2019年1月

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1日の紙面から

●木都の素材、技術生かし製品開発
 木都能代で新たな家具・木製品ブランドを立ち上げる挑戦が始まった。能代市富町の注文家具屋・ミナトファニチャー代表の湊哲一さん(41)=同市住吉町=と、企業や商品のブランディングを手掛けているcasane tsumugu(かさねつむぐ)代表の田宮慎さん(42)=秋田市=がタッグを組んだ取り組み。ブランド名は「MOKUTO」と銘打ち、「暮らしと遊び」をテーマにした商品を能代の製材加工業者の木材や加工技術を活用し開発する。今秋を目標に販売を始めるとともに、誰でも立ち寄れて職人を育てる工房も構えたい考えで、「木都能代の技術を発信したい」と意気込んでいる。

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木製品ブランドの立ち上げを進めている湊さん

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湊さんらが手掛けた春慶塗の試作品

●県議選、参院選、藤里町長選と
 能代山本では今年、任期満了に伴う県議選、参院選、藤里町長選が行われる。県議選は統一地方選前半の3月29日告示、4月7日投開票の日程で行われ、能代市山本郡選挙区(定数4)は、昨年末までに現職4人と新人1人が名乗りを上げた。「検討中」とする共産党山本地区委員会の動向を含め、前哨戦は年明け早々から加速していく。参院選秋田選挙区(7月28日任期満了、改選数1)は、自民党現職と共産党新人が立候補を表明している。一方、立憲民主、国民民主、社民の野党3党と連合秋田による統一候補擁立作業は越年。今後の推移が見守られる。藤里町長は、8月8日に任期満了を迎える。今のところ町長選に立候補を表明した人はいないが、現職の佐々木文明氏が3選を目指すのは既定路線とみられ、同氏の態度表明を機に情勢は動き出しそうだ。

●米粉100%パン 商品化
 JA秋田やまもとが運営する三種町鹿渡のコンビニエンスストア「JA(ジャン)ンビニANN・AN」は、小麦アレルギーに対応した米粉100%パンの商品開発を進めている。同店の「米粉パティシエ」の近藤秋桜(さくら)さん(23)=同町下岩川=が開発を担当し、ピザなど複数の商品を3月に発売したい考えだ。小麦アレルギーを持つ人にも安心してパンを食べてもらい、コメの消費拡大にも貢献しようと試行錯誤を続けている。

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米粉100%パン商品の一つとして試作したピザ

●自信の日本酒を海外に/山本合名
 八峰町八森の酒蔵・山本合名会社(山本友文代表社員)は、国内だけでなく、海外にも日本酒を出荷している。海外展開から5年が経過し、取り引き先は8カ国・地域に増えた。「自分たちが一生懸命造った日本酒が言語も違う国で受け入れられるのは、うれしいこと」と山本代表(48)。海外での日本酒、和食への関心は高く、同社は今後も海外需要は増えるとみている。

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経営者であり、酒造りにも携わる山本代表。留学経験もあり、英語が堪能なのは海外展開でも強みだ

●化粧品原料を輸出
 高級化粧品メーカーのアルビオン(小林章一代表取締役社長、東京都中央区)は、藤里町に置く白神研究所での事業を拡大している。化粧品の原料となる植物(原草)を栽培する同町室岱の圃場(ほじょう)を約6㌶に拡張したほか、藤里産の白神カワラヨモギのフランス輸出を本格化。新年度からはブドウ栽培からワイン醸造まで同町で一貫して行う「白神ワイナリー構想」も具体化する方針だ。地域に根差した研究・開発を進めるとともに、町が力を注ぐ「白神ブランド」振興や雇用創出にも大きく貢献している。

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研究員の大半は県内の農業高校出身者。清水岱研究棟では植物の洗浄、乾燥、分別などが行われる 

●囲碁モチーフの新作ケーキ3種
 能代市東大瀬の「フランス菓子カスミ」は、囲碁をモチーフにした新作ケーキ3種類を5日から期間限定で販売する。「本因坊戦」を通じて能代とゆかりのある井山裕太さん(29)が先月、7大タイトル獲得数で歴代最多(通算43)を達成したことをたたえ、市が目指す「囲碁のまち」を盛り上げたい考え。新作ケーキは濃厚なチョコレートケーキの「ゴケ」「ポリール」、抹茶とキイチゴのムースをホワイトチョコで包んだ「サガン」の3種類。各432円(税込み)。販売は今月5、12、13、14、15日の5日間限定。

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囲碁モチーフの新作ケーキを商品化した伊藤さん

●牡丹鍋ラーメン販売
 新年は目標に向かって猪突(ちょとつ)猛進──。能代市柳町のささがわ食堂(イオン能代店3階)は、1日から今年の干支(えと)のイノシシの肉を使った「牡丹(ぼたん)鍋ラーメン」を販売する。ヘルシーな肉と白神ねぎなどの野菜がたっぷり。店主の笹川辰人さん(54)は「イノシシのように力強く進める1年になれば」と話している。牡丹鍋ラーメンは、イノシシ肉を煮込んだ同店特製のスープを焦がしみそと合わせた濃厚な味わい。セリや春菊、白菜、シメジ、白神ねぎがたっぷりと乗る。具材の上に振った山椒(さんしょう)が味の引き締め役だ。1杯1千円(税込み)。

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ささがわ食堂が1日から販売する「牡丹鍋ラーメン」

●白銀の雪原で遊ぼう
 三種町観光協会(畠山慶午会長)のイベント「スノーモービル&バナナボート2019」は、2月3日に同町森岳の秋田森岳温泉36ゴルフ場で開かれる。スノーモービルで白銀の雪原を走り抜ける体験は毎年好評を得ており、竹スキーなどの昔懐かしい遊びの無料体験コーナーも用意する。7日から参加申し込みを受け付ける。

3日の紙面から

●平成最後の年明ける
 平成最後となる2019年が明けた。能代山本地方は時折雪が舞う中での年越しとなり、各地の神社や寺院では、1日午前0時に合わせ、地域内外から大勢の参拝者が訪れ、「亥(い)年」も飛躍の一年になるように願いを込めて手を合わせていた。能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)では、31日午後11時45分ごろから若者グループや家族連れが次々と訪れ、拝殿前に長い列を作った。1日午前0時を待ち、参拝者はさい銭を投げ入れ、鈴を鳴らして柏手を打ち、家内安全や学業成就、無病息災、商売繁盛などを祈願。新年のあいさつを交わして、年明けを喜んだ。

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新しい年を迎え、さまざまな願いを胸に参拝する初詣客(能代市御指南町の日吉神社で)

●動き出す洋上風力発電
 世界の再生可能エネルギーで最も伸びている洋上風力発電事業が、能代山本で本格化する見通しだ。八峰町から能代市、三種町にわたる一般海域と能代港の港湾区域で、総合商社や大手ゼネコンなどの3事業者が100基を超す大型風車を建設する計画で、先行する能代港湾区域では今年にも大型事業が動き出す。

●初売り、福袋や縁起物求め
 新年を迎え、能代山本の大型店やスーパーなどでは元日から初売りを行い、福袋や縁起物を求める買い物客でにぎわいを見せた。2日に営業を始めた家電量販店や商店街の各店舗でも特価商品を取りそろえ、1年のスタートを切った。

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元日初売り。多くの買い物客が訪れた福袋・福箱売り場

(能代市柳町の大型店で)

●ナゴメハギ家々回る
 能代市浅内地区に伝わる伝統行事「ナゴメハギ」が大みそかの31日夜行われた。衣装のけらの材料となる稲わらの確保が困難となったため一時は実施が危ぶまれたが、八峰町の農家が提供を申し出たことで無事継続されることになり、地元の青年らでつくる浅内ナゴメハギ保存会(保坂智之会長)の会員らが山の神に扮(ふん)して100世帯余りを回り、住民の1年間の厄をはらった。

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能代市浅内地区の家々を回って厄をはらったナゴメハギ

●雪を踏みしめ元旦登山
 能代山本の各地域で1日、元日登山が行われた。八峰町の真瀬山の会(伊勢均会長)は、同町八森の糠森山(標高208㍍)で恒例の元旦登山を行い、参加者は、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸い込みながら、真っ白な雪景色の中を一歩一歩登り、新しい年への期待を膨らませた。

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眼下に広がる日本海や雪景色を楽しみながら山頂を目指す参加者

●「木都の父」に社業発展祈願
 「木都の父」と呼ばれる井坂直幹(1860~1921年)をまつる能代市御指南町の御指南神社は1日、元旦開扉され、直幹が創業した秋田木材の流れをくむ企業関係者らが参拝し、今年1年の安全や社業の発展を祈った。

●べらぼう太鼓「初響き」
 能代市御指南町の日吉神社で1日、能代べらぼう太鼓(本多直哉会長)が新年最初の太鼓演奏を奉納する「初響き」が行われ、参拝客にとって幸多い一年であるようにとの願いを込めて、会員が打ち鳴らす威勢の良い音と気合のこもった声が境内に響いた。

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能代べらぼう太鼓が迫力ある演奏を奉納、新年の幕開けを景気付け

●新春祝い獅子舞巡る
 三種町浜田地区で1日、「浜田獅子舞愛好会」(清水秀男会長)による新春恒例の獅子舞が行われた。高齢者施設や家々を回り、1年の家内安全や無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)などを願いながら、威勢の良い舞を披露した。同愛好会は、昭和58年の日本海中部地震で暗いムードが漂う地域を活気づけようと発足。独学で獅子舞を学び、翌59年から毎年元旦に合わせて披露している。現在は20~60代の約50人が所属し、地域の正月を代表する行事として定着している。

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無病息災などを願いながら獅子舞を披露

(三種町浜田で)

4日の紙面から

●正月帰省Uターンラッシュ
 年末年始を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。能代山本の駅などは午前中から大きなかばんや土産袋を抱えた帰省客で混雑し、見送りの家族や友人らとの別れを惜しみながら古里を後にした。ピークはきょう4日も続く。

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年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた(JR東能代駅で)

●新規就農者、堅調に推移
 能代山本で近年、新規就農者数が堅調に推移している。国や県の支援事業を背景に、毎年2桁台の若者たちが農業の道を歩み始め、29年度は30人に上った。県外からの移住者や農家の子息など立場はそれぞれ違うが、将来の地域農業を支える存在として期待を受けながら研さんを積んでいる。一方、就農を支援する交付金がなくなっても経営を成り立たせることや就農者同士の仲間づくり、移住者への住居の手配など課題も多く、関係機関が連携しての取り組みの強化が求められている。

●沿岸北部に雪下ろし注意情報
 県は3日、能代山本を含む沿岸北部地域に対し、雪下ろし注意情報を発表した。同地域への注意情報は今季初。期間は4~10日。

●中小企業、景況厳しく
 能代商工会議所が行った昨年10~12月の中小企業景況調査によると、全業種平均のDI値は「売上」がマイナス4・9、「採算」が同18・3、「来期見通し」が同28・6で、いずれも前期(7~9月)より悪化した。経営上の課題として従業員や技術者の確保難を挙げる事業所も多く、管内の企業活動の厳しさが浮かび上がった。DI値は「増加・改善」とする回答の割合から「減少・悪化」とする回答の割合を差し引いた数値。

●能代工高バスケ部がボール始め
 能代工高バスケットボール部のボール始めは3日、能代市盤若町の同校体育館で行われ、今年の練習を本格的にスタートさせた。新チームはOBや引退した3年生たちの胸を借りながらゲームを展開し、全国王座奪還に向けた意気込みを新たに真剣勝負を繰り広げた。

新チームが3年生の胸を借りながらゲームを展開

(能代工高体育館で)

●クアオルト研究会初歩き
 三種町クアオルト研究会(戸嶋諭会長)の「初歩き」は3日、同町鹿渡のことおか中央公園の琴丘クアの古道コースで行われ、約40人が真っ白な新雪に覆われた同公園内や林間、湿地帯を約1時間かけて歩いた。緑の杉の葉で今年の干支(えと)のイノシシを描いた雪上アートが出迎えるサプライズもあり、参加者は和気あいあいと交流しながら歩を進め、今年の健康づくりのスタートを切った。

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楽しく無理なく「初歩き」。木のパワーももらって今年の健康づくりをスタート

●人形焚き上げ厄払い
 藤里町藤琴地区の厄払い式は3日、同町藤琴の浅間神社(広沢洋宮司)で行われた。節目の年を迎えた出席者は神事で厄を落とし、今年1年、健康で過ごせるようにと祈願した。同神社の厄払い式には数え42歳の男性が10人、62歳は8人、33歳の女性5人の合わせて23人が参列し、神事でおはらいを受けた後、各年代の代表者が玉串をささげて無病息災を祈願。神事後、お札や御幣を受け取り、境内の焚(た)き上げ所に移動。人形(ひとがた)に息を吹きかけたり調子の思わしくない体の部分にこすりつけたりしてから火の中に入れて焚き上げ、晴れやかな表情で式を終えた。

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火の中に人形をくべ、厄を落とす参列者

(藤里町の浅間神社で)

●ボーイスカウトが書き初め
 能代市のボーイスカウト秋田第6団(下妻正規団委員長)の恒例行事の書き初めは3日、同市萩の台の願勝寺裏のスカウト会館で行われた。団員たちは今年の目標を墨痕鮮やかに書き上げると、参加者たちの前で発表し飛躍の年にすることを誓った。

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文字のバランスを意識して書き初めに挑戦する団員たち(能代市萩の台で)

5日の紙面から

●官公庁で仕事始め
 能代山本4市町と県、国の出先機関は4日、31年の仕事始めを迎え、職員らが新たな気持ちで業務を開始した。能代市では午前8時40分に大会議室に約100人の職員が集まり、仕事始め式が行われた。斉藤市長は、鳥の雛(ひな)が卵の殻を突いて生まれ出ようとする時、親鳥がその音を聞いて外から殻をついばんで破る禅の言葉「啐琢同時(そったくどうじ)」を紹介し、「われわれの仕事も市民の要望や願いに適時、的確に応えることが大事。さらに幹部職員は自分の部下が仕事、技術を覚えて職員として、公務員として大きな一歩を踏み出そうとしている時、どうすれば一皮むくことができるのかを教えることが役目」と述べた。

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仕事始め式で斉藤市長が職員を前に訓示

(能代市役所で)

●2年ぶり女流本因坊戦/能代市
 能代市の斉藤市長は4日、年頭の定例会見を開き、囲碁の「第38期女流本因坊戦」が同市で開催されることが内定したと発表した。今年秋に実施予定で、夏に正式に決まる見通し。同市では一昨年11月以来2度目の開催で、前回と同じく藤沢里菜(りな)女流本因坊(20)が同市柳町の旧料亭金勇で挑戦者を迎え撃つ。市長は「本因坊のまちとして市を挙げてもてなしし、全国に旧料亭金勇、能代を発信したい」と意気込みを語った。

●今春高卒就職、内定89.8%
 ハローワーク(職安)能代は4日、今春高校卒業予定者の職業紹介状況(昨年11月末現在)をまとめた。内定率は89・8%で、能代山本の事業所は41・8%だった。能代山本の事業所内定率は前年同期比で1・7㌽低下したものの、過去10年で3番目に高い。人手不足から求人数が年々増加する一方で、就職希望者数は少子化で減少傾向が続き、求人倍率は3・23倍で同比0・88㌽上昇している。

●三種、藤里両町で消防出初め式
 新春恒例の消防出初め式が4日、三種町と藤里町で行われた。消防車両のパレードや分列行進を披露し、町長らの観閲を受けた団員たちは、地域の無火災と防災力の向上に気を引き締めた。きょう5日は能代市と八峰町で行われる。藤里町では、町役場前で町消防団員が分列行進と車両パレードを行い、火災と災害のない1年を願い、住民の生命と財産を守る防波堤としての役目を再確認した。式典は町総合開発センターで行われ、団員72人を含めて約100人が参加した。

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消防団員らが堂々とした行進を見せた

(藤里町役場前で)

●日曜がん健診受診を
 仕事や育児、介護などで平日に検診を受けにくい人を対象にした能代市の日曜がん検診は、27日と2月17日に同市緑町のジェイコー秋田病院で行われる。同病院で予約を受け付けている。両日とも受け付け時間は午前7時20分~8時。申し込みは同病院(平日午前11時~午後4時、☎0185・52・3271)へ。

●白神ねぎのJGAP認証取得へ
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)が、白神ねぎのJGAP認証取得に向けて取り組んでいる。食の安全や環境保全に取り組んでいる農場を第三者機関が認める認証で、まずは園芸団地の農家とねぎ部会役員の10経営体が取り組み、来年度中の団体認証を目指す。白神ねぎの安全性とブランドをより強固にし、「選ばれる産地」となることが目的で、東京五輪の選手村の食材として提供することも狙う。

●能代市防犯指導隊が進発式
 能代市防犯指導隊(梶原芳一隊長)の進発式は4日、市役所で行われ、隊員たちが安全・安心の街づくりに向けて意識を新たにした。市防犯指導隊には17人が所属し、年間を通じて街頭啓発活動や青色防犯パトロール車による広報活動などを展開して市民が安心して暮らせる街づくりを目指している。

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新年に向けて意識を新たにした能代市防犯指導隊の進発式(市役所で)

●切石ゲレンデがオープン
 能代市二ツ井町切石の切石ファミリーゲレンデが4日オープンした。積雪は65㌢で全面滑走が可能で、子どもたちがスキーやそり遊びに興じ、雪の中で笑い声を響かせていた。同ゲレンデは切石地区の県道から約1㌔入った場所にあり、ファミリーゲレンデの名の通り、初心者にもやさしいなだらかな斜面が特徴。コース長は約500㍍で250㍍のロープトウを備えている。

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そりに乗って切石ファミリーゲレンデでの「初滑り」を楽しむ子どもたち

 


 

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