11日の紙面から

●看護の日にちなみイベント
 近代看護の礎を築いたナイチンゲールの生誕日にちなんだ「看護の日」(5月12日)に合わせ、能代市の能代厚生医療センターと能代山本医師会病院で10日、血圧測定や健康相談などが行われ、来院者に〝看護の心〟を届けた。能代厚生医療センターはきょう11日まで。同市のジェイコー秋田病院は22日に同様の催しを行う。

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血圧測定などを通して健康をチェックした看護の日イベント(能代厚生医療センターで)

●三浦候補、田川候補ほぼ互角
 三種町長選は、きょう11日で選挙選も残すところ2日間となった。元国会議員政策秘書で新人の田川政幸候補(46)=豊岡金田字金光寺=と、3選を狙う現職の三浦正隆候補(65)=鵜川字西鵜川=は、支持拡大に向けて激しい攻防を展開している。両候補とも地盤で優位に立ち、他地域にも切り込んで票を積み上げるのに必死で、中盤情勢では、がっぷり四つの争いとなっている。13日の投開票に向け、両候補は最後まで支持獲得に全力を挙げる。

●三種町議選は混戦模様に各候補が必死
 三種町議選は、定数16に現職15人、新人5人の計20人が立候補した。前回26年は無投票で、8年ぶりの選挙戦となった今回は票の行方を読みづらい混戦模様が続いている。候補者を旧3町別で見ると、山本7人(現職6人、新人1人)、八竜7人(現職5人、新人2人)、琴丘6人(現職4人、新人2人)。政党別では共産の2人以外は無所属。年代は40代2人、50代2人、60代10人、70代6人。

●八峰町副町長 謹差で日沼氏に
 八峰町の町長、議員選後初となる臨時議会は10日開かれた。副町長の選任案と教育長の任命案にいずれも賛成多数で同意を与えた。副町長には元能代山本広域市町村圏組合消防本部消防長の日沼一之氏(66)=八森字立石=、教育長には元小学校長の川尻茂樹氏(61)=峰浜水沢字水沢=が同日付で就任し、森田新一郎町長はじめ新3役体制がスタートした。任期は副町長が4年、教育長は3年。

●森田町長が「結果を残す」と決意
 八峰町長選で初当選した森田新一郎町長は、10日に開かれた臨時議会の議案説明に先立ち「町民の負託と信頼に大きな責任の重さを感じながら、町民に満足していただけるような結果を残さなければならないと決意を新たにしている」と所信表明した。

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所信表明する森田町長

●門脇氏が新議長に/八峰町議会
 改選後初となる八峰町臨時議会は10日開かれ、正副議長選を行ったほか、当局提案の人事案3件と専決処分の報告4件を承認、同意を与えて閉会した。議長に門脇直樹氏(60)=八森字滝の間=、副議長には皆川鉄也氏(70)=峰浜水沢字水沢=をそれぞれ選出。議会選出監査委員には須藤正人氏(66)=八森字岩館=を選任した。

●常盤小中学校敷地にクマ出没
 10日午後0時10分ごろ、能代市常盤小・中学校敷地内で体長約1㍍のクマ1頭が目撃された。児童生徒58人にけがはなかった。同校は校内放送を流して注意喚起したほか、保護者に緊急メールを配信して送迎を依頼するなどの措置を取った。地元猟友会が駆け付けて警戒に当たったが、クマは米代川を泳いで対岸に渡った後、行方が分からなくなった。

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常盤小・中学校敷地内に出没したたクマ(10日午後2時15分ごろ、同中グラウンド南側の米代川右岸で)

●クマの農作物被害急増/能代市
 能代市がまとめた29年度の鳥獣による農作物被害によると、被害額合計は635万7千円に上り、28年度の2・75倍に急増した。ツキノワグマによる被害が5・61倍に増加したことが要因で、ニホンザルは微減だったが、依然発生。イノシシによる被害(1千円)も初めて確認された。市鳥獣被害防止計画(27~29年度)は、29年度目標をサルとクマの合計で被害額409万1千円に軽減すると掲げていたが、達成できなかった。

12日の紙面から

●子どもの安全見守りへ出発式
 日用品の個人宅配・共同購入サービスを行う生活協同組合コープあきた(秋田市)は11日、県内7カ所の事業所で子どもたちの安全を見守る「こども110番地域安全パトロール隊」の出発式を行った。能代山本を配送エリアとする能代センター(能代市臥竜山)では約30人の職員が式に臨み、トラック11台と営業車6台に分乗して地域に繰り出した。

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約30人が出席したこども110番地域安全パトロール隊出発式(能代市臥竜山で)

●激戦、三種町長選あす投票へ
 任期満了に伴う三種町長選と町議選は、あす13日に投票、即日開票される。8年ぶりの投票となる町長選は、届け出順に元国会議員政策秘書で新人の田川政幸候補(46)=豊岡金田字金光寺=と、3選を狙う現職の三浦正隆候補(65)=鵜川字西鵜川=による激しい一騎打ちを展開。選挙戦最終日のきょう12日は、両候補者とも午後8時の運動終了直前まで「最後のお願い」に力を込める。

●町議選も「4人落ち」で白熱
 三種町議選(定数16)には、現職15人、新人5人の計20人が立候補している。過去にないほどの混戦模様となる中、戦いはいよいよラストスパートを迎える。前回(26年)は無投票、前々回(22年)が定数1人オーバーの少数激戦で、8年ぶりの選挙戦となった今回は定数4人オーバーのし烈な戦いだ。

●ネギ販売25億円へ気勢
 県産ネギの生産拡大・販売強化に向け、JAグループ秋田や県は11日、秋田市内で生産者とともに機運を高める大会を開いた。県産ネギは28、29年度の販売高が20億円を突破しており、品質の向上や取引先の拡充などで2020年度に販売高25億円を目指す。県内でネギの生産は能代山本が盛んで、けん引役を担う。

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県産ネギの生産・販売を強化しようと生産者らが大会を開催(秋田市内で)

●能代市の観光客149万人余
 能代市は、29年の観光客数をまとめた。行事や施設、名所などへの入り込み客数は延べ149万7605人で、前年を6万6832人(4・3%)下回った。項目別では、5年目だった能代七夕「天空の不夜城」(8月3、4日)と、30回の節目だったおなごりフェスティバル(9月9日)がともに20万人で最多。市観光振興課は「天空の不夜城は全国への認知度が高まり、県内外からの問い合わせも例年以上に多かった」としている。

●バド団体、松陽が男女V
 第62回県北高校総体は2日目の11日、大館市と北秋田市、能代市を会場に9競技が行われた。能代勢は、バドミントン団体で能代松陽が男女ともに優勝を飾ったほか、陸上競技の男子円盤投げで小松魁人(能代松陽3年)、女子棒高跳びで久保田ひなの(同)が大会新で頂点に立った。剣道は牧野奨也(能代3年)が男子個人、藤原涼花(同)が女子個人を制した。きょう12日は13競技が行われる。

●能代は由利工と初戦
 第66回春季東北地区高校野球県大会(18~21日、26~27日・秋田市ほか)の組み合わせが11日、決まった。能代勢2校は2回戦から登場し、県北地区大会優勝の能代松陽が秋田修英─秋田商の勝者と、県北第4代表の能代は由利工と対戦する。上位3校は東北大会(6月7~11日・青森市)の出場権を得る。

●母の日商戦に熱
 13日の「母の日」を目前に、能代山本の大型店や生花店などではフラワーアレンジメントや衣料品などの商品が店頭に並べられている。「母の日」前日から当日にかけてのピークに向けて、各店舗では着々と準備が進んでいる。

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母の日に向けて店頭にはカーネーションなどが並ぶ(能代市中関の生花店で)

 

 

13日の紙面から

●宝の森林でワラビ採り
 天然山菜の商品化に取り組んでいる能代市二ツ井町梅内地区の住民有志でつくる梅内山菜倶楽部(藤田ひな子代表)は10日、同地区の〝宝の森林(やま)〟でワラビの収穫作業に汗を流した。ひょうか霜の被害に遭ったのか、茎に傷が付いたワラビが少なくなく、商品に向く上物を選別しながらの採取だったが、3時間足らずで約30㌔を収穫。今後はタケノコやミズなどが控えており、〝山菜ガール〟たちにとって、忙しくも楽しい季節だ。

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宝の森林はさながらワラビ畑。上物を選びながら収穫(能代市二ツ井町で)

●三種町長選きょう投開票
 任期満了に伴う三種町長選と町議選(定数16)は、きょう13日に投票、即日開票される。町長選は、届け出順に元国会議員政策秘書で新人の田川政幸候補(46)=豊岡金田字金光寺、無所属=と、3選を狙う現職の三浦正隆候補(65)=鵜川字西鵜川、同=が5日間にわたって舌戦を展開し、有権者の審判を待つばかりとなった。開票は午後7時から八竜体育館で実施し、町長選は午後8時20分ごろには当落が判明する見込み。

●町議選も混戦に「審判」
 三種町議選に立候補しているのは現職15人、新人5人の計20人。22年の定数1人オーバー、26年の無投票当選とは一転し、今回は4人オーバーと今までにない激戦。選挙戦最終日の12日は地盤を中心に遊説に全力を挙げ、5日間にわたる決戦を締めくくった。きょう13日午後9時20分ごろには新町議の顔触れが決まる見通しだ。

●こども七夕、来夏は不夜城と合同
 NPO法人青年クラブのしろ(加賀次朗理事長)の総会が11日夜、能代市柳町のプラザ都で開かれ、8月2日の「第56回こども七夕」で能代・能代白神両ロータリークラブが「自由参加灯籠」を1基製作し、運行に加わることを承認した。来年のこども七夕は8月4日に能代七夕「天空の不夜城」と合同運行する意向にあることが報告された。これらの新しい取り組みは、こども七夕の存続に向けた改革の一環。

●田植え作業がスタート
 能代山本地方で田植え作業が始まった。12日は朝から作業に精を出す生産者の姿が見られ、圃場(ほじょう)は徐々に緑に染まっている。地域によっては耕起や代かきが盛んに行われている所もあり、田植えは来週末に盛期を迎えるとみられる。

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能代山本で田植えがスタート。水田には緑鮮やかな苗が並ぶ

●エビネの花々個性豊かに
 能代エビネ愛好会(児玉昌明会長)のエビネ展は12日、能代市の能代エナジアムパークで始まり、かれんな花々が来場者を魅了している。同会は能代市の男女4人が所属。エビネが咲きそろう今の時期に毎年展示会を開いており、今回は約120鉢が並んだ。13日まで。

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かれんな花が来場者を楽しませているエビネ展

●能代が柔道、剣道団体男女V
 第62回県北高校総体は3日目の12日、大館市と北秋田市、能代市で13競技が行われた。能代勢は、能代松陽がソフトボールとバドミントン個人複男女、ソフトテニス個人女子で栄冠を手にした。能代は剣道団体男女、柔道の団体男女と個人男女7階級で優勝。能代西は柔道個人男子1階級を制し、ウエートリフティングは能代工が男女4階級で頂点に立った。最終日の13日は11競技が行われる。

●人形劇活動へ市民団体結成
 能代市の朗読劇グループ・ジャングルジムの代表を務める大山美文子さん(69)=同市寿域長根=が、市内の女性6人と共に市民団体「フッチー広場で『あそぼ!』」を立ち上げた。参加型の人形劇や大型絵本の読み聞かせなどを通じ、地域に元気を届けようと設立。27日に同市清助町の松風庵で初公演を行う予定で、「多くの人たちに楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。

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「フッチー広場で『あそぼ!』」を立ち上げた大山さん(中央)ら

 

 

14日の紙面から

●三種町長選 田川氏 初当選飾る
 任期満了に伴う三種町長選と町議選は13日投票、即日開票された。現職と新人による一騎打ちとなった町長選は、元国会議員政策秘書で新人の田川政幸氏(46)=豊岡金田字金光寺、無所属=が、3選を狙う現職の三浦正隆氏(65)=鵜川字西鵜川、同=をわずか147票差で下し、初当選を果たした。能代山本の首長選では近年まれに見る激戦で決着がついた。投票率は77・74%。前回26年は無投票で、前々回の22年に比べて7・69㌽低下。旧3町合併後最低となった。

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激戦をものにし、感極まった表情で万歳する田川氏(写真中央)

●町議選、現職15人全員当選
 定数を2削減し16議席を20人で争った三種町議選は、現職15人全員が当選し、新人1人も初陣を飾った。4人オーバーという過去にない激戦となり、新人4人が苦杯をなめる結果となった。トップ当選は平賀真氏の984票で、混戦模様の中でも前々回22年の3位(905票)からさらに票を積み上げた。2位は三浦敦氏の841票。地盤の浜田地区は3人が立候補して激戦区となり、前々回から減票したものの厚い支持基盤を見せた。3位は旧琴丘町議を含め通算12回目当選の児玉信長氏。上位はベテラン勢が占めた。一方、新人で唯一健闘した大山善治郎氏は645票を集め、5位当選を飾った。

●投票率過去最低77・74%
 13日に投開票が行われた三種町長・町議選の投票率は、町長選、町議選とも77・74%で、8割を割り込んだ。有権者に占める期日前投票者の割合は初めて4割を超え、制度の定着ぶりをうかがわせた。町長選の投票率は、合併後初となった18年が85・90%、22年は85・43%、26年は無投票。8年ぶりの選挙戦となった今回は、3期目を目指す現職に国会議員秘書を経験した新人が挑む一騎打ちとなり、地域の将来を占う激戦を展開したものの、投票率は前回比7・69㌽低下した。男女別は男77・76%、女77・73%だった。

●松陽、空手道男子V/県北総体
 第62回県北地区高校総体は最終日の13日、11競技が行われた。能代勢は、バレーボール女子の能代松陽が7年連続22回目の優勝を果たした。バスケットボールは男子が能代工、女子は能代松陽が制し、ソフトテニス団体は男女ともに能代松陽が頂点に立った。空手道男子団体組手は能代松陽、登山男子は能代工Aが制覇。陸上は男女3種目を能代勢が制した。

●役七夕 若者部会で意見交換
 能代役七夕五町組協議会の若者部会(会長・竹内興希大若若者頭)の第1回総会が12日夜、能代市柳町の柳町観音堂町民会館で開かれた。運行の中心を担う各若代表の若手で構成し、人員不足などの問題解決に向けたアイデアを五町組協議会に提案することなどを盛り込んだ規約を承認した。役七夕の各組、各若の枠を超えて若者頭クラスが一堂に集まって話し合いのテーブルに着くのは初めて。

●「木曜カフェ」17日から
 能代支援学校高等部の生徒たちによる「木曜カフェ」は、17日に能代市上町の夢工房咲く・咲くで今年度の営業を開始する。木曜カフェは、生徒のコミュニケーション能力の向上などを狙いに25年度にスタート。同市長崎の今出川珈琲館の定休日に店舗を借りて実施していたが、店側の都合により同店での営業は昨年度で終了。今年度から会場を咲く・咲くに移すこととなった。時間は午前10時30分~午後2時30分。

●小学校運動会シーズン
 能代山本の小学校の運動会シーズンが13日に始まり、8校で行われた。小雨が降るあいにくの天気となり、多くの学校では一部の種目を割愛するなどプログラムを短縮、児童らは徒競走や綱引きなどに元気いっぱいに取り組んだ。各会場には大勢の保護者や地域住民が足を運び、声援を送っていた。このうち、渟南(工藤克哉校長)では、全校児童が4組に分かれ、徒競走や綱引き、リレーといった定番種目や、大玉転がしやデカパンリレーなど学年別の競技に次々と挑んだ。運動会のピークは20日。

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運動会シーズンが到来。徒競走で力走する児童たち(能代市渟南小で)

●ナシの授粉作業に精
 八峰町峰浜地域で、ナシの花の授粉作業が終盤を迎えた。授粉適期に降雨や低温に見舞われた生産者も多く、順調な生育と出来秋を願いながら作業に当たっている。交配はナシの品質を決定づける重要な工程で、授粉は開花後3日以内に行うのが適期とされる。

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白い花を咲かせたナシの果樹園では人工授粉作業が終盤(八峰町峰浜水沢で)

 

15日の紙面から

●新庁舎に「北限の檜山茶」植樹
 能代市役所で14日、新庁舎の完成を記念した檜山茶の植樹セレモニーが行われ、市や県、檜山茶保存会、保育園児ら約50人が参加し、新庁舎正面玄関前ロータリーに茶の苗木25本を植えた。あいさつで斉藤市長は「昨年9月の庁舎完成から7カ月、市民・来庁者には素敵な建物だと喜んでもらっているし、職員も快適に仕事をこなしている」と報告しながら、「檜山茶は能代市にとって貴重な財産。市民の皆さんに成長過程を見て頂きながら、丹精込めて育てていきたい」と述べた。

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新庁舎の完成を記念し保育園児らが「檜山茶」の苗木を植樹(能代市役所前で)

●市議会 議長は平政・公明から
 改選後初となる能代市の臨時議会は、きょう15日に開かれ、正副議長選が行われるなど議会人事が決まる。交渉会派の平政・公明党、改革ネットワーク、希望の3会派は、議会運営や議会改革に関する議論に協調して取り組むことに合意が得られたとして、議長、副議長、議選監査委員の人選一本化を画策。議長は最大会派の平政・公明党から、副議長は改革ネットワークからそれぞれ輩出する方向で、調整が進められているようだ。

●桧山城跡で自然観察会
 のしろ桧山周辺歴史ガイドの会(小杉山久義会長)は13日、能代市の桧山城跡で自然観察会を開いた。参加者は桧山城の歴史や城跡に自生する草花について理解を深めた。この日は能代市や秋田市の歴史愛好者ら20人が参加した。

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ガイドの説明に聞き入る参加者

(能代市桧山の桧山城跡で)

●火力3号機取放水管据え付け
 能代市大森山の東北電力能代火力発電所で、発電に使った蒸気を冷やすための海水を運ぶ3号機の取放水管設備の据え付け作業が終了した。海水を取り込んで冷却に使った後に海に戻す設備で、28年夏から1年9カ月かけて総延長1・4㌔の鉄管を全て敷設し終えた。今後は土をかぶせて管の内側を塗装して仕上げ、今年秋の完成を目指す。

●能代高吹奏楽部が定期演奏会
 能代高吹奏楽部の第56回定期演奏会は13日、能代市文化会館大ホールで開かれ、息の合った演奏で訪れた500人を超す聴衆を魅了した。今回のテーマ「Shine」は前回テーマ「adventure」を踏まえ、「『冒険』した先にある『輝いた』未来へ前向きに突き進むイメージを表した」(久保裕夢部長)。3部構成で第1部では24年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲だった「さくらのうた」や本県出身の天野正道さんが作曲した「カプレーティとモンテッキ~『ロメオとジュリエット』その愛と死~」などを披露した。

●藤里町「春ウイーク」へ準備
 藤里町の白神山地世界遺産登録25周年記念事業実行委員会の第1回会議は11日、町総合開発センターで開かれた。4月に設置した準備委員会を移行したもので、イベントを集中開催する6月10~17日の「春の白神ウイーク」のイベント概要を聞き、成功に向け質疑や意見を交わした。次回は28日に開く。

●エゾタンポポ〝群落〟形成
 能代市二ツ井町小掛地区で、在来種のエゾタンポポが今が盛りと黄色の花を咲かせている。一般に見掛けるタンポポは、外来種のセイヨウタンポポがほとんどだが、この一角では在来種が外来種と混生しながらも、しっかりと根を張り、小さな〝群落”を形成している。

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エゾタンポポが外来種と混生し、たくましく咲く

●ジェイコー秋田病院が健康講座
 能代市緑町のジェイコー秋田病院の健康講座は、17日午後3時から同院2階健康管理センター大ホールで開かれる。同院副院長の大塚博徳医師が講師を務める。来院者や地域住民らを対象に、健康増進や病気予防などに役立ててもらおうと開催。昨年度まで「市民講座」の名称で計4回実施した。今年度1回目は大塚副院長が講師を務め、「どのような人が手術になるの?~整形外科編~」と題して講話する。午後4時まで。参加無料。

 

 


 

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