11日の紙面から

●ヒマワリ、夏の青空に黄色映え
 能代山本の各地でヒマワリが鮮やかな黄色い花を咲かせ、盛夏を彩っている。八峰町峰浜水沢地区の国道101号沿いの休耕地では、地元の小学生らが種まきした約6千本が見頃を迎えており、田園地帯の一角を黄色に染めて道行くドライバーらの目を楽しませている。同所のヒマワリは、同地区の農業者が中心となって組織する水沢農地・水・環境保全会(中山悦男会長)が19年度から毎年植栽している。

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盛夏の能代山本地方でヒマワリが見頃。太陽にまぶしく咲き誇る(八峰町水沢で)

●青果物販売20億を/JA白神
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)は10日、青果物販売高20億円の達成に向けたプロジェクトチームを立ち上げた。30年度までの3カ年計画で、青果物の新規作付者の獲得や既存産地の規模拡大などを図り、産地としての飛躍や農家所得の増大を目指す。能代市荷八田の同JA能代営農センターで開かれた初会合では、市況状況や各部会の現状・課題などが報告されたほか、「20億円達成」に向けた取り組みについて協議した。

●知事と若手農業者が意見交換
 佐竹知事と県民の意見交換会は10日、八峰町峰浜水沢のしらかみカフェで開かれ、知事と能代山本の若手農業者ら6人が「次世代を担う若手農業者の定着と魅力ある農業の展開」をテーマに意見を交わした。出席者は地域に溶け込みながら収益確保に努めている営農の現状を伝える一方、知事はコメ依存からの脱却という重要課題の解決に若手農業者の力が不可欠と指摘し、これからの地域農業の担い手たちにエールを贈った。意見交換に先立ち、知事をはじめ出席者全員で同市比八田にある福司さんのネギの圃場(ほじょう)を視察した。

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ネギの圃場を視察する佐竹知事と若手農家ら(能代市比八田で)

●毘沙門の森の整備検討
 能代市の地域巡回型広聴事業「市民の皆さんとミーティング」は9日夜、常盤の里交流センターで開かれ、住民と斉藤市長が小規模校の今後の在り方や毘沙門憩の森の有効活用などで意見交換した。市長は、常盤の地域資源である毘沙門憩の森に関し「能代は自然豊かと言うけれど、海や川、山に親しんでいるという子どもは少ない。その中で毘沙門の森を何とか有効活用できないかと考えている」とし、バンガロー、トイレなどの施設整備について現在検討中であることを報告した。

●10代投票率、能代山本は39%
 県選挙管理委員会は10日、公職選挙法の改正により国政選挙で初めて「18歳選挙権」が適用された7月の参院選秋田選挙区(改選数1)での県内の18、19歳の投票率を発表した。能代山本4市町は、選挙当日有権者数1331人のうち、投票者は520人で、10代の投票率は39・07%だった。県平均は42・29%。投票率と投票者数を見ると、能代市は18歳が41・06%(投票者数216人)、19歳が31・05%(136人)で計36・51%(352人)。 藤里町は18歳が46・67%(14人)、19歳が44・44%(8人)で計45・83%(22人)。三種町は18歳が56・03%(65人)、19歳が33・68%(32人)で計45・97%(97人)。八峰町は18歳が47・83%(33人)、19歳が41・03%(16人)で計45・37%(49人)。

●宇宙イベントの日程最終確認
 能代市浅内の第3鉱さい堆積場を主会場に開催される「第12回能代宇宙イベント」(18~26日)の実行委員会(堤明正実行委員長)は10日、同市浅内のJAXA能代ロケット実験場で開かれ、スケジュールや役割分担などを最終確認した。イベントは大学生によるハイブリッドロケットの打ち上げと缶サット競技で開幕し、21日の一般公開日には多彩な体験コーナーなども計画。全国各地から500人を超える大学生が集って“宇宙のまち”を盛り上げる。

●ジュンサイの水耕栽培試験
 秋田市の県立大で、三種町特産のジュンサイの水耕栽培試験が始まった。森岳じゅんさいの里活性化協議会(会長・三浦町長)が同大に委託し初めて実施、同大の植物工場ではコンテナの中でジュンサイが育っている。成功すれば、高齢化で産地が縮小する中で摘み取りの労力を軽減するとともに、通年出荷での農家所得向上に期待がかかる。ただ、現在はまだ水耕栽培が可能かどうかを見る段階で、導入コストの検討などは今後の課題だ。

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ジュンサイの水耕栽培試験が行われている県立大の植物工場

●はがきで特別詐欺を未然防止
 特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、能代市上町の能代郵便局(緑川忠局長)が地元企業や自治体、能代署の協力を受けて啓発する暑中・残暑見舞い用はがき「かもめ~る」を作成した。今年度で3年目の取り組みで、これまでは市内のみを対象に配達していたが今年は八峰町、三種町へと範囲を拡大。10日に同署で出発式が行われ、関係者が特殊詐欺被害の防止に向けて連携して取り組んでいくことを誓い合った。

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配達員がバイクに乗り、はがきの配達に出発(能代署で)

 

12日の紙面から

●小岳登山で初の「山の日」を満喫
 「山の日」が新たな祝日に制定されたことを記念し、藤里町で11日、小岳登山が行われた。夏の青空が広がる〝山の日日和〟に恵まれ、県内外から訪れた参加者は、あふれるほどの緑に包まれながら世界自然遺産・白神山地の森の営みに触れ、山頂に立つと遺産地域が広がる眺望に感嘆の声を上げた。

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「山の日」記念小岳登山で、世界遺産地域をバックに記念写真に収まる参加者

●お盆帰省ラッシュ始まる/能代山本
 お盆を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日始まった。能代市のJR東能代駅でも大きな荷物や土産を手にした帰省客がホームに降り立つ姿が見られ、家族らが笑顔で出迎えた。東京・池袋─能代間を走る高速バスも通常より大幅に増便して対応している。ピークはきょう12日の見込み。

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お盆の帰省ラッシュが始まり、荷物を抱えてホームに降り立つ帰省客(能代市のJR東能代駅で)

●イタリア野菜使って新商品を
 能代市主催の第1回6次産業化セミナーは9日、市二ツ井公民館で開かれた。農産物直売所に出荷する生産者らが、イタリア野菜を使った料理づくりを体験した。参加者は、自分たちが栽培している野菜の〝おしゃれな食べ方〟や、くせのある味わいや素材の良さを生かすシンプルな調理方法を学び、加工や販売方法のヒントを探った。

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イタリア野菜を使った料理を学んだ6次産業化セミナー

●白神の峰・森・滝巡り初日から人出
 世界自然遺産の白神山地を代表する峰・森・滝を巡る「白神セブンサミットスタンプラリー」が11日、スタートした。「山の日」のこの日は、スタンプ台を設置している能代山本の各施設でも記念のスタンプを押す登山客や観光客らの姿が見られた。問い合わせは能代市の秋田白神コミュニケーションセンター(☎018588・8220)へ。

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白神山地周辺のスポット巡りを終え、スタンプを押す人の姿も(八峰町の道の駅みねはまで)

●金岡が第四を破りベスト8進出
 第47回県小学校クラブ野球大会は2日目の11日、秋田市の八橋球場で1回戦4試合を行った。能代市代表の第四と山本郡代表の金岡が対戦、金岡が4─3でサヨナラ勝ちしベスト8に進出した。金岡は、12日午後0時30分から払戸(男鹿)との準々決勝に臨む。
 ▽1回戦
第四 0000012  3
金岡 0000121x 4

●能代山本4市町で14、15日成人式
 能代山本の4市町の成人式は、14、15日に各市町で行われる。中学時代の写真のスライドショーや記念講演、中学校でのホームルームなどが予定され、各会場では当時を懐かしんだり、節目に気持ちを新たにする新成人の姿が広がりそうだ。式典の日程は能代市と八峰町が14日、三種町と藤里町が15日。対象者の生年月日はいずれも平成7年4月2日~同8年4月1日で、4市町合わせて807人。

●「ARC」が秋田杉で和紙作り
 能代市崇徳小(佐藤勝明校長)で11日、秋田杉を使った「紙すき」のワークショップが行われた。県内4大学の学生で組織する地域貢献団体「ARCグループ」が、本県の森林資源の豊かさに理解を深めてもらおうと企画。児童や保護者ら約20人が参加し、味わい深い“和紙”を仕上げた。12日のランプシェード作りに使用する。

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秋田杉と牛乳パックを使った〝和紙〟作りに挑戦する児童(崇徳小で)

●藤里でクマに襲われ男性軽傷
 10日午後7時10分ごろ、藤里町粕毛字谷地地内の粕毛川付近で、同町藤琴の50代男性がクマに襲われ、腕などに軽傷を負った。能代署によると、男性が釣りの下見のため粕毛川沿いの堤防道路を歩いていたところ、川の方から突然現れた体長約80㌢のクマに襲われ、胸や右腕、額を爪で引っかかれた。その後、クマは川に向かって行ったという。

13日の紙面から

●お盆準備で大にぎわい
 お盆を前に、能代山本の農産物直売所や大型店などは買い物客でにぎわいを見せている。各店舗に設けられたお盆用のコーナーには花や果物、菓子といった商品がずらりと並び、地元住民だけでなく帰省者も交じって買い求めている。また、大型店ではオードブルなどの大人数で楽しめる料理も販売し、帰省した家族をもてなそうと品定めする人が目立っている。

お供え用の生花を買い求める客で大にぎわい

能代市中関のみょうが館で)

●旅行業登録が認可/能代観光協会
 NPO法人能代観光協会(広幡信悦会長)が県へ行っていた第三種旅行業の登録申請は、10日に認可され、旅行業への参入準備が整った。能代山本に宿泊しながら周遊する旅行商品を企画し、全国から人を呼び込む「着地型」の観光推進を目指す。来春をめどに本格的な周遊コースを提案したい考えだ。

●県小学野球、金岡コールド敗退
 第47回県小学校クラブ野球大会は12日、秋田市の八橋球場で準々決勝4試合を行った。山本郡代表の金岡は払戸(男鹿)に1─8の5回コールドで敗れ、4強入りはならなかった。能代山本勢は全て姿を消した。

▽準々決勝
 金 岡10000 1
 払 戸0206X 8
 (5回コールド)

●日吉神社の鳥居に亀裂、解体
 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)で12日、石の鳥居に亀裂が入っているのが見つかり、安全確保のため解体作業が行われた。再建については今後、総代役員などで検討していく。亀裂が見つかった鳥居は、大正8年建立。御影石製で、高さは約7㍍。同神社の境内にある鳥居の中で最も大きい。昭和58年の日本海中部地震では、南側の柱に深い亀裂が入るなど一部が破損し、補修・強化の工事が行われていた。

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亀裂が見つかり解体された日吉神社の鳥居

●空の便も帰省ラッシュ
 お盆を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えた北秋田市脇神の大館能代空港は12日、到着便は午前、午後とも搭乗率が100%となり、到着ロビーには大きな荷物を抱えた人たちが次々と到着し、出迎えた人たちと笑顔で再会した。またこの日は、「秋田犬によるお出迎え」が行われ、到着した人たちに大人気。大館能代空港利用促進協議会が行っているもので、通常は8の付く日に実施されているが、盆の帰省のピークに合わせて特別に行った。

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出迎えた秋田犬に触ったりして楽しんだ帰省客(大館能代空港で)

●遊休施設利用の事業者公募
 八峰町は、統合に伴い遊休施設となっている旧八森子ども園と、旧観海子ども園の土地・建物を利活用する事業者を募集している。遊休施設の利用者を町が公募するのは初めてで、賃借料の減免措置も設けている。町総務課は「産業振興や福祉など、地域活性化や雇用創出につながる事業に有効活用されることを期待したい」としている。

●雨不足で干ばつ傾向/能代山本
 能代山本地方は7月以降、平年より雨が少ない状況が続いている。7月の降水量は平年の6割程度で、今月に入っても降雨がなく、農作物は干ばつ傾向。特に畑作物は実りの悪さや生育の遅れといった影響に、農業関係者らは不安を募らせている。県などの関係機関は土壌の乾燥状態に応じた畝間かん水など、適切な対策を呼び掛けている。

●クマに襲われ女性重傷
 12日午前4時30分ごろ、能代市二ツ井町荷上場字グミノ木の自宅敷地内で、畑作業をしていた高橋マサさん(80)がクマに顔を引っかかれ、右目付近や鼻の骨を折る重傷を負った。命に別条はない。能代署によると、高橋さんは1人でいたところをクマに襲われた。叫び声を聞いた長女が気付いて119番通報し、救急車で能代市内の病院に運ばれ、その後、秋田市内の病院に搬送された。高橋さんは右目付近や鼻の骨を折る重傷を負い、入院している。長女が駆け付けた時には、クマの姿はなかったという。クマの体長などは分かっていない。同日、山本地方連合猟友会二ツ井支部が現場付近に蜂蜜をかけた米ぬかを入れた鉄製のおり(高さ、幅各90㌢、奥行き185㌢)を設置した。

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畑作業中の女性がクマに襲われた現場付近に猟友会が捕獲用のおりを設置

(能代市二ツ井町荷上場字グミノ木で)

14日の紙面から

●郷土芸能お盆上演/能代山本
 お盆の13日、能代山本の各地区で番楽やささら、駒踊りといった民俗芸能が披露され、先祖の霊を慰めた。伝統の舞やはやしの音色に地域住民や帰省客も大勢集まり、古里の夏を感じていた。能代市鶴形の海蔵寺では、鶴形ささら保存会(安田雅貴会長)による「鶴形ささら」が披露され、集まった人たちを楽しませた。鶴形ささらは慶長7(1602)年に佐竹氏が元常陸太田(現茨城県)から秋田へ転封の際に従ってきた足軽が道中の慰めやならず者を防ぐために舞い踊ったのが始まりとされる。毎年お盆の13日に同寺の境内や地区内で演じている。今年は小学生や高校生から大人まで10人が参加した。

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勇壮な獅子舞が地域住民らを楽しませた鶴形ささら(能代市鶴形の海蔵寺で)

●能代市指定管理「優良」は1施設
 能代市は、指定管理者の管理運営状況を評価し、公表した。27年度時点の指定管理者制度導入施設48施設(管理単位24件)について、事業計画書、協定書などに基づきサービスが適正に提供されたか調べたところ、総合評価で実施状況が80%以上の「優良」と判定されたのは1施設(1件)だった。それ以外の47施設(23件)は60%~80%未満の「良好」で、60%未満の「要改善」と評価された施設はなかった。

●先祖の霊慰め合掌、参拝者にぎわう
 盆入りの13日、能代山本の寺院や墓地には大勢の地元住民や帰省者らが足を運び、花などを墓前に供え、静かに手を合わせて先祖の霊を供養した。この日の能代山本は高気圧の影響で青空が広がり、能代市は午前中に30度を超す「真夏日」となり、最高気温は32・0度(午前11時38分)だった。夏の日差しの下、地元住民や里帰りした家族らが日傘を差すなどしながら墓参りに向かった。

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墓前で手を合わせ、先祖の霊を供養

(能代市萩の台で)

●能代市内ガソリン2カ月連続下落
 能代市が今月10日現在で実施した石油製品調査の結果によると、市内のガソリン(現金1㍑)の平均価格は118円で、前月より3円値下がりした。前年同月比では20円安だった。価格下落は2カ月連続。最高値は121円、最安値は116円で5円の差があった。

●中準硬、三種町で恒例の夏合宿
 中央大準硬式野球部が、今年も三種町で夏合宿を行っている。12日には部員や指導陣が講師を務めての野球教室が同町のことおかスカルパ野球場で開かれ、町内の中学生が大学生から優しく丁寧な指導を受けて上達を図った。34年目となる合宿は選手33人と指導陣、OB6人が来町して4日にスタート。森岳温泉に宿泊しながら14日までスカルパ野球場で毎日練習し、19日から仙台市で開幕する全日本大学準硬式野球選手権大会に向けて守備力の強化を図っている。

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地元の中学生を指導する中央大の選手ら

(スカルパ野球場で)

●6年ぶりVへ能代は天理と初戦
 兵庫県で24日に開幕する第61回全国高校軟式野球選手権大会の組み合わせ抽選会が13日に行われた。北東北大会を制し、3年連続17度目の出場となる能代の初戦の相手は、5年ぶり14度目出場の天理(近畿・奈良)に決まった。

●夏の行楽シーズン本番に突入
 盆休みを迎え、能代山本地域は夏の行楽シーズン本番に突入した。連日満杯のキャンプ場もあり、県内外から大勢の家族連れが訪れ、思い思いにバーベキューなどを楽しんでいる。多くのドライブ中の観光客も同地域を通り、幹線道路沿いの飲食店や直売所などは大にぎわい。店側は盆休み返上で1年で一番の書き入れ時を迎えている。

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御所の台オートキャンプ場でバーベキューなどを楽しむ家族連れ

●来年成人式の若者ら伝統の盆踊り
 来年成人式を迎える能代市二ツ井小の卒業生有志が盆踊りを披露しながら練り歩く恒例の催しが13日、同市二ツ井町内で行われた。旧二ツ井小時代からの伝統のバトンを引き継いだ統合校1期生たち約30人が厳しい残暑の中、汗だくになりながら沿道に〝元気〟を振りまき、成長した姿を見せた。

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新生・二ツ井小の1期生有志が盆踊りを披露しながら練り歩いた 

15日の紙面から

●能代市と八峰町で成人式
 能代市と八峰町で14日、成人式が行われた。会場にはスーツやドレス、羽織はかまなどで着飾った新成人たちが続々と訪れ、友人との再会を喜び合いながら式典に臨み、大人になった自覚を新たにしていた。15日には三種町と藤里町で行われる。

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396人が式典に出席し、大人の仲間入りを喜びながら気持ちを新たにした(能代市文化会館大ホールで)

●まちづくりの参考に市民アンケ
 能代市は、29年3月策定を目指す次期総合計画に市民の意見を反映させるため、18歳以上の男女2千人を対象にアンケートを行っている。市の取り組みに対する満足度、今後のまちづくり、市民活動、空き地化が進む市有地の利活用、能代の地域資源などに関する全17問で、回答期限は31日となっている。

●羽立ささら、大学生が奴舞で加勢
 能代市母体字湯ノ沢の羽立地区に伝わる郷土芸能「羽立ささら」が13日夜、地区内の自治会館前で披露された。後継者不足の解消に向けた“起爆剤”として、県内の大学生4人が参加。住民から指導を受けた奴(やっこ)舞を繰り広げ、人口減少と少子高齢化に直面する地域を元気づけた。

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県内の大学生が参加して奴舞を披露(能代市母体の羽立地区で)

●伝統の志戸橋番楽上演/三種町
 三種町志戸橋地区で13、14の両日、伝統の志戸橋番楽が上演され、勇壮な舞で先祖の霊を慰めるとともに、帰省客や住民を楽しませた。保存会(石井正美会長)の袴田二三也前会長によると、明治初期の大火で古文書や道具が焼け、志戸橋番楽の由来は定かではないが、地区を開拓し七星神社に御神体を設けた先人が、家族や一族を慰めるために始めたと言い伝えられ、400年続いているとされる。

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見どころ十分な舞台を展開した志戸橋番楽

●金勇が外国人受け入れへ環境整備
 能代市柳町の旧料亭金勇が、外国人観光客の受け入れ態勢整備に取り組んでいる。館内でフリーWi─Fi(ワイファイ)を使えるようにしたほか、ホームページでは新たに韓国語や中国語などに対応。外国人らに木都・能代を発信しようと、秋田杉のシートにお品書きを英語で印字する取り組みも開始した。施設では「インバウンド(訪日外国人旅行者)に対応したい。能代山本で受け入れの意識が広がってほしい」としている。

●八峰町岩子地区 絵灯籠練り歩く
 八峰町峰浜目名潟の岩子地区で13日、民家の門前などに絵灯籠が設置された。岩子地区婦人会(鈴木順子会長)が地域交流を狙いに毎年開催している取り組みで、夕方には子どもたちが大型の絵灯籠を引いて町内を練り歩き、夜に明かりがともされて地域を優しく照らした。

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大型の絵灯籠を引いて地区を練り歩く参加者たち(八峰町峰浜目名潟で)

●全日本ドッジ、常盤は予選L敗退
 第26回全日本ドッジボール選手権全国大会は14日、さいたま市記念総合体育館で開かれた。本県代表の常盤チャンポンは予選リーグKブロックで4位となり、決勝トーナメント進出はならなかった。

●帰省Uターン本格化/能代山本
 お盆休みをふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュが14日から本格化した。能代市のJR東能代駅では、大きな荷物を抱えた帰省客を見送る光景が見られ、「元気に頑張って、また帰って来て」と別れを惜しんだ。JRや高速バス、空の便など各交通機関の混雑は18日ごろまで続く見込み。お盆の間、能代山本の街は帰省客が加わって活気づいた。天気にも恵まれ、屋外で行楽を楽しんだり、墓参りに訪れる家族連れも多かった。

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「元気でまた帰って来てね」。首都圏へ戻る家族に手を振る人たちも(JR東能代駅で)

 

 

 


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