21日の紙面から
●「畑の春作業」が本格化 能代山本地方では、圃場(ほじょう)の耕起、野菜の育苗や定植など畑作業が盛んに行われている。晴天に恵まれた20日は、朝から農作業に汗を流す生産者の姿が見られ、徐々に圃場が活気づき始めている。能代市朴瀬の圃場ではネギやキャベツの育苗、一部で定植が行われている。今月13日からキャベツの苗の定植をスタートさせた男性(70)は、現在ハウス内で「初美」という品種を育苗。3月17日に播種(はしゅ)したが、低温に弱い品種のため、夜間は連日暖房を使用するなど、例年以上に温度管理に気を配ったという。早ければ今月27、28日、5月初旬までには定植する予定で、「初美は裂球がなく、たくましい苗が特徴。満足のいく苗に育った。あとは天気との相談」と話していた。

ハウス内で今後定植されるキャベツの苗がすくすくと成長(能代市朴瀬で)
●加藤氏退任 拍手で送る/八峰町 退任する八峰町の加藤和夫町長(75)、伊藤進副町長(67)、千葉良一教育長(74)を送る会が20日、町役場で開かれた。約60人の職員を前に3役が町勢発展への願いを込めながら最後のあいさつを行い、正面玄関前では見送りの職員と笑顔で握手を交わした後、盛大な拍手に包まれながら庁舎を後にした。送る会で加藤町長は、印象に残る出来事として曲折もあった合併協議、新町誕生直後の18年10月に発生した峰浜庁舎の全焼火災への対応を回顧。「少子化や人口減少が町の最大の課題であり、総合戦略の効果はまだ限定的なものであった。これは新しいリーダーや皆さんが継続して取り組む課題になる」と述べ、「町民目線を忘れないでほしい」などと最後の訓示を行った。

職員の拍手の中、庁舎を後にする加藤町長ら
(八峰町で)
●農委「推進委員」に22人応募 能代市農業委員会が17日まで募集していた新制度に基づく農地利用最適化推進委員(定員18人、以下推進委員)は、最終的に22人の応募(推薦含む)があった。先月26日に募集を締め切っている農業委員(定数19人、応募者26人)と併せて、候補者が出そろった。新しい農業委員は、6月議会で人事案の同意を得て市長が7月20日付で任命、推進委員は同日以降に市農業委員会会長が委嘱する。
●三種町が児童クラブに学習支援員 三種町は30年度、小学生への学習支援事業を本格化させる。29年度は2カ所で試験的に実施してきたが、30年度は全児童クラブ6カ所に拡大。全児童を対象にしながら、4月から週1回のペースで支援する。学習支援員3人を雇用して配置し、児童にクロスワードパズルなどを提供して楽しく学べるようにする。町は「子どもたちの学習意欲の向上を図っていきたい」と話している。
●ぶなっこランド環境整備が終了 八峰町は、同町八森三十釜のぶなっこランドの遊歩道の一部や、同ランド内にある森林科学館の展示パネルを再整備した。遊歩道は散策しやすいよう2カ所で延長約208㍍にウッドチップを敷くなどしたほか、パネルは白神山地の成り立ちを新たに加えるなど内容を拡充。28年度に実施した森林科学館の大規模改修工事を含め、2カ年計画で進めていた再整備事業が完了した。

雑木を刈り払い、遊歩道も再整備
(八峰町八森のぶなっこランド)
●きょうから「さくら庭」に屋台村 能代市役所敷地内の「さくら庭」で21日から屋台村が開設される。渟二小時代からある桜を楽しみながら、料理や生ビールなどを味わえる。NPO法人能代観光協会(広幡信悦会長)が市中心部の新たな観桜スポットとして内外にアピールしようと初めて企画。30日まで。桜は3分咲きで、同協会は「会期中に見頃を迎えそう」と話している。
●能代市富根でクマが米代川を泳ぐ 20日午前9時30分ごろ、能代市二ツ井町飛根字羽立新田地内の田んぼで、体長約1㍍のクマ1頭が目撃された。通報を受けて現場に駆け付けた能代署員が周辺を警戒中、米代川に入ったり出たりするクマを見つけたが、その後行方が分からなくなった。
●能代市植樹祭は5月30日に 能代市国土緑化推進委員会(委員長・鈴木一真副市長)は20日、市役所で開かれ、市植樹祭の開催、緑の募金運動などを盛り込んだ今年度事業計画を決定した。61回目を迎える植樹祭は、5月30日に同市大森山の能代エナジアムパーク敷地内で開き、関係者でキンシバイ40本を植える予定。
22日の紙面から
●青空の下で花見楽しむ 能代山本地方は21日、好天に恵まれて各地で桜の開花が進んだ。「さくらまつり」のイベントが行われた八峰町八森の御所の台ふれあいパーク周辺は、爽やかな青空の下で花見を楽しむ人たちでにぎわった。

桜の開花が進み、好天の下で花見を楽しむ人の姿も(八峰町の御所の台ふれあいパークで)
●学生たち〝挑戦の夏〟 第14回能代宇宙イベントの実行委員会は20日、能代市浅内のJAXA(宇宙航空研究開発機構)能代ロケット実験場で開かれ、日程を8月16~23日(予備日は24日)に決め、イベントの内容を協議した。今年も全国の大学の学生らが集結し、自作ハイブリッドロケットの打ち上げや缶サット競技などで宇宙工学研究の成果を披露する。また、新実行委員長には千葉工大惑星探査研究センター研究員の前田恵介さんが就任した。
●竹生バイパス盛り土工事が本格化 県が能代市竹生地区で進めている国道101号竹生バイパス整備事業は、現地で盛り土工事が本格化してきた。同市と八峰町の境にある見通しの悪い急カーブを回避し、現道東側の水田地帯を通過する延長約1㌔のバイパスを新設する事業で、今年度は残りの用地買収や竹生川に架かる橋梁の下部工にも着手する計画。事業は2021年度の完成を目指して進められており、平常時や緊急輸送時などの安全性向上が期待されている。

事業3年目、現地での工事が本格化してきた竹生バイパス整備事業(能代市竹生で)
●中学校春季総体が始まる 第66回能代市、第43回山本郡中学校春季総体は21日開幕、郡市内の各会場で7競技が行われた。市では、卓球団体で能代一が男女とも優勝し、水泳は女子2種目で大会新記録が生まれた。郡ではソフトテニスの女子団体で八峰が3連覇を果たし、バスケットボールの男子で琴丘が8年ぶりに頂点に立った。郡市合同の陸上は、女子共通400㍍リレーで二ツ井が大会記録を更新。野球は郡市ともに1回戦が行われ、市は能代二と能代東、郡は藤里が準決勝に駒を進めた。きょう22日は9競技が行われる。
●のしろ銀河フェス8月18、19日に のしろ銀河フェスティバル実行委員会(会長・斉藤市長)は20日、能代市浅内の能代ロケット実験場で開かれ、8月18、19両日に開く同フェスの事業計画を協議した。今年は新企画として、同時期開催の能代宇宙イベントの参加学生による体験型コンテンツや能代火力発電所の見学バスツアーなどを実施するほか、プロジェクションマッピングやペットボトルロケット競技といった多彩な催しを展開する。
●きみまち阪さくらまつり開幕 能代市二ツ井町のきみまち阪県立自然公園で21日、桜まつりが開幕した。主役の桜はつぼみの状態だが、好天に誘われて園内を散策したり、きみ恋カフェや恋文ギャラリーに立ち寄る人たちの姿も見られた。イベントデーは29日で、道の駅ふたついを会場にしたグルメイベントでも誘客を図る。

桜まつりが開幕し、きみ恋カフェもオープン
●素波里に行楽シーズン到来 藤里町ふるさと自然公園・素波里国民休養地猿ケ瀬園地は21日、今シーズンの営業を開始した。園地の所々には、まだ残雪があり、木々の芽吹きも始まったばかりだが、この日は暖かい日差しに恵まれ、約半年ぶりに、子どもたちのはしゃぐ声が響いた。今季の営業は11月4日まで。

素波里国民休養地が約半年ぶりにオープン、親子連れが外遊びを楽しんだ
●能代西高が自転車安全利用モデル 能代西高(藤田仁志校長)は今年度、能代署の自転車安全利用モデル校に指定された。同署の署員らが19日に同校を訪れ、指定書を交付した後、署員による交通安全講話を通して生徒たちは安全な自転車利用を誓った。今後、街頭指導などに力を入れていく。
23日の紙面から
●好天の花見サンデーに 能代市役所敷地内の「さくら庭」でソメイヨシノが見頃を迎えた。好天に恵まれた日曜日の22日は、NPO法人能代観光協会(広幡信悦会長)による飲食の屋台も開設され、市内外から足を運んだ大勢の家族連れでにぎわった。目線の高さで咲き誇る美しい桜に「能代の新たな花見の名所になりそう」という声も聞かれた。

桜が満開となり、大勢の家族連れでにぎわった「さくら庭」(能代市役所敷地内で)
●桜並木をゆっくり散策 第9回東能代桜並木フェスティバルは22日、能代市扇田の能代工業団地交流会館前を主会場に開かれた。工業団地内の市道約1㌔に及ぶ桜並木も開花が進み、足を運んだ家族連れは花見とにぎやかな芸能ステージを楽しんだ。

桜並木の開花が進み、家族連れが散策を楽しんだ(能代市扇田で)
●自慢の凧を空高く 第53回能代凧(たこ)揚げ大会は22日、能代市の能代港下浜ふ頭で開かれた。県内外の愛好者や家族連れなど約200人が参加して自慢の凧を空高く掲げたほか、同市の昇平岱凧の会が4年ぶりに8畳凧(縦4㍍、横3㍍)の凧揚げに挑戦し、観衆が成功を願った。

能代市の昇平岱凧の会が4年ぶりに8畳凧に挑戦
(同市の能代港下浜ふ頭で)
●桧山納豆まつりは7月15日 能代市の桧山地域まちづくり協議会(小杉山久義会長)の総会は22日、桧山崇徳館で開かれ、イベントや景観づくりなどを盛り込んだ30年度事業計画を決めた。役員改選では新会長に安部隆昭さんを選出した。事業計画では、今月26~30日に桧山桜まつり、7月15日に名物桧山納豆のイベント「歴史の里桧山・納豆まつり」、来年1月20日に子ども冬まつりを計画。桧山の歴史をPRするための史跡周遊ウオーキングイベントは、ガイドの会の協力を得て開催する。
●まちづくりで意見交換 能代山本の若手経営者で組織する「志考会」(大塚和敬会長)は20日、能代市柳町のプラザ都で能代商工会議所とまちづくりをテーマに意見交換した。両団体は昨年、中心市街地の活性化に向け、それぞれに市への提案を行っており、互いの内容に理解を深め合った。
●野球は能代二、山本V 第66回能代市、第43回山本郡中学校春季総体は最終日の22日、各会場で9競技が行われた。市は、ソフトテニス団体で男子が能代南、女子は二ツ井が優勝を飾り、バスケットボールは男子が東雲、女子は能代二が制した。ソフトボールは能代二・能代東合同、バレーボール女子は東雲が頂点に立った。郡では、バスケの女子で山本が3連覇を果たした。野球は市が能代二、郡は山本が勝ち上がり、全県切符を懸けた郡市代表決定戦(28日、能代球場)に挑む。
●6、10月に白神ウイーク 藤里町は、白神山地の世界遺産登録25周年を記念し、「ここは森好きが育つ場所」をテーマにイベントを集中開催する「ウイーク」を6、10月に設定した。白神ブランドの再活性化と誘客を図り、「白神」に関わる町民らの今後の方向性や歩調を合わせる機会にしたい考えだ。
●風の松原の景観保全に汗 「風の松原を守る市民ボランティア大会」は22日、能代市の風の松原で行われた。高校生や一般市民、各種団体の会員ら約560人が参加し、先人から受け継いだ風の松原を松くい虫から守ろうとクロマツの落ち枝を拾い集めたほか、「白砂青松(はくしゃせいしょう)」の景観を維持するため、落ち葉清掃にも汗を流した。約1時間半の作業で10・76㌧の枝が集まった。

人海戦術で松原内の環境美化に汗を流した「風の松原を守る市民ボランティア大会」
(能代市の風の松原で)
24日の紙面から
●八峰町の森田新町長が初登庁 任期満了に伴う八峰町長選で無投票当選した森田新一郎町長(66)が23日、初登庁した。職員を前に就任あいさつを行った森田新町長は「人にも自分にも誠実、公平でオープンな町政を基本理念に取り組んでいく」とまちづくりへの決意や意欲を語った。

初登庁し職員から花束を受け取る八峰町の森田町長
●能代青果 当期純利益2515万円 能代青果地方卸売市場の第49期株主総会は23日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、2515万円の当期純利益を計上した29年度決算を承認した。売上高は前年度比0・9%増の27億8875万円で増収増益となった。県外産地の天候不順に伴う秋以降の品薄高値が影響した。役員改選では宮川孝一社長を再任した。
●「天空の不夜城」表紙で全国入選 能代七夕「天空の不夜城」が表紙を飾った県の広報紙「あきたびじょん」(29年7月号)が、公益社団法人・日本広報協会主催の30年全国広報コンクールで入選1席に選ばれた。県広報広聴課は「引き続き地域の魅力、資源を発信していきたい」としている。

天空の不夜城が表紙を飾った県の広報紙が全国広報コンクールで入選
●能代市が児童手当申請書を紛失 能代市が市内の夫婦から先月提出された児童手当の申請書を紛失していたことが分かった。申請書には夫婦や赤ちゃんの名前、住所、生年月日、マイナンバー、手当の振込先の口座番号などが記されている。関係課内を探しているが、23日現在見つかっていない。
●花嫁さん22人参加 華やかに 能代市御指南町の日吉神社の伝統行事「嫁見まつり」は、5月26日に行われる。華やかさが全国的に知られる花嫁行列では、県内外の女性22人が婚礼衣装で参詣する。参加数は昨年と同数で、過去20年間で最多タイ。昨年から、花嫁の参加しやすさに配慮して土曜日の実施としたことが影響した。
●県北高校野球組み合わせ決定 春季県北地区高校野球大会の組み合わせ抽選会は23日、能代市総合体育館で開かれ、能代勢4チームを含む全10チームの対戦相手が決まった。大会は5月2、3、5、6、7の5日間、同市の能代球場と大館市の田代球場の2会場でトーナメントを行う。選手が5人の能代西と3人の二ツ井は、男鹿海洋とチームを組んで参加する。初日の能代勢は田代球場で男鹿海洋・能代西・二ツ井連合─大館国際(午前10時)、能代─花輪(午後0時20分)、能代球場で能代工─大館桂桜(同)を行う。3日は能代球場で午前10時から能代松陽が男鹿海洋・能代西・二ツ井連合─大館国際の勝者と対戦する。
●小学生が日本舞踊を体験 のしろ日本舞踊子ども教室小桜の会(大越千秋代表)の小学生を対象にした無料体験講座が21日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで始まり、浴衣姿の子どもたちが礼儀作法や日本舞踊の基礎を学び、和の心に理解を深めた。同講座は文化庁の伝統文化親子教室事業を活用し、日本舞踊を子どもたちに広く知ってもらおうと開講。日本舞踊協会会員で同市中和1丁目の花柳菊々さん(66)=本名・長谷川洋子=を講師に、11月24日まで計18回行う。

のしろ日本舞踊子ども教室小桜の会の体験講座が開講(能代山本広域交流センターで)
●特殊詐欺被害を阻止し感謝状 能代署は23日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、能代市鳳凰岱の地方公務員、吉元和歌子さん(43)に署長感謝状を贈呈した。同署によると今月8日午後4時すぎ、市内の80代女性がメールや電話を通して請求された30万円を支払うため、現金を引き出そうと市内のコンビニ店でATM(現金自動預払機)を操作していたという。吉元さんはコンビニ店入り口で女性と擦れ違った際、携帯電話で「どうすればいいですか」と話していたのを聞き、不慣れな手つきでATMを操作していたこともあって不審に思い声を掛けて話を聞いたところ、特殊詐欺の疑いがあったため、近くの交番まで同行して相談し被害を防いだ。

特殊詐欺被害を未然に防いだとして、能代署が吉元さんに感謝状を贈呈(同署で)
25日の紙面から
●縫いぐるみが図書室にお泊まり 藤里町三世代交流館図書室主催の「ぬいぐるみおとまり会」は22日、同図書室で開かれ、子どもたちは縫いぐるみと読み聞かせを楽しんだ後、しばしのお別れ。一方の縫いぐるみたちは、夜の図書室で業務を手伝ったり、本を読んだりと、自由時間を満喫する光景が演出され、その様子は職員がカメラに収めた。

「お休みなさい」と寝かしつけて、しばしの別れ。縫いぐるみは自由時間のスタート
●能代市議会4会派結成を届け出 15日に改選された能代市議会(定数20)の新たな会派構成が固まった。会派数は四つで、改選前からの最大会派「平政・公明党」は、1人が引退したため7人になり、「改革ネットワーク」は1人増の6人、「希望」はこれまでと変わらず5人。返り咲き議員と新人1人による新会派「大河の会」も結成された。改選後初の会派代表者会議はきょう25日に開かれ、正副議長ポストなど議会人事に向けた動きが本格化する。
●能代山本への移住者は36人 県は、NPO法人・秋田移住定住総合支援センターを通じて本県に移住した29年度の実績をまとめた。19市町への移住者は314人を数え、22年度の同センター開設以来最多となった。能代山本4市町への移住は合わせて36人で、このうち能代市には23人が移り住んだ。県移住・定住促進課は「首都圏での移住のPR活動など自治体の取り組みが成果として表れてきている」とみている。
●町へ図書カード100万円分寄贈 前八峰町議の柴田正高さん(68)=峰浜目名潟=が24日、町教育委員会事務局を訪れ、町内の小中学校や移動図書館に向けて図書カード100万円分を寄贈した。柴田さんは「本をいっぱい読んで教科書では得られない知識を得て、人間形成に役立ててほしい」と語っていた。柴田さんは旧峰浜村議2期、合併後の八峰町議を3期務め、任期満了(22日)に伴い引退。1月に引退表明した際には「報酬に見合うだけの議員活動ができていないと感じている。何らかの形で町にお返ししたい」と話していた。

町に図書カード100万円分を寄贈した柴田さん
(右)
●八峰町議長選に2氏名乗り 八峰町議会の改選後初の議員懇談会が24日、町役場で開かれ、5月10日に開かれる予定の臨時議会に向け議会人事などについて話し合った。注目の正副議長人事は、議長に門脇直樹、見上政子の両氏、副議長には皆川鉄也氏が立候補し、選挙(単記無記名投票)で決めることを確認した。
●藤里町が農業支援制度を創設 藤里町は今年度、町の農業と農地の維持を図るため、町独自の支援制度を創設した。農家の高齢化や担い手不足といった慢性的な課題を抱える基幹産業だが、国によるコメの生産調整廃止を機に、水稲の規模拡大や複合経営への誘導や、町全体の農地利用、劣化が進む農業用施設の整備を促し、不作付け地や耕作放棄地の増加を食い止め、持続可能な農村の姿を探る。
●不夜城6年目の運行計画決定 能代七夕「天空の不夜城」協議会(広幡信悦会長)は、6年目となる今年8月3、4日の運行計画を決めた。能代市中心部の国道101号(市役所第4庁舎跡地~いとく通町店)の約650㍍で、高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)、「嘉六(かろく)」(17・6㍍)をはじめ大小の灯籠7基が練り歩く。前年を踏襲した形で、協議会は「担い手の一体感を高めて盛り上げたい」としている。
●脚本家の加藤さんが思い語る 能代市出身の脚本家、加藤正人さんが制作に携わった映画「ミッドナイト・バス」が23日、同市柳町のイオン能代店ファミリーシアターで上映された。加藤さんも来場し、出演者との思い出や脚本執筆への情熱について語った。上映会は、中高生に無料で映画観賞の機会を提供しているボランティアグループ・シネマシャンテ(高橋真理会長)の主催。加藤さんの最新作に触れてもらおうと企画した。
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