21日の紙面から

●介護予防へサロンで軽運動
 八峰町社会福祉協議会は今年度から介護予防や交流の場として「まめで・ら・サロン」を開設した。介護認定を受けていない65歳以上の町民が対象で、同社福協のトレーニングルーム(旧八森中)を会場に参加者はトレーニング器具などを使用して体を動かしたり、会話を楽しんだりしている。同社福協は「1人では運動習慣が続かない人もいると考えられ、町民が集う機会を大切にしながら、介護予防につなげていきたい」としている。

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「まめで・ら・サロン」で軽運動などに取り組む高齢者たち

●8月のクア全国大会へ準備
 三種町は、8月22、23両日に町内で開催する日本クアオルト協議会の全国大会に向け、実行委員会(実行委員長・桧森定勝副町長)を設立し準備を本格化させた。県外8市町から100人を超える関係者が参加し、琴丘総合体育館を主会場に研修会や健康ウオーキングの現地視察などを行う。町は「クアオルトの取り組みだけでなく、ジュンサイやサンドクラフトといった“旬の三種町”を全国の人たちに見てもらいたい」と観光資源のPRに努める方針だ。

●議会基本条例12条文で意見一致
 能代市議会の議会基本条例策定特別委員会(落合範良委員長、7人)の第9回会議は20日、市役所で開かれ、「議員の定数」「議会費の要望」「政務活動費」「議会改革の協議の場の設置」など12条文で3会派の意見が一致した一方、「議会の活動原則」「市民と議会との関係」など12条文は引き続き各会派に持ち帰って検討することにした。

●高校野球、能代が準決勝進出
 第67回春季東北地区高校野球県大会は4日目の20日、秋田市のこまちスタジアムと能代市の能代球場で準々決勝が行われた。県北第4代表の能代は県南第2代表の大曲と対戦、初回に一挙6得点で主導権を握り、10─0の6回コールド勝ちした。大会は25日再開し、こまちスタジアムで準決勝が行われる。能代は決勝進出を懸け、午前10時から県南第3代表の湯沢翔北とぶつかる。
 ▽準々決勝(こまちスタジアム)
大曲000000 0
能代600013x 10
   (6回コールド)

●三種ゴスペルがハーモニー
 能代市二ツ井町出身のソウルシンガー、塚本タカセさん=本名・崇瀬、東京都=が講師を務める「三種ゴスペル」のワークショップは19日、三種町八竜農村環境改善センターで開かれた。町内外から約20人が参加、8月に町内で開かれるイベントでのステージを目標に、〝心の底〟から声を出し、声を合わせる楽しさに身を委ねるようにリズムを取り、ハーモニーを響かせた。

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声を合わせる楽しさを体感しながらハーモニーを響かせる三種ゴスペルのワークショップ参加者

●歩こう会、北限の茶の苗木植栽
 能代市で「早起き歩こう運動」に取り組んでいる能代歩こう会(戸松春雄会長)が創立50周年を記念し15日、同市桧山の桧山崇徳館の花壇に茶の苗木50本を記念植樹した。「北限の茶畑」で芽生えた茶の木を「親」に、挿し木で増やした苗木で、いわば里帰り。会員たちは半世紀の節目と、令和への改元が重なる「二重の喜び」と、歴史ある檜山茶再興の期待を込めて、丁寧に植栽した。

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創立50周年を記念し、茶の苗木50本を植栽する能代歩こう会の会員ら

●死亡事故ゼロ目指し活動
 「交通事故死ゼロを目指す日」の20日朝、能代署と能代山本地区交通安全協会は能代市の能代高前交差点周辺で街頭キャンペーンを展開し、登校中の生徒や道行くドライバーにチラシなどを手渡して事故防止を呼び掛けた。

登校中の生徒に自転車の安全利用を呼び掛け

●ぶなっこ 棚田オーナー募る
 藤里町の白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)は今年度、町藤琴の横倉地区の棚田で農作業を体験するプログラムを3回計画している。初回は26日に田植えを行うことにしており、23日まで体験希望者と棚田オーナーを募集している。田植え体験への参加、オーナーの申し込みは同教室(☎0185・79・3130、FAX0185・79・3021、Eメール:bunakko@nifty.com)へ。

22日の紙面から

●〝山の香り〟を感じ皮むき
 能代市緑町のジェイコー秋田病院付属介護老人保健施設で21日、恒例のタケノコの皮むきが行われ、施設利用者らがせっせと皮をむき、新鮮な“山の香り”に包まれながらこの時期ならではの作業を楽しんだ。同施設職員の後藤勝司さん(62)が八峰町内の山で取ってきたネマガリタケを提供し、7年ほど前から実施している。

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タケノコの皮むきを楽しむ利用者たち

●決算審査を9月議会で
 能代市議会は、一般・特別会計決算の審査と議決を9月定例議会の会期中に行う方針を決め、議会運営委員会で検討を進めている。これまでは9月議会最終日に決算特別委員会を設置し、10月下旬から11月上旬に審査を行い、12月議会初日に議決していたが、決算審査で出た意見を次年度の当初予算編成に反映させるため、2カ月ほど前倒しすることにした。21日に開かれた議運委では、審査の構成や分科会方式の導入など議会事務局案を基に協議した。

●ごみ収集前年比1・2%減
 能代市環境審議会(小泉亮会長)は20日、市中央公民館で開かれ、生活系・事業系を合わせたごみの計画収集運搬量を前年度実績比1・2%減の1万9653㌧と見込んだ今年度一般廃棄物処理実施計画案を承認した。審議会は、自治会や婦人会、農商工団体、医師会などの代表者14人で構成。今年度1回目の会合には12人が出席した。

●能代市の人口5万2741人
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた4月末の人口は5万2741人で前年同期より1013人減少した。前月から78人減り、81カ月連続で減少。性別は男2万4381人(前年同月比505人減)、女2万8360人(同508人減)。前月比は男37人減、女41人減。出生は17人(男11人、女6人)、死亡は72人(男37人、女35人)で55人の自然減。社会動態は転入(職権記載含む)191人、転出214人で23人の社会減。世帯数は2万4375で前年同月比112減、前月比8増となった。

●水害へ自主防災組織設立
 能代市の悪土川流域7自治会は18日、同市松長布の松長自治会館で「悪土川流域自治会自主防災組織連絡協議会」の設立総会を開き、それぞれの地域が一体となって災害などによる被害の防止や軽減を図るために活動していくことを誓った。会長には松長自治会の加藤実会長を選任した。悪土川周辺はまとまった雨が降るたびに水害に見舞われるため、橋中、内崎中柳、大瀬南団地、松長、東栄団地、下柳、新松長布団地の流域7自治会(約590世帯、約1300人)は水害などの災害が発生した際の危険の把握や情報伝達などを円滑化し、被害の防止、軽減を図ろうと昨年から同協議会の設立準備を進めてきた。

●恵みの雨 19日ぶりに
 能代山本地方は21日、早朝から雨が降った。能代市で雨を観測するのは今月2日以来19日ぶり。作物の生育や水の確保に気をもんでいた農家からは「恵みの雨」と歓迎する声が聞かれた。雨は昼すぎにはやみ、きょう22日からは再び好天が続く予報で、空模様を気にする日々はもうしばらく続きそうだ。

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久しぶりの雨で潤う夏ネギの圃場(ほじょう)。22日以降の空模様も気掛かりだ(能代市轟で)

●県民防災の日、地域挙げ訓練
 26日は「県民防災の日」。能代山本各地ではこの日に合わせ、避難訓練などが展開される。能代市は24日に二ツ井町小繋地区や市役所で大雨や大規模地震を想定した訓練を計画。26日は、三種町鵜川地区で地震による火災の対応を確認、八峰町八森の岩館地区では津波からの避難や火災防ぎょ訓練を展開する。藤里町は同日にサイレンの吹鳴などを行う。日本海中部地震から36年、東日本大震災から8年が経過し、各種訓練を通して住民の防災意識高揚を図る。

●ツツガムシ病で6年ぶり死者
 県は21日、能代保健所管内の医療機関から今年初となるツツガムシ病患者の発生届があったと発表した。発症したのは青森県内の80代女性で、18日に死亡した。県内でツツガムシ病で死者が出たのは平成25年以来6年ぶり。例年5月から6月にかけて発生が多くなることから、県が注意喚起している。

23日の紙面から

●コデマリの花が見頃に
 能代市柳町の八幡神社(渟城英夫宮司)の境内にあるコデマリの花が見頃を迎えている。白い花がかわいらしく咲き誇り、市民の目を楽しませている。コデマリは、バラ科の落葉低木、観賞用に栽培されることが多い。小さな白い花がまとまって咲き、小さい手まりのように見えることが名前の由来とされる。同神社の参道東側に高さ約2・5㍍の木が植栽されており、17日ごろに開花。広げた枝のあちこちで小さな手まりのように白い花が咲き誇っている。

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見頃を迎えたコデマリの周りで遊ぶ子どもたち

(能代市柳町の八幡神社境内で)

●能代山本 圃場整備率は51.8%
 県山本地域振興局は、昨年度末時点の能代山本管内の圃場(ほじょう)整備実績をまとめた。水田面積に対する整備率は51・8%で、県内8地域で引き続き最下位と低迷している。農家負担への抵抗感に加えて自分の農地へのこだわりもあり、地元の合意形成が整わない状況にある。一方、県農業公社が借り受けた農地で圃場整備を行った場合、工事費の農家負担がゼロとなる事業が昨年度スタート。同振興局は今後の整備を同事業で実施する考えで、「事業を周知しながら整備を推進していきたい」と話している。

●でらっと 観光PR記念品製作へ
 能代市への誘客に取り組む「でらっと能代観光キャンペーン実行委員会」(実行委員長・斉藤市長)の総会は20日、市役所で開かれ、今年度事業計画を決めた。観光客を温かく迎えるための接遇を学ぶ研修・講演会を企画するほか、首都圏などでの観光PRに向けた記念品製作に取り組む。

●能代市と県山本地域局意見交換
 能代市と県山本地域振興局との意見交換会は20日、同市御指南町の同振興局で開かれた。振興局は地域産業を支える人材の確保に向け、11月に中学生向けの企業説明会を開くと報告。市は「エネルギーを核としたまちづくりへの支援」などを要望した。

●市教委 幼・保・小の連携を強化
 能代市教育委員会は今年度、幼稚園・保育所と小学校の教職員の連携強化に取り組む。21日に市立能代図書館で双方の教職員が参加する市幼保小連携推進協議会を開き、授業・保育参観といった行事への相互参加などを盛り込んだ年間計画を作成した。直接顔を合わせて情報交換を密にすることで、新入学児童がスムーズに小学校生活になじめる環境づくりにつなげたい考え。

●虫歯なし 親子10組を表彰
 県の今年度親子よい歯のコンクール能代山本地区審査会は21日、能代市御指南町の県山本地域振興局福祉環境部で開かれ、昨年度の3歳児歯科健診で虫歯がなかった幼児と保護者10組を表彰し、このうち同市浅内の自衛官、武田泰英さん(40)と長男の孟親(はるちか)ちゃん(4)親子を県中央審査会に推薦することを決めた。

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「親子よい歯のコンクール」能代山本地区審査会で10組を表彰

●軟式野球 能代、初戦で秋田と
 第64回県高校軟式野球春季大会(6月1~3日・能代市の能代球場)の組み合わせが22日、決まった。能代工、能代の能代勢2チームが参加し、能代が初日午後0時30分からの1回戦で秋田と対戦。能代工は2回戦から登場する。能代工、能代、秋田商、本荘、秋田工、秋田の6チームが3日にわたりトーナメントを行う。優勝チームは東北大会(6月15~17日・福島県白河市の白河グリーンスタジアム)の出場権を得る。雨天順延。

●のしろみなと祭り7月14日に
 能代市の能代港中島5千㌧岸壁で7月14日に開かれる「のしろみなと祭り2019」のイベント概要が固まった。海上自衛隊の多用途支援艦「すおう」が入港し、一般公開されるほか、航空自衛隊松島基地所属のチーム「ブルーインパルスジュニア」によるミニバイクの曲技走行や地元団体による「よさこい」といったステージなどを計画している。

 

24日の紙面から

●通学路の合同点検始まる
 能代市内で23日、小中学校の通学路合同点検が始まった。この日は小学校4校と中学校3校が対象で、主催した市教委や学校、市、県などの関係者が、実際に危険箇所と指摘された場所を見て回り、児童生徒の安全確保に必要な対応策を考えた。また、今月8日に滋賀県大津市で散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、園児2人が死亡した事故を受け、第一保育所の散歩コースもチェックした。通学路点検は24日までで、2日間で15校を対象に行う。

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保育園児の散歩コースに潜む危険を確認(能代市上町で)

●中心市街地の景観向上へ助成
 中心市街地の景観向上を図る建物改修や木都能代をPRする木工調度品の導入費用を助成する能代市の「街なか商店街イメージアップ事業」は昨年度、畠町などで計8件、助成額81万9千円の利用実績があった。件数は前年度の2倍で、、事業を開始した平成24年度から累計67件となった。市は「景観改修の積み重ねで出店や消費者を呼び込んでいる」と商店街活性化への一定の成果を認めた。

●あす伝統の「嫁見まつり」
 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の伝統行事「嫁見まつり」は、25日に行われる。華やかな花嫁行列は県内外16人の女性が参加して午後5時30分から歩き始め、色打ち掛けを羽織った花嫁姿を披露する。境内には飲食や物販の出店が並び、にぎわいを添える。今回は初めての試みで、お祝いの餅が振る舞われる。

●若手経営者ら定期に勉強会
 能代山本の若手経営者らで組織する志考会(大塚和敬会長)の通常総会は21日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、今年度事業計画を決めたほか、役員改選で新会長に田中洋平さん(田中建設)を選出した。事業計画では、2カ月に1回程度、経営に資する勉強会や例会などを開くことにした。

●ゆうぱる、大規模改修へ
 三種町は今年度、森岳温泉ゆうぱる(同町森岳)の大規模改修事業を計画し、老朽化が進む浴槽や内外壁、機械設備などを改修する。実施設計を発注済みで、8月に町内で開かれるクアオルト全国大会終了後の9月をめどに着工する。約3カ月間の工期を見込んでいるものの、浴室の工事中は休業を余儀なくされるため工期圧縮に努める方針。来年度まで2カ年の総事業費は9830万円を見込んでいる。

●成田教諭 JGAP指導員に
 能代西高教諭の成田農さん(45)が、JGAP指導員の資格を取得した。JGAPは食の安全や環境保全に取り組んでいる農場を第三者機関が認める認証で、指導員は農場への指導やサポートを担う。同校の教諭が資格を取得するのは成田さんが初めて。資格を取得するための研修で学んだ知識を生徒たちに日々伝えており、「学校で販売する農産物の高品質化を図り、農業の魅力を生徒が感じられるようにしたい」と話している。

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JGAP指導員資格を取得した成田さん

●青空の下で児童たちが田植え
 能代市第四小の5年生87人が23日、学校近くで田植えを行った。ぬかるむ田んぼに歓声を上げ、おいしいコメができるよう願いながら丁寧に手植えした。田植えは地域農業を学ぶ機会として毎年実施。JAあきた白神が協力しており、あきたこまちの苗を用意し、営農指導員ら約10人が参加した。

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生き生きと田植えに挑戦する児童(能代市松長布で)

●海へ転落 釣り人救助
 23日午前4時すぎ、八峰町八森チコキ地内の岩場で、釣り場に向かって歩いていた大館市の50代男性が海に転落した。タコ漁のため、漁船で漁場に向かっていた同町八森字釜の上の漁師、後藤榮一さん(70)が海岸で点灯する消防や警察車両の赤色灯で異変に気付き、普段よりも陸に近い海上を航行し、流されていた男性を見つけて救出した。後藤さんの機転を利かせた行動が男性の命を救った。

25日の紙面から

●自助・共助心に刻み防災訓練
 「県民防災の日」(5月26日)に合わせ、能代市は24日、同市二ツ井町小繋の道の駅ふたついを主会場に総合防災訓練を行った。消防・警察、行政、地域住民など合わせて約500人が参加し、大地震と大雨災害を想定して避難・救助の訓練を展開。災害時に自らの身を守る手段や地域の協力態勢の大切さを改めて確認した。

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土砂に埋まった車両からけが人を救助する訓練(能代市の道の駅ふたついで)

●命を守る行動しっかりと
 「県民防災の日」(26日)に合わせ、能代山本の小中学校は避難訓練を計画。児童生徒たちは、地震や津波から命を守る行動を確認、いつ起きるか分からない自然災害に備え気を引き締めた。各市町教委によると、24日は能代市渟西小、竹生小、能代二中、二ツ井中、八峰町峰浜小、藤里町藤里中、三種町琴丘小、下岩川小の8校で避難訓練を行った。このうち渟西小(藤田卓也校長)は地震と火災発生を想定した避難訓練と、保護者への引き渡し訓練を実施した。

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大地震発生、津波警報発令を想定し、3階への避難を訓練する児童たち(能代市渟西小で)

●元衆院議員の野呂田氏死去
 能代市出身で農林水産大臣、防衛庁長官を務めた元衆院議員の野呂田芳成(のろた・ほうせい)氏が23日午後3時23分、ぼうこうがんのため東京都内の病院で死去した。89歳。自宅は横浜市青葉区美しが丘。告別式は27日に近親者で同市内の斎場で執り行い、後日、都内と本県内でお別れの会を開く予定。日程は未定。

●「巨星落つ」と哀悼の声
 能代市を地盤に参院議員1期、衆院議員8期を務め、防衛庁長官や農林水産大臣として政界で活躍した野呂田芳成氏(89)が23日死去した。国土の均衡発展を政治信念に本県のインフラ整備に尽力し、地元関係者からは「地域のため頑張ってくれた」「素晴らしい政治家だった」と惜しむ声が聞かれた。

●不夜城「嘉六」先頭に灯籠7基
 能代七夕「天空の不夜城」協議会(広幡信悦会長)は、7年目となる今年8月3、4日の運行計画を決めた。能代市中心部の国道101号(市役所第4庁舎跡地─いとく通町店前)の約650㍍で、高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)、「嘉六(かろく)」(5丈8尺・約17・6㍍)をはじめ大小の灯籠7基が練る。運行形態は前年を踏襲。出席者からは、現状のままでは誘客効果は頭打ちとの指摘があり「来年以降に向け、運行の在り方を変えていく必要がある」との声も聞かれた。

●藤里町に養豚業者進出申し出
 藤里町議会議員全員協議会は24日、町役場で開かれ、町側から大商金山牧場(本社・山形県庄内町、小野木重弥代表取締役社長)が藤里町に進出、8千頭規模の豚舎を設置したいという申し出があったことが報告された。同社は今後、地元説明会を予定しているほか、町も山形県の施設を視察するなどして、どのような臭気対策を行っているのかなどを確認して会社側と協議したいとした。

●出来秋に思いはせ全校田植え
 能代支援学校(佐藤淳校長)の全校田植えは24日、能代市真壁地の実習田で行われた。青空の下、児童生徒76人は、おいしいコメができるように願いを込めながら、丁寧にあきたこまちの苗を植え付け、心地よい汗を流した。

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田植えを楽しむ児童生徒たち

(能代市真壁地で)

●ブルーベリー畑 白い花満開
 能代山本で、ブルーベリーの花が満開を迎えた。八峰町では農家有志らが少しずつ規模を拡大しながら栽培に励んでおり、かれんな花に栽培振興の願いが込められている。同町峰浜石川の小沢章さん(70)は県職員を退職した平成21年にブルーベリーの栽培を始めた。管理が比較的容易で、収益性が高いとしてブルーベリーに着目したといい、水田を畑にして徐々に規模を拡大。現在は30㌃ほどに約500本を植えている。

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青空の下で咲き誇っているブルーベリーの花

(八峰町峰浜石川で)

 


 

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