1日の紙面から
●ミュージカル・キッズ稽古に熱 能代ミュージカル・キッズ(今立善子代表)の第12回公演「古典に挑戦!!こいつは春から調子がええわい」は、10日午後6時30分から能代市文化会館中ホールで開かれる。本番が迫り、出演メンバーはステージを成功させようと連日熱のこもった稽古に励んでいる。今回は、小学1年生から高校3年生まで18人が出演。口上に始まり、長唄「京鹿の子娘道成寺」より「所化の踊り」、狂言「附子(ぶす)」を独自にアレンジした「ミュージカル・キッズ附子」、「歌舞伎十八番」の一つ「ういろう売り」を演じ、踊りも交え迫力のあるステージを繰り広げる。開場は午後6時。チケットは前売り、当日ともに499円で、同会館内の喫茶店「木かげ」で取り扱っている。問い合わせは今立さん(☎090・8781・0033)へ。

能代ミュージカル・キッズの公演に向け、稽古に励む子どもたち
●園芸メガ団地 販売額1億5771万円 JAあきた白神園芸メガ団地連絡協議会(高橋裕会長)の実績検討会は先月27日、能代市西通町のシャトー赤坂で開かれ、今年度のネギ販売額は前年度比2・3%増の1億5771万3千円だったことが報告された。数量は前年度より少なかったものの単価高に恵まれ、3年連続で販売額1億円を上回った。来年度は新たに3経営体が「サテライト型」に加わることから、関係者らはさらなる生産拡大に士気を高めた。
●介護保険料の減免拡大は「困難」 能代市の3月定例議会は28日、本会議で議案質疑を行い、各常任委員会に付託した。介護保険料を引き上げる条例改正案について、負担増への懸念から保険料の減免制度拡大の必要性が指摘されたが、市当局は、拡大は難しいとの考えを示した上で「介護サービス提供に必要な引き上げであることに理解を求め、今後の負担増を防ぐ制度の在り方を考えていく」とした。本会議議案質疑は1日も続行する。
●能代市議会 旅費見直し議論先送り 能代市議会議会運営委員会は先月27日、市庁舎で開かれ、議会改革に関する検討会(安岡明雄座長)が提出した報告書について、各会派の検討結果を基に協議した。政務活動費における旅費の見直しと、決算特別委員会の審査時期の変更は、改選後の新議会に議論を持ち越すことを決定。交渉会派については、改選後も現行の運用通りとすることを確認した。
●三種町が結婚祝金事業創設へ 三種町は、30年度に結婚祝金事業を創設する方針だ。婚姻届を提出し、2年以上町に住むことを確約した夫婦(どちらか一方が49歳以下)に対し、1組5万円分の商品券を交付する事業で、関係予算100万円を30年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。
●日本山岳遺産に秋田白神コミセン 日本山岳遺産基金(東京都)が主催する「日本山岳遺産サミット」が先月25日、東京都内で開かれた。29年度の日本山岳遺産認定地・認定団体に認定証を交付し、秋田白神コミュニケーションセンター(能代市元町)の後藤千春代表が認定証を受け取った。世界自然遺産・白神山地の二ツ森で児童生徒らを対象としたオオバコ駆除などの活動が評価されたもので、認定地には二ツ森が選出された。県内では初の認定。
●能代の花火「3尺玉」は1発だけに 第16回能代の花火(7月21日)に向けた実行委員会(広幡信悦会長)は28日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、有料観覧席の設置や花火の打ち上げについて協議した。昨年まで無料スペースとなっていた出店エリアを有料の立ち見席に設定するほか、2発打ち上げていた3尺玉を1発に減らす。観覧席チケットのインターネット販売は4月に始める。
●高齢者対策ネット構築へ連携 能代山本で出掛けたまま行方が分からなくなった高齢者の早期発見・保護につなげようと、能代署は新たに能代山本4市町や社会福祉協議会、インフラ業者などに捜索の協力を求める「能代山本地区高齢者総合対策ネットワーク」(仮称)の構築を目指している。認知症のはいかいなどで高齢者が行方不明になったり、保護されるケースが後を絶たない状況に対応するもので、今年夏までに始動したい考え。同署で先月27日、関係機関・団体関係者がネットワーク構築に向け意見交換した。

ネットワークの構築を目指して開かれた意見交換会(能代署で)
2日の紙面から
●卒業式シーズン到来/能代山本 能代山本の卒業式シーズンは1日、能代松陽高と二ツ井高を皮切りに始まった。卒業生は在校生や教職員、保護者らの祝福を受け、3年間の思い出を胸に刻みながら通い慣れた学びやを後に、それぞれの新しい人生に向けて歩み出した。

高らかに校歌を歌う卒業生たち(能代松陽高で)
●八峰町一般会計当初60億円割る 八峰町は、30年度当初予算案をまとめた。一般会計の総額は59億900万円で、前年度当初比5億2200万円(8・1%)減となった。菌床シイタケの増産を目指す「おがる八峰しいたけプロジェクト」の施設整備が完了したことが主な要因で、4年ぶりに60億円台を割り込んだ。4月に町長選を控えるものの骨格型とはせず、継続事業を中心に喫緊の課題に対応。峰浜地区統合子ども園の建設に向けた設計委託料も盛り込んだ。
●相沢銘木が自己破産を申請 能代市河戸川字上長沼布の集成材製造「相沢銘木」(網幸太社長)が1日、事業を停止して秋田地裁に自己破産を申請したことが分かった。民間の信用調査機関によると、負債総額は約10億円(29年7月期時点)。木材需要が低迷する中、自社開発製品の拡販などに努めたが、近年は仕入れコストの上昇や設備投資の負担などが経営を圧迫していた。
●市長選・市議選投票時間繰り上げ 能代市選挙管理委員会(高堂康男委員長)は1日までに、4月8日告示、15日投開票の市長選、市議選の投票所、投票日当日の全投票所での投票終了時間繰り上げなどを決めた。投票所は能代地域38カ所、二ツ井地域20カ所で、昨年10月の衆院選と変わらない。投票日当日の投票終了時間は最大3時間繰り上げ、午後7時までに全投票所で終了する。
●甲子園キャッチフレーズで優秀賞 今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会のキャッチフレーズコンクールで、工藤暖さん(能代西高3年)の「奮い立つ熱い思いを今ここに」と菊地七海さん(同)の「100回目の夏、駆けあがれ!」が優秀賞に選ばれた。全国から1万点余りの応募があり、本県から優秀賞を受賞したのは2人のみ。工藤さんは「自分の気持ちを素直に表現できた」、菊地さんは「シンプルな言葉を心掛けた」と話している。

キャッチフレーズコンクールで優秀賞を受賞した能代西高3年の工藤さんと菊地さん(右から)
●能代保健所管内インフル警報継続 県感染症情報センターが1日発表した県感染症発生情報(2月19~25日)によると、能代保健所管内の1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告者数は17・75人で、前週の25・50人から減少したが、流行期に当たる警報が引き続き発令されている。
●「杉沢台遺跡」展示会始まる 能代市磐の東雲台地にある日本最大級の縄文集落跡「杉沢台遺跡」の展示会が1日、市文化会館中ホールで始まり、縄文土器中心の遺物約50点をはじめ発掘の記録写真が一般公開されたほか、専門家の講演会やシンポジウムが行われ、愛好者ら約200人が足を運んだ。展示はきょう2日まで。

2日まで行われる杉沢台遺跡の展示会
(能代市文化会館で)
●強風吹き荒れ、各地で被害 能代山本は1日、急速に発達した低気圧の影響で強風が吹き荒れ、能代市能代地域の最大瞬間風速は27・8㍍(午後3時40分)で3月の観測史上最大となった。能代山本広域市町村圏組合消防本部によると、能代市と八峰町で物置や車庫の屋根のトタンが剝がれるなどの被害があった。
3日の紙面から
●木曜カフェ 最後も笑顔で 能代支援学校(糸屋賢校長)の高等部生徒たちが能代市長崎の今出川珈琲館(小野寺弘子オーナー)の定休日に店舗を借りて接客や給仕を行う「木曜カフェ」。25年度から続く活動だが、同店での営業は今年度で終了となる。今年度最後の営業日となった1日は「感謝の会」を開き、生徒が小野寺オーナー(61)に5年間の感謝の気持ちを伝えた。木曜カフェは来年度からは同市上町の夢工房咲く・咲くに移る予定。

小野寺オーナー(右)に5年間の感謝を伝えた能代支援学校高等部の生徒たち(今出川珈琲館で)
●個人情報管理などに改善指摘 能代市監査委員は、今年度の定期監査等結果報告書をまとめた。市役所の各課、行政委員会事務局などに対する監査の結果、同年度予算における財務に関する事務は「概(おおむ)ね適正に執行されていると認められる」とした上で、個人情報の適正管理、内部統制、随意契約、債権管理などの項目で、「改善措置の検討が望ましい」と指摘している。
●有効求人倍率1.87倍と最高に ハローワーク(職安)能代が2日発表した1月の有効求人倍率は、常用(フルタイムとパート合計)で1・87倍と前月より0・07㌽上昇し、3カ月連続で過去最高を更新した。人手不足から求人が増加する一方、求職者の減少が続き、事業所の人材確保難が深刻さを増している。
●県北産こまちは食味「A」 日本穀物検定協会(穀検)は、29年産米の「食味ランキング」を発表した。コメのおいしさを格付けするもので、本県の県北産あきたこまちの評価は「A」で、5段階で最高ランクの「特A」を8年連続で逃した。一方、県南産のあきたこまちは6年連続で「特A」を獲得。30年産米からは生産者や集荷業者の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じたコメ作りに取り組むことになるが、県は県産米のブランド力向上と新品種の開発に引き続き力を入れていく構えだ。
●ハタハタ館に新源泉/八峰町 八峰町の3月定例議会は2日開会し、会期を16日までの15日間と決めた後、加藤町長が行政報告や30年度予算編成方針説明を行い、今年度一般会計補正予算案など26件を可決・同意したほか、予算特別委員会(11人)を設置し、30年度一般・各特別会計当初予算案11件を付託して散会した。加藤町長は、ハタハタ館敷地内に確保した新源泉について「県の温泉利用許可が得られ次第、ハタハタ館側と調整を図り、3月中には新源泉に切り替えることにしている」と報告。切り替えた後も、既存の源泉は湯っこランド専用に引き続き活用すると述べた。
●「春」へと農機展示会 JA秋田やまもとの農機展示会が2日、三種町鵜川の同JA南部農機センターで始まった。農作業の本格化を前にした農家が訪れ、目的の用途に応じた農機に熱心に見入っていた。農機展は年1回、春作業を控えたこの時期に開催。最新農機を含む高性能の農機具を特別価格で展示・販売している。3日まで。

農作業の本格化を前に始まった農業機械の展示会(三種町鵜川で)
●強風で負傷、建物被害 能代山本地方は2日、強い冬型の気圧配置の影響で強風に見舞われ、八峰町八森地域の最大瞬間風速は3月の観測史上最大となる31・2㍍(午前1時7分)を記録した。能代山本広域市町村圏組合消防本部などによると、能代市落合で84歳の女性が強風で転倒し右大腿骨を骨折したほか、同市と三種町で建物などの被害が多数発生した。
●ひな祭り会楽しく 桃の節句の3日を前に、能代山本の幼稚園やこども園などで2日、ひな祭り行事が行われ、華やかな段飾りを設置したり、ひなあられを振る舞うなどして女児の健やかな成長を願った。能代市景林町の能代カトリックこども園(フェリックス・ロボ園長)ではひな祭り会が開かれ、園児たちが教諭からひな祭りの由来やひな人形、ひな壇に飾るひし餅などについて話を聞いた。

女児が元気に歌を歌ったひな祭り会
(能代カトリックこども園で)
4日の紙面から
●春の洋らんフェアが開幕 能代市大森山の能代エナジアムパークで3日、「春の洋らんフェア」が始まった。色とりどりの洋ラン約15種を立体的に飾った大型展示や、地元愛好者が大切に育てた鉢植え約180点が並び、会場は甘い香りに包まれている。会期は11日まで。午前9時30分~午後4時30分(11日は午後4時まで)。栽培初心者向けの講習会(4、11日のいずれも午後1時から)を開くほか、エナジアムパーク主催のワークショップ(4日午前10時=マグネット作り、10日同=ブローチ作り)も予定している。問い合わせは同施設(☎0185・52・2955)へ。

華やかさが目を引く大型展示「蘭舞」
(能代エナジアムパークで)
●4市町通年観光へ方策探る 能代山本4市町の広域観光推進を目的とした勉強会が1日、能代市の県山本地域振興局で開かれた。観光業の関係者や行政担当者約30人が参加して地域資源を「旅行商品」として売り込む方策を探った。豊岡観光イノベーション(兵庫県)のアドバイザーを務める臼井冬彦さんが「旅行商品流通の現状と未来」と題し、地域が協働で観光事業を展開する法人「DMO」の役割について語った。
●県民会館よ永遠に NYバンド熱演 能代山本の中学校全12校の吹奏楽部員などで構成した「NYしらかみバンド」が3日、秋田市の県民会館で開催された「県民会館よ永遠に!コンサート」に出演した。学校の垣根を越えて合同練習した楽曲を披露し、来場者を魅了した。同会館は、新たな文化施設の建設に伴い、5月末の閉館が決まっている。コンサートは閉館を前に、県芸術文化協会や県吹奏楽連盟などが企画。3、4の両日に県内の中学校や高校、大学、社会人など20を超す吹奏楽団が出演する。

県民会館でのコンサートに能代山本の中学生で構成した「NYしらかみバンド」が出演(秋田市で)
●元巨人の仁志さんが指導者に提言 元プロ野球選手で、12歳以下(U─12)日本代表監督を務めた仁志敏久さん(46)が野球スポーツ少年団の指導者らに技術指導のポイントなどを教える「仁志敏久 野球指導者座談会」が3日、能代市中央公民館で開かれた。仁志さんは「指導者には知識と経験、表現力が求められる」と持論を展開した。

読売巨人軍などで活躍した元プロ野球選手の仁志さん
●能代工高生徒ごみステーション寄贈 能代工高(山田浩充校長)建設科建築コースの3年生が課題研究で作った木製ごみステーション2基が2日、能代市の出戸本町第二、三吉町(元町)の両自治会に贈られた。木製ごみステーションの製作は、地域貢献活動の一環で23年度から続く取り組み。これまで市やJR能代駅といった公共施設、希望する自治会などに寄贈している。

能代工高建設科の生徒たちが製作したごみステーションを地元の自治会に寄贈
●成田貢献、カデ団体で日本準V アジアジュニア・カデフェンシング選手権は先月27日、アラブ首長国連邦のドバイで男女団体の3種目を行った。男子フルーレのカデ(13歳以上17歳未満)団体で、能代市東雲中出身の成田航也(秋田北鷹高2年)がメンバー入りした日本が準優勝した。成田はトーナメント2回戦に出場し、勝利に貢献した。
●男衆8人が〝荒行〟に挑む 能代市二ツ井町荷上場地区の鎮守・高岩神社に伝わる小正月行事「裸参り」は旧暦1月15日の2日、同地区内で行われた。地域住民ら約30人が見守る中、藤琴川の身を切るような冷たい水を頭からかぶって身を清めた男衆は、高岩山山頂近くにある同神社まで駆け登って参拝、無病息災や家内安全などを祈願した。今年も「高岩山万燈夜(ばんとうや)」が行われ、山肌に設置した雪灯籠にろうそくの火をともし東日本大震災の犠牲者の霊を慰め、被災地の早期復興を祈った。

残雪の藤琴川に入り、身を清める裸参り参加者
(能代市二ツ井町荷上場の藤琴川で)
●三種町で住家など2棟全焼 3日午前2時55分ごろ、三種町豊岡金田字金光寺の無職、男性(62)方から出火し、木造一部2階建て約120平方㍍の住宅1棟と、隣接している同所の無職、男性(79)所有の木造総2階建て車庫兼作業小屋1棟約34平方㍍を全焼したほか、火元付近の住宅や作業小屋、屋外トイレの壁面を焼いた。けが人はいなかった。
5日の紙面から
●名将加藤広志さん逝去 元能代工高バスケットボール部監督として全国優勝33回の偉業を達成し、「常勝・能代工」の礎を築いた加藤広志(かとう・ひろし)さんが4日午後1時20分、左肺腺がんのため入院先の能代市内の病院で死去した。80歳。自宅は同市松美町9─23。葬儀は14日午後1時から同市元町のキャッスルホテル能代で行われる。喪主は妻のテイさん。藤里町出身。日本体育大卒。昭和35年に母校の能代工高教諭、同バスケ部監督に就任。無名だったチームを情熱に裏打ちされた厳しい指導で全国レベルまで鍛え上げ、42年の埼玉国体で初優勝を飾った。50年には史上初めてインターハイ(高校総体)と国体、選抜大会の3冠を達成。平成2年に引退するまでの監督在任期間30年での全国優勝は33回を数えた。このうち3冠達成は5回、インターハイ7連覇を達成、名将として全国に能代工高の名をとどろかせた。また、教え子たちは大学や実業団、プロチーム、全日本代表の選手、指導者として活躍。日本バスケ界をけん引する人材を育てた。

能代工高をバスケの名門に育て上げた加藤さん
●三種町一般会計当初98億円余 三種町の30年度一般会計当初予算案は、総額95億8934万円となった。5月の町長選を控え「骨格予算」で編成したほか、防災行政無線施設整備事業の終了で投資的経費が大幅に減少。前年度当初予算に比べ4億2885万4千円(4・3%)の減で、過去5年間で最小規模となった。地方交付税は合併算定替の終了3年目を迎え、同比2520万円減。扶助費は30年度も増えると見込むほか、子育てや若者などに対する新規のソフト事業を打ち出したこともあり、財政調整基金を2億3477万円切り崩して収支を整えた。
●議論の「見える化」を学ぶ 能代市市民活動支援センター主催の「ファシリテーショングラフィック(FG)基礎講座」は3日、市勤労青少年ホームで開かれた。FGは議論を「見える化」して効率化を図る方法。参加者はFGの基礎を学んで実践し、会議などの無駄をなくせるよう興味津々な様子で取り組んだ。
●八峰町長選 森田氏が事務所開き 任期満了に伴う八峰町長選(4月10日告示、15日投開票)に立候補を予定している町社会福祉協議会長の森田新一郎氏(66)=峰浜水沢字三ツ森カッチキ台=の後援会事務所開きは4日、同町峰浜沼田の事務所近くの倉庫で行われ、約140人が集まり、無風の選挙情勢にも油断せず必勝をと結束を誓い合った。
●東能代、能代駅売店コンビニ型に JR東日本リテールネット盛岡支店(盛岡市)は、能代市の東能代、能代両駅の売店「キオスク」をコンビニ型店舗「ニューデイズキオスク」に改装した。ニーズの変化に合わせて、菓子類やプライベートブランドなどコンビニ並みの品ぞろえにしたほか、地元の特産品を拡充し地域色を強調した。

駅売店からコンビニ型店舗に姿を変えた「ニューデイズキオスク東能代」
●能代市で「そろばんサーキット」 能代山本の珠算教室が中心となって主催する「チャレンジそろばんサーキット2018」が4日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、園児や小学生が計算の速さと正確さを競い合ったり、ゲームを楽しんだりしながら交流を深めた。子どもたちの珠算の技術向上や各教室の交流を図ろうと毎年行い、いしかわ珠算教室、かまたスクール、荒川そくさん教室の能代山本3教室、加藤そろばん教室(男鹿市)、秋田あんざんアカデミー(秋田市)の計5教室から生徒49人が参加した。

計算の速さと正確さを競ったそろばんサーキット(能代市元町の能代商工会館で)
●太良鉱山の往時伝える展示会 藤里町教育委員会主催の「白神の鉱山(ヤマ)『太良』展」は、同町藤琴の白神山地世界遺産センター・藤里館で開かれている。かつての鉱山の活気や閉山を知る人や郷土史に関心のある人などが町内外から訪れ、写真に残る往時の様子を懐かしんだり、600年以上の歩みを紹介するパネルや鉱物標本、道具類に興味深そうに見入っている。31日までで、14日午後1時30分からは太良の元住民が当時の暮らしを語る時間が設けられる予定。

太良鉱山の600年以上の歩みを紹介している「太良」展
●のしろクラコン 聴衆を魅了 第18回のしろクラシックコンサートは4日、能代市文化会館大ホールで開かれ、能代山本出身・在住の音楽家がピアノやクラリネットの独奏、ソプラノ独唱など熱のこもった演奏を披露し、詰め掛けた約400人を楽しませた。同コンサートは、地元の音楽家に演奏の場を提供し、地域のクラシック音楽の振興と発展を目指そうと毎年開催。今年は計12組が出演した。

12組の音楽家が出演したのしろクラシックコンサート
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