2019年8月

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1日の紙面から

●梅雨明け、夏本番へ
 仙台管区気象台は31日、能代山本を含む東北北部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より3日、昨年より12日遅い。今後は真夏日が続く予報となっており、能代山本は炎天の季節に突入する。秋田地方気象台によると、能代山本はこの日午前、高気圧に覆われた影響で晴れ間がのぞいた。気温はぐんぐん上昇、能代市の最高気温は平年より2・8度高い31・4度(午後0時55分)で真夏日となった。

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暑さの中で元気にプール遊びをする児童(能代市渟西小で)

●JAが生産拡大の農家支援
 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)は、園芸品目の生産拡大をきめ細やかに支援しようと、来年度から新たな助成を開始する方針だ。県や町の事業を活用して販売額を300万円以上伸ばそうとする農家に助成し、機械・設備導入に掛かる自己負担を大幅に抑えるもので、生産拡大に意欲的な農家を後押しする。財源には同JA独自の積立金を活用。能代市でこのほど開かれた生産部会連絡協議会で説明、米森組合長は「JAが今の規模だからこそできる。生産拡大に向かう生産者を育てたい」と意欲を示した。

●能代工、バスケ4強ならず
 全国高校総体「南部九州インターハイ」は31日、鹿児島県など4県で11競技を行った。バスケットボール男子の能代工は準々決勝で前年優勝の開志国際(新潟)と対戦、留学生を擁し高さのある相手に対し食い下がったものの58─83で敗れ、4強入りはならなかった。

●能代「明石」へ王手
 第64回全国高校軟式野球選手権北東北大会は31日、秋田市のこまちスタジアムで開幕し、1回戦2試合を行った。大会には北東北3県から4校(開催県・秋田は2校)が出場、優勝校は全国選手権大会(24~29日・兵庫県の明石公園第1野球場など)の出場権を獲得する。本県代表の能代は1回戦で弘前工(青森)と対戦し、9─2の7回コールド勝ち。1日午前10時からの決勝で、全国選手権大会を懸け、秋田工と対戦する。

 ▽1回戦(こまちスタジアム)
弘前工1000100 2
能 代303012X 9
(7回コールド)

●本県、学テトップクラス維持
 県教育委員会は31日、今年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。本県の平均正答率は、小学6年生が国語で全国1位、算数で2位を獲得。中学3年生は国語が1位、数学が2位で、初実施の英語は7位だった。今回も全国トップクラスの学力を維持したことについて県教委は、「児童生徒が望ましい生活習慣、学習習慣を身に付けていることや、学校、家庭、地域が連携した、本県の優れた教育環境によるものが大きい」と受け止めている。

●こども七夕 あす運行
 第57回こども七夕は、2日夜に能代市中心部の国道101号で行われる。アニメやゲームのキャラクターなどを題材にした24基の小若灯籠を、子どもたちとその保護者らが元気いっぱいに運行し、能代の七夕ウイークの幕開けを飾る。

●防災ヘリを使い訓練
 能代山本広域市町村圏組合消防本部と県消防防災航空隊による合同訓練が31日、八峰町峰浜田中の田中ミニ公園で行われた。県防災ヘリ「なまはげ」を活用して低空ホバリングによる隊員の投入やホイスト(電動式のつり上げ装置)を使った上空からの降下などに取り組み、有事に備えて連携を深めた。

県防災ヘリを使った合同訓練を実施

●高校生が一日看護師体験
 県看護協会能代・山本地区支部(日沼ゆかり地区支部長)の「一日看護体験」は31日、能代市内の3病院で行われ、白衣に着替えた高校生は、病棟実習を通して、看護師の仕事やケアの心に触れた。保健婦助産婦看護婦法制定(昭和23年7月30日)を記念し、看護への理解を図ることなどを目的に、高校1年生を対象に毎年実施。今年は、能代19人、能代松陽3人、能代西2人の合わせて24人が申し込み、能代厚生医療センター、ジェイコー秋田病院、能代山本医師会病院の3カ所に分かれて実習に臨んだ。

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新生児の世話や健康管理を体験する高校生たち(能代厚生医療センターで)

2日の紙面から

●みこし 滝つぼで乱舞
 「みこしの滝浴び」で知られる八峰町八森の白瀑神社例大祭が1日行われた。炎天下、白装束姿の男衆がみこしを担いで町内を練り歩いた後、同神社裏手の滝つぼに入る勇壮な姿を披露した。涼感たっぷりの伝統行事を一目見ようと大勢の見物客が足を運んだ。同神社の祭典は7月31日が宵祭り、8月1日が本祭り。最後を飾るみこしの滝浴びは、戦前、町内を練り歩いた若衆が暑さのあまりみこしを担いだまま滝つぼに飛び込んだのが始まりとされる。

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白装束姿の男衆がみこしを乱舞させた「みこしの滝浴び」(八峰町八森の白瀑神社で)

●能代が「明石」へ/高校軟式野球
 第64回全国高校軟式野球選手権北東北大会は1日、秋田市のこまちスタジアムで決勝を行った。能代は秋田工との県勢対決を5─4で制し、2年連続で全国選手権大会(24〜29日・兵庫県明石市など)の出場を決めた。能代の全国出場は通算19回目。平成22年の第55回大会以来、3度目となる頂点を目指す。

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2年連続の優勝を飾り、歓喜に沸く能代の選手たち(秋田市のこまちスタジアムで)

●役七夕の運行安全を祈願
 能代市の伝統行事・役七夕(6、7日)を控え、今夏当番の清助町組が1日、同市御指南町の日吉神社で運行の安全を祈願した。清助町組は、町組のリーダー格の親丁・清若、枝丁の馬若、御若で構成。前回の平成26年は、馬若と御若が合同若で加勢、同11年以来15年ぶりに清若と合わせて2基の灯籠を運行したが、今夏は馬若、御若ともに運行を断念したため、清若のみの1基となる。

●あすホコ天ふるさとまつり
 第43回歩行者天国ふるさとまつりは、3日午後3時から藤里町藤琴の町役場前特設ステージで行われる。子どもたちの遊戯や吹奏楽演奏、ものまねタレントによるライブ、大抽選会などが繰り広げられる。町商工会青年部と同女性部の主催。当日は町役場前のメインストリートを歩行者天国とし、午後2時から10時までの間、藤里タクシー前から浅利商店までを車両通行止めとする。

●三種町、プレミア商品券販売
 三種町商工会(嶋田博光会長)は1日、プレミアム付商品券の販売を開始した。地元の店でお得に買い物を楽しもうと、初日から多くの住民が買い求めた。地元消費の喚起や消費者の生活支援を目的に実施している。額面1千円の商品券11枚1セットを1万円で販売。販売額は1億5千万円で、1万5千セットを販売する。加盟店は185店舗で産地直売所やスーパー、酒店、ホームセンター、タクシー、工務店、衣料品店、温泉施設、美容室など幅広い事業所で利用できる。

●東北中学体操、能代二女子V
 第48回東北中学校体操競技選手権大会は8月1日まで2日間、福島県郡山市の郡山総合体育館で開かれた。女子団体で能代二が優勝し、全国大会(22~24日・京都府の向日市民体育館)への出場権を得た。

●「天空の不夜城」あすから
 能代七夕「天空の不夜城」は3、4の両日、能代市中心部の国道101号で運行される。高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)と高さ5丈8尺(約17・6㍍)の「嘉六(かろく)」をはじめ、能代若、小若灯籠など計7基が練り歩く。灯籠の引き手や笛、太鼓の奏者など2日間で延べ約1300人のスタッフとボランティアが参加して運行を担う。

●高卒求人、提出事業所が増加
 ハローワーク(職安)能代は1日、来春高校卒業予定者を対象とした求人受理状況(6月末現在)を公表した。求人数は266人で前年同期より35人減ったが、提出事業所は82と同比2増。人手不足を背景に事業所の採用意欲は高く、県内就職希望者に対する求人倍率は2・49倍と同比0・02㌽上昇した。

3日の紙面から

●こども七夕 灯籠24基威勢よく
 能代の「七夕ウイーク」の幕開けを告げる「第57回こども七夕」は2日夜、能代市中心部の国道101号で行われた。アニメやテレビ番組の人気キャラクターなどをかたどった24基の小若灯籠がずらりと並び、引き手の子どもたちが「わっしょい、わっしょい」と元気な声を響かせた。

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小若灯籠を引く子どもたちが「わっしょい、わっしょい」と元気な声を響かせた

(能代市の国道101号で)

●入院の医療提供体制を共有
 今年度第1回能代・山本地域医療構想調整会議は先月30日、能代市御指南町の県山本地域振興局福祉環境部会議室で開かれた。同構想は2025年を見据え、必要量に見合った病床機能の見直しや削減が必要としており、医療機関の委員は各病院で実施済み、あるいは検討中の病床の機能変更や削減を報告、出席者は地域における入院の医療提供体制の動向や方向性を共有した。一方、現状は「ゼロ」の高度急性期病床の整備の在り方、外来医療を担う常勤医がいない地域の医師確保対策でも意見を交換した。

●ミニバス、八竜男子堂々の3位
 第32回県ミニバスケットボール夏季大会は最終日の2日、男女の準決勝と決勝を行った。能代山本勢は男子の八竜MBCが準決勝で旭コンドルズ(横手市)と対戦、終盤に失点を重ねて43─53で敗れ、3位の成績だった。

●太良鉱山の往時しのび供養
 昭和33年に閉山した藤里町藤琴の太良鉱山にゆかりのある人たちが2日、同鉱山共同墓地を訪れ、墓地周辺の雑草を刈り払ったほか、供物をささげて町発展のために尽くした先人の霊を供養した。太良鉱山は江戸時代から明治、大正にかけて栄え、第2次世界大戦後も亜鉛や銅などを産出。昭和33年の水害で鉱山を運ぶ森林軌道が壊滅的な被害を受け、同年10月に閉山した。

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香煙たなびく中、共同墓地に向かって静かに合掌(藤里町で)

●不夜城出発前に躍動のダンス
 能代七夕「天空の不夜城」で、能代ミュージカル・キッズと首都圏を拠点に活動する劇団「じっぽん─Jippon─」が共演する。3日の音頭上げ前に、躍動的なダンスでイベントを盛り上げるとともに、風の松原に植林した先人の思いや松原継承への危機感を発信。キッズメンバーは本番へ向け熱心に練習し、完成度を高めている。

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本番に向け練習するミュージカル・キッズのメンバー

●白神山地核心地域にニホンジカ
 白神山地世界遺産地域連絡会議は2日、白神山地の青森県側の世界自然遺産核心地域で7月に雄のニホンジカ1頭を確認したと発表した。遺産地域内でニホンジカの姿が確認されたのは4件目(うち本県側1件)で、関係機関はニホンジカ対策を進める上で、引き続き住民からの目撃情報の提供を呼び掛けている。

●柳町に手作りライブハウス
 能代市柳町の空き店舗を若手有志らでリノベーションしたライブハウスが完成し、1日にオープンした。バンド仲間の呼び掛けで20~30代の男女約10人がボランティアで作業に携わり、内装や音響設置、レイアウトなどを手掛けた。高校生にも使ってもらおうと利用料を安く設定。バンド演奏だけでなく、落語の公演やお笑いライブなどさまざまなイベントを仕掛け、若者文化の発信拠点を目指す。

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1日に開業した「Gigs&Bar Witch」

●能代山本に食中毒警報発令
 能代山本食品衛生協会は2日、今季初の食中毒警報を発令した。高温多湿の日が続くことが予想され、飲食店や小売店だけでなく、一般家庭にも食品の取り扱いに注意を呼び掛けている。

4日の紙面から

●極彩色の大灯籠 街染める
 高さ日本一の城郭灯籠が夏の夜空を彩る能代七夕「天空の不夜城」は3日、能代市中心部の国道101号で開幕した。高さ24・1㍍の「愛季(ちかすえ)」と、5丈8尺(約17・6㍍)の「嘉六(かろく)」が色鮮やかな歴史絵巻を浮かび上がらせた。運行にはスタッフとボランティア合わせて約700人が参加。市内外から観客が訪れ、七夕ばやしが響く街を熱気に包んだ。

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天空の不夜城の大型灯籠「愛季」(左)と「嘉六」が交差点で共演、観客の注目が集まる(能代市の国道101号柳町新道交差点で)

●大きさ美しさに感嘆
 7年目の運行を迎えた能代七夕「天空の不夜城」。開幕した3日は、能代市中心部の国道101号を高さ日本一の城郭灯籠「愛季」、1世紀の時を経て〝復活〟した大型灯籠「嘉六」をはじめ7基の灯籠が練り歩き、市内外から訪れた観客を楽しませた。

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高さ日本一の城郭灯籠「愛季」を見上げ、歓声を上げる観客(能代市のイオン能代店前で)

●八峰であわびの里づくり祭り
 八峰町の白神八峰商工会(大森三四郎会長)主催の「あわびの里づくり祭り」が3日、同町八森岩館の岩館漁港を会場に開催された。県内外から過去最多の約660人が参加し、アワビの稚貝を放流したほか、地元で水揚げされた魚介のバーベキューを満喫。漁業の振興や環境保全にも関心を寄せる機会となった。

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アワビの稚貝を放流する参加者

(八峰町の岩館漁港近くで)

●中学生が高校生活を体験
 中学生の進路選択の参考にしてもらおうと能代市内の高校で体験入学が始まった。先月31日は能代(山田浩充校長)で行われ、参加した中学生が授業などを体験して半年後に控えた高校生活に思いをはせた。体験入学は能代を皮切りに、1日に能代西で行われたほか、19日に能代工、20日に能代松陽、22日に二ツ井で計画されている。

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中学生たちが高校の日本史の授業を体験

(能代高で)

●能代工VS中国チーム対戦へ
 能代工高と中国の高校生チームによる日中友好バスケットボール国際親善試合は、10日、秋田市の県立体育館で行われる。当日は午後4時開場、午後6時試合開始。入場は無料で、座席は先着順。運営を担うプルオクト(東京都千代田区)の伊藤雪乃代表取締役が1日、県庁で会見を開き、概要を発表した。

●郡市席書作品展が始まる
 能代山本教育研究会書写部会の第61回郡市席書大会作品展示会は3日、能代市文化会館中ホールで始まり、児童生徒が書き上げた力作を見ようと多くの家族連れが訪れた。大会には、能代山本の小中学校から毛筆の半紙と条幅、硬筆合わせて2139点が出品。先月24日の審査会で学年ごとに金、銀、銅の各賞や優秀賞などを選考した。会場ではパネルに金、銀、優秀賞を掲示し、銅、優良賞をバインダーへのとじ込みで展示した。

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児童生徒の力作が並んだ作品展示会

(能代市文化会館中ホールで)

●県小学校クラブ野球組み合わせ
 第50回県小学校クラブ野球記念大会は、15日から4日間の日程で秋田市の八橋球場で開かれる。組み合わせ抽選会が1日、同市で行われ、出場16チームの対戦相手が決まった。能代地区代表の渟西小野球クラブは浅舞野球クラブ(横手地区)16日午後0時30分から、山本地区代表の山本ビクトリーズは牛島野球クラブ(秋田市地区第1)15日午前9時から1回戦で顔を合わせる。

●秋田杉の里をPR
 秋田杉の里二ツ井まつりは3日、能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで始まった。地元産秋田杉の木工品の販売や木工体験など、秋田杉を材料にしたさまざまコーナーが設置され、東北の夏祭りを巡るツアー途中に立ち寄った観光客らが秋田杉の本場ならではのイベントを楽しんでいた。4日まで。

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多彩な木工品を紹介して来場者に木の魅力をアピールした秋田杉の里二ツ井まつり

 

5日の紙面から

●天空の不夜城 7年目の運行終える
 能代七夕「天空の不夜城」は最終日の4日、能代市中心部の国道101号(市役所前交差点─通町交差点)で運行された。高さ日本一の城郭灯籠「愛季(ちかすえ)」(24・1㍍)と、明治期まで運行された灯籠を復活させた5丈8尺の「嘉六(かろく)」(約17・6㍍)が七夕ばやしに乗せて練り歩き、夏の夜を彩った。2日間で延べ1300人以上のスタッフ、ボランティアが運行に参加した。

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灯籠の色鮮やかな絵柄が夕闇に浮かび上がり、観客の目を楽しませた(能代市の国道101号で)

●〝愛季小説〟の著者・鳴神さん来能
 能代市檜山を居城とした戦国武将、安東愛季を描いた歴史小説「斗星、北天にあり」(徳間書店)の著者、鳴神響一さん(56)=神奈川県茅ケ崎市=が3、4の両日、能代市を訪れた。能代の歴史を題材とした「斗星──」に地域の関心は高く、昨年11月の刊行以来、多くの市民に読まれている。鳴神さんは「喜びというほかない」と語った。3日は、高さ日本一の城郭灯籠「愛季」が街を練る能代七夕「天空の不夜城」にも参加した。

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大型灯籠「愛季」に乗車した鳴神さん(3日、能代市の国道101号で)

●あすから伝統の「能代役七夕」
 能代伝統「役七夕」の今年の当番町を務める清助町組の清若は4日、シャチ灯籠に墨で目玉を書く「入魂式」を行い、関係者が6、7の両日に迫った本番に向けて気持ちを引き締めた。清助町組は、町組のリーダー格の親丁・清若、枝丁の馬若、御若の3若で構成。今夏は馬若、御若とも人手不足などから運行を断念したため、清若が単独で役七夕に臨む。運行計画によると、6日は清若会所前で午後1時30分から出発式を行った後、自丁廻丁をし、3時30分から市街地へ運行。4時5分に市役所に着き、その後はJR五能線沿いに向かい、日吉町内で大休止。5時40分に再び出発し、畠町や風の松原通り、国道101号を経て7時15分から柳町のプラザ都前で太鼓のそろい打ちをする。その後、たっぺの坂越えをして、清若会所に戻る。

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直前に迫った運行に向け、清若が入魂式

●ふるさとまつり、商店街活気づく
 藤里町の第43回歩行者天国ふるさとまつりは3日、同町藤琴の中心商店街で開かれた。遊戯や吹奏楽演奏、ものまねライブなど多彩なステージが繰り広げられたほか、屋台村も軒を連ね、町民らで活気づいた。

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藤里幼稚園の遊戯で幕開けしたステージイベント

●苗床シイタケ販売額10億円達成を
 JA秋田やまもとや関係機関による「しいたけ10億円販売達成プロジェクト会議」は先月30日、八峰町峰浜塙の同JA八峰支店で開かれ、10億円達成に向けた取り組みを協議した。同町内の3経営体が菌床シイタケの団地化に取り組み、今年度と来年度の2カ年かけて栽培棟などを整備し、販売額を現状から1億1千万円余り伸ばす計画を同JAが報告。それでも10億円にはまだ1億円ほど届かない見込みなため、町が研修生を募るなどして新規栽培者の確保に取り組むとした。

●戸松ダンス 本番迫り稽古に熱
 能代市元町の戸松くみ子ダンススタジオの能代、二ツ井、鷹巣の3教室合同の発表会は、10日午後6時から市文化会館大ホールで開かれる。本番が迫り、出演する生徒たちは大舞台で美しい踊りを披露しようと、日々の稽古に打ち込んでいる。公演当日の開場は午後5時30分。また本番に先立って、午後1時から観覧無料の公開リハーサルを行う予定。チケットは1千円(前売り券はプログラム付き)。各教室や同会館で取り扱っている。問い合わせは戸松さん(☎0185・52・1820)へ。

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10日の本番に向けて通し稽古に励む出演者たち

(能代市文化会館大ホールで)

●あすから「原爆と人間」パネル展
 能代市主催の「原爆と人間」パネル展と、原水爆禁止能代・山本協議会による「高校生が描いた原爆の絵の展示」は、6日から市役所大会議室(旧議事堂)と市民ギャラリーで開かれる。会期は13日まで。時間は午前8時30分~午後5時。

●能代軟式、今畠前監督が激励
 能代高軟式野球部前監督の今畠寿樹さん(44)=大館鳳鳴高教諭=が4日、能代市高塙の能代高軟式野球場を訪れ、第64回全国高校軟式野球選手権大会(24〜29日・兵庫県明石市ほか)に出場するナインを激励した。選手らは今畠さんに北東北大会優勝を報告し、「秋と春は負けたけれど、明石で活躍して恩返しします」「全国大会で優勝してきます」などと明石での健闘を誓った。

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能代高軟式野球部前監督の今畠さんが全国大会に臨むナインを激励


 

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