2019年7月

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1日の紙面から

●ジュンサイ沼で白熱戦
 第6回世界じゅんさい摘み採り選手権大会は30日、三種町志戸橋のジュンサイ沼を会場に開かれた。能代山本在住の外国出身者を含め県内外から74人が参加。木舟を慎重に操って同町の特産・ジュンサイを摘み取る速さや作業の正確さを競い、「世界一」の栄冠を目指した。

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特産のジュンサイ摘み取り技術を競った「世界選手権」(三種町志戸橋で)

●洋上風力、漁業心配する声
 八峰町と能代市の沖合で洋上風力発電の事業化を検討している「ジャパン・リニューアブル・エナジー」(JRE、東京)の説明会は30日、同町八森のファガスで開かれた。海岸から見える場所に風車を建設する計画に対し、参加者からは景観や超低周波音、ハタハタなど漁業への影響を心配する声が相次いだ。事業が立ち行かなくなった場合に大型風車が残骸となって残ることを懸念する人もいた。

●能代逸品会が魅力発信
 能代市内の商店主でつくる能代逸品会(工藤誠記会長)の「逸品フェア」は30日、能代市柳町のイオン能代店で開かれた。26店舗がお薦めの商品や料理、サービスを多彩に提供し、来場者たちにそれぞれの魅力を発信した。

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加盟店が自慢のを販売した逸品フェア(イオン能代店で)

●県体バスケ能代工Aが優勝
 第70回県体バスケットボール競技は先月28日から3日間、美郷町総合体育館などで開かれた。高校男子決勝は、能代工Aが秋田西Aに99─38で圧勝し、3年連続59回目の優勝を飾った。

●学童野球、八森が8強入り
 高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球県大会は30日、潟上市の長沼、元木山の両球場で2回戦8試合を行った。能代山本勢は山本郡代表の八森ブルーウェーブが太田東シャイニングスターズ(大仙)を14─3の5回コールドで下した。能代市代表の五小フェニックスは河辺戸島(秋田)に4─11の6回コールドで敗れた。準々決勝と準決勝は、6日に両球場で行われる。八森は午前9時から長沼球場で港北(秋田)と対戦する。全国切符を懸けた決勝は7日午後1時から同球場で行う。

 ▽2回戦(元木山球場)
八 森53411 14
太田東02001 3
(5回コールド)

 ▽2回戦(長沼球場)
河辺戸島042302 11
五  小103000 4
(6回コールド)

●旧能代産廃ボーリング場所確認
 能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターに埋まっている廃油入りドラム缶の掘削・撤去を求めている能代の産廃を考える会など住民5団体は30日、同センターを視察した。県が第2処分場で計画しているボーリング調査の実施地点を確認し、南端3地点から着手することを申し入れた。

●八竜幼稚園で60周年コンサート
 三種町鵜川の八竜幼稚園(見上岳也園長)で先月29日、創立60周年を記念してコンサートが開かれた。東京都出身のシンガー、おおたか静流さんが大勢の来場者を魅了したほか、夏祭りも同時開催され、飲食やゲームなどの屋台村がにぎわいを見せた。

盛り上がりを見せたおおたか静流さんのライブ(八竜幼稚園で)

●能代工高に実習工具を寄贈
 能代市浜通町の能代電設工業と秋田銀行能代支店はこのほど、能代工高に実習で使うドローン操縦用のダブルレシーバーや圧着工具10本、Gロックメジャー3台(計10万円相当)を寄贈した。秋銀の「CSR私募債」の取り組みの一環。私募債を発行すると、同行が発行手数料の一部を拠出して、発行企業が希望する学校や施設などへ寄贈を行う仕組み。今回は、能代電設工業が4月に発行した私募債の手数料を活用した。

2日の紙面から

●学校給食に特産ジュンサイ料理
 三種町は「じゅんさいの日」の1日、町内の小中学校の給食でジュンサイメニューを提供した。定番のジュンサイ汁と、ジュンサイあんをかけたハンバーグの2品で、児童生徒が各教室で楽しく食べ、生産量日本一を誇る特産のおいしさを改めて感じ取った。

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ジュンサイの給食を味わう子どもたち(森岳小で)

●「柳町通り」路線価21年連続下落
 仙台国税局は1日、令和元年分の路線価を発表した。能代税務署管内の最高路線価格は能代市柳町の「柳町通り」で、価格は1平方㍍当たり2万1千円。前年より1千円(4・5%)下落した。同国税局管内52税務署の最高路線価の中で、価格は湯沢などと並んで最下位。県内8署の最高路線価は秋田南署が前年から上昇し、能代など4署が下落、ほか3署は横ばいだった。

●大森グループ、アワビ蓄養に参入
 大森建設(本店・八峰町八森、大森三四郎代表取締役社長)は、グループ企業として近く新会社を設立し、アワビの生産・販売事業への新規参入を計画している。同町の岩館漁港を拠点に8月の事業開始を目指している。一定程度育った稚貝を仕入れて水槽で生育・出荷する「畜養」から取り掛かり、将来的には稚貝をふ化させて育てる「養殖」も実現させたい考え。町内では、5月下旬に「白神あわび」の名称でアワビを販売していた日本白神水産が経営悪化により事業を停止しており、大森社長は「アワビの里というイメージが高まってきた八峰町で継続してアワビを育て、地域活性化につなげていきたい」と話している。

●市民プラザ、木工品市場運営再開
 能代市が同市元町のJR能代駅前に開設する「市民プラザ」と「のしろ木工品市場」は1日、3カ月間の休止を経て運営を再開した。市民プラザはNPO法人eナビステーションりあん(越後康一理事長)、木工品市場は能代木材産業連合会(越後春彦会長)が新たに運営を受託。それぞれの団体の特色を生かし、中心市街地のにぎわい創出と、市民の交流促進を目指す。

i01p02市民プラザ再開1

100㌅スクリーンを新設するなど、交流拠点としての機能強化を図った市民プラザ

●バスケ能代工は2回戦から登場
 鹿児島県薩摩川内市などで28日に始まる全国高校総体(インターハイ)バスケットボール競技の組み合わせが決まった。本県男子代表の能代工は2回戦から登場し、29日午後3時から豊浦(山口)と法政大二(神奈川)の勝者と対戦する。男子は53校が出場し、薩摩川内市総合運動公園総合体育館(サンアリーナせんだい)など3会場でトーナメントを行う。28日から8月2日までの6日間にわたり競技を実施。28日に1回戦、29日に2回戦、30日に3回戦、31日に準々決勝、8月1日に準決勝、2日に決勝を行う。

●アユ釣り解禁、久々の魚信楽しむ
 県内各地の河川で1日、アユ釣りが解禁された。米代川本流や藤琴川など絶好のスポットが多い能代山本地域でも、この日を待ちわびた愛好者たちが久々の魚信を楽しんだ。藤里町の藤琴川や粕毛川沿いには、県内外各地のナンバーの車が止まり、太公望たちが中州などで竿(さお)を振っていた。約10年前から毎年同町を訪れている東京都の会社役員、柏木章秀さん(60)は午前6時ごろに粕毛川で釣りをスタート。約4時間で30匹以上を釣り上げ、中には20㌢近くの「良型」もあったという。

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アユ釣りが解禁され、能代山本各地の河川には太公望が繰り出した(藤里町の粕毛川で)

●社会を明るくする運動スタート
 法務省主唱の第69回「社会を明るくする運動」強調月間(7月)に合わせた内閣総理大臣メッセージ伝達式は1日、能代市役所の旧議事堂で行われ、参加者約110人が犯罪や非行を防止するとともに、犯罪を犯した人の更生を支える地域づくりに向けて誓いを新たにした。

明るい地域社会の実現に向け、誓いを新たにした関係機関・団体(能代市役所で)

●日吉神社祭典の安全を祈願
 今月下旬の日吉神社祭典に向け、能代市清助町の日吉神社御旅所などで1日、清祓(きよめばらい)祭が行われ、同神社の総代や当番町の万町組の関係者が祭典が成功を祈った。祭典は、同市御指南町にある現在の同神社から御神体が神輿(みこし)に担がれ、かつて祭神が祭られていた御旅所に里帰りする行事で、350年もの歴史がある伝統行事。清祓祭には、総代や万町組の関係者ら11人が参列した。祭典は25日が当番町祭り、26日が宵祭り、27日が本祭りで神輿が練り歩く。

3日の紙面から

●七夕シーズンへ笛の練習
 能代市の七夕シーズンに向け1日、同市上町のけやき公園で能代七夕正流会(佐々木芳十三会長)主催の「七夕笛講習会」が始まった。参加した子どもたちは会員から指の動かし方を教わり、技術向上に励んだ。講習会は多くの地域住民に七夕の笛に親しんでもらい、演奏者を育成しようと毎年この時期に実施している。今年は31日までの毎週月・水・土曜日午後6時から同公園を主会場に行う(土曜日は午後6時30分から市役所さくら庭へ移動)。

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太鼓に合わせて七夕の笛の練習に励む参加者(能代市上町のけやき公園で)

●国の行方問い あす公示/参院選
 第25回参院選は、あす4日に公示される。秋田選挙区(改選数1)には、再選を目指す自民党現職の中泉松司氏(40)、野党4党の統一候補となる無所属新人の寺田静氏(44)、諸派新人の石岡隆治氏(45)が立候補を予定している。発足から6年半が経過した第2次安倍政権の評価、憲法改正や消費税増税の是非、秋田市に配備が計画されている「イージス・アショア」への対応などを争点に、自民現職に対し野党共闘の新人が挑む事実上の一騎打ちが確定的だ。投開票は21日。

●古木に淡黄色の彩り
 八峰町峰浜坂形字強坂の長泉寺(柳川宣史住職)で、樹齢400年以上とされるシナノキが花を咲かせた。高さ約8㍍の大木を淡黄色のかわいらしい花が彩り、地域住民の目を楽しませている。シナノキは、境内の一角にある。柳川住職(72)によると、天正年間(1573~1592年)とされる同寺の開山当初からあったと伝えられている。幹回りは約6㍍にも及び、町指定天然記念物にもなっている。

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樹齢400年以上とされるシナノキの花が見頃を迎えている(八峰町峰浜の長泉寺で)

●小中学生が「能代工業」でバスケ
 能代市内の小中学生が能代工高バスケットボール部員から技術を学ぶ今年度の「工業でバスケ」が1日、同校で始まり、子どもたちが先輩の胸を借りてパスやドリブルの練習に汗を流し、レベルアップを目指した。

能代工高バスケ部員と練習に取り組む小学生たち(同校体育館で)

●死亡事故ゼロ6500日を表彰
 先月12日に交通死亡事故ゼロ6500日を達成した藤里町に2日、知事表彰と県警本部長顕彰が伝達された。町役場で行われた伝達式で佐々木町長は「関係機関と連携を図りながら、事故・違反のない安心・安全なまちづくりに取り組んでいく」と述べ、「交通安全の町」の継続を誓った。

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交通死亡事故ゼロ6500日を達成し、知事表彰と警本部長顕彰を受ける佐々木町長

●創立140周年を祝い集会/第四小
 能代市第四小(髙橋直樹校長)で1日、創立140周年記念集会が開かれた。児童会が中心となって企画した行事で、長年の歴史を振り返ったり、校舎内を巡って問題を探すクイズや全校呼び掛けなどを展開し、全校児童が140周年の節目を祝った。

全校児童が大きな声で呼び掛けを発表した創立140周年記念集会

●夏休みに記者体験講座
 能代市山本郡の小学生を対象にした体験講座「新聞記者になってみよう!」は、8月10日に開かれる。東北電力能代火力発電所(同市大森山)を見学し、取材したり記事を書いたりする新聞制作を体験する講座で、見聞きし知るわくわくした気持ちで夏休みの一日を過ごし、自由研究にも生かしてもらおうと、初めて夏季休業中に開く。参加者を募集している。応募、問い合わせ先は北羽新報社新聞記者になってみよう係(〒016─0891能代市西通町3─2、hokuupost@hokuu.jp、☎0185・54・3150)。

●クマ目撃相次ぎ注意喚起
 能代市は2日、クマの目撃が相次いだ同市二ツ井町の5地区で防災行政無線を使い注意を呼び掛けた。5日まで防災行政無線を利用して注意喚起する。

4日の紙面から

●八竜で露地栽培メロン収穫
 三種町八竜地域で、露地栽培のメロンの収穫が始まった。甘い果実を心待ちにしている消費者のため、農家が収穫や箱詰めの作業に汗を流している。JA秋田やまもとによると、露地物の集荷は今月中旬にピークを迎える見込みで、直売所などもメロン目当ての住民でにぎわうようになり、地域はメロンフィーバーの様相を見せる。

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露地栽培のメロンを箱詰めする農家

(三種町芦崎で)

●参院選「夏の陣」きょう公示
 令和に入って初の国政選挙となる第25回参院選は、きょう4日公示される。秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職に対し、野党4党から支援を受ける無所属新人、諸派新人が挑む構図が確定的で、事実上の与野党対決が繰り広げられる。各陣営は県庁で立候補の届け出を済ませた後、秋田市内で第一声を上げるなどして17日間の舌戦をスタートさせる。投票は21日で、即日開票される。

●旧能代産廃10地点ボーリング
 能代産業廃棄物処理センター環境対策協議会(委員長・高橋修県生活環境部長)は3日、能代市浅内自治会館で開かれた。第2処分場内に残存する廃油入りドラム缶が埋まっている範囲を確認するためのボーリング調査について、県は9日に現場での作業を開始すると説明した。ボーリング調査は10地点のうち処分場南端の3地点から着手する方針で、8月中の終了を見込んでいる。調査結果を踏まえ、来年度の掘削工事に向けた実施設計も進める。

●藤里町議会の町民会議始まる
 藤里町議会が議会改革の一環で開催している「町民会議」は2日夜、町内で始まった。初日は同町藤琴の町総合開発センターで開かれ、町議と住民が町政課題や住民生活で感じる問題などで意見交換した。今年度から義務教育学校の整備が具体的に進むことに関連し、中学校校舎とその跡地の活用などに意見が出され、「計画の進ちょくに合わせて利活用の構想を示していかなければならない」などとした。会議は5日まで全7会場で開かれる。

●柳町商店街に七夕ムード
 能代市の柳町女性会(大谷直子会長)は3日、柳町商店街に笹(ささ)飾りを設置した。地元の子どもたちや買い物客の願い事を書いた短冊がつるされ、七夕ムードを演出している。7日まで。

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笹飾りが七夕ムードを演出

(能代市柳町商店街で)

●統合校スクールバスは4方面
 能代市の朴瀬、竹生、常盤の3小学校が来年4月に向能代小へ統合することに伴い、4校の校長や教職員、PTA役員らによる第4回統合準備委員会が2日夜、向能代小で開かれた。10月から11月にかけて各校で行われる閉校記念式典までのスケジュールやスクールバスの時刻表について確認し、スムーズな統合に向けて意見を交わした。スクールバスの運行については各校や保護者、地域住民からの意見を踏まえ、▽常盤(大柄)▽常盤・朴瀬▽常盤(国見)・旧日影小学校区▽竹生──の4方面を設定。常盤(大柄)と常盤(国見)・旧日影小方面はそれぞれ常盤小と向能代小で運用するスクールバスを活用し、残りの2方面は28人乗りのマイクロバスを新たに購入し、運行に充てる。

●JA白神「ねぎガール」発足計画
 JAあきた白神の白神ねぎ20億円販売達成プロジェクトチームは、新たな広報活動隊「白神ねぎガール」の発足を計画している。知名度向上戦略の一環で、白神ねぎのイメージアップと、生産に携わる女性のネットワーク構築を図る。キャンペーンなどの活動を予定しており、年齢を問わず担い手の妻などに声を掛けて今年中にも2人ほど選出したい考え。

●松陽高に米国から3人の留学生
 能代松陽高(高橋哲校長)に米国からの留学生3人が仲間入りし、日本の文化や生活に触れながら、学校生活を過ごしている。3人は8月上旬まで滞在する予定。留学しているのはグラント・フォーリー君(16)=ケンタッキー州=、アメリア・フランキーンさん(16)=ニューヨーク州=、キラ・ジャクソンさん(16)=カンザス州=の3人。国際交流団体「YFU」を通して先月27日に来日し、能代市内や男鹿市から通学する生徒の自宅にホームステイしながら、同校に通っている。

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能代松陽高に留学中のフランキーンさん、フォーリー君、ジャクソンさん(右から)

5日の紙面から

●ひと足早く七夕の雰囲気楽しむ
 能代市清助町の愛慈幼稚園(相澤孝子園長)で4日、七夕集会が開かれ、園児らは織り姫と彦星に関する話を聞くなどしたほか、ホールには短冊がつるされたササ飾りも設置され、ひと足早く七夕の雰囲気を味わった。

ホールにはササ飾りが設置され、七夕の雰囲気を演出(愛慈幼稚園で)

●参院選秋田、現職と新人2人出馬
 第25回参院選は4日、公示された。秋田選挙区(改選数1)には届け出順に自民党現職で公明党が推薦する中泉松司(40)、野党統一候補で無所属新人の寺田静(44)、政治団体・NHKから国民を守る党新人の石岡隆治(45)の3氏が立候補を届け出た。中泉、寺田の主要2候補はそれぞれ秋田市内で第一声を上げ、選挙戦に臨む決意を述べた。発足から6年半を経過した第2次安倍政権の評価や憲法改正、消費税増税の是非、秋田市に配備が計画される迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」への対応などが争点となる。投開票は21日。

●能代地区専門系統合高校の名称募集
 県教育庁は4日、能代工高と能代西高による「能代地区専門系統合校」の校名募集要項を発表した。募集期間は16日から9月17日。年度内に県教育庁で候補となる校名を選定して公表し、来年6月県議会で正式決定する。応募方法は郵便はがきか電子メールで、1通につき一つの校名を記載。校名に使用する文字に制限はないが、ひらがな、カタカナ以外にはふりがなが必要。校名を選んだ理由、応募者の住所、名前、年齢、電話番号も書く。応募、問い合わせ先は〒016─0896 能代市盤若町3─1 能代工高内 能代地区専門系統合校開設準備室(0185・52・4148)。Eメールアドレスはtougou-noshiro@mail2.pref.akita.jp

●「三種風力発電所」の竣工を祝う
 風力発電事業を手掛ける「ウインドステーション三種合同会社」(三種町、中島等職務執行者)が同町浜田地区の海岸部に大型風車3基を建設した「三種風力発電所」の竣工式が4日、同町のゆめろんで行われ、関係者約50人で完成を祝った。平成29年11月に着工し、昨年11月に3基の据え付けを終えた。12月から試運転し、今年5月から東北電力に売電している。

●サンドクラフト会場設営が本格化
 三種町の釜谷浜海水浴場で、27、28の両日行われるサンドクラフトに向けた会場設営が本格化している。業者が重機を使い、砂像の土台作りや型枠の設置などを進めており、13日から砂像制作に入る。今年のサンドクラフトはテーマを「Renew~更新~」に設定。能代市出身の砂像彫刻家、保坂俊彦さん(東京都)が手掛けるメインの特別砂像(幅5㍍、奥行き4㍍、高さ3㍍)をはじめ、昨年並みの大小37基が展示される計画。

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サンドクラフトの会場設営が急ピッチで進む

●能代の日本語教育に理解深める
 昭和女子大現代ビジネス研究所の研究員で、文化庁の文化審議会国語分科会日本語教育小委員会で委員を務める大木義徳さん(51)=東京都=が4日、能代山本で30年近くにわたって外国出身者への日本語指導に取り組んでいるのしろ日本語学習会(北川裕子代表)を視察し、外国出身者への日本語教育の在り方について理解を深めた。

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日本語教育の先進事例を視察した大木さん(中央)

●あすから全国高校軟式野球県大会
 第64回全国高校軟式野球選手権県大会は、6、7の両日、秋田市の八橋球場で開かれる。能代が初日の1回戦に登場し、午前10時から本荘と対戦。春季県大会を制した第1シードの能代工は、その勝者と最終日の同10時から北東北大会出場を懸けた代表決定戦を行う。

●ニホンジカ、二ツ井に「ねぐら」か
 白神山地世界遺産地域科学委員会は3日、秋田市の東北森林管理局で開かれた。会議の中で県は、白神山地への侵入が確認されているニホンジカの捕獲につなげる新たな対策として、ニホンジカの「ねぐら」とみられる場所を発見した能代市二ツ井町富根地区に監視カメラを集中設置して生息状況を調べるとともに、周辺で囲いわなと猟銃による捕獲に取り組むことを明らかにした。

 


 

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