11日の紙面から

●冬型強まり荒れ模様/能代山本
 能代山本地方は10日、冬型の気圧配置が強まり、断続的にふぶき、道路も白く染まるほど雪が積もった。秋田地方気象台はきょう11日から14日にかけて大雪になると予報し、暴風雪や高波などに注意を呼び掛けている。県によると、10午後6時現在の各地の積雪は、藤里町素波里17㌢、三種町琴丘10㌢、八峰町八森8㌢、同市二ツ井7㌢、同市能代6㌢。

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断続的に吹雪となった能代山本地方

(能代市向能代で)

●河畔公園整備、用地取得終える
 能代市が合併前の昭和54年度から川反町などで進めてきた能代河畔公園整備事業の用地取得が今年度で終了する。米代川左岸の河口部に立地した木材工場群の移転に伴い、10・5㌶の広大な跡地に運動・文教施設も立地する「総合公園」整備を構想、81億円余を投じてきた。唯一残った木材会社は先月解体され、更地になった。来年度はトイレや東屋、園路などの設置で完成し、「100年の大計」を掲げてきた事業に終止符を打つ。

●アルビオン「清水岱研究棟」完成
 藤里町で化粧品の原料となる植物の栽培や研究を行っている高級化粧品メーカーのアルビオン(本社東京都中央区、小林章一代表取締役社長)が、同町粕毛字清水岱地内に白神研究所の新研究施設となる「清水岱研究棟」を完成させた。2月から同棟での作業を開始する予定。

f28p03アルビオン新研究棟1

アルビオン白神研究所の清水岱研究棟が完成

●雪んこレンジャー今冬も出動
 能代市社会福祉協議会(船山捷治会長)は、今冬も市内の個人・団体による除雪ボランティア「雪んこレンジャー」を展開している。自力では除雪が困難な一人暮らしの高齢者を対象とした取り組みで、今冬は11団体・1個人がボランティア登録。今後、降積雪が本格化するにつれ需要が増すとみられ、市社福協ではボランティアを募集している。

●ジュンサイ販売の拠点が道の駅に
 三種町が道の駅ことおかで建設していた「ふるさと資源情報センター」が完成した。JGAPジュンサイの販売を促進する事業の活動拠点となるもので、NPO法人や観光協会のスタッフが常駐し、ジュンサイの注文への対応やPR、摘み取り体験などの観光案内、喫茶を展開する。オープンは3月下旬を予定し、町は「ジュンサイの販路拡大や道の駅のにぎわい創出につなげていきたい」と話している。

●三種町でゲートキーパー研修会
 自殺予防に取り組む三種町のボランティアグループ・チーム山本(津村まゆみ会長)のゲートキーパー研修会は10日、町保健センターで開かれた。心の健康づくり関係の講座としては珍しく対象を男性に絞り、町内の約50人が参集。秋田大大学院准教授の佐々木久長さんの講話を通し、身近な人の異変に気付き、支援につなげるゲートキーパーの役割を学んだ。

●特殊詐欺被害から守る「最後の砦」
 振り込め詐欺などの特殊詐欺被害を防ぐ〝最後の砦(とりで)〟とされる金融機関やコンビニ店。特殊詐欺被害が後を絶たない中、各店の防犯意識は高まりを見せ、能代署管内では昨年、行員や店員の声掛けによる水際防止が2件あった。一方、被害は6件発生し、うち3件がコンビニ店で電子マネーや店頭端末を利用したものだった。同署では積極的な声掛けに協力を求めているが、「購入目的を聞かれることを拒む人もいる」(コンビニ店関係者)などと難しい面もあるのが実情だ。

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特殊詐欺被害を防止する〝最後の砦〟となるコンビニ店では声掛けの難しさが聞かれる(ローソン二ツ井町店で)

●インフルエンザ予防商戦盛ん
 インフルエンザが流行する時期を迎え、能代山本の薬局やドラッグストアでは対策用のコーナーを展開している。各店ではマスクや除菌スプレーといった予防グッズを豊富に取りそろえて感染への注意を促しており、あの手この手でウイルスから身を守ろうと住民たちが買い求めている。

12日の紙面から

●冷え込み厳しく初の「真冬日」に
 能代山本地方は11日、冬型の気圧配置が強まり、時折ふぶくなど冷え込みが激しく、能代市今季初の真冬日となった。街なかでは防寒具を着込んだ住民がうつむいて歩く姿が目立った。気象庁によると、能代市能代地域では午後6時現在、最高気温は平年より3・9度低い氷点下1・1度(午前0時20分)と今季初の真冬日となった。最低気温も今季最も低く、能代地域で同4・4度(午後4時49分)、八峰町八森では同4・5度(午後4時29分)だった。

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今季初の真冬日で、道路の気温計も氷点下を表示。ライトを点灯する車も目立った(能代市中関で)

●「空き家バンク」制度が低調
 能代市が27年9月に開始した「空き家バンク」制度で、これまで2件の契約が成立した。空き家を有効活用して市外から人を呼び込む人口減対策の一つとして事業効果が期待されているが、空き家の登録が通算で5件にとどまるなど活発な動きとは言えない状況。物件を豊富にそろえ、いかに制度の「利用価値」を高めていくかが課題となっている。

●シイタケ増産へパックセンター改修
 八峰町の特産・菌床シイタケの増産による雇用拡大を目指す「おがる八峰しいたけプロジェクト」は今年度、同町峰浜石川にあるJA秋田やまもとのパックセンター改修工事が行われている。シイタケの増産に対応するため、建物を増築して処理能力の高い選別ラインを導入するもので、16日に現地で竣工(しゅんこう)式を行う予定。一方、町は同町峰浜目名潟の国道101号沿いに事業用地を取得済みで、来年度に実践研修施設の整備が本格化する見通しだ。

●高校作品展、豊かな発想力で表現
 県高校文化連盟県北支部主催の第12回県北地区作品展は11日、能代市文化会館中ホールで始まり、高校総合美術展で入選、入賞した絵画や写真、書道などの作品が展示され、生徒たちの感性豊かな力作が来場者の関心を集めている。会場には能代市内の4校と大館市や鹿角市、北秋田市の6校の美術部、写真部、書道部の生徒たちによる絵画7点、デザイン20点、彫刻2点、写真48点、書道36点が展示されている。会期は13日まで。時間は午前9時~午後5時(最終日は午後1時30分まで)。入場無料。

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高校生の絵画や写真、書道などを展示している県北地区作品展

●高校前期選抜あすから願書受け付け
 29年度県公立高校前期選抜の願書受け付けが13日に一斉に始まり、各中学校の受験生の思いを込めた願書が志望校に提出される。締め切りは17日の正午。試験は31日で、一気に受験本番ムードを迎える。

●八峰中生徒ら高齢者宅の除雪に汗
 八峰町八峰中(皆川雅仁校長)の全校生徒が11日、一人暮らし高齢者宅などの除雪ボランティアに取り組んだ。厳しい風雪に見舞われながらも玄関先の雪をきれいに片付けたほか、自筆の手紙を手渡し、寒さに負けないよう励ました。

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厳しい寒さの中、除雪ボランティアに取り組む八峰中の生徒(八峰町峰浜沼田で)

●八峰町八森椿台で2棟全焼
 11日午前0時55分ごろ、八峰町八森字椿台の男性(75)が経営する食堂兼住宅から出火、木造平屋建て約220平方㍍を全焼した。火は南側に隣接する男性の長女の夫で会社員の男性(40)方に燃え移り、木造総2階建て約140平方㍍を全焼、約2時間30分後に消し止められた。火元の男性の次女が煙を吸うなどして救急車で能代市内の病院に搬送されたが、命に別条はなかった。

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住宅兼店舗と隣接の住宅計2棟を全焼した八峰町八森字椿台の火災現場(11日午前2時50分ごろ)

●県沿岸北部に雪下ろし注意情報
 県は11日、能代山本を含む沿岸北部に対し、雪下ろし注意情報を発表した。今季、沿岸北部に注意情報が出されるのは初めて。対象期間は12日から18日。作業を行う場合は、命綱やヘルメットを着用し、複数で行うなど注意を呼び掛けている。

13日の紙面から

風車の保守、研修施設が始動
 日立パワーソリューションズ(茨城県日立市)が能代市河戸川の能代木材工業団地に開設した風力発電施設の保守サービス拠点「能代サービスセンター」と研修施設「能代トレーニングセンター」の竣工(しゅんこう)式が12日行われ、運用を開始した。関係者約70人が東北地区の中核拠点となる施設を見学した。

z12p01トレーニングセンター運用1

「能代トレーニングセンター」に備えたレスキュー訓練設備

●三種町議会が定数、報酬を検討
 三種町議会の議会改革特別委員会(清水欣也委員長)は12日、町役場で開かれ、次期改選(30年)に向けた議員定数や報酬、任期などの見直し協議をスタートした。具体的な議論は次回以降となり、特別委では「6月または9月の定例議会までに方向性をまとめ、全員協議会で説明したい」としている。

●能代保健所管内にインフル注意報
 県感染症情報センターが12日発表した県感染症発生情報(2~8日)によると、能代保健所管内の1定点医療機関当たりのインフルエンザは24・5人で前週の14・75人から大幅に増えた。能代保健所管内は、流行が発生する可能性があるとして注意報が出されている。能代保健所管内のインフルエンザの発生規模は、由利本荘の30・33人、秋田市の29・64人に次ぐ多さ。感染性胃腸炎は前週の13・67人から減少し、4・33人となっている。

●法令外負担金申請通りの拠出承認
 山本郡三町連絡協議会(会長・加藤八峰町長)は11日、八峰町八森のハタハタ館で開かれ、29年度法令外負担金の審査を行い、25団体に総額506万5719円を申請通り拠出することを承認した。団体数は1、交付額は20万5324円減となった。

●ソフトU─14代表の渡部が意気込み
 日本ソフトボール協会のジュニア強化事業「GEM1」(U─14)の女子日本代表チームに選ばれた能代市東雲中の渡部翠里選手(2年)が10日、能代市役所を訪れ、16日からの台湾遠征を前に「外国人選手の力がどれくらいかは分からないが、ピッチャーとして、得意の変化球を織り交ぜた投球でチームに貢献したい」と決意を語った。

●「ギャラリーテレサ」オープン
 能代市南元町の鉄工職人で美術作家としても活躍する田村康夫さん(68)が制作したステンレス工芸品を展示・販売する画廊「ギャラリーテレサ」が同所にオープンした。音楽喫茶も兼ね、ジャズとクラシックのアナログレコードが真空管アンプで聴ける。スピーカーは40年以上前に製造された超大型サイズで、昭和50、60年代に市民体育館の舞台イベントやジャズ喫茶店の演奏会でも活用されていた。

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昭和50、60年代まで能代市内の各地で活躍した超大型スピーカーの前で田村さん

●氷点下、暴風雪に荒れ/能代山本
 能代山本地方は12日、冬型の気圧配置が強まった影響で、各地で真冬日を観測した。路面の凍結によるスリップ事故が多発、列車の運休も相次いだ。秋田地方気象台によると、きょう13日も冬型の気圧配置が続き、吹雪になると予報している。気象庁によると、最高気温は能代市能代地域が平年より4・4度低い氷点下1・7度(午後4時41分)、八峰町八森は4・3度低い氷点下1・2度(同4時52分)で、前日に続く真冬日を記録。風も強く、同町八森で最大瞬間風速29・6㍍(午前4時59分)、能代地域は23・1㍍(同4時56分)を観測した。

●能代高で3学期の始業式
 能代高(菊池一二三校長)で12日、市内の高校に先駆けて3学期の始業式が行われた。1年の総仕上げの時期を迎え、生徒たちは緊張感を持って最終学期の初日を迎えた。3年生のほとんどが大学入試センター試験を受ける同校では、14、15日の試験日を前に3学期をスタートさせた。体育館には全校生徒が集まり、試験を目前に控えた3年生の多くはマスク姿で出席した。

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3学期が始まり、気持ちを新たに校歌を斉唱する生徒たち

14日の紙面から

●木造化目を引く歩道橋/八峰町
 八峰町は今年度、1億8500万円の事業費を投じて6基の橋りょう・歩道橋の補修工事を進めている。このうち、同町八森のJR五能線に架かる「観小歩道橋」は昨年度から2カ年計画の改修が完了し、温かみのある木造の上屋が目を引いている。工事は小入川橋を残すのみで、現地では今後、片側交互通行などの交通規制を敷きながら橋脚の取り替え工事などが行われる。

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改修後、木造の上屋が目を引いている「観小歩道橋」(八峰町八森で)

●藤里町が元気になる協定締結
 藤里町、同町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)、一般社団法人あきた地球環境会議(蒔田明史代表理事)=秋田市=は12日、社会福祉と森林保全の視点を掛け合わせ協働で地域活性化に取り組む「藤里町が元気になるパートナーシップ協定」を締結した。「木はがき」の製造など杉間伐材の利用と併せた就労支援や環境教育の取り組みを充実させていく。

●旧観海子ども園活用し農業活動
 八峰町八森の農業生産法人・真瀬ファーム(工藤雅樹代表取締役)は、旧観海子ども園の土地・建物を町から借り受け、今月から施設内で農作物の生産活動を本格化させる。既存の作業場だけでは手狭で収穫期に対応できなくなってきたことから、野菜部門の集出荷拠点を移すことにした。町が遊休施設の活用者を公募して実際に利用者が決まった初めてのケースで、町は地域活性化や雇用創出につながるものと期待を寄せている。

L08p01真瀬ファームの子ども園活用

真瀬ファームが生産拠点として活用している旧観海子ども園

●高校前期選抜の願書受け付け
 29年度県公立高校前期選抜の願書受け付けは13日、県内の公立高校で一斉に始まった。能代市内の5校には中学校教諭が続々と訪れ、生徒の健闘を祈って手続きを済ませた。市内の全日制5校の前期募集枠は、募集定員760人のうち156人。定時制の能代工普通科は11人を募集する。出願の締め切りは17日正午。試験は31日に行われ、合格発表は2月8日。

●市内3高校センター試験へ団結式
 29年度大学入試センター試験は、きょう14日から2日間、全国一斉に実施される。試験前日の13日、能代市内の高校では結団式が行われ、受験生は教員らの激励を受け、本番で全力を尽くすことを誓った。市内の高校では能代197人、能代松陽46人、能代工13人が志願している。

●セルフメディケーション税制開始
 医療費控除の特例として「セルフメディケーション税制」が今月1日に始まった。薬局やドラッグストアなどで扱う市販の医薬品の購入額が年間を通じて1万2千円を超えた場合、その超過分に応じて所得税と個人住民税が減税される。対象となる医薬品は1500品目以上。控除を受けるには確定申告を行う必要があり、対象商品のレシートなどを提出する。能代山本の薬局では制度の周知を図っており、問い合わせも増えている。

●見学ツアーで図書館身近に
 能代市教育委員会主催の図書館見学ツアー「図書館へ行こう!」が11日、市立図書館で開かれた。同館から遠距離の地域に住んでいる住民を対象に、読書を身近に感じてもらおうと初めて実施。二ツ井小の児童が参加し、館内を見学しながら、お気に入りの本を見つけた。

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気に入った本を借りる児童たち(能代市立図書館で)

●水道管凍結相次ぐ/能代山本
 能代山本地方は13日、強い冬型の気圧配置の影響で冷え込み、能代市で最高気温が氷点下1・0度にとどまるなど、3日連続の真冬日となった。この寒波で水道管の凍結トラブルが各地で発生し、行政や業者が注意を呼び掛けている。

15日の紙面から

●能代ミュージカルが〝始動〟
 NPO法人能代市芸術文化協会(棚橋晴生会長)の能代ミュージカル制作委員会(戸松くみ子委員長)は13日夜、能代ミュージカル第36話「天神荘物語」(2月26日・市文化会館大ホール)の上演に向け、市中央公民館で初の台本読み合わせを行った。出演者らはストーリーの流れを確認したほか、演出家の意見を聞きながら抑揚たっぷりに読み上げ、役作りを深めていった。

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能代ミュージカル第36話「天神荘物語」の台本を読み合わせた(能代市中央公民館で)

●融雪歩道整備が完工/能代市
 県山本地域振興局が能代市万町の県道富根能代線で3カ年計画で進めていた融雪歩道の整備が今年度で完工した。東西両側の歩道合わせて536㍍区間で、地中熱を利用したヒートポンプ方式で雪を溶かし、歩行者の安全確保に威力を発揮している。同線の融雪歩道整備は12年度以降徐々に範囲を拡大し、これで国道7号豊祥岱交差点から万町の能代橋手前まで2・7㌔区間に融雪歩道が完成。今のところ整備延長を拡大する計画はなく、今後は国道101号の市街地に整備した融雪歩道を含めた再整備も視野に、維持管理に努めていく方針だ。

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歩行者の安全確保に効果を発揮している県道富根能代線の融雪歩道(能代市万町で)

●知事選に寺田氏出馬検討
 任期満了に伴う知事選(3月23日告示、4月9日投開票)に、元知事の寺田典城氏(76)が出馬を検討していることが14日までに分かった。寺田氏は現県政に対し、「危機感がない」と指摘。「私には知事や国会議員の経験がある」と政治経験を生かした県政運営に意欲を見せ、2月の早い段階にも態度を決める考えを示した。

●峰浜地区で特産ナシの剪定盛んに
 八峰町峰浜地区の果樹園で特産のナシの剪定作業が本格化した。寒空の下、生産農家は秋の豊作を願いながらはさみやのこぎりで枝を切り落とす作業にいそしんでいる。剪定は高品質なナシが収穫できそうな枝を残し、日当たりなどを考慮しながら古い枝を新しい枝に更新させていく作業。良好な結実を確保するための重要な作業で、毎年この時期には各果樹園で剪定に取り組む生産者の姿が見られる。

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寒空の下、ナシ農家が枝の剪定に励む(八峰町峰浜水沢で)

●能代JC定時総会、新体制へ
 能代青年会議所(JC)の定時総会は14日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、2017年度理事長に佐藤二郎氏(バンケットハウスシャトー赤坂)を選出するなど新体制を構築し、「自律~一人ひとりの自律が地域を支える原動力となる~」をスローガンに掲げて明るい豊かな社会の実現を目指してまい進していくことを誓い合った。

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新旧理事長のバッジ交換で、佐藤さん(左)が理事長に就任

●大学センター試験始まる
 29年度大学入試センター試験が14日、全国691会場で始まり、県内でも秋田、大館、横手の3市計5会場で受験生が試験に臨んだ。能代市内高校の現役志願者は256人(能代197人、能代松陽46人、能代工13人)。センター試験はきょう15日まで。

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大学入試センター試験が開始。試験開始を待つ受験生(秋田市手形学園町の秋田大手形キャンパスで)

●三種町体協が創立10周年記念式典
 三種町体育協会(田中忠夫会長)の創立10周年記念式典は14日、同町森岳のホテル森山館で開かれ、スポーツ振興や指導に功績のあった40個人を表彰した。出席者は、節目を祝うとともに競技・生涯スポーツを通じた地域づくりへの思いを新たにした。同協会は18年5月に設立。同年3月の町合併に伴い、八竜、山本、琴丘の旧3町体育協会も一つになった。現在は野球、柔道、県道、卓球、綱引連盟や陸上競技、ボウリング、ゴルフ協会、ミニテニスクラブ、山の会など24団体が加盟している。

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節目を祝い、さらなるスポーツ振興を誓った(ホテル森山館で)

●能代山本、今季一番の寒さに
 能代山本地方は14日、冬型の気圧配置の影響で、冷え込みが一段と厳しさを増した。4日連続の真冬日となった能代市能代地域の最低気温は氷点下6・2度(午前7時13分)、八峰町八森では同6・6度(午後5時54分)を記録し、各地でこの冬一番の寒さとなった。

 


 

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