26日の紙面から

●工作楽しみ異文化交流
 能代山本内外の外国語指導助手(ALT)との交流を通し、英語に親しむイベントを展開している能代市のエムズテラス(石崎美由紀代表)の異文化体験イベントは25日、同市万町の在宅障害者支援施設とらいあんぐるで開かれ、カリブ海のトリニダード・トバゴ出身で高校のALTを務めるクリスタル・ライトさんを講師に、カーニバル衣装のヘッドピース作りを行った。

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ALTと英語に親しみながらカーニバルのヘッドピース作りに挑戦

●クロマツ植林 難所克服
 米代西部森林管理署が今年度、能代市落合字大開浜の海岸砂地に1200本植えたクロマツ苗の活着率が90%を超え、大きな進展を見せた。23年度から手法をいろいろ変えて植林してきたが、潮風をもろに受ける過酷な環境に適応できずに枯死し、活着率40%にとどまっていた難所。風が強い日本海側の海岸では珍しい「コンテナ苗」を初めて導入し、成果を得た。

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活着率が9割を超えた「コンテナ苗」のクロマツ

(能代市落合字大開浜)

●特養ホームもりたけ増床
 三種町森岳の特別養護老人ホームもりたけ(岩村庄英施設長)で、新たに個室40床を増やすための増築工事が終了した。特養の裏側に2階建ての建物を増築し、100人を超える待機者の状況を緩和するもの。25日には現地で竣工(しゅんこう)式が行われ、関係者が完成を祝った。4月1日から利用者受け入れる。

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広々としている特養もりたけの増築部分

●峰浜地域で歯科訪問診療
 八峰町峰浜水沢の町営歯科診療所は、来月5日から毎週水曜日の午後に予約制の訪問診療サービスを実施する。診療所に通う交通手段を持たない高齢者や、身体的な理由で通院が困難な人の口腔(こうくう)ケアを推進することを目的に、主に義歯(入れ歯)関連の治療に対応。対象地域は原則として民間の歯科診療所がない峰浜地域のみとし、利用を呼び掛けている。

●臨時給付金申請を
 国が低所得者を対象に支給する臨時福祉給付金(経済対策分)の申請受け付けが、能代山本でも始まっている。支給額は対象者1人につき1万5千円。各市町によると、能代市は1万4418人、三種町は4630人、八峰町は2007人、藤里町は982人が対象になると見込む。能代、三種、八峰の3市町で申請を受け付け中で、藤里町は4月3日からの受け付け開始を予定している。

●松陽高ソフト、東日本大会へ
 第47回東日本高校女子ソフトボール大会は、27日から4日間の日程で東京都の江戸川区球場などを会場に開かれる。県代表の能代松陽は、冬場の厳しい練習で成長し、部員10人の少数精鋭で大舞台に挑む。選手たちは「県外の強いチームを相手に全力でプレーしたい」と意気込んでいる。

●消防団員減少、組織を再編
 三種町消防団(金子忠夫団長)は、4月1日から分団を統合し、支団制を廃止する。人口減少や消防団員の減少で維持が困難な分団が見られ、今後もそうしたケースが増えると想定しての組織再編。現在27ある分団を9分団に統合する内容で、「分団の管轄区域の人口や定数が増え、団員を確保しやすくなることが期待され、有事の対応も強化される」としている。

●ドン・キホーテ上演へ稽古
 能代市末広町の「谷内クラシックバレエスクール」(谷内尚子主宰)のバレエコンサート「ドン・キホーテ」は、7月23日に市文化会館大ホールで開かれる。今月19、20の両日には、能代教室で国内トップクラスのプリンシパル(主役級のダンサー)を招いて稽古が行われ、生徒たちは熱のこもった指導を受けながら技術向上に汗を流した。

b19p02谷内バレエ稽古1

国内トップのダンサーから指導を受けた生徒たち

27日の紙面から

●静かな「選挙サンデー」
 任期満了に伴う知事選の告示後、最初の日曜日となった26日、能代山本4市町への3候補の遊説入りはなかったが、期日前投票所では県政課題解決へ願いを込めて一票を投じる有権者の姿が見られた。「安心して子どもを育て、働ける社会を」「人口減に歯止めをかけ、暮らし続けられる地域に」と、切実な思いをにじませた。各候補の能代山本入りは早くて31日の予定で、選挙戦の雰囲気は中盤以降に高まりを見せそうだ。

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知事選最初の日曜日となった26日、期日前投票所で一票を投じる有権者(能代市のいとく能代ショッピングセンター内で)

●ドローン使い現場見学
 東北電力能代火力発電所から排出された石炭灰を埋め立てる能代市大森山の最終処分場(灰捨て場)の護岸工事現場で26日、空撮などで普及が進む小型無人機ドローンを使った「空から見る現場見学会」が開かれた。地域住民が実際に操縦したり、数十㍍上空から海域の現場を見下ろしたりして、総事業費200億円超の大型事業に理解を深めた。

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地域住民もドローン操縦を体験

(能代火力灰捨て場周辺で)

●返礼品のきりたんぽ話題に
 能代市と教育交流の縁がある茨城県坂東市のふるさと納税の返礼品に、能代市二ツ井町の飲食店が販売する「きりたんぽセット」が採用され、地元の話題を呼んでいる。坂東市企画課企画調整係は「お互いに認知度を高め、PRできれば」と話している。

●クアオルト効果を実感
 三種町のクアオルト運動モニター修了式は24日、同町大口のゆめろんで行われた。個人に合った運動プログラムなどを“処方”し、体の状態の変化を見る取り組みで、町内の男女35人が2グループで昨年10月から実践してきた。この日は結果発表が行われ、足指力などの改善に参加者の笑顔が広がった。

●井上さん、都市と地方をつなぐ
 19年度末で閉校した能代市二ツ井町の旧切石小を会場に、地域と大都市のつながりを創出するイベントが5月ごろに計画されている。発案したのは、神奈川県川崎市出身で二ツ井町の介護施設に勤務する井上弦さん(26)。「地方の地域課題と都市部の若者が抱える働き方の悩みについて、双方の参加者に新たな発見がある『関わりの場』にしたい」と話している。

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切石小を活用した交流イベントに向け、体育館を掃除する井上さん

●大正琴 ひなまつり演奏会
 第15回大正琴あきたひなまつり演奏会は26日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれ、県内の大正琴愛好者でつくる大正琴あきた(庄司絋八会長)の会員らが童謡や演歌などの演奏を披露し、詰め掛けた来場者たちを楽しませた。実行委員会(庄司実行委員長)の主催。毎年3月に開催している恒例行事で、この日は会員40人が出演した。

●春の引っ越し盛んに
 新年度を前に人事異動や就職、進学に伴う引っ越しが盛んに行われている。能代山本でも運送業者の大型トラックが往来し、賃貸住宅や官舎の前では荷物の搬入・搬出作業に慌ただしく追われている。繁忙期は4月上旬まで続く見通し。

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引っ越しが盛んに行われ、搬入作業に当たる業者(能代市田子向で)

●能代公園ににぎわいを
 能代公園のにぎわいを取り戻そうと、能代市内外の有志が5月14日に同公園で「おもしろ祭り」を開催する。音楽演奏、踊り、露店、写真コンテストといった多彩な催しで花見客が少なくなった公園に住民を呼び込み、地域の活性化を目指す。1月に数十人の有志でプロジェクトチームを組み、2月から実行委員会を開いて、初の試みとなる大型イベントに向けて準備を進めている。

28日の紙面から

●山里の歩みを思い、春の息吹実感
 藤里町を拠点に活動する秋田白神ガイド協会(斎藤栄作美会長)主催の「白神山地の1年を巡るツアー」の最終回となる「古(いにしえ)の集落を訪ねる・桂岱コース」は26日、同町藤琴字桂岱地内で行われた。一般参加者、新人ガイドら合わせて約20人が参加し、住む人がいなくなり、杉林などに姿を変えた山里の歩みに思いをはせながら、まだ雪深い山に着実に訪れている春の息吹を観察、眼前に広がる眺望を楽しんだ。

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白神山地の1年を巡るツアー最終回は、桂岱コースで山に暮らした人々の歩みと早春の自然を堪能

●野菜振興、福祉に重点/JA白神
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の臨時総代会は27日、能代市中央公民館中ホールで開かれた。「白神ねぎ」など重点野菜の生産振興や、高齢者福祉事業の充実などを盛り込んだ29年度事業計画案を承認。JA秋田やまもととの合併では、現在の合併研究会を4月に合併推進協議会に移行し、より具体的な協議を進めていく考えを示した。

●来月16日に能代クリーンアップ
 「きれいな道、美しい川はあなたの心」をスローガンに掲げた能代クリーンアップは、4月16日午前7時から能代市の米代川河口や国道7号沿い、風の松原などで行われる。実行委員会(布川隆治会長)では、多くの市民に参加を呼び掛けている。同市能代地域で毎年実施されている春の恒例行事で、35回目を迎える。問い合わせは事務局の戸舘敬司さん(☎090・3645・6287)か市環境衛生課(☎0185・89・2172)へ。集合場所は次の通り。▽市子ども館▽能代山本交通センター▽市中川原堤防(車両交換場所)▽いとく能代南店駐車場▽能代東デイサービスセンター▽赤沼運動公園▽市風の松原陸上競技場本部脇▽B&G海洋センター前▽常盤小中学校周辺

●4月から貸し出し冊数、無制限に
 能代市立図書館(大友立館長)は、4月1日から試験的に1年間、現行規定で1人10冊までとしている貸冊数の上限を撤廃し、15日間で読み切れる範囲なら何冊でも借りられるようにする。試行後は期間中の実績を検証し、大きな問題がなければ本実施に踏み切る。利便性や読書率の向上などを狙いとしており、職員らは「少しでも多く本を借りてもらえれば」と期待を込めている。

●建築労組が市役所へ杉製ベンチ
 秋田建築労働組合能代支部(工藤達美支部長)は27日、能代市役所に秋田杉を使った特製ベンチ4脚を寄贈した。同支部創立50周年記念事業の一環。市は新庁舎のテラスに設置し、市民に活用してもらう方針。ベンチは縦40㌢、横180㌢、高さ45㌢。腰を掛ける部分に木目の美しい秋田杉の1枚板、脚にモミを使った。

●能代オペラ、歌の表現力高める
 能代オペラ音楽祭第6回公演「ベートーベン作曲交響曲『第9』とオペラガラコンサート」(8月27日・能代市文化会館大ホール)を5カ月後に控えた26日、同音楽祭合唱団(関口美奈子代表)の稽古が同会館練習室で行われた。芸術監督の成田博之さん(バリトン・二期会、東京都)が講師を務め、メンバーは表現力のある歌い方を身に付けようと真剣な表情で練習に取り組んだ。

b26p04能代オペラ稽古

芸術監督の成田さん(左)が合唱団を指導

●球春到来、練習に汗/能代山本
 春本番へ近づいている能代山本地方。小中学校や高校のグラウンドでは、球児たちが練習に汗を流し、〝球春到来〟を告げている。今年は例年に比べて積雪が多かったが、今月に入ってから雪解けが進み、選手たちは真っ白なユニホームに身を包み、広いグラウンドで白球を追い掛けている。

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雪が消えたグラウンドで練習に励む野球部員たち(能代工高で)

●死亡事故ゼロ1500日たたえる
 交通死亡事故ゼロ1500日を達成した八峰町への県警本部長顕彰と知事表彰の伝達式が27日、町役場で行われた。町民挙げての事故防止活動が実っての記録達成で、関係者は2千日の大台達成を目指して取り組みを継続していくことを誓い合った。

29日の紙面から

●火力3号機、海水取放水管工事
 能代市大森山の東北電力能代火力発電所で、発電に使った蒸気を冷やすための海水を運ぶ3号機の取放水管設備の設置工事が進められている。膨大な量の海水を取り込み、冷却に使った後に海に戻す設備で、総延長1・4㌔の鉄管を敷設する。30年8月の完成を目指す。

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波のようにうねって見える取水管と放水管

(能代火力発電所3号機敷地で)

●ハタハタ漁獲量低迷続き833㌧
 県内の漁協や県などで構成するハタハタ資源対策協議会(遠藤実座長)の会合が28日、秋田市内で開かれた。28年漁期(28年9月~29年6月)の漁獲量は沖合と沿岸を合わせて833㌧で、漁獲枠800㌧を上回った。資源が低水準で推移しており、漁獲量は12年漁期以降で最少。沖合が320㌧の漁獲枠に対して438㌧と好調だった一方、沿岸の漁獲量は395㌧で漁獲枠480㌧の82%にとどまった。県水産振興センターは、資源が低水準であることを踏まえ、現行の漁獲枠算定方法の見直しを提案し、同協議会で今後検討していくこととした。

●空き家台帳再整備/三種町
 三種町は、29年度から空き家対策を強化する。空き家はこれまで住民からの情報提供などを基に把握してきたが、29年度は町内全ての空き家を調べ、空き家台帳を再整備する。さらに、法律や建築の専門家などと協議会を立ち上げ、町全体の空き家対策や個別の案件を協議。町は「人口減で空き家は増えていく。解体の代執行を含め、踏み込んだ対策を考えたい」と話している。

●藤里町商工会が行動計画策定
 藤里町商工会(安部薫会長)は、今後5年間の活動方針となるアクションプログラムを策定した。「地域の事業者と共に歩む商工会」を掲げ、会員減少が否めない中で、白神山地観光振興など地域振興事業の質的向上や創業等につながる成果を目指した見直しに着手するほか、各事業所の課題解決や事業承継といった個社支援の強化を図る。

●「食育」への関心薄れる
 三種町は、食育に関するアンケート調査の結果をまとめた。5年前の調査結果に比べ、食育への関心や朝食の習慣、普段の料理の機会などで低下が見られ、中学生の就寝時間が遅くなっている面や、食欲がないため朝食を食べないとする小中学生の割合が増えていることも明らかとなった。また、小中学生で食事を「1人で食べる」と回答したのは朝食が26%、夕食が7%で、一定数が家族と一緒に食事を取っていない状況にある。

●節目の能代カップ4日間に
 能代市総合体育館で5月3日から6日まで開かれる「第30回能代カップ高校選抜バスケットボール大会」の試合日程が決まった。開幕試合は地元・能代工と市立船橋(千葉)が飾り、最終日のラストゲームは能代工と明成(宮城)の“東北対決”となる。30回記念の今回は招待校を1校増やし6校とし、開催日程も4日間と1日延長、3~5日は6試合(女子を含む)、6日は5試合が行われる。

●小友沼にハクガン飛来増
 渡り鳥の重要な中継地として知られる能代市の小友沼で、絶滅危惧種ハクガンの飛来数が年々増えている。小友沼で野鳥や自然の観察会を開いているおとも自然の会(藤田憲太朗会長)によると、今季は最大で約340羽の飛来が確認され、昨季よりも100羽以上増加。同会は「個体数自体が着実に増えているとみられ、観察できる機会も多くなってきた」と話している。

●春迎えタイヤ交換盛ん
 春本番が近づく能代山本地方のタイヤ専門店やカー用品店などで、タイヤの交換作業が始まっている。冬道の安全運転に貢献した冬用タイヤが役目を終え、道行く車は〝春の装い〟となりつつある。

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春本番が近づき、タイヤの交換作業が行われている(能代市中柳で)

30日の紙面から

●梅内山菜倶楽部、宅配事業開始
 山の幸の〝お裾分け便〟いかがですか──。能代市二ツ井町の梅内地区の住民で組織する梅内山菜倶楽部(藤田ひな子代表)はホームページを開設、旬の山菜を宅配する事業をスタートさせた。間伐など山の手入れが進み、山菜が生育しやすくなった同地区の強みを生かした取り組みで、予約注文を受け付け販売する。会員の共同作業で楽しみや「地域の宝」を共有しながら、白神山地の麓で採れた天然の山菜を、新鮮なうちに消費者へ届けるルートを作っていきたい考えだ。

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会員が採取したフキノトウを見比べ、雌雄や出荷基準を確認

●新人の一騎打ち確実/県議補選
 県議会議員能代市山本郡選挙区の補欠選(被選挙数1)は、31日に告示される。これまでに立候補表明している自民新人の能登孝子氏(46)=同市御指南町、会社員=、無所属新人の吉方清彦氏(46)=同市豊祥岱、寺院住職=の2人が出陣の準備を進める。父の故祐一氏が通算6期にわたり占めてきた議席の死守を目指す能登氏と、県議選5度目の挑戦となる吉方氏による一騎打ちは、激戦必至だ。投開票は知事選と同じ来月9日。

●資格取得に補助金/能代市
 能代市は新年度、市内事業所に勤務する人が資格等を取得した際、要した経費の一部を補助する「地元企業人材育成支援事業」に新たに取り組む。助成をきっかけに企業内に必要な人材を育て、社業の維持・発展を後押しするのが狙い。補助金の上限は10万円、1事業所当たり3人まで利用可能。市は「従業員のスキルアップが給料の上昇、待遇改善に反映し、職場定着にもつながれば」とし、各事業所に利用を呼び掛ける方針。

●能代商議所が通常議員総会
 能代商工会議所(広幡信悦会頭)の通常議員総会は28日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。創立70周年記念事業、女性に特化した創業支援、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)開通を見据えた能代港の利活用、衰退する中心市街地の活性化などを盛り込んだ29年度事業計画案や収支予算案を承認。今月末で任期満了となる専務理事の新たな選任も承認した。

●三種フォトコン最優秀賞は桂田さん
 三種町観光協会(畠山慶午会長)の「三種三十六景フォトコンテスト」の審査が28日、山本ふるさと文化館で行われ、最優秀賞には釜谷浜を題材にした藤里町粕毛の桂田和仁さんの作品「Starry beach」が選ばれた。4年間かけて入賞作品36点を選ぶコンテストの最終回。町は作品をまとめた冊子や撮影場所が分かるマップなどを作成したい考えで、「写真を活用して町の良さを発信していきたい」としている。

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最優秀賞に選ばれた桂田さんの「Starry beach」

●能代観光協会、「通過型」脱却図る
 NPO法人能代観光協会(広幡信悦会長)の通常総会は29日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、29年度事業計画・予算案を承認した。能代の花火や能代七夕「天空の不夜城」、おなごりフェスティバルといったイベントに合わせた市内宿泊・周遊ツアーを実施し、「通過型観光」から脱却を図る。

●投資詐欺、起訴事実認める
 外国債の投資話を持ち掛け、千葉県内の男性から現金計5150万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている能代市明治町の無職、松井均被告(51)の初公判が29日、秋田地裁(三浦隆昭裁判官)であった。松井被告は「間違いありません」と起訴事実を全面的に認めた。

●先生、拍手に送られ新天地へ
 能代山本の小中学校では、異動で学校を離れる教職員の離任式、退任式が行われている。児童生徒は恩師との別れを惜しみながら、温かい拍手と感謝の気持ちで新天地へと送り出した。能代市第四小(川尻茂樹校長)は29日に行い、卒業した6年生も出席し全校児童544人が川尻校長や教職員ら計14人を見送った。

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全校児童が感謝を込めて拍手で教職員を見送った離任・退任式(能代市第四小で)

31日の紙面から

●リゾートしらかみ あす20周年
 JR五能線を走る「リゾートしらかみ」は、あす4月1日で運行開始から20年を迎える。日本海や世界自然遺産・白神山地の景観を楽しめる観光列車として年々乗客が増え、五能線を全国に知られる人気ローカル線に押し上げた。能代駅では、乗客に「バスケの街能代」をアピールするバスケリングのリニューアルや秋田杉製の車両模型の展示など、20周年を祝うイベントが予定されており、誘客を推進する。

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「バスケの街」のPR推進に向けてリニューアルしたバスケットリング(JR能代駅1番線ホームで)

●JAやまもと、琴丘CEを増設
 JA秋田やまもと(阿部隆一組合長)の臨時総代会は30日、三種町琴丘総合体育館で開かれ、琴丘カントリーエレベーター(CE)の増設工事の実施などを盛り込んだ29年度事業計画案を承認した。農作物の計画販売額は前年対比5・5%減の59億7800万円に設定した。

●見上教諭が沖縄・普天間の教壇へ
 秋田、沖縄両県の公立小中学校人事交流事業で、三種町琴丘中の見上司教諭(52)=同町鹿渡=が4月から1年間、沖縄県宜野湾市普天間中に派遣される。国語を担当して教壇に立ち、「秋田とは違う環境で勉強している生徒たちにどう指導していくか、自分にとって研究にもなる。全員が参加する授業で国語の面白さを味わってもらいたい」と話す。

●社会人対象に残業バスケ初開催
 能代山本を中心としたバスケ愛好者でつくるN─style(小笠原聖子代表)は、4月10日午後7時から能代市落合のアリナスで、社会人を対象にしたバスケイベント「残業バスケ」を初開催する。参加チームを募集している。申し込みは、6日までに「残業バスケ」ホームページの応募メールフォーム、または申込書を能代バスケミュージアムに提出すること。問い合わせは同ミュージアム(☎0185・88・8876)へ。

●鳥獣の食害230万余/能代市
 能代市は、28年度の鳥獣による農作物被害の状況をまとめた。ニホンザルとツキノワグマを合わせて230万8千円で、前年度より155万6千円(40・3%)減少し、24年度以降の5年間では最も少なかった。能代、二ツ井両地域とも前年度比減だが、特に能代地域は前年度被害額の1割程度にとどまった。一方、サル被害で作付けを行わなかった農地が市全体で20・2㌃あり、耕作意欲の減退が懸念される。

●お年寄りにピアノ演奏を出前
 能代市大町のカワイ音楽教室能代店(佐々木直子代表)の「でまえピアノ発表会」は29日、同市南元町のショートステイきずなで開かれ、生徒が一生懸命にピアノを演奏し、利用者を喜ばせた。練習の成果を施設利用者に披露し、少しでも心を癒やすとともに、音楽を通じたボランティアを生徒に体験してもらおうと毎年市内の高齢者施設で開催。今回は保育園児から高校生まで約10人が同施設を訪れ、利用者や職員約50人が歓迎した。

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利用者を喜ばせた「でまえピアノ発表会」

(能代市南元町で)

●二ツ井町歴史資料館1日再開
 能代市二ツ井町歴史資料館は、31日で冬期休館を終え、4月1日から開館する。道の駅ふたつい移転整備事業に伴う展示資料搬出のため建物の一部取り壊しが計画されており、8月末で閉館となる予定で、25年間の〝歴史〟に幕を下ろす。

●能代保健所管内インフル減少
 県感染症情報センターが30日発表した県感染症発生情報(20日~26日)によると、能代保健所管内の1定点医療機関当たりのインフルエンザは6人で前週の14・75人から減少した。


 

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