26日の紙面から

●柳町商店街に令和ポスター
 能代市柳町商店街振興組合(塚本正理事長)は25日、新元号「令和」への改元が間近に迫ったことを踏まえ、商店街に奉祝ポスターを張り出した。来月29日まで掲示することにしており、同組合は「商店街を訪れる人が少しでも明るい気持ちになってくれれば」としている。ポスターは縦75㌢、横25・5㌢。黒字で「令和」と記した上部に赤字で奉祝の文字を添えた。同商店街のアーケードの支柱計45本に2枚ずつ掲示。25日は、組合会員の商店主や大型店の店員ら約15人が作業に参加した。

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商店街アーケードの支柱に改元の奉祝ポスターを掲示(能代市柳町で)

●八峰風力発電所が開所式
 準大手ゼネコンの前田建設工業(東京)が八峰町峰浜沼田の海岸に建設し2月に運転開始した「八峰風力発電所」の開所式が25日、現地で行われた。高さ130㍍超の大型風車7基が海岸線に沿って建ち並び、1基当たりの出力は能代山本で最大規模の3200㌔㍗。同町で大型風車が商用運転するのは初めてで、東北電力に20年間売電する。

●高橋尚子さんと一緒に走ろう
 第25回きみまちの里フェスティバル実行委員会(会長・斉藤市長)の総会が24日夜、能代市二ツ井公民館で開かれた。今年の同フェスを10月19、20日、きみまち二ツ井マラソンは20日に開催することを決めた。25回目の節目となる今年は、マラソンのゲストランナーにシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(46)を迎える。

●能代山本の人口7万6704人に
 県調査統計課がまとめた4月1日現在の人口と世帯数によると、能代山本の人口は7万6704人で前月から445人減少した。対前月比減は167カ月連続。世帯数は3万1800で76減少した。能代市の人口は5万1210人で前月から302人減。山本郡は2万5494人で143人減。藤里町は3053人で15人減、三種町は1万5732人で85人減、八峰町は6709人で43人減だった。

●郡市消防競技大会は7月28日
 第72回県消防協会能代市山本郡支部評議員会は20日、三種町森岳のホテル森山館で開かれ、今年度事業計画を決めた。郡市消防競技大会は、7月28日に能代港下浜ふ頭で開き、県大会(8月24日・由利本荘市)の出場チームを選考する。また、役員の任期満了に伴い、支部長に中田潤氏(能代市消防団長)を再選した。

●平成最後の一・二中定期戦熱く
 能代市野球協会(後藤健会長)主催の能代一中と能代二中による野球定期戦は25日、同市の能代球場で行われ、選手たちがはつらつとプレーした。平成最後の伝統の一戦は、能代二が能代一を3─0で下した。平成の成績は、能代一7勝、能代二20勝。引き分けと中止が各2回あった。今年で69回を数え、「一・二中定期戦」の名で市民に親しまれている伝統の一戦。両校の開校記念日の5月1日に行うのが慣例だが、今年は、新天皇が即位する5月1日が休日(祝日)となることから、両校が話し合いを重ねて実施日前倒した。

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全校生徒の応援を受け、白熱の試合を繰り広げた野球の一・二中定期戦(能代市の能代球場で)

●高速道での事故に備えて訓練
 高速道路での交通事故など緊急事案に備え、県警と、県内の国交省の河川国道事務所合同の訓練が各地で行われている。24日は能代市浅内の能代南防災ステーション前で訓練が行われ、参加者が有事に備えて適切な対応を確認した。訓練には県警高速道路交通警察隊、国交省能代河川国道事務所、能代署、道路維持業務に当たる塚本商会から20人余りが参加して行った。

高速道路上での事故の対応を確認した訓練

●秋田杉で五月人形作りに挑戦
 能代市河戸川の木の学校で24、25の両日、今年度最初の「木工教室」が開かれた。合わせて24人の受講者が秋田杉を使った五月人形作りに挑戦し、木との触れ合いを楽しんだ。教室は来年2月まで全11回・計18日間を計画している。

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秋田杉を使った五月人形作りを楽しむ受講者(能代市の木の学校で)

 

27日の紙面から

●店舗前の花壇にビオラ植栽
 能代市の柳町女性会(大谷直子会長)は26日、柳町商店街で花の植栽を行った。店舗前の花壇に色鮮やかなビオラを植え、景観美化に努めた。同商店街での花の植栽は、気分良く買い物をしてもらおうと毎年実施。「コメリ緑資金」の助成金を活用し、黄やオレンジ、紫といった色とりどりのビオラ518株を用意した。

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柳町商店街を花で美しくとビオラを植栽

●新イオン造成 工期を延長
 イオンモール(千葉市)は、能代市鰄渕の秋田自動車道能代東インターチェンジ付近に建設を計画する「イオン新能代ショッピングセンター」で実施している造成工事の工期終了予定を今月末から来年11月末に延期した。26日付で市に開発行為の届け出を提出した。同社は軟弱地盤の対策工法を施してきたが「沈下が収まらず収束にまだ時間を要する」と遅延の理由を説明する。造成は1年7カ月延び、建築工事の着工や開業時期は依然未定のままだ。

●2年後青果物販売額25億に
 JAあきた白神の青果物生産振興連絡協議会(畑山悦雄会長)は25日夜、能代市柳町のプラザ都で開かれ、JA側が青果物の昨年度販売実績と今年度販売計画を説明した。販売額は今年度に21億円、再来年度に25億円を目指すとし、ネギや山ウド、スナップエンドウ、シシトウなどの新規作付け誘導に取り組む。各部会からは資材価格を抑える取り組みや、指導員のより緊密な巡回指導を求める声が上がった。

●高卒就職5年連続内定率100%
 ハローワーク(職安)能代によると、今春高校を卒業した生徒の就職内定率は、3月末までに100%に達した。希望者全員が内定したのは5年連続だが、内定先のうち能代山本の割合は44・4%にとどまった。地元求人数が392人と過去最多だったのに対し、就職者数は87人で充足率は22・2%。多くの業種で将来を担う若い人材の確保が困難な状況が浮かび上がった。

●「街なか温泉」定着
 能代市二ツ井町下野家後の市高齢者ふれあい交流施設「ゆっちゃん」の30年度利用者数は6万1808人だった。前年度比で0・50%増とほぼ横ばいだったが、3年連続で利用者6万人超を維持した。1日平均200・7人が利用している計算で、二ツ井地域の「街なか温泉」として、高齢者を中心にリピーターを獲得している。

●能代宇宙イベント8月15~23日
 全国の宇宙工学を学ぶ学生たちが能代市に集う第15回能代宇宙イベントの実行委員会(前田恵介実行委員長)は26日、市中央公民館で開かれた。今年は8月15~23日の9日間の日程で開催することを決定し、おおまかなスケジュールを確認した。第15回記念事業は8月17日に市文化会館で行うこととし、模型展示や講演会などを予定している。

●学校は一部除き10連休
 能代山本の小・中学校や高校は、きょう27日から5月6日までのゴールデンウイーク期間中、一部を除き10連休となる。連休といっても中学生や高校生は部活動練習や大会に参加したり、進学希望者を対象にした模擬試験を行う高校もあり、「完全休業」とはならない生徒も少なくないようだ。過去に例のない長い連休だが、各校とも年間の授業時数は確保できるとして、夏休みなどの長期休みを短縮するといった措置は予定していない。

●統合後を見据え学科選択
 2021年度に能代工高と能代西高による「能代地区専門系統合校」が開校するのを控え、両校では1年生を対象にした学科選択のオリエンテーションや体験授業が行われている。能代西高(藤田仁志校長)では23、24の両日、1年生53人が生物資源科と生活福祉科のオリエンテーションと体験授業に参加した。生徒たちは将来の夢を考えながら、それぞれの学科について理解を深めた。

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オリエンテーションで各学科の目標や特色などを紹介(能代西高で)

28日の紙面から

●10連休初日 あいにく雨
 天皇の代替わりに伴い、初の10連休となるゴールデンウイークが27日、始まった。能代山本は朝から断続的に雨が降り、肌寒い1日となったが、能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついでは食のイベントや音楽祭が開かれ、家族連れや観光客らでにぎわった。きみまち阪公園は、観桜客はまばらだったが、雨に濡れた満開の桜を楽しむ人の姿が見られた。

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雨に濡れた満開の桜が咲き誇るきみまち阪公園

●メーデー労働環境改善へ団結
 第90回能代地区メーデーは27日、能代市文化会館で集会を行った。連合秋田能代地域協議会(安田真人議長)に加盟する労働組合から約180人が参加し、「労働環境の改善」や「働く者に寄り添う政治の実現」に向けて団結を深めた。デモ行進は、悪天候のため中止した。集会には、能代地協に加盟する33労組のうち18労組が参加。スローガンに「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。

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安心して働ける社会の実現に向け、「団結ガンバロー」を三唱

(能代市文化会館で)

●能代市 「改元婚」歓迎します
 改元を人生の新たな出発点に──。能代市は、「平成」から「令和」への元号が改められる5月1日に婚姻届を出したカップル向けに結婚を祝う記念撮影スペースを本庁舎玄関に設けた。市の戸籍担当は「1日に婚姻届を提出できるかという問い合わせが10件以上あり、予想以上」と驚く。結婚を応援する市としても婚姻届は大歓迎で、当日は職員を増員して「令和婚」の受け入れ態勢を整える。

●改元祝い特製弁当販売へ
 「平成」から「令和」への改元に合わせ、八峰町の八森いさりび温泉・ハタハタ館は、5月から特製幕の内弁当(税込み800円)の販売、レストランでの食事客を対象に飲み物のサービスなどを行う。「改元の節目を祝うとともに、10連休や連休が終わった後も来館者に喜んでもらいたい」と売り込んでいる。

●能代カップ特別展始まる
 第32回能代カップ高校選抜バスケットボール大会(5月3~5日、能代市総合体育館)を前に、能代カップ特別展が27日、市役所大会議室(旧議事堂)で始まった。昭和63年に始まった能代カップの足跡を知ることができる貴重な記録やポスター、出場選手のサインボールなどを展示し、市内外のバスケファンらを楽しませている。特別展は能代バスケミュージアムが27~29日と5月2~6日に開く。

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能代カップを前に始まった能代カップ特別展

(市役所大会議室)

●太鼓演奏で乗客おもてなし
 能代市元町のJR能代駅で27日、リゾートしらかみの乗客への歓迎イベントが行われ、能代べらぼう太鼓の会員が威勢のいい太鼓の音を響かせ、ホームに降りた乗客を楽しませた。また、能代観光協会による販売コーナーも展開された。5月6日には能代七夕正流会の演奏で乗客を歓迎する。

能代べらぼう太鼓がリゾートしらかみの乗客と太鼓演奏で交流(JR能代駅で)

●ニコラスさんゲストに音楽祭
 能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで27日、「きみまち阪音楽祭」が初めて開かれた。雨のため、きみまち阪公園から会場を移しての開催となったが、市内外のアマチュアバンドが熱いパフォーマンスを披露。スペシャルゲストには「世界一日本の歌がうまい外国人」として注目される米国出身のシンガーソングライター、ニコラス・エドワーズさんが登場し、悪天候を吹き飛ばすかのようなパワフルな歌声を響かせた。

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きみまち阪をイメージした曲「恋文ポスト」を披露するニコラスさん

(能代市二ツ井町の道の駅ふたついで)

●五郎文庫、羽鳥アナ招きトーク
 三種町鯉川にある橋本五郎文庫(鯉川地区交流センター)で27日、開設8周年記念イベントが開かれ、同地区出身で読売新聞特別編集委員の橋本五郎さん(72)と、テレビ情報番組などでおなじみのフリーアナウンサー羽鳥慎一さん(48)がトークショーを行った。2人はテレビ番組の裏話、過疎化などを話題にユーモアたっぷりに掛け合いを繰り広げ、町内外から訪れた約700人の聴衆を楽しませた。

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ユーモアたっぷりに展開された橋本さんと羽鳥さんのトークショー(三種町鯉川の橋本五郎文庫で)

29日の紙面から

●枝垂れ桜見頃 寺院と調和
 能代市桧山の古刹(こさつ)・多宝院の境内にある枝垂れ桜が見頃を迎えた。青空が広がった28日は「桧山桜まつり」が始まり、市内外から家族連れなどが続々と訪れ、寺院と桜が調和した美しい和の光景を楽しんでいた。 桜まつりは1日までで、飲食や山菜販売の屋台が出店。のしろ桧山周辺歴史ガイドの会の案内で多宝院の本堂が公開される。

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多宝院の枝垂れ桜が見頃を迎え、観桜客が途切れなく訪れている(能代市桧山で)

●桜の下でイベントデー盛況
 桜まつりが開催中の能代市二ツ井町のきみまち阪公園で28日、ダンスや野外ライブなどのイベントが行われ、好天にも誘われて多くの来場者でにぎわった。桜の見頃とも重なり、来場者は花見を楽しみながら園内を散策し、思い思いに春を満喫していた。

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桜の下でライブなどが行われたイベントデー

(能代市二ツ井町のきみまち阪公園で)

●3月の有効求人倍率1・60倍
 ハローワーク(職安)能代が26日発表した有効求人倍率(3月)は、常用(フルタイムとパート合計)で1・60倍だった。前月より0・10㌽下がったが、求職者数が求人数を大幅に下回る状況が続いており、事業所の人手不足が深刻化している。

●女子軟式野球、原田が東北選抜に
 本県の女子中学軟式野球チーム「秋田エスポワールガールズSUN」に所属する原田由真(能代南3年)が東北選抜チーム「メダリスト」にメンバー入りし、第14回全国女子軟式野球選抜交流碧南大会(5月3、4日・愛知県碧南市)に出場する。投手と外野手をこなし、1番打者として打線をけん引する。原田は「直球には自信がある。全国で勝ちたい」と張り切っている。

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女子軟式野球の全国大会で活躍を誓う原田

●山本が能代南に快勝 全県へ
 春季全県中学校野球大会の出場権を懸けた能代市山本郡優勝決定戦は28日、能代市の能代球場で行われた。2区(山本郡)代表の山本が1区代表(能代市)の能代南を2─0で下し、全県大会(5月17~29日・横手市のグリーンスタジアムよこて、平鹿野球場)の出場権を得た。

●能代カップ 専門テレビ局が中継
 第32回能代カップ高校選抜バスケットボール大会(5月3~5日・能代市総合体育館)に向けた全体会は27日、同市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。大会の入場料(1日券)は、大人1千円、高校生500円、小中学生300円に設定し、「こどもの日」の5月5日は小中学生の観戦を無料とする。当日、市総合体育館2階入り口で受け付ける。プログラムは1部1千円、ポスターは1枚400円で販売する。また、5日はスポーツ専門テレビ局「JSPORTS」が男子の全5試合を生中継。同局は有料専門チャンネル。いずれもインターネットの「JSPORTSオンデマンド」で配信するという。

●自慢の凧 大空を舞う
 第54回能代凧(たこ)揚げ大会は28日、能代市の能代港中島ふ頭で開かれ、県内外の愛好者や家族連れなど200人余りが参加した。爽やかな青空が広がる絶好のコンディションの中、参加者たちが用意したさまざまな凧が大空を舞った。

愛好者が自慢の凧の揚がり具合を競った大会

(能代港中島ふ頭で)

●山腹に「馬形」現れる
 藤里町を代表する山・藤里駒ケ岳(1158㍍)に「駒(馬)」の雪形が姿を見せ、麓で暮らす人たちに春の農作業本番が近づいていることを告げている。今冬は雪消えが早くなって「駒」が姿を現すのも早まるかと思われたが、例年並みの4月下旬から徐々に姿を現し、南側斜面の急峻(きゅうしゅん)な岩場にその名の由来となった「駒」の雪形を見せ始めている。

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山肌に「駒」が姿を見せている藤里駒ケ岳

30日の紙面から

●じゅんさいの館15周年祭
 三種町森岳の農産物直売施設・じゅんさいの館で28、29の両日、15周年祭が開かれ、つきたてのあんこ餅やギョーザの試食、花のプレゼントが買い物客を喜ばせた。売り場にはタラノメなどの旬の山菜の中にジュンサイも並び始めている。じゅんさいの館は、同町森岳字二ツ森の国道7号沿いに、旧山本町初の常設直売所として16年4月にオープン。新鮮な農産物販売だけでなく、道の駅的な機能も備えた施設として親しまれている。

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15周年祭で花のプレゼントも

(三種町のじゅんさいの館で)

●「松原の父」をしのぶ
 能代市の能代公園内にある景林神社の例祭が29日、行われた。地元経済、林政関係者ら10人余りが参列し、能代の砂防林育成に尽力した賀藤景林(1768─1834年)の遺徳をしのぶとともに、市民の財産である松原の保全へ誓いを新たにした。神事の後、恒例となった苗木のプレゼントが行われ、集まった市民約20人にレンギョウの苗木を贈った。

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神事後、市民にレンギョウの苗木をプレゼント

(能代市の景林神社で)

●競泳五輪メダリスト招き講演会
 能代青年会議所(川間一平理事長)主催の講演会は26日、能代市柳町の旧料亭金勇で開かれた。競泳のオリンピックメダリスト、中村真衣さんが講師を務め、「どん底から這い上がれ!!」と題して講演し、失敗を恐れず何事にもチャレンジを続けていくことの大切さを語った。

●能代高で主権者教育講座
 能代高(山田浩充校長)で24日、全校生徒を対象にした主権者教育講座が開かれ、主な選挙制度の仕組みや若年層が投票に行かないことで生じる弊害などを学び、政治に関心を持つことや、投票に行くことの重要性に理解を深めた。

●能代カップ出場選手に杉製記念品
 能代市の商店主らで組織する能代ポイントカード事業協同組合(佐藤善勝理事長)は、能代カップ高校選抜バスケットボール大会に出場する選手のために秋田杉製のコースターを作製した。男子6チームに贈り、木都能代をアピールする。

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佐藤理事長(中央)から市バスケ協会の七尾明英会長へ秋田杉製コースターが寄贈

●柳町女性会が令和元年セール
 能代市柳町の女性商業者で組織する柳町女性会(大谷直子会長)は、5月1日に「令和元年セール」を行う。加盟する13店が商品の割引や誘客の取り組みを展開する。同会には29店が加盟。セールは、元号が改まることを祝うとともに商店街のにぎわい創出を図ろうと企画。大谷会長=都亭社長=は「少しでも多くの人が柳町を歩いてくれるきっかけになれば」と話している。

●湯立て「豊作」の託宣
 能代市河戸川の熊野神社(浅野士郎宮司)で28日夜、作占いの「湯立神事」が行われた。地区住民約20人が出席し、豊作の託宣を喜んだ。また、この日の朝は、来月から新元号に変わるのに合わせて石鳥居のしめ縄の交換も行われた。河戸川地区は稲作や、ネギをはじめとした畑作も盛ん。湯立神事は同神社の例大祭の宵宮に合わせて毎年行っており、農繁期に向けて農家らが気持ちを引き締める機会になっている。

湯のしぶきと湯気が立ち上り豊作の託宣があった

●春まつり みこし練る
 能代市内で29日、地域の祭典が行われ、みこしが練り歩いた。爽やかな青空の下、子どもたちが「わっしょい、わっしょい」と元気な声を響かせてみこしを運行し、地域をにぎわせた。同市常盤地区の本郷集落では常盤神明社の祭典に合わせ、常盤みこし会(幸坂剛会長)がみこしを運行した。

子どもみこしが元気に練り歩いた

(能代市常盤地区で)

 


 

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