2020年2月

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1日の紙面から

●高校生の感性光る県北作品展
 県高校文化連盟県北支部が主催する第15回県北地区作品展は31日、能代市文化会館中ホールで開幕した。今年度の県高校総合美術展に出品された生徒らの感性豊かな絵画や写真、書道作品が訪れた地域住民らを楽しませている。2日まで。時間は午前9時~午後5時(最終日は同2時まで)。会期中は、市内の高校美術部と交流のある能代山本6中学校の生徒の作品も展示している。入場無料。

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高校生の感性豊かな力作が並ぶ県北地区作品展(能代市文化会館中ホールで)

●秋田洋上風力 事業化固める
 丸紅(東京)などでつくる特別目的会社「秋田洋上風力発電」(同)は、能代、秋田両港で計画する洋上風力発電プロジェクトの事業化を固めた。資金調達のめどが付いたためとみられる。事業規模は1千億円程度。大規模な着床式風車としては国内初の商用運転となり、能代港に20基、秋田港に13基設置する。2月に国内メガバンク3行などと融資契約を結んで着工する。運転開始は令和4年秋を目指す。

●森岳温泉活性化事業費も盛る
 三種町の令和2年度当初予算編成は先月30日に町長査定が終了し、予算の大枠が固まった。一般会計の総額は、山本公民館・山本総合支所建設の大型事業があった今年度当初を下回る見通し。田川町長は「ほぼ今年度並みという印象を持っている」と語り、森岳温泉活性化関連の事業など独自色も盛り込んだとしている。当初予算案は3月定例議会に提案される。

●斉藤市長らヨルダンから帰能
 東京五輪・パラリンピックでヨルダンのホストタウンになった能代市の訪問団が31日、ヨルダンから帰能した。現地に2泊3日した斉藤市長は「ヨルダン王国の王子は能代がホストタウンとして同国を受け入れたことを大変喜んでいた」と意義のある訪問だったことを強調した。

●節分前に商戦盛ん
 3日の節分を前に、能代山本のスーパーや大型店などは節分商戦を展開している。各店では落花生や豆菓子といった関連商品を並べたコーナーを設置し、鬼の面、ポスターなどを掲示して売り込みを図っており、買い求める住民の姿が見られている。今年も各家庭で豆まきを行い穏やかな1年を願う光景が広がりそうだ。

節分に向け、各店は落花生などをそろえて商戦を展開(いとく能代ショッピングセンターで)

●気功を学び心身とも健康に
 能代市中央公民館(小林純館長)主催の市民学校「心と体を健康に!気功体験講座」は先月30日、同公民館で開講した。参加者たちは自らの呼吸に意識を向け、静かに気を体中に巡らせた。20日まで全4回開かれる。

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宮廷21式呼吸法に挑戦する参加者たち

(能代市中央公民館で)

●結氷まだ ワカサギ釣りできず
 暖冬の影響で八郎湖が結氷せず、冬の風物詩であるワカサギの氷上穴釣りができない状況が続いている。例年は釣り人でにぎわう三種町鹿渡の東部承水路にも人影はほとんどなく、地元の釣り愛好者も「ここまで氷が張らないのは記憶にない」というほどだ。

●能代山本で特殊詐欺被害相次ぐ
 能代山本で今年に入り、特殊詐欺の被害が相次いでいる。能代署によると、先月30日現在で届け出3件、被害額は計35万2千円で、いずれも送られてきたメールやインターネット関連で電子マネーの利用権をだまし取られたもの。今後は東京オリンピック・パラリンピックに関連した詐欺の発生も懸念され、同署は「不審な電話やメールなどが来た場合は必ず警察に相談してほしい」と周知している。


2日の紙面から

●B1戦「バスケの街」が白熱
 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツは1日、能代市総合体育館で西地区3位の京都ハンナリーズと対戦、接戦を演じたが、70─73で惜敗し、連勝は2で止まった。通算成績は15勝18敗で東地区5位。「バスケの街・能代」で行われる今季唯一のホームゲームに、大勢のファンが勝利を信じて声援を送った。ハピネッツの長谷川暢(23)、京都の内海慎吾主将(35)の能代工高OBも出場した。2日も午後2時5分から同体育館で京都と対戦する。

京都73─70秋田
  16─15
  26─18
  13─19
  18─18

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今季唯一の能代シリーズ初戦で熱戦を繰り広げたハピネッツ(能代市総合体育館で) 

 

●「人生の節目」思い新たに
 能代山本各地で1日、厄年の修祓(しゅうばつ)式や還暦祝祭が行われた。数え42歳の男性、33歳の女性、還暦の男女が神事で玉串をささげて無病息災や安全を祈願し、地域や社会の担い手としての自覚を新たにした。式終了後には同期会も開かれ、久しぶりの再会を喜び合う光景が広がった。 このうち能代市の能代一、能代二、東雲の3中学校の卒業生で組織する令和2年三友会は、同市柳町の旧料亭金勇で合同厄年祓祭を行い、数え42歳の男性90人、33歳の女性55人の計145人が神事に臨んだ。

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無病息災などを祈願した能代市3中学校の合同厄年祓祭(同市柳町の旧料亭金勇で)

●有効求人倍率 上昇1・87倍
 ハローワーク(職安)能代が1月31日発表した有効求人倍率(昨年12月)は、常用(フルタイムとパート合計)が1・87倍と前月より0・05㌽上昇した。統計が残る昭和61年4月以来、平成30年12月の1・92倍に次いで2番目の高さとなった。事業所の人材確保難が続いており、同職安は潜在的な求職者の掘り起こしに力を入れる方針。

●二ツ井図書館開館1周年祝う
 能代市二ツ井町庁舎内にある市立二ツ井図書館が1日、開館から1周年を迎えた。来館者、利用者に記念のしおりや缶バッジなどがプレゼントされたほか、バルーンアートを楽しむワークショップ(WS)も開かれ、二ツ井町の知の拠点で記念イベントを楽しんだ。

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来館者がバルーンアートも楽しんだ二ツ井図書館開館1周年

●ナガマツペアら能代でトーク
 NPO法人・能代市体育協会(福田幸一会長)の創立10周年記念事業「北都銀行バドミントン部トークショー・実技指導」は1日、第四小体育館で開かれた。バドミントン女子個人複の世界ランキング3位で「ナガマツペア」として知られる永原和可那、松本麻佑をはじめ選手たちが中心となって普段心掛けていることなどを紹介したり、小中高校生を指導するなどして交流した。

さまざまなテーマでトークを繰り広げる北都銀行バドミントン部(能代市第四小で)

●高校バスケ、能代工決勝T進出
 第30回東北高校男女新人バスケットボール選手権大会は1日、青森市の新青森県総合運動公園マエダアリーナで男女の予選リーグが行われた。本県男子1位の能代工は予選リーグを2戦全勝し、決勝トーナメント進出を決めた。準決勝で羽黒(山形1位)と対戦する。

 男子予選Aブロック
能代工93─65東北学院
能代工96─58福島南
①能代工2勝

●1月の平均気温は過去最高
 気象庁のデータによると、能代市能代地域の1月の平均気温は1・9度で、昭和52年からの統計史上、最も高くなった。最高気温が氷点下の「真冬日」は昨年12月から1日もない。1月に降雪を観測したのは6日間だけで、29日には史上最多の降水量を観測、各データが暖冬少雪を裏付けている。能代山本では雪に関わるイベントが中止となる一方、ゴルフ場では快適にプレーを楽しむ姿も。秋田地方気象台は寒気の南下が弱いことが背景にあるとし、2月もこの傾向が続くとしている。

●藤里町で自殺予防の対策探る
 藤里町の「心といのちを考えるフォーラム」は先月30日、町総合開発センターで開かれた。自殺予防に力を入れている青森県三戸町の松尾和彦町長の講演を聴いたほか、袴田会長、佐々木町長のディスカッションを通じて自殺予防対策、生き心地の良い町づくりの在り方を考えた。

3日の紙面から

●五穀豊穣を願い「鳥追い」
 三種町上岩川の勝平地区に伝わる小正月行事「鳥追い」が1日夜、勝平農村公園で行われた。地域住民に加え琴丘小児童もボランティア活動の一環で参加し、鳥追い唄や拍子木の音を響かせながら公園や集落内を練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願った。鳥追いは、農作物を食い荒らす害鳥を追い払い、豊作を願う伝統行事で、江戸時代初期が起源とされる。勝平自治会(加藤正勝会長)が毎年この時期に行っている。

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かがり火に照らされながら、鳥追い唄を歌って豊作や無病息災を祈願(三種町上岩川の勝平農村公園で)

●東京便初の年間15万人台
 昨年1年間の大館能代空港の東京(羽田)便の利用者は、前年比7281人増の15万4069人となり、開港以来初めて暦年として15万人を超えた。搭乗率は62・6%(前年比2・3㌽減)だった。また、チャーター便を合わせた利用者数は15万5103人で同比7216人増、搭乗率は同比2・2㌽減の62・7%。県大館能代空港管理事務所は、「欠航が少なかったことから個人や団体の旅行利用が年間を通して好調に推移した」としている。

●住民集い凧揚げ大会
 三種町久米岡地区の住民でつくる久米岡活性委員会(阿部守会長)は2日、同地区で恒例の凧(たこ)揚げ大会を開き、子どもからお年寄りまで約30人が参加してさまざまな絵が描かれた凧を空高く揚げ、和気あいあいと交流した。

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凧揚げを楽しむ子どもたち(三種町久米岡地区で)

●JA白神、厚生医療出張所廃止へ
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)は、能代市落合の能代厚生医療センター出張所を3月27日で廃止する方針を固めた。同JAの自己改革の一環で、今月12日に開く臨時総代会で定款の一部変更案を提出する。廃止後もJA相談コーナーを設けるほか、ATM(現金自動預払機)も更新する予定で、同JAは「利用者に不便を掛けないようにしたい」と話している。

●ホテル一部改築し通所介護事業所
 秋田市のへいあん秋田(岡本啓一代表取締役)は、経営するキャッスルホテル能代(能代市元町)の一部を増改築し、通所介護事業所「愛グループシャングリラ」(齋藤和聡所長)を開設した。3日から営業する。趣味活動などに積極的な「アクティブシニア」層を主な対象に、マシントレーニングやカラオケなど好みの活動をし、一日楽しめるデイサービスを目指す。

w31p01シャングリラ3日開始1

宴会場だったスペースは、広々としたデイルームと機能回復訓練室

●能代工、明成に敗れ東北準V
 第30回東北高校男女新人バスケットボール選手権大会は最終日の2日、青森市の新青森県総合運動公園マエダアリーナで男女の決勝トーナメントが行われた。男子は、本県1位の能代工が準決勝で羽黒(山形1位)を91─74で下し、3年連続で決勝に進出。明成(宮城同)との決勝は、後半の追い上げも及ばず88─94で惜しくも敗れ、2連覇はならなかった。

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【能代工─明成】第1Q、能代工⑦佐々木が3点シュートを決めて7─14とする

●ハピネッツ悔しい連敗
 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツは2日、能代市総合体育館で京都ハンナリーズと対戦、81─82の1点差で敗れた。前日に続いて接戦をものにできず2連敗。今季唯一、「バスケの街能代」が会場となったホームゲームは、2日間で延べ4506人のファンが足を運んで会場をチームカラーのピンク色に染めた。ハピネッツは通算15勝19敗で東地区5位は変わらない。

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ハピネッツは第2Q残り3分、細谷が速攻からレイアップを決めて28─26とした(能代市総合体育館で)

●ラグビーの石山さん古里で講演
 能代市二ツ井町切石出身で、新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権で7連覇を達成した黄金期を中心選手として支えた石山次郎さん(61)の講演会が1日、同市二ツ井町下野家後の特別養護老人ホームよねしろで開かれた。石山さんは、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を岩手県釜石市に誘致したことやラグビーで得た教訓など、現役時代を含めたこれまでの道のりを語った。

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東日本大震災からの復興支援という思いでW杯誘致に尽力したことなどを話した石山さん

4日の紙面から

●社会浄化や招福願い「水ごり」
 能代市赤沼の日蓮宗・報恩院(竹島孝法住職)で3日、節分恒例の荒行「水ごり」が行われた。寒空の下、下帯姿の竹島住職(62)が頭から水をかぶりながら身を清めるとともに、社会の浄化や信者の招福を願った。58回目となったこの日は、同寺院に集まった約50人の信者らがうちわ太鼓を鳴らし、竹島住職が冷水を張った樽(たる)の前に陣取った。

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竹島住職が一心不乱に水をかぶった荒行「水ごり」(能代市赤沼の報恩院で)

●「福は内、鬼は外」と豆まき
 「節分」の3日、能代山本各地の幼稚園や保育園などでは豆まき集会や節分祭が行われた。子どもたちは元気いっぱいに「福は内、鬼は外」と声を上げながら、豆をまいて邪気を払った。能代市柳町の渟城幼稚園(渟城英夫園長)では、全園児とていじょう保育園の2歳児クラスの計148人に加え、保護者らも参加して節分祭が行われた。

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かみしも姿の年長児6人が威勢良く豆をまいた節分祭(能代市柳町の渟城幼稚園で)

●秋田洋上風力 事業化決定、着工へ
 丸紅(東京)など県内外13社でつくる特別目的会社(SPC)「秋田洋上風力発電」(同)は3日、能代、秋田両港で計画する洋上風力発電プロジェクトの事業化を決めたと発表した。国内メガバンク3行と同日、融資契約を結んだ。今月中に着工し、令和4年秋の運転開始を目指す。基礎部分を海底に固定する着床式の大規模な発電設備で、日本初の商用運転となる。稼働する20年間は能代港をメンテナンスの拠点として活用する。

●藤里町議選、少数激戦が濃厚に
 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は、3月17日の告示まで1カ月余りに迫り、新たに現職1人、元職1人が立候補を表明したほか、引退の意向だった現職が一転、再出馬の意思を示した。これで立候補予定者は11人となり、選挙戦が濃厚となってきた。同町議選の立候補予定者説明会は、14日午前10時から同町総合開発センターで予定されており、当日までには立候補者の顔触れがほぼ固まるとみられている。

●八峰町が空き家の利活用を問う
 八峰町は、空き家の所有者などを対象に建物の管理や今後の利活用などを問うアンケートを実施している。町は今年度、自治会や地図情報会社と連携した現地調査を行い、外観目視などから524戸の空き家が町内にあることが判明。アンケートは、所有者などから使用状況や困りごと、今後の対応について意向を把握する。建物によっては所有者の特定が難しいものがあり、地元自治会への聞き取りなども進める。

●「白神ねぎ」品質低下が課題
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)が出荷している「白神ねぎ」で、品質優良なA品率の低下が課題となっている。品質の高さを強みに市場評価を高めてきたが、近年は7割程度まで下がり、市場から指摘を受けることもある。労働力以上の規模拡大をはじめ、B品でも一定の単価が取れるため選別の手間を省いてB品を中心に出荷する農家が一部にいることが背景という。先月28日に開かれた白神ねぎ20億円販売達成プロジェクトチームで関係機関が課題を共有し、佐藤組合長は「危機感を持ち、生産者と一緒にA品率向上に取り組みたい」と呼び掛けた。

●ミュージカル本番迫り稽古に熱
 能代ミュージカル第39話「十割そばの里 幸福の里~鶴形そば物語~」は、23日午後1時30分から能代市文化会館大ホールで上演される。そばの産地として知られる同市鶴形地区を舞台に、都会に出て行った若者が古里の魅力に引かれ、担い手としての自覚を新たにする姿を描く。本番を3週間後に控え、出演者やスタッフは稽古や準備に励んでいる。

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本番に向け、稽古に打ち込む出演者たち

(能代市文化会館で)

●法話全集表紙に金谷さんの蓮画
 能代市落合の画家、金谷真さん(68)による蓮画が、仏教書などの出版社サンガ(本社・仙台市)の書籍「ダンマパダ法話全集」の表紙デザインに採用された。初期仏教経典を解説する全10巻で、第1弾は先月25日に刊行。表紙は色鮮やかな蓮の絵で彩られ、金谷さんは「非常に光栄。今後の創作への弾みになる」と話している。

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蓮画「明雄(みょうゆう)」が書籍の表紙デザインに採用された金谷さん

5日の紙面から

●カトレア作品 東北展優秀賞に
 東北最大級の総合植物展「花と緑のココロ博2020」(仙台市・1月31日~2月2日)のランを対象とした審査で、能代市河戸川の腰山敬子さん(74)が育てたカトレアの作品が優秀賞3点の一つに選ばれた。応募があった計605点の中で、最優秀賞に次ぐ上位入賞。愛好者で組織する「能代エナジアムパーク洋らん友の会」の会長を務めており、「大切に育てたことに花が応えてくれた」と喜びを語った。

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優秀賞に選ばれたカトレアの鉢植えを手に笑顔を見せる腰山さん

●洋上風力、洗掘防止工に地元企業
 県や関連企業、大学など107機関が加盟する「あきた洋上風力発電関連産業フォーラム」のビジネスセミナーが4日、秋田市のホテルで開かれ、能代、秋田両港で洋上風力発電を開発する特別目的会社(SPC)「秋田洋上風力発電」が今月中に資材調達を開始し、来月から陸上工事、令和3年3月から海上工事を行い、4年末に運転開始する具体的な工程を説明した。能代港の下浜地区に運転監視施設を設置する計画も示した。同港関係で地元企業が担当するのは陸上工事では風車の基礎周辺が波で洗い流されるのを防ぐ洗掘防止用構造物の製造や材料の保管、建屋の建設、海上では掘防止用構造物の設置や警戒・監視業務、船舶支援などが該当するとした。 

●県が国保税額算定結果示す
 県国民健康保険運営協議会(藤本剛会長)の今年度第1回協議会は4日、県庁で開かれ、県側が示した令和2年度の国保事業費納付金の算定結果を原案通り了承した。各市町村が納付金の保険税分を確保するために必要となる理論上の1人当たり国保税額(目安額)は、25市町村中23市町村で元年度の国保税額(実績値)を上回り、能代山本4市町も軒並み増額となった。実際の国保税額は各自治体が実情に応じて決定する。

●今春高卒就職で内定97・3%
 ハローワーク(職安)能代は、今春高校卒業予定者の職業紹介状況(昨年12月末現在)を公表した。内定率は97・3%で前年同期を2・4㌽上回り、過去最高となったが、県内就職希望者に対する求人倍率は3倍を超えており、人材を十分に確保できていない事業所が多い。

●子育て中の働き方改革探る
 子育て中の女性たちが日々の暮らしを大切にしながら、自分らしい働き方について考えるイベント「これからの働き方勉強会」は2日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。市内外の女性や家族連れなどが訪れ、藤里町で今年度から取り組んでいる育児中の女性たちを対象にしたワークシェア事業に理解を深めた。

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藤里町での取り組みを通して、子育て中の働き方について考えた勉強会(能代山本広域交流センターで)

●花嫁行列の参加者募る
 5月23日に能代市御指南町の日吉神社で行われる「嫁見まつり」に向け、県美容生活衛生同業組合能代支部(加藤妙子支部長)は、婚礼衣装で参詣する「花嫁」を募集している。定員20人に対し、これまでに県内外から6人が申し込んでいる。参加費は、着付けなどを含めて女性が5万5千円、男性は3万円。いずれも税別。嫁見まつりでは「特別料金」としている。申し込みは加藤支部長(☎0185・54・5532、ヘアーサロン南通り)へ。

●バーベキューおいしく
 三種町食育バーベキュー教室は2日、同町森岳の旧石倉山スキー場ロッジで行われ、参加者は実技講習を通してインストラクターから基礎知識や食材のおいしい焼き方などを学びながら、バーベキューを楽しんだ。同町や能代市の住民有志でつくる三種で遊び隊(加藤一喜隊長)と若者グループの三種ですごし隊(三浦慶隊長)の合同企画。当初は「スノーパーク」と銘打ってスキー教室やスノーモービル乗車体験などを行う予定だったが、暖冬による雪不足のため開催が困難となったため、代わりに地場産食材を使ったバーベキュー教室を開催することにした。

食材のおいしい焼き方などを学んだバーベキュー教室(三種町森岳で)

●中学生がコース料理に舌鼓
 三種町内3中学校の3年生を対象にしたテーブルマナー教室が3日、大潟村のホテルサンルーラル大潟で開かれた。同町鹿渡の近藤久規さん(71)が今年も生徒97人を招待。生徒たちがマナーを確認しながら本格的なコース料理に舌鼓を打った。テーブルマナー教室は、近藤さんが社会人になって間もないころ、会食の場で正式なマナーを知らずに困った経験があったことから、いずれ社会に羽ばたく後輩たちのためにと、平成27年度は琴丘中、28年度からは町内3校の3年生を招待して開いている。

L03p02テーブルマナー教室

コース料理を楽しみながらテーブルマナーを学ぶ生徒たち

 

 

 


 

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