21日の紙面から

●夏の甲子園予選組み合わせ決定
 第101回全国高校野球選手権秋田大会(7月10~20日・秋田市のこまちスタジアムほか)の組み合わせ抽選会が20日、秋田市文化会館で開かれ、3校連合1チームを含む参加46校・44チームの対戦相手が決まった。能代勢は7月11日の1回戦で能代松陽が六郷、能代西・二ツ井・男鹿海洋3校連合が西目と対戦。2回戦から登場の第2シードの能代は12日に秋田商と横手城南の勝者と、能代工は羽後と男鹿工の勝者と対戦する。夏の甲子園切符を懸けた4チームの奮闘が注目される。

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第101回全国高校野球選手権秋田大会の組み合わせが決定

●八峰町ブロック塀撤去にも助成
 八峰町は今年度、従来の危険な空き家解体の工事費助成に加え、倒壊の恐れがあるブロック塀の撤去や改修、道路などに面した危険な樹木の伐採に対しても新たに補助する「安全安心なまちづくり推進事業」を実施している。20日現在、空き家解体とブロック塀撤去を合わせて計10件の申し込みがあり、住民の関心も高い。台風など自然災害が相次ぐ現状を踏まえ、町は住民や所有者と共に安全な生活環境を維持していきたい考えだ。

●にっぽん丸、能代港に23日寄港
 国内のツアー観光客を乗せた客船「にっぽん丸」(2万2472㌧)が、23日に能代港に寄港する。平成17年以来14年ぶり2度目の寄港で、乗客約350人が下船し白神山地やきみまち阪などを観光する。市と能代観光協会は正午から岸壁で歓迎セレモニーを行い、地元をPR。当日は普段は立ち入り制限されている同港4万㌧岸壁を正午から午後7時まで一般開放し、大きな船体を間近で見学できるようにする。

●困り事への対応引き受けます
 能代市河戸川の廃棄物収集運搬業・宮腰商事は、室内の片付けや重い家具の移動、庭の草刈りといった家庭の困り事に対応する新規事業に参入した。開始から3カ月余りで100件以上の依頼があり、その半分以上が高齢者のみの世帯という。宮腰慶聡社長(50)は「高齢化が進めば、よりきめ細かな対応が必要になる。安心して暮らせる地域づくりの役に立てれば」と話している。

●あわびの里づくり祭り8月3日
 白神八峰商工会は、この夏の「あわびの里づくり祭り」の事業内容を固めた。14回目の今年は8月3日に岩館漁港前で開催し、バーベキューや稚貝放流、アワビやギバサを使った料理コンテストなどを企画している。バーベキューは事前の申し込みが必要で、アワビやシイタケ、サザエ、イカ、キス、ソーセージなど4~5人前の食材が用意されて4千円。アワビの稚貝を放流し、2年後に八峰町産のアワビを受け取る「あわびオーナー」も事前予約が必要で1人5千円。申し込みは7月10日までに同商工会(☎0185・77・3161)へ。

●社会人野球チームに女子選手
 能代市の社会人野球チーム・能代松陵クラブに、高校を今春卒業したばかりの金野蓮さん(18)=同市浅内=が入った。社会人チームに女子選手が加わるのはまれだが、好きな野球にずっと携わっていこうと加入。「チームを盛り上げられる人になりたい」と願いながら練習や試合に励み、仲間と白球を追い続けている。

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能代松陵クラブに加入した金野蓮さん

●東京五輪チケット喜び、落胆
 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、五輪チケット申し込みの抽選結果を発表した。公式販売サイトは、発表の順番待ちが一時100万人を超えるなどアクセスが集中。能代山本でも高倍率の当選を手にした市民から驚きの声が聞かれた一方、落選した市民も多く、来夏の国際的イベントをめぐり、喜びと落胆が交錯した。

●交通死ゼロ368日でストップ
 20日午後2時40分ごろ、能代市豊祥岱の県道を歩いて横断していた同市の無職、男性(85)が、三種町の無職、男性(60)運転の普通乗用車にはねられた。はねられた男性は市内の病院に救急搬送されたが、約4時間後に急性硬膜外血腫により死亡した。今年に入り、能代山本での交通死亡事故は初めて。昨年6月16日に八峰町八森の国道101号で歩行者が普通乗用車にはねられて死亡して以降、交通死亡事故ゼロが続いていたが、368日で途絶えた。

22日の紙面から

●ラベンダー一面紫色に
 八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園でラベンダーが色づき、刈り取りが行われている。八峰町観光協会は、香りの濃度成分が高いとされる開花前のラベンダーを丁寧に摘み、ドライフラワー作りの作業を進めている。有料で刈り取り体験も行っており、来場を呼び掛けている。刈り取り体験は2株500円で、つぼみも花も刈り取れる。

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ラベンダーが色づき、刈り取り体験が行われている(八峰町のポンポコ山公園で)

●水稲共済31戸14㌶で被害申告
 県農業共済組合北秋田山本支所は21日、水不足で田植えができなかった水田などを対象にした水稲共済被害申告を能代市中川原の同支所で受け付けた。記録的な少雨・干ばつを受けての対応で、能代山本の農家が来所し、31戸から129筆14・4㌶の申告があった。農家は水田や作業の現状を担当者に伝える一方、「今までこんなことはなかった」と水不足にショックを漂わせた。

●能代市の人口5万2663人
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた5月末の人口は5万2663人で前年同期より1036人減少した。前月から78人減り、82カ月連続で減少した。世帯数は2万4368で前年同月比106減、前月比7減となった。

●畠町新拠点、利用者増える
 能代市が運営する「畠町新拠点」の昨年度利用者は5718人で、前年度より328人増えた。性別は男性4割、女性6割で、60代の利用が4割を占めた。例年と同じく畠町通りがイベントでにぎわう9月の利用が顕著だった。講座は381回開き前年度より158回減ったが、1回当たりの平均受講者は4・5人で2・8人増えた。

●児童たちジュンサイ摘み取り体験
 三種町金岡小(佐藤俊介校長)の3、4年生が21日、同町志戸橋の阿部農園でジュンサイの摘み取りを体験した。好天の下、児童たちが2人一組で小舟に乗って旬のジュンサイを摘み取り、のどかな田園地帯に歓声を響かせていた。

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ジュンサイの摘み取りを楽しむ児童たち

(三種町志戸橋で)

●月例サロンでまちづくり語り合う
 三種町で、移住定住支援などを目的とした任意団体「コミュニティウィーバーズなんとすみたね」(山本智代表)が発足し、活動を本格化させている。町からの委託事業を担うだけでなく、「地域の個人やグループと積極的に交わり、紡いでいく役目を担いたい」と、月例のサロンではさまざまなゲストを招いてまちづくりへの思いを語り合っている。

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月例会で意見を交わす「コミュニティウィーバーズなんとすみたね」のメンバーら

●日沼氏の絵が郷里へ
 八峰町出身で、人間の病原ウイルス研究の権威で文化勲章を受章し、平成27年2月に90歳で亡くなった日沼賴夫氏が生前に描いたスケッチが遺族から町に贈られ、同町八森中浜のファガスに展示されている。生まれ育った八森地域や旅先で見た風景を水彩で仕上げており、日沼氏の遺族は「町民をはじめ、多くの人に見てもらいたい」と話している。

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八峰町出身で文化勲章を受章した故・日沼氏の絵画を展示(八峰町八森のファガスで)

●戴帽式で「看護の道」へ誓い
 秋田しらかみ看護学院(田口牧子学院長)の戴帽式は21日、能代市落合の同学院講堂で行われ、純白のナースキャップを授かった戴帽生(2年生)42人は、看護の灯火を手に、志を同じくする仲間と一緒に看護の道へ歩みを進めて行くことを誓い合った。

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心に寄り添う看護を目指し努力することを誓い合った戴帽式(秋田しらかみ看護学院で)

23日の紙面から

●400歳野球、開会式で健闘誓う
 第79回400歳野球大会(北羽新報社主催)の開会式は22日、能代市柳町のプラザ都で行われ、参加52チームの監督や主将、選手たちが29日に開幕する大会での健闘を誓い合った。選手宣誓は榊クラブの袴田幹雄主将が行い、「大会を運営してくださる方々に感謝の気持ちを持ち、令和という新しい時代の大会が素晴らしいものになるよう一生懸命頑張ることを誓う」と力強く決意を述べた。また、組み合わせ抽選がにぎやかに行われ、初戦の対戦相手が決定。栄光の老獅子旗をめぐる「実年の球宴」がいよいよ始まる。大会は赤沼球場と八峰町の峰浜野球場で開幕。土・日曜日に試合を重ね、順調に進めば7月27日に赤沼球場で決勝戦が行われる。

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力強く選手宣誓する榊クラブの袴田主将(能代市柳町のプラザ都で)

●国産材利用へ構造転換を
 「日本の森林環境、林業・木材産業の可能性を考える」をテーマにした講演が22日、能代市文化会館で開かれ、小島孝文東北森林管理局長が日本の森林環境の重要性と林業・木材産業について、小杉栄次郎秋田公立美術大教授が市街地木質化の可能性について話した。

●全国へ車いすバスケ白熱
 第19回全国障害者スポーツ大会の車いすバスケットボール競技北海道・東北ブロック予選会は22日、能代市落合のアリナスで開幕し、全国(10月12~14日・茨城県)の切符を懸けて6チームがしのぎを削り合った。きょう23日は、決勝と3位決定戦、交流戦が行われる。

全国出場を懸けて熱戦を展開した車いすバスケ(アリナスで)

●学童野球県大会組み合わせ決定
 潟上市で29日開幕する高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球県大会の組み合わせが22日、決まった。能代市代表の第五と山本郡代表の八森は、ともに30日の2回戦から登場。八森は太田東(大仙)─本荘東(本荘由利)の勝者、第五は河辺戸島(秋田)─比内(大館)の勝者と対戦する。開会式は29日午前9時から長沼球場で行い、八森の菊地瑛太主将(6年)が選手宣誓する。決勝は7月7日に同球場で。

●ミニバス、ベスト4出そろう
 第38回能代市山本郡夏季ミニバスケットボール大会兼県夏季交歓大会予選会は22日、三種町琴丘総合体育館で開幕した。男子は八竜MBC、琴丘、二ツ井マジック、能代ブルーインズ、女子は渟南フェアリーウイングス、第五ドリームズ、渟西BBC、能代ブルーインズが準決勝に進出した。最終日の23日は男女の準決勝と決勝、3位決定戦を行う。

●野鳥との出合い楽しむ
 日本初のプロバードウオッチャー「♪鳥くん」こと、永井真人さんを講師に迎えた野鳥観察会は22日、藤里町藤琴の白神山地世界遺産センター藤里館周辺で開かれた。参加者は水辺で餌を探すカワガラスを双眼鏡で眺めたり、ウグイスのさえずりに耳を傾けたりと、白神の麓に生息する野鳥の観察を楽しんだ。

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双眼鏡やスコープを使って白神の麓に生息する野鳥を観察する参加者(右から3人目が♪鳥くん、藤里町で)

●笑顔あふれる「能高祭」
 能代高(山田浩充校長)の文化祭「第60回能高祭」は22日、同校で一般公開が行われた。生徒たちが協力してつくり上げたホームルーム(HR)デコや理数科、文化部の生徒による作品などが披露されたほか、バンド演奏などが繰り広げられ、訪れた人たちを楽しませた。今年度のテーマは「萌華(ほうか)」。新たな時代になっても、華やかに能高祭が開催されるようにと願いを込めたという。

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生徒たちのアイデアが詰まったHRデコは多くの人でにぎわった(能代高で)

●列車に乗って親子で遠足へ
 能代市清助町の愛慈幼稚園(相澤孝子園長)の親子遠足は22日、JR五能線を利用して行われた。園児や保護者らは車窓から景色を眺めたり、目的地の八峰町八森の御所の台ふれあいパークで存分に遊んだりし、楽しい思い出をつくった。この日は、年長児と保護者、職員ら合わせて約60人が参加した。

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流れていく車窓から景色をじっくりと眺める園児

24日の紙面から

●白神の景色眺めランナー快走
 藤里町内の森林基幹道米代線(米代フォレストライン)を走る「第6回白神山地ブナの森マラソン」は23日行われ、県内外のランナー200人が新緑の季節を迎えた世界自然遺産白神山地の麓で健脚を競った。ランナーは住民らの声援を受けながら、最大高低差250㍍の起伏に富んだ難コースを力強く駆け抜けた。

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号砲に合わせ、17・3㌔の過酷なコースに繰り出すランナー(藤里町で)

●バンガローに台湾人家族
 八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園内にある宿泊施設(バンガロー)に20日、台湾から訪れた1家族4人が宿泊して滞在を楽しんだ。宿泊したのはウ・ポイさん(43)一家4人。今月16日から28日までレンタカーで仙台市や山形県最上町の瀬見温泉、横手市、青森県八戸市、岩手県八幡平市の安比高原、一関市などを巡る東北旅行の中で立ち寄った。バンガローを管理する町観光協会によると、年間約750人の宿泊利用があるが、訪日外国人旅行者(インバウンド)は初めてで、利用料金が比較的安く、自炊できる自由度などが選択基準になったのではとみている。

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バンガローに宿泊した台湾からの家族

●児童生徒書き写し心込めて
 日本習字能代山本支部長会(大高五郎会長)の第30回児童生徒硬筆席書大会は23日、能代市文化会館中ホールで開かれ、子どもたちが正しく美しい字を意識しながら課題に取り組んだ。席書大会は、児童生徒の書写力の向上などを目的に毎年開催。今年は能代山本地域の9教室に通う小学1年生から中学3年生までの合計85人が参加した。

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丁寧な字で課題を書き写す子どもたち

(能代市文化会館中ホールで)

●能代工バスケ、東北準優勝
 東北高校選手権大会は23日、東北各地でバスケットボールや体操、柔道などが行われた。能代勢はバスケ、体操、柔道に出場。バスケ男子は、本県1位の能代工が準決勝で福島東稜(福島2位)に69─68の1点差で競り勝った。決勝は明成(宮城1位)と対戦。第1クオーターこそ20─21と食らいついたが、64─81で完敗した。体操は男子個人種目別のあん馬で相馬広夢(能代3年)が優勝し、男子団体は能代が準優勝。柔道は男子個人81㌔級で伊藤悠雅(同)が準優勝だった。

●ミニバス八竜男子、渟南女子V
 第38回能代市山本郡夏季ミニバスケットボール大会兼県夏季交歓大会予選会は最終日の23日、三種町琴丘総合体育館で男女の準決勝と決勝、3位決定戦が行われた。男子は八竜MBC、女子は渟南フェアリーウイングスが優勝し、県大会(8月1、2日・秋田市立体育館)の出場権を得た。郡市バスケットボール協会の主催。男子8チーム、女子11チームが参加し、22、23の両日でトーナメントが行われた。

●「翁飴」注文殺到てんてこ舞い
 能代市畠町の老舗和菓子店「桔梗屋」が製造する銘菓「翁飴(おきなあめ)」のフル稼働が続いている。注文が殺到し地方発送で予約から1カ月待ち、店頭でも2週間待ちの状態だ。休日返上で作るが注文に追い付かず、約100件分が未発送。仕込みから完成まで1週間かかる手間から販売できない「空白」ができ、臨時休業も余儀なくされている。20代目の武田成史さん(43)は「常連客に迷惑を掛け申し訳ない」としている。

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予約を受けて製造した地方発送用の翁飴

●日本丸 能代港へ14年ぶり寄港
 能代市の能代港に23日、客船「にっぽん丸」(2万2472㌧)が14年ぶりに寄港した。豪華客船を一目見ようと、4万㌧岸壁には多くの市民が訪れた。国内各地の観光客約350人が下船し、市内外の観光や住民との交流を楽しんだ。

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14年ぶりに能代港に寄港した「にっぽん丸

●ちびっこフェス、遊び満喫
 第21回ちびっこフェスティバルは23日、能代市総合体育館で開かれ、大勢の家族連れや子どもたちが射的や魚釣りごっこ、バルーンアートといった多彩なコーナーを巡り、思い思いに遊びの時間を楽しんだ。フェスティバルは、市の主催。市内の公立・私立幼稚園や保育所、市子育て支援センターなどが就学前の子どもたちに遊びの場を提供して親子や子どもたちの交流の輪を広げるとともに、子育て相談や情報提供の場にしようと毎年開催している。

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多彩な遊びを心ゆくまで楽しむ子どもたち

(能代市総合体育館で)

25日の紙面から

●初夏取りキャベツ収穫盛ん
 能代山本で、初夏取りキャベツの収穫が盛期を迎えている。農家が収穫や箱詰めなど出荷作業に精を出す一方、JAの集荷所には多くのキャベツが運び込まれ、荷受け作業に活気が漂っている。あきた白神、秋田やまもと両JA管内ではキャベツが盛んに栽培されており、昨年度の販売額はJA白神が8083万円、JAやまもとが5283万円だった。

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キャベツの収穫に汗を流す農家

(能代市朴瀬で)

●能代市、資源ごみ回収初めて増加
 能代市のまとめによると、市内の家庭などから排出されるごみのうち、回収された資源ごみは昨年度1463・4㌧となり、前年度より42・7㌧(3%)増えた。容器包装プラスチックの分別収集が始まった平成20年度以来、初めて減少から増加に転じ、市民の分別意識の高まりをうかがわせた。中でも瓶類の回収量が48・3㌧増えたことが影響した。市内全体の資源化率は25・5%で目標の22・8%を2・7㌽上回った。市民1人当たりのごみの年間排出量は373・2㌔で8・2㌔(2・2%)増となった。

●「展楽座」が藤里町で出張公演
 能代市二ツ井町を拠点に活動する演劇集団・展楽座の公演「けせらせら」は22日夜、藤里町総合開発センターで開かれた。老いを明るく前向きに描いた五つの物語が繰り広げられ、来場者の共感や笑いを誘った。「けせらせら」は昨年10月に市二ツ井公民館で上演した第23回公演の演目。工藤慶悦座長が平成28年11月に亡くなってから初めての公演で、これまで工藤座長が務めていた演出は「展楽座」とし、座員全員で舞台を作り上げてきた。同町での公演は約2年ぶり。

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笑いや共感を誘った展楽座の公演

(藤里町総合開発センターで)

●ドラゴンタワーきれいに
 三種町鵜川の農産物直売所・ドラゴンフレッシュセンターは24日、町の塗装作業を終えたドラゴンタワーを披露するイベントを同店で開いた。神事を行い、タワーとともに店を盛り上げていくことを誓ったほか、買い物客にみそ付けたんぽなどを振る舞い、にぎやかに完成を祝った。ドラゴンタワーは、旧八竜町が町をPRするシンボルとして昭和63年10月に建設。特産のメロンを手にした高さ15㍍の昇り竜で、同店前で存在感を放っている。塗装が剝がれて色あせが進んできたため、町が4月からの工期で塗装作業を実施し、このほど終了した。

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塗装を終えて見応えを増したドラゴンタワー

●全日本小学女子ソフト組み合わせ
 能代山本4市町で初めて開催される第33回全日本小学生女子ソフトボール大会(7月26〜30日)の組み合わせが決まった。33都道府県から能代山本勢3チームを含む48チームが出場し、日本一を懸けてトーナメントを繰り広げる。地元の琴丘ドリームシャイン、能代ゴールデンスターズ、能代サンライズはいずれも7月28日の2回戦から登場する。

●「ロケット甲子園」に向け講習会
 能代高で23日、モデルロケット講習会が開かれた。能代宇宙イベントを主催する一般社団法人あきた宇宙コンソーシアムから講師を招き、今年の同イベント(8月15~23日・能代市浅内の第3鉱さい堆積場主会場)で行われる「ロケット甲子園」の地方大会に参加予定の理数科の生徒5人がモデルロケットの製作・打ち上げを通じて原理などを学んだ。

モデルロケット完成後は屋外で打ち上げを実施

●第四小で犯罪被害防止教室
 能代市第四小(高橋直樹校長)で24日、不審者侵入を想定した訓練と犯罪被害防止教室が開かれ、児童と教職員が不審者役を相手に避難や取り押さえる手順を確認したほか、犯罪に巻き込まれないための対処法などを学んだ。

寸劇を通して不審者への対応を学習

(能代市第四小で)

●能代公園にニホンザル?
 能代市の能代公園で23日朝、野生のニホンザルとみられる動物1匹が目撃された。県自然保護課は、食糧を求めて群れから離れた個体の可能性があると指摘。市は、公園内にサルの出没を周知する看板を設置して注意を呼び掛けている。サルは、23日午前8時10分ごろ、市内の男性(74)が公園内を散歩中に目撃。公園内西側にある景林神社の鳥居付近を歩いていたところ、近くでサルとみられる動物1匹と遭遇。遊歩道の北側を数十㍍ほど走り、茂みに姿を消したという。

 

 


 

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