7日の紙面から

●恒例の「鯉みこし」練る
 三種町浜鯉川地区で5日、恒例の鯉まつりが行われた。木彫りのコイが鯉川川から陸に上がる“滝登り”を披露したほか、コイや山車が通りをにぎやかに練り、子どもの健やかな成長や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。今年は30回目とあり、まつりに協力した住民への感謝状の贈呈や記念植樹などを行い、にぎやかに節目を祝った。

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大きな木彫りのコイが威勢よく〝滝登り〟(三種町浜鯉川地区で)

●能代工、全敗で最下位/能代カップ
 第29回能代カップ高校選抜バスケットボール大会は最終日の5日、能代市総合体育館で男子5試合を行った。能代工は帝京長岡(新潟)と明成(宮城)にいずれも敗れ、最終成績は5戦全敗で能代カップで初めて最下位となった。昨年に続いて2年連続参加の福岡大大濠(福岡)が5戦全勝で初優勝を果たした。

●「鶴の恩返し」始動
 能代市鶴形小(松田武校長)の児童でつくる「鶴の恩返し隊」は6日、出発式を行い、今年度の活動をスタートさせた。全校児童17人が地域の老人クラブ会員らと一緒にクリーンアップに取り組んだ。同校では25年度にさまざまな学習で交流のある地域の人たちへ恩返しをしようと児童たちの「鶴の恩返し隊」を結成。毎年、5月から11月ごろまで老人クラブ・鶴形鶴寿会(小林吉郎会長)と合同でJR鶴形駅の清掃にも取り組んでいる。

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出発式をし、清掃活動で今年度の活動をスタートさせた「鶴の恩返し隊」

●清宮(早実)最終戦2安打
 能代市の能代球場のリニューアルオープンを記念した高校野球招待試合は最終日の5日、甲子園春夏通算49回出場の早稲田実業(東京)が昨秋の県大会を制した秋田と対戦した。高校野球界屈指の強打者、清宮幸太郎選手(2年)は三塁打を含む2安打を放ち、約3千人(主催者発表)の野球ファンを喜ばせた。試合は秋田が6─1で勝利した。

●県北高校野球組み合わせ決まる
 春季県北地区高校野球大会の組み合わせ抽選会は6日、大館市田代体育館で開かれ、能代勢5校をはじめ連合チームを含む11校の対戦相手が決まった。大会は12、13、15、16の4日間、大館市の田代球場と八峰町の峰浜球場の2会場で行われる。二ツ井と小坂が部員不足のため連合チームとして参加、今春に大館、大館工、大館桂の3校が統合して大館桂桜として参加することから昨年よりも1校少ない11校によるトーナメント戦を行う。初日の能代勢は、峰浜球場で能代工が十和田、田代球場で二ツ井・小坂が大館国際と対戦。13日は田代球場で2回戦の能代西─能代が行われ、能代松陽は峰浜球場で花輪─大館桂桜の勝者と対戦する。

●庭先でゼンマイ干し
 新緑が増し、山菜採りシーズンがピークを迎えている能代山本地方。好天が続き、民家の庭先では採れたてのゼンマイを天日干しする住民の姿が多く見られている。70年近くゼンマイ採りに励んでいる能代市常盤高森下の佐藤ヒサさん(89)は、先月末に開始。今年は暖かい日が長く続いた影響からか、例年より1週間ほど早くシーズンを迎えたという。庭先にござを広げてゼンマイを敷き詰め、丁寧に揉(も)みほぐしている。

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ゼンマイの天日干しを行う住民(能代市常盤高森下で)

●三浦、きょう再起戦
 三種町浜田出身で世界ボクシング評議会(WBC)前スーパーフェザー級王者の三浦隆司(31)=帝拳=は、7日夜に東京・後楽園ホールで、フィリピン人選手との再起戦に臨む。米国ラスベガスでベルトを失って以来約半年ぶりとなるリングで、「復活」を印象付けるファイトを見せられるか注目される。

●交通死亡事故抑止へ緊急会議
 4月27日から今月3日までに県内で高齢者の交通死亡事故が4件発生し、県警は高齢者交通死亡事故多発警報を発令している。これを受け、能代署で6日、交通死亡事故抑止緊急対策会議が開かれ、関係機関が広報活動などを強化して住民の交通安全意識の高揚を図り、事故防止に一層努めることを確認した。

8日の紙面から

●ボクシングの三浦が再起戦飾る
 三種町浜田出身で世界ボクシング評議会(WBC)前スーパーフェザー級王者、三浦隆司(31)=帝拳=は7日、東京・後楽園ホールでフィリピン・スーパーライト級8位、ジミー・ボルボン(23)と対戦し、1回2分41秒KOで再起戦を飾った。昨年11月、米ラスベガスでフランシスコ・バルガス(31)=メキシコ=に9回TKOで敗れ、5度目の防衛に失敗して以来となる半年ぶりのリング。戦績は30勝(23KO)3敗2分となった

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再起戦を1回KO勝ちで飾った三浦

(東京・後楽園ホールで

●代かき作業あちこちで/能代山本
 能代山本地方の水田で代かきが始まり、水を張った圃場(ほじょう)にトラクターのエンジン音が響いている。大型連休最終盤に差し掛かった7日も小雨の中、休み返上で作業に精を出す姿が見られた。能代市鰄渕の圃場で代かき作業に当たっていた70代の男性農家は「4㌶でコメを作っており、1週間前から代かきに取り組んでいる。今年は少雪の割りに寒いね。田植えは20日前後になると思う」などと話していた。

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水を張った田んぼで代かき作業が本格化した

(能代市鰄渕で)

●柔道男子は能代西V/県北総体
 第60回県北地区高校総体は7日開幕し、大館北秋と能代市を会場に13競技を行った。能代勢は、空手道の団体組手で男女とも能代松陽、柔道の男子団体で能代西、バドミントンの男子団体で能代松陽が優勝。ウエートリフティングは能代工勢が男女合わせて4階級を制し、剣道男子個人で五代儀奏(能代2年)、女子個人で成田千佳(同)、陸上男子ハンマー投げで桂田瑞貴(能代松陽3年)が頂点に立つなど活躍が光った。能代市で開催予定だったソフトボールは雨のため順延となり、きょう8日は13競技が行われる。

●みたねーしょんFMで15分番組
 三種町の若者を中心につくる情報発信グループ「みたねーしょん」が5日、FM秋田で15分間のラジオ番組「みたねビビットR」をスタートさせた。毎週木曜日の午前11時30分から放送。同町の店や観光情報など、さまざまな話題を全県に発信する予定で、初回はジュンサイの摘み取り体験などを楽しく紹介した。番組で流すCMを提供するスポンサーも募集中で、メンバーは「メードイン三種なラジオにし、聴いた人が面白そうな町だと思ってくれるようにしたい」と意気込んでいる。

●北限の檜山茶剪定が始まる
 能代市桧山地区で「北限の茶」として知られる檜山茶の剪定(せんてい)が始まった。茶作りの最初の作業で、いい芽を摘むために欠かせない。立春から88日目の八十八夜(5月1日)が一番茶の摘み頃とされるが、寒冷地である桧山地区では静岡などより作業の開始が1カ月遅れるため、剪定が始まったばかり。茶摘みは今月下旬から行われる。

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緑に吸い込まれそうな大高園で剪定する大高さん

(左、能代市桧山で)

●リンゴと卵を描きデッサン学ぶ
 能代市中央公民館主催の市民学校「はじめての絵画教室」が6日、同公民館で開講し、受講者が静物画のデッサンを通じて立体感の出し方や構図の注意点など基礎的なことを学んだ市民学校は、市民への学習機会の提供や学習グループの育成などを狙いに昭和40年から開講。今回は初心者向けの絵画教室を企画し、能代山本の美術愛好者でつくる渟美会の会員が持ち回りで講師を務め、7月8日までの毎週金曜日に全10回の講座を実施する。

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初回は12人が参加した能代市中央公民館の市民学校

●八峰町で山菜採りの男性死亡
 6日午後7時50分ごろ、八峰町八森字茂浦の無職、日沼傳さん(81)が山菜採りに出掛けたまま帰らないと、家族が八峰消防署を通じて能代署に届け出た。7日午前6時5分、捜索隊が同町八森の真瀬渓谷上流の沢で、亡くなっている日沼さんを発見した。

●柳町にナチュラルカフェ開店
 動物性たんぱくを控えた原料で調理するナチュラルカフェ「つどいの郷(さと)ま・な」が7日、能代市柳町にオープンした。空き店舗を新たな価値観で再生するリノベーションの一環で、健康と美容に配慮した新しいスタイルの食事を提供する。多業種の若手職人がDIY(自分で家具作りや修繕などをすること)精神で大規模改修に携わり、内外装に県産の秋田杉をふんだんに取り入れた。

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能代市柳町に開店したナチュラルカフェ「つどいの郷ま・な」

9日の紙面から

●大型連休最終日は好天
 ゴールデンウイーク最終日の8日、能代山本地方は好天に恵まれ、広場や公園には家族連れのにぎやかな声が響いた。水田では代かき作業がピークを迎え、休日返上で作業に汗を流す姿も目立った。八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園は、昼ごろにかけて大勢の家族連れでにぎわった。大型滑り台やアスレチックなどの遊具を楽しんだり、管理棟の周りでバッテリーカーに乗ったりして歓声を響かせた。

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爽やかな青空に家族連れの歓声が響いた(八峰町のポンポコ山公園で)

●町民全てが〝生涯現役〟
 藤里町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)が取り組んだ「町民全てが生涯現役を目指せるシステムづくり」の今後の展開をテーマにした講演・公開シンポジウムは8日、同町藤琴のホテルゆとりあ藤里で開かれた。前厚生労働事務次官の村木厚子さんらの講演や、シンポジウムでの意見交換を通して、人口減少や高齢化が進む地域における「担い手」づくりや活躍の場づくり、ニーズに応じる福祉の在り方などを考えた。

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「生涯現役システム」の今後の展開をテーマに意見を交わしたシンポジウム

●琴丘こどもまつりに歓声
 三種町の第3回琴丘こどもまつりは8日、琴丘地域拠点センター駐車場で開かれ、親子連れなどが射的やクイズ大会、屋台など盛りだくさんのイベントを楽しんだ。住民有志でつくる実行委員会(畠山慶太実行委員長)の主催。25年9月に開所した同センターの駐車場スペースを活用し、子ども向けのイベントとして一昨年から開催している。

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大勢の来場者でにぎわった琴丘こどもまつり

 

●被災地支援をと僧侶ら托鉢
 能代山本の曹洞宗の若手僧侶で組織する法友会(佐々木孝洋会長)は8日、熊本地震の被災地支援に協力しようと能代市中心部で托鉢(たくはつ)を行った。同会は、年末に歳末助け合い托鉢を行っている。今回は、熊本地震を受け、急きょ企画した。この日は10人の僧侶が参加。編み笠(がさ)に白の手甲・脚半姿で、同市豊祥岱の善光寺を出発、中和─畠町─柳町─通町─JR能代駅と歩き、浄財を募った。

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熊本地震に役立てようと托鉢(能代市内で)

●ソフトは松陽圧勝/県北総体
 第60回県北地区高校総体は2日目の8日、大館市と北秋田市、能代市などを会場に13競技が行われた。能代勢は、ソフトボール決勝で能代松陽が大館桂桜に79─0(4回コールド)で圧勝し、卓球男子団体は能代が得失点差で競り勝ち頂点に立った。剣道団体は能代が男女ともにリーグ全勝で制した。陸上は、男子走り幅跳びで石塚一輝(能代2年)、女子100㍍で安保凜(同3年)が優勝を飾った。きょう9日は9競技が行われる。

●bjハピネッツ、有明へ
 プロバスケットボールbjリーグの秋田ノーザンハピネッツは8日、仙台市体育館で仙台89ERS(宮城)とのプレーオフ地区準決勝の第2戦に臨み、92—83で勝利した。東京都の有明コロシアムで14、15日に行われるファイナルズ進出が決定。悲願のリーグ制覇に向け、まずは東地区決勝で富山グラウジーズと対戦する。

●山岳ガイド資格取得へ研修会
 公益社団法人日本山岳ガイド協会(東京都新宿区)が認定する資格を取得しようと、秋田・青森両県の白神山地を主なフィールドに活動するガイドらが「誘致」した研修会は6日から3日間、藤里町藤琴の白神山地世界遺産センター藤里館で開かれた。皮切りの机上講習には17人全員が出席、登山ガイドなどそれぞれが目指す「山」に挑戦した。今後は、9月に無積雪期、来年1月に積雪期の実技研修を行う。受講者は資格取得後、「白神登山ガイドクラブ」を正式に発足させ同協会に加盟し、活動することにしている。

●自然観察会で山菜採り
 能代山本の自然観察指導員で組織するルーペの会(佐藤恒雄会長)は8日、能代市常盤の毘沙門憩の森周辺で自然観察会を開いた。自生する草花を観賞しながら、コシアブラやワラビなどの山菜を採取。その場で天ぷらなどにして味わい、里山の春の恵みを満喫した。「春を味わう」と題した観察会は今年で8回目。約20人が参加し、佐藤会長ら指導員の案内で多目的広場周辺の林道などを約1時間30分かけて散策した。

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山菜や野草を採取して味わった自然観察会(能代市の毘沙門憩の森で)

10日の紙面から

●山間部も桜の季節に
 能代山本地方は9日、青空が広がり、爽やかな1日となった。季節は初夏に移ろいつつあるものの、山間地では枝垂れ桜や八重桜が咲き誇り、遅い春を住民たちに届けている。三種町上岩川のぼうじゅ館そばのパターゴルフ場には、枝垂れ桜や八重桜など70、80本ほどが植栽されている。管理している女性によると、ヤマザクラが4月末ごろ咲き始め、続いて枝垂れ桜、八重桜と順番に見頃を迎えてきた。枝垂れ桜は葉が目立ち始めたものの、八重桜は今が盛り。シャクナゲやモクレンなども彩りを添え、周辺は春爛漫(らんまん)の雰囲気を演出している。

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ぼうじゅ館の桜が見頃を迎えている

(三種町上岩川で)

●13年ぶり東京便12万人台
 大館能代空港(北秋田市脇神)の27年度の利用者数は延べ12万3773人で、前年度比4265人(3.6%)増加した。東京便の利用者数が12万人を上回ったのは14年度以来、13年ぶり。天候が比較的安定し欠航便が少なかったことや、年間を通してビジネス客を中心に個人利用が堅調だったことが伸びにつながった。搭乗率も前年度比3.9㌽増の52.8%と上昇したが、目標とする60%には依然届いておらず、運航会社や関係機関は「一層の利用促進に努めたい」としている。

●成長願いシイタケ植菌
 能代市の常盤小(菊池信和校長)で6日、学校林で育てるシイタケの植菌作業の体験学習が行われた。木づちや金づちを手にした児童らは、成長したシイタケの姿を思い浮かべながらほだ木に種ゴマを打ち込んでいた。地元の特色ある農作物を育てる体験活動を通じ、郷土愛を育んでもらおうと常盤かがやき隊支援本部の協力を得て毎年実施。今年で9年目を迎え、この日は全校児童47人が参加した。

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シイタケの植菌作業に取り組む児童

(能代市常盤小で)

●八峰の経済成長率、全県一
 県調査統計課がまとめた25年度県市町村民経済計算によると、能代山本の市町内総生産は、能代市と藤里町、八峰町が前年度より増加した。八峰町の経済成長率は14.0%と県内トップの伸び率で、公共工事などで建設業が好調に推移したことが要因。能代山本の名目経済成長率は1.4%のプラス成長。県全体は0.2%増となっている。

●Sテニス女子団体、松陽V
 第60回県北地区高校総体は3日目の9日、大館市と北秋田市、能代市などを会場に9競技が行われた。能代勢は、バスケットボール男子で能代工、女子は能代松陽が栄冠を手にした。ソフトテニス女子団体とバレーボール女子で能代松陽が優勝を飾った。卓球男子個人単で桧森則紀(能代工2年)が頂点に立った。陸上は、男子5千㍍競歩で小武海泰士(能代同)、やり投げで岡本直樹(能代松陽3年)、女子200㍍で安保凜(能代同)が優勝した。最終日の10日は陸上競技が行われる。

●渡部さん、五空の俳句集出版
 能代市大瀬侭下の元高校教諭、渡部嵩さん(75)は、同市の俳人で実業家、政治家としても活躍した島田五空(明治8年~昭和3年)=本名・嶋田豊三郎=の俳句集を出版した。遺族の元にあった3冊の句帳を整理したもので、五空がつくった約2万5千句を「可能な限り集録」した労作となっている。

●GW総決算/能代山本
 4月29日から5月8日まで最大10連休となったゴールデンウイーク(GW)。能代山本では、高校球界屈指の強打者、清宮幸太郎選手(早稲田実業)が注目を集めた能代球場リニューアル記念事業や高校バスケットボールの能代カップがあり、〝スポーツのGW〟に沸いた。前半は雨や肌寒い日が多く、桜の見頃も過ぎてしまっていたが、後半は好天に恵まれ、にぎやかな休日を過ごす光景も見られた。

●嫁見まつり、外国人の誘致へ
 能代市の伝統行事「嫁見まつり」に向けた全体会は9日、同市元町の能代商工会館で開かれ、25日に日吉神社で行う行事日程を確認したほか、秋田大留学生のモニターツアーを実施し、外国人旅行者の誘客推進につなげることにした。事務局の能代観光協会は「伝統と華やかさが共存した行事の魅力に外国人も触れてもらえれば」と話した。

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嫁見まつりの計画を協議した全体会

(能代商工会館で)

 


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