26日の紙面から

●北前船の航路たどり能代港へ
 江戸〜明治時代に北海道と本州の交易を支えた商船群「北前船」などの航路をたどるヨット「サザンクロス号」が25日、能代市の能代港に寄港し、市職員らの出迎えを受けた。下船した乗員4人は北前船にちなんだ日本遺産の関連文化財や旧料亭金勇を訪れた。

z25p02サザンクロス号寄港1

能代港に寄港したサザンクロス号

●郷土史研究家「挽き臼の墓」に
 瀬戸内海に浮かぶ香川県塩飽(しわく)諸島の郷土史を調べている長崎県諫早市の塩飽史談会員、吉田幸男さん(70)が25日、北前船の船乗りで「天保の飢饉(ききん)」で飢えに苦しむ能代の人々を救ったとの言い伝えがある塩飽出身の紙谷仁蔵(かみやにぞう)=?─1861年=の「挽(ひ)き臼の墓」がある能代市萩の台の光久寺(成田幸広住職)を訪れた。吉田さんは「紙谷はコメを流用したが能代衆を救った人。遠く離れた地域の奇妙な縁を感じる」と感慨にふけった。

z25p01塩飽郷土史家が来能

紙谷仁蔵の挽き臼の墓を訪れた吉田さん(左)と成田住職(能代市萩の台の光久寺)

●議会基本条例策定で初協議
 能代市議会議会基本条例策定特別委員会(落合範良委員長)は25日、市役所で開かれた。議会改選後に再設置されて以降この日が実質的な初協議で、改選前の同特別委で調査・協議した事項は全て引き継ぐことや、8月中をめどに開催する次回委員会で今後の調査・検討の進め方や策定スケジュールなどについて話し合うことを決めた。

●釜谷浜のごみ一掃に400人が汗
 三種町の釜谷浜海水浴場クリーンアップは25日、行われた。地元の小中学生や各種団体、町職員など約400人が参加。海水浴シーズンやサンドクラフトの開幕を前に砂浜をきれいにしようと、人海戦術でごみを一掃し、環境美化に汗を流した。海開きは7月7日。また、サンドクラフト(7月28、29日)に向けて砂像の型枠作りなどの準備がもうすぐ始まる予定で、釜谷浜は夏本番のにぎわいを見せる。

d25p04

人海戦術で釜谷浜をきれいにする参加者

(三種町で)

●藤里町議会7カ所で町民会議
 藤里町議会は、7月3日から町内7カ所で町民会議を開く。町民の声を町政や議会活動に反映させ、町民の生活や環境の改善を図ることなどが目的で、今年で10回目。昨年度から町民が参加しやすい時間帯を探るため、藤琴地区は夜間開催のままだが、6カ所は日中に開いており、初日は午後7時、4~6日は午後2時から開く。開催日と会場は次の通り(初日は議員全員が出席し、4日以降は2班に分かれる)。▽3日=総合開発センター▽4日=中通会館、金沢体育館▽5日=大沢会館、婦人若者等活動促進施設▽6日=粕毛交流センター、米田交流会館

●能代逸品会が来月1日にフェア
 能代市内の商店主でつくる能代逸品会(工藤誠記会長)は、7月1日午後2時から同市柳町のプラザ都で「逸品フェア」を開く。26の加盟店が自慢の商品や料理を販売したり、サービスを提供したりして専門店の魅力を発信する。同会は25年3月に発足。現在は衣料、生活雑貨、食品、飲食などの44店が加盟している。

●アルビオン 藤里産ヨモギで新商品
 高級化粧品メーカー・アルビオン(本社・東京都中央区、小林章一代表取締役社長)は、藤里町の直営圃場(ほじょう)で栽培したヨモギから抽出された高機能成分を配合した新商品を11月に発売すると発表した。フランスの化粧品原料メーカーの独自技術でエイジングケアに効果がある成分の抽出が可能になり、商品開発できたという。アルビオンは現在、自社向けのエキス抽出のため原草のヨモギをフランスへ送っているが、年内にも輸出を本格化させる予定。

f21p01アルビオンのヨモギ

白神パイロットファームで栽培されているヤマヨモギ(藤里町で)

●バレエ「コッペリア」上演へ稽古
 能代市末広町の谷内クラシックバレエスクール(谷内尚子主宰)の第22回バレエコンサート「コッペリア」は、7月1日午後1時30分から市文化会館大ホールで開かれる。本番を目前に控え、出演する生徒たちは練習に汗を流し、完成度を高めている。当日は午後1時開場。チケットは前売り800円、当日900円で同会館などで取り扱っている。問い合わせは同スクール(☎0185・52・1215)へ。

p16p03谷内バレエ・コンサート事前練習2

本番に向けて、舞台上での動きや振り付けを確認する生徒たち

27日の紙面から

●東京フィルが浜口小に
 三種町浜口小(加藤美樹校長)に26日、東京フィルハーモニー交響楽団が来校し、全校児童90人がバイオリンやホルンなどの四重奏に聴き入った。また、9月13日に同校で行われる本公演に児童たちも参加することを知らされ、町や学校の良さを考えて交響曲の歌詞に盛り込んだり、体全体を打楽器にする「ボディーパーカッション」に挑戦したりし、音楽の面白さを味わった。

b26p021

間近で生演奏を披露した東京フィルハーモニー交響楽団(浜口小で)

●白神ねぎ「15億円産地」目指す
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の「白神ねぎ10億円販売達成プロジェクトチーム会議」は26日、能代市荷八田の同JA能代営農センターで開かれた。29年度販売実績が14億2300万円余りと過去最高を記録したことを踏まえ、今年度は販売額15億円を計画。「15億円産地」の形成を目指し、大規模園芸拠点の整備・拡充をはじめ、「白神ねぎギフト」の販売や「白神ねぎラーメンコンテスト」の開催など、販売強化、知名度向上にも精力的に取り組んでいくことを確認した。

●米代川に簡易水位計36基設置へ
 米代川大規模氾濫に関する減災対策協議会は26日、能代市鰄渕の国交省能代河川国道事務所で開かれ、減災に向けたハード・ソフトの取り組み状況を確認した。水位観測に特化した簡易水位計(危機管理型水位計)が8月末までに36基設置される予定となっており、きめ細かな水位把握が可能なると期待されている。

●惣三郎沼公園 遊具を更新
 三種町は今年度、森岳地区にある惣三郎沼公園の遊具の更新に取り組む。設置から30年ほど経過し、老朽化から使用禁止となるなど4種類の遊具を撤去した上で、新たに同規模の遊具を整備する。6月補正予算で関連事業費を措置した。年内に完成させる考えで、町は「子どもたちが安全に遊べるようにしたい」と話している。

●銀河連邦子ども大使6人任命
 7月に宮城県角田市で行われる銀河連邦子ども留学交流事業に参加する能代市の小学5年生6人を対象とした説明会は25日、同市役所で開かれた。児童たちは「子ども大使任命書」を受け取り、互いに自己紹介をして事業に向けて気持ちを高めた。

p25p06銀河連ポ子ども大使任命2

留学交流する児童に「子ども大使任命書」が手渡された

●藤里町商店街 事業継続は25%
 藤里町は、町内の事業所を対象に実施した商店街の活性化に関わるアンケート調査の結果をまとめた。経営者は60歳以上が8割を占め、高齢化が進んでいる実態が浮き彫りになり、「自分の代」や「近い将来」で営業を「やめる」との回答が6割を超えた。廃業後の店舗を「貸し出す」は少数で、起業・創業希望者の物件探しも難渋しそうな状況だ。

●常盤中11月3日に閉校式典
 能代市の常盤中が31年4月1日付で東雲中に統合することに伴い、両校の校長やPTA役員らによる第2回統合準備委員会が25日夜、東雲中で開かれた。11月3日に行う常盤中の閉校記念式典の内容や予算、スクールバスの時刻表などについて確認し、スムーズな統合に向けて意見を出し合った。

●月替わりクレープが人気呼ぶ
 三種町のさんばりおのキッチンカー・バリオカフェが、今年度から月替わりクレープを販売し、人気を集めている。4月はエビアボカド、5月は明太子と続き、6月はピーチ(350円)。桃缶とホイップクリーム、イチゴソースをクレープの生地でくるんだもので、あっさりした甘さが特徴という。同社は「好評なら定番メニュー化したい。7月以降も楽しみにしてほしい」と話している。

d22p01クレープ

月替わりクレープの「ピーチ」

28日の紙面から

●おいしく育ってね、ナシ袋掛け
 能代市渟南小(工藤克弥校長)の5年生31人が26日、同市出戸本町の果樹園でナシの実に袋を掛ける体験をし、児童らは梅の実ほどに育った幸水に丁寧に袋を掛けた。市の食育事業「日本なし農作業体験」として毎年市内の小学校を対象に実施。同市出戸本町の農業、山田佳正さん(67)方のナシ畑約60㌃の一部で実施した。

m26p01

ナシの実の袋掛けに挑戦する児童

(能代市出戸本町で)

●JA白神、合併協議 慎重に進める
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の第20回通常総代会は27日、能代市文化会館中ホールで開かれた。当初の合併期日(今年4月)を延期したJA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)との合併について佐藤組合長は「今後も組合員の声を聞きながら慎重に協議を進めていく」と述べたが、今後の見通しや協議内容への具体的な言及はなかった。議事では29年度事業報告・剰余金処分案、園芸メガ団地事業の推進などを盛り込んだ今年度事業計画などを承認した。

●JAやまもと、剰余金2億529万円
 JA秋田やまもと(米森萬寿美組合長)の第20回通常総代会は27日、三種町琴丘総合体育館で開かれ、29年度事業報告や剰余金処分案などを承認した。29年度の当期剰余金は前年比4680万1千円増の2億529万1千円で、5年連続の黒字を確保した。また、園芸メガ団地等に取り組む生産者を支援するため園芸振興積立金を創設し、剰余金のうち8千万円を積み立てることを決めた。

●こども七夕24基の灯籠が運行
 今夏のこども七夕(8月2日)は、昨年より2基多い24基の灯籠が参加することが決まった。能代市中心部の国道101号を運行し、能代の七夕ウイークの幕開けを告げる。26日夜に同市元町の能代商工会館で参加者説明会があり、灯籠の配列やイベントの概要などを確認した。

●鶴形、崇徳小10月に閉校式
 31年4月に能代市第五小と統合する鶴形、崇徳の3校の学校関係者による第3回統合準備委員会が26日夜、第五小で開かれた。10月に行う閉校記念式典のスケジュールや市民への周知、スクールバスの試行運転などについて出席者が活発に意見交換した。鶴形小の閉校記念式典は10月14日午後1時30分、崇徳小は同28日午前9時30分に実施する予定。

●地域貢献助成金で記念誌制作へ
 日本教育公務員弘済会秋田支部が県内の特色ある教育活動に助成する地域貢献賞の今年度対象校に、能代山本から小中高計7校が選ばれた。このうち、学校統合により今年度で閉校する能代市鶴形小(小玉リツ子校長)は、住民が教育活動に積極的に参加し、地域一体となって子どもたちを見守る環境が評価された。同校は助成金を記念誌の制作などに活用する方針で「学校と子どもたちの姿を地域の記憶としてしっかり残したい」としている。

●能代西高でドローン操縦体験
 能代西高(藤田仁志校長)で27日、生物資源系列の3年生18人を対象としたドローン(無人航空機)の体験講習会が開かれた。生徒たちは、講話を通じてドローンが農薬散布など農業分野で実用化が進んでいることを学んだほか、実際に操縦を体験し、最先端の技術に触れた。

b27p03西高でドローン講習会

ドローンを操縦する生徒たち(能代西高で)

●光交錯 ホタルが乱舞/藤里町
 藤里町で、ゲンジボタルの乱舞が始まった。粕毛地区の観賞スポットでは、地域住民らが、春から夏へと季節の移り変わりを感じながら、小さな光が飛び交う光景に見入っている。同町にはゲンジボタルやヘイケボタルが生息し、観賞ポイントが数カ所あり、例年6月下旬から8月にかけて、順次「見頃」を迎えるという。

f26p10

今年もホタルが舞う季節が到来。幻想的な光景が見られている(藤里町粕毛地区で、多重露光)

29日の紙面から

●ジュンサイ摘み取りを体験
 全国農協観光協会のツアーが28日まで3日間、三種町などで行われた。同町の田舎ぐらし大学みたねが企画協力し、参加者がジュンサイの摘み取りなどを楽しんだ。都市と農村の交流を図るツアーで、千葉や埼玉、東京の60~80代の男女6人が参加。初日の26日は角館の散策や秋田内陸線の乗車、27日はマタギの話を楽しみ、午後に三種町に入った。

d28p02

ジュンサイの摘み取りを楽しむ参加者

●八峰町で最大級の風車建設進む
 八峰町峰浜沼田の海岸林で大型風車の建設が進められている。準大手ゼネコンの前田建設工業(東京)が出資する「八峰風力開発」(藤谷雅義代表取締役、東京)が高さ130㍍超の風車を7基建てる計画で、31年4月の運転開始を目指す。出力は1基3200㌔㍗で能代山本で最大規模。同町で大型風車が建設されるのは初めて。現在3基目が据え付けられ、国道101号から見ることができる。同社は地元の子どもたちに風力発電を身近に感じてもらおうと、7月28、29日に輸送途中の巨大な羽根を近くのポンポコ山公園に展示する計画を進めている。

●JA白神、青果物販売20億目指す
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の青果物販売額20億円達成に向けたプロジェクトチーム会議が26日、能代市荷八田の同JA能代営農センターで開かれた。今年度は3カ年計画の最終年。販売額20億円を目指し、主力品種「白神ねぎ」の取り組み強化のほか、秋冬キャベツの園芸メガ団地設営の検討、同JA無料職業紹介所を活用した山ウド・アスパラガスの労力軽減対策などに取り組む。

●健康型観光で交流人口拡大
 三種町で、ヘルスツーリズム(HT)の取り組みが始動した。HTは健康の回復や増進につなげる観光のことで、今年度から第三者機関による認証制度がスタートしている。同町では年内の認証を目指し、19日にクアオルトウオーキングのガイドや温泉施設、医師などが一般社団法人「ヘルスケアデザイン秋田」を設立。クアオルト事業に絡めながら健康に役立つプログラムを旅行客に提供し、交流人口の拡大を図ることが目的で、同法人は「個人に合ったヘルスケアができるようにしたい」と意気込んでいる。

●銀河フェス 宇宙の魅力を満載
 のしろ銀河フェスティバル実行委員会(会長・斉藤市長)は28日、能代市浅内のJAXA(宇宙航空研究開発機構)能代ロケット実験場で開かれ、8月18、19日に開くフェスのスケジュールなどを協議した。当日はロケット発射音響体験やミニミニ宇宙実験、プロジェクションマッピングなど、宇宙の魅力が感じられる多彩な催しを繰り広げる。

●嫁見まつり実行委設立を検討
 能代市御指南町の日吉神社の伝統行事「嫁見まつり」は、来年の実施に向けて実行委員会の設立が検討されている。先月行われたまつりの反省会が28日、同市元町の能代商工会館で開かれ、設立の方針を確認。神社と花嫁の着付けを担当する美容師団体、能代観光協会などが参画する予定で、観光誘客に向けた態勢強化を図る。

●旧料亭金勇、夜の誘客に力
 能代市柳町の旧料亭金勇は、夜の誘客に力を入れている。ライトアップした庭園を眺めながら郷土料理を味わえるコースを充実させ、PRを強化している。食事をする来館者は、これまで対応していなかった夜間の館内見学やガイド利用も可能。管理運営する柳町商店街振興組合は「料亭の風情は、夜の方が味わい深い。日本の伝統的な文化に触れられる場として発信したい」とし、市外からの観光やインバウンド(訪日外国人旅行者)の誘客推進につなげたい考えだ。

i28p01

ライトアップされた旧料亭金勇の庭園

(能代市柳町)

●不審者侵入に備え対応訓練
 能代市第四小(野村重公校長)で27日、能代署の非行・犯罪被害防止教室が開かれ、児童と教職員が避難や不審者を取り押さえる訓練を行ったほか、不審者に声を掛けられた場合の対処法などを学んだ。

不審者役を相手に対応訓練を実施

(能代市第四小で)

30日の紙面から

●茅の輪くぐり身を清める
 能代市柳町の八幡神社(渟城英夫宮司)で29日、罪をはらい、無病息災を祈る「夏越大祓(なごしのおおばらえ)」が営まれ、氏子らは茅(かや)やわらで編まれた「茅(ち)の輪」をくぐり、半年間で付いたけがれをはらい身を清めた。きょう30日は、茅の輪や人形を焼き上げる「焼納式」が執り行われる。

b茅の輪くぐり2

半年間のけがれをはらい、無病息災を祈った参列者たち

●市長選投票率18、19歳は3割切る
 能代市選挙管理委員会は、4月15日に投開票が行われた市長選の年代別投票率を集計した。20代前半から80代以上までの13階層全てで前回26年の市長選を下回った。市長選では初めての投票機会だった「18・19歳」の投票率は28・80%で、昨年10月の衆院選(38・99%)から10㌽以上低下するとともに、10代が投票できるようになった28年7月の参院選以降の選挙で最も低かった。

●秋田杉間伐材で災害警報システム
 県立大の研究グループが開発した秋田杉間伐材を使った「土砂・雪崩災害警報システム」の初動対応試験が29日、能代市二ツ井町小繋の山林と市内関係機関との間で行われた。山の斜面にスギ丸太を組んで作った柵に取り付けたセンサーで雪崩や落石の危険を検知するシステムで、実際に土のうを落下させて警報を受信できることを確認。研究グループは「システムの実用化に向けて検証できた」とした。

z29p011

間伐材を組んだ柵の装置に5㌔の土のうを投下(能代市二ツ井町小繋の民有林)

●5月の有効求人倍率1.60倍に
 ハローワーク(職安)能代が29日発表した5月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1・60倍だった。前月より0・02㌽高まり、引き続き高水準となっている。有効求職者数は1313人で、前年同月比で0・7%増えた。増加は2年ぶり。

●IHバスケ 能代工は藤枝明誠と
 愛知県一宮市などを会場に8月1日開幕する全国高校総体(インターハイ)バスケットボール競技の組み合わせが29日、決まった。本県男子代表の能代工は1回戦で藤枝明誠(静岡)と対戦する。昨年は2年ぶりの出場で1回戦敗退の苦杯をなめた能代工。2年連続出場の今年は上位進出に期待がかかる。

●400歳野球きょう熱戦を再開
 第78回400歳野球大会(北羽新報社主催)はきょう30日に熱戦を再開、能代市の赤沼球場、三種町の山本野球場で1回戦残り6試合を行う。地域や職場の常連、強豪チームが続々登場する。大会は30日で1回戦が終了し、7月1日から2回戦に突入する。

●三種町の給食でジュンサイ提供
 三種町は29日、「じゅんさいの日」(7月1日)にちなみ、町内の小中学校の給食でジュンサイメニューを提供した。ジュンサイと豚肉を使ったあんかけ風の「豚トローリじゅんさい丼」で、児童生徒が各教室で楽しく食べ、生産量日本一を誇る特産のおいしさを改めて感じ取った。

d29p01じゅんさい給食1−2

ジュンサイの給食を味わう子どもたち

三種町金岡小で)

●白神ねぎラーメンコンテスト実施
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)は、「白神ねぎ」の知名度向上や地元での消費拡大を狙いに、7月28日に「白神ねぎらーめんコンテスト」を開く。同JA管内の各ラーメン店で実施し、商品の販売数と「JA・行政による審査」の合計点でグランプリを競う。1日から参加店舗の申し込みをスタートし、限定5店舗(先着)。試作に使用するネギは同JAが無償提供するほか、参加店舗には副賞を用意。同JAでは白神ねぎを使った新たな〝ご当地ラーメン〟の創出につなげてもらいたい考えだ。申し込み・問い合わせは同JA販売課(☎0185・55・0778)へ。

 


 

6月インデックスに戻る