11日の紙面から

●特産ミョウガの収穫に精
 能代市で特産のミョウガの収穫が始まった。「白神みょうが」のブランドで知られ、軟らかく香りが良いとして市場の引き合いが強い。栽培農家は葉の中を分け入って収穫、能代の夏ならではの光景を演出している。

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夏の暑さの中でミョウガの収穫に汗

(能代市荷八田で)

●洋上風力同盟会に郡3議会も
 八峰、三種、藤里の山本郡3町議会は10日までに、(仮称)能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会に加入することを決めた。洋上風力発電事業については、漁業や景観への影響に不安を持つ住民もいることや地元へのメリットが見えにくいことから、建設には慎重論もある中で、同盟会は28日に設立予定。八峰町議会は「洋上風力発電事業は町民の健康、景観、漁業への影響がないことが大前提」との姿勢で、同盟会に参加し情報を得ていきたいとしている。

●能代山本の成人式14、15日
 能代山本4市町の成人式は、14、15の両日に各市町で行われる。中学校時代の写真のスライドショーや和太鼓演奏、恩師によるメッセージなど趣向を凝らした企画が予定され、各会場では旧友との再会を喜ぶ新成人の姿が広がりそうだ。式典の日程は能代市と八峰町が14日、三種町と藤里町が15日。4市町合わせて779人が大人の仲間入りを果たす。

●白神ねぎラーメンを移動販売
 能代市浅内のラーメン店「麺家 麺四郎」(山谷知範代表取締役)が今夏、能代山本のラーメン店では珍しい移動販売車を導入した。人口減少や高齢化が進む中、店で客を待つだけではなく積極的に地域に出向こうと計画。キャンピングカーを調理が可能な車両に改造し、白神ねぎを使ったラーメンを提供する。19日の能代宇宙イベントが本格デビューだが、地域の行事や高齢者施設などにも出向きたい考え。

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麺四郎が今夏導入したラーメンの移動販売車

●秋田の甲虫標本373種に興味
 藤里町の白神山地世界遺産センター藤里館で夏休み合同特別展が開かれている。県立博物館の出張展示「秋田の甲虫」をはじめ、白神山地で観察できる野鳥や花の写真などが展示され、来館者の関心を引いている。「秋田の甲虫」は373種の標本を紹介。標本にはクワガタやカミキリムシ、テントウムシなどなじみのある甲虫をはじめ、八峰町で採取された白神山地固有種の「シラカミナガチビゴミムシ」も展示している。「秋田甲虫」の会期は23日まで(火曜日は休館)。入場無料。

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甲虫の標本をルーペで観察する子どもたち

(白神山地世界遺産センター藤里館で)

●崇徳小閉校前に校舎見学を
 学校統合により今年度末で閉校する能代市崇徳小(大高幸美校長)は、夏休み中の今月、校舎内を見学できる期間を設けている。閉校前に同校の歴史や特色に触れてもらおうと企画したもので、卒業生やかつての教諭らが足を運び、ずらりと展示された卒業アルバムや記念誌などを眺めたり、閉校に際してのメッセージを寄せる姿が見られている。

b10p09崇徳小で校舎一般開放

当時の集合写真を懐かしそうに眺める原田さん(左)と卒業生たち(崇徳小で)

●さくら庭でビアガーデン
 NPO法人・能代観光協会主催のビアガーデンが10日、能代市役所さくら庭で始まった。酒や食べ物を販売する屋台が並び、屋外で開放的に飲食を楽しめる夏ならではの催しとして市街地への誘客を図っている。12日まで。

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能代観光協会が市内の飲食店と協力してビアガーデンを開催(能代市役所さくら庭で)

●お盆帰省ラッシュ始まる
 お盆をふるさとで過ごそうという人たちの帰省ラッシュが始まり、県北の空の玄関口となる北秋田市脇神の大館能代空港は10日、大きな荷物やバッグを抱えて里帰りした家族連れと出迎える人たちで混雑した。到着便は14日の午前の便まで満席で、出発便は13日の夕方の便から予約で満席となっている。

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空路の帰省ラッシュが始まり、帰省者と出迎えの人たちで混み合った大館能代空港到着ロビー

 

12日の紙面から

●世界遺産の白神 緑深く
 「山の日」の11日、秋田白神ガイド協会(斎藤栄作美会長)は藤里町の小岳(標高1042㍍)で山の日記念登山を行った。小岳の山頂付近は世界自然遺産・白神山地の遺産地域にあり、登山者は今年で遺産登録25周年を迎える白神山地の眺望を満喫するとともに、生き物の命を支えるブナの森に理解を深めた。

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小岳山頂直下。歩いてきた道、周囲の山並みを眺める参加者

●七座山からの眺望を堪能
 白神山地世界自然遺産登録25周年を記念した「神秘の七座山から白神山地を望む」は、山の日に合わせて11日に能代市二ツ井町の七座山で行われた。参加者11人は天然秋田杉が林立する林を歩いて山頂を目指し、蓑倉の展望台から眼下に広がる市街地、遠くに白神山地を望む景色を楽しんだ。

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蓑倉展望台から世界自然遺産の白神山地を遠望した参加者

●帰省ラッシュピークに
 お盆を古里で過ごそうという人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。能代市のJR東能代駅でも大きな荷物を抱えた帰省客が大勢降り立ち、家族らの出迎えを受ける光景が広がった。仙台市から八峰町峰浜塙の実家に帰省する女性(25)は「仕事でなかなか帰ることができないので帰省中はゆっくりと休み、墓参りにも行きたい」と話していた。列車や高速バスでのUターンは、14、15日ごろから本格化するとみられる。

帰省ラッシュがピークを迎え、荷物を抱えて降り立つ帰省客(JR東能代駅で)

●高校野球リーグ戦開幕
 秋季能代地区高校野球リーグ戦は11日、八峰町峰浜野球場で開幕し、2試合を行った。能代松陽は能代工を5─3で下し、能代は能代西・十和田・仁賀保・男鹿海洋・二ツ井連合に17─3の6回コールドで圧勝した。能代、能代松陽、能代工に部員不足の能代西、二ツ井、十和田、仁賀保、男鹿海洋で結成する5校連合を加えた4チームが18日まで総当たり戦を実施。2日目の14日は能代球場で午前10時から能代工─能代、午後1時から5校連合─能代松陽が行われる。

●13~15日まで学校閉庁
 能代山本の全39校の小中学校と高校、特別支援学校で13日から3日間、教職員が出勤しない「学校閉庁日」が初めて実施される。県教委の方針で、学校現場の働き方改革の一環。学校現場では授業の準備や部活動の指導などによって教職員の長時間労働が問題視されており、文部科学省が多忙化防止対策として学校閉庁日の設定を進めている。県教委は3月、教職員の長時間労働の解消を狙いとする多忙化防止計画を発表し、お盆期間に合わせた学校閉庁日の導入を盛り込んだ。

●お盆準備で大にぎわい
 能代山本の大型店や農産物直売所などは、お盆の準備をする買い物客でにぎわいを見せている。各店舗に設けられたコーナーには、生花や果物、菓子などが所狭しと置かれ、住民や帰省客が買い求めている。また大型店ではオードブルなど大人数で楽しめる料理も販売しており、帰省した家族をもてなそうと品定めする人も目立った。

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午前中からお盆用の切り花を買い求める人であふれかえった(能代市中関で)

●ウォーターボール楽しく
 能代市大森山の能代エナジアムパークの屋外の特設プールで11日、ウォーターボール体験が始まり、子どもたちはボールの中で転がったり、走ったりして遊び、夏の楽しい思い出をつくった。夏休みイベントの一環で、ポリ塩化ビニール製のボールの中に入って水上歩行を楽しむ遊具・ウォーターボール(直径約2・5㍍)体験を初めて企画。体験は12日までで、時間は午前9時30分~午後4時30分(正午から1時間昼休み)。

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ボールの中で転がったり、歩いて楽しむ子どもたち

(能代市大森山で)

●小掛七夕にぎやかに運行
 能代市二ツ井町の小掛地区で10日夜、子供会行事の「七夕」が行われた。20代の若者を中心とした小掛子供会(佐藤彩佳会長)が昨年復活させたもので、子どもたちは元気いっぱいに城郭灯籠を引きながら、地区内を練り歩いた。

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元気な掛け声を響かせ、地区を歩く子どもたち

(能代市二ツ井町小掛地区で)

14日の紙面から

●郷土芸能、お盆上演各地で
 お盆の13日、能代山本の各地で番楽やささら、駒踊りといった郷土芸能が上演された。保存会などの団体は少子高齢化による担い手不足という課題を抱えながらも、伝統を受け継いでいる。郷土芸能が披露された寺院などには、地元の住民や帰省客も集まり、「ふるさとの夏」を実感していた。このうち能代市鶴形地区では、鶴形ささら保存会(安田雅貴会長)が勇壮な獅子舞を披露し、住民や帰省客に地区に伝わる伝統芸能の魅力を伝えた。鶴形ささらは慶長7(1602)年に佐竹義宣公が常陸国(現茨城県)から秋田へ転封の際、足軽が道中で踊ったのが始まりと伝えられている。毎年、お盆の13日に海蔵寺の本堂前や地区内の民家前などで披露されており、この日は小学生から40代まで約20人が獅子舞やはやしを披露した。

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鶴形ささら保存会が伝統の「鶴形ささら」を披露(能代市鶴形の海蔵寺で)

●能代市の人口5万3560人に
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた7月末の人口は5万3560人で、前年同期より1009人減少した。前月から68人減り、72カ月連続で減少した。世帯数は2万4452で前年同月から112、前月から19それぞれ減少した。人口は男2万4793人(前年同月比498人減)、女2万8767人(同511人減)。前月比は男28人減、女40人減。出生は19人(男10人、女9人)、死亡は79人(男40人、女39人)で60人の自然減。社会動態は転入84人、転出94人で10人の社会減だった。

●無人ボートで水田に除草剤散布
 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)が、水稲の除草剤散布作業に無人ボートを活用する取り組みを始めた。除草剤の散布は人力が主流だが、ボートで農家の作業負担をなくし、「申し込むだけ」(同JA)にする。今年度に散布試験を行って効果を確認済みで、今後5台を導入し来年度から普及させる考え。実際の散布作業は若い担い手や農業法人などへの委託を検討している。同JAは「少しでも労力を減らし、今後もコメを作ってもらえるようにしたい」と話している。

●来年成人式の若者らが盆踊り
 来年成人式を迎える能代市二ツ井小の卒業生有志が盆踊りを披露しながら地域を練り歩く恒例の行事が13日、同市二ツ井町内で行われた。厳しい残暑の中、統合校3期生35人が地域に元気を届け、沿道の住民らに成長した姿を見せた。

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盆踊りを披露しながら町内を練り歩く二ツ井小3期生有志(能代市二ツ井町で)

●軟式野球、能代は篠山鳳鳴と
 兵庫県明石市などで24日開幕する第63回全国高校軟式野球選手権大会の組み合わせが12日、決まった。7月の北東北大会を制して2年ぶり18回目の出場を決めた能代は、初日の1回戦で2年連続6回目出場の篠山鳳鳴(兵庫)と対戦する。22年以来3度目の全国制覇を目指す能代の戦いに期待がかかる。

●東北ミニバス 向能代4強ならず
 東北電力旗第31回東北ミニバスケットボール大会は12、13の両日、宮城県利府町の県総合運動公園総合体育館で男女別のトーナメントが行われた。男子で本県第1代表の向能代ストーンズは、1回戦で温海トライスピリッツ(山形第2代表)に27─25で競り勝ったが、準々決勝で千刈(青森第1代表)に29─33で惜敗した。

●物と心と情報の整理を
 能代市出身の整理収納アドバイザー、鷲谷直子さん(55)=横浜市、フレキシブル代表=の生前整理セミナー「50代からの我が家と実家の片付け」は12日、同市柳町の旧料亭金勇で開かれた。鷲谷さんは、生前整理を「死に支度」ではなく、「生きることを前提に、物と心と情報の整理をすること」と表現、実家の片付けをする際は親世代の価値基準を尊重し、子世代はサポーターに徹するよう語り掛けた。

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カードを使い、物を「分ける」ことを体験した生前整理セミナー(能代市柳町の旧料亭金勇で)

●家族で先祖の霊供養/能代山本
 盆入りの13日、能代山本の寺院や墓地には地元住民や帰省者らが大勢足を運び、花や果物、線香などを墓前に供え、静かに手を合わせて先祖の霊を供養した。能代市萩の台の墓地では午前中から多くの墓参者が訪れ、周辺の道路は渋滞になるほど混雑。墓参者は水をかけて墓石を清め、花や菓子、果物、線香などを供え、静かに合掌していた。墓地には終日、香煙がたなびいていた。

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墓前で手を合わせ、先祖の霊を供養する家族連れ(能代市萩の台で)

15日の紙面から

●成人式「大人の自覚」を胸に
 能代市と八峰町で14日、成人式が行われた。スーツやドレス、羽織はかまなどで着飾った新成人たちが続々と会場に足を運び、久しぶりに再会する友人たちと共に大人になった自覚を新たにしていた。2市町合わせた対象者597人のうち468人が式典に出席し、社会を担う一員として「はたち」の第一歩を踏み出した。きょう15日は三種町と藤里町で行われる。

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能代市は407人が式典に出席し、気持ちを新たに大人の仲間入りを喜んだ(市文化会館大ホールで)

 

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社会を担う自覚を胸に歩み出した新成人

八峰町の峰栄館で

●お盆帰省Uターンラッシュ
 お盆休みを古里で過ごした人たちのUターンラッシュは14日、ピークを迎えた。能代市のJR東能代駅では大きな荷物や土産を抱えた人たちの姿が目立ち、見送りの家族と別れを惜しむ光景が見られた。交通機関の混雑は、今週末まで続くとみられる。

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大きな荷物を抱えて列車に乗り込む人たち

(JR東能代駅で)

●洋上風力環境アセス方法書縦覧
 能代市と八峰町の沖合で計画されている八峰能代沖洋上風力発電事業(仮称)で行う環境影響評価(アセスメント)の方法を定めた「方法書」の縦覧が13日、両市町の庁舎で始まった。風車の振動、騒音、超低周波の影響については同市の能代一中、竹生小周辺など、景観に関しては同町八森の鹿の浦展望所などを選んで調査する。縦覧は9月12日まで。

●八竜地域で葉タバコの収穫盛ん
 三種町八竜地域で、葉タバコの収穫が盛期を迎えている。今年は若い後継者を含む18戸が約20㌶で栽培し、1戸当たりの面積は県内トップクラスの水準を維持している。真夏の暑さの中での作業だが、農家は安心・安全で高品質な葉タバコを生産する自負を抱きながら圃場(ほじょう)で汗を流している。

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暑さの中で葉タバコの収穫に臨む(三種町鵜川で)

●のしろ銀河フェス18、19日
 「のしろ銀河フェスティバル2018」は18、19の両日、能代市内4カ所で開かれる。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究者が講師を務める宇宙学校スペシャルをはじめ、同時開催の「能代宇宙イベント」の参加大学生などによる体験型コンテンツ、水ロケットの定点着地競技、ミニミニ宇宙実験、プロジェクションマッピングなど、宇宙を身近に体感できる多彩な催しが繰り広げられる。

●能代宇宙イベントあす開幕
 宇宙工学を学ぶ学生が全国から集う「第14回能代宇宙イベント」は、あす16日に能代市浅内の第3鉱さい堆積場で開幕し、全国各地から“宇宙のまち”に集結する500人余りの大学生らが8日間に渡ってハイブリッドロケットの打ち上げや模擬人工衛星の投下技術などを競う缶サット競技などを繰り広げる。イベントを間近に控えた14日は、実行委員や大学生らが同堆積場に集まり、イベントで使う機材の準備に取り組んだ。

●「バスケの街」でサマーリーグ
 県内外の大学男子バスケットボール部が能代市で合宿し、練習試合を公開するバスケットボールキャラバン「サマーリーグin能代」が14日、市総合体育館や同市落合のアリナスを会場に始まった。上智(東京)、秋田、青森、岩手、山形、東北学院(宮城)、星槎道都(北海道)の7大学に能代工、能代、能代松陽の地元高校も加わり、参加チームが強化を図っている。また、上智大ヘッドコーチで能代工バスケ部OBの本間大輔さん(57)も参加しており、バスケの街で教え子と向き合っている。

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サマーリーグin能代が開幕。学生たちが競技力向上を図っている(能代市のアリナスで)

●母体の「羽立ささら」勇壮に
 能代市母体湯ノ沢の羽立集落に伝わる郷土芸能「羽立ささら」が13日夜、羽立自治会館前の通りで行われ、地域の住民や大学生ら約30人が獅子舞、棒術、奴舞を披露し、帰省客らを楽しませた。羽立ささらは慶長15(1610)年ごろ、桧山城主の多賀谷氏に奉納した「豊作ささら踊り」が起源とされる。集落の住民だけで継承してきたが、人口減や後継者不足で存続困難な状況が続いた。住民でつくる「羽立作々楽保存会」は打開策として、平成27年から県内の大学生でつくる地域貢献団体「ARC(アーク)グループ」のメンバーを演じ手として受け入れている。

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地域内外の30人が舞った「羽立ささら」

(能代市母体湯ノ沢で)

 


 

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