■好守に新潟商を圧倒 ▽男子2回戦 能代工119 37―13 79新潟商 19―24 29―19 34―23 能代工は、序盤から速い攻めで新潟商を圧倒し、百点ゲームで快勝した。第1Q(クオーター)、能代工は長谷川のドライブをはじめ満原のインサイドプレー、渡部や、館山の3点シュートと内外角を自在に攻め、37―13と大きくリード。第2Q、新潟商の3点シュートが決まり出したが、能代工はマンツーマンディフェンスで追撃を阻止、前半を56―37で折り返した。後半は満原がゴール下で得点を重ねたほか、交代した宮川、熊谷の積極的な攻めで点差を広げ、新潟商を突き放した。 【能代工―新潟商】能代工は第2Q残り5分、5満原がゴール下に切り込み、44―24とする
■能代工、圧勝で8強 ▽男子3回戦 能代工85 22―3 46金 沢 19―10 22―8 22―25 能代工は堅いディフェンスで終始主導権を握り、金沢に圧勝した。 能代工は満原のインサイド、高橋健のゴール下、館山の3点シュートなどで得点を重ねた。守っては、徹底したマンツーマンディフェンスで金沢に攻撃の形をつくらせず、第1Q(クオーター)を3失点に抑えると、第2Qも確実に得点し41―13で前半を終了。第3Q、能代工はオールコートディフェンスを速攻に結び付けてさらに引き離した。第4Qには、次戦以降を見据えて、控え選手全員をコートに送る余裕を見せた。
【能代工―金沢】第1Q、相手ディフェンダーと競り合う能代工・長谷川(中央)
■前半の攻防制し3年ぶり4強入り ▽男子準々決勝 能代工114 20―15 83盛岡市立 40―17 27―24 27―27 激しい攻防が展開されたが、最後まで冷静さを保ち続けた能代工が盛岡市立を振り切った。 第1Q、能代工は満原、長谷川のインサイドを中心にオフェンスを展開、盛岡市立のマンツーマンディフェンスに苦戦するものの、20―15とリードを保って終了。第2Qに入ると、渡部と高橋陽の3点シュート、ゴール下から満原の連続シュートが決まり、その後も高橋健のインサイドプレーなどで60―32と一気にリードを広げた。第3Q、両者5ファウルに苦しむが、能代工はインサイドからのシュートを確実に沈めたほか、長谷川がダンクを決めるなど、流れは能代工のまま第4Qへ。第4Qの終盤、盛岡市立の追撃に遭ったが、前半の貯金を生かし逃げ切った。
【能代工―盛岡市立】第4、クオーター、シュートを放つ能代工高・満原(中央)
●能代工、3冠の夢消える ▽男子準決勝 洛南102 21―20 72能代工 25―20 29―15 27―17 能代工は、連覇を狙う洛南を相手に最後まで流れを引き寄せることができず大敗した。 第1Q(クオーター)、両者一進一退の攻防が続くが、能代工はシュートが決まらず、リバウンドボールも奪われるなど、20―21とリードを許して終了。第2Q、反撃に出たい能代工だったが、満原が右足首を負傷してベンチへ。チームの大黒柱を欠いた能代工に対し、洛南はインサイドからの攻撃を中心に得点を重ねた。能代工は高橋健のゴール下、長谷川の3点シュートで対抗するものの、40―46の6点ビハインドで前半を終了。第3Q、能代工は再度満原をコートに送り出し、満原自らが3点シュートを狙うが、ことごとくリングに嫌われた。これに対し、洛南は焦る能代工につけ入り、速攻を決めるなどして確実に加点。第4Q、能代工はプレスを仕掛けるものの、洛南の勢いを最後まで止めることができず、30点差で完敗した。 【能代工―洛南】第3Q、シュートを放つ能代工・高橋健
●能代工快勝、3位に ▽男子3位決定戦 能代工87 23―17 62明 成 21―17 21―11 22―17 リバウンドを制し、速い展開に持ち込んだ能代工が、終始安定した試合運びで明成に快勝した。 第1Q(クオーター)、能代工は館山のインサイドシュートや3点シュートなどで得点を重ね、23―17と6点リードで終了。リズムをつかんだ能代工は第2Q、高橋健のリバウンド奪取から速攻に結びつけるなど、ポストプレーで得点する明成に対し、速い展開でさらにリードを広げた。 後半も能代工が主導権を握り、高橋陽のドライブ、長谷川のカットインなどで得点ペースは衰えず、さらにゾーンプレスで厳しいプレッシャーをかけ、明成の反撃を許さなかった。  【能代工―明成】能代工は第3Q残り1分、(8)高橋陽のドライブで64―43とリードを広げる
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