6日の紙面から

●丹精込めた大輪の菊花に関心
 能代菊花同好会(千葉早苗会長)の「能代菊花展」が、能代市上町の能代ふれあいプラザ・サンピノで開かれており、会員が丹精込めて育てた大輪のキク約80鉢が訪れた人たちの関心を集めている。同会は能代山本の会員10人余りが所属。菊花展は1年かけて育てたキクを披露し、会員の研さんと交流を深めることを目的に審査会を兼ねて毎年開催している。会期は11日まで。時間は午前9時~午後4時(最終日は正午まで)。

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会員が手塩にかけて育てた大輪のキクが展示されている菊花展(サンピノで)

●白神ねぎ4年連続で10億円突破
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)管内で生産されている「白神ねぎ」の今年度販売額が、先月末で4年連続となる10億円を突破した。産地拡大に加え、北海道産の不作傾向などによる高単価に後押しされ、昨年度より2週間ほど早く過去最短で10億円に達した。同JAは「順調に入荷すれば、15億円も夢ではない」としている。ねぎ部会や関係機関は4年連続10億円達成を記念し、23日に能代市役所さくら庭で「第1回白神ねぎまつり」を計画。ネギの即売や丸焼きの試食などを行う。

●能代支援学校「福祉避難所」に
 能代市は5日、災害時に特別な支援が必要な高齢者や障害者、妊産婦ら「要配慮者」を受け入れる能代支援学校と「福祉避難所の設置運営に関する協定」を結んだ。福祉避難所の指定は同市で初めて。災害への態勢強化を目指す市は第1号指定を足掛かりにさらに指定施設を増やそうと、市内の福祉施設などに協力を呼び掛けている。

●協力隊交え若者の定着を考える
 若い世代の地元定着を狙いとした能代商工会議所青年部(畠山慎也会長)の意見交換会はこのほど、能代市中央公民館で開かれた。同市と三種町で活動する地域おこし協力隊員3人を招き、能代山本で若者が暮らし続けるための課題を探った。企業の人手不足が深刻化する中、同青年部は「若い世代の地元定着」を今年度事業の柱の一つに据えている。

●耐火部材開発進展へフォーラム
 県木材加工推進機構主催の「木質系耐火部材開発フォーラム」は、10日午後1時15分から能代市柳町のプラザ都で開かれる。「耐火部材開発による東北産材の新たな需要創造に向けて」をテーマに基調講演やパネルディスカッションを行う。6日まで参加者を募集している。申し込み、問い合わせは同機構(☎0185・52・7000)へ。  

●石倉山公園管理棟展望台を改修
 三種町は、同町森岳の石倉山公園管理棟展望台の改修工事を実施している。展望台は老朽化が著しいため昨春から一部立ち入り禁止にしていた。8月に着工後、再利用を予定していた資材の多くが腐食し使用できないことが判明したため、工事費を増額した上で、11月末までの工期で改修を進めている。

●能代一中3年生が重機試乗体験
 能代山本建設業協会と県山本地域振興局建設部は5日、能代市能代一中グラウンドで建設重機の試乗体験を行った。同校の3年生78人が同協会の会員に教わりながらローダーやバックホーなどを操縦し、建設業の仕事に理解を深めた。試乗体験は今年で5回目。建設業に就職する若者の減少や人材不足を背景に、若い世代に業界に興味を持ってもらおうと、市内の中学校で毎年開催している。

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中学生が建設重機の操縦に挑戦

(能代一中グラウンドで)

●守られる人々、松葉かきに汗
 能代市の市民グループ「風の松原に守られる人々の会」(安井昭彦会長)は3日、同市河戸川字西山下の県保安林で松葉かきを行った。クロマツの生育環境を整える林床改良事業の一環。会員21人が参加して松葉を拾い集め、「白砂青松」の維持に努めた。

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「白砂青松」を守ろうと、松葉を拾い集める会員

(能代市の風の松原で)

7日の紙面から

●漬物用ダイコン天日干し
 きょう7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬が始まる頃とされる。能代山本地方の畑では漬物用にダイコンを干す冬支度の光景が見られている。三種町芦崎字大谷地の畠山末勝さん(77)は、約12㌃の畑でダイコンを約6千本栽培。今月2日から干す作業を始め、6日も家族と共に収穫したダイコンを丁寧に洗ってから、畑に組んだはさに掛けていた。

収穫したダイコンを丁寧に洗った後、はさに掛ける(三種町芦崎で)

●旧能代産廃 再掘削へ調査
 能代産業廃棄物処理センター環境対策協議会(委員長・高橋修県生活環境部長)は6日、能代市浅内自治会館で開かれた。県は、29年度に廃油入りドラム缶の掘削・撤去工事を実施した第2処分場で、残存するドラム缶が埋まっている範囲を確認するためのボーリング調査や再掘削に向けた実施設計を来年度実施する方針で、調査は残されたドラム缶周辺の10地点で実施すると説明し、住民団体側はこれを了承した。前回の掘削で県の想定を超える大量のドラム缶が出てきたことを踏まえ、実施設計に当たっては「予算不足に陥らないよう見込みを立ててほしい」との注文もあった。

●能代市 11日に古布類を無料回収
 能代市は、11日午前9時から市役所駐車場と二ツ井町庁舎駐車場で古着など不要となった古布類を無料回収する。寄せられた古布類はリサイクル事業者へ引き渡し、中古衣料として輸出され海外で再利用される。回収時間は午前9時〜正午。小雨決行。問い合わせは市環境衛生課(☎0185・89・2171)へ。 

●生薬の特産化へ調整施設稼働
 八峰町が同町峰浜田中字鳥矢場地内に整備した生薬用の収穫調整施設が供用を開始した。町内では農家がキキョウとカミツレを栽培しており、皮むき機や保冷庫など出荷に必要な設備をそろえた施設を整備することで、特産化を推進する考え。事業費は全額、出荷先の製薬会社からの寄付金を充当した。施設では10月、収穫したキキョウの選別や水洗いといった調整作業が行われた。

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キキョウの選別や水洗いなどを行う作業員

●マピオンの観光マップに能代市
 地域の飲食店やイベント情報などをインターネット地図上に載せる「マピオン」(東京)の観光マップに東北で初めて能代市が登録し、4月から運用している。前社長で現取締役の佐藤孝也さん(56)が同市出身であることがきっかけとなった。市は、自治体や観光事業者向けのサービスを提供するマピオンの高い知名度と集客力を生かした新たな地域のPR手法として期待している。

●統合に向け手作りおもちゃで交流
 2020年度に能代市向能代小へ統合される朴瀬、竹生、常盤の3小学校の1、2年生と、来年度から各校に通うさんさん、轟の両保育園の年長児を招いた交流会が6日、向能代小体育館で開かれた。「おもちゃランド」と銘打ち、4小学校の2年生が数人ずつのグループで手作りしたおもちゃを1年生と年長児に遊んでもらう企画で、計155人が参加。魚釣りやモグラたたき、輪投げといった遊びのコーナーを通じて親睦を深めた。

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スムーズな統合に向け、子どもたちが和気あいあいと交流した「おもちゃランド」

(向能代小で)

●能代市老連が白神ねぎにエール
 県老連が主催する第22回老人クラブ文化祭が近づき、能代市老人クラブ連合会(小林一成会長)は創作舞踊「~森の妖精~白神ねぎ応援歌」の総仕上げに入った。5日は同市落合のB&G海洋センターで衣装を身に着けてリハーサルを行い、「(出演する)40人が一体となって頑張りたい」「白神ねぎのブランドを傷つけないように」と張り切っている。同文化祭は秋田市の秋田拠点センターアルヴェで14、15日に開かれ、能代市老連は15日に出演する。

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創作舞踊「~森の妖精~白神ねぎ応援歌」の成功を目指してリハーサル

●講談師の松之丞さん話芸で魅了
 藤里町芸術鑑賞会「神田松之丞独演会」は6日、町総合開発センターで開かれた。観客は会場を巻き込むような松之丞さんの話しぶりと物語の世界に引き込まれ、今、最も人気がある若手講談師の実力を楽しんでいた。松之丞さんは19年に三代目神田松鯉に入門し24年に二つ目昇進。二つ目ながら実力、人気ともに折り紙付きで、「最もチケットが取れない講談師」といわれる。昨年の芸術鑑賞会でも落語家の柳亭市馬さんと共に出演しており、昨年も芸術鑑賞会を聞いた町民の熱望に応えて2年連続の来町。今回は「谷風の情け相撲」「鼓ケ滝」「赤穂義士忠臣蔵」などを演じた。

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独特の勢いとテンポで観客を引き込んだ松之丞さん

8日の紙面から

●三種ジュンサイ原料に美容サプリ
 世界的ファッションデザイナーのコシノミチコさん(75)=英ロンドン在住=がプロデュースする化粧品や健康食品などの開発・通信販売を手掛けるシャルーヌ化粧品(本社・東京都世田谷区、榎本和明代表取締役CEO)は、9日から三種町産ジュンサイと県内蔵元の酒かすを配合した美容系サプリメント「潤彩健美(じゅんさいけんび)」を全国販売する。コシノさんら関係者が7日、県庁で商品発表の会見を開き、「販売を伸ばし、秋田の地域活性化に貢献したい」と語った。

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三種産ジュンサイを使った新商品を発表するコシノさん(左から2人目)ら

●公共交通体系は広域的に捉え
 行政や交通機関、自治会などでつくる能代市地域公共交通活性化協議会(会長・斉藤市長)の第3回会議は7日、市役所で開かれ、事務局の市が地域公共交通網形成計画(網形成計画)の素案作成に向け全体構成のたたき台を示した。市は八峰町、三種町など近隣町民のバス利用が多い現状を踏まえ、公共交通体系は市単独でなく広域的に捉える必要があるとした。

●将来の病床数や機能は
 能代・山本地域医療構想調整会議は1日、能代市御指南町の能代保健所で開かれ、市内3病院の「公的医療機関等2025プラン」や、病床機能などの報告を受け、各医療機関の病床の現状や将来に向けた検討状況などを共有した。今後は病床を有する病院を中心にした専門部会を設置し、2025年における病床の必要量を大きく上回っている急性期病床の在り方などについて議論を深めることを了承した。

●119番通報は落ち着いて
 あす9日は「119番の日」。能代山本広域市町村圏組合消防本部は、業務を円滑に行うため、119番通報の適切な利用を求めている。同消防本部によると、今年10月末までに受けた119番通報は3313件で昨年同期に比べ79件の増となっており、気が動転して情報をうまく伝えられないケースもあることから、落ち着いた対応を呼び掛けている。

●子どもの俳画大会17人を表彰
 八峰町の第5回あきた白神子どもの俳画大会表彰式は4日、八峰中で行われ、入賞した町内の小学生17人を表彰した。最高賞の八峰町長賞には、白鳥武蔵君(峰浜6年)の「ホタル舞う 草木にちょっと 風がのり」が選ばれた。町内の八森小と峰浜小の2校から225点の応募があった。

●能代南中で恒例の音翔会
 能代市能代南中(小林寿校長)で3日、生徒の保護者や地域住民に合唱を披露する「第21回音翔会(いんしょうかい)」が開かれ、全校生徒や教職員合わせて約220人が息のあったハーモニーを響かせ、来場者を楽しませた。音翔会は、体育祭、南中祭と並ぶ同校の3大行事の一つ。代表生徒たちで実行委員会をつくり、準備を進めてきた。今年は「Climb!」をテーマに掲げ、2部構成で開催した。

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生徒たちが心を一つにし、保護者や地域住民に合唱を披露(能代南中で)

●学校寄席、落語の所作にも挑戦
 能代高(京久夫校長)で1日、芸術鑑賞会「学校寄席」が開かれ、全校生徒や保護者らが落語や紙切りなど日本の伝統芸能に理解を深めた。同校は、生徒たちに芸術文化に親しんでもらおうと、寄席や演劇などをテーマにした芸術鑑賞会を毎年企画。この日は桂枝太郎さん、古今亭菊之丞さん、林家正楽さん、春風亭柳橋さんの4人が出演し、落語や紙切り芸を披露。全校生徒や保護者、教職員ら700人以上が鑑賞した。

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落語の所作の体験コーナーも設けられた能代高の学校寄席

●男女共同参画都市宣言事業10日に
 能代市男女共同参画都市宣言8周年事業「自分らしく生きていく地域社会を目指して~1人ひとりを認め合い、心豊かに暮せるまちづくり~」は、10日午後1時から市役所大会議室(旧議事堂)で開かれる。入場無料。事前申し込みを呼び掛けている。問い合わせは市市民活力推進課(☎0185・89・2148)へ。

9日の紙面から

●真っ赤なリンゴがたわわに
 三種町山本地域で、リンゴの収穫が本格化している。主力品種の「ふじ」が取り頃を迎え、農家は家族と協力しながら連日作業。台風の影響で傷はあるものの、色づきや玉伸び、味わいは上々のようで、良質なリンゴを消費者に届けようと汗を流している。

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リンゴの主力品種「ふじ」の収穫がスタート(三種町森岳で)

●次世代エネビジョン素案を承認
 産学官でつくる能代市次世代エネルギー研究会(会長・小林淳一県立大学長)の第3回会議は8日、市中央公民館で開かれた。風力発電など再生可能エネルギーの導入や産業振興に関する施策の方向性を定める「次世代エネルギービジョン」の素案が事務局の市から示され承認した。新ビジョンでは市民や地元企業に恩恵を与える再エネ事業の推進や、自然と生活環境に考慮して再エネ事業を進めることを強調すべきとした。

●八峰中で金融教育公開授業
 金融教育に関する実践事例を紹介する「金融教育公開授業in秋田」は8日、八峰町八峰中(長浜中校長)で開かれ、同校生徒が総合的な学習で取り組んできた職場体験や同町のPR活動などについて学年ごとに発表し成果を共有したほか、翻訳家や実業家、タレントと幅広く活躍するダニエル・カールさんの講演も行われた。

総合的な学習で取り組んできた成果を発表する生徒(八峰中で)

●あすポンポコ山で記念植樹
 八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園で、10日にメタセコイアの植樹が行われる。町の主催で、白神山地の世界自然遺産登録25周年記念事業として実施。防風対策として公園の海岸側にメタセコイアの苗木120本を植えることにしており、植樹ボランティアを募集している。当日は動物との触れ合い、バルーンアートなどのイベントも企画している。

●おもしろ塾、10日に50回講座
 能代市の任意団体「市民おもしろ塾」(渡邊耕佑代表)の講座は、28年9月の初回からあす10日で50回の節目を迎える。塾会員の人脈を生かして専門家を講師に招き、文化、教養、経済など毎回テーマを変えながら市民に情報提供してきた。50回目は午後1時から同市万町のとらいあんぐるで開かれ、非営利活動を支えるNPO法が今年で制定20年になるのに合わせ、地域で大きな役割を果たしているNPOやボランティアの在り方について考える。

●ハタハタ底引き網漁が活発化
 八峰町の八森漁港で、沖合底引き網漁によるハタハタの水揚げが増えてきた。10月は漁獲量が低調に推移していたが、今月に入って男鹿半島沖を主な漁場に、漁も徐々に活発化。漁業関係者は今後、八峰沖での漁場形成、来月本格化する沿岸ハタハタ漁も見据えた豊漁に期待を寄せている。

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沖合底引き網漁によるハタハタが徐々に水揚げされるようになり、活気を見せる(八峰町の八森漁港で)

●北前船関連文化財を一堂に
 能代市は、今年5月に文化庁の日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に追加認定されたのを記念し、9日から同市柳町の旧料亭金勇で関連文化財の展示会を開く。昭和63年に同市で初めて「能代舟唄」の全国大会が開かれた際に会場に飾られた北前船の約20分の1の木造模型や、北前船の船員から購入したとされる江戸後期の古今雛(ひな)を陳列する。来年3月末まで。午前9時30分~午後4時30分。休館日の年末年始を除き毎日開催する。

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北前船を忠実に再現した約20分の1の模型(旧料亭金勇で)

●消火器具義務化で特別査察
 来年10月1日に施行される改正消防法で延べ面積150平方㍍未満の飲食店にも消火器具の設置が義務付けられることを受け、能代山本広域市町村圏組合消防本部は該当する店舗への特別査察を実施して管内の状況を把握するとともに、各店の担当者にポイントを説明したり、適切な消火器の設置などを促している。対象は管内の284店舗(能代市238店、三種町23店、八峰町13店、藤里町10店)。

来年10月の改正消防法施行に向け、消防が飲食店を特別査察

10日の紙面から

●北前船関連文化財展示会始まる
 能代市が今年5月に文化庁の日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に追加認定されたのを記念した関連文化財の展示会が9日、同市柳町の旧料亭金勇で始まった。30年前に同市で初めて「能代舟唄」の全国大会が開かれた際に会場に飾られた北前船の約20分の1の木造模型が来場者の目を引いている。江戸期から明治期にかけて海運を担った船主の子孫も訪れ、蔵に眠る関連遺物の寄付を願い出た。来年3月末まで。

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初日から多くの人でにぎわっている北前船の関連文化財の展示会(旧料亭金勇で)

●能代市の財政 硬直化より一層
 能代市がまとめた29年度普通会計の決算状況によると、実質収支は7億4139万8千円で黒字となったが、財政調整基金の取り崩し額などを加味した実質単年度収支は1億1397万1千円の赤字となった。赤字は2年連続。自主財源は庁舎建設基金からの繰入金の増加などで4年ぶりに3割を超えた。経常収支比率は91・2%で、依然として財政硬直化の基準とされる80%を大きく上回っている。

●能代山本で大豆の収穫が盛ん
 能代山本で大豆の収穫が盛んに行われている。農家は広大な圃場(ほじょう)で農機を稼働させ、刈り取りに精を出している。今年の農作業が大豆の収穫で終わるという農家もおり、出来秋最後の活気を漂わせながら作業に汗を流している。

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大豆の刈り取りに汗を流す農家

(三種町森岳で)

●安心して暮らせるまちの実現誓う
 能代市社会福祉大会は9日、市文化会館中ホールで開かれ、地域福祉の向上に貢献した10個人・3団体を表彰し、関係機関や住民の連携・協働による支援態勢の構築、「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」の実現を誓い合った。市社会福祉協議会(田村重由会長)が主催し、約200人が参加した。

●20回目のまち灯りは来年2月2日
 「のしろまち灯(あか)り」の実行委員会(能登祐子実行委員長)が8日、能代市上町の能代ふれあいプラザ・サンピノで開かれ、20回目となる今冬のまち灯りを来年2月2日に市役所さくら庭周辺で開くことを決めた。まち灯りは、中心市街地のにぎわい創出につなげるイベントとして19年から開催。「木」と「環境」にこだわり、廃食油と秋田杉を活用した灯りで会場を彩るほか、屋台村や木のおもちゃコーナー、コンサートなども展開し、多くの市民を楽しませている。

●豊島区の教諭が能代の教壇に
 能代市と教育連携協定を締結する東京都豊島区の教諭3人による公開研究授業が9日、同市の向能代小と東雲中で行われた。来能中の同区教員派遣団の教諭ら18人も参観したほか、終了後は研究会も開かれ、より良い指導方法を探ろうと授業の構成や成果などについて意見を交わし合った。

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豊島区の派遣教員による研究授業を実施

(向能代小で)

●ハピネッツが園児とバスケ交流
 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツが幼稚園児や保育園児に体を動かす楽しさを伝える「ハッピーワクワクキャラバン」は9日、能代市総合体育館で開かれた。市内の幼稚園児がドリブルやハピネッツのマスコットキャラクター・ビッキーとの交流を通し、バスケに親しんだ。園児にバスケの魅力を伝えるとともに、17、18日に市総合体育館で行われる今季第10節の新潟アルビレックスBBとの試合をPRしようと、ハピネッツと市が主催した。

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バスケットボールのドリブルに挑戦する幼稚園児

(能代市総合体育館で)

●降雪期に備え冬用へタイヤ交換
 秋も終盤に差し掛かってきた能代山本地方。タイヤ販売店や自動車用品店などでは冬用タイヤへの交換作業が盛んに行われている。各店では降雪期に備えようと住民らが足を運び、従業員たちが対応に追われている。能代市河戸川のタイヤセンター能代では、先月中旬に運送業者などの長距離トラックのタイヤ交換がスタート。今月に入ってからは一般車の依頼も増え始め、従業員に加えてベテランのアルバイトも雇い、対応に当たっている。

雪道に備えタイヤの交換作業

(能代市河戸川で)

 


 

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