16日の紙面から

●雄島花火大会、幻想的な光のショー
 八峰町の夏の風物詩・雄島花火大会は15日夜、同町八森の中浜海岸で開かれた。実行委員会(諸沢英紀委員長)主催で、30回の節目を迎えた今年は例年の倍の2千発の花火を打ち上げ、日本海に浮かぶ町のシンボル・雄島や水面を照らす光のショーが大勢の地元住民や帰省客、観光客を魅了した。

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大勢の見物客を魅了した雄島花火大会

(八峰町八森で)

●風力発電の「地産地消」へ補助金
 「『風の街』能代における工業団地向け地産地消型エネルギー供給事業マスタープラン」の策定が、経済産業省の「地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業費補助金」に採択された。能代市扇田の能代工業団地で風力発電を核とした「低エネルギーコスト団地」を目指す方針を盛り込んだ基本計画で、最大3千万円の補助金を得て来年2月のプラン策定を目指す。

●能代宇宙イベント 18日に開幕
 全国の宇宙工学を学ぶ学生たちが集う第12回能代宇宙イベントは、18日から能代市浅内の第3鉱さい堆積場を主会場に開幕する。ハイブリッドロケットの打ち上げ実験や缶サット競技などが繰り広げられ、大学生や高校生ら総勢600人以上が参集する。一般公開日の21日は県内の中学生によるモデルロケット大会や各大学の研究成果の展示、多彩な体験コーナーなどが設けられ、今年も宇宙ファンたちでにぎわいそうだ。

●陽光浴び、ヒマワリぐんぐん
 能代市河戸川地区の民家で、高さが3.7㍍もあるヒマワリが開花し、付近住民の関心を集めている。〝長身ヒマワリ〟が開花したのは、河戸川自治会長を務める大塚義道さん(73)方=同市河戸川字後田。敷地内の菜園の一角や玄関前で迫力満点の姿を披露している。

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高さ3.7㍍にも達する〝長身ヒマワリ〟(能代市河戸川で)

●能代山本地方、干天の慈雨ひと息
 先月から続く干天に、農作物への影響が懸念されていた能代山本地方で15日、まとまった雨が降り、高温少雨で成長が遅れていたネギやキャベツなどを生産する農家には「恵みの雨」となった。久しぶりの雨に農業関係者は「ほっと一息できる」と安堵する一方、今後の天候に気をもんでおり、「もう一雨降り、適温になってほしい」と願っている。

●キッズマートで「商い」体験
 子どもたちが「商い」を体験するキッズマートが15日、能代市二ツ井町の二ツ井駅通り商店会内で行われた。同市二ツ井小の児童が文房具店や花屋、食料品店を〝開店〟し、自分たちで仕入れ、値付けした一押しの商品を並べて「いらっしゃいませ!」と元気な声を響かせた。

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キッズマートが開店、「商売繁盛」に張り切る児童たち

●高校野球 松陽、能代下し全勝
 秋季能代地区高校野球リーグ戦は最終日の15日、能代球場で2試合を行った。第1試合は能代松陽が能代を9─6で下し、第2試合は能代工が能代西に7─3で勝った。7日に開幕したリーグ戦は、この日で全日程が終了。7、11、15の3日間で、部員不足の二ツ井を除く4校の総当たり戦を行った。成績は、能代松陽が3勝、能代が2勝1敗、能代工が1勝2敗、能代西が3敗だった。

●三種町と藤里町で成人式
 三種町と藤里町で15日、成人式が行われた。新成人たちは社会人としての自覚を新たにするとともに、自己実現に向けて努力を続けることを誓った。また、会場では久しぶりの再会を喜び合う姿が広がり、にぎやかな雰囲気に包まれた。

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式典後の記念撮影に臨む新成人たち(三種町で)

 

17日の紙面から

●新市庁舎建設工事大詰め
 能代市が進めている新庁舎の建設工事は、9月30日の工期末に向けてラストスパートに入っている。一部では外部足場が外れ、秋田杉をふんだんに使った「木都能代」を象徴する外観が姿を現しており、市民に〝完成近し〟を感じさせている。10月以降はLAN整備や備品の据え付けなどを実施。新庁舎の供用開始は12月下旬以降を予定している。

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秋田杉の板を張った外観も出現、来月で完成を迎える能代市の新庁舎

●広告販売238万余/能代市
 能代市の27年度の「広告」販売実績は、広報紙、ホームページ(HP)、体育館の広告幕合わせて238万9300円だった。HPにバナー広告を出す業者の増加などから前年度に比べ7万7700円伸びた。広報紙の広告枠は6年連続で完売した。

●海岸林に巨大風車林立
 能代市河戸川、浅内両地区の海岸林に高さ119㍍の巨大な風車が次々とお目見えしている。4月から組み立て作業が進められている「風の松原風力発電所」で、9月上旬にも17基全ての据え付けが完了する。中旬から試運転を行い、12月の運転開始を目指す。

z10p01巨大風車が次々とお目見え

巨大風車が整然と立ち並び、完成が近づく「風の松原風力発電所」(能代市河戸川で)

●給食費の未納ゼロ/三種町
 三種町で27年度、給食費の未納がゼロとなった。新町誕生後初めてのことで、かつては単年度で300万円以上もの未納が発生した年もあったが、徴収方法を学校での集金に変えるとともに、未納がないことを条件に第1、2子の給食費を半額減免する制度などを開始し、支払いが進んだとみられる。ただ、27年度末までの累計ではまだ360万円の未納金があり、町は「家庭を訪問するなどし、引き続き支払いをお願いしていく」としている。

●能代宇宙イベントあす開幕
 全国から宇宙工学を学ぶ学生が集い、自作ロケットの打ち上げなどに挑む「第12回能代宇宙イベント」は、18日から8日間にわたり能代市浅内の第3鉱さい堆積場を主会場に開催される。イベントを間近に控えた16日は、実行委員会や参加する大学生たちが同堆積場に集まって会場準備を行い、テントの組み立てなどに取り組んだ。

18日の開幕に向けて会場準備に汗を流す大学生たち(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)

●三種町が架空事業で報酬捻出
 三種町で26年に開催された第29回国民文化祭パッチワークキルト展のコーディネーターを務めた能代市の女性に町から支払われた25年分の報酬のうち計7万6322円が、架空のパッチワーク指導講師謝金をねつ造して支出されていたことが16日までに明らかになった。女性が町に情報公開請求した関係文書で分かった。

●八峰町で英語強化合宿
 県教育委員会主催の英語強化合宿「スーパーイングリッシュキャンプ」が15日から3泊4日の日程で八峰町八森のあきた白神体験センターで開かれている。2日目の16日は、教育界のノーベル賞といわれる「グローバル・ティーチャー賞2016」で日本人初のトップ10に選ばれた高橋一也さんの講演が行われ、創造性やチームワークを磨くワークショップ(WS)を通して楽しく学ぶための工夫に理解を深めた。

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「教育界のノーベル賞」に選ばれた高橋さんによるブロック玩具を使ったWS

●豪風関に県民栄誉章
 県は16日、父親が能代市二ツ井町出身で大相撲幕内力士の豪風関(37)=本名・成田旭、尾車部屋=に県民栄誉章を授与した。顕彰式は秋田市の県立体育館で同日開催された夏巡業秋田場所で行われ、多くの県民や大相撲ファンから祝福を受けた豪風関は「県民栄誉章は自分の力で頂いたのではなく、私に協力してくれた皆さんと一緒にもらったもの」と感謝の言葉を語った。

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地方巡業秋田場所で佐竹知事から県民栄誉章を授与される豪風関(秋田市の県立体育館で)

18日の紙面から

●能代宇宙イベントきょう開幕
 ロケット打ち上げや衛星制御などの技術研究に励む全国の大学生らが集う「第12回能代宇宙イベント」は、きょう18日に能代市の浅内鉱さい堆積場で開幕する。年々参加者も拡大し、今回は大学や高専から55団体がエントリー。すでに能代入りしている学生たちは中心市街地の空き店舗などを活用してハイブリッドロケットや缶サットの組み立て作業に精を出している。主会場の第3鉱さい堆積場では会場準備も万端。宇宙工学の卵たちの祭典がスタートする。

ハイブリッドロケットの組み立てを行う大学生たち(畠町新拠点で)

●地域に「防災士」を/能代市
 能代市は、地震や局地的豪雨などの災害時に被害を最小限に食い止めるため、地域に防災の知識を備えた人材を養成しようと、11月に「防災士」の資格取得研修講座を市内で初めて開く。資格取得に必要な費用(約6万円)は市が負担する。定員は50人で、対象は自治会・町内会で平常時や災害時に活動できる人など。市総務課防災危機管理室は「地域に防災リーダーを育て、市内での自主防災組織の結成を促したい」とし、31日まで受講申し込みを受け付けている。申し込み、問い合わせは同室(☎0185・89・2115)へ。

●北限の「檜山茶」栽培に乗り出す
 栽培面積が小さく収穫量が少ない能代市の名産「檜山茶」の生産拡大に同市桧山字赤館の梶原啓子さん(54)が乗り出す。檜山茶を長年作り続けてきた梶原茂兎悦(もとえつ)さん(89)のめいに当たり、300年近く続く伝統を絶やすまいと茶農家になる決心をした。檜山城跡周辺の山の斜面約1㌶を茶畑にして来年春に苗を植え、3〜5年後の収穫を見込む。大きな面積に作付けし、ネックだった採算性を確保する考えで「新たに茶畑を作って〝北限のお茶〟を広めたい」と使命感をにじませている。

●さんばりおに新キッチンカー
 三種町のさんばりお(代表取締役・高堂弘道副町長)が今夏、新たなキッチンカー「バリオカフェ」を導入した。今までは「ぴんきぃ号」があり、豊富なクレープメニューで人気を集めていたが、業務拡張の一環で導入。2台を使い分けながら道の駅ことおかやイベントで営業している。バリオカフェでは、従来のクレープに加えて地元名産のとろろ昆布を使った「バリオラーメン」も新発売し、同社は「さらにメニューを拡大していきたい」と話している。

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7月にデビューした「バリオカフェ」

●能代市でゲートキーパー養成講座
 若年層の自殺予防を目的とした県主催の「児童・生徒のゲートキーパー養成研修」が16日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。本県の自殺の現状や教育現場におけるゲートキーパーの役割などを通じて、1人で悩む子どもを地域で受け止める体制づくりの必要性に理解を深めた。

●お盆総決算/能代山本
 能代山本地方はお盆期間中(13~16日)、最高気温30度以上の「真夏日」が続き、海水浴場やキャンプ場などの野外レジャーは帰省客や家族連れなどでにぎわった。大型店や温泉施設、レジャー施設などでは、今年から国民の祝日に制定された「山の日(11日)」を契機に客足が伸び始め、14日の日曜日にピークを迎える傾向がみられた。

●披露宴、三種の地域色豊かに
 三種町森岳のホテル森山館で16日、地元にとことんこだわった結婚披露宴が行われた。新郎新婦は同町鵜川の会社員、嶋田洸さん(29)と調理員、千明さん(29)=旧姓・佐々木=。町を出席者にアピールしようと、余興で流しジュンサイを行ったほか、森岳歌舞伎保存会員でもある新郎の洸さんはお色直しで森岳歌舞伎のメーク、衣装で登場。出席者の喝采を浴びた。

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森岳歌舞伎の盗賊にふんしながらキャンドルサービスをする洸さん。妻・千明さんのハートを盗んだ

●リサイクルへ車椅子の修理学ぶ
 県社会福祉協議会の「あきた車いすリサイクリングセミナー」は17日、能代市中央公民館で開かれた。能代工、能代西、大館桂桜の県北3高校が参加し、大学生から車椅子修理のポイントや点検方法、道具の使い方などを学びながら技術向上を図った。

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県北3高校の生徒が車椅子修理を学んだセミナー(能代市中央公民館で)

19日の紙面から

●能代宇宙イベント開幕
 宇宙工学を学ぶ全国の大学生らが集い、ロケットの打ち上げなどに挑む「第12回能代宇宙イベント」は18日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場で開幕した。全国最大規模のアマチュアロケットの打ち上げイベントで、初日は缶サット競技を実施。大学や高専の学生らが缶サイズの模擬人工衛星・缶サットを上空から降下させて制御技術などを競い、結果に一喜一憂する光景が広がった。

第12回宇宙イベントが開幕し、パソコンで上空の缶サットの状態を確認する学生たち

(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)

●風力発電に市民ファンド
 能代市河戸川、浅内両地区で大型風車17基の建設を進めている同市の発電事業会社「風の松原自然エネルギー」(大森三四郎社長)は、市民から出資金を集めて風力発電設備を建設する「市民ファンド」の実施を決めた。出資者が発電事業の利益を受け取れる仕組みで、今秋にも募集を開始する。地元の事業者が風力発電で市民ファンドを活用するのは県内では初めて。近く投資利回りなどが公表される。

●「能代暮らし」体験を
 能代市は今年度から、「能代暮らし」に関心を持つ県外在住者を対象に移住体験ツアーを開催する。農業や仕事探し、不動産見学など参加者の要望に沿って行程を組むオーダーメード型で、交通費、宿泊費などに1世帯5万円までを補助する。現在は県事業の助成金が活用できるツアーの募集を行っているほか、来月からは市単独でも企画していく。市総合政策課は「ツアーを通して市の魅力を伝えながら、1世帯でも多くの移住を実現させたい」としている。申し込み、問い合わせは総合政策課政策係(☎018589・2142)へ。

●カミツレ50㌔余収穫
 八峰町が産地化を目指している生薬の一種、カミツレの収穫が終了、今年の収穫量は合計50・19㌔でほぼ昨年並みとなった。農家の圃場(ほじょう)での栽培が本格化して2年目の今年は、5戸の農家が20㌃で栽培。町農林振興課は「雨で収穫が進まず心配したが、農家の協力で必要量を確保できた」とし、安定生産に向けて来年は栽培農家や面積を増やす方針。25、26日には東京生薬協会の関係者らを交えて検討会を開き、今年の栽培状況や来年に向けた対策を話し合うことにしている。

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生薬のカミツレ栽培。2年目は50㌔余の収穫実績となった

●八峰中が空き缶回収
 八峰中の全校生徒が16日、学区内で空き缶回収活動に取り組んだ。学校統合前の旧峰浜中で行われていた活動で、八森地域の生徒たちも旧八森中に集まり、缶の仕分け作業などに汗を流した。集めた缶は回収業者に換金してもらい、町社会福祉協議会に寄付する予定。

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生徒たちが近所から集めた空き缶が続々と搬入

(八峰中で)

●「電気」テーマに写真展
 能代市大森山の能代エナジアムパークで「電気のある生活」写真賞の入賞作品展が開かれており、日常生活などで必要不可欠な“電気”にスポットを当てた力作42が来館者の関心を集めている。同賞は日本電気協会新聞部が発行する電気新聞の主催。3月25日の「電気記念日」にちなみ、家族や職場、地域社会などさまざまな場面における「電気」をテーマにした作品を毎年募集し、62回目を迎えた今年は1866点が寄せられた。

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「電気」をテーマにした作品が並ぶ写真展

(能代エナジアムパークで)

●21日に森岳温泉夏まつり
 三種町の森岳温泉夏まつりは、21日午前11時から惣三郎沼公園で開かれる。ヒット曲「さよならのオーシャン」などで知られる杉山清貴さんの野外コンサートをはじめ、流しジュンサイや花火の打ち上げなど多彩な企画で地域の夏を盛り上げる。山本地域活性化イベント実行委員会(石井雄大会長)が森岳温泉のアピールや地域の活性化を目的に毎年開き、今年で62回目を迎える。

●情景浮かべほっこり
 民話の語り部たちでつくる「あきた民話の会」(岩谷作一会長)のイベント「秋田弁の昔っこ・三種の集い」は18日、同町大口の高齢者交流施設・さざなみ苑で始まった。県内各地の語り部18人が登場し、それぞれの地域に残る伝説や昔話を披露。情景が思い浮かぶように秋田弁で語り、来場者の心をほっこりと和ませた。最終日の19日は、民話と秋田弁に関する講話が行われる。

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心温まる民話が披露された「三種の集い」

 

20日の紙面から

●浅内沖で海底地層の探査始まる
 海中で振動を発して海底下の地層を把握する「3次元(3D)弾性波探査」が19日、能代市の浅内沖で始まった。発電所などから出る二酸化炭素(CO2)を海底下に閉じ込める「CO2回収・貯留システム」(CCS)の適地調査の一環で、10月上旬まで同市と三種町の沖合で実施。陸でも同時に行い、能代平野に分布する活断層帯の詳細についても調べる。

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船で海底下に振動を送る3D探査。発振のたびに水しぶきが上がる(能代市の浅内沖で)

●上空300㍍へロケット打ち上げ
 第12回能代宇宙イベントは2日目の19日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場でハイブリッドロケットの陸打ちが始まった。2団体が自主製作したハイブリッドロケットを打ち上げて研究成果を確かめた。同会場では前日に引き続いて缶サット競技も行われ、各団体が衛星制御技術を競った。

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自作のハイブリッドロケットをランチャーに設置し打ち上げに備える学生たち(浅内鉱さい堆積場で)

●次世代エネに理解を/能代市
 能代市内の風力発電施設を巡る小学生対象の「のしろ次世代エネルギーパークバスツアー」が19日に開かれた。再生可能エネルギー関連の取り組みに理解を深めてもらおうと、市が主催。市内の小学3~6年生とその家族ら約30人が参加し、能代風力発電所(浅内)や能代港第二風力発電所(大森山)などを訪れた。

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能代市の次世代エネルギーパークを小学生が見学(浅内の能代風力発電所で)

●農業士と新規就農者が合同研修会
 農業士と新規就農者による合同研修会が19日、能代市と八峰町で行われた。現地視察ではネギやエダマメ、キュウリの圃場(ほじょう)を見学し、栽培管理や経営方法などに理解を深めた。県山本地域振興局農林部と能代山本農業士会(佐々木博美会長)の主催。就農5年目以内の新規就農者、就農研修生20人と農業士10人、県、市町村の担当者らも含めて総勢40人が参加した。

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ネギの圃場を視察し、栽培管理などを学ぶ参加者(能代市築法師地区で)

●移動図書館10月始動/八峰町
 八峰町教委は、10月から移動図書館事業を実施する。本を積み込めるよう軽自動車を改修した専用車を業者発注済みで、地区の集会所や子ども園などを巡回して本を貸し出す。図書室から離れた場所に住む住民のニーズに応えるとともに、住民交流の活発化にもつながるものと期待を寄せている。9月2日まで町内在住者や町内に勤務している人を対象に移動図書館の愛称を募集している。

●短歌甲子園、能代が全国3位
 第11回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2016)は17日から3日間、盛岡市で開かれた。能代文芸部の佐藤瑞穂さん(3年)、小玉莉子さん(2年)、村上楓佳さん(1年)が団体戦に出場し、3位入賞した。同大会は若い世代の短歌づくりの振興を狙いに、盛岡市出身の石川啄木の生誕120周年を記念して平成18年に始まり今年で11回目。個人戦に105人、団体戦に35チームが出場した。

●小学生が座禅組み精神統一
 藤里町藤琴の宝昌寺(新川泰道住職)で18、19の両日、第38回夏休みこども一泊座禅会が開かれ、町内外の子どもたちがお寺の生活を体験、新しい友達と交流を楽しんだ。同座禅会は、同寺青年会(宝青会)の主催。青少年の健全育成を目的に毎年開かれ、今年は東京都内から祖父母宅に帰省中の子どもを含め町内や能代市などから小学1~6年生12人が参加した。

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座禅を体験する小学生たち

●ハスの花、水面に咲き誇る
 能代山本で夏の花の代表格・ハスの花が見ごろを迎えている。能代市落合字下台地内の旧花しょうぶ園池でも薄ピンク色のハスの花と鮮やかな緑色の葉が埋め尽くし、付近を通り掛かるドライバーや散歩中の住民が眺めている。

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淡いピンク色の花が咲き誇るハス(能代市落合字下台で)

 

 


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