2018年8月

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

※見たい日付をクリックしてください。

1日の紙面から

●役七夕は万町組、灯籠2基
 能代伝統「役七夕」の今年の当番町を務める万町組は、8月6、7両日に2基の灯籠を繰り出し、市内を練り歩く。運行人員は約500人を予定、6日に城郭灯籠が市中心部を運行し、7日にシャチ流しが行われ、能代の夏を熱気に包み込む。本番に向け、シャチや城郭灯籠の制作も着々と進んでいる。

m25p062018p

今夏の役七夕は万町組が運行。本番に向け、灯籠も制作が進む

●知事「売る戦略」で奮起促す
 「知事と県民の意見交換会」が31日、7月15日にオープンした能代市二ツ井町小繋の「道の駅ふたつい」で開かれ、佐竹知事が直売施設を視察し、生産者らと意見を交わした。知事は直売所の集客力アップに向けて、客層を絞り地元にしかないものを売る戦略の重要性を強調した。

z31p01

佐竹知事と生産者らが意見交換(道の駅ふたついで)

●高齢者ケアの手法を探る
 ジェイコー秋田病院(石岡隆院長)のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)をテーマにした高齢者研修会は先月27日、能代市緑町の同病院で開かれた。参加者は、高齢期の患者本人や家族の価値観、医療に対する意向を理解・共有するプロセスを大切にし、ケアを行う手法に触れ、医療や介護に携わる専門職として、尊厳ある生や意思を尊重した最期を実現する関わり方を考えた。

●認知症「共用型デイ」開始へ
 能代市落合の認知症対応型共同生活事業所・グループホームおちあい(八田雅幸施設長)は、1日に認知症のお年寄りを対象にしたデイサービスの運営を始める。グループホームの共有部分を使用して行われる「共用型デイサービス」で、同市では初めての開設。自宅から通いながら専門的なサービスを受けられるため、環境の変化が少なく、利用者のストレス軽減が図られるほか、家族にとっても介護負担の緩和が期待されている。

f30p01認知症対応共用デイ併設p

グループホームの共有部分を使用して「共用型デイサービス」を開設

●有効求人倍率1・64倍
 ハローワーク(職安)能代が31日発表した6月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1・64倍で、前月より0・04㌽高かった。上昇は2カ月連続。県平均を0・13㌽上回り、事業所の人材確保難が続いている。管内の有効求人倍率は、今年1月に過去最高の1・87倍となった。以降も1・5倍〜1・7倍台とバブル期並みの高水準で推移している。

●ものづくりコン木材加工で東北制す
 高校生ものづくりコンテスト東北大会の木材加工部門と化学分析部門は先月29日に競技が行われ、本県代表で木材加工部門に出場した能代工の川村拳斗君(建設科3年)が優勝し、11月17、18日に三重県四日市市で開かれる全国大会出場を決めた。化学分析部門には、同校の山田智航君(理数工学科2年)が臨んだが、惜しくも入賞はならなかった。

●学力テスト、本県トップ級維持
 県教育委員会は31日、30年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。本県の平均正答率は、小学6年生が国語(A・B)と理科で全国1位、算数(A・B)が2位、中学3年生は国語(A・B)が1位、数学(A・B)と理科が3位と、今回も全国トップクラスの学力を維持。県教委は、各教科の成績だけでなく、児童生徒の生活習慣や学習習慣の身に付き方も全国平均を上回る良好な状況にあるとして、「本県の優れた教育環境が織り成した結果」と受け止めている。

●あす、こども七夕運行
 第56回こども七夕は、2日夜に能代市中心部の国道101号を会場に行われる。アニメやゲームのキャラクターなどをモデルとした24基の多彩な小若灯籠を、子どもたちや家族らが元気いっぱいに運行し、能代の七夕ウイークの幕開けを飾る。運行開始は午後7時で、市役所交差点側から11基、柳町新道交差点側から13基がそれぞれ出発し、それぞれ対面方向に進行、往復する。

 

2日の紙面から

●みこし 滝つぼで乱舞
 「みこしの滝浴び」で知られる八峰町八森の白瀑神社の例大祭が1日行われ、白装束姿の男衆がみこしを担いで町内を練り歩いた後、同神社裏手の滝つぼに入り、威勢のいい掛け声を上げながら、みこしを乱舞させた。県内外から多くの見物客が訪れ、勇壮で涼感ある伝統行事を見守り、盛んに写真撮影する姿が見られた。

m01p01白瀑神社みこし滝浴びp4

白滝を背に滝つぼでみこしを乱舞させる男衆

(八峰町八森の白瀑神社で)

●洋上風力期成同盟会28日設立
 能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会(仮称)の第2回設立準備会は1日、能代市役所大会議室で開かれ、28日の設立総会に提出する期成同盟会の規約や役員選任案、事業計画案などを審議した。行政やメーカーなど30団体程度を目指す会員数は7月末時点で25団体から賛同を得ていることが報告された。

●藤里町でお買い物商品券発売
 藤里町商工会(安部薫会長)の「藤里町お買い得商品券」は1日、同町藤琴のかもや堂で販売が開始された。今年で10年目の地域経済対策で、初日は働き世代も購入しやすくするため、販売時間を午後7時まで延長。午後5時現在で215人が来場し、1091セットを販売した。町内の加盟店で12月末まで使用できる。商品券は20%のプレミアム付きで、5千セット(総額6千万円分)を発行。1千円券8枚と500円券8枚(計1万2千円分)を1セットとして、1万円で販売する。

●あきた食のチャンプ2作品入賞
 本県の新たな土産や特産品の開発を目指す「あきた食のチャンピオンシップ2018」の食品部門で、八峰町八森磯村の鈴木水産(鈴木勇代表取締役)が製造する「北緯40度のバル・ハタハタパエリア」が銀賞、同町八森古屋敷の日本白神水産(菅原一美代表取締役)の「白神あわびとチーズのオイル漬け」が奨励賞を受賞した。工芸部門を含めて入賞10点のうち、複数の商品が入賞した自治体は八峰町と秋田市のみ。

m30p02あきた食チャンプ2018p1

鈴木水産の「北緯40度のバル・ハタハタパエリア」

 

m30p02あきた食チャンプ2018p2

日本白神水産の「白神あわびとチーズのオイル漬け」

●東北野球 山本は久慈と対戦
 山形市と天童市で7日開幕する第47回東北中学校野球大会(東北中学校体育連盟など主催)の組み合わせが決まった。本県第2代表の山本は、7日の山形市総合スポーツセンター野球場の第2試合(午後2時)で久慈(岩手県第2代表)と対戦する。

●天空の不夜城あすから運行
 能代七夕「天空の不夜城」は3、4の両日、能代市中心部の国道101号で運行される。高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)と高さ5丈8尺(約17・6㍍)の「嘉六(かろく)」をはじめ、能代若、小若灯籠などが練り歩く。灯籠の引き手や、笛、太鼓の奏者など2日間で延べ約1300人のボランティアが参加し、街を熱気に包む。

i01p01

大型灯籠の近くで、能代若などの組み立てが進む(能代市役所近で)

●白神ねぎっ娘うどん味わって
 能代商工会議所青年部(畠山慎也会長)は、能代市の特産ネギを使ったオリジナル料理「白神ねぎっ娘(こ)うどん」のレシピを考案した。市内製麺業者の協力を得て能代産の材料にこだわり、カレー風味に仕上げた。3、4日に行われる能代七夕「天空の不夜城」の飲食ブースで販売を開始する予定で、県内外から訪れる観覧客に「能代の食」をアピールする。

i13p02ねぎっこうどん

能代の特産ネギを使った「白神ねぎっ娘うどん」

●役七夕、運行の安全を祈願
 能代市の夏の伝統行事・役七夕(6、7両日)を控え、今夏の当番町を務める万町組が1日、同市御指南町の日吉神社でシャチ灯籠に祭る御幣を受け取り、運行の安全を祈願した。万町組は、町組のリーダー格である親丁の万若、枝丁の中若、上川若、幸若、羽立若の5若で構成。今年は運行のまとめ役となる「大丁」を万若が務め、万若以外の4若による合同若が加勢に回る。

r01p01

運行を控え、神事に臨む万町組の関係者

(能代市御指南町の日吉神社で)

 

3日の紙面から

●こども七夕 夜の街を彩る
 第56回こども七夕は2日夜、能代市中心部の国道101号を会場に行われた。アニメやゲームなどのキャラクターをかたどった24基の小若灯籠がずらりと並び、引き手の子どもたちは「わっしょい、わっしょい」と元気な声を響かせながら練り歩き、能代の七夕ウイークの幕開けを告げた。

小若灯籠を引く子どもたちの元気な声が響いた「こども七夕」

●旧能代産廃 掘削再開へ
 能代産業廃棄物処理センター環境対策協議会(委員長・高橋修県生活環境部長)は2日、能代市浅内自治会館で開かれた。県側は、29年度に廃油入りドラム缶の掘削・撤去工事を実施した第2処分場で、来年度に残存するドラム缶のボーリング調査、再来年度に掘削工事に着手する方針を説明し、住民団体側はこれを了承した。掘削現場にたまった汚水からは高い濃度の有害物質が検出されている状況から、住民側は迅速な対応を要望、県側は「何かあれば緊急対応できるよう監視を続ける」とした。

●能代工バスケ 1回戦突破
 全国高校総体(インターハイ)「2018 彩る感動 東海総体」は2日、三重県や愛知県でバスケットボールなど11競技が行われた。能代勢は、バスケットボール男子で2年連続出場の能代工が1回戦で藤枝明誠(静岡)を69─61で下した。能代工は、3日の2回戦で前橋育英(群馬)と対戦する。

●県ミニバス、向能代が初優勝
 県ミニバスケットボール夏季交歓大会は最終日の2日、秋田市立体育館で男女の準決勝と決勝、男子の3位決定戦を行った。能代山本勢で唯一勝ち残っていた男子の向能代ストーンズは、準決勝で千畑(大曲仙北)に37─33で競り勝ち、決勝で泉(秋田1)を後半突き放して42─33で破り、初出場で初優勝を果たした。

●豪風関に新たな「明け荷」を
 豪風後援会くつろぎ友の会(秋林敏雄会長)の総会は1日夜、能代市二ツ井町三千苅の居酒屋くつろぎで開かれ、今年度事業計画を決めたほか、大相撲秋田場所(21日・秋田市の県立体育館)で贈呈する新しい「明け荷」がお披露目された。同会は、父親が能代市二ツ井町出身で東十両筆頭の豪風関(39)=本名・成田旭、尾車部屋、北秋田市出身=を応援する市民らで組織している。

b02p012

豪風関へ贈る新しい「明け荷」がお披露目された

●上村さん 漫画家デビュー
 能代市出身で仙台市在住の上村知子さん(22)が、漫画家・上原誠として本格的なデビューを果たし、活動が注目されている。作画を担当した「就職したら異世界に派遣されました。」(発行・アルファポリス)はウェブサイト上での連載を経て、このほどコミックとして発売。初めての連載作が世に出た喜びをかみしめながら、「たくさんの人に読んでもらえるよう描き続けたい」と力を込めた。

i31p01

漫画家として「作品を描き続けたい」と語る上村さん

●二ツ井高で中学生が体験入学
 高校再編に伴い、来年度から昼間部定時制課程が設置される二ツ井高(工藤隆博校長)で2日、体験入学が行われた。能代山本内外の中学3年生が体験授業や在校生との交流などを通して、学校生活や同校の特色に理解を深めた。来年4月の入学生は3年時に「能代高定時制課程(昼間部)」に転学し、同校の1期生となる。

f02p02

体験入学でパソコンを使った商業の授業を体験する中学生(二ツ井高で)

●白神山水、安全性高め製造再開
 藤里町の藤里開発公社(代表取締役社長・佐々木町長)は、主力商品・ナチュラルミネラルウオーター「白神山水」の製造を再開した。食品衛生法の出荷基準は満たしていたものの、ろ過フィルターの浄化機能に低下が見られ、6月27日から製造を中止していた。従来よりも高精度のフィルターに交換し、入念な試験製造を経てより高い安全性を確保した。

4日の紙面から

●天空の不夜城 色鮮やかに
 高さ日本一の城郭灯籠が夏の夜空を彩る能代七夕「天空の不夜城」は3日、能代市中心部の国道101号で開幕した。高さ24・1㍍の「愛季(ちかすえ)」と、5丈8尺(約17・6㍍)の「嘉六(かろく)」が色鮮やかな歴史絵巻を浮かび上がらせた。運行にはスタッフとボランティア合わせて700人余りが参加。七夕ばやしが響く街は熱気に包まれ、沿道の観覧客を楽しませた。4日まで。

m03p00

高さ日本一の城郭灯籠が多くの住民や観光客を楽しませた「天空の不夜城」

●そろいのはんてんで踊りの列
 能代七夕「天空の不夜城」の運行に合わせ、秋田しらかみ看護学院の1年生の女子学生34人が3日、能代市中心部の国道101号で能代の魅力をPRする「能代よいとこ音頭」に乗せて踊りを披露し、会場を盛り上げた。踊りは同市と三種町で舞踊教室を主宰する花柳登寿穂さん(同市畠町)が振り付けし、同学院で1年生の女子学生へ指導。同学院の学生が天空の不夜城運行に合わせて踊りを披露するのは初めてで、放課後の時間も利用して動きを確認するなどし、本番に備えてきた。

大型灯籠をバックに踊る秋田しらかみ看護学院の学生ら

●能代工バスケ 3回戦に進出
 全国高校総体(インターハイ)「2018 彩る感動 東海総体」は3日、三重県や愛知県でバスケットボールなど14競技が行われた。能代勢は、バスケットボール男子の能代工が2回戦で前橋育英(群馬)に87─61で圧勝した。4日午前11時40分から愛知県一宮市総合体育館で行われる3回戦で、3年ぶりのベスト8進出を懸けて関東選手権を制した八王子(東京)と対戦する。

●能代オペラ音楽祭 本番へ稽古
 能代オペラ音楽祭(関口美奈子代表)の第7回公演「プッチーニ・ガラコンサートとオペラ『ラ・ボエーム』第2幕」は、26日午後2時から能代市文化会館大ホールで行われる。当日は総勢70人近くのメンバーが出演して、壮大な歌声を響かせる。先月29日には指揮者の城谷正博さん(48)=千葉県=を招いて稽古が行われ、出演者たちは多くの人たちに歌声を届けるこつを学んだ。

●豆板醤「オール秋田産」追求
 JA秋田やまもとの「Wakiyaブランド」商品化プロジェクト会議はこのほど、三種町鹿渡の同JA本店で開かれ、オール秋田産の豆板醤(とうばんじゃん)を作るプロジェクトの進捗(しんちょく)状況を確認した。今年度は同JAそら豆加工部会の10人が豆板醤の材料となる唐辛子「朝天」の栽培に着手。収穫を経て11月ごろから仕込みに入る見込みとした。また、既存の「まごころ豆板醤」は、ラベルを高級感のあるデザインに一新する。

●あすポンポコ山音楽祭熱く
 第14回ポンポコ山音楽祭は、あす5日に八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園野外ステージで行われる。町内外から10のバントが出演し、夏の音楽イベントを盛り上げる。入場無料で、荒天時は同町峰浜田中の峰栄館に会場を移す。

●能代高、四小が全国での活躍誓う
 第63回全国高校軟式野球選手権大会(24~29日・兵庫県明石市のトーカロ球場ほか)に2年ぶり18回目の出場を決めた能代軟式野球部は3日、能代市役所を訪れ、斉藤市長と高橋誠也教育長に北東北大会の結果を報告し、全国大会への意気込みを語った。また、高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会(19~24日・東京都新宿区の神宮球場ほか)に出場する能代第四小野球クラブの選手と監督ら4人も同日、能代市役所を訪れ、斉藤市長と高橋誠也教育長に大会への抱負を語った。

●文化財保護の機運を高める
 多角的なアプローチで郷土資料館の存在価値を問うイベント「地域博物館の魅力を探る」が3日、能代市文化会館中ホールで開かれた。文化財関連の県内13施設を一堂に集めたパネル展示を行ったほか、県立博物館の職員が掛け軸や巻物の取り扱い方、肉眼で見えない資料の文字を赤外線で識別する方法を実演し、あまり知られていない博物館の裏側の仕事を紹介した。市民おもしろ塾が主催した。

z03p01

能代の七夕描かれた「秋田風俗絵図」なども披露(能代市文化会館で)

5日の紙面から

●「不夜城」6年目の運行終える
 能代七夕「天空の不夜城」は最終日の4日、能代市中心部の国道101号(市役所第4庁舎跡地─いとく通町店前交差点)で運行された。高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)と5丈8尺(約17・6㍍)の「嘉六(かろく)」をはじめとする8基の灯籠がはやしに乗せて勇壮に練り歩き、夏の夜をきらびやかに彩った。2日間で延べ1400人以上のスタッフ、ボランティアが運行に参加し、街を熱気に包んだ。

item2b

美しい城郭灯籠が並び、能代の夏の夜を彩った

●秋田杉の里をアピール
 秋田杉の里二ツ井まつりは4日、能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで始まった。地元産秋田杉を使った木工品の販売や木工体験など、秋田杉に触れて親しむさまざまなコーナーが充実し、東北の夏祭りを巡るツアー途中に立ち寄った観光客らが秋田杉の本場ならではのイベントを楽しんでいた。5日も同会場で行われる。

c04p04

木工品コーナーや木工体験コーナーで、多くの来場者に木の魅力をアピールした秋田杉の里二ツ井まつり

●バスケ能代工 8強ならず
 全国高校総体(インターハイ)「2018 彩る感動 東海総体」は4日、三重県や愛知県でバスケットボールやフェンシングなど21競技が行われた。能代勢は、バスケットボール男子の能代工が3回戦で八王子(東京)に69─90で敗れ、3年ぶりのベスト8入りはならなかった。また、ソフトテニス男子個人で能代松陽の田村翔(3年)・近藤祐太(同)組が4回戦に進出した。

●ソフト東雲2回戦で敗れる
 東北中学大会は4日、山形県と福島県で3競技が行われ、能代山本勢は、ソフトボール女子の東雲が1回戦で白河南(福島第2代表)を9─5で下したが、2回戦の桃生(宮城第1代表)に3─6で敗れた。

●「包括ケア」で情報共有
 県能代山本地域医療・介護・福祉連携促進協議会(山須田健会長)は先月30日、県山本地域振興局福祉環境部会議室で開かれ、各市町が地域包括ケアシステムに関する自己評価や取り組みを報告し、情報共有を図ったほか、市町や医療、介護に携わる担当者レベルで話し合い、多職種間や広域的な連携を前進させる機会にとワーキンググループを設けることで合意した。9月にも初会合を開く予定。

●能代の街、駅からハイキング
 JR東日本主催の「駅からハイキング」が4日、能代市のJR能代駅前を発着点に開かれた。能代七夕「天空の不夜城」の運行に合わせ、同市出身で山形県内の大学に通う山崎侑斗さん(21)がコースを企画。首都圏を中心に約20人が参加し、街なかを散策したり、旧料亭金勇などの観光スポットに立ち寄ったりし、能代の魅力を味わった。

b04p02駅からハイキング2

能代市出身の大学生が企画したコースを歩いた「駅からハイキング」(能代市柳町で)

●あすから能代役七夕
 能代伝統「役七夕」は、6、7両日に能代市の中心市街地で行われる。今年の当番は万町組で、6日は2基の城郭灯籠が関係町内や市中心部を練り歩いて道中ばやしを響かせる。7日は能代港下浜ふ頭でシャチ流しを行い、能代の夏祭りを締めくくる。

●成長願いアワビの稚貝放流
 白神八峰商工会(大森三四郎会長)主催の「あわびの里づくり祭り」が4日、八峰町八森岩館の岩館漁港などを会場に開かれた。県内外からの観光客や町民ら約600人が訪れ、地元で水揚げされた魚介のバーベキューなどを味わうとともに、アワビの稚貝を放流し、地場産業である漁業の振興や環境保全に関心を寄せた。

m04p02あわびの里づくり祭り2018p1

アワビの稚貝を放流する参加者(八峰町で)

 


 

8月インデックスに戻る