26日の紙面から

●能代西高のヒマワリ畑が見頃

 能代西高(石井潔校長)の敷地内にあるヒマワリ畑が見頃を迎えている。ヒマワリは6月下旬に生物資源系列の2年生14人が総合実習の一環として50㍍の畝を1人3往復ほどして種をまいた。品種はハイブリッドサンフラワー。現在1・8㍍ほどまで成長し、鮮やかな黄色の花を咲かせた風景が一面に広がっている。見学希望者は、同校事務室へ。団体の場合は事前に同校(☎0185・52・3218)に問い合わせ、申し込みをすること。

 

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生徒たちが種をまいたヒマワリが見頃

(能代西高で)

 

●能代市が防災士増員へ養成講座

 能代市は、地域の防災力向上を狙い、昨年度に続き「防災士」の養成講座を開く。資格取得に必要な6万円余の経費は、今年度も市が全額負担する。市防災危機管理室によると、昨年度は46人が防災士に合格し、その後防災訓練への協力や大雨の際には率先して住民の安全を守る行動を起こすなど“活躍”しているといい、「地域に防災の知識を備えた人材をさらに増やしたい」として受講を呼び掛けている。講座は10月28、29の2日間。申し込みは今月31日まで。

 

●八峰町で「秋田の教育」を体験

 県教委主催の「短期チャレンジ留学」が25日、八峰町八森のあきた白神体験センターで始まった。本県の教育環境の良さを体験してもらおうと同町では初めて行われた事業で、県外9都県の小学生17人が参加。児童たちは開講式やオリエンテーションで仲間と一緒に元気に過ごすことを誓い合った。30日まで5泊6日の日程で海や山での活動を楽しむほか、八森小での授業体験も予定している。

 

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八峰町での短期チャレンジ留学に参加し、元気に過ごすことを誓い合う子どもたち

 

●能代資源「稲わらボード」を試作

 能代市扇田のリサイクル業「能代資源」(佐藤肇治社長)は、ベトナム・ホーチミン市のパートナー企業と共同で稲わらを接着剤で固めた「稲わらボード」を試作した。稲わらボードをすのこ状に組んだパレット台として商品化を目指す。三毛作でコメ作りするベトナムで大量に発生する稲わらの有効利用につながる上、森林保護の国策から伐採制限されている木材の代替製品になるなど、眠れる巨大市場で伸びしろは大きい。

 

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「能代資源」がベトナムの企業と共同開発した稲わらボードの試作品

 

●東京みたねサポーター14人に

 三種町が首都圏在住者を対象に募っているボランティア「東京みたねサポーター」の人数が、現在までに14人に上った。20、30代の若者が中心で、東京都内で毎月開いている「東京のたまり場」のサポートをはじめ、実際に町を訪れてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で情報を発信したり、ジュンサイの商品開発や大学祭でのアピールを計画したりと意欲的に活動している。町はサポーターの情報発信に期待しながら、「サポーターとコラボした企画なども考えていきたい」と話している。

 

●二ツ井町の2商店会合併へ始動

 能代市二ツ井町の二ツ井駅通り商店会(高橋大樹会長)と本町通り商店会(菅原隆文会長)の「みんなで語ろう会員大会」は22日、同町小繋の壱ノ座で開かれ、両商店会の合併に向けた動きをスタートさせた。会費の違いの調整や商店会の名称など白紙の状態だが、来月から双方の3役クラスで月1回ペースで話し合いを行い、地域住民の暮らしを支える商店街を形成する商店会組織の強化を目指す。

 

●下岩川盆踊り堂々の披露

 三種町下岩川地区の盆踊りが23日夜、国の重要無形民俗文化財に指定されている鹿角市の「毛馬内盆踊り」に初めてゲスト出演した。メンバーは7月から練習を重ねた成果を発揮し、地区伝統の盆踊りを展開。毛馬内とは違ってテンポの速い躍動的な踊りが、来場者の関心を集めた。メンバーは「いつもと違う空気が刺激になった。またどこからか要請があれば出たい」と手応えを感じている。

 

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毛馬内盆踊りにゲスト出演した下岩川地区の住民ら(鹿角市で)

 

●懐かしい空間で立ち食いそばを

 能代市内の飲食店などの経営者4人が共同企画し、同市住吉町に一風変わった飲食店をオープンさせた。立ち食いそばの「レトロ」で、地域でかつて食べた立ち食いそばの味を思い出しながら仕上げたそばやうどんを提供しているほか、昭和40、50年代の懐かしいグッズを豊富に展示。「懐かしい品、味、匂いを感じ、昔を思い出しながら今の自分を見詰め直す場所に」。そんなコンセプトを掲げている。営業時間は午前11時~午後2時で、定休日は日曜日。

 

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昔懐かしい雰囲気が漂うレトロの店内

 

27日の紙面から

 

●子ども食堂の在り方学ぶ
 手作りの温かい食事を無料や安価で提供する「子ども食堂」に関心のある人を対象とした講座が26日、能代市の向能代公民館で開かれた。参加した市民らは調理作業を見学し、実際に子どもたちや高齢者と一緒に食事を楽しんだ。また、子ども食堂に携わるスタッフとの意見交換を通して地域の居場所づくりに理解を深めた。同公民館では、市民有志が昨年12月から毎月第4土曜日に「向能代子ども食堂」を開設。講座は同公民館の市民学校として開催。市内の40〜70代の男女13人が参加し、向能代子ども食堂代表の腰山郁子さん(61)=同市落合=が講師を務めた。

 

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子どもから大人までが和やかに食事を楽しんだ子ども食堂(能代市の向能代公民館で)

 

●イオン出店、関連予算の議決重要
 能代市の「市民の皆さんとミーティング」は25日夜、市扇渕地域センターで開かれ、住民と斉藤市長が今後のまちづくりに関わる幅広い話題で意見交換した。イオンの出店問題に関して市長は、イオン側が開発許可の本申請を行った場合、市がそれを許可するのは「制度上、決まっている話」とした一方、9月議会に提案する関連予算が否決された場合は、市として対応を検討する場面が生じるとの認識を語った。

 

●出来秋前に英気養う/JA白神
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)主催の「白神の里JAまつり」は26日、能代市扇田の同JAカントリーエレベーター敷地内で開かれた。大勢の来場者が白神ねぎや白神和牛、比内地鶏などの特産品に舌鼓を打ち、ヒーローショーやアトラクションなど多彩なステージを楽しんだ。JA組合員と住民の交流、地場食材のPRを目的に、毎年開いている。

 

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白神ねぎの「1本焼き」が提供された白神の里JAまつり

 

●能代山本の人口7万9559人
 県調査統計課がまとめた8月1日現在の人口と世帯数によると、能代山本の人口は7万9559人で前月から60人減少した。対前月比減は147カ月連続。一方、世帯数は3万2142で3増えた。能代市の人口は5万2960人で前月から34人減。山本郡は2万6599人で26人減。藤里町は3225人で3人減、三種町は1万6360人で13人減、八峰町は7014人で10人減。

 

●生活に息づく憲法を再認識

 市民グループ「能代まちなか九条の会」は26日、能代市中央公民館で憲法シンポジウムを開いた。「暮らし・労働・宗教」をテーマに3人の会員が話題提供し、日本国憲法が市民生活にどう息づいてきたかを再認識しながら、自民党が示す憲法改正草案の問題点に理解を深めた。児玉金友さん(同会事務局)を司会者に、松山正一さん(能代生活と健康を守る会事務局長)が「暮らしと憲法」、北川智彦さん(能代山本地域労連議長)が「労働と憲法」、藤井慶昭さん(宗教者九条の和)が「宗教と憲法」を演題に情報提供した。

 

●郡市中学駅伝、能代二と八峰V
 能代市・山本郡中学校駅伝競走大会は26日、同市風の松原陸上競技場を発着点とする風の松原特設コースで開かれ、男子は能代二、女子は八峰が優勝を飾った。男子2位の八竜、3位の能代一、女子2位八竜3位の二ツ井を合わせた6校が全県大会(9月23、24日・秋田市)の出場権を得た。

 

●測量で能代工高チーム東北3位
 高校生ものづくりコンテスト東北大会の測量部門は25、26の両日、福島県いわき市の平工高で開かれ、能代工建設科土木コース3年の川上雅徳君、鎌田将吾君、鈴木麻鈴さんの3人が本県代表として出場し、3位に入賞した。東北地区工業高校長会主催。能代工は先月の県大会で優勝し、東北大会の出場権を得た。今大会には東北6県の県予選を勝ち抜いた7校(開催県は2校)が出場して競い合った。

 

●カッパ伝説たっぷり/三種町
 三種町民有志でつくる「いきいき・ままclub」(錦織恭子代表)の「角助沼カッパ伝説を聞く会」は26日、同町森岳のおもてなしハウス「さんねんど」で初めて開かれた。町内外の住民が参加し、元教員の三浦重一さん(87)=森岳=が紙芝居を披露。寂しさからいたずらばかりしていたカッパが心を入れ替える物語で、方言をふんだんに織り交ぜた語りを来場者が穏やかな表情で聞き入った。

 

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カッパの伝説を楽しんだ聞く会(三種町森岳で)

 

28日の紙面から

 

●「歓喜の歌」高らかに

 日本を代表するオペラ歌手や能代市民ら有志でつくる能代オペラ音楽祭第6回公演「ベートーヴェン作曲交響曲第9番とオペラ名曲コンサート」は27日、市文化会館大ホールで開かれた。国内トップのソリストが華やかなアリアを演じたほか、プロのオーケストラと合唱団約120人が「第九」を披露。会場いっぱいに力強いハーモニーを響かせ、詰め掛けた聴衆の感動を誘った。能代にクラシック音楽文化を定着させようと24年に始まった。

 

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合唱団やプロのソリスト、オーケストラが一体となって荘厳なハーモニーを響かせた能代オペラ音楽祭(能代市文化会館大ホールで)

 

●森岳温泉施設改良に着手/三種町
 三種町は、森岳温泉施設改良事業の工事に着手した。施設の老朽化で補修費がかさみ、漏湯が頻発する中、6年間で約6億4千万円を投じて管の更新や受湯槽の新設、監視システムの導入などに取り組む。今年度は配湯管の工事をメインとし、業者が作業を進めている。28年度に調査・設計を実施し、今年度から34年度までの6年間で各種工事を進める。今年度は配湯管の工事が中心で、約620㍍を更新する。

 

●ダンスコンテストで東北3位
 能代市落合のスタジオ・ジャム(袴田律子主宰)のメンバー4人で編成する「レヴィア」が、スーパーダンサーへの登竜門とされる「POP CORN ダンスコンテスト」東北大会のオープン部門で3位に入った。メンバーは「もっと上を目指して、いろんな大会に挑戦したい」と意欲を見せている。コンテストは全国6都市で開催。東北大会は今月中旬に仙台市で開かれ、高校生・一般を含むオープン部門には30チームが出場した。

 

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ダンスコンテストで3位入賞したスタジオ・ジャムのメンバー

 

●500歳野球、峰浜がV2
 第26回能代山本地区500歳野球大会は26、27の両日、八峰町の峰浜野球場と御所の台野球場で開かれ、決勝で峰浜ベースボールクラブが東能代イースターズを13─3で下し、2年連続優勝を飾った。大会には15チームが参加、熱戦を展開した。

 

●桧山城跡で発掘調査現地見学会
 能代市桧山の国史跡「桧山城跡」の発掘調査現場で27日、現地見学会が開かれた。城跡の環境整備のため昨年度に続いて行われている発掘調査の成果を紹介しようと、市教育委員会が開催。歴史ファン30人余が参加し、調査を担当する市職員の解説に耳を傾けながら出土品や同城跡の通称三の丸などを見て回り、歴史の一端に触れた。

 

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歴史ファンらが国史跡の桧山城跡の発掘調査現場を見学

 

●中国研修生とスポーツなどで交流
 能代市日中友好協会(中田栄喜会長)の中国研修生との友好交流会が27日、八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園で開かれ、好天の下、参加者がグラウンドゴルフやバーベキューを楽しみながら和やかなひとときを過ごした。同協会の会員は約40人。研修生との友好交流会は今年で13回目で、能代山本繊維協同組合に加盟する能代、八峰、大館各市町の縫製会社9社の中国人とベトナム人研修生約70人、同協会会員のほか、能代松陽高の2年生有志4人もボランティアで参加した。

 

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グラウンドゴルフを楽しみ笑顔を広げた

               (八峰町で)

 

●バンド11組、熱く演奏/峰浜村
 第13回ポンポコ山音楽祭は27日、八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園野外ステージで開かれ、能代山本はじめ県内外からプロ・アマ11組のバンドが出演し、ロックやポップスのコピー、オリジナル曲を鳴り響かせた。会場には家族連れや音楽ファンが続々と訪れ、ステージで繰り広げられる熱いパフォーマンスに拍手を送った。

 

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県内外の11組が熱いパフォーマンスを繰り広げた第13回ポンポコ山音楽祭

 

●海でおぼれ男性死亡
 27日午後3時ごろ、能代市河戸川字南西山地内の海岸で、家族と水遊びをしていた同市二ツ井町切石の男性会社員(36)が波に流された眼鏡を探していたところ、溺れた。妻から119番通報を受けて駆け付けた救急隊員が市内の病院に救急車で搬送したが、死亡が確認された。死因は溺死とみられる。

 

29日の紙面から

 

●伝統守り奉納相撲/三種町
 三種町志戸橋地区の伝統行事、七星神社奉納相撲が28日、同神社境内で行われた。300年以上前から伝わるとされる伝統行事で、26年から金岡小が参加している。地域住民や保護者が見守る中、児童たちが白熱した取組を見せ、盛り上がった。全校児童76人のうち、男子児童37人と女子児童23人がエントリー。まわし姿で神事に臨み、子どもたちの健康や学業成就を祈願した後、境内に設置された土俵で、性別と学年で部門を分けて取組(トーナメント戦)を行った。

 

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金岡小の児童が参加し、にぎやかに行われた七星神社奉納相撲

 

●今年の「天空の不夜城」を総括
 能代七夕「天空の不夜城」協議会(広幡信悦会長)の全体会は28日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、5年目となった今月3、4日の運行を総括した。大型灯籠を含む配列の工夫により「コースの空白感」解消には一定の成果があったとした一方、観光の目玉としてどう位置付け、発展の方向性をいかに描くかが今後の課題に挙がり、「地域が主体的に担う意識醸成が必要」と指摘があった。

 

●ねんりんピック控え合同練習
 能代市と三種町で9月10、11日に開かれるねんりんピック秋田2017のマレットゴルフ交流大会を間近に控え、県マレットゴルフ協会は28日、両市町の会場で県選手の合同練習を初めて行った。選手27人が参加し、起伏に富むコースの特徴を肌で感じながら、本番に向けて意気込みを高めた。

 

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合同練習に臨むマレットゴルフの選手たち

(三種町で)

 

●ごみ焼却施設を解体/藤里町
 藤里町は、同町矢坂の旧ごみ焼却施設「二ツ井町藤里町清掃センター」(14年4月1日廃止)の解体に着手した。焼却炉や煙突、電気集じん機の付着物などからはダイオキシン類が検出されており、施工中の飛散や作業員の暴露を防止する措置を講じるほか、廃棄物を適切処理するとしている。地元・矢坂地区住民から安全性への不安が聞かれるとして、説明会の開催を検討している。

 

●二ツ井町歴史資料館が31日閉館
 能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたつい内にある市二ツ井町歴史資料館は、道の駅の移転整備に伴い、31日で閉館する。8月の入館者数は25日現在1612人で、昨年同月実績(1269人)をすでに上回り、懐かしんだり、閉館を惜しんだりする人の姿も見られるという。新道の駅へ引っ越しする「埋もれ木」は、来月13、14日ごろに搬出予定。

 

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31日で閉館する二ツ井町歴史資料館

 

●全国学力テスト、本県トップ級
 県教育委員会は28日、29年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。今年度は理科を除き、国語と算数・数学で知識を問う「A問題」、活用力を見る「B問題」を実施。本県の小学6年生は国語A、Bが全国1位、算数Aが2位、算数Bが3位。中学3年生も国語A、Bは1位、数学A、Bは3位だった。小中学校とも全ての教科の平均正答率は全国平均を3㌽以上上回っており、依然として全国トップクラスの学力を維持している格好となった。

 

●市民ボラ、木製防護策塗り替え
 能代市の国道7号能代バイパスに設置されている木製防護柵(ガードレール)を塗り替えるイベントが26日、同バイパス周辺で開かれた。子どもから大人まで約30人が市民ボランティアとして参加し、地域貢献に爽やかな汗を流した。木製防護柵は、景観向上や乱横断防止を狙いに、同市の豊祥岱交差点から能代港入り口交差点までの国道7号沿い延長約1・5㌔区間に設置。ここ最近は経年劣化が目立っており、耐久性の向上と良好な景観づくりを図ろうと、民官学でつくる日本風景街道のしろ白神ネットワーク(能登祐子代表)がイベントを主催した。

 

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国道7号能代バイパスの木製防護柵にペンキを塗る参加者(能代市仙遊長根で)

 

●若者を地域活動に呼び込め
 能代市道地地区の40代の住民たちが、28年度から「道地プロジェクト」を進めている。高齢化や人口減少が進む中、20〜40代の若者が意欲的に地域活動に加わるようにする取り組み。28年度に実施した若者への意識調査を経て、今年度は今月5日にバーベキューイベント「炭フェス」を開き、若者たちが結び付きを強めた。地区を題材にしたフォトコンテストも実施中で、メンバーは「人口が減っても、住む人々が生き生きと暮らせるようにしたい」としている。

 

30日の紙面から

 

●Jアラートに不安、困惑
 29日午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸から弾道ミサイル1発が発射され、北海道の襟裳岬上空を通過して同6時12分ごろ、同岬の東約1180㌔の太平洋上に落下した。同日早朝、北朝鮮からのミサイル発射を知らせる「国民保護サイレン」の不気味な音が、能代山本4市町の防災行政無線で鳴り響いた。避難を呼び掛ける警報内容に住民らは不安を募らせるとともに、「『逃げろ』と言われても、いったいどこに」と戸惑いを見せ、「発射された後では対応のしようがない」「情報が漠然とし過ぎで、不安をあおられているような感じだった」と憤りの声も聞かれた。安全保障の専門家は「日本が直接の標的にされているわけではない。冷静な対処が必要」と指摘している。

 

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Jアラートを通じて国から避難を促す情報が各自治体に提供された(能代市役所防災危機管理室で)

 

●イオン「開発許可」を市に申請
 能代市の斉藤市長は29日、市役所で記者会見を開き、イオンモール(本社千葉市)から28日付で市に対し「(仮称)イオン新能代ショッピングセンター」(新能代SC)の出店にかかわる開発行為等の許可申請があったことを明らかにした。市長は21日の市議会全員協議会で新能代SCの出店を容認する考えを表明しており、改めて「本申請を受け入れていく」と述べた。審査がスムーズに進めば、開発許可書は最短2カ月で交付されるとした。降雪前には用地造成の着工が可能となる見込みだ。

 

●有効求人倍率過去最高に
 ハローワーク(職安)能代が29日発表した7月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1・53倍と前月より0・01㌽上昇し、過去最高となった。倍率が高水準で推移している背景には、求職者数の減少がある。求人と求職のミスマッチも指摘されており、同職安は「雇用情勢が改善しているとは言い難い」としている。 管内では、27年8月から24カ月連続で1倍を超えた。7月の1・53倍は、現在の形式で統計を取り始めた17年4月以降で最高を更新。

 

●おなごりフェスに栄誉
 自発的な活動により県勢推進に功績があったとして、県は29日、県内外の祭りが一堂に会する「おなごりフェスティバルin能代」の実行委員会(能登信一委員長)を特別表彰した。おなごりフェスは今秋の開催で30回目の節目を迎える。佐竹知事は「おなごりフェスはお得で見ていて飽きない祭り」と話し、来年以降の開催継続を求めて激励した。

 

●藤里町体験カリキュラム好評
 藤里町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)主催の藤里町体験カリキュラムの今年度第2回が全20日間の課程で開かれている。全国に門戸開放して2年目で、町の良さをより深く知ろうとする町民だけでなく、自分の可能性や「仕事」を模索して受講する町外者が増えてきている。人材バンクに登録し就労を体験する道も用意し、藤里に住み、働き、暮らす足掛かりを得る仕掛けも組み込んでいる。

 

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町外の受講者が増えている藤里町体験カリキュラム(同町の福祉の拠点「こみっと」で)

 

●外出支援利用が過去最多/三種町
 三種町は、外出支援サービス事業の28年度実績をまとめた。車椅子利用者などの通院を町所有のワゴン車でサポートする事業で、28年度は291人が4301回にわたって利用し、回数は過去最多となった。高齢化の進行などを受けて実績は伸び続けており、ワゴン車がフル稼働する状態が続いている。

 

●ソフトU-16代表に東雲中の渡部
 日本ソフトボール協会のジュニア強化事業「GEM2」(U─16)の女子日本代表チームに、能代市東雲中ソフトボール部の投手、渡部翠里(3年)がメンバー入りした。北海道・東北地区から唯一の選出で、来月2日に始まる韓国遠征に臨む。国際舞台は、今年1月に行われた「GEM1」(U─14)の台湾遠征以来2度目。渡部は「変化球で打ち取る投球で勝負してきたい」と意欲を燃やしている。

 

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女子ソフトボールの韓国遠征メンバーに選ばれた東雲中の渡部

 

ねんりんピック、おもてなしは
 ねんりんピック秋田2017三種町実行委員会(会長・三浦町長)は29日、町役場で開かれ、マレットゴルフ交流大会(9月10、11日・同町、能代市)の参加者のおもてなしなどを協議した。参加者は全国各地の25チーム94人で、ジュンサイ汁などの振る舞いやクアオルトウオーキング体験などを通じ、町をアピールすることにした。

 

31日の紙面から

●独協大生が白神合宿で自然体験
 独協大経済学部国際環境経済学科の3年生21人が29日から3泊4日の日程で藤里町での白神山地合宿に取り組んでいる。エコツーリズムを生かした持続可能な農村地域づくりや農業を、自然体験やボランティア活動を通して実践的に学び、考える機会で、町民との交流を通して山里での暮らしや、息づく生活の知恵、食文化にも触れている。9月4~7日には2年生21人が来町する予定。

 

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白神山地合宿で藤里入りし、高齢者と交流する独協大の学生たち

 

●能代市議会定数見直しが具体化
 来春の改選への適用を目指した能代市議会の議員定数見直しの議論が具体化してきた。29日開催の第3回議員定数に関する検討会(伊藤洋文座長)では、各会派が定数に関する考え方を表明し、現行の議員定数22に対して平政・公明党は4減の「18」、希望と議会改革を推進する諸派の会の2会派は、それぞれ2減の「20」を主張した。改革ネットワークは、会派内で意見集約できていないなどとして、具体的な数字は示さなかった。9月15日予定の次回検討会で改めて協議し合う。

 

●おなごりフェス交通規制計画を確認
 第30回おなごりフェスティバルin能代2017(9月9日・能代市畠町通り)に向けた道路交通規制等の説明会は30日、同市柳町のプラザ都で開かれ、関係者がフェス当日の交通規制や警備計画などを協議した。フェス当日の計画によると、日中イベントが行われる柳町商店街では、松雲堂前~柳町ポケットパークを正午~午後5時、上町は平山はかり店付近~能代郵便局裏を午前11時~午後10時、夜のパレードが行われるメイン会場の畠町通りは午後5時~同10時に車両通行止めの措置を取る。

 

●今年産水稲、県北は「平年並み」に
 東北農政局県拠点は30日、8月15日現在の29年産水稲作柄概況を発表した。6月の低温による影響が見られたものの、全県の全もみ数と登熟は「平年並み」と見込まれ、作柄も「平年並み」となった。地域別では県北と中央はいずれも「平年並み」の見通しとしたが、7月下旬に大雨被害を受けた県南は「やや不良」とした。

 

●滞在型観光へ結束/能代山本
 能代山本1市3町の団体や企業、行政が連携して観光戦略を担う「あきた白神観光プラットフォーム」の設立総会が30日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。各市町のプロモーション強化事業を検討して助言を行い、地域連携DMO(観光地経営組織)の設立を視野に入れた取り組み体制の構築を目指す。会長に広幡信悦能代商工会議所会頭を選任した。

●秋季県北高校野球あす開幕
 来春のセンバツ甲子園につながる秋季県北地区高校野球大会は、9月1日に能代市の能代球場で開幕する。能代勢は、初日に能代と能代工が2回戦(午後0時20分)で対戦。能代松陽は3日の2回戦で大館桂桜と十和田の勝者と顔を合わせる。9校が参加し、10日までトーナメントを行い、5校が全県大会の切符を得る。二ツ井、能代西は部員不足のため男鹿海洋と3校連合チームを組み、中央地区大会に参加している。

 

●障害乗り越え歌声披露
 能代市出身で秋田きらり支援学校小学部4年の工藤陽理(ひらり)さん(秋田市)のミニコンサート「ようせいのうた」が、9月3日午後4時30分から三種町森岳のピエーノ・ディ・ソーレで開かれる。陽理さんは昨年7月に脳出血を発症し、左半身まひ、左半盲の障害が残りながらも、大好きな歌で多くの人に勇気や感動を届けている。当日は午後4時開場。チケット(1ドリンク付き)は中学生以上1千円、小学生500円、未就学児200円。申し込み、問い合わせは同店(☎0185・88・8820)へ。

 

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命の危機を乗り越え、大好きな歌でミニコンサートを行う陽理さん

 

●クマ出没警報を10月末まで延長
 県は、ツキノワグマの出没警報を10月末まで延長すると発表した。県内でクマの出没が相次ぎ、人身被害も発生していることを踏まえての判断。発令区域は県内全域。県は警報の期間を8月末までとしていた。これからの時期は水稲の収穫やキノコ採りなど屋外での行動も多いことから、注意を呼び掛けている。

 


 

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