16日の紙面から

●能代っ子 「地域の宝」を考える
 第12回能代っ子中学生ふるさと会議は15日、能代市文化会館大ホールで開かれ、市内7中学校の2年生が参加し、体験活動から気付いた地域の宝について発表したほか、各校の代表者が登壇してパネルディスカッションを行い、未来に残したい「能代の宝」とその発信の方法などを考えて意見を出し合った。

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市内7中学校の2年生が一堂に会し、「能代の宝」について意見を交わしたふるさと会議(能代市文化会館大ホールで)

●東北電力、火力点検間隔の延長検討
 東北電力は能代火力発電所(能代市大森山)など管内の火力発電設備に関し、定期点検の間隔を延長することを検討していることが分かった。高度な保守管理を行うことを前提に最長6年間延長できる国の新制度に基づく措置。能代火力で適用されれば大規模な検査の回数が減り、メンテナンス需要を当て込む地域経済に影響が及びそうだ。

●三種町が中・長期財政見通し示す
 三種町は、38年度までの中・長期的な財政見通しを公表した。地方交付税は28年度に始まった合併算定替えの段階的縮減により、33年度までの6年間で約24億円減額されると試算し、現行の事業を全て継続した場合、38年度までの累積赤字は約32億円に上るとみている。町は一層の行財政改革が必要とし、今年度中に公共施設の個別計画を作り、各施設の維持や統廃合などの方向性を定める。また、事業の「選択と集中」も進める方針だ。

●八峰町議会にタブレット端末導入へ
 八峰町議会議員懇談会は14日、町議場で開かれ、12月補正予算案にタブレット端末の導入経費101万2千円を計上する方針を確認した。在庫がないとの理由でこれまで業者から無償貸与された端末を使用してきたが、「iPad」の新型機種納品のめどが立ったため必要経費を予算化する。端末1台当たり、月5500円の経費が掛かると見込んでいる。

●米代川水系サクラマス協が研修会
 米代川水系サクラマス協議会(会長・湊屋啓二鷹巣漁協組合長)の研修会は14日、藤里町藤琴のホテルゆとりあ藤里で開かれた。富山県を流れる神通川水系を事例に、サクラマス資源の保全と確保に向けた取り組みについて理解を深めた。講師の県農林水産総合技術センター水産研究所所長の田子泰彦氏は「サクラマスは河川環境の鏡。自然の河川が残されている川でしかサクラマス漁業は成り立たない」と語った。

●つながりのまちづくり探る
 能代市市民活動支援センターのセミナー「つながりのまちづくり」が11日、同市海詠坂の能代山本広域交流センターで行われた。参加者はまちづくりや防災に関する講演、地元食材を使ったプレートランチの試食を通し、能代の魅力や地域間連携の必要性に思いを巡らせた。同センターが市の地域力向上人づくり事業を受託し、地域間の連携を深めようと企画した。

●北羽美術展、絵画部門審査
 第50回北羽美術展(北羽新報社主催)の絵画部門審査会は15日、能代市勤労青少年ホームで開かれた。半世紀の節目を迎えた同展の絵画部門には能代山本の児童生徒の力作1215点が出品され、審査員が50回記念の北羽大賞を含む入賞作品を選出した。習字部門の審査は21日に行われる。同展は12月1日に市文化会館中ホールで開幕、4日まで4日間の会期で開かれる。

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応募総数1215点から入賞作品を決めた絵画審査会(能代市勤労青少年ホームで)

●イルミの輝き、ひと足早いXマス
 能代市大森山の能代エナジアムパークで、イルミネーションが点灯されている。屋内に飾り付けられた赤や青、黄、緑と色とりどりのLED(発光ダイオード)約2万個が輝き、来場者は一足早いクリスマス気分を楽しんでいる。会期は12月28日まで(月曜日は休館)。時間は午前9時30分~午後4時30分。入場無料。

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クリスマスムードを高めているイルミネーション(能代エナジアムパークで)

17日の紙面から

●初雪路面にうっすらと
 能代山本地方は16日、冬型の気圧配置の影響で雪が降り、歩道や道路の一部がうっすらと白く染まった。秋田地方気象台は同日、秋田市で初雪を観測したと発表。平年と比べ3日、昨年より7日遅い。この日は、冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込んだため、曇り時々雪や雨の天気となった。能代市能代地区では、最高気温7・2度(午前8時19分)で平年より4・1度低かった。最低気温が平年より0・7度低い2・9度(同11時29分)八峰町八森地区は最低が2・1度(同10時55分)と12月上旬並みに冷え込んだ。

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日中、断続的に雪が降り、道路が白く染まった

(能代市昭南町で)

●ナラ枯れ被害が急増/能代山本
 能代山本地域で、ナラ枯れ被害が急激に広がっている。県山本地域振興局のまとめによると、28年度の被害木は268本だったが、今年度は新たに4531本の被害を確認。このうち八峰町が93・7%に当たる4246本と大部分を占め、特に御所の台周辺の被害が多い。各市町は被害木の伐倒駆除(駆除)などの対策を実施しているが、作業道のない場所や急斜面での被害が多いため、実際の作業は一部にとどまっているのが現状だ。

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ヘリで今年確認された八峰町八森御所の台周辺のナラ枯れ被害(赤く染まった部分、9月、県山本地域振興局提供)

●市街地活性化計画を検証
 能代市中心市街地活性化推進協議会は15日、市役所で開かれた。市中心市街地活性化後期計画が来年度で終期を迎えるのに当たり、市は31年度からの次期計画の策定を想定していると説明。その課題整理に向けて、今年度は中心市街地の現状や事業等の実施状況、目標の達成状況の検証に取り組んでいくとした。会長を互選し、福田幸一さん(能代商工会議所)を新任した。

●ボージョレ・ヌーボーが解禁
 フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」は16日、全国一斉に解禁となった。能代山本の酒販売店でも各種ボトルが並び、この日を待ちわびていたファンが早速買い求める姿が見られた。ボージョレ・ヌーボーは、フランスのブルゴーニュ地方南部のボージョレ地区でその年に収穫したガメイ種のブドウから製造され、フレッシュさと渋みの少ない飲みやすさで人気のあるワイン。毎年11月第3木曜日に世界同時解禁される。

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店頭に並ぶボージョレ・ヌーボー

(能代市畠町の酒店で)

●今泉トンネル設計変更
 日本海沿岸東北自動車道・二ツ井今泉道路(能代市二ツ井町小繋─北秋田市今泉)のトンネル掘削予定箇所で実施した地質調査で自然由来の重金属「セレン」と「ヒ素」が検出されたことを受け、国土交通省能代河川国道事務所は16日、重金属対策として2カ所あるトンネルのうち、北秋田市側の今泉トンネルの設計を変更する方針を固めた。当初の計画から縦断勾配を上げ、掘削時に出る土量を減らす。

●能代南中で地域交流会
 能代市の能代南中(佐藤俊之校長)で14日、生徒会企画の地域交流会が開かれた。地域の個人・団体を講師に招いて生け花や手話、籐工芸、和太鼓、太極拳、ユニカール、介護など14種類の体験や学習を設けて学び、楽しみながら交流を深めた。地域の人々と交流し、学ぶコミュニティースクールを目指し、地域に貢献する南中生としての在り方を考える活動の一環として初めて開催。生徒会の渡辺稔基会長(3年)が生徒会長選挙で公約に地域との親交を深めることを掲げたこともあり、企画が立ち上がった。

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太極拳や和太鼓、医療福祉など地域の人を講師に招いた体験交流会を開催

●公選法に準じ生徒会役員選
 二ツ井高(工藤隆博校長)で14日、生徒会役員選挙が行われた。全校生徒は公職選挙法に準じた方法で一票を投じ、有権者が持つ権利と責任を胸に刻んだ。キャリア教育の一環として、有権者になる意義と公式な投票方法を学ぶことを通して、主権者の自覚を持ち主体的に社会に参画する態度を育てることを目的に実施。選挙権年齢が18歳に引き下げられたのに合わせ、27年度から行っている。

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公職選挙法に準じた方法で一票を投じる生徒たち

●ロビーコン、来月で100回
 能代市文化会館が17年から大ホールホワイエを会場に開いているロビーコンサート(ロビコン)が、12月9日で100回目を迎える。中学・高校の吹奏楽部や県内外のアーティストなど過去99回で延べ1079人が出演し、毎回100人前後が来場する人気イベントとして定義。気軽に演奏を発表・鑑賞できる機会を12年にわたり提供し続けている。

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来月で100回を数えるロビコン。これまで延べ1千人が出演(写真は年4月)

18日の紙面から

●Xマスツリーにと杉間伐材贈る
 能代市田子向のさかき幼稚園(武田正広園長)で17日、秋田杉の間伐材を使ったクリスマスツリーの贈呈式が行われた。木の温(ぬく)もりに触れる機会をと県林業公社と県緑化推進委員会が県内の幼稚園・保育園などを対象に行っている恒例の取り組み。園児たちは早速、鈴やリポンで飾り付け、華やかな雰囲気が漂った。

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秋田杉のクリスマスツリーを飾り付ける園児たち(能代市のさかき幼稚園で)

●白神ねぎ 3年連続10億円突破
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)のブランド商品「白神ねぎ」の販売額が3年連続で10億円を突破した。夏場の長雨や台風の影響で関東産の不作が続き、価格が高値安定で推移しているのが要因。現在も昨年を上回る単価高で、11月末にも12億円に到達する見込みだ。

●能代市の人口5万4414人に
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた10月末の人口は5万4414人で、前年同月に比べ1014人減った。前月からは53人減で、63カ月連続の減少。世帯数は2万4546で、前年同月から90、前月から14それぞれ減った。

●能代産キイチゴの菓子販売へ
 能代市が産地化を目指しているキイチゴ(ラズベリー)の生産・出荷に取り組む能代キイチゴ研究会(菊地勝美会長)は16日、同市向能代の市農業技術センターでキイチゴを使用した試作菓子の試食会を開いた。将来的には地場産キイチゴを使った加工品などを商品化し、来夏に完成予定の新「道の駅ふたつい」で販売したい考え。会員らがケーキやパンなどを試食し、商品化の可能性を探った。

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能代産キイチゴを使ったタルト(手前)とジャンボシュークリーム

●ドラム缶掘り出し360本超える
 県が能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センター第2処分場で進めている廃油入りドラム缶の撤去に向けた掘削作業は、17日までに掘り出したドラム缶の数が360本を超えた。2カ所目の掘削は一部計画の深さまで達したものの、ドラム缶の埋設は計画した掘削範囲にとどまらないことが判明。来週以降の作業でさらに増えるのは必至の状況で、住民団体は徹底除去を求めている。

●八峰町が受動喫煙防止に力
 八峰町は、「受動喫煙防止」をテーマに町民の健康づくりを進める健康宣言を行った。受動喫煙防止に取り組む事業所を現在の2事業所から10年後には50事業所に拡大する目標を立てている。町福祉保健課は「健康寿命を伸ばすため、町として受動喫煙防止に取り組んでいることに理解を求めていきたい」と話している。

●三種町鹿渡で断水 850戸に影響
 三種町鹿渡地区で17日朝、約850戸に影響する断水が発生した。町によると、上水道の送水管が鹿渡字西小瀬川地内で漏水していたことが原因で、前夜から漏れていた可能性もあるという。町は復旧工事を急ぐとともに給水車で対応しているが、大規模断水は住民生活に大きな影響を与え、営業を見送る飲食店などもあった。18日朝までに復旧した

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漏水現場で復旧を急ぐ作業員ら(三種町鹿渡で)

●クマに民家の外壁剝がされる
 16日午後7時30分ごろ、能代市二ツ井町濁川字濁川の民家で木製の外壁が剝がされるなどの被害があり、この家に住む男性(67)が能代署二ツ井交番に届け出た。クマによる被害とみられる。けが人はいなかった。トイレの窓の上にある外壁の一部が剝がされ、壁の内側にあった蜂の巣を荒らした形跡が見つかったほか、トイレの配管が折れ、割れた窓に張っていた段ボールも剝がされていた。窓にはクマとみられる獣の毛が付着し、外壁には爪で引っかかれたような跡があった。

19日の紙面から

●地場産ネギの魅力アピール
 能代市の特産ネギの園芸メガ団地が設置されている同市常盤地区で18日、「常盤ネギまつり」が開かれ、地区内外の参加者が収穫体験やネギを使った創作料理などを通して、地場産ネギの魅力を満喫した。

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雨にも負けず、白神ねぎの収穫を体験する参加者

●天然の自然薯どっさりと
 八峰町峰浜石川字外林の加藤直鐵さん(76)が「山菜の王者」と称される天然の自然薯(じねんじょ)を大量に収穫し、全長約1・6㍍の大物も掘り当てた。自然薯はきょう19日、食と文化のイベント「ポンポコ山さ 恋、来い」が開かれる直売施設おらほの館(峰浜沼田)で販売される。

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天然の自然薯の大量収穫に成功した加藤さん

●市交通指導隊が発足50周年式典
 能代市交通指導隊(塚本真木夫隊長)の発足50周年記念式典は17日、同市柳町のプラザ都で行われた。出席した隊員は半世紀の歩みを振り返りながら、今後も交通事故防止に力を尽くすことを誓い合った。同指導隊は現在、能代地区22人、二ツ井地区5人が委嘱、巡回パトロールやイベント時の交通整理、街頭での啓発活動などに取り組んでいる。

●原田さん おかあさんの詩入賞
 童謡「ちいさい秋みつけた」などで知られる作詞家で詩人のサトウハチロー(故人)を顕彰した「第21回『おかあさんの詩』全国コンクール」で、能代市浅内小1年の原田恵さんの「はんぶんこ、はんぶんこ」が入賞した。全国各地から寄せられた約3千編のうち入賞作品は39編。原田さんは「優しいお母さんのことを書いて入賞できて、とれもうれしい」と喜んでいる。

●能代山本っ子 体格良好
 能代山本教育研究会養護教諭部会と能代市山本郡学校保健会養護教諭部会は、29年度の能代市山本郡の小学校から高校までの発育と疾病異常統計をまとめた。能代山本の小中学校、高校の児童生徒の身長・体重は高校2年生女子の身長を除き全ての学年で全国平均(28年度)を上回った。また、疾病異常では、健全歯者が年々増加する一方で、未処置歯のある児童生徒の割合は全国平均より高い傾向が見られ、依然として課題となっている。

●鼓手蘭交会が民謡の集い
 民謡愛好者でつくる能代鼓手蘭交会(高橋孝二郎会長)の「民謡の集い」は18日、能代市柳町の旧料亭金勇で開かれ、会員やゲストの熱演が来場者を楽しませた。同会は昭和19年に結成し、能代山本で活動している民謡の団体では最も長い歴史があるという。現在は能代市と八峰町の60代以上の7人が所属。高齢者施設の訪問やイベント出演を行う一方、2、3年に1回「民謡の集い」を開いている。今回は金勇の竣工(しゅんこう)80周年記念事業の一つとして舞台を設けた。

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来場者を楽しませた民謡の集い

●房住山「一番観音」を移設
 三種町は、房住山の三十三観音群のうち一番観音を、県道琴丘上小阿仁線のすぐそばに移設した。これまでメインの登山道から外れた崖の上に位置していたが、崩落などの恐れがあり、文化財保護団体の関係者らから移設の要望が寄せられていた。登山者などが容易に見られる場所に設置され、関係者は「観音がやっと目に触れる場所にた」と喜んでいる。房住山(409㍍)は三種町と能代市二ツ井町、上小阿仁村にまたがる信仰の山。修験者の修行の地として栄え、坂上田村麻呂と蝦夷の首領・長面三兄弟の戦いなど多くの伝説が残る。

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県道のすぐそばに移設された一番観音

●厳冬への準備、防風ネット設置
 日に日に寒さが増している能代山本地方。本格的な冬の訪れを前に、能代市の米代川に架かる能代橋で、強風や吹雪から住民の安全を守る防風ネットが今年も設置された。防風ネットは、海側から吹き付ける強風や吹雪を防ぎ、歩行者やドライバーの安全を確保するためには必要不可欠。能代橋では毎年、冬期間の対策として県が業者に設置作業を委託している。

冬本番を前に、能代橋に防風ネットが設置

20日の紙面から

●石井漠の舞踊を今に/三種町
 三種町下岩川出身で世界的に活躍した舞踊家・石井漠(1886〜1962年)らの功績をたたえる第2回石井漠・土方巽記念国際ダンスフェスティバル「踊る。秋田2017三種町公演」は19日、町山本ふるさと文化館で開かれた。地元の小学生やバレエスクール、石井漠記念創作舞踊団(東京都)が出演し、漠の作品を中心に熱演。中には、没後初めて再演された幻の作品もあり、観客は三種が生んだ巨匠の軌跡に触れていた。

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石井漠の「茶切り節」を躍る石井漠記念創作舞踏団(三種町山本ふるさと文化館で)

●昨年度の内職相談344件/能代市
 能代市がまとめた28年度内職相談状況によると、内職に関わる総相談件数は344件で、前年度に比べ86件(33・3%)増加した。このうち内職を求める人の新規登録は140件で、同比48件(52・2%)の増と2年ぶりに増加。事業所からの求人件数は3年連続増となる延べ29件(同比6件増)だった。市商工港湾課は「有効求人倍率が高水準にある一方で、内職に対するニーズも根強い。求人・求職双方のマッチングに引き続き努めていきたい」としている。

●冬型、時折ふぶく
 能代山本地方は19日、強い冬型の気圧配置などの影響で冷え込み、午後6時までの最低気温は能代市能代地域で氷点下0・5度(午後5時16分)、八峰町八森地域で0・5度(午前11時17分)と今季最低を記録した。時折ふぶくこともあり、民家の屋根や道路にうっすらと雪が積もった。いよいよ「冬本番」が近づいてきた。

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冬型の気圧配置となり、時折ふぶくこともあった(能代市出戸本町で)

●農泊、特産便充実へ意見交わす
 東北電力が、地域課題の解決に取り組む地元団体などを支援する「まちづくり元気塾」のフォローアップは18、19の両日、藤里町の粕毛交流センターで行われた。同塾をきっかけに始まった農泊の取り組みや、都市部などに住むサポート会員へ送る藤里産品セットについて活発に意見を交わし、活動の継続性を共有した。

●秋冬ネギ収穫ピーク
 能代山本では秋冬ネギの収穫がピークを迎えている。砂丘地でのネギ栽培が盛んな能代市河戸川地区では、冬期間に出荷する「雪中ネギ」の植え替え作業が始まり、生産者らが“冬支度”に精を出している。

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植え替えのため、掘り起こしたネギを手際良く束にする従業員

●北涯俳句大会の表彰式
 三種町久米岡出身の俳人・佐々木北涯にちなんだ「第15回北涯俳句大会」の表彰式は17日、同町八竜農村環境改善センターで行われ、小学生から一般までの入賞者に表彰状が手渡された。町内の俳句グループや北涯を顕彰する団体などで構成する実行委員会(佐藤良廣実行委員長)が毎年開催。今回は、小学校から高校・一般までの個人の部とペアの部の6部門に887句の応募があり、同町をはじめ能代市や秋田市など県内外から参加者が集った愛好者の部の吟行会(10月)の作品を含めると1007句に上った。

●金勇でチェロの生演奏
 能代市柳町の旧料亭金勇で18日、若手のチェロ奏者5人で編成する「ラシーヌ」のアンサンブルコンサートが開かれた。クラシックからオリジナル曲まで幅広い楽曲を披露し、足を運んだ約140人の市民を楽しませた。

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チェロの若手奏者によるラシーヌが軽快な演奏を披露(能代市柳町の旧料亭金勇で)

●躍動感あふれる舞台
 能代市元町の戸松くみ子ダンススタジオの第32回発表会は18日、市文化会館大ホールで開かれ、幼児から一般までの生徒たちがバレエやジャズなど躍動感たっぷりのダンスで観客を魅了した。1年間のレッスンの成果を披露する場として毎年開催。プログラムは1・2部のモダンバレエ、3部のジャズダンスで構成し、3歳児から一般まで50人が出演した。

b18p06戸松ダンス発表会

華麗なダンスで詰め掛けた観客を魅了

(能代市文化会館大ホールで)


 

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