11日の紙面から

●ロケットモーター燃焼試験成功
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究所は10日、能代市浅内の能代ロケット実験場で汎用(はんよう)材料を用いた低コスト固体ロケットモーターの大気燃焼試験を行った。キャノン電子(本社・東京都)、日本カーリット(同)と共同で研究を進めているモーターで、試験はトラブルなく終了。有用なデータを得ることができ、今後は実用化に向けて改良を重ねていくという。

能代ロケット実験場で実施された低コスト固体ロケットモーターの大気燃焼試験(10日午前8時ごろ)

●集落営農18経営体が規模拡大
 県山本地域振興局は、能代山本の集落営農組織を対象にしたアンケートの結果をまとめた。回答した31組織のうち、半数以上の18組織が設立当初より経営規模を拡大していると答え、さらに9組織はまだ拡大できると意欲的なことが分かった。同振興局は「県内の他地域よりも拡大志向がある」と受け止めている。また、リーダーの後継者が決まっているとしたのは8組織。一方、3分の1の組織で労働力が足りていないとの悩みを抱えており、同振興局は働きやすい環境をつくって人材を確保することが必要としている。

●県議選、4人に当選証書交付
 県議選能代市山本郡選挙区で当選した4氏に対する当選証書の交付が10日、同市の県山本地域振興局で行われ、当選者が今後4年間に向けて決意を新たにした。県議選は7日に投開票され、同選挙区では無所属現職の吉方清彦氏(48)、いずれも自民現職の高橋武浩氏(57)、佐藤信喜氏(44)、無所属現職の薄井司氏(58)が当選した。

i10p01

県議選能代市山本郡選挙区の当選人に証書を交付(能代市の県山本地域振興局で)

●婦人防火ク車両で巡回広報
 春の火災予防運動(7~13日)に合わせ、能代市婦人防火クラブ連合委員会(小笠原千賀子会長)は、能代消防署とともに市内5地区で車両による巡回広報を展開している。9日夜は桧山地区婦人防火クラブ(渡部理津子会長)が地区内を巡回し、火の用心を呼び掛けた。

n10p02婦人防火クラブ広報

ルートなどを確認して巡回広報に出発(能代市桧山で)

●財務省20年ぶり紙幣刷新へ
 財務省は9日、1万円、5千円、千円の紙幣(日本銀行券)を刷新し、2024年度上期をめどに発行すると発表した。新たな肖像は、1万円札が実業界で活躍した渋沢栄一、5千円札が津田塾大創設者の津田梅子、千円札がペスト菌の発見などで知られる北里柴三郎を用いる。図柄変更は偽造防止の強化が主な目的で、平成16年以来20年ぶりとなる。

●子羊に「めんこいわね」
 藤里町社会福祉協議会(菊池まゆみ会長)が開設する「まち自慢クラブ」が今年度の活動をスタートさせた。10日には町営大野岱放牧場で出産期を迎えている綿羊を見学し、〝まちの自慢〟である「白神ラム」「白神サフォーク」の生産・飼育現場に理解を深めた。

f10p02

綿羊の出産ラッシュを迎えている大野岱放牧場を見学したまち自慢講座(藤里町で)

●風の松原「楽しむ会」年8回
 能代市の風の松原ガイドの会(佐藤修正会長)の総会は10日、同市萩の台のサン・ウッド能代で開かれた。年8回の「風の松原を楽しむ会」の開催などを盛り込んだ31年度事業計画案を承認したほか、風の松原の整備や管理運営に関する意見交換などを目的に、市や関係団体でつくる「風の松原レクリエーションの森管理運営協議会」への参加を決めた。

●橋本文庫イベントに羽鳥アナ
 三種町鯉川にある橋本五郎文庫の開設8周年イベントは、27日午後1時から鯉川地区交流センター(同文庫)で開かれる。テレビ情報番組などでおなじみのフリーアナウンサー、羽鳥慎一氏が来町し、橋本五郎氏とのトークショーを行う。入場無料で、上履きを持参すること。

 

12日の紙面から

●八峰と深浦が藩境画定400年祭り
 秋田藩と津軽藩の藩境が画定したとされる元和5(1619)年から今年で400年を迎えることから、八峰町は7月13、14の両日に青森県深浦町と共に記念事業を実施する。八峰町八森のハタハタ館の駐車場を会場に、両町の特産品を生かした料理のお披露目や飲食の出店などを企画し、地域の魅力を内外に発信するとともに、隣り合う町の歴史を再認識したい考えだ。11日に関係者が集まり、秋田へ行こう!×津軽へ行こう! 八峰・深浦国境400年まつり」の開催を決め、実行委員会を立ち上げた。

m11p01400p

「八峰・深浦国境400年まつり」に向け、実行委を設立(八峰町のあきた白神体験センターで)

●洋上風力、法定協議「参加する」
 洋上風力発電の普及に向け、最大30年間にわたり国が発電事業を許可する「促進区域」の指定を受けるために必要となる法定協議に、本県の各関係漁協からいずれも「参加する」との意思が示されていることが11日、県への取材で分かった。県資源エネルギー産業課は「漁業者の賛同を得られたのは心強い」と話し、本県海域が促進区域の有望地域に選定されることに弾みがつくと期待している。

●三種町CCS誘致協 苫小牧市視察へ
 三種町CCSプラント誘致協議会(会長・田川町長)の総会は10日、町役場で開かれ、CCSの実証試験が行われている北海道苫小牧市への視察を5月に行うことなどを盛り込んだ今年度事業計画を決めた。視察は昨年度行う予定だったが、北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で先送りされていた。

●二ツ井の豪風後援会が解散
 豪風後援会くつろぎ友の会(秋林敏雄会長)の第17回総会が10日夜、能代市二ツ井町三千苅の居酒屋くつろぎで開かれ、後援会の解散を承認した。大相撲元関脇・豪風(39)=本名、成田旭、北秋田市出身=の現役引退に伴うもので、今後は年寄を襲名した「押尾川親方」をサポートする組織を検討していく方針。

●高校入試 5教科合計280・2点
 県教育委員会は11日、31年度県公立高校一般選抜学力検査の抽出調査結果を発表した。5教科の平均合計点は280・2点で、前年度を8・5点下回った。100点満点に換算すると56・0点となり、前年度から1・7点落ち込んだ。調査は全日制一般選抜の受験者5185人の約8%に相当する412人を無作為抽出して集計。高校教育課のまとめにによると、教科別の平均点は、▽国語63・4点(前年度比6・3点増)▽社会48・7点(13・0点減)▽数学53・7点(2・3点増)▽理科65・0点(1・0点増)▽英語49・4点(5・1点減)だっ

●石倉山は春花盛り/三種町
 三種町民の憩いのスポットとして親しまれている森岳の石倉山公園で、カタクリやミズバショウといった草花が咲き誇り、アマチュアカメラマンや散策する人たちの目を楽しませている。公園を吹く風も暖かさを増し、本格的な春の訪れを感じさせている。

L11p01

カタクリの小さくかれんな花が春風に揺れる

●全国舞踊コン工藤さん入選敢闘賞
 第76回全国舞踊コンクールはこのほど、東京都目黒区のめぐろパーシモンホールで開かれ、能代市西通町のたなはしあゆこバレエスクール(棚橋鮎子主宰)に通う工藤理瑛さん(渟南小1年)が児童舞踊幼児部で入選敢闘賞に選ばれた。北秋田市出身の作曲家、成田為三作曲の童謡「りす りす こりす」をかわいらしく舞った工藤さんは「一番上手に踊れた」と胸を張る。

r10p03

児童舞踊幼児部で入選敢闘賞に選ばれた工藤さん

●能代保健所管内にインフル注意報
 県感染症情報センターが11日発表した県感染症発生情報(1~7日)によると、能代保健所管内の1定点医療機関当たりのインフルエンザが17・75人と、前週の8・50人から大きく増えた。同保健所管内では3月4~10日の週にインフルエンザ警報が解除されていたが、県は改めてインフルエンザ注意報を発令。手洗い、マスクの着用などの予防対策を訴え、注意喚起している。

13日の紙面から

●春の山菜が店頭に
 日に日に春めいてきた能代山本地方。農産物直売所やスーパーなどの店頭には天然のアザミやボンナといった旬の山菜が並んでいる。各店では、春の味覚を待ちわびていた買い物客が品定めをする姿が目立っている。このうち、能代市中関の農産物直売所・みょうが館では、先月初めにバッケ(フキノトウ)が店頭に並び、その後もアザミやササダケ、ボンナなどが徐々に加わっている。

n12p01

春の味覚が出回り直売所には山菜コーナー

●洋上風力促進区域指定へ支援要望
 能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会(会長・斉藤市長)は12日、県に対し、最大30年間にわたり洋上風力発電事業が許可される「促進区域」に能代港周辺の候補海域が指定されるための支援や、能代港の早期の港湾計画変更と港湾施設への整備着手を要望した。この日は県庁の佐竹知事に、斉藤市長をはじめ、同盟会副会長の広幡信悦能代商工会議所会頭、理事の田川三種町長、森田八峰町長、津谷永光北秋田市長、菅原広二男鹿市長が要望に訪れた。

a12p01p

能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会が県に「促進区域」指定への支援を要望(県庁で)

●水素混合ガス活用実証
 NTTデータグループの「NTTデータ経営研究所」(東京都)は、能代市の風力発電設備で発電される電力を用いて水素を製造し、県内で産出される天然ガスと混ぜ合わせた「水素混合ガス」を家庭用のガス器具で利用できるか実証している。再生可能エネルギーの風力発電で作られた水素を地域の都市ガスに混ぜることで製造・輸送段階における二酸化炭素排出量を削減し、利用が進んでいない水素の需要喚起を目指す。

●藤里町の斎藤さん環境大臣表彰
 環境省が自然環境の保全に顕著な功績があった個人・団体をたたえる今年度の「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰に、秋田白神ガイド協会会長の斎藤栄作美さん(69)=藤里町粕毛=が選ばれた。県自然保護指導員や白神山地世界遺産センター藤里館の自然アドバイザーとして活躍し、白神山地の環境保全や普及啓蒙(けいもう)活動に尽力していることが評価された。表彰式は、17日に東京・霞が関の環境省で行われる。

●街なかの拠点に定着
 二ツ井町商工会(菊池豊会長)が能代市二ツ井町三千苅で運営している「恋文すぽっと きみまち」の30年度来場者数は、3924人を数えた。株式会社道の駅ふたついの仮事務所が設置されるなど特殊要因が大きかった29年度に比べ約10%減少したが、3千人台後半を維持し、街なかの拠点として定着している格好だ。

f10p03恋文すぽっと実績p

街なかの拠点として定着してきている「恋文すぽっときみまち」

●おなごり日中イベント開催困難
 第32回おなごりフェスティバルin能代2019(9月14日)に向けた第1回実行委員会は11日、能代市総合体育館で開かれ、日中イベントの開催が困難な状況であることが報告された。補助金や協賛金などの減少で事業費の収支が厳しさを増していることに加え、運営スタッフの不足も影響。実行委は「独自に日中の盛り上げを担ってもらえる団体があるか、交渉したい」とし、6月ごろをめどに日中イベント実施の可否を判断する方針。

●中学春季総体は郡市一本化
 能代市、山本郡両中学校体育連盟は今年度統合し、「能代山本中学校体育連盟」(会長・金野尚人能代一校長)としてスタートを切った。昨年度まで生徒数の減少に伴い競技の参加校や人数が縮小したり、中体連が異なることで市町の枠を超えた合同チームの編成が困難になるなど、中学生スポーツを振興する上で支障も生じており、29年度から統合に向けた準備を進めてきた。今年度から春季、夏季、秋季各総体は能代山本一本化。20、21日開催の第1回能代山本中学校春季総体は、一部競技を除いて郡市が混在して行う。

●春の陽気に梅開花
 能代山本地方の民家の庭先などで梅の花が開花し、春本番の訪れを感じさせている。能代市役所駐車場の「さくら庭」では、桜の花もほころび始めた。観桜地の桜はまだつぼみの状態だが、開花が進めば大勢の花見客でにぎわいそうだ。同市出戸本町の山田せい子さん(70)方では、40年以上前に植えた梅が8日ごろから花を開き始めた。青空が広がった12日は開花が進み、淡いピンク色の花びらが爽やかな春風に吹かれ、付近の住民の目を楽しませた。

r12p04

淡いピンク色の梅の花が街に彩りを添えている(能代市出戸本町で)

 

14日の紙面から

●田植え準備、耕起作業に汗
 能代山本地域の田園地帯で、耕起作業が始まった。好天に恵まれた13日は各地の圃場(ほじょう)でトラクターが慌ただしく稼働、春作業の活気を生み出した。30年産米は天候不順で多くの農家が減収に見舞われたとあり、農家は「今年こそは」の思いを込めながら作業に汗を流している。

d13p01

耕起作業が活発化し、能代山本の各地でトラクターが稼働

(能代市真壁地で)

●ドッグランで犬たち伸び伸び
 青空が広がった13日、能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついでは、新たに整備されたドッグランと3×3バスケットボールコートを利用する人たちでにぎわいを見せた。屋根付きイベント広場では、愛犬相談会「ワンワン健康アドバイス」も開かれ、獣医師が愛犬の健康相談や悩み相談に耳を傾け、アドバイスを送った。愛犬相談会は14日まで。

f13p01ドッグランなど人気p2

愛犬と楽しいひとときを過ごす来場者(能代市二ツ井町の道の駅ふたついで)

●高校野球地区リーグ始まる
 春季能代地区高校野球リーグ戦は13日、能代市の能代球場で開幕した。能代、能代松陽、能代工のほか能代西、二ツ井、男鹿海洋でつくる3校連合の計4チームが参加。初日は能代─能代松陽、能代工─3校連合の2試合を行い、能代が5─3、能代工が9─0の7回コールドで勝利を収めた。

●バスケ、能代工高4強入り
 第74回県春季男女総合バスケットボール大会は2日目の13日、秋田市の県立体育館と県営トレーニングセンターで男女の準々決勝まで行われた。男子の能代工高は準々決勝で六郷クラブに百点ゲームで圧勝し、14日の準決勝に進んだ。女子の能代松陽高は準々決勝で和洋高に敗れた。

●ジェイコー、内科外来の態勢強化
 能代市緑町のジェイコー秋田病院(石岡隆院長)は今月から、新たに常勤の内科医2人を確保、内科の外来の診察室を3増の7室(研修医を含む)に増やした。長過ぎる待ち時間と、診察にかける時間の〝短さ〟の双方から苦情が寄せられていたといい、その解消を図った。内科医の充実で、生活習慣病予防検診の2次検査の受け入れも拡大できるとする。また、併せて外来の配置を変更し、産婦人科と漢方内科、小児科を移転、患者が利用しやすいよう配慮した。

●つぼみでさくらまつり開幕
 能代市の能代公園と八峰町八森の御所の台ふれあいパークで13日、「さくらまつり」が開幕した。両会場とも主役の花はつぼみで“開花待ち”の状態だが、19日以降は観桜期に合わせて地域で飲食の出店などの催しが企画されており、今後、にぎわいが増しそうだ。

●ほだ木から収穫体験
 三種町芦崎字大谷地のはたけやま椎茸園(畠山勝巳代表)の「第10回原木椎茸祭り」は13日、同園ほだ場で始まり、町内外から訪れた人たちが木漏れ日の中でのシイタケの収穫体験や多彩な料理の試食を楽しんだ。祭りは14日までで、時間は午前9時~午後3時ごろ。一方、収穫体験は今月下旬まで受け付けており、詳細は畠山代表(☎090・9633・5643)へ。

L13p01

原木シイタケの収穫を楽しむ親子連れ(三種町で)

●サザンドーム16日利用再開
 能代市大森山の能代エナジアムパークは、老朽設備改修のため昨秋から休館していた主要施設「サザンドームのしろ」の利用を16日から再開する。同じく改修を行っていた隣接の「ねぶながし館」は先月から利用を再開している。


 

4月インデックスに戻る