2020年3月

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1日の紙面から

●誤情報でトイレ紙買いだめ発生
 能代山本のドラッグストアやスーパーなどで、トイレットペーパーやティッシュペーパーといった紙製品を買いだめする動きが出ている。新型コロナウイルスの感染拡大により供給に支障が出るという誤った情報がSNS(インターネット交流サイト)で拡散、陳列棚が空になった光景が報道され、不安が高まったためとみられる。紙製品メーカーでつくる日本家庭紙工業会(東京)は「通常通りの生産・供給を行っており、十分な在庫がある」とし、冷静な対応を呼び掛けている。

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買いだめによりトイレットペーパーが品切れした陳列棚(能代市のメガ能代中央店で)

●八峰町、家賃抑え定住促進へ
 八峰町は、旧八森町時代に建設し、国が定める耐用年限(木造30年)を経過した町営夕凪(ゆうなぎ)団地(八森字八森)の用途廃止手続きを進め、入居者の所得制限などを町の裁量で設定する「地域活性化住宅」として管理する方針だ。入居者の所得増加に伴い家賃が割り増しされ、町営住宅から町外に転出したケースが少なからずあることから、家賃を抑えて定住につなげたい考え。新年度以降、耐用年限を過ぎた町営住宅を順次、地域活性化住宅へ移行する。

●市長がヨルダン訪問の報告会
 2020年東京五輪・パラリンピックでヨルダンのホストタウンになった能代市は先月27日夜、市役所でヨルダン訪問報告会を開いた。斉藤市長はヨルダンの文化や歴史を紹介したほか、在ヨルダン日本大使館でのレセプション、ファイサル王子との面談の様子を写真を使って説明した。

●風の松原陸上競技場が供用開始
 能代市風の松原陸上競技場は、きょう1日に今季の供用を開始する。先月25日からオープンに向けた準備を進め、同28日は能代一中陸上部員がボランティア活動に訪れ、供用開始に一役買った。今月の利用時間は午前7時~午後7時。利用料は一般個人が1回50円、回数券(11回分)は500円で販売。新型コロナウイルスの感染防止のため、当面は一般の利用のみ許可する。

●子どもたちメキシコ料理に挑戦
 能代市中央公民館の講座「キッズレストラン」は29日、市働く婦人の家で開かれ、子どもたちがメキシコ料理づくりに挑戦し、スパイシーな味を楽しんだ。同市柳町の「diningきぃmon」店主、木元徹さんを講師に迎え、メキシコ料理のタコスとケサティーヤの調理に挑戦し、市内の小学生10人が参加した。

p29p01キッズレストラン

真剣な表情でメキシコ料理を作る子どもたち(能代市働く婦人の家で)

 

●全国大会中止に選手らショック
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小中高校生のスポーツの全国大会が続々と中止となっている。能代山本の選手も大舞台で活躍することがかなわなくなり、ショックややりきれなさが漂った。学校の休校措置に伴い、3月はそれぞれ次の舞台に向けて自主練習に励むことになるが、選手たちは「再び全国で活躍できるよう頑張りたい」と前を向こうとしている。

●簡単手作り、マイ望遠鏡が完成
 能代市地域おこし協力隊宇宙のまちづくり担当の八巻枝美さんが主催するイベント「今夜の夜空のお話とかんたん望遠鏡づくり」は29日、市立能代図書館で行われた。参加した親子連れは、冬の夜空に見られる星座を楽しく学んだ。

p29p02八巻さん星座イベント

オリジナルデザインの望遠鏡を作る子どもたち(能代図書館で)

●中央寿大学が成果生き生き披露
 能代市中央公民館の中央寿大学クラブ発表会は先月27日、市文化会館で開かれ、謡曲や書道など13クラブに所属するメンバーが1年間の成果を生き生きと披露した。中央寿大学は、60歳以上の市民を対象に、さまざまな学びの機会を提供しようと学習会やクラブ活動を実施している。

p27p03中央寿大学クラブ発表会1

日頃の活動成果を披露した中央寿大学クラブ発表会(能代市文化会館大ホールで)

2日の紙面から

●能代山本、卒業式シーズン
 能代山本の卒業式シーズンが1日、能代松陽、二ツ井両高校を皮切りに始まった。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、卒業生と教職員のみに出席者を限定した異例で寂しい式典となったが、卒業生たちは3年間を一緒に過ごしてきた仲間たちや恩師と思い出を振り返り、笑顔で新たな人生への一歩を踏み出した。

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教職員に見送られ、式場を後にする卒業生

(能代松陽高で)
 

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はなむけの言葉を受け、答辞を述べる卒業生代表の工藤梨花さん(二ツ井高で)

●出席制限、マスク着用 異例の式典
 紅白幕が周囲に張られた体育館は、卒業生を送り出す在校生や保護者の姿がなく、卒業生席の後方に空白が目立った。新型コロナウイルス感染防止対策で出席が制限された異例の式典風景となった。能代松陽高では、体育館入り口にアルコール消毒液を設置して利用を促した。着用への協力を求めていたマスク姿は、卒業生207人の7割ほど。着用したかったが、購入できなかった卒業生もいたという。

●新型コロナ卒業祝い需要を〝直撃〟
 能代松陽高と二ツ井高を皮切りに1日、能代山本の卒業式が始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、学校は実質的に臨時休校に入っており、卒業式も一部小中学校を除いて卒業生と教職員のみで行われる。在校生や保護者、来賓が参列しないという式典の規模縮小や、多くの人が集まる機会を控えるムードの広がりで、例年なら「卒業祝い需要」で書き入れ時になる飲食業を筆頭に、「大きな痛手」と悲鳴も聞こえている。

●能代西高吹奏楽部、旅立ち祝福
 能代西高の吹奏楽部は1日、同校音楽室で部員だけの「卒業式」を行った。新型コロナウイルスの感染対策のため、2日に行われる卒業式に在校生が出席できなくなったことを受け、「3年生の旅立ちを祝福できる最後の機会」と急きょ企画。現役部員の2年生は、3年生への感謝の言葉を記した色紙を贈り、14人の新旧部員全員で思い出のジャズメドレーを演奏した。

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2年生の演奏に合わせ、3年生が校歌を斉唱

●三種町一般会計99億7501万円
 三種町は、2年度当初予算案をまとめた。一般会計の総額は99億7501万5千円で、前年度当初を4億3952万8千円(4・2%)下回った。前年度は山本公民館・山本総合支所建設などの大型事業があったため。雇用や産業振興対策、暮らしの安心確保対策などに重点配分し、新規に森岳温泉街活性化事業を盛り込んだ。当初予算案は、2日に招集される3月定例議会に提出する。

●大正琴の軽快な音色楽しむ
 第18回大正琴あきたひなまつり演奏会は1日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。大正琴愛好者でつくる大正琴あきた(庄司絋八会長)の会員らが多彩な曲を演奏したほか、ゲスト団体によるフラダンスも披露され、詰め掛けた来場者を楽しませた。

息の合った大正琴の演奏が来場者を魅了

(能代山本広域交流センターで)

●屋外でスポーツ伸び伸びと
 能代市は1日、昨年12月から閉鎖していた落合テニスコートを開放した。4月1日の供用開始を予定していたが、利用者の要望や天候を考慮して1カ月前倒しした。コートでは早速、プレーを楽しむ愛好者が見られた。また、市風の松原陸上競技場も同日、今季の供用を開始。一般の利用者がトラックをさっそうと走っていた。落合コートの今月の利用時間は午前9時~午後5時。市風の松原陸上競技場の今月の利用時間は午前7時~午後7時。

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1日開放された能代市の落合テニスコートでプレーを楽しむ愛好者

●秋大ハイブリッドロケット打ち上げ
 宇宙を目指す秋田大の学生たちでつくる秋田大学生宇宙プロジェクト(ASSP)は先月29日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場でハイブリッドロケットの打ち上げ実験を行った。ロケットは、安定した態勢で飛翔したが、上空でパラシュートが開かずに落下。しかし、昨年の能代宇宙イベントで打ち上げができなかったこともあり、学生たちは「貴重な経験を積むことができた」と喜んでいた。

ハイブリッドロケットの調整を行う秋田大の学生(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)

3日の紙面から

●能代の小中、今年度最後の登校
 能代市内の小中学校は2日、新型コロナウイルス感染防止のための臨時休校に伴い、今年度最後の登校日となった。各校では午前中、授業や集会を行ったり、教諭から休校中の指導を受けた。3日から休校となり、卒業式は卒業生と教職員のみの出席に制限される。

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臨時休校中の過ごし方について指導を受ける6年生たち(能代市渟西小で)

●八峰町一般会計は62億100万円
 八峰町は、2年度当初予算案をまとめた。一般会計の総額は62億100万円で、前年度当初比1千万円(0・2%)の減。子育て世帯の新築住宅への支援、新たな手法での町営住宅の管理・整備などのほか、交通弱者の足を確保するために新たな交通システムの構築を目指した意向調査など、定住や高齢化社会に対応するための事業などを盛り込んだ。当初予算案は、4日招集の3月定例議会に提出する。  

●能代火力3号機、営業運転開始
 東北電力能代火力発電所(能代市大森山)の3号機(出力60万㌔㍗)は2日、営業運転を開始した。平成28年1月の建設着工から4年、昭和56年に能代火力の設置が決まって以来39年を経て、当初計画に盛り込まれた3基体制での電力供給が実現。1、2号機と合わせた出力は180万㌔㍗となる。同社は能代火力をベース電源の重要施設と位置付けており、電力の安定供給を担う役割がこれまで以上に高まる。

●三種町3月議会が開会
 三種町の3月定例議会は2日開会し、会期を13日までの12日間と決めた後、田川町長が行政報告、施政方針演説を行ったほか、人事案3件に同意、議案30件を上程、このうち2年度一般・各特別会計当初予算案など9件を予算特別委員会(平賀真委員長、委員15人)に付託して散会した。田川町長は新型コロナウイルス感染対策を報告したほか、施政方針では学校再編や森岳温泉街活性化といった町政課題へ意欲を示した。

●高校生の地元内定率は42・7%
 ハローワーク(職安)能代は2日、今春高校卒業者の職業紹介状況(1月現在)を公表した。内定率は98・9%で前年同期比3・5㌽上昇したが、能代山本の事業所への内定率は42・7%と同比0・7㌽低下。高校生を対象とした管内の求人倍率は3倍を超えており、十分な人材を確保できていない事業所が多い。

●宿泊予約キャンセル続出
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、三種町の宿泊施設にも深刻な影響が出ている。町は町内で行われる合宿などの宿泊料を補助して誘致に力を入れているものの、春休み中に県内外の高校生が参加する予定だったバスケットボールの3大会は中止とせざるを得ず、延べ約870人の選手らの宿泊予約がすべてキャンセルとなった。町内の宿泊施設にとっては大きな打撃で、関係者からは悲鳴が上がっている。

●華やか、ちらし寿司作り
 二ツ井町商工会が運営する能代市二ツ井町三千苅の恋文すぽっと・きみまちのきみ恋講座「ひなちらし寿司(ずし)作り」は先月29日、市二ツ井公民館で開かれた。参加者は、見た目にもこだわったひな祭りにふさわしい華やかなちらし寿司を作り、食卓を飾るのを楽しみにしていた。講師は、二ツ井町の吾妻寿司の桜田皓久さんが務め、主婦ら15人が参加した。

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プロの技を学びながらちらし寿司を作った参加者

●能代、能代西高で卒業式
 能代高(山田浩充校長)の卒業式は2日、同校体育館で行われ、普通科195人、理数科32人の計227人が恩師や来場できなかった家族、在校生らへの感謝を胸に、新たな生活への一歩を踏み出した。また、能代西高(藤田仁志校長)の卒業式も同日、同校体育館で行われ、総合学科の64人が教職員に見送られながら、通い慣れた学びやから巣立った。

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式典で最後の校歌を斉唱する卒業生(能代高で)

 

卒業証書を受け取る代表生徒(能代西高で)

4日の紙面から

●女の子の健やかな成長願う
 桃の節句の3日、能代山本の幼稚園や保育所などではひな祭りを祝う行事が行われた。各園では、鮮やかなひな飾りを設置したり、園児たちが歌ったり踊ったりしてにぎやかに女の子の健やかな成長を願った。このうち、能代市中和の能代南幼稚園(山崎恵理子園長)では、ホールに園児50人が集合してひな祭り集会が開かれた。

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ステージに飾られたひな人形を見る園児たち(能代南幼稚園で)

●イオン新能代SC 来秋開店へ
 能代市の3月定例議会は3日開会、会期を25日までの23日間と決めた後、斉藤市長が行政報告し、イオンモール(千葉市)が鰄渕地内で開発を進める大型商業施設「イオン新能代ショッピングセンター(SC)」に関し、イオングループ側から今年夏から秋にかけて建築工事に着手し、来年秋ごろの開店を目指しているとの報告を受けたことを明らかにした。感染拡大が懸念される新型コロナウイルス対応では、今年度閉校する竹生小、朴瀬小、常盤小の卒業式に在校生と保護者の参加を認める方針を示した。

●藤里町一般会計34億3千万円
 藤里町は、2年度一般会計当初予算案をまとめた。総額は34億3千万円で、前年度当初比1億2100万円(3・7%)増となり、過去10年間では最大規模。5年度開校を目指す義務教育学校施設整備費を盛り込んだ教育費、衛生費が同比増となった一方、既存事業の見直しを徹底したことなどで多くの分野で前年を下回る歳出になり、めりはりがはっきりした予算編成となった。当初予算案は、4日に招集される3月定例議会に提出する。

●放課後児童ク子どもの居場所に
 新型コロナウイルスの感染拡大防止策で小中高校と特別支援学校が臨時休校となった中、能代山本4市町では放課後児童クラブが利用時間を延長して児童たちを受け入れている。臨時休校と同時に需要が高まるのではないかとの見方もあったが、休校中は可能な限り自宅で過ごすよう周知したこともあり、現在のところは利用を控える向きもあるという。ただ、自宅での長期の見守りは、親や家族の負担になることも踏まえ、関係機関は必要に応じた放課後児童クラブの利用を呼び掛けている。

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小学校の休校に伴い、児童たちが集まり一緒に過ごしている放課後児童クラブ(能代市柳町で)

●三種町から森岳温泉2社を支援
 新型コロナウイルスの感染拡大により経営に深刻な影響が出ているとして、三種町の森岳温泉街にある民間ホテル2社の社長が3日、町に対し下水道使用料や温泉使用料の減免といった支援策を要望した。田川町長は「前向きに検討したい」と述べた。

●高校入試合格発表はHPで
 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、県教委は3日、県公立高校入試一般選抜(5日)の合格者発表(13日)について、各校での掲示は取りやめ、各校のホームページ(HP)に受験番号の一覧を掲載することに決めた。能代山本の各校の発表時間は、能代、能代松陽、能代工、能代西が午後4時、二ツ井は同3時となっている。

●藤里館で白神の森の縄文文化展
 藤里町藤琴の白神山地世界遺産センター藤里館で町歴史民俗資料館の出張展示「白神の森の縄文文化展」が開かれている。町内の縄文遺跡から発掘された土器や石棒、石斧(おの)などが展示され、来場者の関心を集めている。29日まで。開館時間は午前9時~午後5時。毎週火曜日休館。

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町内の縄文遺跡から出土した石棒などが展示されている「白神の森の縄文文化展」

●能代工高卒業式 112人巣立つ
 能代工高(小松弘樹校長)の全日制の卒業式は3日午前に、同校体育館で行われた。卒業生は恩師やクラスメートとの別れを惜しみながら、校訓「和衷勤労」の精神を胸に新たな生活への第一歩を踏み出した。また、同校定時制課程の卒業式は日午後、同校教室で行われ、56期生3人が通い慣れた学びやを巣立った。

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式典を終え、校門前で恩師と記念撮影した卒業生たち(能代工高で)

5日の紙面から

●正しい知識で予防を/感染症
 能代市家庭教育支援チーム「あそびのひろば・ぱれっと」(田中直美代表)主催の「ばいきんまんをやっつけろ!」は4日、同市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。全国的な新型コロナウイルス感染拡大で官民問わず催し等が軒並み中止・延期となり、不安が広がる中、「正しい知識を持ってこそ対処できる」と、急きょ内容を感染症予防と手洗い方法の学習に変更し、開催。外出を控えていた親子にとっては気分転換の時間にもなった。

w04p01あそびのひろば感染予防

正しい方法で手洗いを練習する参加者

●民間の設備投資を後押し
 民間投資を促す「生産性向上特別措置法」に基づき、新たに取得した設備の固定資産税が3年間ゼロになる計画を策定した能代市で、今年度は2月末までに建設、電気、製造業など市内外の9社が認定を受け、設備投資額は1億5800万円となった。開始した昨年度からの累計は22件で、投資額は4億6900万円に上る。3年間の認定目標6社を大きく上回り、好調を維持している。市は「設備更新を進めて業績を上げてほしい」としている。

●洋上風力アセスの意見書案答申
 能代市環境審議会(小泉亮会長)は3日、市役所で開かれ、大林組(東京)などが能代市、三種町、男鹿市の沖合で計画する秋田県北部洋上風力発電事業の環境影響評価(アセスメント)準備書に対する意見書案を斉藤市長に答申した。留意事項として、運転開始してからも事業者に事後調査を行い保全対策を講じさせることを求めた。市は4日、県に意見書を送付した。

●きょう高校入試一般選抜
 2年度県公立高校入試一般選抜は、きょう5日に県内で一斉に行われる。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として県内すべての小中学校、高校、特別支援学校で臨時休校の措置が取られる中での高校入試となる。

●結団式で合格誓う
 臨時休校となった能代山本の中学校のうち八峰、藤里両校では4日、高校入試一般選抜に向けた結団式が行われ、登校した3年生が受験の心得などの指導を受けた。八峰中(菊地天校長)の3年生48人は、スクールバスや保護者の送迎で午前8時30分までに登校。学級活動後、8時45分からランチルームで開かれた結団式にマスクを着用して臨んだ。

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高校入試一般選抜に向け、登校した3年生が結団式に臨む(八峰中で)

●「孫かて」学ぼうと講座
 孫を持つ祖父母世代を対象にした育児講座「孫かて講座」は4日、市役所で開講した。参加者は、講話を通して子どものアレルギーや乳幼児の世話をする時の知識を学んだ。市教委主催の家庭教育支援事業で、現代の育児方法や世代間の意識の違いを学び、孫育てのための知識や技能を身に付けてもらおうと平成26年から毎年開講。今年は「安心孫育て編」と題し、初回は秋田大大学院医学系研究科保健学専攻の大高麻衣子講師が「子どもの食物アレルギーについて」、市子育て支援センターの職員が「孫との安全な遊び方」と題してそれぞれ講話した。

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子育てに関する○×クイズで正しい知識を学ぶ参加者たち

●記録的な暖冬裏付け
 気象庁によると、能代山本地方は今冬(昨年12~今年2月)、真冬日が2日間しかなかったほか、降雪量は前年比72・4%も減少して60㌢にとどまり、データが暖冬少雪を裏付けた。除雪費が抑えられた一方で、冬イベントの中止などが続き、明暗が分かれた。また、同庁は2日に今冬の天候について発表。冬型の気圧配置が続かず記録的な暖冬となったとし、東北を含む北日本日本海側の降雪量は平年比44%と、今までで最も少なかったことを明らかにした。

●能代南中が車椅子1台寄贈
 能代市能代南中(鈴木洋一校長)は4日、生徒たちがチャリティーバザーの収益金などを活用して購入した車椅子1台を、同市緑町デイサービスセンターに寄贈した。同校JRC委員会(伊藤結・前委員長)が昨年の南中祭で行ったチャリティーバザーや、生徒会(菅原響大・前会長)の執行部が実施した缶バッジ販売などで得た収益金2万4千円余りを原資に車椅子1台を購入した。当初は全校集会で生徒から同センターの職員に渡す予定だったが、新型コロナウイルスの影響で休校となったため、生徒不在の校長室で担当教諭から同センター管理者の松岡亮さんに寄贈した。

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生徒たちが購入した車椅子を緑町デイサービスセンターに寄贈

 

 


 

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