会長)は、28年度の米代川カヌーイベントの日程を決めた。6~9月の全5回で、能代市二ツ井町周辺の米代川に繰り出し川面からの景観を楽しむ趣向で、7月には七座山トレッキングとカヌークルージングを楽しむ1泊2日のツアーも企画している。また、「気軽にカヌー」は10月までで、イベントデー以外の体験希望に応じる。

●みんなを幸せにする善行4人表彰
 三種町まちづくりマイスター未来18の会(岡正英会長)は27日、住民の地域づくり活動を会独自にたたえる表彰式を山本公民館で行い、地域の環境美化や子どもの健全育成などに貢献した4人をたたえた。「みんなを幸せにする何気ない行動」を発掘し、元気づけようとするもので、同会独自の条例に基づいて被表彰者を選出している。

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地域づくりに貢献した4人を表彰(山本公民館で)

●尽きぬ戦争への不安、不信
 集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法が29日、施行された。米国など密接な関係にある国が攻撃を受けた際、政府が日本の「存立危機事態」に該当すると判断すれば、自衛隊は他国軍と一緒に戦うことが可能になる。戦後、日本が守ってきた「専守防衛」からの大きな転換に能代山本の住民からは「ほかの国の戦争に巻き込まれてしまうのでは」と不安の声が聞かれた。

●食育推進計画案、11の目標値設定
 能代市食育推進計画策定委員会(会長・石戸世津子渟南小校長)は、今年度で計画期間が終了する市食育推進計画(23年3月策定)の第2期計画案をまとめ、29日に斉藤市長に報告した。現行計画から五つの基本方針を受け継ぎながら、乳幼児期から高齢期まで5段階のライフステージごとの具体的な取り組み内容を記載。5年後に達成すべき目標値も定めた。市は計画案を年度内に成案化し、県に報告する。

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能代市の第2期食育推進計画案を報告する石戸会長(市役所で)

●またワンクリック詐欺被害
 能代署は29日、能代市の50代男性がワンクリック詐欺に遭い、50万円をだまし取られたと発表した。同署が注意を呼び掛けている。同署によると、1月6日、男性がスマートフォンでインターネットサイトを閲覧中、「登録完了」の画面が表示され、利用料未納を知らせるメールを受信。連絡先に電話すると、「退会料15万円が必要」などと言われ、同9日、市内の金融機関窓口で犯人指定の口座に15万円を振り込んだ。また、2月9日にも同じサイトを閲覧中、同様の画面が出て連絡先に電話。退会料と1カ月分の利用料として35万円分の電子マネーを買うよう指示され、同市内と八峰町内のコンビニ店4カ所で購入、番号を伝えて利用権をだまし取られた。男性は、29日の新聞記事を見て被害に遭ったと思い、同日午後2時ごろ、同署に相談した。

31日の紙面から

●被災地の学習支援にと寄付
 能代市二ツ井小(佐々木彰子校長)の6年生有志9人でつくる二ツ井子供ボランティア隊は30日、東日本大震災の被災地の子どもたちに学びの場を提供しているNPO法人など2団体に計約9万5千円を寄付した。街頭募金に寄せられた善意で、中学進学前に活動が完了、ほっとした表情を見せた。

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募金概要を報告、寄付先への送金手続きを依頼する二ツ井子供ボランティア隊メンバー(秋田銀行二ツ井支店で)

●商品券の消費喚起1億5800万円
 能代市は、地域の消費喚起を目的に国の交付金を活用して今年度発行した「能代市プレミアム付き商品券」の利用実態を調査し、その結果をまとめた。発行した5億1千万円(額面総額)のうち使用を確認したのは5億927万1千円。利用者アンケートから算出した推計から、商品券に追加して支出された金額を合わせて約5億3600万円の経済波及効果があり、うち約1億5800万円が商品券によって消費喚起されたとはじき出した。

●JAやまもと販売額約55億目標
 JA秋田やまもと(阿部隆一組合長)の臨時総代会は30日、三種町琴丘総合体育館で開かれ、重点品目の新規・増反分への種子助成やジュンサイ沼の新規造成への補助、菌床シイタケの生産拡大に向けたパックセンター増設などを盛り込んだ28年度事業計画を決めた。農作物の計画販売額は、前年度計画比7・5%増の54億9千万円と設定した。

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28年度事業計画を承認した臨時総代会(三種町琴丘総合体育館で)

●体験組み入れ人気/白神日和号
 地域外の人に能代山本の魅力に触れてもらう日帰り周遊バス「白神日和号」の参加者が年々増えている。27年度は9回の定期便のほか、三種町のクアオルトウオーキングや八峰町でのハタハタ寿司(ずし)作り体験が人気を集め、特別便も3回運行。秋田市などから延べ225人が参加し、前年度より50人余増加した。能代山本4市町と県山本地域振興局で組織し、白神日和号を主催する「あきた白神広域観光推進会議」は、知名度を高めながら、リピーターを獲得するために新年度も継続して運行し、29年度には実施主体を民間業者に移行する方針だ。

●在京藤里会、古里談議に花咲かす
 首都圏在住の藤里町出身者でつくる在京藤里会(斎藤秀夫会長)の第66回ふるさとの集いは27日、東京都千代田区のアルカディア市ケ谷で開かれ、会員や来賓合わせ約250人が出席、古里の郷土芸能や「味」を満喫しにぎやかに旧交を温めた。

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古里談議に花を咲かせた在京藤里会ふるさとの集い

●伊藤が洋剣のアジア選手権へ
 日本フェンシング協会は、4月13日から中国江蘇省無錫市で開かれるアジアフェンシング選手権の日本代表選手団を発表した。男子エペで能代市二ツ井町出身の伊藤心(26)=二ツ井町フェンシング連盟・東京都=が選出され、2年ぶりのアジア選手権に臨む。伊藤は「2年ぶりの代表でうれしいがそこで満足せず、東京五輪に向けての出発点として前回の成績を塗り替えてメダルを持ち帰りたい」と意気込んでいる。

●田中、200㍍背泳ぎ初優勝
 第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会は27日から4日間、東京都の東京辰巳国際水泳場で開かれ、能代市のサンフルトスポーツスイミングクラブ出身の田中瑛之介(東京・日大豊山高2年─能代二中)が男子CS(チャンピオンシップ・13~18歳)の200㍍背泳ぎで悲願の初優勝を飾った。タイムは2着に0・8秒差を付ける1分54秒82だった。

●攻めの姿勢で誘客を/能代観光協会
 NPO法人能代観光協会は、28年度から独自企画のツアーなど旅行商品を販売できる地域限定旅行業に乗り出す。これまで観光誘客に対して受け身だった姿勢を攻めに転じ、県内外に積極的に売り込んでいく方針で、5月には県に業務の登録を申請し、早ければ同月下旬には企画・販売できる見込み。同協会は「首都圏や能代市の連携都市などにセールスし、能代山本の魅力をさらに発信していきたい」としている。

 

 


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