16日の紙面から

●ソバの収穫慌ただしく
 能代山本地域で、ソバが収穫期を迎えた。圃場(ほじょう)では農家がコンバインを慌ただしく稼働させてソバを刈り取り、実りの秋に活気を漂わせている。八峰町峰浜の農事組合法人・はっぽう農園(米森雄大代表理事)は、ソバを35㌶で作付けしており、能代山本でも有数の規模。二期作に取り組んでおり、夏ソバは春からの耕起、施肥、播種などを経て7、8月に収穫。その後再び耕起や播種(はしゅ)を行って秋ソバを生産し、9月20日ごろ収穫をスタートさせた。秋ソバは東京の商社を経て製粉会社に販売される。

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ソバが収穫期を迎え、コンバインが稼働(八峰町峰浜で)

●風の松原いこいの広場を整備
 能代市は、同市後谷地の国有林にある「風の松原いこいの広場」を整備する計画を進めている。風の松原の関連団体が使っている用具を保管する倉庫と市民が休憩などで使える交流施設を新設し、森林環境学習の推進とボランティア活動支援を図る。また既設のトイレを水洗化・洋式化し、老朽化したフィールドアスレチックの遊具を改修する大掛かりな事業となる。今年度に基本設計、令和2年度に実施設計を策定し、3~4年度に工事を実施して完成させる。

●バスケミュージアム移転へ
 能代市の斉藤市長は15日、市役所で定例会見を開き、同市畠町通りにある市施設「能代バスケミュージアム」について、中心市街地にある空き店舗にいったん移転して展示スペースの狭あいの解消を図り、将来新設するかどうかに関しては「その後の課題になる」と述べた。

●被災地へ消防援助隊派遣
 台風19号の被災地支援のため、能代山本広域市町村圏組合消防本部は13日、宮城県丸森町に緊急消防援助隊10人を派遣した。河川が氾濫し広範囲で浸水した現地で住民の避難誘導などを行っている。きょう16日に同本部から出動する10人の援助隊と交代する予定。

●終末期がん患者を自宅で
 能代市桧山の能代山本医師会病院(加藤裕治郎院長)は在宅療養支援病院に認定され、10月から、自宅等での療養を望む終末期のがん患者などがその希望をかなえられるよう、医療面からサポートする体制を始動させた。内科医と看護師が定期的に訪問診療を行うほか、内科以外の専門医や訪問看護師との連携、急変時等の臨時の往診で、住み慣れた「家」での療養生活、そして看取(みと)りを支援する。

●松陽、磐城に敗れ初戦飾れず
 第72回秋季東北地区高校野球大会は14、15の両日、盛岡市の岩手県営野球場と花巻市の花巻球場で2回戦6試合と準々決勝を行った。本県第1代表で2年ぶり出場の能代松陽は14日、2回戦で磐城(福島第3代表)と対戦し、先制したものの追加点を奪えず、1─2の逆転負けを喫した。本県勢3校はいずれも初戦で敗れた。
 ▽2回戦(盛岡市の岩手県営野球場)
磐  城000000200 2
能代松陽100000000 1

●「きみまちの里」にQちゃん
 第25回きみまちの里フェスティバルは、19、20の両日に能代市二ツ井町総合体育館を主会場に開かれる。物産フェアときみまち二ツ井マラソンの2本立てで、物産フェアは屋内外合わせて49店舗が出店し、イベントも多彩に展開。20日のマラソンでは、シドニー五輪女子マラソン金メダリストで「Qちゃん」として親しまれる高橋尚子さん(47)をゲストランナーに迎える高橋さんのランニング教室やトークショーも計画している。

●スポレク、息弾ませ広がる笑顔
 能代市教育委員会主催のスポレクフェスタのしろは「体育の日」の14日、同市落合のアリナスをメイン会場に開かれた。市内の親子連れやスポーツ少年団の団員らが参加し、経験する機会の少ないニュースポーツなどに触れながら、和気あいあいと体を動かした。

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参加者が多彩なスポーツ種目を体験したスポレクフェスタのしろ(能代市落合で)

 

17日の紙面から

●来年用年賀はがき搬入
 能代市上町の能代郵便局(高橋りり子局長)に16日、令和2年用年賀はがきが搬入された。社員たちはトラックの荷台から次々と運び出し、11月1日の販売開始に向けて準備を進めた。この日運び込まれたのは、無地やインクジェット紙、寄付金付き年賀はがきなど計52万8千枚。午前9時にトラックが到着すると、社員10人が手分けしてはがきが入った段ボール箱を台車に積み下したり、各郵便局に配送する数量をリストと照らし合わせたりした。

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社員が協力して、年賀はがきの荷下ろしを行った(能代郵便局で)

●中国向け原木輸出再開
 米中貿易摩擦のあおりを受け、能代市の能代港で6月から停滞していた中国向けの原木輸出が16日、4カ月ぶりに再開した。中国拠点で加工し米国に輸出している製品に高率な関税が掛けられるため、取り引きの中断を余儀なくされていたが、中国の生産工場で原木が在庫不足に陥って秋田杉丸太の需要が高まったほか、一部他国へ出荷先を変えたことで輸出が再び動き出した。

●「売上」「採算」さらに悪化
 能代商工会議所が行った7~9月の中小企業景況調査によると、全業種平均のDI(「増加・改善」とする回答割合から「減少・悪化」とする回答割合を差し引いた数値)は、「売上」がマイナス39・0、「採算」が同34・1、「来期見通し」が同37・4で、いずれも前期(4~6月)より悪化した。経営上の課題として、人材確保難や需要の停滞を挙げる事業所が多く、厳しい景況が続いている。

●乳がんと女性外来学ぶ
 能代山本で子育て中の母親らを対象にした講座「乳がん予防&女性外来を学ぼう」は15日、能代市緑町のジェイコー秋田病院で開かれ、子育て真っ最中の母親らが乳がんや早期発見につながるセルフチェックの仕方、検診などについて学び、自分自身の体や健康を見詰め直していた。

●きみまち阪徐々に秋色へ
 能代市二ツ井町のきみまち阪県立自然公園で「紅葉まつり」が開かれている。公園内は徐々に秋色に染まり始め、散策を楽しんだり、風景画を描いたりする人の姿も見られる。26、27日のイベントデーには、色鮮やかな錦絵を楽しむ家族連れなどでにぎわいそうだ。同公園内には、桜やカエデ類などの落葉広葉樹が植栽。秋になると赤や黄色に変わり、切り立つ屏風(びょうぶ)岩や常緑の松などが織り成す景色を楽しめるほか、米代川を挟んで対岸に七座山も眺望できる。

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紅葉まつりが開催中。秋色に染まり始めた園内を散策する人も

●生き生きライフを提案
 能代市の多業種の女性5人が任意団体「の美しロダン」を立ち上げた。手工芸、美容、グラフィックデザインなど、それぞれが携わる仕事を生かし、地方で働くことのやりがいや、生き生きとしたライフスタイルを若い世代に提案することを目標に掲げている。本格的な活動の第1弾として、11月16日に同市海詠坂の能代山本広域交流センターでイベントを企画。手工芸の体験や美容サービス、雑貨・飲食販売など30以上のブースが並ぶ予定。

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11月のイベントに向け、打ち合わせする「の美しロダン」のメンバー

●第四小140周年祝い人文字
 能代市第四小(髙橋直樹校長)の全校児童は15日、グラウンドで創立140周年を祝う人文字を作り、ドローンでの空撮に臨んだ。秋空の下で児童らは晴れやかな表情で140周年の節目を祝った。同校は明治12年7月に榊村広平小として創立。榊尋常小、榊国民学校、榊小を経て、昭和30年に現校名に変更された。現在の校舎は平成22年に完成。昨年度までに1万2463人が卒業した。

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全校児童が創立140周年を祝う人文字を作った(能代市第四小上空で、サンワ興建提供)

●八峰町の住宅地をクマ移動
 16日午前7時30分ごろ、八峰町八森字上家後のホーマックニコット八森店裏で体長約1㍍のクマ1頭が目撃された。現場は国道101号沿いの住宅密集地で、近くでも同じクマとみられる目撃情報があった。町が防災行政無線で注意を呼び掛けたほか、能代署や地元猟友会が周辺の警戒に当たった。けが人はいなかった。

18日の紙面から

●白神アートミュージアム開設
 八峰町八森字八森の写真家、江川正幸さん(65)は、22日に青森県深浦町の十二湖ビジターセンター近くに「白神山地アートミュージアム十二湖館」を開設する。食堂だった建物を借り受け、これまで白神山地などで撮影してきた写真や映像を展示して来訪者と交流したい考え。江川さんは「白神山地などの自然環境の価値を認識し、保護について考える場になってほしい」と話している。見学料は会費として初回に500円。展示だけでなく、写真の販売も行う。見学希望者は事前の連絡を求めている。問い合わせは江川さん(☎090・8250・7555)へ。

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八峰町の写真家、江川さんが食堂として使われていた建物を活用し、22日に「白神山地アートミュージアム十二湖館」を開設

●水稲共済、加入者3割減
 能代山本で今年、農作物共済(水稲)の加入者が大幅に減少した。加入が義務だった当然加入制から任意加入制に移行したためで、昨年は3114経営体が加入したものの、今年は2130経営体まで減った。一方、今年スタートした収入保険制度の加入者数は66経営体にとどまり、県農業共済組合北秋田山本支所(能代市中川原)は「無保険状態」の農業者が現れているとみる。同支所は来年の収入保険制度の申し込みを10、11月に受け付け中で、「毎年のように自然災害が各地で発生している。無保険がなくなるよう取り組む」と話している。

●能代資源と東北電も洋上風力に
 「秋田県北部洋上風力合同会社」の代表社員で大手ゼネコンの大林組(東京)は17日、能代資源(能代市)と東北電力が能代市、三種町、男鹿市沖の洋上風力発電事業に参画すると発表した。ダイニチ(能代市)、中田建設(秋田市)など11社の合弁体制を築いて洋上風力の開発可能性調査を進め、令和6年度以降の運転開始を目指す。

●「持続可能な街」へ提言
 のしろ創生シンポジウム「持続可能な街!」が17日、能代市文化会館中ホールで開かれた。国連提唱の「持続可能な開発目標(SDGs)」推進の一環で、環境に優しいまちづくりに取り組む「SDGs未来都市」「環境モデル都市」に選定された北海道ニセコ町の片山健也町長が基調講演したほか、同市で地域活性・まちづくり活動を続ける若者らの活動報告やパネルディスカッションが行われた。

●起業啓発する環境を
 能代市中心市街地活性化推進協議会の商業分科会(阿部誠座長)の第4回会議は16日、同市畠町の畠町新拠点で開かれ、商業振興の取り組みとして、若い人に起業したいと思わせる環境づくり、イベントなどに訪れた人を商店街へ誘導する取り組み、商店街活性化対策を重点事業に位置付けた。起業意欲を後押しするため、空き店舗利活用促進事業の制度見直しを市に提案することも確認した。

●能代商議所1号議員決まる
 能代商工会議所の選挙委員会(大塚勝栄委員長)は17日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、1号議員(定数40人)の無投票当選を決めた。今月末の任期満了に伴う議員改選は1、2、3号全てが終了。会頭選挙は21日に公告され、25日に立候補を受け付ける。

●冬用タイヤ商戦、性能重視で
 日に日に冷え込みが増してきた能代山本地方。降雪期を前に、自動車用品店などは冬用タイヤを取りそろえて売り込みを図っており、各店では品定めをする住民が目立っている。能代市新山前の自動車用品店では、例年は9月に特設コーナーをつくるが、今年は消費増税前の駆け込み需要を見越して8月後半から冬用タイヤの売り込みを行っている。担当者によると主な価格帯は普通乗用車がタイヤ4本セットで4万~8万円ほど、軽乗用車は2万~5万円ほどで、ホイールも一緒の場合は2万~3万円ほど高くなる。

降雪期に向け、冬用タイヤを取りそろえて売り込み(能代市新山前の自動車用品店で)

●アケビたわわ 紫の実ぱっくり
 街路樹の葉が紅葉し始め、朝晩は冷え込む日も出てきた能代山本地方。里山近くの集落などではアケビが紫色に色づき、住民に秋本番を感じさせている。八峰町峰浜塙の農業、金平武重さん(76)方では、庭に数本あるアケビの木が今年も実を結び、1週間ほど前から収穫し始めた。つるの先に垂れ下がった実が紫色に熟し、ぱっくりと割れて果肉がのぞいているものもある。今月いっぱいは収穫できそうだという。

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秋本番を告げるアケビが熟した

(八峰町峰浜塙で)

19日の紙面から

●三種町でボクサー版の紙相撲
 紙で作った小さな力士を〝土俵〟に乗せ、振動を与えて戦わせる紙相撲。そのボクサー版かつ人間サイズを、三種町の有志が段ボールで完成させた。町をボクシングで盛り上げようと取り組む若者たちが計画し、〝リング〟も杉などで製作した。町民祭に合わせて20日午前11時30分から町琴丘総合体育館で開く「みたねボクシングまつり」で体験できる。主催者は「恐らく世界初の企画。ボクシングに親近感を持ってもらいたい」と参加を歓迎している。

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三種町民有志が制作したボクサーとリング

●能代市の施設 原則全面禁煙へ
 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法の来年4月の全面施行に合わせ、能代市は来年度から市が管理する施設敷地内を原則全面禁煙とする。例外的に認めている本庁舎の屋外喫煙所も使えなくなる。関連条例を一部改正し、今月8日に「能代市の公共施設等における受動喫煙防止対策に関する指針」を策定した。

●台風19号の被災地に市職員を派遣
 台風19号の被災地支援のため、能代市は18日、広域的な断水が発生している福島県いわき市に給水車1台と職員2人を派遣した。21日まで給水支援に当たる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設がある自治体が連携する「銀河連邦」の構成市で能代市と友好都市関係を結ぶ宮城県角田市と長野県佐久市からも応援要請があり、19日から派遣する職員の激励会も開いた。

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いわき市への派遣で斉藤市長から激励を受ける職員(能代市役所で)

●郡3町と県山本局が意見交換
 県山本地域振興局と山本郡三町連絡協議会の行政連絡会議は17日、藤里町藤琴のホテルゆとりあ藤里で開かれ、今後の県の主要施策や地域課題などについて情報交換した。互いの業務の情報交換を目的に毎年開いている会議で、同振興局と藤里町、八峰町、三種町の幹部職員ら約40人が出席。協議会会長の佐々木藤里町長が「各町の発展、振興のきっかけになるよう幅広い情報、意見交換会の場にしたい」とあいさつした。

●中学生いじめ、非行の防止訴え
 第22回能代市少年防犯弁論大会は18日、同市能代東中で開かれ、市内中学校の代表生徒が日常生活から感じた非行防止や防犯への考えを述べた。最優秀賞に二ツ井2年の豊澤心優(みゆう)さんの「虐待は日常に潜む」が選ばれた。

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相手を思いやる心の大切さを訴えた豊澤さん(能代市能代東中で)

●高齢者がユニーク種目に奮闘
 能代市老人クラブ連合会(小林一成会長)の第40回健康づくりスポーツ大会は18日、市総合体育館で開かれた。老人クラブ会員が11地区に分かれて輪投げや玉入れ、デカパンペアなどユニークなリレー種目に挑戦、優勝旗奪取を目指しながらも、体を動かす心地よさを楽しみながら交流した。

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ユニーク種目でスポーツの秋を満喫する参加者たち

●二ツ井にトリミングサロン
 能代市二ツ井町三千苅にトリミングサロン「ドッグクラフト」がオープンした。北海道で10年間、トリマーの経験を積んだ畑山伸也さん(31)=同町種字外面=が地元で念願の独立開業を実現。安心と信頼を第一に、お客さんと愛犬が喜ぶ店づくりを目指す畑山さんは「トリミングサロンを通して、街の活性化にもつながれば」と語り、地元商店街に新しい風を吹き込んでいる。

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「ワンちゃんが楽しく健やかに過ごせるように」と語る畑山さん

●常盤小、27日に閉校式
 今年度末で144年の校史にピリオドを打つ能代市常盤小(八代英樹校長)の閉校記念式典は、27日午前10時から同校体育館で行われる。式典に先立って同校は、20~24日までの5日間、アルバム展示会を開く。明治42年から現在までの学校行事や旧校舎、学級写真など約50冊分を準備している。時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同校(☎0185・59・2004)へ。

 

20日の紙面から

●Qちゃんがランニング教室
 第25回きみまちの里フェスティバル「二ツ井きみまちマラソン」(20日)のゲストランナーを務めるシドニー五輪女子マラソン金メダリストで「Qちゃん」の愛称で親しまれる高橋尚子さん(47)によるランニング教室が19日、能代市二ツ井町総合体育館で開かれた。中学生から一般までの約250人がランニングのポイントや準備体操の必要性などを学び、高橋さんとのトレーニングを楽しんだ。高橋さんは20日の二ツ井マラソンで10㌔のほか、4㌔とハーフにも出走する予定。午後0時10分からはトークショーを行う。

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中学生から一般まで約250人が参加した高橋尚子さんのランニング教室

●きみまちの里フェス開幕
 きみまちの里フェスティバルの物産フェアは19日、能代市二ツ井町総合体育館周辺と同体育館サブアリーナで始まった。初日はあいにくの雨に見舞われたが、家族連れや小中学生らが屋台村での食べ歩きやステージイベントなどを楽しんだ。20日まで。 

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きみまちの里フェスティバルが開幕。あいにくの雨に見舞われ、会場は傘の花が広がった

●「火力村」簡易住宅撤去し更地に
 東北電力能代火力発電所3号機の工事関係者用に能代市浜通町に建てられた簡易住宅「コンテナハウス」が全て撤去された。市内の宿泊施設不足に対応して平成29年1月に長屋を20棟整備し、全国各地から集まる作業員や外国人労働者が利用した「火力村」。飲食や日用品の購入などで地域への経済波及効果に貢献してきた。3号機のメイン工事を終え試運転が始まったのに合わせ、6月で「仮設住宅群」の供用は終了し、今月上旬に広大な民有地が更地に戻った。

●元気塾が10周年記念イベント
 藤里町のNPO法人ふじさと元気塾(藤原弘章理事長)の10周年記念イベントは19日、町総合開発センターで行われた。パネルディスカッションなどで活動を振り返りながら、これからの地域活性化のため何ができるかなどを考えた。

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今後の活動を考えた元気塾10周年イベント(藤里町総合開発センターで)

●作品展示やステージ/三種町民祭
 第14回三種町町民祭は19日、琴丘総合体育館で始まった。児童生徒や一般の多彩な文化作品の展示や企業展、ステージ発表、餅まきなど多彩なプログラムを繰り広げ、雨の中を訪れた人たちが食も楽しみながら文化の秋に浸った。最終日の20日は、タレントの松村邦洋さんによるものまねショーなどが行われる。

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作品展示や団体のPRコーナーなどが開設されにぎわいを見せた

●八峰町の〝宝探し〟へ隊員募集
 八峰町商工観光連携会議は、町内で埋もれている「宝」を発見し、地域資源として磨き上げようと、「八峰町の“宝”見つけ隊」を立ち上げる。町外の人を対象に、活動に協力してくれる隊員を今月末まで募集している。隊員は書類選考で決めることにしており、応募用紙は商工会のホームページからダウンロードできる。締め切りは31日。問い合わせは白神八峰商工会(☎0185・77・3161)へ。

●JR能代駅で「秋の音楽祭」
 JR能代駅(梅田克教駅長)のイベント「秋の音楽祭」が19日、能代市元町の同駅前で開かれ、ソウルや演歌など幅広いジャンルのアーティスト、バンドがステージを繰り広げたほか、地元食の屋台も出店するなどし、訪れた人々が楽しいひとときを過ごした。

多彩なジャンルの音楽を楽しんだ秋の音楽祭(JR能代駅前で)

●児童のアイデア光る〝発明品〟
 第47回能代市山本郡児童生徒創意工夫展は19日、市子ども館で始まり、子どもたちが豊かなアイデアを生かして作り上げた“発明品”が、来場者の関心を集めている。能代山本教育研究会理科部会(部会長・加藤正嗣八竜中教頭)主催。能代山本の児童生徒にものづくりの経験と創意工夫の楽しさを味わわせ、観察力、創造力を育もうと毎年開催。今年度は17小学校から89作品が寄せられ、18日に同館で行われた審査で入賞作品12点を決めた。会期は20日まで。時間は午前9時~午後2時。入場無料。

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小学生たちの力作が並ぶ創意工夫展(能代市子ども館で)


 

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