2019年12月

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1日の紙面から

●シクラメン、季節に彩り
 冬を代表する花・シクラメンが見頃を迎えている。サクラソウ科の多年草で観賞用として人気を集め、色鮮やかな花が師走の季節に彩りを添えている。能代西高(藤田仁志校長)では毎年、農業実習の一環として生徒たちが花を栽培。学校敷地内の温室では赤や白、ピンクといった美しい花びらを付けたシクラメンが咲き誇っている。

色鮮やかに咲き誇り、師走に彩りを添えるシクラメン(能代西高で)

●洋上風力発電事業で説明会
 大手ゼネコンの大林組(東京)が能代市、三種町、男鹿市の沖合で計画する秋田県北部洋上風力発電事業の法定説明会が30日、能代市と三種町で開かれ、計56基の風車を能代市浅内沖と三種町八竜沖に20基ずつ、男鹿市若美沖に16基配置する計画を示した。岸からの距離や景観への影響、羽根の風切り音を心配する意見が相次いだほか、雇用や産業創出の面から行政や企業側が強調する地域への経済波及効果に疑問を投げ掛けた。

●季節ハタハタ求めて列
 八峰町沿岸で季節(沿岸)ハタハタ漁が本格化したことを受け、県漁協北部支所は30日、同町八森の八森漁港で直売を行った。町内外から大勢の消費者が訪れ、用意した3・5㌧が約2時間で完売した。同支所は今後の実施について「水揚げ状況を踏まえて検討する」としている。

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季節ハタハタの直売に大勢の消費者が詰め掛けた(八峰町の八森漁港で)

●岸壁に釣り人ずらり
 八峰町の八森、岩館両漁港周辺で、季節ハタハタを狙う釣り人が増えてきた。30日は両漁港の岸壁で大勢の人が釣り糸を垂れ、当たりを楽しんでいた。同町の八森漁港では、早朝から岸壁に陣取る姿も見られた。能代市から訪れた男性は午前4時にサビキ釣りを開始し、6時間ほどで約50匹を釣り上げた。

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ハタハタの接岸が本格化した漁港で、釣りを楽しむ人たち(八峰町の八森漁港で)

●有効求人倍率1・66倍
 ハローワーク(職安)能代が発表した有効求人倍率(10月)は、常用(フルタイムとパート合計)が1・66倍で前月から横ばいだった。依然として県平均(1・49倍)を上回り、事業所の人材確保難が続いている。

●県都でステンドグラス展
 能代市二ツ井町のステンドグラス作家、油井日出男さん(65)の個展が秋田市保戸野の「ギャラリーあい」で開かれ、色とりどりのガラスを組み合わせた作品が鮮やかな光を放ち、来場者の目を楽しませている。10日まで。時間は午前10時~午後6時。水曜日定休で、入場無料。土・日曜日は油井さんが会場にいる。問い合わせは同ギャラリー(018・864・7294)へ。

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色とりどりのステンドグラス作品が並ぶ油井さんの個展(秋田市保戸野のギャラリーあいで)

●大山園茶舗、80年余の歴史に幕
 能代市万町の茶葉・茶道具販売「大山園茶舗」が30日で店頭営業を終了した。店主の大山義男さん(80)と、二人三脚で店を支えてきた妻由美子さん(73)とも高齢となり、82年に及ぶ老舗の歴史に幕を下ろす決意をした。2人は「ほっとする気持ちと、寂しい気持ちが半分ずつ」と口をそろえた。昭和12年7月に先代の喜代治さん(故人)が同市上町で創業。長男の大山さんも20代の頃から店に立ち、由美子さんも明るい笑顔と丁寧な接客で盛り立ててきた。今後も在庫がある限り、購入の求めに応じるという。問い合わせは同店(☎0185・52・2420)へ。

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大山園茶舗の82年の歴史に幕を下ろした大山さんと、妻の由美子さん(能代市万町で)

●千葉さん(八峰町)に県芸術文化章
 県芸術文化協会(野口裕子会長)の今年度県芸術文化章が決まり、能代山本関係では書道の千葉涼翠さん(76)=本名・良一、八峰町八森中浜=が選ばれた。書道の指導と普及、後進の育成をはじめ、書作家として意欲的な作品を発表していることなどが評価された。今年度県芸術文化章は、県内の7人が受章。授章式は、18日午後1時30分から秋田市の秋田キャッスルホテルで行われる。


2日の紙面から

●天杉で干支の飾り扇子
 八峰町八森字中浜の創作木工芸「木肌のぬくもり社」(須藤奈津子代表)で、天然秋田杉に来年の干支(えと)「子」(ね)の絵柄を彫る飾り扇子づくりが行われている。新年に向け、須藤さん(37)らが手作業に励んでいる。飾り扇子は、厚さ1㍉にした天然秋田杉の板を17枚張り合わせ、繊細な透かし彫りを施して絵柄を浮かび上がらせる。価格は、立て掛け台付きで1個6600円(税込み)。問い合わせは同社(☎0185 77・2236)へ。

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来年の干支「子」が題材の飾り扇子を作る須藤さん(八峰町八森の木肌のぬくもり社で)

●シイタケの「安心・安全」PR
 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)は今冬、国産の菌床(ほだ)でシイタケを生産していることを示すマークを、新たにパッケージに取り入れる。輸入量が急増している中国産の植菌済み菌床でシイタケを生産し「国産」として販売するケースが県外で増え、単価が安く引っ張られるとして産地の脅威となっている。マークを導入・発信して差別化を図ろうと、現在デザインを制作中で、同JAは「安全・安心なシイタケを選んでもらいたい」と話している。

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シイタケに取り入れようとしているマークのデザイン案

●グリーンメッセ縄文が統合へ
 三種町鹿渡の道の駅ことおか内で直売施設グリーンぴあを運営するグリーンメッセ縄文(鎌田敦子会長)は、体験学習物産館・サンバリオを運営する株式会社さんばりお(代表取締役・田川町長)へ来年4月に組織統合される見通しだ。両施設の管理主体を一本化することで利便性向上やコスト削減につなげることが目的で、統合後もグリーンメッセ縄文は農産物の供給を続ける。

●能代市の議会改革は低迷
 早稲田大マニフェスト研究所の招へい研究員を務める青森中央学院大の佐藤淳准教授(行政学)の講義「議会改革第2ステージ~対話で創る議会からの地方創生~」が先月29日、能代市中央公民館で開かれ、能代市議会は議会改革が他市町村より遅れていることを指摘した。同市議会は、同研究所がまとめた昨年度の「議会改革度ランキング」で全国1449地方議会のうち802位で、「厳しい状況」と酷評した。

●白神ねぎ5年連続10億円突破
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)管内で生産されている「白神ねぎ」の今年度販売額が、5年連続で10億円を突破した。先月25日現在の販売額は11億1402万円で、集荷所には次々とネギが集まっている。一方、干ばつの影響で夏ネギの細物傾向が続いたことなどから販売額は昨年同期を下回り、目標の16億円の達成は厳しさが漂うが、同JAは「最後まで諦めずに出荷する」、ねぎ部会は「昨年並みの15億円に近づけるよう頑張る」と話している。

●高齢選手もはつらつバスケ
 「バスケットボールの日」(12月21日)を前に、能代市は先月30日、同市落合のアリナスでバスケイベントを開いた。市内外のシニアチームや、市内のミニバススポーツ少年団が試合を行い、はつらつとしたプレーを展開しながら交流を深め合った。バスケは、1891年に米国でジェームズ・ネイスミス博士が考案し、同年12月21日に世界で初めて試合が行われたとされる。このため、同日は「バスケの日」となっている。

メインのシニアの部は県内外チームが熱戦を展開(能代市落合のアリナスで)

●在宅療養支援へ連携を
 ICT(情報通信技術)を活用し、情報共有・連携して在宅での療養生活を支えるナラティブブック秋田(NB秋田)の一般市民向け説明会は先月30日、能代市文化会館練習室で開かれた。参加者は、講演や、能代山本でNB秋田を利用している事例の発表を通して、満足して最期を迎えられる人生をかなえるための情報共有・連携を考え、NB秋田の有用性、課題に触れた。

●三種町のカフェで子供食堂
 三種町森岳字石倉沢のカフェ・リエゾンで1日、子供食堂(そらまめ食堂)が開かれ、町内の親子らがみそ造りに挑戦したり、カレーライスを食べたりしながらにぎやかなひとときを過ごした。毎月第1日曜日に開くことにしており、親子や大勢での会食を楽しむ場として参加を呼び掛けている。

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子供食堂が開店、カレーライスを味わう前にみそ造りを楽しむ親子

3日の紙面から

●イルミ 冬の街を幻想的に
 能代市庁舎の「さくら庭」でイルミネーションが点灯され、周囲に幻想的なムードを放っている。今年も約7万個のLED(発光ダイオード)電球を5本のソメイヨシノの枝や幹、庁舎の柵などに張り巡らせ、1日に点灯を開始。トナカイやシロクマなどをモチーフにした電飾とともに白、黄、オレンジ色の柔らかな明かりがともされ、来庁者の目を楽しませている。点灯は午後5時~10時。来年2月29日まで。

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イルミネーションがともり、幻想的な雰囲気に包まれた能代市庁舎

●伊徳、元日は全店舗休業に
 能代山本でスーパー6店舗を展開する伊徳(本社・大館市)は、来年1月1日を休業とすることを決めた。人手不足が深刻化していることを踏まえ、従業員の労働環境の改善を図って人材確保につなげたい考え。本県と青森県の全26店舗で実施する予定で、店内では元日休業を周知して理解を求めている。

●高校生10月末で内定86・6%
 ハローワーク(職安)能代は2日、来春高校卒業予定者の職業紹介状況(10月末現在)を公表した。内定率は86・6%で前月より5・5㌽上昇し、過去10年間の同時期で2番目の高さ。一方、能代山本への内定率は39・8%にとどまっている。未内定者の9割(23人)が県内就職を希望しており、同職安は「学校、企業と連携を深め、生徒の就職支援を強化する」としている。

●若者の流出に歯止めを
 「能代市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」は2日、市役所で開かれ、産学官の委員20人を委嘱し、委員長に県立大木材高度加工研究所教授の山内繁氏を再任した。委員からは、子育て支援などの施策をさまざま展開しても若者が流出する現状に歯止めをかけなければ問題の根本的な解決にはならないとする意見が出た。

●木高研新所長に高田教授
 県立大は2日、能代市海詠坂の木材高度加工研究所の新所長に同研究所教授、高田克彦氏(58)の就任が決まったと発表した。任期は令和2年4月から2年間。現所長の林知行氏(67)は、今年度末で定年退職する。新所長は、先月20日に開いた役員会で決まった。

●自然素材でXマスリース
 クリスマスに彩りを添えようと、能代山本各地でリース作りの講座や教室が開かれている。八峰町八森の白神ふれあい館では1日、同館周辺の豊かな自然から集めた素材を使ったクリスマスリース作りが行われ、さまざまな種類の木の実を思い思いに組み合わせ、温(ぬく)もりあふれるリースを完成させた。

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自然素材をふんだんに使い、クリスマスリースを作る参加者たち(八峰町八森の白神ふれあい館で)

●わにさんマーケットオープン
 三種町森岳の果樹農家、鰐田賢彦さん(39)と妻・美千子さん(35)が2日、食料品や雑貨を購入できる店舗「わにさんマーケット」を地区中心部でオープンさせた。買い物に困っている地域の高齢者を手助けしようと、空き店舗を活用して開業し、野菜や果物、手作り雑貨などを多彩に販売。初日から多くの住民が足を運び、会話を弾ませながら買い物を楽しんだ。鰐田さんは「地域の人が立ち寄って楽しむ場所にしたい」と話している。営業時間は午前10時~午後6時で、日曜日定休の予定。

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自分たちの店舗をオープンさせた鰐田さん夫妻

●桧山川沿いの桜 冬に開花
 初冬にサクラ咲く──。能代市扇田地内の桧山川沿いの桜の木が花を咲かせ、住民を驚かせている。1日午前、散歩をしていた近所の男性(65)が薄ピンク色の花が咲いているのを見つけた。桜の木は扇田地区まちづくり協議会が景観整備のため平成19年に植栽したもので、八重桜の一種とみられる。

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季節外れ桜が開花(能代市扇田で)

4日の紙面から

●冬囲い 風雪から庭木守る
 本格的な積雪を前に、能代山本地方の民家などでは厳しい風雪や冷気から庭木を守ろうとむしろを巻いたり、雪つりしたりと冬囲い作業が急ピッチで進められている。能代市シルバー人材センター剪定(せんてい)班(佐々木直一班長)のメンバーは3日、同市河戸川の民家の敷地内で会員6人がクロマツやドウダンツツジなどの冬囲い作業に取り組んだ。枝が広がらないように縄で縛ったり、雪で枝が折れないように丁寧にむしろで全体を囲った。またクロマツには雪つりが施され、会員が息を合わせて支柱を立て、縄の長さを調整した。

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本格的な積雪を前に冬囲い作業が急ピッチで進められている(能代市河戸川で)

●訪問団、ヨルダンと相互理解深め
 能代市の12月定例議会は3日開会し、会期を18日までの16日間と決めた後、今年度一般・特別会計補正予算案など27件を上程し、斉藤市長が行政報告を行って散会した。行政報告で市長は、2020年東京五輪・パラリンピックのホストタウン事業の一環で行う中東ヨルダンへの訪問について「同国との相互理解を深め、事業を推進したい」と意気込みを述べた。イオンモール(千葉市)が出店を計画するイオン新能代ショッピングセンターに関しては、イオングループが「令和2年春以降の建築着工、3年中の開店を目指している」ことを明らかにした。                         

●季節ハタハタ新たな群れか
 県漁協北部支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁は3日、八峰町の八森、岩館両漁港と能代市の能代港で合わせて7・8㌧の水揚げがあった。先月29日の20㌧に次ぐ漁獲量で、新たな群れの接岸と受け止める漁業者もいる。日の水揚げは八森で4083㌔、岩館で3135㌔、能代で609㌔だった。

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刺し網から季節ハタハタを外す漁業関係者(八峰町八森字岩館向台で)

●藤里町議選 3月22日に投開票
 藤里町選挙管理委員会(淡路和春委員長)は2日、町役場で開かれ、任期満了に伴う町議選の日程を、来年3月17日告示、22日投開票とすることを決めた。同町議会議員(定数10)の任期は来年3月30日まで。立候補予定者説明会は、2月18日を予定している。2日現在の有権者数は男1393人、女1508人の合わせて2901人。

●田川町長、不適正事務処理を陳謝
 三種町12月定例議会は3日開会し、会期を13日までの11日間と決めた後、田川町長が行政報告を行い、地方創生交付金を活用した事業で不適正な事務処理が判明したことを陳謝した。平成28~30年度に行われたジュンサイ振興関連の地方創生交付金事業の中で、議員からずさんな会計処理の実態があると指摘されたことを受け、町は内部調査。その結果、関係条例や財務規則に定められた手続きを経ていないものや、交付金の実績額に誤りがあることが判明。過大に受け取っていたとして、72万4千円の返還金を今定例会の今年度一般会計補正予算案に計上している。

●二ツ井小で10日 「弁当の日」
 能代市二ツ井小(佐藤潔校長)は、子どもたちが自分の力で弁当を作る「弁当の日」を実施する。弁当作りを通して周囲への感謝や自立心を育てる取り組みで、全国各地の小中学校などで展開。同校では10日に6年生が自分で作った弁当を持参して交流会や授業を行うほか、「弁当の日」提唱者で香川県の元小学校長、竹下和男氏(70)の講演会を開く。時間は午前11時30分~午後2時50分を予定。関心のある人に来校を呼び掛けている。

●軽トラで移動スーパー
 高齢者や自宅からスーパーが遠い〝買い物難民〟を支援しようと、能代市二ツ井町飛根の畠山和憲さん(47)が移動スーパー・買い物代行「畠山商店」を、9日にスタートさせる。二ツ井地域を中心に、能代山本地区を軽トラックで巡回。自宅の玄関先まで食料品や日用品を届けながら、高齢者の見守り活動も行う。畠山さんは「『御用聞き』『見守り役』として、頼られる存在になりたい」と話している。

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買い物代行サービスも行う移動スーパー「畠山商店」。生鮮品は地場産にこだわり、自宅玄関まで商品を届ける

●たすけあい運動 善意呼び掛け
 12月に入り、歳末たすけあい・海外たすけあい運動が各地で行われている。能代市能代地域では3日、市赤十字奉仕団(石川鋭子委員長)が大型店など4カ所で海外たすけあい募金活動を展開し、買い物客らに協力を呼び掛けた。

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能代市赤十字奉仕団が海外たすけあい運動を実施(いとく能代南店で)

 

5日の紙面から

●八峰町ほぼ全域が停電
 4日午後6時59分、八峰町で大規模な停電が発生した。東北電力送配電カンパニー秋田支社によると、同町のほぼ全域に及ぶ約4800戸のほか、能代市坂形地区でも約100戸が停電した。今回の停電は八森変電所への送電線の不具合が原因とみられる。同10時前後には峰浜側から徐々に復旧を始めた。冬型の気圧配置が強まり気温も冷え込んだ夜間の停電に、住民からは「早く復旧してほしい」と切実な声が聞かれ、寒さをしのぎながら不安な夜を過ごした。

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停電を受けストーブや燃料の灯油の準備を急ぐ福祉施設職員(4日午後7時50分ごろ、八峰町峰浜水沢の松波苑で)

●育児と仕事の両立目指す
 藤里町の藤里版ローカルベンチャー推進協議会(会長・佐々木和繁副町長)は、子育て中の女性を対象にワークシェア事業「藤里版しごとづくり・働き方推進プロジェクト」をスタートさせた。地域の事業者から請け負った業務にチーム作業を基本に励み、無理のない育児と仕事の両立を目指す。現在11人が登録している。女性の多様な働き方を支援する非営利型株式会社・ポラリス(東京都調布市、大槻昌美代表取締役)の協力も得て、ノウハウを学びながら女性が安心して暮らし、働けるまちづくりにつなげたい考え。

●轟ネオファームに東北局長賞
 今年度の東北農政局土地改良事業地区営農推進功労者として、ネギや大豆などの生産に励んでいる能代市の轟ネオファーム(高橋裕代表理事)が選ばれた。4日に選定結果が発表された。表彰式は、11日に仙台市内で行われる。

●大塚さん(能代)農事功績者に
 大日本農会の農事功績者表彰で、能代市河戸川の大和農園代表取締役の大塚和浩さん(58)が、野菜部門で緑白綬有功章に輝いた。JAあきた白神ねぎ部会長を長く務め、地域農産物のブランド化や効率的で持続可能な農業経営など、農事改良と地域農業への貢献が評価。先月の表彰式では、総裁を務められる秋篠宮さまご出席の下、受章者を代表して謝辞を述べた。大塚さんは「農業を通じて『幸せ』をつくろうと続けてきた。今後も尽力したい」と話している。

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大日本農会の農事功績者表彰に選ばれた大塚さん

●県北の集落農業法人が研修会
 県山本地域振興局など主催の県北ブロック集落型農業法人研修会は2日、能代山本で開かれ、参加者が法人間連携の現状などに理解を深めた。県北の各振興局や能代山本農業法人連絡会などの共催。能代市や三種町、北秋田市などの農業法人や認定農業者、関係機関など約40人が参加した。

●シニアチアダンス、全国3位
 全国のシニアチアダンスチームが活動の成果を披露し合う「シニアチアフェスタ2019」はこのほど、横浜市市民文化会館関内ホールで開かれ、本県から唯一参加した能代市のNSD101が3位に当たる「審査員特別賞」を受賞した。初出場での快挙にメンバーは喜びに沸いている。

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シニアチアフェスタ2019で審査員特別賞を受賞したNSD101(大瀧賢一さん提供)

●県北高校総体、能代で3競技
 県高体連県北支部(支部長・菅原勉大館鳳鳴高校長)の評議員・理事・専門委員長後期合同総会は2日、大館市の上川沿公民館で開かれ、来年度の県北地区総体の日程などを決めた。大会日程・会場案によると、来年度県北地区総体は5月8~11日までの4日間、バスケットボールや陸上競技など15競技と定通部を集中開催。水泳は6月、夏季スキーは8月、駅伝は7月に行う。能代山本の会場は、バスケットボールが能代市二ツ井町総合体育館と同市落合のアリナス、ソフトボールと空手道が能代松陽高となっている。

●新年へ手帳・日記ずらりと
 能代市内の書店や大型店の書籍コーナーなどでは、来年に向けて手帳や日記、カレンダーを買い求める人でにぎわいを見せている。昨年は新元号が不明で西暦のみの表記が目立ったが、5月に「令和」に変わったことで、商品には再び西暦と元号の併記が見られるようになった。

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書店などには来年用の手帳や日記が並び、年の瀬を感じさせている(能代市畠町で)

 


 

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