21日の紙面から

●コロナ退散、森岳歌舞伎奉納
 三種町の森岳歌舞伎保存会(石塚善信会長)は20日、同町森岳の八幡神社境内にある農村歌舞伎会館で奉納歌舞伎を行った。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、多くの人が見物に訪れる公演の形を見送った。事前周知はしなかったが、見物に訪れる住民もおり、保存会の会員による伝統の歌舞伎を見守った。

m20p032020p3

新型コロナウイルスを受け、森岳歌舞伎保存会は公演を見送り、演技を奉納(三種町で)

●バレエ熱演に惜しみない拍手
 能代市西通町のたなはしあゆこバレエスクール(棚橋絵里奈代表)の62周年発表会「心の翼を翔かせ」は19日夜、市文化会館大ホールで開かれた。生徒をはじめ同スクールでアートディレクターとして指導する石井瑠威さんが主宰するダンスオデッセイバレエアカデミー(大館市)のメンバーら約50人が出演し、クラシックバレエやモダンダンスなどを披露。趣向を凝らした演目に、訪れた保護者らから惜しみない拍手が送られた。

p20p01たなはしバレエ公演2

生徒たちがバレエ作品「眠れる森の美女」を華やかに舞い踊った発表会(能代市文化会館大ホールで)

●秋田犬キミ、友好の懸け橋に
 能代市は14日、東京五輪・パラリンピックのホストタウンとして迎えるヨルダンのリーナ・アンナーブ駐日大使に能代で生まれ育った秋田犬を届けた。平昌冬季五輪のフィギュアスケート金メダリストでロシアのアリーナ・ザギトワ選手が飼っている秋田犬「マサル」の育ての親であるブリーダー本瀬純一さん(58)=同市河戸川=が飼育した秋田犬保存会の血統書付きで、待ち焦がれていた大使を喜ばせた。大使は幼犬に「KIMI(キミ)」と名付け、散歩の良きパートナーとなっている。

z19p02アンナーブ大使に秋田犬2

秋田犬「キミ」を抱くヨルダンのアンナーブ大使(東京都渋谷区の大使公邸近くの公園で、能代市提供)

●富根「作番楽」をネット配信
 能代市二ツ井町の富根報徳番楽保存会(米川貢会長)は20日、今年の作番楽をインターネットでライブ配信した。富根地区の鎮守・愛宕神社境内での演舞は新型コロナウイルス感染防止のため中止したが、楽しみにしてくれている人たちに番楽を届けようと実施。子どもも大人も熱演し、古里から遠く離れた出身者らを楽しませた。

d20p02

ライブ配信で熱演する保存会のメンバー

●陶芸工房・野阿、趣さまざま
 能代市彩霞長根の陶芸工房・野阿(戸田誠子主宰)の第15回野阿展は20日、同市上町の夢工房咲く・咲くで始まった。食器や花器など暮らしに取り入れたくなる力作約200点が並び、来場者を楽しませている。会期は22日まで。

d20p01a

生徒の力作が並んでいる第15回野阿展

●市八幡神社、規模縮小し祭典
 能代市柳町の八幡神社(渟城英夫宮司)の祭典は本祭の20日、同神社で神事が行われ、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災、家内安全のほか、新型コロナウイルスの早期終息を祈願した。今年は新型ウイルス感染拡大の危険性を回避するため祭典規模を縮小し、神輿(みこし)の運行を中止。境内は静寂に包まれたが、参拝する地域住民の姿も見られた。

w20p01

新型コロナウイルスの影響で規模を縮小。神事を執り行った八幡神社の祭典(能代市柳町で)

●ARDF 能代高が女子団体優勝
 第23回県高校ARDF(アマチュア無線方向探索)秋季大会は20日、能代市の能代公園や風の松原を会場に行われ、能代勢は女子団体で能代が頂点に立ったほか、男子個人で田場川幸佑(能代工3年)、女子個人は金山璃花(能代2年)が優勝した。

●若手芸術家の登竜門で25選に
 能代市坊ケ崎出身で、今年3月に秋田公立美術大を卒業した大越円香さん(22)=岐阜県在住=の卒業制作「もちゆくもの」が、若手芸術家の発掘・育成を目的とした現代アート展「アートアワードトーキョー丸の内2020」に選ばれた。JR能代駅前ロータリーの風景を題材にした大越さんの作品は、東京都千代田区丸の内の「行幸地下ギャラリー」で25日まで展示される。秋田公立美大からは初の選出。

j17p02p2

JR能代駅前の風景をモチーフとした作品「もちゆくもの」(本人提供)

22日の紙面から

●全国交通安全運動始まる
 秋の全国交通安全運動が21日、始まった。能代山本では、毎年運動に合わせて行われていた能代市交通安全対策協議会主催の出発式が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となったが、この日は能代署が国道7号上での事故を未然に防ぐため警戒パトロールを展開したほか、同署南能代交番前ではのぼり旗を掲げて啓発活動を実施した。今後も運動期間中は同署や関係機関・団体が街頭指導などを行い、交通安全意識の高揚を図る。

能代署員と白神ねぎのんが啓発活動を展開

(能代市寿域長根で)

●インフル予防接種の助成拡大
 季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症が同時に流行しないように、三種町は今年度、任意インフルエンザ予防接種費用の助成対象を広げる。これまで対象外となっていた19歳~64歳の町民にも助成することにし、事実上、全町民が対象となる。新型コロナの終息が見通せない中、インフルエンザ予防接種費用の助成拡大に踏み切ったのは能代山本では同町が唯一で、「新型コロナによって例年の秋冬とは状況が異なる。町民の健康を守り、医療機関の負担も軽減したい」としている。

●鈴なりシャインマスカット
 高級ブドウとして知られる「シャインマスカット」が、三種町森岳の畠山果樹園で取り頃を迎えている。大粒の果実が鈴なりに実り、ハウスいっぱいに広がっている。直売や発送を行い、豊かな甘みと大きさで消費者を喜ばせる。

d14p02

見事に実った「シャインマスカット」

(三種町森岳で)

●秋田犬と健康ウオーキング
 三種町の一般社団法人・ヘルスケアデザイン秋田は、クアオルト健康ウオーキングのプログラム「秋田犬と散歩」を本格化させる。今月から法人で秋田犬を飼い始めており、人や新しい土地に慣れるように、町民と一緒に早朝のクアオルト健康ウオーキングにも取り組んでいる。秋田犬との触れ合いによる癒やし効果も狙ったプログラムを確立させ、健康増進と合わせて地域に人を呼び込む考えだ。

m21p01ヘルスケアデザイン秋田犬p5

秋田犬町民一緒に早朝のクアオルト健康ウオーキング(三種町鹿渡で)

●理容組合、安全営業へ講習会
 県理容生活衛生同業組合山本支部(小林一之支部長)の衛生消毒講習会は14日、能代市文化会館中ホールで開かれた。新型コロナウイルスの感染予防のため、支部の組合員は各理容店で実践している消毒とともに、接触や飛沫(ひまつ)にも留意するなど対策強化に向けた心構えを高めた。

●高校野球、松陽4強入り逃す
 来春の選抜大会につながる第72回秋季東北地区高校野球県大会は3日目の21日、秋田市のこまちスタジアムで準々決勝2試合が行われた。能代松陽は由利工と対戦、主戦の深堀虎童(2年)は2失点で粘ったが、打線が振るわず無得点に終わり、0─2の完封負けを喫し、準決勝進出はならなかった。この日で能代勢は姿を消した。22日は同球場で準々決勝残り2試合を実施し、ベスト4が出そろう。

 ▽準々決勝(こまちスタジアム)
能代松陽000000000 0
由利工 00010100X 2

●住民の長寿祝い記念品贈る
 能代市の東能代地域まちづくり協議会(浅野和一郎会長)は「敬老の日」の21日、新型コロナウイルスの影響で今年の長寿の集いを中止したことを踏まえ、古希や喜寿、傘寿などを迎えた地域内の住民210人に対して秋田杉製のオリジナル記念盾などを配布し、長寿を祝福した。

「敬老の日」に合わせ対象の住民らに記念品を贈呈した東能代地域まちづくり協議会(能代市鰄渕で)

●学校統合控え1年生が交流
 能代工高(荒川正明校長)と能代西高(藤田仁志校長)の1年生の交流会が18日、能代工体育館で開かれた。両校の統合校「能代科学技術高」の開校を来年度に控え、生徒たちがゲームを通じて和気あいあいとコミュニケーションを深めた。

r18p03

来年度統合する能代工高と能代西高の1年生がゲームで交流(能代工高で)

 

23日の紙面から

●高校生、大漁旗作成でWS
 東京大生産技術研究所(東京都)と能代市などロケット開発に縁のある自治体で昨年立ち上げた「科学自然都市協創連合」の設立記念事業「大漁旗プロジェクト」の一環で21日、ワークショップ(WS)「もしかするのしろ~自然×科学×まちづくり」が能代松陽高で開かれた。市内の高校生46人が参加し、SDGs(持続可能な開発目標)の切り口で「能代の魅力」を探るとともに、最先端の科学や技術を活用して魅力を増した未来の能代に思いを巡らせた。年内にも「能代の魅力」をデザインした大漁旗を作成する予定。

w21p01大漁旗プロジェクト2

高校生たちが想像力を働かせ、最先端技術を活用して魅力を増した未来の能代を考えたワークショップ(能代松陽高で)

●予備費使用額過去最高に
 能代市の昨年度一般会計決算では、使途を定めない「予備費」から過去最高の1800万円余りを支出したことが分かった。施設の老朽化が進み、予算を上回る突発的な修繕が増加傾向にあるためという。予備費は地方自治法で予算計上が義務付けられ、不足の事態などに使用が認められているが、9月定例議会の決算特別委員会では委員から安易な充用にくぎを刺す意見が出たほか、監査委員も適切な管理を求めている。

●秋の味覚、クリが収穫期
 能代山本でクリが収穫期を迎え、農家がつやつやの実を拾い集めている。産直施設で販売する農家もおり、消費者の人気を集めている。

d20p03

つやつやで甘みの乗ったクリを収穫

(能代市九郎左エ門笹台で)

●秋彼岸、墓前で先祖しのぶ
 秋彼岸の中日で「秋分の日」の22日、能代山本地方の寺院や墓地には住民らが訪れ、墓前に花などを供えて先祖の霊を供養した。

n22p01

墓前で静かに手を合わせ先祖の霊を供養

(能代市萩の台で)

●子育て世代を農業の現場に
 県山本地域振興局は、ネギの調製作業の現場に子育て世代を引き込もうと、能代市農業技術センターで作業を練習する「アグリツアー」を初めて計画した。10月5日から9日まで午前・午後の部の日程で、根・葉切りや皮むきなどの作業を体験する。作業のイメージをつかみ、現場で働くきっかけへとつなげたい考え。農家からも「若い人にぜひ来てもらいたい」と期待する声が上がっている。

●ジュンサイ収穫体験1千人
 三種町での「じゅんさい摘み採り体験」は今季、1063人が木舟に乗ってジュンサイを収穫した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月の実施を見送ったほか、受け入れの対象を東北6県の在住者に制限するなどしたが、昨季の体験者数1100人に迫る実績。申し込みに対応した町観光協会は「新型コロナ禍でも近場で楽しみたいという人の動きが表れた」と受け止めている。

●街頭で安全運転呼び掛け
 能代山本地区交通安全協会の4支部合同の街頭キャンペーンが22日、同市鰄渕の国土交通省能代国道維持出張所前で行われ、参加者が道行くドライバーらに反射材やチラシなどを配り、安全運転の徹底を呼び掛けた。

●小学生が自然散策やダム見学
 世界遺産・白神山地を体験する日帰りのバスツアー「白神体験塾」が22日、藤里町で行われた。参加した小学生たちは秋晴れの下、自然の中を巡りながら素波里ダムや縄文遺跡などを見学し、ダムの水がどのように人々の暮らしに役立っているか、農業にどう生かされているかなど、社会との関わりを知った。

c22p01

素波里ダム湖を見学し、農業や人々の暮らしに役立っていることを学んだ子どもたち

24日の紙面から

●コメの等級検査スタート
 稲刈りシーズンを迎えている能代山本で、今年産米の等級検査が始まった。各集荷倉庫では農家が収穫したコメを次々と運び、検査員が品質を入念に調べている。昨年は胴割れや斑点米カメムシ類による着色で1等米比率が低下したが、あきた白神、秋田やまもと両JAによると、今年はまだ序盤ではあるものの9割台の1等米比率で、まずまずの滑り出しのようだ。

d23p01

コメの品質を入念にチェックする検査員(三種町で)

●市中心部で漏水調査開始
 能代市は、水道管(配水管)から住家や事業所に接続する給水管を対象とした漏水調査を始めた。水の音を耳で聞き取って水漏れを検知する「音聴調査」と呼ばれる手法で、今年度は中心市街地の約3300戸で実施。市が大掛かりな漏水調査を行うのは初めてで、次年度以降も長期にわたり計画的に続ける。市内の浄水場から供給される水道の配水量と、水道料金の対象となる有収水量の割合を示す「有収率」が低下し続けていることから、経費節減にもつながる有収率向上を目指す。

●ドラム缶掘削量651本に
 県が能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センター第2処分場で6月から進めている廃油入りドラム缶の掘削・撤去工事は、23日までに掘削したドラム缶の数が計651本となった。現場には目視で確認できるドラム缶がなくなり、連続性が途切れたことから、能代の産廃を考える会など地元住民団体は同日、土の埋め戻し作業を始めたいとする県の申し出に同意した。一方、住民団体側は、今回の工事では手付かずの掘削地点西側のさらに西にもドラム缶が残っていないか確認してほしいと改めて県に要望。県は対応が可能かどうか検討する考えを示した。

●クラスター対策で情報交換
 福祉施設で新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が発生したことを想定した県のクラスター対策事業が策定されたことを受け、事業の概要や実際の対応を確認する情報交換会が23日、能代市二ツ井町総合体育館で開かれた。出席者は、クラスター発生の可能性があり得ることを実感しながら、万一の際の相互支援がどう行われるか、理解を共有した。

●感染対策徹底し修学旅行へ
 能代山本の小中学校は修学旅行のシーズンを迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各校は行き先を北海道や首都圏から県内や北東北へと変更し、18日までに16小中学校(合同を含む)が実施。各校では感染リスクを最小限に抑えようと、屋内での活動を減らしたり、マスク着用や手指の消毒など対策を徹底した。例年とは異なる修学旅行だったが、児童からは「県内でも楽しい思い出をつくれた」「行けただけでもうれしかった」といった声が聞かれた。

p19p01

新型コロナ感染防止のため、ついたてがあるレストランで昼食を取る渟南小の児童たち(岩手県平泉町で、同校提供)

●クラブ野球、能代松陵が東北へ
 社会人野球の第45回全日本クラブ選手権1次予選県大会は19日から3日間、大仙市の協和球場で開かれた。能代市の能代松陵クラブが決勝でゴールデンリバースを13─11で下し、平成21年以来、11年ぶり6回目の優勝を果たした。能代松陵クは、来年開催予定の2次予選東北大会の出場権を得た。

●パレードで事故ゼロアピール
 秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせた三種町の各小学校による交通安全パレードが23日、下岩川小(宮腰美喜子校長、全校児童23人)を皮切りに始まった。児童が鼓笛演奏をしながら住民と一緒に通りを練り歩き、交通安全を呼び掛けた。

m23p02下岩川小交通安全鼓笛パレード

下岩川小の児童が住民と共にパレードで交通安全を呼び掛け(三種町下岩川で)

●特養利用者へ紅白まんじゅう
 昭和34年に旧八森中を卒業した有志でつくる「八中S34友の会」が18日、敬老の日(21日)に合わせて町内の特別養護老人ホーム「海光苑」と「松波苑」の入所者に紅白まんじゅうをプレゼントした。新型コロナウイルスの影響でふるさとへの帰省を自粛している県内外在住のメンバーが、故郷のお年寄りを元気づけたいという思いで企画した。代表を務める同町八森浜田出身の菊地豊さん(77)=愛知県春日井市=は「コロナ禍で家族と面会できずにいるふるさとのお年寄りの方々に、敬老のお祝いのおまんじゅうを食べて笑顔になってもらえたらうれしい」と話している。

e18p02

「八中S34友の会」が八峰町内の特別養護老人ホームに紅白まんじゅうを寄贈(海光苑で)

25日の紙面から

●全校稲刈りで出来秋喜ぶ
 能代支援学校(佐藤玉緒校長、児童生徒97人)で24日、全校稲刈りが行われ、児童生徒は友達や教職員と協力しながら作業に汗を流し、収穫の楽しさや喜びを味わった。

p24p02

収穫の喜びを感じながら稲刈りに取り組む児童生徒ら(能代市真壁地で)

●昨年度の新規就農者24人
 能代山本4市町は、昨年度の新規就農者の確保状況をまとめた。計24人で前年度から2人減少したが、一定の就農ニーズがあることをうかがわせている。自営就農が10人だったのに対し雇用就農は14人で、農業法人が雇用の受け皿となる状況があるほか、農家出身以外の人が就農したケースが15人で6割を占めた。一方、新規就農者には農地・資金の確保や栽培技術面での課題があり、関係機関が連携してのサポートが引き続き求められている。

●能代市の人口5万人割る
 県が24日に発表した9月1日現在の「人口と世帯数」によると、能代市の人口は4万9966人と前月より69人減少し、5万人を割り込んだ。少子化で死亡が出生を上回る自然減、転出が転入を上回る社会減が続き、人口減少に歯止めがかからない状況だ。

●森林の適正管理へ意向調査
 林業の成長産業化や森林資源の適正な管理を目的にした「森林経営管理制度」に基づき三種町が森林所有者を対象に実施した事前意向調査によると、対象森林のうち約3割に当たる1991㌶について今後の管理を町に委託したいとの意向が示された。高齢化などを背景に森林の管理が難しくなっている現状が浮かび上がった。同制度は、手入れが行き届いていない人工林を自治体が所有者に代わって管理することが可能で、町は今後、事前意向調査の結果を基に面的なまとまりがある山林を絞り込むなどして適切に管理していきたい考えだ。

●八峰町、損保と連携協定
 八峰町とあいおいニッセイ同和損保はこのほど、地方創生に関する連携協定を締結した。それぞれの人的・物的・知的資源を有効活用し、暮らしの安全・安心や防災対策などに協働で取り組む内容で、県内自治体では7番目、能代山本では藤里町、三種町、能代市に続いて4例目の締結となる。

●JA白神、3会場で座談会
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の座談会は18日、能代市と藤里町の3会場で開かれ、今年産米の集荷・販売方針などを説明した。佐藤組合長は今年産米の概算金を報告し、出荷を呼び掛けた。一方、県1JAに向けた動きについては「皆さんにメリットを知らせる段階まで進んでいない」などと述べた。

●ポンポコ子ども園、来月開園
 八峰町の沢目、塙川両子ども園が統合し来月開園する峰浜ポンポコ子ども園の外構工事が完了した。来月2日に両子ども園でそれぞれ「閉園式」を行い、3日に園舎落成式典を実施、5日に開園する。園児の元気な声がいよいよ新園舎に響き渡る。

e23p01峰浜子ども園完成2

外構工事が終わり、完成した峰浜ポンポコ子ども園

●料理レシピコンクールで佳作
 JAあきた女性組織協議会はこのほど、県産農畜産物を使った料理レシピコンクールの審査を行い、「JA秋田やまもとJAスミンクラブちびっこ軍団」による「八竜産『タカミ』メロンドリンク」が佳作となった。


 

9月インデックスに戻る