2018年6月

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1日の紙面から

●ゆめろん前にPR砂像/三種町
 高知県黒潮町の砂の彫刻家、松木由子さん(46)が、三種町大口の砂丘温泉ゆめろん前で、サンドクラフト(7月28、29日・釜谷浜)をPRする砂像を完成させた。松木さんにとってサンドクラフトはプロの道を歩むことになった「原点」。「サンドクラフトに来てくれる人が増えてほしい」という思いを込めて制作した。さまざまな動物が愛きょうを漂わせる作品となり、来館者の興味を引き付けている。

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ゆめろん前で砂像を制作した松木さん

●本因坊戦あすから能代決戦
 井山裕太本因坊(29)=本因坊文裕(もんゆう)、九段=に山下敬吾九段(39)が挑む第73期本因坊決定戦七番勝負第3局(毎日新聞社、日本棋院など主催)は、2、3両日に能代市柳町の旧料亭金勇で行われる。7連覇を懸けた井山本因坊と7期ぶりの本因坊返り咲きを目指す山下九段の対決は、現在1勝1敗の五分。王者が連勝で勢いに乗るか、挑戦者が再びリードするか、熱戦が期待される。1日はアマチュアの記念囲碁大会や両対局者も参加しての前夜祭が開かれる。

●能代港を洋上風力の拠点に
 「能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会」(仮称)の第1回設立準備会は31日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、同盟会の設立と設立趣意書を承認した。メンバーは県北を中心とする7市町の首長と能代・大館両商工会議所の会頭で構成し、斉藤能代市長を会長に選任。8月28日に設立総会を開催することを確認した。

●一般ごみ前年度比1%減量を
 能代市環境審議会(小泉亮会長)は先月30日、市役所で開かれ、ごみ(生活系・事業系)の計画収集運搬量を前年度実績比1・0%減の1万9636㌧と見込んだ今年度一般廃棄物処理実施計画案を承認した。

●米代川増水に備え連携を確認
 能代市の二ツ井地区福祉施設防災連絡会(会長・松岡修蔵特別養護老人ホームよねしろ施設長)は先月30日、米代川の増水を想定した避難訓練を実施した。特養やデイサービス、グループホームなど8施設の利用者を福祉避難所に指定されている二ツ井高体育館へ避難させ、有事の際の連携や課題を確認。同校も全校生徒が参加、車椅子利用者の介助や物品搬入など避難所運営を体験した。

●ガソリン高騰 1㍑150円超
 ガソリンや軽油などの石油製品の価格が高騰している。石油情報センターが先月30日に公表した本県のレギュラーガソリン(同28日現在・1㍑)の平均小売価格は148円で、26年12月以来の高値。能代山本の給油所では、150円を超える店舗も見られる。中東情勢の緊迫化で卸値が引き上げられていることが背景にあり、同センターは今後も高値傾向が続くとみている。事業所や生産者からは燃料費負担の増加を懸念する声が聞かれている。

●チャレンジデー三種と八峰は勝利
 先月30日に全国一斉に行われた住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2018」は同日午後9時で終了し、能代山本4市町の参加率は能代が62・4%(前年比11・6㌽増)、三種58・7%(同10・2㌽増)、八峰71・9%(同2・5㌽増)、藤里86・5%(同3・2㌽増)で、いずれも前年を上回った。三種町が3町対決を制し、八峰町も勝利。能代市と藤里町は黒星を喫した。敗れた自治体は、相手自治体の旗を1週間掲揚するのがルール。能代市役所では31日、ポールに南条市の旗を設置。能代市旗を従えるようにはためいている。

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能代市役所にはためく沖縄県南城市の市旗(左)

●ミス・フレッシュに能代から2人
 県産農産物を全国にPRするキャンペーンガール「ミス・フレッシュ」の委嘱交付式が31日、秋田市内で行われた。第31代のミス・フレッシュには能代山本関係で、若狭愛里さん(25)=能代市豊祥岱、臨時職員=、能上柊さん(20)=能代市大瀬侭下出身、東京都在住、タレント=が選ばれ、県産農産物の消費拡大に向けて活躍を誓った。

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第31代ミス・フレッシュに選ばれた能上さんと若狭さん(左から)

 

2日の紙面から

●金勇対局きょう幕開け/本因坊戦
 能代市の旧料亭金勇で2年ぶり3回目の開催となる囲碁の本因坊戦(第73期本因坊戦七番勝負・第3局)の前夜祭が1日、同市柳町のプラザ都で開かれた。対局者の井山裕太本因坊(29)=本因坊文裕、九段=と山下敬吾九段(39)が出席してそれぞれ決意表明を行い、名勝負を期待する県内外の囲碁ファン、関係者ら約130人の参加者で盛り上がりを見せた。対局は2、3の2日間。初日の対局は午前9時に始まる。

 

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皆さまに楽しんでもらえる碁をお見せしたい」と語る山下九段   「感謝を込めてベストを尽くしたい」と意気込む井山本因坊

アマ棋士62人が盤上で熱く
 第71期本因坊戦の能代市開催を記念した囲碁大会が1日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。地元の能代山本をはじめ県内全域と青森県からアマチュア棋士62人が集結。2日からの「本戦」に負けじと熱のこもった戦いを展開し、囲碁愛好者同士、世代や地域の枠を越えて交流の輪を広げた。

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市内外から集まった62人のアマチュア棋士が熱戦を展開(能代市柳町のプラザ都で)

●高校生就活、求人受け付け
 来春の高校卒業予定者を対象とした求人の受け付けが1日、県内の各ハローワーク(職安)で始まった。能代職安では、20事業所から105人分を受理した。昨年の初日より事業所で7カ所少なかったが、求人は13人増。同職安は地元就職の推進に向け、事業所に早期提出を呼び掛けている。

●水利施設の大規模改修へ
 戦後の大規模事業となった「国営能代開拓」で整備された農業水利施設の大規模改修が計画されている。管理する能代地区土地改良区(今野清孝理事長)によると、藤里町の素波里ダムを水源とするパイプライン(総延長427㌔)の老朽化に伴うもので、東北農政局による国営事業として計画。今年度からは地域課題や整備構想を検討する「地域整備方向検討調査」に着手し、遅くとも2026年度の事業着工を目指す。

●のしろ産業フェア10月13、14日に
 「のしろ産業フェア2018」の第1回実行委員会は1日、能代市役所で開かれ、10月13、14両日に市総合体育館で開催することを決めた。市内の木材、宇宙開発、工業など多様な産業に触れられる体験企画の充実に向けて検討することを確認した。

●児童生徒と通学路点検
 登下校中の子どもが事件や事故に巻き込まれるのを防ごうと、能代署は先月31日、能代市向能代小の児童、東雲中の生徒と共に校舎周辺の通学路の点検を行った。児童生徒が参加する通学路点検は県内初の試みで、児童は徒歩で、生徒は自転車に乗って通い慣れている通学路を見て回り、身近に潜む危険に理解を深めながら防犯と交通安全の意識を高め合った。

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向能代小児童が通学路を歩きながら身近に潜む犯罪・交通危険箇所を確認

●野外コンサートに岡本真夜さん
 三種町の森岳温泉夏まつりを主催する町山本地域活性化イベント実行委員会(石井雄大会長)の総会は先月31日、同町森岳のホテル森山館で開かれ、まつりの内容を固めた。今年は8月19日に惣三郎沼公園で開催し、「TOMORROW」の大ヒットで知られる岡本真夜さんの野外コンサートをはじめ、流しジュンサイや花火の打ち上げなど多彩な企画を行う。役員改選では石井会長(ホテル森山館)を再選した。

●衣替えの季節到来
 6月に入り能代山本の中学校や高校で、制服が夏服へと切り替わる「衣替え」の季節を迎えた。1日は曇り空が広がり肌寒い日となったが、中には夏服で登校する生徒たちも見られ、住民に季節の移り変わりを感じさせていた。この日の能代市能代地域の最高気温は平年より3・7度低い17・4度(午後0時58分)で5月上旬並み。気圧の谷や寒気の影響で曇りとなった。このため、通勤・登校の時間帯はスーツやブレザーなど上着を羽織る人が多かった。

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衣替えの季節を迎え、夏服で登校する生徒たち(能代市元町で)

3日の紙面から

●本因坊戦 金勇で注目の第3局
 井山裕太本因坊(29)=本因坊文裕、九段=に山下敬吾九段(39)が挑戦する囲碁の第73期本因坊戦七番勝負第3局が2日、能代市柳町の旧料亭金勇で始まった。初日は山下九段が61手目を封じて、打ち掛け(中断)となった。対局はきょう3日午前9時に再開、夜までに決着する見通し。木都を象徴する金勇を舞台にしたみたびの能代決戦に、囲碁ファンらの注目が高まっている。

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張り詰めた空気の中、本因坊戦第3局が始まった

(能代市柳町の旧料亭金勇で)

●戦況に囲碁ファンくぎ付け
 能代市の旧料亭金勇で2日開幕した井山裕太本因坊に山下敬吾九段が挑戦する囲碁タイトル戦「第73期本因坊決定戦七番勝負」の第3局。午後からは大盤解説会が対局場近くのプラザ都で開かれ、注目の一番を観戦しようと市内外から熱心なファン約60人が詰め掛け、序盤から白熱する名勝負にくぎ付けとなった。

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囲碁ファンが熱心に耳を傾けた大盤解説会

(能代市柳町のプラザ都で)

●作業歌でにぎやかに田植え
 伝承歌(作業歌)を楽しみながら田植えをするイベント「唄おう田植え」が2日、三種町鵜川字夕日沢の水田で開かれた。同町浜田の森山大輔さん(43)が中心となって進めているプロジェクトで、県内外の約30人が参加し、田植え唄を歌いながらにぎやかに作業。かつての農村の光景を思い浮かべながら、楽しい時間を過ごした。

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歌いながら田植えを楽しむ参加者

(三種町鵜川で)

●生薬栽培で連携協定を締結
 生薬の栽培促進を目指し、八峰町と東京生薬協会(東京都)、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府)による連携協定書の調印式が1日、町役場で行われた。27年に結んだ協定期間が3月末で終了したため、森田町長や同協会関係者が改めて協定書を取り交わし、栽培技術の指導など連携態勢を確認するとともに、産地拡大や農業振興につながるものと期待を寄せた。

●県があきた白神認定ガイド講習
 県の「あきた白神認定ガイド講習」は2日、藤里町の白神山地世界遺産センター藤里館で開講した。県内では初めてとなる認定制度で、県内外の25人が受講。初回はガイドの基礎知識を学ぶ座学と実技講習を行った。受講者は認定ガイドを目指し、知識と技術の習得に励んだ。

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白神の魅力を伝える人材を養成する「あきた白神認定ガイド講習」が開講(藤里町で)

●後藤がウエート女子2連覇
 第64回県高校総体は2日、秋田市や横手市などで23競技を行った。能代山本勢は、ウエートリフティングの女子63㌔級で後藤叶(能代工2年)が大会新記録で2連覇し、空手道の男子個人形は常盤中出身の佐藤秀威(男鹿工3年)、フェンシングの男子個人フルーレは東雲中出身の成田航也(秋田北鷹同)が制した。空手道の女子団体組手は能代松陽が準優勝した。きょう3日は21競技が行われる。

● 能代、能代工がコールド快勝
 第63回県高校軟式野球春季大会は2日開幕、能代市の能代球場で1回戦2試合を行った。能代は秋田に11─0の8回コールド、能代工は本荘に9─2の7回コールドで快勝した。3日は準決勝が行われ、能代は午前10時から秋田商、能代工は午後0時30分から秋田工と対戦。優勝チームは東北大会(16~18日・大館市樹海ドーム)に出場する。

 ▽1回戦
能代03020105 11
秋田00000000 0
    (8回コールド)

能代工5200002 9
本 荘1000100 2
    (7回コールド)

●能代駅周辺に「ゾーン30」設定
 能代署は、4日から通行車両の最高速度を区域に定めて30㌔に規制する「ゾーン30」の取り組みをJR能代駅の周辺一帯で実施する。周辺を走る車の速度や交通量を抑制し、子どもや高齢者を安全につなげることが目的で、同署は「さまざまな機会に合わせて周知していく。運転者には歩行者ファーストの意識を持って運転してもらいたい」と呼び掛けている。

 

4日の紙面から

●有事に備え能代市で水防訓練
 能代市水防訓練は3日、同市二ツ井町滑良子川端地内の米代川右岸の桜づつみ公園付近で行われ、市消防団員が「シート張り工法」と「積土のう工法」にそれぞれ取り組み、出水期に向けて水防体制を確認した。

出水期に備え、水防訓練に取り組む消防団員たち(能代市二ツ井町滑良子川端で)

●井山7冠 本因坊戦第3局を制す
 第73期本因坊決定戦七番勝負の第3局は3日、能代市柳町の旧料亭金勇で再開し、井山裕太本因坊(29)=本因坊文裕(もんゆう)、九段=、挑戦者の山下敬吾九段(39)ともに真っ正面から打ち合う激しい攻防の末、白番の井山本因坊が中押し勝ちして対戦成績を2勝1敗とした。天然秋田杉をふんだんに使った木都能代の象徴を舞台にした26、28年に続く本因坊戦は、今回も成功裏に終了した。第4局は12、13日に大阪府吹田市で行われる。

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終局後、感想戦を行う井山本因坊(右)と山下九段(能代市柳町の旧料亭金勇で)

●「本因坊のまち」をアピール
 旧料亭金勇を会場に2、3両日行われた囲碁の本因坊戦。井山裕太本因坊と山下敬吾九段による名勝負を支えようと、本因坊戦能代市開催実行委員会(委員長・斉藤市長)など地元関係者は、受け入れの環境づくりや能代の食でのおもてなしなど市民を挙げて2年ぶり3回目の開催を歓迎。県内外に「囲碁・本因坊のまち」を改めてアピールした。

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対局会場の旧料亭金勇では、囲碁関係者に地元の味を提供しておもてなし

●ゆめろん、当期純利益97万余
 三種町大口のゆめろんの定時株主総会は先月29日、ゆめろんで開かれ、29年度決算を承認した。29年度の入館者・宿泊者数は前年比3822人(2・2%)増の17万7268人で、97万3489円の当期純利益を計上した。取締役会も開き、代表取締役に田川町長を選出した。

●峰浜培養が4年連続の黒字計上
 菌床シイタケのほだ(菌床ブロック)などを製造する八峰町の第三セクター・峰浜培養の定時株主総会は先月29日、同町八森のハタハタ館で開かれ、4年連続の黒字となる1679万円の当期純利益を計上した29年度決算などを承認した。前町長の加藤和夫氏が代表取締役を退任、新たに森田町長が代表に就任した。

●島田がウエート男子105㌔級V
 第64回県高校総体は3日、秋田市や横手市などで21競技を行った。能代勢はウエートリフティングの男子105㌔級で島田清斗(能代工3年)が頂点に立ち、バドミントン男子団体は能代松陽、剣道女子団体は能代が準優勝した。フェンシングの男子団体は東雲中出身の成田航也(3年)がメンバー入りする秋田北鷹、ソフトボール女子は能代山本出身者7人を擁する秋田北が優勝を飾った。4日は16競技が行われる。

●軟式野球、能代勢2校決勝進出
 第63回県高校軟式野球春季大会は2日目の3日、能代市の能代球場で準決勝が行われた。能代は秋田商に12─1の6回コールドで圧勝し、能代工は秋田工に4─3で競り勝った。最終日の4日は午前10時から同球場で決勝が行われ、東北大会(16~18日・大館市樹海ドーム)出場を懸けて能代と能代工が対戦する。

 ▽準決勝
能 代100074 12
秋田商100000 1
   (6回コールド)

能代工000021001 4
秋田工010100001 3

●学童野球、第四と八森が全県へ
 高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球県大会能代市予選は3日、同市の赤沼球場で準決勝と決勝を行った。決勝は第四が渟西を13─1の5回コールドで下して2連覇を飾った。一方、山本郡予選は、藤里町の清水岱公園野球場で準決勝と決勝を行い、決勝は八森ブルーウェーブが藤里クラブに13─6の5回コールドで勝利し、3年ぶりの優勝。第四と八森は23日に潟上市で開幕する全県大会の出場権を得た。

 

5日の紙面から

●能代山本「真夏日」まであと少し
 能代山本地方は4日、最高気温が28度を超え、今年一番の暑さとなった。街を出歩く住民らは半袖で日傘を差し、気持ち良さそうに水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた。秋田地方気象台によると、この日の能代市能代地域の最高気温は平年を7・1度上回る28・7度(午前10時46分)で8月上旬並み。八峰町八森は24・0度(午後2時22分)で7月上旬並みの暑さとなった。

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今年一番の暑さの中、水遊びを楽しむ親子(能代市大森山の能代エナジアムパークで)

●三種町 監査委員に元職員提案
 三種町は4日、6月定例議会を12日に招集すると告示した。議案は農業委員会委員の任命や監査委員の選任など41件。監査委員は、議会選出委員を置かず識見委員が2人という態勢に改めるため選任する。町職員OBで社会福祉法人理事の田中金光氏(67)=鹿渡字片カリ橋=を提案する。

●松くい虫被害木、大幅に減少
 県山本地域振興局が29年度に能代山本の民有林で確認した松くい虫の被害木は7585立方㍍で、前年度比4994立方㍍(39・7%)減と大幅に減少した。1万立方㍍を割り込んだのは22年度以来7年ぶり。松くい虫の羽化期に当たる夏場から低温多雨が続き、虫の活動が抑制されたためとみられる。被害量は県全体の70%に上るが、管内の海岸民有林で見ると1%の被害にとどまっている。

●松陽男子Sテニス2連覇飾る
 第64回県高校総体は4日、秋田市や横手市で16競技を行った。能代山本勢は、ソフトテニス男子団体で能代松陽が2連覇した。バレーボール女子は能代山本出身者3人がメンバー入りする秋田北が優勝し、フェンシングの男子個人サーブルは東雲中出身の成田航也(秋田北鷹3年)が制した。バスケットボール男子は能代工が決勝進出を決めた。最終日の5日は9競技が行われる。

●高校軟式野球、能代が能工破りV
 第63回県高校軟式野球春季大会は最終日の4日、能代市の能代球場で決勝を行った。能代工─能代の地元勢対決は、能代が22─1で大勝し、2年連続20回目の優勝を飾った。能代工の準優勝は10年ぶり。能代は本県代表として2年連続4回目の東北大会(16~18日・大館市樹海ドーム)に出場する。

 ▽決勝
能代工000000001  1
能 代47100334X 22

●400歳野球参加受け付け始まる
 第78回400歳野球大会(北羽新報社主催)の参加申し込みは4日、能代市西通町の北羽新報社で始まり、初日は4チームが届け出た。一番乗りは地域チームの鶴形ジョーダンズで、今大会に懸ける意気込みをうかがわせた。申し込み締め切りは9日で、受け付け時間は午前9時~午後4時(9日は正午)まで。

●白神巡視員、シカ対策で情報共有
 白神山地世界遺産地域巡視員会議は2日、八峰町八森のファガスで開かれ、今年度事業計画を確認した。遺産地域周辺で目撃情報が相次ぐニホンジカについては、侵入源とされる岩手県の生息状況や取り組みが報告され、効果的な対策の検証に向けて関係機関が情報共有を図った。

●元気に育てと願いアユの稚魚放流
 八峰町峰浜小(松田武校長)の5年生は4日、同町の水沢川にアユの稚魚を放流した。元気に育つよう願いながら優しく川に放ち、古里の川をきれいに保つことを誓い合った。住民有志のグループ・岩子桜の里(佐々木慶夫会長)の協力を得て実施。地域の自然環境に触れる機会にと19年に旧岩子小児童を対象に始め、学校統合した旧水沢小、峰浜小でも続けている。

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「大きくなってね」と願いを込めてアユの稚魚を放流(八峰町の水沢川で)

 


 

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