6日の紙面から
●特産ナシのもぎ取り盛ん/八峰町 八峰町峰浜地域の果樹園で、特産のナシの収穫が始まった。春先の低温の影響で開花が若干遅れ、収穫期もやや遅れているが、玉伸びや甘みは今年も上々。国道101号沿いには直売所が次々に開店し、のぼり旗をはためかせながら産地をアピールしている。

主力品種「幸水」の収穫がスタート(八峰町峰浜水沢の笠原果樹園で)
●イオン問題、早急に住民説明会を 能代市商店会連合(塚本正理事長)は5日、同市柳町のプラザ都で役員会を開き、「イオン新能代ショッピングセンター」について出店容認の考えを示す市に対し、市民説明会の開催を求めることを決めた。商連や構成する商業者が加盟する能代商工会議所が主体となって市に開催要望するよう同商議所に働き掛ける方針で、「イオン出店は、今後のまちづくりの方向性に深く関わる。商業者と市民に対し、市の考えを直接示してもらう場は不可欠」としている。
●「本市にメリット」と斉藤市長 能代市の9月定例議会は5日、開会した。行政報告で斉藤市長は、同市鰄渕の秋田自動車道能代東インターチェンジ付近に出店が計画されている「イオン新能代ショッピングセンター」について、影響予測シミュレーションの結果、「市税の増収、新たな雇用の創出、交流人口の増や市内から他地域への流出抑制が見込まれ、本市にとってメリットがある」と述べ、改めてイオン出店を容認する姿勢を示した。
●能代産キイチゴの産地化へ 能代市が特産化を目指しているキイチゴ(ラズベリー)の収穫が行われている。市内の菓子店では、能代産のキイチゴを使ったケーキや焼き菓子が販売され、消費者らの関心を集めている。栽培・出荷に携わる能代キイチゴ研究会(菊地勝美会長)は安定供給に向け、生産量のアップと品質向上を目指したい考えだ。

能代産キイチゴを使ったケーキ
(フランス菓子・カスミで)
●白神ねぎパンが発売に JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)は、たけや製パン(本社・秋田市川尻)とコラボレーションし、ブランド商品「白神ねぎ」を使ったパン2種類を商品化した。10月に能代市で開催される「全国ねぎサミット」に合わせて企画したもので、同JAが白神ねぎを使用した加工品を開発するのは初めて。1日から県内全域のスーパーなどで販売されている。

たけや製パンとコラボレーションした「白神ねぎ」を使ったパンが発売
●「小掛の鍾馗様」に魂入れ 能代市二ツ井町の小掛集落で3日、厄よけの神様として住民に信仰されている人形道祖神「鍾馗(しょうき)様」のお祭りが行われた。今年は男女2体とも60年ぶりに作り直しており、「魂入れ」も実施。住民らは、真新しい体に緑鮮やかな杉の葉の衣を着た鍾馗様に手を合わせたり、数珠を回しながら念仏を唱え、無病息災や家内安全を祈願し、それぞれのほこらに安置した。

約60年ぶりに作り直した鍾馗様を約40人の住民が囲み、数珠を回し念仏を唱えて「魂入れ」
●クマが福祉施設に出没 5日午前7時20分ごろ、能代市宮ノ前の福祉サービスセンター敷地内に体長約1㍍のクマ1頭が出没し、ナシが食べられる被害があった。同センターには市東デイサービスセンターと指定障害福祉サービス事業所ぴあわーくがあるが、朝早くだったため利用者はいなかった。山本地方連合猟友会の会員が現場に駆け付けて警戒に当たり、同日午前10時40分ごろ、猟銃でクマを駆除した。
●火力3号機建設現場で作業員死亡 5日午後2時20分ごろ、能代市大森山の東北電力能代火力発電所の3号機建設工事現場で福岡県北九州市小倉北区の男性会社員(66)が重さ6・6㌧、長さ17㍍の鉄製部品の下敷きになった。市内の病院に搬送されたが、同3時49分に死亡が確認された。昨年2月に着工した3号機建設現場で死亡事故が発生したのは初めて。
7日の紙面から
●旧能代産廃処分場の掘削始まる 県による環境保全対策が行われている能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターで6日、場内の地中に埋まっている支障物(廃油入りドラム缶)の撤去に向けた掘削工事が始まった。同所で掘削作業が行われるのは、不法投棄された廃油入りドラム缶3200本以上が掘り出された18、19年度以来10年ぶり。掘削工事は10月下旬までの予定で、実施する県は、事前のボーリング調査で存在を確認している3本以外にも見つかった場合は、例外なく掘り起こして撤去する方針。

旧能代産業廃棄物センターで廃油入りドラム缶を撤去するための掘削工事がスタート
●組織的にロケ地支援/三種町 三種町は、30年公開予定の映画「デイアンドナイト」の同町ロケをサポートする「ロケ支援実行委員会」(仮称)を今月下旬に発足させる。同映画は俳優の山田孝之さんがプロデュースし、11月に同町で撮影を予定。町は9月補正予算案に同実行委への補助金550万円を計上する。6日の町議会全員協議会で説明し、議員からは費用の負担に疑問の声が上がったが、町当局は町のPRや観光客の増加が期待できるとして理解を求めた。
●今年の「能代の花火」を総括 「第15回港まつり能代の花火」実行委員会(広幡信悦委員長)は6日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、7月22日の打ち上げを総括した。事務局によると、観覧席チケット購入者の3割余が県外客で17都道府県に上った。15回の節目を迎えて全国で認知度が高まっていることがうかがわれ、実行委は「夏の初めを彩る花火」として一層のアピールを図る。
●市議会一般質問、イオン問題5氏 能代市議会は6日、9月定例会の一般質問の通告を締め切った。通告者は10人で、うち5人が東能代地区へのイオン出店問題を取り上げるほか、能代北高跡地の活用、市の観光の在り方、斉藤市長の「4期目」への対応などを問う。一般質問は13、14両日行われ、各日5人が登壇する。
●松陽が決勝へ/県北高校野球 秋季県北地区高校野球大会は5日目の6日、大館市の田代球場で準決勝が行われた。能代勢は、能代松陽が秋田北鷹に7─0の8回コールドで快勝し、県大会の出場権を得た。能代は大館鳳鳴に延長12回の末、5─8で競り負け、第3、4代表決定戦に回る。大会は9日に再開し、同球場で第3、4代表決定戦が行われ、能代が大館桂桜と対戦する。決勝と第5代表決定戦は10日。 ▽準決勝(田代球場) 秋田北鷹00000000 0 能代松陽00104002x 7 (8回コールド) ▽準決勝(田代球場) 大館鳳鳴000000500 能 代010100300 003 8 000 5 (延長12回)
●読み聞かせに理解深め 県教育委員会主催の県北地区読み聞かせボランティア養成講座が6日、能代市立図書館で開かれ、参加者は能代山本の読み聞かせ団体で組織する「おはなし あのねっと」のメンバーを講師に、絵本の選び方や読み方などを学んだ。県の「読書が広がるホップ・ステップ・ジャンプ事業」の一環で、県内各地区で企画。県北地区は6、20日の2日間、同図書館で行われ、初日のこの日は能代山本や北秋田市から20人が参加した。

読み聞かせの絵本の選び方や読み方などを学んだ養成講座(能代市立図書館で)
●能代山本の中学生が英語力競う 第68回能代山本中学校英語暗唱弁論大会は6日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれ、各校の生徒たちは正確な発音や豊かな表現力などを競い合った。1年寸劇の部に3校16人、1・2年暗唱の部に9人、3年暗唱の部に10人、弁論の部に5人が参加。審査の結果、3年暗唱の部1位の鈴木真奈さん(能代東)、弁論の部1位の八田佳子さん(八峰3年)が県大会(14日・秋田市の県生涯学習センター)への出場を決めた。

英語で寸劇を披露する生徒たち
(能代山本広域交流センターで)
●きれいなまちで来能者出迎え 能代市畠町大通りで6日、「街なかごみゼロ・雑草ゼロ大作戦」が行われた。周辺の事業所の従業員や住民ら113人が参加してクリーンアップを展開、「おなごりフェスティバル」(9日)や「ねんりんピック秋田」(9~12日)に向け、訪れた人が気持ち良く過ごせる街づくりに汗を流した。

来訪者をきれいな街で迎えようとクリーンアップを展開
8日の紙面から
●あす、おなごりフェス 県内外の祭りが集う「第30回おなごりフェスティバルin能代2017」は、あす9日に能代市畠町通りで開かれる。30回の節目の今年は、横浜中国龍舞や弘前ねぷた(青森)などを披露する12団体、総勢約2千人が出演。同市柳町で開かれる日中イベントでは、湯沢市の七夕絵どうろうの展示や能代超新星ポップスオーケストラの演奏会が行われる。畠町や上町には地元団体などがブースを設け、にぎわいを創出しながら能代の行く夏を惜しむ。

おなごりフェスに向けて着々と準備が進む青森ねぶた(能代市落合で)
●2JA「来春合併」を延期 あきた白神と秋田やまもとの両JAで構成する山本地区JA合併推進協議会(会長・佐藤謙悦あきた白神組合長)は、来年4月をめどとしていた合併時期を延期する方針を決めたことが7日分かった。合併後の経営計画など新JAの目指す具体像がまとまらず、合併メリットを組合員に示すには、より多くの協議時間が必要と判断した。合併時期は現時点では未定。両JAはそれぞれの集落座談会で協議内容を説明する方針。
●ねんりんピック、あす開幕 60歳以上を対象とするスポーツと文化の祭典「第30回全国健康福祉祭あきた大会」(ねんりんピック秋田2017)は、あす9日に県内各地で開幕する。能代山本では軟式野球(能代市、八峰町、藤里町)、マレットゴルフ(同市、三種町)、囲碁(同市)の3競技が行われる。地元勢を含め、全国から選手、愛好者ら約650人が集い、12日まで交流を深めながら熱戦を展開する。県内各地で行われる他競技にも能代山本から大勢の選手が参加する。

能代市内の児童が県外チームに向けて製作した「応援のぼり」が掲げられ、開幕ムードが高まる(能代市役所前で)
●太鼓や踊り披露へ/三種町老連 ねんりんピック秋田に合わせたイベント「地域文化伝承館」(9~11日・秋田市のアルヴェ)に、三種町老人クラブ連合会の八竜、琴丘、山本の3支部が出演し、縄文太鼓やメロンサンバ、じゅんさい音頭を披露する。本番が間近に迫り、会員たちは熱のこもった練習を行っている。

太鼓をはつらつと練習する琴丘支部のメンバー
●日吉神社で再建鳥居の地鎮祭 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)で7日、再建する鳥居の地鎮祭が行われ、氏子らで工事の安全を願った。従来の御影石製から朱塗りの木製とし、秋田杉の板を張り合わせて強度を高めた「集成材」を採用するのが特徴。木都能代の強みを生かし、素材生産から加工、組み立てまで「オール地元」で取り組む。大安に当たる10月22日の竣工(しゅんこう)を目指す。

再建する木製鳥居の地鎮祭
(能代市御指南町の日吉神社で)
●小規模特養「しののめ」着工 社会福祉法人しらかみ長寿会(広幡信悦理事長)が能代市向能代字上野越に新設する地域密着型介護老人福祉施設「しののめ」の新築工事地鎮祭が7日、同所で行われ、施工業者や施設関係者らが工事の安全を祈願した。
●火災で3人が死亡/今年上半期 能代山本広域市町村圏組合消防本部は、今年上半期(1~6月)の火災・救急統計をまとめた。火災件数は11件で前年同期より1件減少したが、前年同期はゼロだった死者が3人おり、負傷者は1人で前年同期と同数だった。救急業務は、出動件数が1684件、搬送人数は1558人。このうち65歳以上の高齢者は71・5%に当たる1114人と高い比率を占めた。
●季節は秋へ一歩ずつ 能代山本地方の道端や線路沿いで、ススキが穂を出している。二十四節気の一つ「白露」の7日は朝から鉛色の空に覆われ、時折雨が降るあいにくの天気となったが、風に揺れるススキが住民に秋の到来を告げていた。気象庁によると、能代市能代地域の7日の最高気温は23・2度(午後0時59分)で平年より2・8度低く、9月下旬並みとなった。

秋の到来を告げるススキ
(能代市西赤沼で)
9日の紙面から
●藤琴豊作踊 威勢よく 藤里町藤琴地区の鎮守・浅間神社の例大祭は8日行われ、県無形民俗文化財の「藤琴豊作踊」が奉納された。御旅所となった町総合開発センター前にみこしが安置され、笛や太鼓のはやしが響く中、獅子舞や駒踊り、奴踊りを披露し、大勢の見物客を喜ばせた。藤琴豊作踊は、400年以上前の慶長7(1602)年、佐竹義宣公が水戸から秋田へ国替えとなった際、長旅の主君を慰めた家臣の道中芸が源とされ、昭和39年に県無形民俗文化財に指定された。上若郷土芸能保存会(斎藤智晃会長)と、志茂(しも)若郷土芸術会(田中文雄会長)の2団体が保存・継承している。

秋晴れの下、馬上の武士にふんした男衆が躍動感あふれる駒踊りを披露(藤里町藤琴で)
●イオン説明会 連名で市に要望 能代商工会議所(広幡信悦会頭)と能代市商店会連合(塚本正理事長)は、能代市が出店容認の考えを示す「イオン新能代ショッピングセンター」の計画について、市に対し説明会の開催を連名で要望することを決めた。市が明らかにした影響予測シミュレーションの数値的根拠や、「出店によるメリットがある」とした市の考えを問いただす考え。両団体は、説明を求める内容や要望書の提出時期を協議しており、商連側は「早期の開催を求めたい」としている。
●ねんりんピックきょう開幕 第30回全国健康福祉祭あきた大会(ねんりんピック秋田2017)は、きょう9日午前10時に秋田市雄和の県立中央公園で総合開会式を行い、高齢者のスポーツと文化の祭典がいよいよ開幕する。軟式野球、マレットゴルフ、囲碁が行われる能代山本では会場の準備が大詰めを迎えたほか、県外の選手が意気込みを抱きながら入り始め、地域のねんりんピックムードが高まっている。

三種町のホテルに到着した神奈川県相模原市の選手団
●五能線利用観光策を探る 若者の視点からJR五能線を利用した観光振興策を探ってもらおうと、県山本地域振興局で8日、第1回「若者による地域づくりミーティング」が開かれた。観光やまちづくり団体関係者、JRの社員らが出席。「他の地域に負けないよう、観光の情報発信をもっと工夫する必要がある」などと、沿線での途中下車を促すための取り組みについて活発に意見を出し合った。ミーティングは年度内に計4回程度開き、振興局長への提言書をまとめる予定。
●不夜城募金、スナック渡が頂点 能代七夕「天空の不夜城」協議会(広幡信悦会長)は、能代市内の飲食店などを対象に行った「募金グランプリ」の結果を発表した。計22万円余が寄せられ、今年度の運行経費に充てられる。同市西通町の「スナック渡」が頂点に立ち、7日夜に表彰が行われた。
●八峰町で空き家をレストランに 八峰町峰浜水沢字カッチキ台の住宅街に、隠れ家レストラン「月見草」がオープンした。空き家だった住宅の和室や廊下にテーブルを置いて、洋食のランチやディナーを提供している。店主の堀江真実さん(56)は「喧騒(けんそう)がない場所でのんびり、ゆっくりくつろいでほしい」と話し、不定休で席には限りがあるため来店の際は事前に電話で確認するよう求めている。

空き家だった住宅にオープンした「月見草」(八峰町峰浜水沢字カッチキ台)
●おなごりフェス準備急ピッチ 第30回おなごりフェスティバルin能代2017は、きょう9日に能代市畠町通りで開かれる。県内外から集う12団体が躍動し、にぎやかに能代の夏を締めくくる。同市柳町商店街では日中イベントを開催。同市の畠町や上町では「おなごり市場」と銘打ち、各団体・企業がブースを開設する。フェスを目前に控えた8日は会場の準備が急ピッチで進み、お祭りムードも高まってきた。夜のパレードは、同市畠町通りで午後5時30分からオープニングセレモニーを行い、マーチングバンド「センセーショナル・ジップ」(大仙市)が行進する。その後、横浜中国龍舞、弘前ねぷた(青森)、能代七夕担ぎ小若、青森ねぶた、盛岡さんさ、仙台すずめ踊り、浅草カーニバル、花輪ばやし、秋田竿燈、能代七夕(一中若、二中若)、秋田おなごり音頭が練り歩く。午後9時ごろのフィナーレでは花火を打ち上げ、夜空に大輪の花を咲かせる。
●檜山神社合祀100年で記念大祭 能代市桧山字越王下の檜山鎮守「檜山神社」(大高翔宮司)で8日、合祀(ごうし)100年記念大祭があり、修繕した鳥居の「通り初め」や釜の熱湯をかき混ぜる「湯立て神事」を執り行い、氏子らで大きな節目を祝った。檜山神社は大正6年に越王(古四王)、愛宕両神社が合祀され、越王神社に創建された。社殿の横には推定樹齢1300年、樹高15㍍超の天然記念物「古四王神社の千年杉」(市指定文化財)があり、根元付近から湧き出る「亀井の水」は眼病に効くとされる。市教委によると、平安初期の武将、坂上田村麻呂が近くの大内田・柏子所の蝦夷を討った時に先勝を祈願して神社を建て、この杉を植えたとの伝承がある。

合祀100年記念で修繕した鳥居で「通り初め」
10日の紙面から
●おなごりフェス、パレード躍動 「第30回おなごりフェスティバルin能代2017」は9日、能代市畠町通りで開かれた。県内外から参集した12団体がにぎやかに通りを練り歩き、節目の30回を盛り上げた。迫力たっぷりの演技が観衆を楽しませた横浜中国龍舞をはじめ、高さ約6㍍の山車を威勢よく引っ張った弘前ねぷた(青森)、新企画の能代七夕担ぎ小若、青森ねぶたや浅草カーニバルなど常連組も躍動した。全国各地から訪れた観客が熱い視線を送り、能代の夏のフィナーレを盛大に締めくくった。

初出演の横浜中国龍舞。長さ約15㍍の体をくねらせて観客を魅了(能代市の畠町通りで)
●日中イベントも盛況 第30回おなごりフェスティバルin能代2017の日中イベントと「おなごり市場」は9日、能代市の柳町や畠町、上町で開かれた。柳町通りでは、幼稚園児の遊戯や高校生のよさこい踊りなどを展開。畠町、上町では市民団体や地元企業によるPRブースが設けられ、メインイベントの夜のパレードに劣らないにぎわいを見せた。

一生懸命に行進してイベントを盛り上げた愛慈幼稚園の園児(能代市柳町で)
●ねんりんピック秋田が開幕 60歳以上を対象とするスポーツと文化の祭典「第30回全国健康福祉祭あきた大会」(ねんりんピック秋田2017)の開会式は9日、秋田市雄和の県立中央公園陸上競技場で行われ、全国各地から集まった選手やパフォーマンスの出演者、観覧客など1万6837人が参加して開会を盛り上げた。能代市のたなはしあゆこバレエスクールの生徒もメインアトラクションに参加し、雪が舞う冬の秋田を表現した。

はつらつと行進する本県選手団
(県立中央公園陸上競技場で)
●軟式野球、囲碁合同で開始式 第30回全国健康福祉祭あきた大会(ねんりんピック秋田2017)は9日、能代市文化会館大ホールで軟式野球と囲碁の合同開始式を行った。両種目の選手約500人が出席、きょう10日に始まる競技に全力を尽くすことを誓い合った。
●ジュニア救命士目指し講習会 能代消防署は9日、小学生対象の救命講習会を開いた。「救急の日」に合わせ、心肺蘇生法の普及と意識啓発を図ろうと企画。20人が参加し、救急救命士らの指導を受けて心臓マッサージの基本やAED(自動体外式除細動器)の使い方に理解を深めた。

救急救命士らの指導を受けて心臓マッサージを学ぶ児童(能代消防署で)
●世界児童画コン河野さん国内入選 第18回JQA地球環境世界児童画コンテストで、能代市一本木の美術教室「森のおと」(浅野壽里主宰)に通う河野華子さん(渟西小3年)が国内入選した。昨年の同コンテスト佳作に続く2度目の選出に河野さんは「入ったらいいなと思っていた。選ばれてうれしい」と喜んでいる。
●中学生が外科手術を模擬体験 医療機器を使って外科手術を模擬体験する「ブラックジャックセミナー」が9日、能代市落合の能代厚生医療センター(近田龍一郎院長)であり、能代山本9校の中学2~3年生29人が外科医に教わり、手術部位の縫合や模擬臓器の切断などに挑戦した。

真剣な表情で外科手術を模擬体験する中学生
(能代厚生医療センターで)
●能代が全県切符を獲得 秋季県北地区高校野球大会は9日、大館市の田代球場で第3、4代表決定戦を行った。能代は大館桂桜と対戦し、序盤から好機に得点を重ね7─3で下し、全県大会の出場権を得た。抽選の結果、能代が第3代表、秋田北鷹に勝った大館国際が第4代表となった。最終日の10日は能代松陽が大館鳳鳴との決勝に臨む。
▽第3、4代表決定戦(大館市の田代球場) 大館桂桜000000102 3 能 代10014100x 7
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