11日の紙面から

 ●松林の林床改良作業が10年
 能代市の住民グループ・風の松原に守られる人々の会(桜田隆雄会長)が同市河戸川字西山下の松林で実施している林床改良作業が、今年度で10年目を迎えた。平成23年度に着手し、松葉かきや除草を毎年地道に続け、昔ながらの美しい光景「白砂青松」を実現させている。希少なキノコが顔を出すなど、松が健全に育っていることを励みに取り組んでおり、同会は「若い世代など参加者を増やしていきたい」と話している。

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「風の松原」林床改良事業で除草作業に励む会員たち(能代市で)

●高卒求人の早期提出を要請
県山本地域振興局とハローワーク(職安)能代は10日、能代商工会議所(広幡信悦会頭)と白神八峰商工会(大森三四郎会長)に対し、来春高校卒業予定者を対象した求人の早期提出と学校訪問などによる積極的な企業の魅力発信について、会員事業所に働き掛けるよう要請した。11日は藤里町、二ツ井町両商工会、15日には三種町商工会に対し要請する。

●八峰独自の給付金受け付け
 新型コロナウイルスの影響で収入が減少した事業者に上限20万円を支給する八峰町独自の「事業継続臨時給付金」の受け付けが10日、町役場2階の新型コロナウイルス総合対策室で始まった。郵送と窓口で申請を受け付け、初日から事前に予約した個人事業主や法人関係者がサポートを受けながら手続きを済ませた。受付期間は8月末まで。

●県プレミアム飲食券申請開始
 県が新型コロナウイルス感染症に対応した経済対策として発行するプレミアム飲食券は10日、購入申し込みの受け付けを開始した。県産業政策課によると、午後5時までに7万6412枚分の申し込みがあった。購入申し込みの問い合わせ先はコールセンター(☎0120・178・338)。

●「シルバースポーツの日」開講
 能代市教育委員会主催の「シルバースポーツの日」は9日、市総合体育館で開講した。参加者はソフトバレーボールや卓球を楽しみ、交流を深めながら健康づくりに取り組んだ。

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シルバースポーツの日が開講し、ソフトバレーを楽しむ参加者(能代市総合体育館で)

●ドラム缶撤去へ掘削工事開始
 県は10日、能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターの第2処分場に残存している廃油入りドラム缶を撤去するための掘削工事を開始した。ドラム缶の掘削は平成29年度以来3年ぶりで、7月下旬までの予定。初日は地元住民も見守る中、前回の工事で取り残していたドラム缶数本を地中から取り除く作業が行われた。同センターの環境保全対策を行っている県環境整備課は、今回の工事で掘削するドラム缶を最大350本と見込み、「確認できたドラム缶はすべて撤去したい」としている。

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旧能代産廃で廃油入りドラム缶掘削工事が3年ぶりに再開。初日は斜面に露出していた缶を取り除いた(能代市浅内で)

●今季最高の29・6度観測
 能代山本地方は10日、高気圧に覆われた影響で朝から気温が上昇した。秋田地方気象台によると、能代市能代地域の最高気温は平年を7・2度上回る29・6度(午後0時17分)で、「真夏日」に迫った。八峰町八森地域は25・8度(午後0時24分)で平年より4・4度高く、ともに今季最高となった。

暑い1日となり、水遊びを楽しむ子どもたち(能代市のカトリックこども園で)

●アベノマスクに異物混入
 新型コロナウイルス対策として政府が全国で配布中の布マスク、いわゆる「アベノマスク」。能代市内でも郵送で各家庭に順次届いているが、異物が混入している布マスクが見つかった。マスクに付いた小さな異物を見つけた住民は驚くとともに、「検品に何億円もかけてこの結果か」とあきれている。

12日の紙面から

●秋田弁LINEスタンプ制作
 能代市河戸川出身のウェブ・グラフィックデザイナー安間祥子さん(36)=旧姓石山、静岡県掛川市在住=が、秋田弁を題材にした無料通信アプリ「LINE(ライン)」のスタンプを制作した。頬かむりをした緩いタッチのおじさんが「げがそばでしゃべるな」「マスクへ!」「げちょすな」などと方言丸出しで新型コロナウイルスの感染予防を呼び掛ける。スタンプの収益金は、JR能代駅前の空き店舗を改修して「プラネタリウムヨガスタジオ」を開業するプロジェクトに全額寄付する。

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ユニークな「ほっかむりおじさん」が秋田弁で感染予防を呼び掛けるラインのスタンプ

●来春統合へ新校舎整備進む
 能代工と能代西の両高校を再編する「能代地区専門系統合校」の来春開校に向け、県教育庁は能代市盤若町の能代工高敷地内で現校舎の一部解体や校舎の新築工事などを進めている。このうち、野球場として使用する旧市民球場の改修工事は今月30日に終わる予定。県教育庁総務課施設整備室によると、来月上旬の完成検査を経て供用開始される見込み。

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今月末に改修工事が完了する能代工高と能代西高の統合校の野球場(能代市盤若町で)

●地域振興券関連予算を承認
 能代商工会議所(広幡信悦会頭)の常議員会は11日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、今年度一般会計・特別会計補正予算案と、能代市からの委託で実施する30%プレミアム付き地域振興券事業の特別会計収支予算案をそれぞれ承認した。地域振興券事業は、市が新型コロナウイルス感染症の追加経済対策として行うもので、1千円分の商品券・13枚つづり1冊を1万円で市民に販売し、30%の差額分を市が負担する。8月1日販売開始予定。

●農家らリモートで目揃え会
 新型コロナウイルスの感染予防を図るため、JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)は、青果物の「リモート目揃(ぞろ)え会」を開始した。市場情勢報告を行う際、東京都内の市場関係者を直接会場には呼ばず、ウェブ会議用のアプリを使って生産部会員とやりとりする。第1弾として9日にキャベツ部会で実施したところ、通信状況に問題はなく、部会員は市場単価などを把握、意見交換していた。

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キャベツ部会で行われた「リモート」の市場情勢報告(能代市荷八田で)

●秋大付属病院にPCRラボ
 秋田大は、秋田市の同大医学部付属病院内に「PCRラボ」を設置した。新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査に特化して取り組む。今後、機器を整備して1日最大100件の検査を行えるようにし、感染の第2波に備える。県内の2次医療圏ごとに設置が進められている公設の仮設診療所などの検体受け入れを想定している。

●三種町ジュンサイ支援検討
 三種町の6月定例議会は11日、本会議を再開し、7氏が一般質問を行った。新型コロナウイルスの影響で飲食店などが休業して需要が落ち込んでいる町の特産ジュンサイについて、田川町長は「生産者への単価助成拡充のほか、摘み手への生活支援を含めた町独自の支援策に取り組みたい」と述べ、生産数量助成事業で1㌔40円としている助成単価の上乗せに加え、摘み手への助成も検討していることを明らかにした。

●「商工会の日」に花壇整備
 藤里町商工会青年部(小山裕輝部長)と女性部(桂田洋子部長)は10日、共同で地域クリーンアップ事業を行い、同商工会館前の花壇に花苗を植えて通りを華やかに飾った。

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マリーゴールドやサルビアの花を植えるため花壇を整備する部員たち(藤里町で)

●山菜採り遭難に注意喚起
 県内で山菜やタケノコ採りの遭難が相次いでいる。今年は9日現在で23件発生し、2人が死亡した。能代署管内では八峰町と藤里町で1件ずつ連続して発生、高齢男性1人が亡くなった。同署は「1人で山に入らず、家族などに行き先をしっかり伝えるようにしてほしい。もし遭難した場合はむやみに動き回らないように」と注意を呼び掛ける。

13日の紙面から

●3高校で〝最後〟の運動会
 高校再編に伴い、今年度末で閉校する能代市の能代工、能代西、二ツ井の各高校で12日、最後の運動会が開かれた。来春、能代工と能代西は「能代地区専門系統合校」、二ツ井は能代高定時制課程(昼間部)として開校するため、現校名としての開催はいずれも最後。生徒たちは慣れ親しんだ学校での思い出をつくろうと青空の下、クラスメートと力を合わせて競技を楽しんだ。

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多彩な種目が行われた能代西高のギネス大会

●遺族の事務手続き支援へ
 能代市は、市民が亡くなった際に遺族の事務手続きを支援する専用窓口を10月に開設する。保険や福祉関連など市役所各課を回る現状を改善し、手続きを一括化する。遺族の負担を軽減するとともに、手続き漏れを防ぐのが狙い。市によると、こうした遺族向けの専用窓口設置は県内で初めてという。

●能代市の人口5万1773人
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた5月末の人口は5万1773人で前年同月より890人減少した。前月から49人減り、94カ月連続で減少した。世帯数は2万4275で前年同月比93減、前月比7減だった。

●手塩にかけた岩川地鶏出荷期
 三種町上岩川地区で、農家が育てる「岩川地鶏」が出荷期を迎えた。住民グループの生産は昨春で終了したものの、個人農家が餌にこだわりながら愛情たっぷりに飼育。昨年6月に鶏舎に入れたひなが成長し「一番おいしい時期」(農家)となっており、若鶏とは違った確かなかみ応えと豊かな味わいがファンを楽しませている。肉やモツ、ガラが入って1パック(600㌘)税込み1500円。問い合わせは畠山さん(☎0185・88・2251)へ。

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愛情を込めて岩川地鶏を生産している農家

(三種町上岩川地区で)

●福司さんの全詩集刊行
 方言詩作家として数々の作品を残した藤里町の福司満さん(故人)の「福司満全詩集 『藤里の歴史散歩』と朗読CD付き」が、コールサック社(東京都板橋区)から刊行された。「流れの中で」「道(きゃど)こ」「泣ぐなぁ夕陽(ゆうひ)コぁ」「友(やづ)ぁ何処(ど)サ行(え)った」の詩集4冊のほか、郷土史書などを収録し、秋田白神方言詩の魅力を伝える福司さんの作品を読むことができる。またCDで詩の朗読を聞くことで、方言詩の特別な力を感じられる。A5判351㌻。3千円(税別)。問い合わせはコールサック社(☎03・5944・3258)へ。

●児童がネギの定植作業体験
 能代市向能代小の5年生58人が12日、能代西高の圃場(ほじょう)でネギの定植作業を体験した。今春統合した朴瀬小、常盤小で行われていたネギの生産活動を引き継いで実施。児童がJAあきた白神青年部のサポートを受けながら、立派なネギができるよう願いを込めて苗を植えた。

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ネギの定植を体験する向能代小の5年生

(能代市で)

●金勇で井坂直幹展始まる
 能代市柳町の旧料亭金勇で12日、「木都能代の父・井坂直幹展」が始まった。「東洋一」とうたわれた秋田木材(秋木)の創設者で能代の木材産業の発展に尽力した井坂直幹(1860─1921年)の功績と秋木の歴史を、写真と説明パネルで紹介している。来年3月14日まで開催する。

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木都の父・井坂直幹の功績や人間性を紹介する展示がスタート(旧料亭金勇で)

●墜落事故犠牲者の遺族来能
 太平洋戦争末期、陸軍特別攻撃隊の訓練飛行場となり、温存飛行場になった能代市の東雲飛行場(能代飛行場)で、昭和20年6月13日、急降下訓練に臨んだ特攻隊の飛行機1機が地面に激突、戦闘指揮所にいた隊長ら上官、地上にいた将校らも巻き込んで多数が即死する凄惨(せいさん)な事故があった。命日を前に、殉職者の一人の遺族が、「菩提(ぼだい)を弔うため、その地に立ちたい」と京都市から来能し、飛行場跡地で読経し冥福を祈った。

14日の紙面から

●特産ジュンサイの出荷盛ん
 三種町で、生産量日本一を誇るジュンサイの出荷が盛んに行われている。同町下岩川にあるJA秋田やまもとの流通加工処理施設では、連日ジュンサイが運び込まれ、従業員が慌ただしく選別・加工をしている。一方、今年は春先の低温が影響して集荷量が激減し、注文量に十分に応えられていない。同JAは「過去最低の集荷量になるかもしれない。物が全然足りない」と嘆いている。

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ジュンサイの選別作業に励む従業員

(三種町下岩川で)

●土砂災害警戒区域614カ所に
 県山本地域振興局が平成16年度から進めてきた土砂災害警戒区域の指定が、昨年度で一巡した。土石流と地滑りが懸念される12カ所を3月に指定し、計614カ所となった。一方、昨年度からはより危険な特別警戒区域を指定するための2巡目の調査にも着手しており、同振興局は「自分の家の危険性を知ってもらい、有事の際は率先して避難してほしい」と話している。

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仁鮒地区の警戒区域。イエローゾーンに住宅が含まれている

●地域振興券取扱事業所募集
 能代市は、新型コロナウイルスの影響を受けている地域経済の活性化と消費喚起のために実施するプレミアム率30%の商品券「のしろ地域振興券」の取扱事業所を、15日から募集する。申込先は能代商工会議所または二ツ井町商工会で、登録の締め切りは7月3日。

●「はやぶさの日」に工作教室
 能代市子ども館で13日、「はやぶさの日」(6月13日)に合わせたプラネタリウムの無料投映や工作教室が行われた。参加した子どもたちや親子連れはさまざまな体験を通じて宇宙への関心を高めていた。

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人工衛星に見立てたボールを打ち出して遊ぶ親子連れ

●能代青果市場7期連続黒字
 能代青果地方卸売市場の第51期定時株主総会は11日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、432万円の当期純利益を計上した令和元年度(平成31年3月1日〜令和2年2月29日)決算を承認した。黒字は7期連続。売上高は26億6564万円で、前年度比5・5%減。暖冬少雪による野菜の安値などが影響した。役員改選では宮川孝一代表取締役社長を再任した。

●ミュージカルキッズ開講
 能代市の能代ミュージカル・キッズ(今立善子代表)の開講式は13日、同市萩の台のサン・ウッド能代で行われ、メンバーは健康管理に気を付けながら、今後の稽古に励むことを誓い合った。

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今年度の活動をスタートさせた能代ミュージカル・キッズ(能代市萩の台のサン・ウッド能代で)

●小学女子ソフトボール熱戦
 県小学校春季女子ソフトボール交流大会は13日、能代市ソフトボール場で開幕し、能代山本内外の4チームが予選リーグで熱戦を繰り広げた。きょう14日は決勝トーナメントが行われる。

●羽立地区の鍾馗様お色直し
 能代市二ツ井町飛根字羽立地内で13日、地域住民らが参加して、古くから地域を守ってきた男女2体の人形道祖神「鍾馗(しょうき)様」の衣替えを行った。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されることから、住民らは鍾馗様が災いから地域を守ってくれることを願いながら作業した。

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傷んだわらを外し、新たな装いとなった羽立の鍾馗様(能代市二ツ井町飛根で)

 


 

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