11日の紙面から

●祭り集結 華やか/おなごりフェス
 県内外の祭りが集う第29回おなごりフェスティバルin能代2016は10日、能代市の畠町通りで開かれた。11年ぶりの出演となった横浜獅子舞をはじめ、6年ぶりの綴子大太鼓(北秋田市)、県PRキャラクター「んだッチ」や「スギッチ」などゆるキャラ8体のパレード、常連の青森ねぶたといった個性豊かな12組が躍動。全国各地から訪れた観衆が熱い視線を送り、能代の夏を盛大に締めくくった。

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躍動感たっぷりの演技で観衆の人気を集めた横浜獅子舞(能代市畠町で)

●地元の魅力生かした事業展開学ぶ
 能代市中央公民館講座「地域づくりセミナー」は10日、同館で開かれ、小坂町を拠点にネットショップで注文を受け、山菜採り代行サービスを行う「あきた森の宅配便」社長の栗山奈津子さんが講師を務め、取り組みの事例を交えながら地元の魅力を生かした事業の展開について語った。高校生から一般の16人が参加。栗山さんは「地元の魅力を積極的にPR!」をテーマに講演した。

●昼イベント多彩、沖揚音頭に親しみ
 第29回おなごりフェスティバルin能代2016の昼イベントと「おなごり市場」は10日、能代市の柳町、畠町、上町で開かれた。柳町通りでは、青森県の野辺地町沖揚音頭保存会や東京都を拠点に活動する縄跳びのダブルダッチのプロチーム「J─TRAP.」が出演し、夜のパレードに負けないにぎわいを見せた。

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力強い漁師の作業唄を披露した野辺地町沖揚音頭保存会(能代市柳町で)

●能代港に豪華ぱしふぃっくびいなす
 豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」(約2万6千㌧)が10日、182人の乗客を乗せて能代港に停泊した。4万㌧岸壁が開放され、多くの市民が全長180㍍を超える壮麗な船体を見学した。寄港は日本一周クルーズの一環。11日も午前9時から午後8時までふ頭に立ち入り可能で、ふ頭から船体を見学できる。

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巨大な船体がゆっくりと接岸。手を振って迎える市民も(能代港4万㌧岸壁で)

●植物合同展、洋ランや山野草90鉢
 植物を育てている能代市内6団体の作品が一堂に集う「植物合同展」が10日、同市大森山の能代エナジアムパークで始まった。洋ランや山野草、エビネ、ウチョウラン、サツキ、盆栽と会員が手塩にかけた鉢がずらりと並び、来場者の関心を集めている。会期は11日までで、時間は午前9時30分~午後4時。入場無料。

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多彩な作品がずらりと並ぶ植物合同展

(能代エナジアムパークで)

●ちいさな種が温もりの手づくり展
 三種町浜田のどりーむワークちいさな種の手づくり展「和にあそぶ」は10日、同町八竜ふれあいセンターで始まり、温もりあふれる作品の数々が来場者を和ませている。ちいさな種は、同町浜田の加藤倫子さんが中心となって障害者や住民が交流する場で、同センターで月1回手づくり交流会を開き、身体障害者やひとり暮らし高齢者など15人ほどが作品作りを楽しんでいる。会期は11日までで、時間は午前10時~午後4時。11日は作品の販売も行う。

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温かみのある作品が並ぶ手づくり展

(八竜ふれあいセンターで)

●中学生ら外科手術を模擬体験
 能代市落合の能代厚生医療センター(近田龍一郎院長)で10日、中学生が最先端の医療機器を使って外科手術を模擬体験する「ブラックジャックセミナー」が開かれた。能代山本の中学生29人が傷口の縫合や内視鏡操作など外科医の仕事を体験し、医療への関心を深めた。

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自動縫合器を使った腹腔鏡手術の模擬手術を体験する中学生

●能代工が全県切符/県北高校野球
 秋季県北地区高校野球大会は10日、能代市の能代球場で第3、4代表決定戦を行った。能代─能代工の地元勢対決は、能代工が序盤から好機に得点を重ね、9─1の7回コールドで能代を下し、全県大会の出場権を獲得。抽選の結果、能代工が第3代表、大館国際に勝った大館鳳鳴が第4代表となった。最終日の11日は決勝で能代松陽と秋田北鷹が対戦、能代が大館国際との第5代表決定戦に臨む。

▽第3、4代表決定戦(能代球場)
 能 代0001000 1
 能代工402300X 9
      (7回コールド)

 

13日の紙面から

●富根報徳番楽保存会が作番楽
 能代市二ツ井町の富根報徳番楽保存会(米川貢会長)の作番楽は11日、同町富根地区の鎮守・愛宕神社境内で行われ、小学生からベテランまで13人が舞台に立ち、力強い武士舞やユーモラスな根っ子切り、しなやかな女舞を披露、町内外の来場者を楽しませた。富根報徳番楽は県指定無形民俗文化財に指定。作番楽は、帰省客に郷土芸能を楽しんでもらおうとお盆に行っていたが、神仏に豊作を感謝する本来の作番楽の意味を踏まえ、24年に9月開催へ戻している。境内にしつらえられた舞台で17演目を披露。小学生1人、中学生4人、高校生2人、大人6人が舞手を務めた。

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木漏れ日の下で17演目を披露した富根報徳番楽の作番楽

●イオン出店、経済への影響を再精査
 能代市の9月定例議会は12日、市二ツ井町庁舎議場で本会議を再開し、一般質問を行った。斉藤市長は、同市鰄渕の秋田自動車道能代東インターチェンジ付近に出店が計画されている「仮称・イオン新能代ショッピングセンター」について、着工の本申請に合わせてイオン側から年内にも提出されるとみられる出店計画を基に、地元経済への影響を再精査し、その上で出店を認めるかの判断を下す考えを改めて示した。 

●能代大瀬郵便局が営業を開始
 能代市緑町の能代出戸郵便局が「能代大瀬郵便局」と名称を改めて同市東大瀬に移転し、12日から営業が始まった。同日朝、郵便関係者や地域住民ら約50人が見守る中、テープカットをして新局舎での本格的な業務開始を祝った。同郵便局は、能代出戸郵便局の局舎が築37年と老朽化したことなどを受け、移転・改称する形で開局。能代山本管内で郵便局が新しく開局するのは、同市二ツ井町飛根の富根郵便局以来13年ぶり。

●建築労能代支部、創立50周年を祝う
 秋田建築労組能代支部(工藤達美支部長)の創立50周年記念式典は11日、能代市元町のキャッスルホテル能代で開かれ、出席した支部員ら約80人が節目を祝いながら、今後のさらなる飛躍を誓い合った。同支部は、昭和40年に建設職人ら約30人で創設。安全な労働環境づくりや雇用改善に積極的に取り組んでいるほか、子どもたちが対象の木工教室の開催などさまざまな活動を展開。現在の支部員は522人。

●トリップ・グリーンフェス熱く
 能代山本在住の若者たちによる野外イベント「トリップ・グリーンフェスティバル」は11日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センター野外ステージで開かれた。アーティスト7組が熱いパフォーマンスを展開。3人制バスケットボール大会なども繰り広げた。能代山本の若者8人でつくる同フェス実行委員会(山口美都代表)の主催。住民に自然の中で音楽やアート、スポーツに触れてほしいと始まり、今年で5回目。会場には家族連れやカップルなど大勢が来場した。

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大勢の住民が集い、さまざまなライブを楽しんだトリップ・グリーンフェスティバル

●県北高校野球、松陽2年ぶり優勝
 秋季県北地区高校野球大会は最終日の11日、能代市の能代球場で決勝と第5代表決定戦が行われた。決勝では能代松陽が秋田北鷹に8─4で快勝、2年ぶり3度目の優勝を飾った。第5代表決定戦では能代が大館国際を2─0で下した。全県大会は17日に秋田市で開幕、能代勢は能代松陽、能代工、能代の3校が出場する。

 ▽決勝(能代球場)
能代松陽101001050 8
秋田北鷹210000010 4


 ▽第5代表決定戦(能代球場)
大館国際000000000 0
能  代00001001X 2

 

●若い世代の居場所目指しサロン開設
 学校生活や友人関係、子育てなどに悩みを持っている学生や若者、子育て世代を対象としたサロンWAKABAが17日、能代市上町のやさしい風「健康館」に開設する。若い人が気軽に立ち寄れる居場づくりを目指し、月2回開催。主催するわかばの会(工藤有美代表)は「困りごとや愚痴を話して気持ちがすっきりした、ほっとした、と思ってもらえる場所になれば。まずは小さな絆づくりから始めていきたい」と話している。

●ぱしふぃっくびいなすの船内を見学
 能代港に停泊した豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」の船内見学会は11日行われ、能代山本を中心とした41組80人が参加した。広々としたデッキや美しい装飾が施されたロビーなどを巡り、快適な船旅に思いをはせた。ぱしふぃっくびいなすは同日夜、次の寄港地である輪島(石川県)に向けて出港した。日本クルーズ客船(大阪市)が企画した「日本列島一周クルーズ」の一環で、10日に能代港に寄港した。能代寄港は2年ぶり。

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80人が美しい装飾が施されたエントランスなどを見学

 

14日の紙面から

●八森漁港にマダイとヒラメ稚魚放流
 県栽培漁業協会(大竹敦理事長)の稚魚放流式が13日、八峰町八森の八森漁港で行われ、八森小の5、6年生児童がマダイとヒラメの稚魚各2千匹を海に放した。バケツの中で水しぶきを上げる生きのいい稚魚に児童たちは歓声を上げ、「大きく育ってね」などと声を掛けていた。

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八森漁港岸壁からヒラメやマダイの稚魚を放す八森小の児童たち(八峰町で)

●イオンに出店計画の提示を申し入れ
 能代市の9月定例議会は13日、市二ツ井町庁舎議場で本会議を再開し、一般質問を続行した。仮称・イオン新能代ショッピングセンターの出店問題で斉藤市長は、イオンモール(千葉市)に対し着工に向けた本申請前に店舗の全体図を含めた出店計画を提示するよう申し入れていることを明らかにした上で、「計画が示された時点で議会にも内容を報告させていただく」と述べ、市議会に計画内容を説明する機会を設ける考えを示した。 

●能代工高生、風力発電の現場知る
 能代市の「再生可能エネルギー次世代人材育成事業」として能代工高の生徒約100人が13日、同市で建設中の風力発電施設や保守サービス施設を見学した。風車の設置メーカーで働く同校卒業生の話を聞き、進路選択の参考にした。

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能代工高OBの日立パワー社員から風力発電の説明を聞く生徒(保守サービス拠点施設で)

●農村環境改善センター改修終了
 藤里町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)が進める「町民全てが生涯現役を実践する事業」の拠点となる町農村環境改善センターの改修工事が終わり、約2カ月ぶりに13日に営業を再開した。温泉入浴や宿泊機能は維持しながら、同事業の3本柱の一つ「仕事づくり」で取り組む根っこビジネスや田舎料理の商品化を具体化させ、バンク事業を一本化するプラチナバンクの登録者が働き方の希望に応じて「役に立てる場」が動き出す。

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「根っこビジネス」に対応する給排水設備が整えられた作業室

●八峰町社福協、旧八森中校舎に移転
 八峰町社会福祉協議会は、峰浜、八森両地域にある事務所を一本化して旧八森中校舎1階に移転し、10月3日から業務を開始する予定だ。地域福祉をめぐる課題が増大する中、職員の連携強化や管理経費の削減などにより運営の効率化を図る必要があると判断。住民にとって事務所が遠のくことによるサービス低下の懸念にも「職員が出向いて行って個別のニーズに対応していきたい」とする。校舎内では、福祉の拠点に生まれ変わるためのバリアフリー化などの改修工事が始まった。

●八峰町営歯科診療所が訪問診療へ
 八峰町峰浜水沢の町営歯科診療所は、来年度をめどに訪問診療を実施する方針を決めた。診療所に通う交通手段を持たない高齢者らの口腔(こうくう)ケアを推進することを目的に、当面は週1回、午後から完全予約制で診療を行う計画。9月定例町議会に、訪問診療に必要な機器購入費を盛り込んだ補正予算案を提出、可決された。

●能代市立図書館で蔵書点検始まる
 能代市立図書館で13日、蔵書点検が始まった。スタッフが膨大な図書のバーコードを読み取ってシステム内のデータと照合したり、普段手の届かない箇所を清掃・整理するなど作業に汗を流している。大友立館長は「1年に1回の棚卸し作業。利用者の方々を待たせることになるが、きれいにして並べ直しているので、ささやかながら利用しやすくなる」と話した。19日まで。

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1冊ずつバーコードを読み取るスタッフ

(能代市立図書館で)

●在職10年教員、指導力の向上図る
 在職10年に達した教職員を対象にした授業研修が13日、能代高を会場に行われた。県内6高校から理科教諭が参加し、模擬授業を行い、互いの授業を見学しながら指導の質の向上を図った。

15日の紙面から

●きょう十五夜、お供え物が店頭に
 きょう15日は十五夜。能代山本のスーパーなどでは月見団子やナシ、リンゴといったお供え物を並べたコーナーを設置して売り込みを図っており、住民らが当日の準備のために買い求めている。十五夜は旧暦の8月15日のことで、秋の中間に当たる。この時期の月は空気が澄んで輪郭がはっきりと浮かび上がることから「中秋の名月」と呼ばれ、古来から団子やススキなどをお供えする風習がある。

十五夜に合わせ、各店はお供え物をPR(テラタバイパス店で)

●下水道事業、営業損失6.5%拡大
 能代市の9月定例議会は14日、本会議を再開して上程議案16件の質疑を行い、各常任委員会に付託して散会した。27年度下水道事業の純利益は、一般会計からの負担金・補助金の増などに伴い前年度から大幅増となったが、営業損失は6・5%拡大した。議員からは「今後は人口減少、インフラの更新など厳しい状況が想定される。しっかり対策し、安定経営を持続させてほしい」との要望があった。

●道の駅ふたつい移転、造成始まる
 能代市二ツ井町小繋の米代川沿いに移転整備する道の駅ふたついの事業用地で造成工事が始まった。国交省能代河川国道事務所によると、二ツ井今泉道路事業の道路改良工事で掘削した土で盛土し、年内に用地の約半分の造成工事を終える予定。また、隣接する米代川二ツ井地区河川防災ステーションの事業用地には米代川の河道掘削で生じた土砂などを搬入するとし、それぞれ来年度の本格着工に備える。

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造成工事が始まった新道の駅事業用地

●JA白神 こまち概算金1万1600円
 JAあきた白神は14日、能代市富町の同JA本店で理事会を開き、28年産米の概算金を決定した。主力のあきたこまちの1等米(60㌔)は1万1600円となり、昨秋との比較で1400円アップした。概算金の引き上げは2年連続。

●顧客目線を第一に/JAやまもと
 JA秋田やまもと(阿部隆一組合長)は金融4店舗を対象に、今年度から「CS(顧客満足度)改善プログラム」を導入した。職員は顧客満足度を上げるための改善策を話し合うミーティングを定期的に開くなどしており、「顧客目線」を第一に考えたサービスの提供に取り組んでいる。プログラムの導入は、高齢化による離農などで正組合員数が減少傾向にある中、顧客基盤の強化・拡大で地域に不可欠なJAを目指すことが目的。プログラムは農林中央金庫がJAの貯金者を対象にした顧客満足度の調査結果を基に開発したもので、全国では73JAが取り入れ、県内では秋田しんせい(由利本荘市)とあきた白神が導入している。

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顧客満足度を上げるための改善策を話し合ったミーティング(JA秋田やまもと八竜支店で)

●高校生の就職試験あす解禁
 来春高校を卒業する高校生の就職試験は、あす16日に解禁される。ハローワーク(職安)能代が8月末までに受理した求人件数は約270件で、ほぼ前年同期並み。件数は堅調だが、「医療・福祉」が増えている一方、「建設」や「製造」は減っており、業種によって差が出ている。

●能代山本の100歳以上は57人
 県は、100歳以上の県民の人数を623人(今月1日現在)と発表した。前年から76人増え、記録が残る平成14年度以降で過去最多。このうち能代山本は57人で、前年から3人増加。県内の高齢化率は34・6%と年々高まっており、本県の高齢化と長寿化は進んでいる。県内最高齢は鹿角市の女性で110歳。

●県高校野球、能代勢3校2回戦から
 来春のセンバツ甲子園への第2関門となる第68回秋季東北地区高校野球県大会の組み合わせ抽選が14日、秋田市で開かれ、出場19校の対戦相手が決まった。能代勢はいずれも2回戦からの登場。県北優勝の能代松陽は秋田中央(中央第5代表)─大曲農(県南第5代表)の勝者と対戦。県北第3代表の能代工は大曲工(県南第3代表)と、県北第5代表の能代は横手清稜(県南第2代表)と初戦で顔を合わせる。

 


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