26日の紙面から

●新緑の参道を花嫁行列
 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の伝統行事「嫁見まつり」が25日に行われた。県内外から参加した16人の女性が色打ち掛けを羽織って新緑に包まれた参道を静々と歩き、見物客を魅了した。境内では飲食の出店などもあり、にぎわいを見せた。

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多くの見物客に見守られる中、女性たちが社殿に向け、参道を静々と歩いた花嫁行列

(能代市御指南町の日吉神社で)

●二ツ森、藤駒岳で山開き登山
 世界自然遺産・白神山地の二ツ森(標高1086㍍)の山開き登山が25日、行われた。青空の下、参加者は草花を観察しながら山頂を目指し、登山の充実感を味わった。八峰町とぶなっこランドの自然観察会「白神山地~二ツ森~ミネザクラを見よう」として開催。同町をはじめ、秋田市や羽後町、青森県弘前市などから29人が参加した。また、藤里駒ケ岳(標高1158㍍)の山開き登山同日行われ、県内外の登山愛好者22人が好天の下、ブナなどの新緑を眺めながら歩を進めた。山頂からは世界自然遺産・白神山地の眺望を堪能し、山歩きシーズンの幕開けを実感した。

好天の中で行われた二ツ森の山開き登山。白神山地の世界遺産地域を望む登山者

 

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ブナの新緑の中、残雪を踏みしめながら、藤里駒ケ岳の山頂を目指す登山愛好者

 

●住民による「共助運行」学ぶ
 三種町が10月に実施する公共交通再編で、各地区でワゴン車による有償運送を担うことになる住民団体関係者の研修会が23日、町役場で開かれた。農山村の交通計画作りに詳しいNPOいわて地域づくり支援センター(岩手県花巻市)の若菜千穂常務理事が講師を務め、過疎地での有償運送の成功や失敗の事例を紹介したり、ドライバーとしての心構えなどについてアドバイスした。

●見応え十分 春霞盆栽展
 能代盆栽会(小林定雄会長)の春霞盆栽展は25日、能代市大森山の能代エナジアムパークで始まり、見応え十分な作品が来場者を楽しませている。今回は全員で計20点を出品。芽が膨らみ季節感を感じさせる松や、青々とした新緑が爽やかなモミジ、鮮やかな黄色い花と艶やかな香りをまとったキングサリ、白くかれんなつぼみが存在感を放つエゴなどが並んだ。会期は26日まで。時間は午前9時30分~午後4時。

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20点の盆栽が並んでいる展示会

●高校野球、能代が決勝へ
 第67回春季東北地区高校野球県大会は5日目の25日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝が行われた。県北第4代表の能代は県南第3代表の湯沢翔北と対戦、4─4の同点で迎えた延長10回に本塁打で1点を勝ち越して5─4で接戦を制し、優勝した平成28年以来3年ぶりの決勝進出を果たすとともに、12回目の東北大会(6月6~10日・山形県中山町の県野球場ほか)の出場を決めた。能代は10回目の優勝を懸け、26午後0時30分試合開始予定の決勝で中央第1代表の明桜と顔を合わせる。

 ▽準決勝(こまちスタジアム)
能  代
0002000201 5
0000102010 4
湯沢翔北
      (延長10回)

●きみまちツツジと新緑調和
 つつじまつり会期中の能代市二ツ井町のきみまち阪公園で、ツツジがオレンジや淡い紫、白など色とりどりの花を咲かせ、新緑に染まる景勝地を彩っている。同公園のツツジはもう少し見頃が続く。同公園にはヤマツツジ、レンゲツツジ、キリシマツツジ、ミヤマツツジ、クルメツツジなど約2500株が植栽されており、豊かな色彩で園内を華やかに彩っている。つつじまつりは今月末まで。

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深い緑を背景に、鮮やかなツツジが咲き誇っているきみまち阪公園

●サンドクラフト参加者募集
 三種町サンドクラフト実行委員会は、7月27、28の両日に釜谷浜海水浴場で開かれるサンドクラフトの砂像甲子園や小型砂像コンテスト、水着コンテストの参加者、出店村への参加店を募集している。水着コンテスト以外のイベントは、今月31日を締め切り日としている。詳細、申し込みは事務局の町商工観光交流課(☎0185・85・4830)へ。

●「繋がる愛」テーマに演奏
 能代松陽高吹奏楽部の第7回定期演奏会が25日、能代市文化会館大ホールで開かれ、力強く繊細な演奏で約420人の聴衆を楽しませた。同校吹奏楽部は今年度、新入部員11人が加わり、総勢38人で活動。「愛・感謝・笑顔」を部訓に掲げており、毎年この時期に開く演奏会では「愛」をテーマに幅広いジャンルの楽曲を繰り広げている。今年のテーマは「繋(つな)がる愛」。新たな時代や未来の世代に愛を繋げたいという思いを込めた。

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「繋がる愛」をテーマに部員たちが愛を込めて楽器を奏でた(能代市文化会館大ホールで)

27日の紙面から

●中部地震「あの日」を忘れずに
 昭和58年5月に発生した日本海中部地震から36年を迎えた26日、八峰町と三種町で住民や行政、消防などの関係機関が連携しての防災訓練が行われた。地震による津波や火災などを想定し、参加者は避難行動や消火など有事の対応を確認したほか、日本海中部地震を風化させることなく防災意識を高めていくことを誓った。

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地震を想定した訓練で自宅から避難する住民たち(八峰町八森で)

●遺族参列し津波犠牲者を慰霊
 日本海中部地震の津波で36人が亡くなった能代市の能代港で26日、市主催の献花式が行われた。斉藤市長や遺族らが慰霊碑に花束をささげ、東北電力能代火力発電所の工事中に犠牲となった作業員らの冥福を祈った。日本海中部地震が発生した昭和58年5月26日正午、能代港では能代火力の埋め立て工事が行われ、作業員や潜水士らが津波で命を落とした。近くの大森山地区の緑地には殉難者慰霊碑が建立され、津波の犠牲者36人の名前が刻まれている。

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斉藤市長が36人の犠牲者を悼み慰霊碑に献花

(能代市大森山で)

●爽やかに房住山山開き登山
 三種町と能代市二ツ井町にまたがる房住山(409㍍)で26日、山開きが行われた。好天の下、町内外から参加した130人余りの愛好者らが爽やかな新緑や花々を楽しみながら山頂を目指し、心地よい汗を流した。房住山は、かつて修験者の修行の地として栄え、坂上田村麻呂と蝦夷の首領・長面三兄弟の戦いなど多くの伝説が残る「伝説と信仰の山」。樹齢200年を超す天然秋田杉やさまざまな広葉樹が混生、登山道には江戸時代末期に地元の人たちによって建立された石仏群「三十三観音」(町指定文化財)がある。

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房住山が山開き。爽やかな緑あふれる登山道を進む参加者

●高校野球 能代惜しくも準優勝
 第67回春季東北地区高校野球県大会は最終日の26日、秋田市のこまちスタジアムで決勝と東北大会の第3代表決定戦が行われた。能代─明桜の決勝は、能代が初回に1点を先制したが、2回に6点を失い、反撃も及ばず3─6で敗れ、3年ぶり10回目の優勝を逃した。能代は、本県第2代表として東北大会(6月6~10日・山形県中山町の県野球場ほか)に出場する。組み合わせは31日に決まる。

 ▽決勝(こまちスタジアム)
能代100100100 3
明桜06000000X 6

●青空の下、子どもたち遊び満喫
 第40回のしろ子どもまつりは26日、能代市子ども館で開かれた。家族連れや子ども同士のグループなど、市内外から約4千人(主催者発表)が訪れ、竹馬や射的、輪投げ、パン焼き、凧(たこ)作りといった多彩なコーナーを楽しんだほか、バレエや太鼓、ご当地ヒーローのショーも催され、会場は子どもたちの笑顔とにぎやかな歓声に包まれた。

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多彩なコーナーを巡って、思い思いに遊ぶ子どもたち(能代市子ども館で)

●誘致企業社員ら田植え体験
 能代市に立地する誘致企業関係者に農作業体験してもらう「こめっこ隊」の田植え体験が26日、同市常盤山谷地区で行われ、5社の社員と家族ら23世帯40人が稲の苗の手植えに汗を流した。市や県が誘致した市内の企業に対するフォローアップの一環で市が平成25年度から行っている。転勤族である社員らに田植えや稲刈りの農作業などを体験してもらい、自然豊かな能代の魅力を感じてもらう狙いがある。

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はだしになって田植えをする誘致企業の社員や家族(能代市常盤山谷で)

●浅内の堤にオオハクチョウ
 能代市浅内字浅内の大館堤で26日、2羽のオオハクチョウが羽を休める姿が目撃され、地域住民を驚かせている。堤は浅内小南西の旧国道寄りにある。同日午前11時20分ごろには2羽のオオハクチョウが悠々と泳ぎ、時折鳴き声を上げ、羽根を繕う姿も見られた。近所に住む女性(69)は「前日は全く気付かなかったが、26日朝にはハクチョウが沼におり、今までになかったことなので驚いている。2羽で泳いでいるのでつがいだろうか」と話した。

堤で羽を休める2羽のオオハクチョウ

(26日午前11時20分ごろ)

●ARDF男女5人が全国切符
 第22回県高校ARDF(アマチュア無線方向探索)春季大会は26日、秋田市の県立中央公園で開かれた。個人の部では、女子の堀江優風(能代3年)が優勝するなど3人が入賞、男子も能代の2人が上位に入り、男女計5人が全国大会(7月27、28日・新潟県阿賀野市)への出場権を得た。県高校文化連盟自然科学部会無線部の主催で、男子57人、女子13人が出場し、男女の個人と男子の団体で競った。

28日の紙面から

●「真夏日」5月の観測史上最高に
 能代山本地方は27日、高気圧などの影響で厳しい暑さに見舞われた。能代市では最高気温が30・7度(午後0時42分)を観測し、今年初めての「真夏日」となったほか、5月の気温としては観測史上最も高い日となった。街のあちこちで「暑いね」との声が聞かれたほか、半袖姿も広がり、夏本番の様相となった。

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厳しい暑さに見舞われ、夏服姿の学生が目立った(能代市柳町で)

●中小企業庁長官と意見交換会
 能代商工会議所青年部(田中秀範会長)は27日、能代市柳町のプラザ都で中小企業庁長官の安藤久佳氏との意見交換会を開いた。出席した若手経営者は、人口減少と少子高齢化による市場縮小や人材確保難など、能代山本の産業界が直面する厳しい現状を伝えた。安藤氏はこの日、同市内の2事業所の工場視察も行った。

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安藤長官との意見交換会では、若手経営者が能代市の産業界の現状を伝えた(能代市のプラザ都で)

●あすチャレンジデー
 全国の自治体間で住民の運動やスポーツ参加率を競い合う「チャレンジデー2019」は、あす29日に行われる。本県からは今年も全市町村がエントリーし、能代山本4市町も参加率向上と勝利を目指してスポーツイベントを多彩に企画。住民に積極的な参加と「もれなく報告を」と呼び掛けている。

●能代木産連、月1度「勉強会」
 能代木材産業連合会の総会は27日、能代市河戸川の市技術開発センター研修棟で開かれ、今年度事業計画を決めた。木材や関連業界の活性化に向けた勉強会などを盛り込んだ。指定管理者として運営する同センターと「木の学校」の事業計画も決めたほか、役員改選で新会長に越後春彦氏(丸越社長)を選出した。

●県高校総体、伊藤が柔道81㌔級V
 第65回県高校総体は27日、秋田市などで先行開催の3競技が行われた。能代勢は、柔道の男子個人81㌔級で伊藤悠雅(能代3年)が優勝し、全国切符をつかんだ。陸上は男子の200㍍で今野和行(能代松陽同)、円盤投げで嶋田偉月(能代工2年)、女子の100㍍障害で小笠原美古都(能代3年)がそれぞれ2位、男子三段跳びの大谷航平(同)は3位に入った。

●長信田太鼓、ライブへ 練習熱く
 三種町森岳の長信田の森心療クリニックに通う若者たちによる第7回長信田太鼓ライブ「天鷲~真正面から取り組まずば、得るものなし」は、6月16日午後1時30分から山本ふるさと文化館で開かれる。結成から10周年の節目のライブを成功させようと、メンバーは真剣な表情で日々の練習に汗を流している。

L13p01長信田太鼓ライブ

ライブ本番に向け猛練習を重ねている長信田太鼓のメンバー(三種町森岳で)

●学生機能別団員の入団式
 能代市消防団条例の一部改正に伴い、機能別団員の任用資格が拡大となり学生機能別団員が任命されることになった。市消防団としては初めてで、27日に市役所で入団式が行われ、秋田しらかみ看護学院の女子学生24人が任命された。団員は「自分たちの地域は自らで守る」という精神に基づき、時間の許す範囲で火災予防啓発や防災教育などの活動に取り組んでいく。

秋田しらかみ看護学院の女子学生24人を学生機能別消防団員に任命

●秋の実り願い棚田で田植え
 藤里町横倉地区の棚田で26日、白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)の田植え体験が行われた。参加者は秋の実りを願いながら、昔ながらの手植えであきたこまちの苗を丁寧に植えた。地区に残る棚田の保全に協力する支援者(オーナー)を育てようと、平成23年度から農作業や地域交流などを体験するプログラムを年3回実施。皮切りとなる田植えには、秋田市や宮城県大崎市から10人の親子や家族連れが参加した。

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あきたこまちの苗の手植えに精を出す参加者(藤里町横倉地区で)

29日の紙面から

●和服リメーク 洋服に
 能代市内に住む高齢の女性有志が28日、和服を洋服にリメークした作品のファッションショーを市南部公民館で初めて開いた。洋裁を長年趣味にしている同市大内田の五十嵐幸子さん(78)が企画したイベントで、披露した服は五十嵐さんが母親の遺品などを基に制作し、モデルも市内の高齢者が務めた。会場が中高年者で満杯になる中、モデルはおしゃれな洋服を着て次々と登場。来場者は「すてきね」と笑顔を見せたり触り心地を確かめたりし、大にぎわいを見せた。

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初のファッションショーに力を注いだ五十嵐さん(右から2人目)とメンバー

●水害常襲解消へ三種川改修
 県山本地域振興局は、三種町の三種川で床上浸水対策特別緊急事業を進めている。昨年度の達子地区に続き、今年度は長面地区で河道掘削や築堤を行い、水害常襲地帯での浸水被害解消を図るほか、芹沢地区周辺では川のショートカットを行う。5年に一度程度の確率で発生する洪水でも被害が起きないようにする事業で、同振興局は「安心・安全な暮らしができるよう着実に進めていく」としている。

●富町火災の検証続く
 斉藤能代市長は28日、市役所で記者会見した。能代消防署の消防士2人が殉職した富町住宅火災で、自身が代表理事を務める能代山本広域市町村圏組合の消防本部が設置した調査委員会による検証が4カ月間にわたっていることについて「専門的見地を必要とする事案であり、経過を待つしかない」との認識を示した。結果の公表は「二度と起きないよう検証されるべき。明らかにできる部分は公表すべきと考えている」と述べた。

●6月市議会4日に招集
 能代市は28日、6月定例議会を6月4日に招集すると告示した。提出議案は今年度一般・特別会計補正予算案3件、森林環境譲与税基金条例の制定、元号を改める政令施行に伴う関係条例の整理など単行議案8件、承認3件の計14件。

●地域住民と太鼓で交流
 三種町森岳にある長信田の森心療クリニックの太鼓ワークショップ(WS)が28日、敷地内にある道場・錬成館で始まった。長信田太鼓の若者たちが地域住民に太鼓を教える取り組みで、今年で3年目。一緒に太鼓の練習に汗を流してリフレッシュを図る一方、休憩時は和やかに談笑する光景が見られた。WSは、日頃の地域の支援に感謝を込め、若者が地域の高齢者と触れ合う「いきいきふれあいプロジェクト」の一環で、町内の60歳以上を対象に平成29年度から開いている。

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長信田太鼓のメンバーと地元住民が一緒に太鼓の練習に汗を流したワークショップ

●能代小劇場、来月公演へ稽古
 能代市の劇団能代小劇場(伊藤洋文代表)の第14回自主公演は、6月15、16の両日に市文化会館中ホールで開かれる。県演劇団体連盟50周年記念事業の一環で、同劇団はオリジナル作品「まち角」と脚本家、宮本研が手掛けた笑劇「人を食った話」を上演する。公演まで3週間を切った26日夜、同市砂留山の石のようぶんで通し稽古が行われ、出演者は立ち位置やせりふを確認しながら稽古に励んだ。15日の開場は午後6時、開演6時30分。16日は午後1時開場、1時30分開演。チケットは両日とも999円で、同会館内の喫茶店「木かげ」で取り扱っている。問い合わせは今立善子さん(☎090・8781・0033)か、伊藤代表(☎0185・52・6400)へ。

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本番に向けて、通し稽古に励む出演者たち

(能代市砂留山で)

●人権の花運動で植栽
 能代市朴瀬小(檜森秀樹校長)で28日、「人権の花」運動の植栽活動が行われ、全校児童23人はマリーゴールドやベゴニアなどの花をプランターに植えた。県北地域人権啓発活動ネットワーク協議会の主催。花を育てることで命の大切さや相手への思いやりの心を学んでもらおうと各地区の小学校で毎年実施している。能代山本では同校を皮切りに、竹生、常盤、八森、湖北の全5校で植栽活動を行う。

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優しい心を持って、花を植える児童たち

(能代市朴瀬小で)

●不審者への警戒周知
 川崎市で28日朝、スクールバスを待っていた小学生らが刃物を持った男に次々に襲われ、女子児童と30代男性が死亡した殺傷事件を受け、能代市教育委員会は同日、市内の小中学校16校に不審者への警戒を呼び掛けた。各校は、児童生徒に登下校時の注意を喚起したり、保護者に緊急メールを送信。また、八峰町の小学校2校では、教諭が車で下校時のスクールバスの後をついて回り、安全確認に努めた。

30日の紙面から

●チャレンジデー 爽やか汗
 人口規模が同規模の自治体同士で住民の運動・スポーツ参加率を競い合う「チャレンジデー2019」が29日、全国一斉に行われた。能代山本4市町は6年連続の〝フル参戦〟で、子どもからお年寄りまでがさまざまなプログラムに取り組み、爽やかな汗を流した。

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チャレンジデーが29日開催。相手自治体への勝利を目指し、運動に汗を流す住民(能代市の中川原堤防で)

日本白神水産が事業を停止
 アワビの陸上養殖・販売を行っていた八峰町八森字古屋敷の日本白神水産(菅原一美代表取締役社長)が29日までに事業停止したことが分かった。旧八森小の校舎を活用して養殖事業に取り組み、「白神あわび」の名称で町内外で販売してきたが、業績が思うように伸びず経営が悪化した。民間の信用調査会社・東京商工リサーチ秋田支店によると、負債総額は約6千万円(昨年3月期時点)とみられている。

●「あわびの里」に衝撃走る
 官民でブランド化を進めてきた八峰町の「白神あわび」。養殖・販売を手掛けてきた日本白神水産が事業を停止し、白神あわびでメニュー開発や誘客を図ってきた飲食店や宿泊施設、関係団体に衝撃が走った。認定グルメを提供していた飲食店はアワビを仕入れる見通しが立たず、メニュー変更などの対応を迫られたほか、関係団体や業者も事業停止を残念がり、「あわびの里」に動揺が広がっている。

●能代商議所 昨年度決算案承認
 能代商工会議所(広幡信悦会頭)の通常議員総会は29日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、平成30年度一般・特別会計の収支決算案を承認した。一般会計4300万円余り、6特別会計で計780万円余りの収支剰余金を計上し、いずれも今年度各会計に繰り越すことを決めた。

●木高研3日から木材基礎講座
 県立大木材高度加工研究所の木材基礎講座は、6月3日から能代市海詠坂の同研究所で全4回の日程で開かれる。「持続可能な開発目標(SDGs)と木材利用」をテーマに、教員4人がそれぞれの専門分野を踏まえて講義を行う。SDGsは、世界が取り組む17の目標として2015年の国連サミットで採択された。同研究所は「持続可能な未来のために木材利用がどう貢献できるか考えたい」としている。事前の申し込みは不要で、聴講希望者は当日会場へ。6月3日から24日まで毎週月曜に開講。4回とも午後6時から1時間。問い合わせは同研究所(☎0185・52・6900)。 

●県高校総体あすから集中開催
 第65回県高校総体は、あす31日に秋田市文化会館で総合開会式を行い、6月4日まで同市を主会場に各地で24競技が集中開催される。鹿児島県など九州地方南部が会場の全国高校総体(インターハイ、7月24日~8月20日)の出場を目指し、選手たちが熱戦を展開。能代勢の活躍に期待がかかる。

●能代工生、地質調査現場見学
 能代工高建設科の生徒を対象とした地質調査業務の見学会は29日、能代市河戸川の市南部公民館敷地内で開かれた。県地質調査業協会(奥山和彦会長)がボーリングマシン2基を使って地中の土壌採取を実演。担当者は「若い人材の確保難が深刻化している。少しでも関心を持ってもらいたい」と話していた。

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能代工高の生徒がボーリングマシンを使った地質調査業務を見学(能代市南部公民館敷地内で)

●「緑豊かなまち」へ市植樹祭
 第62回能代市植樹祭は29日、同市二ツ井町の二ツ井中で行われ、中学生や市民が同校グラウンド周辺に、真っ赤な花を咲かせるオオベニウツギの苗木50本を植えた。参加者は木が大きく育ち、グラウンドを緑と花で彩り、木都・能代がさらに自然豊かなまちになることを願った。市国土緑化推進委員会(委員長・小野正博副市長)の主催。植樹祭は昭和32年に始まり、38年を除いて毎年開催している。今年は推進委を組織する市、県山本地域振興局、米代西部森林管理署、白神森林組合の職員、地元選出県議、市議らのほか、二ツ井中全校生徒125人と一般市民ら合わせて170人以上が参加した。学校敷地内で植樹祭を行うのは初めて。

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丈夫に育ってきれいな花を咲かせることを願いながら優しく植え付けた生徒たち(二ツ井中で)

 

31日の紙面から

●収穫楽しみに田植え体験
 八峰町峰浜小(斎藤猛満校長)の5年生26人は30日、同町峰浜小手萩地区の田んぼで田植え体験を行い、おいしいコメができるように願いを込めながら苗を植えた。田植えは初めてという鈴木海斗君は「田んぼの中は歩きにくく、苗を植えていくのは大変だったけれど楽しかった。秋の収穫が楽しみ」と笑顔を見せた。

田植え体験を楽しむ児童たち

(八峰町峰浜小手萩地区で)

●住友商事が洋上風力を計画
 大手商社の住友商事(東京)が、能代市から三種町、男鹿市にわたる一般海域で洋上風力発電の開発を計画していることが30日、分かった。風車は世界最大規模の出力となる1万㌔㍗前後を想定しているもよう。50基ほど配置し、合計出力は約50万㌔㍗を見込む。7月末の環境影響評価(アセスメント)の実施に向けて準備を進めている。これで能代山本の同じ海域に3事業者が集中する形となった。本県沖は一般海域の利用ルールを定めた新法に基づき、国の「促進区域」に指定される公算が高く、大手の市場参入に向けた動きが活発化している。

●白神森林組合、11期連続黒字
 白神森林組合(金野忠德組合長)の第25回通常総代会は30日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、平成30年度決算と今年度事業計画を承認した。決算は3250万円の当期剰余金を計上し、11期連続の黒字となった。事業計画には、伐採後の再造林を促進する助成事業を新たに盛り込んだ。

●峰浜培養、新工場稼働率が低迷
 菌床シイタケの菌床ブロック(ほだ)を製造している八峰町の第三セクター・峰浜培養(代表取締役・森田町長)の定時株主総会は28日、同町八森のハタハタ館で開かれた。昨年度決算では1120万円の当期純利益を計上したものの、ほだの製造本数は245万本余りで、栽培農家の雇用難などに伴うほだの需要減により、新工場を十分に稼働させることができず計画対比89・2%の実績にとどまった。

●ガンバルベ石川、2日設立総会
 八峰町峰浜石川地区の住民有志が、地域の活性化や伝統文化の継承に向けた活動団体「Teamガンバルベ石川」の設立準備を進めている。隔年で開いている「石川フェスティバル」の継続に加え、世代を超えて住民が集い交流できる場の創出を目指す。6月2日に設立総会を開く。

●バスケミュージアム機能強化を
 能代市の「バスケの街づくり」推進に向けた意見交換会が29日、同市柳町の旧料亭金勇で開かれ、能代バスケミュージアム(畠町)の機能強化について肯定的な意見が多かった半面、地元クラブチーム設立の議論では賛否が分かれた。市、市体育協会、金勇などでつくる市バスケの街づくり推進委員会(大塚和敬委員長)の主催。市バスケの街づくり推進計画(平成24年度から10カ年)の実施状況を点検しPR拠点・バスケミュージアムの機能強化を検討している。

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「バスケの街づくり」推進に向け話し合った意見交換会(旧料亭金勇で)

●チャレンジデーは3勝1敗
 29日に全国一斉に行われた住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2019」は同日午後9時で終了し、能代山本4市町の参加率は藤里町が88・4%、八峰町が72・7%、能代市が68・7%でそれぞれ前年を上回ったが、三種町は55・7%で前年を下回った。藤里、八峰、能代の3市町は対戦自治体に勝利し、三種町は黒星を喫した。

●70代女性がツツガムシ病
 県は30日、能代保健所管内の医療機関から同保健所管内に住む70代女性がツツガムシ病に罹患(りかん)したと届け出があったと発表した。今年県内での同病の発生届は3件目、能代保健所管内では2件目となる。県保健・疾病対策課によると、女性は今月19日に38度台の発熱などを訴えて管内の医療機関を受診。右前腕部に刺し口があり、発疹などの症状も出たことから、29日にツツガムシ病と診断された。同日現在、女性は入院治療中で、容体は安定している。ツツガムシに刺された日は不明だが、今月に入りほぼ毎日、自宅周辺で畑仕事をしていたという。


 

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