21日の紙面から

●街が一面真っ白に/能代山本
 能代山本は20日朝、前日から降り続いた雪で街が白く染まった。街なかでは駐車場などの雪かきをする住民の姿があちこちで見られ、本格的な冬の訪れが感じられた。秋田地方気象台によると、日は寒気や日本海の低気圧の影響で冷え込み、雪が降る天気となった。午後6時までの最低気温は能代市能代地域が氷点下0・9度(午前7時29分)、八峰町八森地域が氷点下0・6度(同3時48分)で、それぞれ平年を3・8度、4・6度下回った。最高気温は、能代地域が平年より6度低い4・4度(午後1時5分)、八森地域が6・9度低い3・7度(同2時41分)だった。

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各地で積雪が確認され、雪かきに精を出す住民(能代市栄町で)

●能代市が人事運営状況を公表
 能代市は、29年度分の人事行政の運営状況をまとめ公表した。今年4月1日現在の職員数は453人で、前年同期と同数。28年度普通会計決算における人件費は36億5103万3千円で、前年度比1・7%の減、給与費は23億5931万9千円で同比0・4%減。また28年は34人が病気休暇を取得し、延べ13人が1カ月以上長期療養した。

●「白神りんどう」実績に伸び
 JAあきた白神りんどう部会(菊地昇一部会長)の今年度実績検討会は17日、藤里町藤琴のホテルゆとりあ藤里で開かれた。実績販売数量80万4620本、販売額3771万円余で、年間を通じ安定した価格で取引されたことで前年度実績を上回った。市場関係者からは品質の維持・管理や「白神ブランド」の確立を期待する意見が出された。

●八峰町が30年度当初予算編成方針
 八峰町は、30年度当初予算編成方針を各課に通知した。菌床シイタケの増産を目指す「おがる八峰しいたけプロジェクト」の施設整備が今年度でピークを超えるため、30年度は継続事業が中心となる見通し。来春に町長選を控えるが平年ベースの通年予算編成とする。ただ普通交付税が段階的に縮減され財政運営は厳しい局面が続くとして、これまで以上に事務事業の取捨選択を求めている。予算見積書の提出期限は12月20日。加藤町長らによる予算査定は来年1月中に行われ、当初予算案は3月定例議会に提案される。

●迫力、マグロ解体ショー
 能代商工会議所主催の「マグロ解体ショー」は19日夜、能代市柳町のプラザ都で開かれた。市内5店の料理人がそれぞれ腕を振るい、近海物の本マグロを丸ごと使った握りずしなど、多彩な料理で来場者を楽しませた。同商議所が取り組む「白神のマグロ事業」の一環。能代、八峰沖で水揚げされるマグロの消費拡大につなげようと、毎年秋に市内飲食店がマグロ料理を提供してPRを図っている。

●高卒職活、内定86.4%に
 ハローワーク(職安)能代は20日、来春高校卒業予定者の職業紹介状況(10月末現在)をまとめた。内定率は86・4%で前年同期を3・1㌽上回った。内定先のうち、能代山本の事業所は42・7%で前年同期より7・4㌽上昇。同職安は「多くの事業所で人材確保に向けた動きを強めていることが影響した」とみている。能代市内5高校と能代支援学校高等部の卒業予定者のうち、就職を希望する生徒は214人(前年同期比14人減)。うち県内希望が130人(同比3人減)、県外希望が84人(同11人減)。

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迫力に満ちた解体ショーに見入る参加者

(能代市のプラザ都で)

●23日から能代おもしろ映画祭り
 国内外の良質な映画を上映する「能代おもしろ映画祭り」は23日から26日まで4日間、能代市文化会館、市立図書館などで開催される。ドキュメンタリーや海外のヒット作、北秋田市阿仁地域を舞台に撮影された映画など幅広い客層に訴える作品をそろえる。映画監督や元映画プロデューサーらの講演、中高生が映画を題材に英語で語る企画、映画音楽の演奏会、観賞会など多彩な内容となっている。

●健康食品第2弾は「山椒みそ
 三種町の鵜川連合自治会(三浦金勝会長)は、今年度も薬草を使った健康食品の開発と販売を進めている。新たに「山椒(さんしょ)みそ」を商品化し、在庫が切れるほどの人気を見せているほか、28年度に発売した「こはぜ(ナツハゼ)ジャム」の販売場所を秋田市にも広げた。また、町内の温泉施設に出荷する薬草も、28年度に比べて倍増。今後はクロモジなどを使った薬膳茶も商品化したい考えだ。

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鵜川ももとせクラブが販売している山椒みそとこはぜジャム

22日の紙面から

●雪に急かされ冬支度/能代山本
 能代山本地方は20日夜から21日朝にかけてまとまった雪が降り、各地で積雪が10㌢を超えた。足早に訪れた冬将軍に急かされるように、民家などでは、冬囲い作業が急ピッチで進められている。きょう22日は二十四節気の一つ「小雪」。県建設部によると、同日午後6時現在の積雪は八峰町八森地域が14㌢、能代市二ツ井地域と三種町琴丘が各11㌢、同市能代地域が7㌢、藤里町素波里が6㌢。

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積雪の中、急ピッチで進む冬囲い作業(能代市河戸川で)

●旧能代産廃 ドラム缶420本超える
 県が能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センター第2処分場で進めている廃油入りドラム缶の撤去に向けた掘削作業は、21日までに掘り出したドラム缶の数は2カ所合わせて420本を超えた。2カ所目も当初計画した深さ8㍍に達したものの、さらにその下にもまとまった数の埋設が確認されたため、掘削作業を続行。西側と南側の掘削斜面にも無数のドラム缶が露出しており、地元住民団体は掘削範囲の拡大を求めている。

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雪の中、ドラム缶の掘削作業が続いている

●青果物販売10億8400万円余と堅調
 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)の生産部会連絡協議会は20日、能代市元町のキャッスルホテル能代で開かれた。各部会が作柄などを報告、事務局からは10月末時点で今年度青果物販売実績が10億8400万円余とおおむね計画通りに推移していることが示された。

●ミョウガ 2年連続1億円達成
 JAあきた白神のミョウガの販売額が2年連続で1億円を達成した。近年は根茎腐敗病などの影響で出荷量・販売額ともに減少傾向だったが、高単価に恵まれた昨年から徐々に復活の兆しを見せ始めている。今年は気象条件と薬剤防除が奏功し、収量アップが図られたことで販売額を押し上げた。

●新道の駅、直売所への出荷者募る
 来年夏に移転オープン予定の道の駅ふたつい(能代市二ツ井町小繋)に設置される農産物等直売所への出荷を希望する生産者らを対象にした説明会は、25日午後2時から市二ツ井公民館で開かれる。市が指定する指定管理者を目指している株式会社道の駅ふたつい(高橋剛代表取締役社長)が、出荷規定や出荷者で組織する予定の「出荷友の会」の規約案などを説明し、同日から申し込みを受け付ける。説明会の問い合わせは二ツ井町商工会(☎0185・73・2953)へ。

●のしろ産業フェアを総括
 「のしろ産業フェア2017」実行委員会(委員長・広幡信悦能代商工会議所会頭)は21日、能代市役所で開かれ、先月のフェアを総括した。「全国ねぎサミット」との同時開催で来場者増の相乗効果があった一方、産業PRに一層の工夫が必要との声があった。来年は10月13、14日に開催することを決めた。

●ジオツアー参加者7割「満足」
 八峰白神ジオパーク推進協議会は、日本ジオパーク全国大会男鹿半島・大潟大会の一環として先月26、27日に町内で行ったジオツアーの参加者を対象に実施したアンケート結果をまとめた。椿海岸柱状節理や白瀑神社などをコースに組み込んだツアーはほぼ7割の参加者が満足したと回答した。同協議会は「能代高生も務めたガイドへの評価は高かったものの、ジオパークのストーリー性を伝える難しさが浮き彫りになった」と総括している。

●北羽美術展、習字部門各賞決定
 第50回北羽美術展(北羽新報社主催)の習字部門審査会は21日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。児童生徒の半紙と条幅の作品670点の中から審査員が金、銀、銅などと、50回記念の北羽大賞を含む入賞作品を決めた。同展は児童生徒の情報教育を目的に昭和34年にスタート。習字部門には、能代山本の21小学校から561点(半紙459点、条幅102点)、12中学校から109点(半紙75点、条幅34点)の計670点が出品された。昨年より半紙は45点多く、条幅は7点少なかった。同展は12月1日から4日間、市文化会館中ホールで開かれる。

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児童生徒の習字作品670点から入賞作品を選出した審査会

23日の紙面から

●「デイアンドナイト」撮影大詰め
 三種町や鹿角市など県内で撮影が進められている映画「デイアンドナイト」の制作スタッフ・出演者らの会見が22日、同町の八竜ふれあいセンターで行われた。プロデューサーを務める俳優の山田孝之さんは、本県での撮影について「絵になる風景が多い。映画が秋田のPRになると思う」と話したほか、住民ボランティアの炊き出しに「どんな超大作映画よりも贅沢(ぜいたく)」と絶賛。撮影は27日に終了する予定で、「心に響く映画を作る。1週間気合で乗り切る」と意気込みを語った。

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地元の出演者や実行委関係者が山田さんを囲みフォトセッション

●能代市の今年度上期財政状況
 能代市がまとめた29年度上半期(9月末現在)の財政状況によると、同年度末の市債残高見込み(予算ベース)は337億3088万円で、前年度末より9億8242万円(3・0%)増え、市町合併後で最多に膨らむ見通しだ。9月末現在の人口(5万4467人)で割った市民1人当たりの「借金」は61万9290円。市が保有する14基金の29年度末残高見込みは94億330万円で、このうち一般家庭の貯金に相当する財政調整基金は46億3179万円となっている。

●季節ハタハタ初漁は来月1日ごろ
 今冬の季節(沿岸)ハタハタ漁について、県水産振興センターは22日、個体の成熟度から来月1日ごろに初漁を迎えると推定し、1歳魚の小型が主体で2、3歳の中・大型も交じるとの漁況予測を示した。秋田市内で開かれたハタハタ資源対策協議会の会合で報告した。

●三種町が30年度予算編成方針
 三種町は、30年度当初予算編成方針を各課に通知した。町長の改選期を控え、義務的経費などを中心とした「骨格予算」として編成する。また、歳入の根幹をなす地方交付税額は今年度より約1億7千万円減少すると見込み、既存事業の見直しによる選択と集中、メリハリのある予算編成を行う必要があるとしている。町長らによる予算査定は来年1月下旬を予定している。

●介護のポイント講話と実技で
 能代市ボランティアセンター主催の介護技術基本講座が21日、能代市上町の能代ふれあいプラザ・サンピノで開かれ、日本赤十字社県支部の稲岡一枝さんを講師に、受講者たちが講話や実技を通して介護のポイントを学んだ。同講座は、住民に高齢者介護に関する基礎知識や技術、災害時に役立つ生活支援について学んでもらおうと開催し、能代山本から9人が受講した。

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実技を交えて介護の基本を学んだ

●風の松原で被害木3572本確認
 米代西部森林管理署(新屋敷哲也署長)が能代市の風の松原で9月~10月にクロマツの調査を行った結果、松くい虫の被害木が前年並みの3572本(1216・48立方㍍)見つかった。新たに県南で発生した松くい虫被害の北上が懸念されており、同森林署は「風の松原は被害が最少に食い止められている。これまで通り防除を徹底したい」としている。

●孫育て 出番の対処法学ぶ
 かつて経験した子育てとは違う現在の育児方法に理解を深めてもらう「孫かて講座〜孫と楽しもう編〜」が22日、能代市役所で開講した。この日は10人が受講し、子育ての変化から孫かてのこつや有事の救急救命について学んだ。2回目の孫かて講座は、「孫との触れ合いあそび」「身近なものでおもちゃを作ろう」をテーマに、29日午前10時から同所で開かれる。

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孫かてを楽しむこつや有事の備えを学んだ講座

(能代市役所で)

●能代工高生徒、模擬投票を体験
 能代工高(山田浩充校長)の体育館で22日、選挙啓発出前講座が開かれた。全校生徒331人が選挙に関する講話に耳を傾けたほか、架空の候補者を立てた模擬投票を体験し、一票の重みに理解を深めた。先月の衆院選で初めて投票したという今井風真君(機械科3年)は「模擬投票とはいえ、自分の一票で政治が変わると思うと緊張感があった。参考になったので、今後も機会があれば投票していきたい」と話していた。

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全校生徒が参加した模擬投票

(能代工高で)

24日の紙面から

●能代おもしろ映画祭り開幕
 国内外の良質な映画を上映する「能代おもしろ映画祭り」が23日、能代市文化会館、市立図書館を主会場に開幕した。社会派ドキュメンタリーや子供シネマスクール上映のほか映画音楽の演奏会も行われ、映画愛好者らを楽しませた。会期は26日までで、2日目は市勤労青少年ホームで映画音楽鑑賞・映画ポスター展(午前9時)、元映画プロデューサーと映画愛好者の講演会(午後1時、2時40分)、市文化会館で「マタギ」上映(6時30分)と後藤監督の講演(8時25分)などを予定している。

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能代おもしろ映画祭りが開幕、ドキュメンタリー映画の感想を述べ合った参加者

(能代市立図書館)

●藤里町 特定空家等認定見送り
 藤里町空家等対策協議会(会長・佐々木町長)の第4回会議は22日、町三世代交流館で開かれ、町側は、行政代執行による解体撤去も視野に入れつつ、特定空家等への認定を検討していた物件2件の状況を報告した。1件は所有者が修繕を行い、居住の希望を話していることなどから現段階での認定を見送る方針で、改善に向けた働き掛けを続けていくとした。1件は、解体されたことにより検討対象から除かれた。

●障がい福祉計画原案示す/能代市
 能代市地域総合支援協議会(楊国隆会長)は22日、市役所で開かれ、市が30年度からの第5期障がい福祉計画・第1期障がい児福祉計画の原案を示した。32年度までの成果目標では、第4期計画にはなかった「精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムの構築」と「障がい児支援の提供体制の整備等」を追加。これらを含めた各目標の達成、各年度における障害福祉サービス等の見込み量の確保に向け、関係機関・事業者との連携、計画の推進体制の充実を図るなどとしている。

●能代二中 創立70周年記念式典
 能代市能代二中(秋元卓也校長)で23日、創立70周年記念式典が行われた。生徒や同窓生ら約420人が出席し、学校の歴史を振り返りながら、長年の伝統を受け継ぎさらなる発展に向けて歩みを進めることを誓った。同校は昭和22年5月に創立、25年に同市豊祥岱の現在地に校舎が建てられた。59年の学区再編で2、3年生の一部が能代南中へ編入。62年に現校舎が完成した。昨年度までに1万8184人の卒業生を輩出している。

校歌を高らかに歌い上げる生徒たち

(能代二中で)

●常盤中で秋銀専務の佐々木さん講演
 能代市常盤中(菊池信和校長)の創立70周年記念事業は23日、同校で行われた。生徒、保護者、地域住民ら出席者が校史の節目を祝福するとともに、卒業生で秋田銀行専務取締役営業本部長の佐々木利幸さん(58)=同市轟出身=が「学生時代をどう生きるか」と題して記念講演。小中学生時代を「常盤という温かい地域に育ててもらった」と振り返り、生徒と児童に向けて「健やかに学校生活を送っている皆さんには大きな伸びしろがある。小さな学校出身の強みでもある」と呼び掛けた。

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講演した卒業生の佐々木さんに質問する生徒たち(能代市の常盤小中体育館で)

●三種町が若者作戦会議を計画
 三種町は、「みたねの若者作戦会議」の開催を計画している。町の将来やまちづくりを考え、提案や活動をする若者たちに集まってもらう取り組みで、まずはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した町の情報発信を実践してもらいたいという。12月15日までメンバーを募集しており、1回目は同月下旬を予定。来年3月まで3回開く予定で、町は「若い人が元気なまちづくりのきっかけにしたい。気軽に申し込んでほしい」と話している。申し込み、問い合わせは12月15日までに町企画政策課(☎0185・85・4817)へ。

●県高校生商品開発コンに松陽チーム
 秋田の「食」に関する商品を開発する県高校生商品開発コンテスト決勝大会は、25日に横手市の増田高で開かれ、能代松陽家庭クラブ1年生の阿部希咲さん、大井姫子さん、大高法子さんによるチーム「MRH」が出場する。大会を前にメンバーは「挑戦するからには最優秀賞を目指す」と意気込んでいる。高校生の柔軟で創造的な企画で秋田の食に関する商品を開発し、起業家精神の醸成を図ることを目的に県教委が毎年開催し、今回で8回目。最優秀賞のメニューは東京都の県アンテナショップ「あきた美彩館」で期間限定で商品化され、生徒が販売体験を行う。

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県商品開発コンテスト決勝大会に臨む阿部さん、大高さん、大井さん(左から)

●わくわく美術展、力作ずらり
 県特別支援学校文化連盟と能代支援学校が出展する「でまえ わくわく美術展」が23日、能代市大森山の能代エナジアムパークで始まり、絵画やオブジェなど児童生徒の個性豊かな作品が来場者の関心を集めている。同展は、美術を通して障害を持つ子どもの自己表現力を育み、特別支援教育への理解を広げることを狙いとした「第15回わくわく美術展」(17~20日・秋田市)の出張展。今年度は自由作品部門に91点、絵画部門に579点の応募があり、同パークでは入賞作品や能代支援学校の入選作品など45点が並んだ。会期は29日まで(27日は休館)。時間は午前9時30分~午後4時30分(最終日は同3時30分まで)。入場無料。

 

25日の紙面から

●クアオルトカレー開発へ試行錯誤
 三種町クアオルト研究会(戸嶋諭会長)は今年度、店で気軽に食べられるクアオルト健康食の開発を進めている。現在は町内の直売施設、カフェ、温泉施設の3店舗が予約制の弁当を提供しているが、予約不要で味わえるカレーの商品化を目指す。3店舗が工夫を凝らしてカロリーや塩分量を抑えたカレー作りに取り組んでおり、このほどに試作検討会を開いて味や価格などを話し合った。

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店舗のカレーを味わい、改善点などを話し合った試作検討会

●時間外手当1億3507万円/能代市
 能代市職員に28年度支給された時間外勤務手当は総額1億3507万6千円で、前年度に比べ1020万1千円(8・2%)増えた。庁舎の引っ越しに関わる残業などがあったためで、増加は2年ぶり。手当の支給を受けた340人のうち33人が時間外労働の限度として国が示す「年360時間」を超え、中には1人当たり平均(173時間)の5倍を超える882時間の残業をした職員もいた。過重労働への対策が依然課題となっている。

●常盤中の東雲中への統合
 能代市教育委員会は24日、生徒数の減少が続く常盤中について、31年度に東雲中へ統合することを決めた。常盤中の今年度の生徒数は28人で、この10年間で半分ほどに減少。今年9月にPTAや地域住民から統合を求める陳情書が提出されており、同日に市役所で開かれた定例会で事務局が示した統合案が承認された。年明けに統合準備委員会を立ち上げる方針。

●きょう季節ハタハタ漁解禁
 県漁協北部総括支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁は、きょう25日正午に解禁される。前日の24日の八峰町沿岸はしけで、八森、岩館の両漁港で出漁準備に当たる漁業者の姿はまばらだったが、水揚げが本格化すれば昼夜を問わず水揚げや選別作業に追われ、漁港周辺は1年で最も活気に包まれる。初日に網を入れることができるかどうかは天気次第で、漁業者は「最初はまだ様子見。初漁は月末になるのではないか」と話していた。

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季節ハタハタ漁がきょう解禁。漁港は1年で最も活気づく時期を迎える

●ドラム缶424本、なお露出
 県が能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センター第2処分場で進めている廃油入りドラム缶の撤去に向けた掘削作業は、24日までに2カ所目も当初計画した深度に達し、掘り出したドラム缶の数は計424本となった。まだ掘削斜面には掘り出せないドラム缶が露出して残っている状態で、県は今後の対応を検討する方針。計画された範囲の掘削が終了したことを受け、地元住民団体は28日に現地を確認することにしている。

●カヌーの里づくりへ弾み
 「カヌーの里づくり」に取り組む二ツ井町観光協会(成田正文会長)の会員3人が日本カヌー連盟(JCF)公認指導員の「ジュニア公認指導員」の資格を取得、米代川での川下りをより安全に楽しんでもらえる態勢をまた一歩、充実させた。移転する道の駅ふたついや、河川防災ステーションの整備に連動した「川の駅」構想にはカヌーの発着場や艇庫も盛り込まれており、公認資格と恵まれた環境を生かしてカヌーの普及や川に親しめる機会創出を進める方針だ。

●自殺予防へ地域はいかに
 藤里町で自殺予防活動に取り組んでいる心といのちを考える会(袴田俊英会長)の「心といのちを考えるフォーラム」は23日、町総合開発センターで開かれた。町内外から約60人が参加し、精神科医の森川すいめいさん(みどりの杜クリニック院長・東京都)の講演を通して、自殺が少ない地域が持つ〝助ける力〟に触れたほか、ノルウェー式の「聴く」と「話す」を丁寧に分ける対話方法を体験、対話することの大切さや傾聴の基本に立ち返ることを再認識した。

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講演や対話の体験を通して、地域のコミュニケーションのありようを考えたフォーラム

●映画製作の裏話も披露
 「能代おもしろ映画祭り」は2日目の24日、能代市文化会館と市勤労青少年ホームで北秋田市阿仁地域でオールロケ撮影された「マタギ」の上映や後藤俊夫監督の講演、元映画プロデューサーで映画祭り実行委員会共同代表の佐々木亜希子さん(三種町)らの映画講演会が行われた。3日目の25日は市文化会館で午前10時からフランス映画「エール!」を上映、市民プラザで午後1時30分から「映画主題歌を歌声喫茶で歌おう」が行われる。いずれも無料。

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元映画プロデューサーの佐々木さんが「映画の舞台裏」を講演

 


 

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