29日の紙面から

●火力3号機、海水取放水管工事
 能代市大森山の東北電力能代火力発電所で、発電に使った蒸気を冷やすための海水を運ぶ3号機の取放水管設備の設置工事が進められている。膨大な量の海水を取り込み、冷却に使った後に海に戻す設備で、総延長1・4㌔の鉄管を敷設する。30年8月の完成を目指す。

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波のようにうねって見える取水管と放水管

(能代火力発電所3号機敷地で)

●ハタハタ漁獲量低迷続き833㌧
 県内の漁協や県などで構成するハタハタ資源対策協議会(遠藤実座長)の会合が28日、秋田市内で開かれた。28年漁期(28年9月~29年6月)の漁獲量は沖合と沿岸を合わせて833㌧で、漁獲枠800㌧を上回った。資源が低水準で推移しており、漁獲量は12年漁期以降で最少。沖合が320㌧の漁獲枠に対して438㌧と好調だった一方、沿岸の漁獲量は395㌧で漁獲枠480㌧の82%にとどまった。県水産振興センターは、資源が低水準であることを踏まえ、現行の漁獲枠算定方法の見直しを提案し、同協議会で今後検討していくこととした。

●空き家台帳再整備/三種町
 三種町は、29年度から空き家対策を強化する。空き家はこれまで住民からの情報提供などを基に把握してきたが、29年度は町内全ての空き家を調べ、空き家台帳を再整備する。さらに、法律や建築の専門家などと協議会を立ち上げ、町全体の空き家対策や個別の案件を協議。町は「人口減で空き家は増えていく。解体の代執行を含め、踏み込んだ対策を考えたい」と話している。

●藤里町商工会が行動計画策定
 藤里町商工会(安部薫会長)は、今後5年間の活動方針となるアクションプログラムを策定した。「地域の事業者と共に歩む商工会」を掲げ、会員減少が否めない中で、白神山地観光振興など地域振興事業の質的向上や創業等につながる成果を目指した見直しに着手するほか、各事業所の課題解決や事業承継といった個社支援の強化を図る。

●「食育」への関心薄れる
 三種町は、食育に関するアンケート調査の結果をまとめた。5年前の調査結果に比べ、食育への関心や朝食の習慣、普段の料理の機会などで低下が見られ、中学生の就寝時間が遅くなっている面や、食欲がないため朝食を食べないとする小中学生の割合が増えていることも明らかとなった。また、小中学生で食事を「1人で食べる」と回答したのは朝食が26%、夕食が7%で、一定数が家族と一緒に食事を取っていない状況にある。

●節目の能代カップ4日間に
 能代市総合体育館で5月3日から6日まで開かれる「第30回能代カップ高校選抜バスケットボール大会」の試合日程が決まった。開幕試合は地元・能代工と市立船橋(千葉)が飾り、最終日のラストゲームは能代工と明成(宮城)の“東北対決”となる。30回記念の今回は招待校を1校増やし6校とし、開催日程も4日間と1日延長、3~5日は6試合(女子を含む)、6日は5試合が行われる。

●小友沼にハクガン飛来増
 渡り鳥の重要な中継地として知られる能代市の小友沼で、絶滅危惧種ハクガンの飛来数が年々増えている。小友沼で野鳥や自然の観察会を開いているおとも自然の会(藤田憲太朗会長)によると、今季は最大で約340羽の飛来が確認され、昨季よりも100羽以上増加。同会は「個体数自体が着実に増えているとみられ、観察できる機会も多くなってきた」と話している。

●春迎えタイヤ交換盛ん
 春本番が近づく能代山本地方のタイヤ専門店やカー用品店などで、タイヤの交換作業が始まっている。冬道の安全運転に貢献した冬用タイヤが役目を終え、道行く車は〝春の装い〟となりつつある。

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春本番が近づき、タイヤの交換作業が行われている(能代市中柳で)


 

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