2017年11月

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1日の紙面から

●県種苗交換会が開幕
 第140回県種苗交換会(JA秋田中央会主催)は31日、由利本荘市で開幕した。主会場の市総合体育館では、農作物や加工品など1922点が展示され、優れた栽培技術が来場者の関心を集めた。能代山本からは187点が出品され、審査の結果、4点が県知事賞(1等賞)に輝いた。30年産米から行政による生産数量目標の配分や米の直接支払い交付金の終了・廃止などで米政策は転換期を迎える。きょう1日に開かれるメイン行事の一つ・談話会では、需要に応じた米生産の取り組みについて討議する。会期は6日まで。

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県種苗交換会が開幕。生産者自慢の農作物が並ぶ会場(由利本荘市総合体育館で)

●イオン容認で13日に説明会
 能代市は、同市鰄渕に建設が計画されているモール型大型店「イオン新能代ショッピングセンター(SC)」に関する説明懇談会を13日午後6時30分から市文化会館で開くことを決めた。能代商工会議所(広幡信悦会頭)と市商店会連合(塚本正理事長)の連名の要望を受けて、地元商工業者を対象に開催する。出店を容認した市が地域経済への影響を予測したシミュレーション結果を説明し、商工業者と意見交換する。

●県北は水稲10㌃収量556㌔
 東北農政局秋田県拠点は31日、10月15日現在の29年産水稲の作柄概況を発表した。県北地域の作況指数は99の「平年並み」で、前回発表の9月15日時点から変わりなかった。10㌃当たりの予想収量は556㌔で前年比17㌔の減少。全県の作況指数も99で「平年並み」。

●9月の有効求人倍率1.70倍
 ハローワーク(職安)能代が31日発表した9月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1.70倍となった。前月より0.10㌽上昇し、3カ月連続で過去最高を更新した。求職者が減少する一方、求人は増加傾向。同職安は「事業所側の人材確保難が懸念される」としている。

●ハロウィーンで商店街に活気
 能代市二ツ井町の商店街を先月28日、かわいらしい魔女たちが練り歩いた。ハロウィーンにちなんだ催しで、「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないと、いたずらするぞ)」と各店舗を回り、手に持った袋いっぱいの菓子にほくほく顔。店主らは仮装したり土産を用意して小さなお客さまを迎え、商店街はにぎやかなひとときとなった。

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かわいらしい魔法使いたちが恋文商店街に〝出没〟

●北涯ゆかりの場所巡り汗
 三種町クアオルト推進室主催のクアオルト健康ウオーキング特別企画「佐々木北涯を訪ねて…」は先月28日、同町鵜川の愛宕山公園を発着とするコースで行われ、参加者が同町に生まれた俳人、佐々木北涯(1866~1918年)にゆかりのある場所を巡り、地域の歴史を学びながら爽やかな汗を流した。

佐々木北涯にゆかりの場所を巡る参加者たち

(三種町鵜川の鳳来院で)

●キウイもぎ取りに夢中
 三種町農林課主催のキウイフルーツ収穫体験が先月29日、同町鹿渡の元ちゃん農園で行われ、参加した家族連れがもぎ取りを楽しんだほか、甘いキウイを味わい収穫の喜びを体感した。同町は「食育・地産地消推進計画」を定めて食育の普及推進に取り組んでおり、収穫体験はその一環。この日は町内から23人が参加した。

キウイの収穫に夢中になる参加者

(三種町鹿渡で)

●移住者が交流の場を創出
 能代市へ移り住んだ若者の発案によるイベント「二ツ井ごちゃまぜ」は先月29日、同市二ツ井町の旧切石小で開かれた。年齢や性別、職業などに関係なく、顔を合わせて触れ合うことが狙い。県内外から約15人が参加してきりたんぽ鍋を囲み、語り合った。企画したのは、神奈川県川崎市出身の井上弦さん(26)。東京都内で介護職員として働いていたが、昨年8月に退職、同11月に能代へ移り住んだ。現在は二ツ井町の介護施設で働いている。

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地域住民と都内から訪れた若者が、きりたんぽ鍋

 

2日の紙面から

●年賀はがきの販売スタート
 平成30年用お年玉付き年賀はがきが1日、全国一斉に販売開始となり、能代山本の各郵便局でも年初の便りを買い求める人の姿が見られた。30年用年賀はがきは、無地(52円)や写真用(62円)、いろどり年賀、ディズニーキャラクターやハローキティが描かれたものなど全9種類。来年の干支(えと)の戌(いぬ)年にちなみ「スヌーピー」のはがきが新登場したほか、寄付金付きの絵入り(57円)は1枚につき5円が東日本大震災や熊本地震の復興支援などに活用される。

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年賀はがきが発売され、窓口で購入する人たち

(能代郵便局で)

●無事故誓い除雪機械出動式
 本格的な降雪期を間近に控え、国交省能代河川国道事務所は1日、能代市冷清水の能代除雪ステーションで除雪機械出動式を行い、除雪車のオペレーターらが無事故で今冬の作業を乗り切ることを誓い合った。同事務所によると、昨年は11月9日に凍結抑制剤散布車が初出動した。

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降雪期を間近に除雪機械出動式が行われた(能代市冷清水の能代除雪ステーションで)

●八峰町の奈良さんに藍綬褒章
 政府は2日、秋の褒章受章者を発表した。能代山本では八峰町八森の保護司、奈良德男さん(76)が更生保護功績で藍綬褒章を受章する。県内在住の受章者は8人。発令は3日。 

●米生産テーマに談話会
 第140回県種苗交換会(JA秋田中央会主催)は2日目の1日、由利本荘市のJA秋田しんせい本店でメイン行事の談話会が開かれた。29年産で国による生産調整が終了するなどコメ政策が転換期を迎える中、本県産米をめぐる情勢や課題を共有しようと、「需要に応じた米生産の取り組みについて」をテーマに生産者らが意見を交わした。

●イオン説明懇に一般市民も
 能代市が、同市鰄渕に建設が計画されているモール型大型商業施設「仮称・イオン新能代ショッピングセンター(SC)」に関する説明懇談会を、地元商工団体の要望を受けて13日午後6時30分から市文化会館中ホールで開くことを決めた件で、市民から「一般の人は参加できないのか」との声が上がっている。市商工港湾課は「商工業者ではないからと入場を断ることはない。希望する人は参加できる」と説明、周知を図っている。

●ウオーキングガイド養成
 クアオルト健康ウオーキングのガイドを養成する三種町の実践者ガイド講習は先月31日まで3日間、同町内で行われた。町によると、これまで5人のガイドを養成したが、各種団体の予約やイベントなどが入り、不足しがちという。講習はクアオルト研究会のメンバー4人が受け、クアオルトの基礎知識や安全なガイドの方法などを熱心に学んだ。今後は救命講習なども受け、町は今年度中に認定ガイドとしたい考え。

●電気工事業界に関心を持って
 能代市の能代工高(山田浩充校長)で1日、電気科1年生を対象に県電気工事工業組合(千葉三四郎理事長)主催の交流会が開かれ、生徒たちはLED(発光ダイオード)の仕組みを学んだり、回路配線などを体験しながら、電気工事業界の仕事に理解を深めた。

体験を通して電気工事業界に理解を深めた交流会(能代工高で)

●狩猟解禁、日の出とともにズドン
 県内の狩猟が1日、カモ類を皮切りに解禁された。能代山本でも、この日を待ち望んでいたハンターたちがそれぞれの猟場に集まり、飛び立つ獲物を目掛けて銃声を響かせた。本県のカモ類の狩猟期間は来年1月31日まで。キジ・ヤマドリ、その他の狩猟鳥獣は今月15日に解禁となり、猟期はそれぞれ来年1月15日、2月15日まで。

本県の狩猟がカモ類を皮切りに解禁され、狙いを定めるハンターたち(能代市河戸川で)

3日の紙面から

●三種町でロケ映画の制作発表会見
 三種町や鹿角市などで撮影が行われる映画「デイアンドナイト」の制作発表記者会見が2日、鹿角市役所で行われた。主演兼企画の阿部進之介さんやプロデューサーの山田孝之さんらが、地元の協力への感謝や撮影の意気込みを披露。阿部さんは「いい作品を作り、地域の人が『俺たちの作品』と胸を張ってくれたらうれしい」、山田さんは「舞台あいさつで泣くかもしれないぐらい強い思いがある」と語った。撮影は三種町を皮切りにきょう3日スタート。秋田市、鹿角市と続き、今月下旬まで行われる。

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制作発表記者会見に臨む山田さんや阿部さん、藤井監督(左から4~6人目)

●女流本因坊戦あす能代で
 囲碁の藤沢里菜女流本因坊(19)に謝依旻女流棋聖(27)が挑む第36期女流本因坊戦5番勝負の第3局が、4日に能代市柳町の旧料亭金勇で開かれる。第2局までを終え、両者1勝ずつを挙げて迎える本局は、どちらかが「王手」を掛ける大一番となり、白熱した戦いが期待される。きょう3日は前夜祭や記念囲碁大会が開かれ、全国の囲碁ファンも注目する女流棋士の“頂上決戦”を盛り上げる。

●元市議の松谷さん旭小/秋の叙勲
 政府は3日、秋の叙勲受章者を発表した。能代山本では、元能代市議の松谷福三さん(70)が地方自治功労で旭日小綬章を受章するのをはじめ、土地改良事業、郵政業務、消防、国勢調査それぞれの功労で合わせて5人が受章する。県内の受章者は74人。

●能代産廃のドラム缶内容物を分析
 県議会は2日、決算特別委員会の総括審査を行い、能代市山本郡選出議員は自民党の高橋武浩氏と佐藤信喜氏、みらいの吉方清彦氏が県当局に対して質疑した。このうち、吉方氏は、この秋に新たに97本のドラム缶が見つかった能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センター問題を取り上げ、県側は引き続き、汚水処理などの維持管理に努める構えを示した。

●ハタハタ、今期の漁獲枠720㌧
 県内の漁協や県などで構成するハタハタ資源対策協議会(遠藤実座長)が2日、秋田市内で開かれ、29年漁期(9月~来年6月)の漁獲枠を前年比80㌧減の720㌧と決めた。資源量が依然として低水準にあるとみられるためで、漁獲枠が1千㌧を割り込むのは3年連続。配分は例年通り沿岸6割(430㌧)、沖合4割(290㌧)と設定、魚体は1~2歳の小・中型が中心で3歳魚の大型も交じると推定されている。

●同僚の交通違反もみ消し/能代署
 能代署員が同僚の警察官の交通違反をもみ消していたことが2日、明らかになった。県警本部は同日、検挙の措置を行わず事案を隠蔽(いんぺい)するなどした同署地域課所属の署員4人を停職、減給などの懲戒処分としたほか、犯人隠避の罪で秋田地検に書類送致した。課長を含む複数の署員による身内の違反を見逃す不適切な対応に、県警本部の扇澤昭宏本部長は「厳正、かつ公正であるべき警察官の規律の緩みを懸念している。本来あるべき警察官の姿に戻るのは容易ではない」と陳謝し、再発防止や信頼回復に注力するとした。

●東能代駅の男子トイレで不審火か
 2日午後3時29分、能代市鰄渕字下悪戸のJR東能代駅駅員から「トイレ内でトイレットペーパーが焼かれている」などと110番通報があり、能代署員が駆け付けたところ、同駅男子トイレ個室でトイレットペーパーなどが焼けていた。同署は、放火の疑いもあるとみて出火原因などを調べている。列車の運行ダイヤに影響はなかった。

●染め、織りの技に関心
 能代市赤沼の「彩紫堂 紫根(しこん)・茜(あかね)染」の染元・佐藤勝悦さん(61)と山形県鶴岡市の「手織りや虚籟庵」の榎本美芳さん(54)の作品展は2日、能代市上町の夢工房咲く・咲くで始まり、反物や美術織物、ストール、バッグなど計約70点が訪れた人の関心を集めている。4日まで。

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佐藤さんと榎本さんの染め物、織物の力作が並ぶ作品展

4日の紙面から

●女流本因坊戦、前夜祭で決意表明
 能代市の旧料亭金勇で行われる囲碁の第36期女流本因坊戦5番勝負第3局を翌日に控えた3日、同市柳町のプラザ都で「前夜祭」が開かれ、藤沢里菜女流本因坊(19)と挑戦者の謝依旻女流棋聖(27)の来能を歓迎した。両者からの決意表明もあり、会場は熱戦を期待する市民、囲碁ファンらで盛り上がった。対局は4日午前9時に始まる。

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対局を前に、熱戦を誓い合う藤沢女流本因坊(左)、謝女流棋聖(能代市柳町のプラザ都で)

●アマ棋士が盤上で熱く
 第36期女流本因坊戦の能代市開催を記念した囲碁大会が3日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。地元の能代山本をはじめ県内外から62人のアマチュア棋士が集結。4日の「本戦」に負けじと熱のこもった戦いを繰り広げながら、愛好者同士交流の輪を広げた。

●三種町で映画撮影スタート
 映画「デイアンドナイト」の撮影が3日、三種町でスタートした。同町浜田の空き家で終日にわたり撮影。主演兼企画の阿部進之介さんらが臨み、独特の緊張感を漂わせながらスタッフが「カット」の声を響かせた。能代山本では貴重な映画撮影の機会とあり、住民たちが興味津々に見学。また、ボランティアの炊き出しも始まり、俳優やスタッフに喜んでもらおうと、心を込めて郷土料理などを調理した。

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いよいよクランクイン。慌ただしく撮影が進められた(三種町浜田で)

●総合戦略68項目で「順調」39
 能代市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議は2日、市役所で開かれ、総合戦略(27~31年度)の数値目標・重要業績評価指標(KPI)の2年目の達成状況が事務局から報告された。70項目のうち、まだ達成状況を図る数値が出ていないとして未確定の2項目を除く68項目の内訳は、順調39、横ばい22、不調7で、27年度と比べ順調が1減、横ばいが1増、不調は同数だった。

●能代の2社 パリ見本市に出展
 能代市末広町の「樽冨(たるとみ)かまた」(柳谷誠子社長)が製作する「冷酒杯乙」など秋田杉工芸品3点と、同市河戸川の「大森建設」(大森三四郎社長)が生産する高級酒「福八(ふくはち)」が3日から6日までフランス・パリで開かれているパリ秋田見本市や商談会に出展した。大森建設は初めて、樽冨かまたは2年連続の参加で、海外への販路開拓を目指す。

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パリ見本市に出展する樽冨かまたの秋田杉製の「冷酒杯乙」(左)、大森建設の高級酒「福八」

●あす特産そばにこだわり祭り
 能代市鶴形地区の特産そばにちなんだイベント「あなたの『そば』で祭りだ!ワッショイ!in鶴形パート14」は、5日午前9時30分から鶴形小体育館で開かれる。新ソバを提供するほか、恒例のそば打ち体験や早食い競争なども行われる。問い合わせは実行委員長の寺澤さん(☎018558・3254)へ。

●八峰町文化祭が始まる
 第12回八峰町文化祭は3日、同町峰浜田中の峰栄館と八森のファガスで展示部門が始まった。町民や児童生徒が出品した絵画や書道、生け花などの力作が並び、訪れた住民が多彩な文化活動の成果に感嘆の声を上げている。展示は5日までで、最終日はファガスで芸能発表部門が行われる。両会場とも開場は午前9時~午後9時。

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八峰町文化祭が開幕、町民の力作が所狭しと並んだ(峰栄館で)

●豊島区の中学生が能代で体験
 能代市と教育連携協定を結んでいる東京都豊島区の中学生が3日、同市を訪れ、2泊3日の「いなか体験」を始めた。初日は対面式で歓迎を受けた後、宿泊先となる市内6戸に分かれ、それぞれで農作業体験やだまこ鍋などの夕食づくりを楽しんだ。4日は市内の中学生と交流する。

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東京都豊島区から中学生16人が来能

(能代市東部公民館で)

日の紙面から

●盤上で激しい攻防/女流本因坊戦
 連覇を目指す藤沢里菜女流本因坊(19)が謝依旻女流棋聖(27)の挑戦を受ける囲碁の第36期女流本因坊戦5番勝負第3局が4日、能代市柳町の旧料亭金勇で打たれた。終盤まで勝負の行方が分からない白熱した攻防戦の末、167手で黒番の謝女流棋聖が中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗とした。26、28年の本因坊戦に続く、金勇を舞台にした3度目の囲碁タイトル戦は成功裏に閉幕した。第4局は17日に東京都千代田区の日本棋院東京本院で開かれる。

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藤沢女流本因坊(手前右)に謝女流棋聖が挑む女流本因坊戦が旧料亭金勇で初開催

●大盤解説会にファン大勢
 昨年6月の本因坊戦以来、能代市で3度目の囲碁タイトル戦開催となった女流本因坊戦。主要棋戦4冠を手中に収める藤沢里菜女流本因坊、史上初の女流5冠達成者である謝依旻女流棋聖という女流囲碁界の双璧が激突する注目の一番を体感しようと、対局場近くのプラザ都で開かれた大盤解説会には市内外から100人近いファンが来場し、ハイレベルな熱戦をじっくりと堪能した。  

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大盤解説会には約100人が参加し、白熱した一戦を堪能(能代市柳町のプラザ都で)

●都市計画道、整備存続は7路線
 能代市は、都市計画決定から長期にわたり未完成・未着手となっている都市計画道路の「見直し」案をまとめた。今年2月に作成した素案を一部改め、整備の存続は能代地域の「萩の台線」を加えた7路線とした。23路線については整備の打ち切りや路線自体を廃止する。見直し計画の成案化は年度内が目標。計画に市民の意見を反映させるため、6日から市内5カ所で住民説明会を開くほか、12月1日までパブリックコメント(意見募集)を実施する。

●映画撮影、エキストラ生き生き
 三種町で行われている映画「デイアンドナイト」の撮影では、県内各地からエキストラが集まって出演している。4日は、同町内での撮影の中で最も多いという約50人のエキストラが登場。映画に出られる喜びと緊張を感じながら、生き生きと演技した。同映画は「人間の善悪」がテーマ。俳優・山田孝之さんがプロデューサーで初めて裏方に徹する。公開は来年を予定し、今月3日に三種町内でクランクイン。主演兼企画の阿部進之介さんらが連日撮影に臨んでいる。

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演技などの説明をスタッフから受けるエキストラ

(三種町で)

●秋大生がロケット打ち上げ実験
 宇宙を目指す秋田大の学生たちでつくる秋田大学生宇宙プロジェクト(ASSP)は4日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場で小型モデルロケットの打ち上げ実験を行った。上空で放出したパラシュートが開き切らなかったが、降下した機体に大きな損傷はなく、学生たちに安堵(あんど)の表情が広がった。

ランチャーにロケットを取り付ける秋田大の学生たち(能代市浅内で)

●能代市が創業塾開講
 新規創業などを考えている人を対象にした能代市の「NOSHIRO創業塾」が2日、開講した。市役所で16日まで計3回開かれ、起業までのノウハウや経営者になるための心構え、事業計画・収支計画の立て方などを学ぶ。起業家の掘り起こしと育成、地域経済の活性化を目的に25年度から企画。テーマは「失敗しない起業の基本」。創業を考えている人やすでに起業した人など市内在住の20~50代の男女10人が受講を申し込んだ。

●山本が快勝で4強/県中学野球
 第9回県中学校秋季軟式野球大会は2日目の4日、大館市の大館樹海ドームで2回戦4試合を行った。能代山本代表の山本は八郎潟との初戦を7─0で快勝し準決勝に駒を進めた。最終日の5日は準決勝と決勝を行う。山本は連覇を懸けて準決勝第2試合(午前11時開始予定)で大館一と対戦する。

 ▽2回戦
山 本0001303 7
八郎潟0000000 0

●豊島の中学生、能代の街ぐるり
 能代市で「いなか体験」に取り組んでいる東京都豊島区の中学生が4日、同市の中学生とともに風の松原や市街地の散策、能代火力発電所の見学などを通して交流を楽しんだ。一行は能代工高バスケットボール部の練習を見学した後、風の松原を散策。時折雨が降るあいにくの天気となったが、風の松原ガイドの会の会員5人の案内で、約1時間かけて青々とした松林をじっくり観察しながら歩いた。同区の中学生はきょう5日に帰路に就く。

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東京都豊島区と能代市の中学生計30人が風の松原を散策

 


 

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