2018年9月

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1日の紙面から

●能代山本で夏ネギの収穫ピーク
 能代山本で夏ネギの収穫がピークを迎えた。「白神ねぎ」としてブランド化を進め、今年度販売額15億円を目標に掲げるJAあきた白神では、日量が日に日に増し、単価も堅調さを維持。集荷所では農家から次々とネギが運び込まれ、大忙しで荷受け作業を行っている。また、ねぎ部会員が定期的に抜き打ち検査を行い、品質の維持・向上を図っている。

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集荷所ではネギが次々と運び込まれ、荷受け作業に大忙し(能代市荷八田で)

●旧料亭金勇 大屋根をふき替え
 能代市柳町の旧料亭金勇で、老朽化に伴い大屋根のふき替え工事が行われる。国の登録有形文化財になった平成10年以来20年ぶりの全面ふき替え。建物を所有する市はこれまで多額な予算の都合をつけられず、大掛かりな化粧直しに取り組めずにいたが、文化庁の補助事業採択により着手することができた。11月まで続く工事期間中も通常通り営業する。

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20年ぶりに大屋根のふき替えを行う旧料亭金勇

(能代市柳町で)

●能代職安の有効求人倍率1・78倍
 ハローワーク(職安)能代が31日発表した7月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1・78倍だった。前月より0・14㌽上昇し、過去3番目の高さとなった。採用に至らないまま積み重なっている求人が多く、事業所の人材確保難が続いている。

●難航する副町長人事/三種町
 三種町の田川町長が5月に就任して3カ月以上が経過する中、副町長人事が難航している。これまで複数の候補者を検討してきたものの、人選は固まらないまま、めどとしていたお盆が過ぎた。副町長不在が長期化する中、町長は「職員の協力もあり、今のところは支障なく公務をこなせている」とし、9月議会に副町長選任案を提出したいとの考えを示している。

●水稲作柄 県北は「平年並み」
 東北農政局県拠点は31日、8月15日現在の30年産水稲作柄概況を発表した。本県は穂数が平年より少なく、全もみ数もやや少ない状況だが、1穂当たりのもみ数は「やや多い」、登熟も「やや良」と見込まれ、作柄は「平年並み」と判断した。地域別でも、県北、県央、県南とも「平年並み」となっている。

●秋季県北高校野球が開幕
 秋季県北地区高校野球大会は31日、能代市の能代球場で開幕、1、2回戦計2試合を行った。2回戦の能代工─能代松陽は、能代工が1点を追う8回に3得点で逆転し、5─3で競り勝った。3連覇を狙った能代松陽の初戦敗退は25年の開校以来初めてで、敗者復活戦に回る。1日は同球場で2回戦2試合が行われ、能代勢は能代と男鹿海洋・二ツ井・能代西・十和田・仁賀保の5校連合が対戦する。

 ▽2回戦(能代球場)
能 代 工 100100030 5
能代松陽001000200 3

●来春、郡市中体連一本化へ
 能代市、山本郡両中学校体育連盟は、来年4月の統合に向けて準備を進めている。10月の郡市校長会に来年度の各種総体の日程案などを提出する予定で、今月15、16両日の秋季新人総体が市、郡それぞれで開かれる最後の大会になる。先月30日には両中体連各競技の担当者が能代市畠町の能代山本教育会館で統合後の競技日程などについて意見を交わした。

●能代市と生コン協組が災害時協定
 能代市と能代山本生コンクリート協同組合は31日、「災害時における消防用水等の確保に関する協定」を締結した。大火などの災害時に同組合の会員企業が所有するコンクリートミキサー車で火災現場や避難所に水を運ぶ。同組合によると、行政側と生コン組合でこうした協定を結ぶのは県内で3例目。

2日の紙面から

●能代駅構内で観光案内業務開始
 NPO法人・能代観光協会(広幡信悦会長)の能代市観光案内所が1日、JR能代駅構内に移転して業務を開始した。同日、現地でオープニングセレモニーが行われ、関係者が地域の魅力を発信して県内外から人を呼び込もうと、観光振興の促進に決意を新たにした。

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能代市観光案内所の移転に合わせ、オープニングセレモニーを実施

●能代 コールド発進/県北野球
 秋季県北地区高校野球大会は2日目の1日、能代市の能代球場で2回戦2試合を行った。能代─男鹿海洋・二ツ井・能代西・十和田・仁賀保は、能代が15安打14得点と打線が爆発し、14─1の5回コールドで5校連合に大勝し、準決勝に進出した。2日は同球場で2回戦残り1試合と敗者復活1回戦1試合を行い、敗者復活1回戦で能代松陽が秋田北鷹と対戦する。

 ▽2回戦(能代球場)
能  代41711 14
5校連合00100 1
   (5回コールド)

●敬老式で長寿祝福し合う
 八峰町敬老式は1日、同町八森のファガスで行われ、初養老や傘寿、米寿、金婚の節目を迎えた出席者が互いの長寿を祝い合うとともに、今後も安心して暮らし続けられる地域の実現を願った。

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116人が出席し、長寿を祝い合った敬老式

(八峰町のファガスで)

●有事に備えて避難訓練
 能代市竹生小(加藤友久校長)の学区内で1日、地震の発生を想定した合同避難訓練が行われた。児童が保護者や地域住民らと共に各地区それぞれの避難場所への1次避難と、同校への2次避難に取り組んだほか、災害から身を守るための出前講座などを通し、有事に備えて防災意識を高めた。

竹生小まで2次避難を行う児童ら

●二ツ井町で「気象・防災カフェ」
 「防災の日」の1日、コーヒーを飲みながら気象学を学び、防災対策を考える「気象・防災カフェ」が能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで開かれた。前秋田地方気象台長の和田幸一郎さんが台風のメカニズムなど気象に関する基礎知識や日頃の備えについて講話したほか、いかに日頃から防災情報について意識し、正確な情報を把握するかなどについて意見交換した。

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コーヒーを飲みながら防災対策を考え、意見を交わした「気象・防災カフェ」

(能代市二ツ井町の道の駅ふたついで)

●木都の父の遺徳しのぶ
 「木都能代の父」井坂直幹(1860~1921年)の生誕を祝う井坂直幹祭が1日、直幹を祭る能代市御指南町の御指南神社で行われた。直幹が明治40年に創業した「秋田木材」の流れをくむ市内外の会社社長ら約20人が神事に臨み、能代が東洋一の木材都市に発展する礎を築いた偉人の功績をたたえた。

●「森岳小歌舞伎弁当」を考案
 三種町森岳小(近藤国義校長)の6年生が献立を考案した「森岳小歌舞伎弁当」が完成し、16日に山本ふるさと文化館で開かれる伝統芸能の祭典に合わせて販売されることになった。歌舞伎の幕をイメージした3色ゼリーや巻きずし、地元の名物・みたね巻などを詰めたオリジナル弁当で、JA秋田やまもとのJA(ジャ)ンビニANN・ANが製造。1個700円(税込み)。児童たちは当日の販売活動に向けて張り切っており、同校で7日まで注文を受け付けている。

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森岳小児童が考案し、JAンビニANN・ANが製造した「森岳小歌舞伎弁当」の試作品

●出来秋前に英気をとJAまつり
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の「白神の里JAまつり」は1日、能代市扇田の同JAカントリーエレベーター敷地内で開かれた。多くの住民が来場する中、初企画のせり体験や伝統芸能の発表、豊作祈願もちまき、豊富な出店など企画を多彩に実施。出来秋を前に地域を活気づけた。

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初めてせり体験を行ったJA白神のまつり

3日の紙面から

●峰浜特産ナシの収穫始まる
 八峰町峰浜地域の果樹園で、特産のナシの収穫が始まった。春から夏にかけて局地的に雨が降ることもあったが、玉伸びや糖度は上々で、順調な生育という。国道101号沿いには直売所が次々に開店し、のぼり旗をはためかせながら、旬の味を発信している。同町峰浜沼田の木藤果樹園(木藤直代表)では、先月27日からの「なつしずく」を皮切りに、1日から主力品種「幸水」の収穫が本格化。果樹園には、表面を守るとともに病気や害虫を防ぐために袋掛けされた幸水がたわわに実っており、従業員が熟れ具合を確認しながら1個ずつ丁寧に収穫していった。

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ナシの主力品種「幸水」の収穫が始まった(八峰町峰浜沼田で)

●指定管理評価「優良」過去最多
 能代市は昨年度の指定管理者の評価結果を公表した。民間業者や社会福祉法人など24団体が51施設を運営し、3段階で最も評価の高い「優良」と判定されたのは過去最多の6施設に上った。残りの45施設は「優良」に次ぐ「良好」で、事業計画の水準を大きく下回る「要改善」はゼロだった。能代ふくし会が運営する在宅障害者支援施設「とらいあんぐる」は7年連続の「優良」となった。

●能代山本の高齢化率41・9%に
 能代山本の65歳以上の高齢化率は41・9%で、前年からさらに0・9㌽上昇したことが県の調べで分かった。7月1日現在、能代山本の人口は7万8071人で、このうち高齢者は3万2725人。県内8圏域で見ると、能代山本の高齢化率は北秋田(北秋田市、上小阿仁村)の44・5%に次いで高い。県全体の高齢化率は前年より0・8㌽上昇し36・3%。記録が残る昭和50年の8・9%から40年余りで4倍超となった。

●JAまつり 食欲、文化の秋満喫
 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)のJAまつりは2日、三種町琴丘総合体育館前の広場で開かれた。地元食材を使っただまこ鍋やシイタケのつかみ取りなど、豊かな食をアピールしながら、ダンスや演歌コンサートなど多彩なイベントを繰り広げ、大勢の家族連れでにぎわった。

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地場食材を使っただまこ鍋に行列ができた

(三種町琴丘総合体育館前の広場で)

●のしろ日本語学習会が盆踊り会
 能代山本地域で生活する外国出身者やその子どもたちに日本語や日本の文化学習などの支援をしているのしろ日本語学習会(北川裕子代表)の盆踊り会は1日夜、能代市上町のけやき公園で開かれ、浴衣姿の参加者たちがやぐらを囲み、踊りの輪を広げ交流を深めた。外国出身者が地域の一員として、住民や他の外国出身者らと交流を深める機会を設けようと毎年開催しており、今年で22回目を数える。同学習会の日本語教室に通う中国や韓国、ロシア、フィリピンなどの出身者やその家族、ボランティア、地域住民が参加した。

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踊りの輪を広げ、交流を深めた日本語学習会の盆踊り会(能代市上町で)

●能代山本11校一斉に中学校祭
 能代市二ツ井中を除く能代山本の11中学校で2日、学校祭が行われた。合唱コンクールや吹奏楽演奏、ダンスパフォーマンスといった多彩なステージが繰り広げられたほか、学級新聞やクラスアートの展示などを通して学習の成果を来校者に紹介。今年度末で閉校する同市常盤中は最後の学校祭となり、例年以上の盛り上がりを見せた。

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最後の学校祭となった能代市常盤中では寄せ書きコーナーを設置

●展楽座 10月の舞台へ稽古熱く
 能代市二ツ井町を拠点にする演劇集団「展楽座」が10月6、7日の公演に向け、日々の稽古に励んでいる。第23回公演「けせらせら」(二ツ井公民館講堂)は、誰しもに訪れる「老い」を「なるようになるさ」と明るく前向きに描いた五つのオムニバスストーリー。一昨年11月に亡くなった工藤慶悦座長に代わり、初めて団員たち自らで演出を手掛けた作品で、本番まで約1カ月に控えた稽古場は熱気を帯びている。

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来月の「けせらせら」上演に向け、稽古は熱を帯びている(能代市二ツ井町で)

●能代高、伝統行事「十里強歩」
 能代高(京久夫校長)の「十里強歩」は2日深夜から行われた。勢いくスタートを切った生徒たちは暗闇の中で足音を響かせ、体力と精神力の限界に挑みゴールを目指した。71回目の今年は南回りコースで、男子は能代市高塙の同校を発着点に桧山─三種町森岳─鵜川─逆川を経由する37・7㌔、女子は森岳の山本公民館から同校までの20・2㌔。全校生徒678人のうち、部活動の大会を控えていたり、体調不良などの生徒を除く553人(男子281人、女子272人)が参加した。リタイアはわずか2人で男子279人、女子272人の計551人が制限時間の午前8時までにゴールした。

4日の紙面から

●「天使の羽」で写真を撮って
 能代市畠町のランマン屋酒店がユニークなシャッターアートを制作した。秋田公立美術大4年の浅利美月さん(22)=同市鳥小屋=が赤いシャッターに白の「天使の羽」をデザイン。前に立つと、背中から羽が生えたように見える。気軽に写真撮影などを楽しんでもらいたい考えで、店主の伊藤行輝さん(42)は「少しでも街なかのにぎわいにつながれば」としている。

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ランマン屋酒店のシャッターアート「天使の羽」をデザインした浅利さん(右)と店主の伊藤さん

●次世代エネ 恩恵どう具体化
 産学官でつくる能代市次世代エネルギー研究会(会長・小林淳一県立大学長)の会議が3日、市役所で開かれ、再生可能エネルギーの導入や産業振興に関する施策の方向性を定める「次世代エネルギービジョン」の骨子案を審議した。委員からは風力発電などの再エネを活用した地域活性化への具体策や、再エネ導入で市民が恩恵を受けられる具体的な仕組みをビジョンに盛り込むべきとした意見が出た。

●高校生就活、求人好調341人に
 ハローワーク(職安)能代は3日、来春高校卒業予定者を対象とした求人受理状況(7月末)を公表した。求人数は341人で前年同期より69人(25・4%)増。県内就職希望者に対する求人倍率は2・80倍で、前年同期を0・67㌽上回った。人材確保に向けた早期求人提出の動きが顕著で、管内事業所の人手不足の深刻さが改めて浮かび上がった。

●能代市内10自治会で防災組織
 能代市上町、万町など市中心部の10自治会でつくる「能代第一自主防災協議会」が設立された。住民で地域の防災に取り組む自主防災組織で、約500世帯1千人からなる大所帯。能代地域では最大規模となる。中心市街地の空洞化で人口減や少子高齢化に歯止めがかからない現状に危機感を持った住民たちが「共助を強化しなければ地域を守れない」と立ち上がり、市内でも珍しい自主防災組織の連合体結成に踏み切った。

●能代工高・東籟会が集い
 首都圏在住者でつくる能代工高同窓会・東籟会(鈴木猛会長)の第66回集いは1日、東京都千代田区内のホテルで開かれ、会員ら約50人が旧交を温め合った。懇親会では、昭和42年卒業の歌謡歌手・清水ひとしさんや大館市出身の民謡ロックシンガー佐藤真理子さんの歌で盛り上がりながら、会員らは1年ぶりの再会を喜び、歓談を楽しんだ。

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再会を喜び歓談を楽しんだ参加者

●睡眠薬と坑不安薬テーマに講座
 能代市山本郡医師会(山須田健会長)主催の公開講座は2日、睡眠薬・抗不安薬の適切な服用をテーマに同市元町のキャッスルホテル能代で開かれた。秋田市立秋田総合病院精神科科長で認知症疾患医療センター長も務める内藤信吾氏(精神科)の講演を聴き、長期間飲み続けることで睡眠薬・抗不安薬をやめられなくなる依存性の仕組みや問題点に理解を深め、薬を飲む患者自身としての薬や医師との〝付き合い方〟を考えた。

●今夏「猛暑日」は3日間
 能代山本は今夏、連日のように気温が高くうだるような暑さが続いた。気象庁の観測データによると、能代市能代地域では最高気温が30度以上の真夏日は7月が9日、8月は8日の計17日で昨夏よりも3日多く、35度以上の猛暑日は7月が2日、8月は1日の計3日で2日多かった。同月は悪天候に見舞われる日も多く、大雨による住家・非住家への浸水被害や落雷による停電もあった。

●木製防護柵〝お色直し〟
 日本風景街道・のしろ白神ネットワーク(能登祐子代表)は2日、能代市の国道7号バイパスに設置されている木製防護柵(ガードレール)の塗装イベントを行い、子どもから大人まで約20人が参加して塗り替え作業に汗を流した。木製防護柵は、景観向上や危険な横断防止を狙いに、同市の豊祥岱交差点から能代港入り口交差点までの国道7号沿い延長1・5㌔区間に24年度に設置。近年は経年劣化が目立っており、耐久性向上や景観美化のため同団体が昨年から塗装イベントを企画している。

国道7号バイパスの木製防護柵の塗装作業を行う参加者(能代市臥竜山で)

5日の紙面から

●鍾馗様囲んで念仏
 能代市二ツ井町の小掛集落で2日、古くから厄よけの神として信仰されている人形道祖神「鍾馗(しょうき)様」のお祭りが行われた。住民らは緑鮮やかな杉の葉の衣に身を包んだ男女の鍾馗様を囲んで念仏を唱え、無病息災や家内安全を祈願した。「小掛の鍾馗様」は市無形民俗文化財に指定。同集落では、仁鮒方面から同集落への入り口に当たる小掛橋のたもとと、田代方面に抜ける出口にほこらを設け、疫病から住民を守る男女の鍾馗様を安置している。作休みの行事として年1回、男体と女体の衣を新調し、引き合わせることがしきたりとなっている。

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1年ぶりに対面した男女の鍾馗様を囲み、数珠を回しながら念仏を唱える住民(能代市二ツ井町小掛で)

●消防団再編計画を策定へ 能代市
 能代市の9月定例議会は4日開会し、会期を20日までの17日間と決めた後、斉藤市長が行政報告を行った。市長は市消防団員の確保が難しく、消防団活動の維持が困難な状況にあるとして、年度内に団幹部らでつくる検討委員会を設置し、来年度に能代市消防団再編計画(仮称)を策定する考えを示した。先月設立した能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会に関しては「関連産業の集積、雇用の創出、ビジネスチャンスの拡大で地域活性化を目指す」と意気込みを述べた。

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開会した能代市の9月定例議会

●市議会報告会低調の検討へ
 能代市議会運営委員会(針金勝彦委員長)が4日開かれ、安岡明雄副議長が9月定例議会の一般質問に登壇することが説明された。同市議会で副議長が一般質問に登壇するのは初めて。また、市議会が先月下旬に市内3カ所で開いた議会報告会で参加者ゼロの会場もあるなど低調に終わったことへの対応を各班で話し合うことを確認した。

●能代山本の有権者7万1807人
 県選挙管理委員会は、1日現在の選挙人名簿登録者数をまとめた。能代市山本郡は7万1807人(男3万3082人、女3万8725人)。前回の定時登録(6月1日)と比べ532人減少した。市町別では、▽能代市4万7183人(男2万1558人、女2万5625人)、前回比362人減▽藤里町2984人(男1437人、女1547人)、29人減▽三種町1万5130人(男7016人、女8114人)、110人減▽八峰町6510人(男3071人、女3439人)、31人減。

●喫茶店「わらうかど」休業
 三種町鹿渡の道の駅ことおか内でNPO法人「ぷるるん」が経営していた喫茶店「わらうかど」が、先月末で休業した。昨年7月のオープン以来、町の地域おこし協力隊が店長を務め集客に努めてきたものの、協力隊としての任期終了が迫る中、営業継続は難しいと判断。町は「まずは喫茶店を再開することを模索しながら、観光交流スペースとして活用することを検討していきたい」としている。

●「デイアンドナイト」先行上映
 三種町や鹿角市で撮影が行われた映画「デイアンドナイト」が、来年1月26日の全国公開を前に、同19日から25日まで山本ふるさと文化館で先行上映される予定だ。初日の19日はサプライズゲストによる舞台あいさつも予定。10月20日から町内で特別前売り券が販売される。

●台風21号接近に備える
 強い勢力の台風21号の接近に備え、能代山本で4日、農家らが対策を講じる姿が見られた。台風21号は同日、徳島県に上陸し、非常に強い勢力を保ったまま日本列島に上陸するのは25年ぶりとなった。同日夜から5日明け方にかけて東北地方日本海側の沿岸を北上すると見込まれ、秋田地方気象台は激しい雨や土砂災害、河川の増水・氾濫に注意を呼び掛けた。

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台風21号の接近に備え、防風ネットを設置するナシ農家(八峰町峰浜水沢で)

●還付金詐欺か、不審電話相次ぐ
 能代市内で4日、還付金詐欺とみられる不審電話が相次いだ。市消費生活センターには午後4時現在で5件の相談があり、注意喚起している。不審電話はいずれも4日午前11時30分ごろで、市内の60代と70代の女性宅にかかってきた。内容も共通し、24年から29年までの税金の還付(または過払い)があるというもの。電話の相手は市役所健康保険課や、市役所税務課の「吉田」、銀行員を名乗る男で、「特別に手続きするのでキャッシュカードと運転免許証を持って近所のコンビニに向かってほしい」などと話したという。


 

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