6日の紙面から

●境内で踊りや演奏、屋台満喫
 三種町鹿渡の松庵寺(渡辺紫山住職)で3日、松庵寺郷土まつりが開かれた。住民が楽しみにしている「寺フェス」で、今年で7回目。県内外の7団体がフラダンスや太鼓、レゲエなどバラエティーに富んだステージを展開したほか、国際色豊かな出店が並び、町内外から多くの老若男女が来場。境内と地域に笑顔とにぎわいを生み出した。

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さまざまなジャンルのパフォーマンスを展開

●能代山本、熱中症 要注意が続く
 能代山本地方は厳しい暑さが続いており、能代山本広域市町村圏組合消防本部によると、先月末以降は、ほぼ毎日のように熱中症による救急搬送事案が発生。能代市で5日、熱中症とみられる症状で市内の病院に救急搬送された90代女性が死亡した。県内は今後1週間、最高気温が30度を超える暑さが続く見通しで、関係機関は室温管理や小まめな水分補給など、予防を呼び掛けている。

●能代軟式、全国での活躍誓う
 第64回全国高校軟式野球選手権大会(24~29日・兵庫県明石市など)に北東北代表で出場する能代の選手と監督らが5日、県教育庁を訪れ、「全国優勝をしてきたい」と活躍を誓った。能代は先月31日、今月1日に秋田市のこまちスタジアムで開かれた北東北大会で優勝し、2年連続19回目の全国切符を獲得した。同校は2人主将制を採用しており、この日は杉澤崚真(3年)、武田絃(同)両主将と井川良太郎監督、山田浩充校長が来庁し、出場を報告した。

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能代高軟式野球部が「明石」出場を報告

(県教育庁で)

●能代山本観光、ロゴマーク決定
 能代山本4市町が連携して観光振興に取り組む一般社団法人・あきた白神ツーリズムが募集していたロゴマークデザインの採用者が、チリ女性のイザベルさん(30)に決まった。白神山地のブナと水、雄大な山並みを屋根とした「家」を表現したほのぼのとした雰囲気の作品で、同法人のPRに幅広く活用される。

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あきた白神ツーリズムのロゴマーク

●全国定通制柔道、鈴木が連覇
 第50回全国高校定時制通信制柔道大会は4日、東京都文京区の講道館で開かれた。本県の選抜選手として出場した東雲中出身の鈴木清也(秋田明徳館通信制課程3年)が、男子個人90㌔超級で2連覇を果たした。

●琴丘が全日本ソフト3位を報告
 第33回全日本小学生女子ソフトボール大会で3位に入った三種町の琴丘ドリームシャインの選手らが5日、町役場を訪れ、田川町長らに大舞台での活躍を報告し、今後控える大会でも全力を尽くすことを誓った。

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全国大会での活躍を報告する琴丘ドリームシャインの選手たち(三種町役場で)

●能代オペラ本番迫り立ち稽古
 能代オペラ音楽祭(関口美奈子代表)は、25日に能代市文化会館大ホールで第8回公演「オペラ『ラ・ボエーム』全4幕」を行う。本番を3週間後に控えた4日、芸術監督を務める成田博之さん(東京二期会)と副指揮者の澤村杏太朗さんを招き、同市海詠坂の能代山本広域交流センターで立ち稽古を実施し、出演者たちは歌唱や舞台上での立ち居振る舞い方の練習に励んだ。公演は午後1時15分開場、同2時開演。チケットはA席(自由席)の一般が4千円、小中高校生2千円、車椅子席3千円、母児席2500円(当日は各500円増し)。市文化会館などで取り扱っている。チケットの問い合わせは同音楽祭広報担当の平賀優子さん(☎090・7338・1315)へ。

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澤村さんの指導を受け、感情豊かに歌う練習に励む子どもたち

●能代山本の成人式14、15日
 能代山本4市町の成人式は、14、15の両日に各市町で行われる。式典のほか中学校時代の写真のスライドショーや恩師からのメッセージなどさまざまな企画が予定され、各会場では旧友との再会を喜ぶ新成人の姿が見られそうだ。式典の実施日は能代市と八峰町が14日、三種町と藤里町が15日。4市町合わせ779人が大人の仲間入りを果たす。

7日の紙面から

●役七夕、清若の城郭灯籠練る
 能代の夏祭りを締めくくる伝統の「役七夕」は6日、能代市中心部で行われた。当番の清助町組の城郭灯籠が道中ばやしを響かせながら、威勢のいい掛け声を上げて練り歩いた。この日は気温30度超えの猛暑。日が暮れた街に清若の伝統の「青シャチ」が色鮮やかに浮かび上がった。きょう7日はシャチ灯籠が関係町内を巡った後、能代港下浜ふ頭に向かい、午後8時15分に点火する。

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夜の街に青シャチが浮かび上がり、熱気は最高潮(能代市柳町で)

●さんだらぼっち新調
 能代市の伝統行事「役七夕」を6、7両日運行する清助町組の親丁・清若は、田楽の底にふたをして頭に載せる稲わらの編み物「さん俵」(さんだらぼっち)を20年ぶりに新調した。城郭灯籠2基を運行した平成11年に米屋で製造した物の多くがほつれ、色あせるなど傷みが激しくなったため。「わら文化」の衰退で米俵を作る米屋や農家が姿を消したため、同市中関にある県内唯一のわら縄製造業「佐々保商店」に初めて注文。市内の小学生約70人が田楽を頭に載せて元気に歩いた。

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20年ぶりに新調した清若のさんだらぼっち

●米代川で船上巡視/国交省能代
 国土交通省能代河川国道事務所は6日、能代市の二ツ井町小繋から落合までの区間で米代川の船上巡視を行い、危険箇所や護岸などに異常がないか確認した。関係者は船外機付きボートやカヌーに乗り込み、米代川を下りながら、護岸などの河川施設が壊れていないか、洗掘箇所がないかなどを点検した。

●JAンビニの米粉パン充実
 JA秋田やまもとが運営する三種町鹿渡のJA(ジャ)ンビニANN・ANは、10日から地場産の米粉を100%使ったパンを本格販売する。今春いったん発売したものの、新たなオーブンを導入しスタッフの技術が習熟したことを踏まえ、改良や新商品の開発を進めて10種類を仕上げた。米粉や具材の風味を生かした「田んぼのパン」で、同JAは「新たなコメの食文化として、県内外に発信していきたい」と意気込んでいる。

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風味豊かな米粉パンがそろい、10日から本格販売する

●藤里町と県山本局が意見交換会
 藤里町と県山本地域振興局との意見交換会は5日、町三世代交流館で開かれた。今年度主要事業や要望事項を踏まえて意見を交わし、今後も情報共有や連携を図っていくことを確認した。要望事項は、犬などのペットが繁殖し過ぎて飼い主が飼育できなくなる動物の多頭飼育問題の早期解決、矢坂上野地区の圃場(ほじょう)整備事業の推進、素波里園地内の「ふるさと自然公園センター」の展示物等リニューアル、県道西目屋二ツ井線荷上場バイパス整備、空き家対策など。

●白神の水の秘密知る
 水や自然の大切さを体験するイベント「白神の水をめぐる冒険~森と人が白神の水をおいしくきれいにするヒミツを発見しよう!~」は3日、藤里町の白神山地世界遺産センター藤里館などで開かれた。参加した子どもたちはブナ林の散策や水を浄化する実験などを通して、白神の水のおいしさを探った。

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メタウォーターの担当者を講師に水の循環を学ぶ子どもたち

●豊作願ってねぶ流し
 三種町上岩川地区の三種川で6日夜、江戸時代から伝わる七夕行事「ねぶ流し」が行われた。太鼓のはやしが鳴り響く中、住民たちが川に浮かべた大きなわら人形に火を付けて災いを払い、五穀豊穰(ほうじょう)や無病息災を祈願した。ねぶ流しは、夏の疲れからくる眠気を追い払うと同時に、悪疫やけがれを遠くに流す行事と言われている。上岩川地区では、江戸時代の天保年間(1830~44年)に起きた大飢饉で、地域の農業が大きな被害を受けたことをきっかけに始まったと伝えられる。

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住民が無病息災などを願った「ねぶ流し」(三種町上岩川地区で)

●小学生が仕事を体験
 三種町社会福祉協議会(小沢寿昭会長)主催の夏休みジュニアボランティア講座「こどものまち しごとーいあきたin三種町」が6日、八竜農村環境改善センターで開かれ、夏休みの小学生がブースを回りながらさまざまな職業に挑戦したり、稼いだ模擬通貨で買い物やサービスを受ける体験イベントを楽しんだ。

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夏休みの子どもたちが社会の仕組みを学んだ(三種町八竜農村環境改善センターで)

8日の紙面から

●水面に炎、役七夕シャチ流し
 能代伝統の「役七夕」は7日夜、能代市の能代港下浜ふ頭でシャチ流しが行われた。哀愁帯びた流しのはやしが奏でられる中、清若のシャチ灯籠が炎に包まれ、清助町組による令和初めての役七夕は幕を閉じた。

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炎で水面を染める清若のシャチ灯籠(7日午後8時15分ごろ、能代港で)

●能代火力3号機試運転順調に
 来年3月に営業運転開始を控える東北電力能代火力発電所3号機(能代市大森山、出力60万㌔㍗)は、今月から試運転による発電を行っている。7日の出力は約18万㌔㍗。今後、段階的に出力を上げて機器の調整や安全確認などを行い、本格運転に備える。着工から3年半余りが経ち、建設工事も大詰め。同発電所は「これからは点検作業の一つ一つの重要性が増す。安全を最優先に進める」としている。

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試運転による発電を開始した3号機のタービン設備

●市農業技術センターの整備方針検討
 能代市農業技術センターの整備方針検討委員会が7日、同市向能代の同センターで初めて開かれた。市が直営で運営する同センターの全面更新を視野に入れた機能強化に向け、老朽化した施設の在り方や役割を整理する同委員会の委員7人を委嘱し、座長に上田賢悦さん(県立大アグリビジネス学科准教授)を選出した。10月の次回会議で市が示すたたき台を基に議論を本格化させる。

●八峰白神自然食品が廃業へ
 八峰町八森字滝の間の農林水産物処理加工施設の指定管理者で、「八峰白神の塩」や「八峰白神塩もろみ」を製造している八峰白神自然食品(鈴木勇代表取締役)が、経営不振から廃業することが分かった。今月末に臨時株主総会を開き、解散を決議する見通し。町は「施設の新たな指定管理先を公募しながら、適正な使用と維持管理を目指したい」としている。7日開かれた町議会全員協議会で町が報告した。

●農泊でにぎやか交流
 「農泊」に取り組む藤里町粕毛地区で7日から2日間の日程で、藤里小児童と県内大学生ARC(アーク)グループによる「夏休み宿泊体験」が行われている。初日はブラックベリーの摘み取り体験や川遊びなどを楽しみ、農家民宿の〝お母さん〟ともにぎやかに交流した。

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ブラックベリーの摘み取り体験を楽しむ児童と大学生(藤里町粕毛で)

●伝統継いで「ねぶ流し」
 能代市二ツ井町駒形地区と藤里町藤琴地区で6日夜、伝統行事のねぶ流しが行われ、提灯(ちょうちん)を付けた竿(さお)を持った住民たちが地区内を練り歩きながら無病息災や五穀豊穰(ほうじょう)を願った。能代市二ツ井町駒形地区では、県無形民俗文化財に指定されている伝統行事「駒形ねぶ流し」が行われた。柳に提灯をつるした大小5本の竿が地区内を練り歩き、無病息災や五穀豊穰を願いながら駒形川に流した。

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大小5本の柳竿が地区内を練り歩いたねぶ流し(能代市二ツ井町駒形地区で)

●大型灯籠〝出番〟を終えて解体
 7年目の運行を終えた能代七夕「天空の不夜城」の大型灯籠の解体が7日、能代市役所第4庁舎跡地近くで始まった。「嘉六(かろく)」から作業に着手し、8、9日にかけて「愛季(ちかすえ)」も解体する予定。解体後は、愛季を富町の市民体育館、嘉六を向能代の市有施設に保管し、来年の運行に備える。

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今年の運行を終え、2基の大型灯籠を解体

●〝交通安全ヒマワリ〟見頃
 交通安全の願いを込めて、能代市上町の市役所第4庁舎跡地の国道101号沿いに植栽されたヒマワリが見頃を迎えている。道行く住民らが大輪の花を咲かせたヒマワリを眺め、悲惨な交通事故を起こさないように気を引き締めている。

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交通安全の願いを込めて植栽されたヒマワリが見頃(能代市上町で)

 

9日の紙面から

●暑い!連続の「真夏日」
 能代山本地方は8月に入り、気温が30度を超す「真夏日」が続いている。暦の上では秋の気配が漂い始めるとされる二十四節気「立秋」の8日も、高気圧に覆われた影響で気温がぐんぐん上昇。気象庁によると、最高気温は能代市能代地域が34・1度(午前11時20分)、八峰町八森地域が31・1度(正午)でともに今年最高を記録した。海水浴場では、涼を求めて訪れた家族連れなどでにぎわいを見せた。

暑さが続く中、海で元気いっぱいに泳ぐ子どもたち(三種町の釜谷浜海水浴場で)

●風車を大型化、7基新設へ
 能代市浅内の「能代風力発電所」の建て替え(リプレース)を計画する東北電力グループの東北自然エネルギー(仙台市)は、着工を令和2年4月、運転開始を3年12月と予定より1年早めることを明らかにした。設備の老朽化が想定より進んでいるため。既設の風車24基を全て廃止し同じ場所に7基新設する計画で、1基当たりの出力は600㌔㍗から2300㌔㍗に拡大する。総出力は1万4400㌔㍗で現行のまま。同社によると、本州で数十基規模の大型風車(ウインドファーム)を更新するのは初めて。きょう9日から環境影響評価(アセスメント)手続きの3段階目に当たる「準備書」を公表する。

●遊び場の整備などで議論交わす
 能代市子ども・子育て会議(九嶋洋子会長)は7日、同市上町の能代ふれあいプラザで開かれ、市が今年度策定する第2期「子ども・子育て支援事業計画」(令和2~6年度)の審議を開始した。第2期計画では現行の基本方針を改正し、幼児教育アドバイザーの配置・確保に関する事項を盛り込むことを確認。ニーズ調査で不満の声が多かった子どもの屋内遊び場の整備では、委員が「子どもはさらに減るので既存施設の活用で十分では」とした意見が出た。来年2月の成案を目指す。

●能代商議所、議員定数10人削減
 能代商工会議所の臨時議員総会は8日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、議員定数を10人削減して80人とすることを盛り込んだ規約変更案を承認した。会員の減少を踏まえた削減で、任期満了に伴う今秋の議員選挙から新たな定数が適用される。

●お盆需要で花き農家は繁忙期
 盆を間近に控え、能代山本の花き農家が大繁忙期を迎えた。特に菊やトルコギキョウなどをハウスで大規模に栽培している農家は、早朝の収穫をはじめ夜までかけての選別と、1日を通して作業に追われ、猫の手も借りたいほどの忙しさとなっている。各農家は花をJAや直売所に出荷し、県内外の多くの消費者を喜ばせる。

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ハウス内で菊を丁寧に収穫する農家(三種町で)

●高校全日制4校定員620人
 県教育委員会は8日、令和2年度県公立高校入学者選抜実施要項を発表した。能代地区の全日制の募集定員は4校620人で、前年度と同数。くくり募集は能代の普通と理数、能代松陽の普通と国際コミュニケーション、能代工の機械、電気、建設、能代西の生物資源、生活福祉で行う。定時制は、昼間部の二ツ井普通科35人を募集する。

●一般選抜は3月5日に実施
 県教育委員会が8日発表した令和2年度県公立高校入学者選抜の日程によると、前期選抜は1月30日、一般選抜は3月5日に試験を実施。2次募集は、一般選抜終了時点で募集定員に満たない学科で行う。

●電気工事協組が浅内で奉仕
 能代山本電気工事協同組合(小野義光理事長)は7日、能代市浅内小に併設されている地域連携施設を訪れ、蛍光灯の清掃や取り換えといったボランティア活動を行った。組合員のほか、能代工高電気科の2年生有志も加わり、清掃や点検作業を通して業界への理解を深めた。

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能代工高生と能代山本電気工事協同組合員が浅内小で奉仕活動

10日の紙面から

●ヒマワリ6千本見頃に/八峰町
 八峰町峰浜水沢の国道101号沿いの休耕地で、約6千本のヒマワリが見頃を迎えている。同地区で環境保全に取り組んでいる水沢保全会(中山悦男会長)が峰浜小3年生の協力を得て植栽したもので、約15㌃の休耕地に咲き誇る黄色い花が地域住民やドライバーの目を楽しませている。

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15㌃の畑に咲き誇る約6千本のヒマワリ

(八峰町峰浜水沢で)

●中国向け原木輸出が停滞
 長期化する米中貿易摩擦の影響が能代港にも表面化している。米代川流域などから集た中国向けの原木輸出が6月から2カ月以上ストップしている。中国拠点で生産する製品の米国向け輸出に高率な関税が掛けられるためだ。さばけずに残る秋田杉丸太が岸壁に山積みされた状態が続き、供給過多による単価安も懸念される。中国では生産拠点の他国への移転を検討する動きも出ており、先行きは楽観できない。

●能代市役所さくら庭に屋台村
 能代市役所さくら庭で9日、市内の飲食店などによる屋台村が始まった。住民や帰省客に集いの場を提供しようと、さくら庭屋台村実行委員会(山谷久信村長)の主催で、来場を呼び掛けている。12日まで。時間は午前11時~午後9時(12日は午後7時で終了)。

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能代市役所さくら庭で始まった屋台村

●能代市に介護医療院を開設
 能代市の医療法人京回生会(京吉美理事長)は、同市大町に「介護医療院京病院」(京吉紀院長、93床)を開設した。要介護者の長期療養と生活施設の機能を兼ね備える介護保険施設で、能代山本では初、県内では2カ所目。同施設で運営してきた介護療養型医療施設を転換したもので、「医師が常にいる施設として、医療と介護のはざまで困っている方の役に立ちたい」と話している。外来診療は、同所に開設した入院病床を持たない診療所の「京内科クリニック」で継続している。

●能代市総合計画を点検・評価
 能代市の第2次総合計画(平成30年度~令和9年度)を点検・評価する「能代市総合計画市民協働会議」が8日夜、市役所で初めて開かれた。まちづくり関係者ら委員20人を委嘱し、委員長に山内繁さん(県立大木材高度加工研究所)を選任、2分科会を設置した。10月まで計6回会議を開いて提言書をまとめる。総合計画の第2期実施計画(令和2~4年度)の策定に反映させる狙い。

●能代観光協会がガイドブック
 NPO法人・能代観光協会は、能代市内の飲食店や宿泊施設、菓子などの土産品の情報をまとめた今年版のガイドブック「のしろずらり」を作製した。JR能代駅構内にある同協会の事務所を兼ねた観光案内所や掲載店などで手に入れることができる。同協会は「能代を訪れる人の消費喚起につなげたい」としている。

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能代観光協会が飲食店や宿泊施設、土産品をまとめたガイドブックを作製

●ヒップホップの魅力感じて
 ヒップホップのフリースタイル日本一を決める「アルティメット エムシー バトル(UMB)2019」の県予選は、18日午後3時から能代市住吉町のスタジオM3で開かれる。同市では初開催で、ヒップホップをこよなく愛する伊藤星人さん(24)=同市鰄渕=と鈴木敬之さん(24)=同市向能代=が企画・運営を担う。2人は「地域の皆さんにヒップホップの魅力を感じてもらえれば」と来場を呼び掛けている。

p09p08UMB県予選、能代で初開催

「地域の皆さんにヒップホップを間近で楽しんでもらいたい」と話す鈴木さんと伊藤さん(右から)

●統合前の竹生小が学校を開放
 能代市竹生小(加藤友久校長)は、12、13の両日、学校の一般開放を行う。来年3月で閉校、向能代小に統合となるのを前に、地域住民や卒業生に同校との思い出を振り返ってもらおうと企画。「昔の写真も用意しているので、お盆の時期に合わせてぜひ来校してほしい」としている。時間は両日とも午前9時~正午、午後1時〜3時。

 


 

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